JP5478425B2 - 袖扉連動防火防煙シャッター - Google Patents

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本発明は、袖扉連動防火防煙シャッターに関するものである。
シャッターカーテンと、戸先側端部にガイド溝を備えた袖扉とで、防火区画部位を閉鎖する袖扉連動防火防煙シャッターが知られている。袖扉は、典型的には、側壁に対して平行に延びる収納姿勢と、側壁に対して垂直に延びる姿勢、すなわち、開口部の幅方向に延びる閉鎖姿勢、との間で回動可能となっている。袖扉は通常時には収納姿勢にあって側壁に形成した収納部に収納されており、火災時に収納姿勢から回動して閉鎖姿勢となり、閉鎖姿勢袖扉の戸先側のガイド溝が降下するシャッターカーテンの一端を案内するようになっている。
このような袖扉連動防火防煙シャッターでは、閉鎖姿勢まで回動した袖扉がバウンドすることを防止するために袖扉の閉鎖姿勢を保持するロック機構が設けられる。従来では、図10に示すように、袖扉の上端面に設けたラッチを戸当り枠(上枠)に設けたラッチ受けに係止させてロック状態とし、ラッチのロック状態の解除は袖扉に設けたラッチ解除用のハンドルで行っている。特許文献1(例えば、図7参照)にも、類似の構成を備えた袖扉が開示されており、防火戸にはドアノブの回転操作により解錠されるラッチが設けてある。
ここで、ハンドルは操作可能なように床面から1500mm付近の高さ位置に取り付けられる一方、袖扉には避難用の子扉が設置されるため、ハンドルは袖扉の戸先側の框部分に取り付けられることになり、その分だけ戸先側框の幅が大きくなって、結果として袖扉全体の幅寸法が大きくなってしまう。袖扉を収納する戸袋スペースが必要なことや袖扉の回転軌跡上に物を置けない等の理由から袖扉の幅寸法はなるべく小さくしたいという要望がある。また、袖扉の見付面にラッチ解除用のハンドルが付くため、意匠性が損なわれる。
特開2004−293094号
本発明は、袖扉の幅寸法をコンパクトにすることができ、意匠上も良好なロック解除機構を備えた袖扉連動防火防煙シャッターを提供することを目的とする。
本発明が採用した技術手段は、
シャッターカーテンと、戸先側端部にガイド溝を備え、火災時に収納姿勢から閉鎖姿勢へ回動する袖扉と、で防火区画部位を閉鎖する袖扉連動防火防煙シャッター装置において、
収納姿勢から閉鎖姿勢に回動した袖扉の当該閉鎖姿勢を保持してロック状態とするロック機構と、
閉鎖姿勢にある袖扉のロック状態を解除して、閉鎖姿勢から収納姿勢へ回動可能とするロック解除機構と、
を備え、
前記ロック機構は、開口部上方の上枠に設けたラッチと、袖扉の上端面に設けたラッチ受けと、からなり、当該ラッチは、袖扉の収納姿勢から閉鎖姿勢への回動を許容し、閉鎖姿勢から収納姿勢への回動を規制する第1状態と、袖扉の閉鎖姿勢から収納姿勢への回動を許容する第2状態とを取るように構成され、袖扉が閉鎖姿勢まで回動した時に第1状態にあるラッチがラッチ受けに係止してロック状態となって袖扉の閉鎖姿勢を保持し、
前記ロック解除機構は、収納姿勢にある袖扉の面部が対向近接する面部に設けられ、面部に沿った第1姿勢と、面部から手前に突出した第2姿勢との間で回動可能なレバーを備え、前記レバーは、レバーが第1姿勢にある時にラッチが第1状態にあり、レバーが第2姿勢にある時にラッチが第2状態となるようにラッチに連繋されており、第1姿勢にあるレバーを手前に回動させて第2姿勢とすることで、閉鎖姿勢にある袖扉のロック状態が解除され、袖扉が収納姿勢にある時には、袖扉の面部が第1姿勢にあるレバーに対向近接している、
袖扉連動防火防煙シャッター、である。
一つの態様では、前記レバーは、ワイヤを介して前記ラッチに連繋されており、前記ワイヤは前記面部を備えた収納部の戸先側竪枠内、収納部の上枠内、開口部上方の上枠内を通って延びている。このものでは、レバーとラッチを連繋する部材が外部に露出しないので意匠性が良好である。
