JP5476951B2 - ロールシュリンクラベル及びラベル付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、清涼飲料水、調味料,洗剤,シャンプー,食用油,化粧品,医薬品などに使用されているガラスビン,PET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルなどに好適に用いられるロールシュリンクラベルで、使用時は従来のものと同様に利用されるが、使用後熱アルカリ水溶液につけると簡単にラベルがガラスビン又はPETボトルなどの容器から剥離するため、容器を再利用するのに適したシュリンクラベル及びそれを用いてなるラベル付き容器である。
近年、PETボトルの生産量と共に飲料用としてのPETボトルの使用量も伸びている。使用されたPETボトルはゴミとして排出されるが、そのゴミの量をなるべく増やさないように、また資源としてリサイクルできるように再生資源利用促進法でリサイクルシステムが整ってきている。PETボトルのリサイクルでは、使用後集められたPETボトルを8mm角ペレットにカッティングし、熱アルカリ(85〜90℃1.5%NaOH)水溶液に約15分間漬けてラベルを剥離した後、水洗・乾燥・風選によりラベルを取り除き、PETのペレットを再生している。
このようなことから、PETボトルのラベルは、ストレッチラベル、シュリンクラベル、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(特許文献1,2)を用いたロールラベルなどがある。ストレッチラベルは、伸ばして離すと元に戻る輪ゴムの原理を利用するもので、胴状ラベルを伸ばしてペットボトルにかぶせ離してラベルを元に戻し、巻きつけて使用するが、ストレッチラベルは、そのラベルの復元力も小さくデザイン性を重視した凸凹PETボトル(異型ボトル)には使用できなかった。また、予め筒状になったシュリンクラベルをラベラーでカッティングしながらPETボトルにラベルをかぶせ、ヒーターや蒸気の熱で収縮させ、これによりフィルムを容器にすき間なく密着させる方式もある。しかし、この方式は、ラベルを予め筒状に加工する必要があるためコストが多くかかってしまう問題があった。一方、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤を用いたロールラベルは、デザイン性を重視した凸凹PETボトル(異型ボトル)には使用できない問題点が有った。
特許文献3には、ロールシュリンクラベルにUV(Ultraviolet)硬化型ホットメルト型接着剤/またはUV接着剤を用いることが提案されているが、UV硬化型接着剤はUV照射量のコントロールが難しかったり、アルカリ分散しない為PETボトルリサイクル推進協議会自主規制に適合しない、さらにラベラーの構造が複雑になったり、ラベラーの価格が高くなるなどの問題が発生する。
特開2005−220244号公報 特許第4278704号公報 特開2008−145498号公報
本発明の目的は、接着物を糊残りなく手剥がしすることができるとともに、熱アルカリ水溶液により基体から接着物を容易且つ糊残りなく剥がすことのできる、リサイクル適性に優れたロールシュリンクラベルを提供することである。
PETボトルのリサイクルを行うために、PETボトルリサイクル推進協議会では、関係団体や各省庁とともに、PETボトルに関するさまざまな法整備、ガイドラインの策定を進め、PETボトルのラベルについては、‘第二種指定PETボトルの自主設計ガイドライン’を創り自主規制を行っている。この自主規制ではストレッチラベルやシュリンクラベルにするか、OPP(延伸ポリプロピレン)フィルム、PE(ポリエチレン)フィルム、PETフィルムなどのフィルムまたは紙ラベルを用いて、かつ熱水剥離、熱アルカリ剥離いずれかの方法でラベルが剥離しなければならなくなった。
PETボトルからのラベルの剥離方法は、PETボトルリサイクル推進協議会が出している‘指定PETボトルの自主規制ガイドライン’による。すなわち、熱アルカリ剥離試験は、ラベル、印刷等を施したボトルをカッティングして作ったペレットを90℃の1.5%NaOH水溶液中にペレット濃度10%(重量比)で浸漬し、15分間ゆっくり撹拌する。次いで、フィルターで濾過しペレットの目視観察を行う。ラベルが剥離し、印刷インキ、接着剤等がボトルに残らない時は熱アルカリ剥離適性ありと判断する。
本発明は、PETボトルリサイクル推進協議会が出している‘第二種指定PETボトルの自主設計ガイドライン’に適した清涼飲料水やしょう油などのPETボトルの紙及びOPP胴巻きラベル用ホットメルト粘着剤で、ラベル使用時冷却などを行う際水の中に入れてもラベルは剥離しないが、回収後ペレットにして熱アルカリ水溶液に漬けるとPETボトルから簡単にラベルは剥離し、再度PETボトルに付着せず、凸凹PETボトル(異型ボトル)にも使用できるロールシュリンクラベルを提供する。