本発明では、ロック機構は、開口部上方の上枠に設けたラッチと、袖扉の上端面に設けたラッチ受けと、からなるため、ロック状態を解除するためのハンドル等が袖扉に取り付ける必要がなく、その分袖扉の幅寸法を小さくすることができると共に、袖扉の見付面をシンプルにすることができ意匠性が良好である。
袖扉が収納姿勢にある時には、袖扉の面部がロック状態を解除するためのレバーに対向近接しているので、レバーが袖扉に隠蔽されて外部に露出することがなく意匠性が良好であると共に、ロック状態解除後にレバーを第1姿勢に復帰させることを怠った場合であっても、閉鎖姿勢から収納姿勢へ回動する袖扉の面部が第2姿勢にあるレバーに当接することで、操作者にレバーの復帰忘れに気付かせることができ、手動でレバーを第1姿勢へと押し込むことができる。
袖扉連動防火防煙シャッターの全閉状態の概略正面図である。 袖扉連動防火防煙シャッターの側面図である。 袖扉及び子扉の収納姿勢と閉鎖姿勢を示す平面図である。 閉鎖姿勢にある袖扉の側面図である。 袖扉の正面図、及び、袖扉の上方部位の拡大側面図である。 (A)は袖扉の上方部位の斜視図、(B)はレバーを開いた第2姿勢(上図)、レバーが復旧した第1姿勢(下図)を示す。 第1状態にあるラッチとレバーの連繋を示す図である。 第2状態にあるラッチとレバーの連繋を示す図である。 凹状のスイッチ当接部を用いた連動スイッチの入力を説明する図である。 袖扉の閉鎖姿勢を保持する従来のロック機構を示す図である。 従来の連動スイッチの入力における課題を説明する図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。袖扉連動防火防煙シャッター装置は、建物内の空間の所定の防火区画部位に設置されており、火災時に、シャッターカーテン1と袖扉2とで建物内空間を閉鎖して建物内を区画するように構成されている。袖扉2には避難用の子扉3が設けてある。
図1は、全閉状態にある袖扉連動防火防煙シャッター装置を示す概略正面図であって、左右の側壁4、5と天井面CLと床面FLとで形成される開口部の幅方向の部分がシャッターカーテン1によって、残りの部分が袖扉2によって、それぞれ閉鎖される。
開口部全閉状態において、シャッターカーテン1の幅方向の一側の端部は、側壁4に形成されたガイド溝6内に受け入れられ、シャッターカーテン1の幅方向の他側の端部は、袖扉2の戸先側に形成されたガイド溝7内に受け入れられる。
袖扉2は、戸先側端面20、戸尻側端面21、上端面22、下端面23、対向する面部24、25を備えており、戸先側端面20には袖扉2の高さ方向に延びるガイド溝7が形成されている。袖扉2の戸尻側(基端側)は、回動支軸(例えば、オートヒンジ26の軸部)を介して躯体に対して回動可能に支持されており、袖扉2は、側壁5に対して平行に延びる収納姿勢と、側壁5に対して垂直に延びる姿勢、すなわち、開口部の幅方向に延びる閉鎖姿勢、との間で回動可能となっている。収納姿勢において、袖扉2は、側壁5に形成された収納部50に収納されている。収納部50の戸先側には、収納姿勢にある袖扉2の面部24の戸先側部位が対向近接する面部500Aを備えた竪枠500が立設されている。閉鎖姿勢となる袖扉2により閉鎖される開口部の上方には戸当り部80を備えた上枠8が設けてある。また、収納部50の上方には上枠8´が設けてある。
図示の例では、袖扉2が収納される側壁5は、袖扉連動防火防煙シャッターによって閉鎖される開口部の幅方向に対して略90度で延出しているが、側壁5は開口部の幅方向に対して90度で延出するものに限定されるものではない。また、開口部全閉状態において、袖扉2が形成する面とシャッターカーテン1が形成する面とは同じ方向(平面視直線状)に延出しているが、開口部全閉状態において、袖扉が形成する面とシャッターカーテンが形成する面とが角度を持って(例えば90度)延出するものでもよい。この場合に、袖扉の戸先側端部に設けられるガイドレールの溝部において、袖扉の幅方向に対する溝部の向きが図示のものとは異なることは当業者に理解される。