また、本発明は、さらに、上記特性を有するロールシュリンクラベルを用いた胴巻きラベルを接着した容器を提供する。
本発明は、以下のロールシュリンクラベル及びラベル付き容器に関する。
[1]容器の外周に巻きつけて装着するロールシュリンクラベルであって、
基材フィルムと、その面上に設けられた、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)から形成される粘着層(イ)および軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)から形成される粘着層(ロ)、とからなり、
材フィルムの、一方の端部(I)に粘着層(イ)が設けられ、相対するもう一方の端部(II)に粘着層(ロ)が設けられ、
端部(I)は、基材フィルムと容器との接合部であり、端部(II)は、巻きつけ後の、基材フィルム自身の他の部位との固定部であることを特徴とするロールシュリンクラベル。
]アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)が熱可塑性エラストマー(A)、酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)を含むことを特徴とする上記[1]項に記載のロールシュリンクラベル。
]軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)が、熱可塑性エラストマー(J),粘着付与剤(K)及び合成オイル(D)を含んでなり、前記熱可塑性エラストマー(J)は、ジブロックの含有量が70重量%以下で、スチレン比率が10〜40重量%であるスチレン系エラストマーであることを特徴とする上記[1]または[2]項に記載のロールシュリンクラベル。
[4]上記[1]〜[3]項のいずれかに記載のロールシュリンクラベルが、容器に装着されてなるラベル付き容器。
本発明のロールシュリンクラベルは、凸凹の(異型)ボトルに使用でき、容器を使用するに際してラベルは剥離することはないが、使用後、容器をリサイクルするにあたって、8mm角のペレットにして90℃の1.5%NaOH水溶液中にて15分間簡単に攪拌する事でPETボトルからラベルは剥離し、ラベルやホットメルト粘着剤のPETボトルへの再付着はない。
また、本発明のロールシュリンクラベルは、PETボトルリサイクル推進協議会が出している‘指定PETボトルの自主規制ガイドライン’の熱アルカリ水によるラベルの剥離要件、および手剥がしにより糊残りなく剥離できるという要件を満たすことから、PETボトル用のラベルとして好ましく利用することができる。
更に好ましくは、ロールシュリンクラベルをPETボトルから手剥がしした際にアルカリ分散型ホットメルト粘着剤がPETボトルに残らないことである。
以下、本発明のロールシュリンクラベルについて、更に詳細に説明する。
まず、本発明のロールシュリンクラベルは、容器の外周に巻きつけて装着するロールシュリンクラベルであって、基材フィルムと、その面上に設けられた、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)から形成される粘着層(イ)および軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)から形成される粘着層(ロ)、とからなることを特徴とする。
本発明のロールシュリンクラベルは、通常、基材フィルムの一方の端部〔端部(I)〕に粘着層(イ)が設けられており、相対するもう一方の端部〔端部(II)〕に粘着層(ロ)が設けられている。
端部(I)の粘着層(イ)によって、基材フィルムが容器と接合され、次いで、容器の周囲にラベルが巻きつけられ、さらに、端部(II)の粘着層(ロ)によって基材フィルム自身の他の部位に貼り付けられることにより、容器の周囲にラベルが固定される。
すなわち、端部(I)は、基材フィルムと容器との接合部であり、端部(II)は、巻きつけ後の、基材フィルム自身の他の部位との固定部となる。
最後に、高温下で熱処理されることによりフィルムがシュリンクし、ラベルは容器に完全に装着され、ラベル付き容器が得られる。
上記のロールシュリンクラベルを構成する基材フィルムは、延伸ポリエステル系フィルム、延伸ポリスチレン系フィルム、延伸ポリオレフィン系フィルム、ポリ乳酸系フィルム、発泡ポリオレフィン系フィルム、延伸ポリエステル−ポリスチレン共押出しフィルムまたは発泡ポリスチレン系フィルムなどである。または不織布と前記フィルムとの積層フィルムであってもよい。これらの中でも、延伸ポリエステル系フィルム、延伸ポリスチレン系フィルム、延伸ポリオレフィン系フィルム、ポリ乳酸系フィルム、発泡ポリオレフィン系フィルム、発泡ポリスチレン系フィルム、不織布と収縮フィルムとのラミネートフィルム、延伸ポリエステル−ポリスチレン共押出しフィルムからなる群から選択される1種以上のフィルムが好ましい。なお、延伸フィルムは、一軸延伸であっても二軸延伸であってもよく、一軸延伸フィルムの場合は縦一軸延伸であっても横一軸延伸であってもよい。ただし、予めシュリンクラベルを筒状にして容器に装着し、次いで熱収縮処理を行うシュリンクラベルでは、横一軸延伸フィルムが好適であるのに対し、本願発明の巻きラベルは、シュリンクラベルとして使用する場合であっても、横一軸延伸フィルムに限定されるものでなく、横一軸延伸、縦一軸延伸、二軸延伸フィルムのいずれをも好適に使用することができる。
一方、本発明のラベルが、ロールシュリンクラベルとしての効果を奏するには、基材フィルムの、延伸方向に対する熱収縮率が5〜85%であることが好ましい。なお、本発明における熱収縮率とは、100℃の温水による熱収縮率であって、延伸方向の熱収縮率が下記式に従うものとする。従って、縦一軸延伸フィルムの場合には、収縮方向は、フィルム流れ方向であるため、流れ方向に対する熱収縮率が5〜85%であり、横一軸延伸フィルムの場合はフィルム幅方向に収縮するため、フィルム幅方向に対する熱収縮率が5〜85%となる。なお、二軸延伸フィルムの場合には、いずれかの延伸方法に対して熱収縮率が上記範囲内であることが好ましい。
熱収縮率(%)=(加熱前の寸法−加熱後の寸法)/(加熱前の寸法)×100
なお、基材フィルム層の厚みは、特に限定されないが、耐熱性、剛性、機械適性、外観等を損なわない範囲で適宜選択され、10〜250μm程度が好ましく、更に好ましくは20〜50μmである。
更に、上記の基材フィルム層には、必要に応じて、滑剤、充填剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、着色剤等の各種添加剤を添加してもよい。また、基材フィルム層の表面には、印刷性を向上させるため、コロナ放電処理、プラズマ処理、火炎処理、酸処理などの慣用の表面処理を施してもよい。
なお、上記基材フィルム層は、上記フィルムの単層に限定されず、2以上のフィルムの積層フィルムであってもよく、更に、これらのフィルムに酸化珪素、酸化アルミニウムもしくはアルミニウム等の蒸着膜を設けてもよい。積層フィルムの厚さとしては、10〜300μm程度に形成されるものが好ましい。
また、本発明の容器は、清涼飲料水、調味料、洗剤、シャンプー、食用油、化粧品、医薬品などに使用されているガラス瓶などのガラス容器やPET(ポリエチレンテレフタレート)ボトルなどのプラスチック容器や紙容器などが挙げられる。本発明のラベルはPETボトル容器に使用されることがボトルのリサイクルの観点から望ましいがその他のプラスチック容器,ガラス容器,紙用に使用することもできる。
また、本発明におけるアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)は、熱可塑性エラストマー(A)、酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)を含むことが好ましい。
ロールシュリンクラベルを手で剥がした時にPETボトル側にアルカリ分散型ホットメルト粘着剤が残らないことが望ましく、その為に、好ましい態様として、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤が熱可塑性エラストマー(A)、酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)、テルペンフェノール樹脂(C)、合成オイル(D)および無水マレイン酸をグラフト重合させたポリプロピレンワックス(E)を含むことである。
または、別の好ましい態様として、熱可塑性エラストマー(A)、酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)、合成オイル(D),25℃の針入度が10dmm以下であるワックス(F)および数平均分子量が1,000以上のポリエチレングリコール(G)を含むことである。
または、さらに別の好ましい態様として、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤が熱可塑性エラストマー(A)、酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)、合成オイル(D)または/及びポリブテン(H)および25℃の針入度が10dmm以下であるワックス(F)を含むことである。