袖扉2には、面部24、25を貫設して避難用開口が形成されており、避難用開口を形成する四周状の枠体に対して子扉3が開閉可能に設けてある。子扉3の戸尻側(基端側)は、回動支軸(例えば、オートヒンジ30の軸部)を介して避難用開口の枠体に対して回動可能に支持されており、子扉3は、袖扉2の避難用開口を閉鎖する閉鎖姿勢と、袖扉2の避難用開口を開放する開放姿勢、との間で回動可能となっている。
子扉3は、オートヒンジ30の付勢力により閉鎖姿勢が維持されている。また、防煙性能を向上させるために、子扉3に、子扉3の内部に退避した姿勢と戸先側端面から突出した係止姿勢との間で移動可能なラッチ31が設け、子扉3の戸先側端面から突出したラッチ31が避難用開口の枠体の戸先側見込面の所定部位に形成したラッチ受けに係止することで、子扉3の閉鎖状態が維持されるようにしてもよい。
袖扉連動防火防煙シャッター装置において、開口部が開放された状態では、シャッターカーテン1は天井内に収納されており、袖扉2は、側壁5に沿うように、側壁5に形成された収納部50に収納されている。収納部50には、収納姿勢にある袖扉2の面部24の戸先側部位が対向近接する竪枠500が立設されており、竪枠500の面部500Aには袖扉2の収納姿勢を保持する保持手段である電磁レリーズ51が設けてある。袖扉2は、オートヒンジ26等の自閉装置によって収納姿勢から閉鎖姿勢へ回動する方向に付勢されていると共に、電磁レリーズ51によって収納姿勢に保持されている。
袖扉連動防火防煙シャッター装置は、火災時に感知器(煙感知器や熱感知器)からの検知信号によって生成される火災検知信号に基づいて動作する。火災時に、火災検知信号が制御部9に入力されると、先ず、制御部9からの信号で袖扉2を収納姿勢に保持している電磁レリーズ51が解除され、オートヒンジ26のばね力により袖扉2(子扉3も一緒に)が閉鎖方向へ回動して閉鎖姿勢となる。袖扉2が閉鎖姿勢となって戸当り部80に当接した時に、袖扉2が閉鎖姿勢まで回動したことを連動スイッチ10(図9参照)が検知して検知信号を出力し、検知信号を受信した制御部9からの信号に従って自動閉鎖装置11が開閉機12のブレーキを解放してシャッターカーテン1が、その幅方向の両端が壁に形成したガイド溝6、袖扉2の戸先側端面に形成したガイド溝7に案内されながら全閉状態まで降下して開口部を閉鎖する。
シャッターカーテン1の降下中に、シャッターカーテン1の下端の座板1Aに障害物等が当接すると、座板1Aに設けられた座板スイッチがONとなり、検知信号がコードリールのコード13を通じて制御部9に送信され、制御部9からの信号で開閉機12のブレーキが復帰してシャッターカーテン1の降下が一端停止し(非停電時であれば、開閉機12によりシャッターカーテン1が所定距離だけ上昇する)、障害物等が取り除かれた後で再下降する。
また、袖扉連動防火防煙シャッター装置は手動閉鎖装置14を備えており、例えば、火災時に、火災検知信号が制御部9に入力されることに先立って、人が手動閉鎖装置14を操作することで、袖扉2を収納姿勢から閉鎖姿勢へ回動させ、袖扉2の閉鎖状態を検知することでシャッターカーテン1を降下させることもできる。
図5に示すように、袖扉2によって閉鎖される開口部の上方の上枠8内にはラッチ機構が設けられ、上枠の下面(天井面CL)からラッチLが出没可能となっている。袖扉2が全閉姿勢まで回動して戸当り部80に当接した時に、袖扉2の上端面22に形成されたラッチ受け220にラッチLが嵌ってロック状態となることで、袖扉2が閉鎖完了するときのバウンドを防止している。袖扉2を閉鎖姿勢から収納姿勢へ開放させる時(復旧時)には、ロック状態にあるラッチLを解除する。