熱可塑性エラストマー(A)としてはスチレン系ポリマーがあり、スチレン系熱可塑性エラストマーは一般的にポリスチレンブロックとゴム中間ブロックとを有し、ポリスチレン部分が物理的架橋(ドメイン)を形成して橋掛け点となり、中間のゴムブロックは製品にゴム弾性を与える。中間のソフトセグメントにはポリブタジエン(B)、ポリイソプレン(I)及びポリオレフィンエラストマー(エチレン・プロピレン、EB)があり、ハードセグメントのポリスチレン(S)との配列の様式によって、直鎖状(リニアタイプ)及び放射状(ラジカルタイプ)とに分かれる。前記した好ましいスチレン系エラストマーの中でも、本発明では、スチレン/ブタジエンブロック共重合体(S−B、ジブロック)、(S−B−S、トリブロック、スチレン/イソプレンブロック共重合体(S−I,ジブロック),(S−I−S、トリブロック)、及びスチレン/ブタジエン−イソプレンブロック共重合体(S−B・I、ジブロック)、(S−B/I−B、トリブロック)ならびにこれらブロック共重合体の水添物、例えば、スチレン/ブタジエン/スチレンブロック共重合体(SBS)の水添物、スチレン/イソプレン/スチレンブロック共重合体の水添物(SEPS)、また、カルボン酸変性した上記記載のスチレン系エラストマー、更には、スチレンブロックの中のスチレンのほかにスチレンとα―メチルスチレンなどの芳香族系ビニル化合物の共重合体も例示される。より好ましくは、スチレンーエチレン・ブチレンースチレンブロックポリマー(SEBS)である。
酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)としては、酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下、好ましくは170mgKOH/g以上250mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤が用いられる。ロジンは、松から得られる琥珀色、無定形の天然樹脂で、製造の違いでガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジンに分けられる。その主成分は、3つの環構造、共役2重結合、カルボキシル基を有するアビエチン酸とその異性体の混合物であり、反応性に富んだバルキーな構造を有している。反応性が高い為に熱安定性が悪く、一般的にロジンを水添し、安定性を良好にしている。酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤としては、前記酸価を有する生ロジン(変性処理されていないロジン)、水添ロジン、(メタ)アクリル酸変成ロジン、水添(メタ)アクリル酸変成ロジン、マレイン酸変成ロジン、水添マレイン酸変成ロジン、フマール酸変性ロジン、水添フマール酸変成ロジン等が挙げられ、好ましくは、水添ロジンまたは(水添)アクリル酸変成ロジン等であり、より好ましくは前記酸変性および/または水素添加を行なったものであり、更に好ましくは水素添加したロジン系粘着付与剤である。酸価が100mgKOH/g未満であるとアルカリ分散性がなくなってしまうという問題が生じ、一方、300mgKOH/gより大きいとホットメルト組成物の粘度が高くなるとか、軟化点が高くなるという問題が生じる。
テルペンフェノール樹脂(C)としては、環状テルペンモノマーとフェノール類とを、例えば有機溶媒中でフリーデルクラフツ型触媒存在下に共重合することにより得られたものである。本発明においては、得られたテルペンフェノール樹脂を水素添加処理した水添テルペンフェノール樹脂であってもよい。前記テルペンモノマーは、単環のテルペンモノマーであっても良いし、双環のテルペンモノマーであってもよい。これらテルペンモノマーとしては、ピネン,リモネン,イソリモネン,カンフェン,テルピネン,テルピノレン,フェランドレン,ボルニレンなどや、それらの混合物であるα−ピネン,β−ピネン主体のガムテレピン油,松根油,d−リモネン主体のジペンテン等の環状モノテルペン類が挙げられる。前記フェノール類としては、フェノール、クレゾール、キシレノール、t−ブチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、フェニルフェノール等のアルキル置換フェノール及びメトキシフェノールなどのアルコキシ置換フェノール、カテコール、レゾルシノール、ヒドロキノン、ピロガロール等の多価フェノール類、クロロフェノール、ブロモフェノール等のハロゲン化フェノール、ナフトール、ジオキシナフタレン、ビスフェノールAなどが挙げられ、好ましいフェノール類としてはフェノール、クレゾール等が挙げられる。テルペンフェノール樹脂は例えばヤスハラケミカル(株)から “YSポリスター”、“マイティーエース”の商品名で各種のグレードが市販されており容易に入手できる。その他、荒川化学工業(株)から“タマノル”の商品名でも市販されている。軟化点が20〜160℃のものが好ましい。