ロック状態にあるラッチLの解除手段の実施形態について、図7、図8に基づいて説明する。図7において、ラッチLは、袖扉2の収納姿勢から閉鎖姿勢への回動のみを許容し、閉鎖姿勢から収納姿勢への回動を規制する第1状態にあり、閉鎖姿勢にある袖扉2の上端面22にラッチLが係止した時にはロック状態となる。一つの態様では、第1状態において、ラッチLは上下動のみ可能であり、収納姿勢から閉鎖姿勢へと回動する袖扉2の上端面22の角部がラッチLの傾斜面に当接して、ラッチLを押し上げ、上端面22のラッチ受け220にラッチLがスプリングの付勢力で下方に押し出されて係止することでロック状態となる。
図8において、ラッチLは、袖扉2の閉鎖姿勢から収納姿勢への回動を許容する第2状態にあり、閉鎖姿勢にある袖扉2の上端面22に係止したラッチLはロックが解除された状態となる。一つの態様では、第2状態において、ラッチLは上下動に加えて回動可能となっており、閉鎖姿勢から収納姿勢への回動する袖扉2のラッチ受け220の縁部がラッチLに当接すると、ラッチLを上方に回動させながら袖扉2が回動することで係止状態が解除される。このような第1状態と第2状態を取るラッチ自体は当業者によく知られている。
ラッチLの解除手段は、一端側がラッチLに連携されており、他端側が開口部上方の上枠8内に設けたロック中継装置15の可動部150Aに連結されたワイヤW1と、ワイヤW1をラッチLから離間する方向に付勢するバネ16と、一端側が操作ボックス17のレバー18に連結されており、他端側が可動部150Bに連結されているワイヤW2と、を備えている。ワイヤW1は、開口部の上方の上枠8内の空間を通って延びており、ワイヤW2は、竪枠500内の空間及び収納部50の上方の上枠8´内の空間を通って延びている。ワイヤW2は、一つの態様では、アウターケーブルの内部を通すことで保護されている。操作ボックス17は前面が面部500Aと略面一(少し突出していてもよい)となるように竪枠500に埋設されている。
レバー18は、面部500Aに沿った第1姿勢(図6(B)下図)と、面部500Aから手前に突出した第2姿勢(図6(B)上図)との間で回動可能となっている。レバー18は、レバー18が第1姿勢にある時にラッチLが第1状態にあり、レバー18が第2姿勢にある時にラッチLが第2状態となるようにラッチLに連繋されている。第1姿勢にあるレバー18を手前に回動させて第2姿勢とすることで、閉鎖姿勢にある袖扉2のロック状態が解除され、袖扉2が収納姿勢にある時には、袖扉2の面部24の戸先側部位が第1姿勢にあるレバー18に対向近接している。第1姿勢に対する第2姿勢の角度は、限定されず、任意の角度を取り得る。1つの態様では、図8の右側に示すように、第1姿勢に対する第2姿勢の角度は、第2姿勢にあるレバー18に水平方向に押し込む力が作用した時に第1姿勢に回動復帰することを可能とするような角度(例えば、60度以下)である。あるいは、図8の左側に示すように、第1姿勢に対する第2姿勢の角度は、90度以上回動した姿勢でもよい。
図7のラッチLの第1状態において、袖扉2が収納姿勢から閉鎖姿勢へ回動すると、ラッチLはその傾斜面に袖扉2が当接することで上方に移動し、回動する袖扉2の上端面22に形成したラッチ受け220がラッチLの下端まで来ると、上方に移動したラッチLが下方に突出してラッチ受け220に係止してロック状態となる。袖扉2の開放方向の移動はラッチLの垂直面によって規制される。
ラッチLがラッチ受け220に係止したロック状態において、操作ボックス17の第1姿勢にあるレバー18によってワイヤW2がバネ16を圧縮するように引っ張られており、この状態で操作ボックス17のレバー18を手前に引いて回動させるとW2の引っ張りが解除され、バネ16によって可動部150AをラッチLから離間する方向に移動させてワイヤW1を引っ張ることでラッチLは図8に示す第2状態となり、ラッチLは回動可能となり、袖扉2が開放方向へ移動する時にラッチ受け220がラッチLに当接しながらラッチLを上方に回動させることで、袖扉2の開放方向への移動が許容される。また、レバー18を手動で操作ボックス17に押し込むことで図7のロック状態に復帰する。