合成オイル(D)としては、ゴムや熱可塑性エラストマー等の可塑剤として一般的に使用されるオイル、いわゆる石油精製等において生産されるプロセスオイルであり、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイルに大別される。プロセスオイルは、芳香族環・ナフテン環・パラフィン鎖の混合物であり、一般に全炭素中の芳香族炭素が30重量%以上のものを芳香族系、ナフテン環炭素が35〜45重量%のものをナフテン系、パラフィン鎖炭素が50重量%以上のものをパラフィン系と分類している。パラフィン系原油を蒸留・水素化改質・溶剤抽出・溶剤脱ロウなどを行うことによりパラフィン系オイル、芳香族系オイルなどに分離される。ナフテン系原油も蒸留・溶剤抽出などを行うことによりナフテン系オイル、芳香族系オイルなどに分離される。本発明においては、合成オイルは、好ましくは、ナフテン系オイル、パラフィン系オイルである。市販品としては、出光興産(株)から“ダイアナフレシア”、“ダイアナプロセスオイル”などの商品名で、また富士興産(株)から“フッコール ニューフレックス”、“フッコール フレックス”などの商品名で種々のグレードのものが市販されている。合成オイルは、本発明において、低温時の接着力を低下させないために用いられるものである。
無水マレイン酸をグラフト重合させたポリプロピレンワックス(E)としては、ポリプロピレンワックスに無水マレイン酸がグラフト重合されたものであればどのようなものでもよい。無水マレイン酸がグラフト重合されたポリプロピレンワックスは、例えば、押出機などでポリプロピレンワックスと無水マレイン酸および過酸化物を混合してポリプロピレンワックスに無水マレイン酸をグラフト重合させることにより製造することができる。原料として使用されるポリプロピレンワックスは、従来知られたものであればいずれのものでもよく、特に限定されるものではない。ポリプロピレンワックスの製造は、ポリマーを分解して製造する方法あるいはモノマーを重合して製造する方法によって行われる。分解法は、ポリマーを熱溶融させた状態で、ポリマー鎖をせん断応力により切断して製造される。一方、重合法は、例えば、ポリプロピレンモノマーをアニオン重合させることによりに製造される。
無水マレイン酸をグラフト重合させたポリプロピレンワックス(E)は、酸価が30〜100mgKOH/gで、DSC融点が60〜150℃のものが好ましい。なお、DSC融点は、次のような測定法により測定されたものである。すなわち、測定装置としてパーキンエルマー社製パーキンエルマーPyris 1を用い、その測定は、はじめに0℃で5分保持した後、170℃まで10℃/分のスピードで昇温後、170℃を1分間保持し、その後0℃まで40℃/分のスピードで降温し、1分間0℃を保持した後に、170℃まで再度10℃/分のスピードで昇温したときの融点測定値をDSC融点とした(以下、同じ)。
無水マレイン酸をグラフト重合させたポリプロピレンワックス(E)は、無水マレイン酸変性ポリプロピレンワックスとして、クラリアントジャパン(株)からはリコセンPPMAの商品名で、またベーカーペトロライト社からはX−10016の商品名で市販されている。
25℃の針入度が10dmm以下であるワックス(F)としては、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、フィッシャートロプッシュワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスである。好ましくは、油分0.2重量%以下のパラフィンワックス、ポリエチレンワックス、フィッシャートロプッシュワックスである。パラフィンワックスは、石油ワックスの一種である。石油ワックスは、パラフィンワックス(減圧蒸留留分油から分離精製した常温において固形のワックス)、マイクロクリスタリンワックス(減圧蒸留ボトムまたは、重質流出油から分離精製した常温において固形のワックス)、ペトロラタム(減圧蒸留ボトムから分離精製した常温において半固形のワックス)に分類される。パラフィンワックスは、減圧蒸留留分から分離しているので炭素数分布は約20〜40,分子量は、約300〜500の炭化水素より成り立っている。ガスクロマトグラフィーの分析により確認できる。通常90重量%程度がノルマルパラフィンであるため結晶が大きくなっている。油分とは、1gの試料を15mlのメチルエチルケトンに溶解して、−32℃に冷却して析出するワックスを濾過して、濾液中の溶剤を蒸発させて残油の質量を測り、重量%で示されるものである(JIS K 2235−5.6)。例えば油分0.01重量%以上0.2重量%以下のパラフィンワックスは、日本精蝋株式会社からパラフィンワックス“HNPシリーズ”の商品名でも市販されている。好ましくは融点が64℃以上80℃以下、更に好ましくは75℃以上77℃以下である。
前記ポリエチレンワックスとしては、例えば、分子量100以上5,000以下かつ150℃の粘度(粘度の測定法はJIS K 6862−1984 A法準拠)が500mPa・s以下のポリエチレンが用いられる。ポリエチレンの代表的な合成方法は、3種類ある。(1)高圧法:最も代表的なものはICI法で、その他BASF,du Pont法、Union Carbide法など、(2)中圧法:フィリップス法、スタンダード(インジアナ)法など、(3)低圧法:チーグラー法などである。ベーカー・ペトロライト社から“POLYWAX”、ヤスハラケミカル株式会社から“ネオワックス”、Allied Signal社から“A−Cポリエチレン”の商品名で、市販されている。好ましくは、融点が70℃以上100℃以下、更に好ましくは85℃以上95℃以下である。
フィッシャートロプッシュワックスは、石炭より合成石油を炭化水素合成法により製造する際、副生するワックスである。化学構造は、少数のメチル分枝をもつ飽和の長い直鎖炭化水素であり、イソパラフィン含有量は、約10%である。通常のパラフィンワックスに比べてより長い直鎖構造を持ち、またマイクロワックスに比べると側鎖が少なく直鎖状分子である。結晶構造は板状結晶で一般化学式でCn 2n+2として表され、特に炭素数の分布がC15からC120 までのものが本発明のロールシュリンクラベルに好適に使用される。
前記フィッシャートロプッシュワックスとしては、例えば、サゾール社製の“サゾールワックス H1”、“サゾールワックス C80”、“サゾールワックス C105”、“サゾールワックス H2”などの製品名でも市販されている。好ましくは融点が70℃以上110℃以下、更に好ましくは90℃以上105℃以下である。
数平均分子量が1,000以上のポリエチレングリコール(G)としては、エチレンオキサイドを開環重合させて得られるものであり、末端にヒドロキシル基を有するもので、線状でも分岐状のものでもよい。数平均分子量は1,000以上で、好ましくは60,000以下である。3,000以上20,000以下のものがより好ましい。1,000未満であると凝集力が小さくなりラベルを剥がした時に、PETボトルにホットメルト粘着剤組成物が残りやすい。また、数平均分子量が60,000超であると相溶性が悪くなる傾向にあり、ホットメルト粘着剤組成物が製造できない可能性がある。
数平均分子量の測定は高温Gel Permeation Chromatography(GPC)法で行なった。測定条件は温度40℃,溶剤はTHF(使用したカラムはPolymer Laboratories社製 PLgel 5μm MIXD−D)を用いて標準ポリマーとしてポリスチレン換算法で行なった。
数平均分子量が1,000以上のポリエチレングリコール(G)しては、例えば三洋化成社製PEG1000、PEG15000、PEG2000、PEG4000,PEG4000S,日本油脂社製ポリエチレングリコール1000,ポリエチレングリコール1500,2000,ポリエチレングリコール4000などの製品名でも市販されている。
ポリブテン(H)の代表的なものとしては、イソブテンを主体として一部ノルマルブテンが反応した長鎖状炭化水素の分子構造を持った共重合物質である。イソブチレンを主体とする低重合体であるが、精製イソブチレンを原料とする低分子量ポリイソブチレンと異なりナフサ分解で生成するC4留分からブタジエンを抽出した残りの留分をそのまま原料として用いられる。若干のブテンー1が共重合した液状ポリマーである。ポリブテンは、新日本石油株式会社から“日石ポリブテン”,三井化学株式会社から“タフマーBL“,出光興産株式会社から”出光ポリブテン” などの商品名でも市販されている。
本発明の針入度とは、石油ワックスの硬さを求める測定法として、針入度計で測定温度下で針に100gの荷重をかけ、5秒間で試料に何mm針入するか求め、この値の10倍の数値(dmm)で表した(JIS K 2235−5.4)。
本発明の軟化点とは、JIS K 6863−1994による環球法による軟化点試験方法によった。
本発明の融点とは、JIS K 2235−5.3による融点測定方法によった。
基材フィルムと容器との接合部となる、基材フィルム上の端部(I)の粘着層(イ)の形成にアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)を使用し、端部(II)の粘着層(ロ)の形成に軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)を使用することにより、以下の効果が得られる。
すなわち、ラベル付き容器を使用後、リサイクル処理施設でペレット化されたPETボトル基体とラベルを分離する時に、ペレットを90℃1.5wt%NaOH水溶液に入れると、PETボトル基体とロールシュリンクラベルはアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)が溶液中に分散する為分離する。一方、この溶液中では、軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)は、基材フィルム間の接着を維持し続け、分離しないので、分離したラベルが粘着層(ロ)によってPETボトル基体に再付着することもない。よって軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)は、90℃1.5wt%NaOH水溶液でアルカリ分散しないことが望ましい。