もし、手前に回動させて第2姿勢としたレバー18を第1姿勢とすることを忘れたとしても、閉鎖姿勢から収納姿勢へと回動する袖扉2の面部24の戸先側部位が突出して第2姿勢にあるレバー18に当接した状態となるので、操作者はレバー18の復帰忘れに気付くことができ、第2姿勢としたレバー18を手動で第1姿勢へ復帰させることができる。また、レバー18の第2姿勢を図8の右図のような態様とすると共に、操作ボックス17やレバー18を精度良く取り付けることによって、ロック状態解除後にレバーを第1姿勢に復帰させることを怠った場合であっても、閉鎖姿勢から収納姿勢へ回動する袖扉2の面部24が第2姿勢にあるレバー18に当接して、図8の矢印の方向に押し込むことでレバー18が第1姿勢となるようにしてもよい。
袖扉連動防火防煙シャッターにおいて、袖扉が閉鎖完了したことを検知して信号を出すための連動スイッチが上枠(戸当り)に設置されており、連動スイッチを袖扉の上端面で押圧することで信号を生成するが、袖扉の角部で連動スイッチを直接押すとなると、万が一袖扉が連動スイッチを押したあとで袖扉が閉まり切らない場合、袖扉の戸先側のガイド溝の位置とシャッターカーテンの端部との位置がずれて、シャッターカーテンが円滑に降下しないことが考えられる(図11参照)。
本実施形態では、袖扉2の上端面22において、面部25側の角部を切り欠いて凹状のスイッチ当接部221を形成している。こうすることで、上枠8に設けた連動スイッチ10が角部の切り欠きを介して袖扉の厚さ方向(見込方向)にある程度入った時にスイッチ当接部221に当接してスイッチが入るので、袖扉2は全閉姿勢に近い姿勢にあるため、シャッターカーテン1の一方の端部は袖扉2の戸先側のガイド溝7の上端の傾斜状の拡開ガイド70に案内されてガイド溝7内に入り、ガイド溝7に案内されながら降下して開口部を閉鎖することができる。
本発明は、袖扉連動防火防煙シャッターに用いることができる。
1 シャッターカーテン
2 袖扉
3 子扉
8 開口部上方の上枠
8´ 収納部上方の上枠
18 レバー
50 収納部
500 収納部の戸先側の竪枠
500A 面部
220 ラッチ受け
L ラッチ

Claims (2)

  1. シャッターカーテンと、戸先側端部にガイド溝を備え、火災時に収納姿勢から閉鎖姿勢へ回動する袖扉と、で防火区画部位を閉鎖する袖扉連動防火防煙シャッター装置において、
    収納姿勢から閉鎖姿勢に回動した袖扉の当該閉鎖姿勢を保持してロック状態とするロック機構と、
    閉鎖姿勢にある袖扉のロック状態を解除して、閉鎖姿勢から収納姿勢へ回動可能とするロック解除機構と、
    を備え、
    前記ロック機構は、開口部上方の上枠に設けたラッチと、袖扉の上端面に設けたラッチ受けと、からなり、当該ラッチは、袖扉の収納姿勢から閉鎖姿勢への回動を許容し、閉鎖姿勢から収納姿勢への回動を規制する第1状態と、袖扉の閉鎖姿勢から収納姿勢への回動を許容する第2状態とを取るように構成され、袖扉が閉鎖姿勢まで回動した時に第1状態にあるラッチがラッチ受けに係止してロック状態となって袖扉の閉鎖姿勢を保持し、
    前記ロック解除機構は、収納姿勢にある袖扉の面部が対向近接する面部に設けられ、面部に沿った第1姿勢と、面部から手前に突出した第2姿勢との間で回動可能なレバーを備え、前記レバーは、レバーが第1姿勢にある時にラッチが第1状態にあり、レバーが第2姿勢にある時にラッチが第2状態となるようにラッチに連繋されており、第1姿勢にあるレバーを手前に回動させて第2姿勢とすることで、閉鎖姿勢にある袖扉のロック状態が解除され、袖扉が収納姿勢にある時には、袖扉の面部が第1姿勢にあるレバーに対向近接している、
    袖扉連動防火防煙シャッター。
  2. 前記レバーは、ワイヤを介して前記ラッチに連繋されており、前記ワイヤは前記面部を備えた収納部の戸先側竪枠内、収納部の上枠内、開口部上方の上枠内を通って延びている、請求項1に記載の袖扉連動防火防煙シャッター。
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