軟化点95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)は、熱可塑性エラストマー(J),粘着付与剤(K)および合成オイル(D)からなる。
熱可塑性エラストマー(J)はスチレン系エラストマーであってスチレン/ブタジエンブロック共重合体(S−B、ジブロック)、(S−B−S、トリブロック、スチレン/イソプレンブロック共重合体(S−I,ジブロック),(S−I−S、トリブロック)、及びスチレン/ブタジエン−イソプレンブロック共重合体(S−B・I、ジブロック)、(S−B/I−B、トリブロック)ならびにこれらブロック共重合体の水添物、例えば、スチレン/ブタジエン/スチレンブロック共重合体(SBS)の水添物、スチレン/イソプレン/スチレンブロック共重合体の水添物(SEPS)、また、カルボン酸変性した上記記載のスチレン系エラストマー、更には、スチレンブロックの中のスチレンのほかにスチレとα―メチルスチレンなどの芳香族系ビニル化合物の共重合体も例示される。
熱可塑性エラストマー(J)は、単独で用いられても、2種以上が併用されてもよく、ジブロックとトリブロックが含有されていても良いが、含有しているジブロックは熱可塑性エラストマー(J)全体に対しての合計100重量%中70重量%以下であり、好ましくは40重量%以下である。70重量%以下でないとロールシュリンクラベル同士(すなわち、基材フィルム同士)を接着しても直ぐに剥がれてしまうことがある。
これら熱可塑性エラストマー(J)に含まれるスチレン比率は10ないし40重量%であり、好ましくは15ないし35重量%である。10重量%未満であると粘着剤の凝集力が低下する。40重量%を超えると流動性が悪くなる。
本発明に用いられる粘着付与剤(K)としては、水素添加された脂肪族系、脂環族系、芳香族系等の石油系樹脂やテルペン系樹脂が、耐候性に優れているので好ましい。より好ましい固体粘着付与樹脂の具体例としては、例えば、水素添加された脂環族系石油樹脂である荒川化学社製、商品名:アルコンや、テルペン系樹脂であるヤスハラケミカル社製、商品名:クリアロンなどが挙げられる。これらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
本発明に用いられる軟化点95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)を構成する粘着付与剤(K)の軟化点は90〜140℃であることが好ましい。より好ましくは100〜135℃である。90℃未満では、高温域で急激に弾性率が低下してしまう原因となることがあり、140℃を超えてしまうと低温域でタックが消失しロールシュリンクラベルに接着しないことがある。
本発明に用いられる、軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)は、合成オイル(D)を含有する。
軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)全体を100重量部としたとき、熱可塑エラストマー(J)の配合量は、30重量部〜55重量部で、好ましくは35重量部〜50重量部である。30重量部未満または55重量部よりも多くした場合では凝集力を維持することが困難となったり、接着性が悪くなったり、ロールシュリンクラベルを熱収縮させる時に剥がれてしまうことがある。
本発明のロールシュリンクラベルは、容器に接着後蒸気また温水などでシュリンクさせ凸凹の(異型)ボトルの周囲に固定させる。この時、端部(II)において、ラベル同士の貼り合せに軟化点が95℃以下のホットメルト粘着剤を使用した場合、ラベルがシュリンクする力に耐え切れずラベルの貼り合せ部分より剥離してしまう。このホットメルト粘着剤の軟化点は95℃より高く160℃よりも低いことが望ましいが、より望ましくは100℃以上135℃以下である。
本発明の粘着層(ロ)の幅は3mm以上であることが好ましく、より好ましくは10mm以上、更に好ましくは20mm以上である。粘着層(ロ)の幅が2mm未満である場合、蒸気などでロールシュリンクラベルを加熱した時に粘着層(ロ)の強度が不足してしまいラベルが剥がれたり、ズレたりすることがある。
なお、ここでいう「粘着層(ロ)の幅」とは、粘着層(ロ)の、ラベル巻きつけ方向における長さである。
シュリンクラベルをシュリンクさせる時、容器とラベルを接着させる時に用いたアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)はボトルから剥がれても接着していても、容器の使用時または90℃1.5wt%NaOH水溶液での剥離などには何等差し支えない。ひとたびシュリンクした後は、ラベルは、主としてフィルムの収縮応力によって容器上に固定されるからである。
本発明においては、粘着層(イ)および粘着層(ロ)は、粘着剤がロール上に塗工された後、基材フィルム上に転写されてそれぞれ形成されることが好ましい。その目的は、ロールシュリンクラベルの基材フィルムに、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)または軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)を塗工するための温度が直接伝わらない為に行なう。95℃以上のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)または軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)が基材フィルム上に直接塗工されると、ロールシュリンクラベルが容器に接着される前に収縮する為ラベリング出来ない恐れがある。
また、カーテンスプレー、スパイラルスプレー、ドットまたはビード方式では、ノズルから基材フィルムまでの距離があるので、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)または軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)が基材フィルム上に到達するまでに冷える為、ロールシュリンクラベルが装着前にシュリンクするのを防ぐことが出来る。
以下、本発明を実施例を挙げてさらに具体的に説明する。しかし、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
なお、例中、単に「部」とあるのは「重量部」を、「%」とあるのは「重量%」をそれぞれ表す。また、「WT%」は「重量%」の意である。
なお、以下の実施例では、ロールシュリンクラベル,アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a),粘着層(イ),軟化点95℃よりも高いホットメルト粘着剤、粘着層(ロ),容器、基材フィルム,転写方法として、以下のものが用いられた。
アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)は、スチレン系である熱可塑性エラストマー(A),酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B),テルペンフェノール樹脂(C),合成オイル(D),無水マレイン酸をグラフト重合させたポリプロピレンワックス(E),25℃の針入度が10dmm以下であるワックス(F),数平均分子量が1,000以上のポリエチレングリコール(G),ポリブテン(H)からなり、作製方法は以下の通りである。
スチレン系熱可塑性エラストマー(A)
・クレイトンG1650(クレイトンポリマー社製)(以下、「G1650」と略記する。)
スチレンーエチレン・ブチレンースチレンブロックポリマー(SEBS)
ジブロック量:0%
溶融粘度*1:8,000mPa・s
・クレイトンG1652(クレイトンポリマー社製)(以下、「G1652」と略記する。)
スチレンーエチレン・ブチレンースチレンブロックポリマー(SEBS)
ジブロック量:0%
溶融粘度*1;1,350mPa・s
・クレイトンG1726 (クレイトンポリマー社製)(以下、「G1726」と略記する。)
スチレンーエチレン・ブチレンースチレンブロックポリマー(SEBS)
ジブロック量:70%
溶融粘度*1:200mPa・s
なお、溶融粘度*1は、熱可塑性エラストマー濃度25重量%トルエン溶液の25℃での溶融粘度である。溶融粘度の測定は、B型粘度計RB80L(東機産業社製)を用い、ローターNo.3を用いて適した回転数で行った。
酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)
・リカロジンF(ハリマ化成社製)
水添ロジン
酸価:175mgKOH/g
軟化点:72℃
・KE−604(荒川化学社製)
水添アクリル酸変性ロジン
酸価:240mgKOH/g
軟化点:125℃
テルペンフェノール樹脂(C)
・YSポリスターT30(ヤスハラケミカル社製)(以下、「T30」と略す)
テルペンフェノール樹脂
軟化点:30℃
合成オイル(D)
・ダイアナフレシアN−90 (出光興産社製)(以下、「N90」と略記す。)
パラフィン系プロセスオイル
・ダイアナプロセスPW−90(出光興産社製)(以下、「PW90」と略記す。)
パラフィン系プロセスオイル
・ダイアナプロセスPW−380(出光興産社製)(以下、「PW380」と略記す。)
パラフィン系プロセスオイル
・プロセスオイル100R (出光興産社製)(以下、「100R」と略記す。)
ナフテン系プロセスオイル
無水マレイン酸をグラフト重合させたポリプロピレンワックス(E)
・リコセンPPMA6252(クライアントジャパン社製)(以下、「PPMA6252」と略す。)
無水マレイン酸変性ポリプロピレンワックス
酸価:40mgKOH/g
DSC融点:127℃
・リコセンPPMA1462(クライアントジャパン社製)(以下、「PPMA1462」と略す。)
無水マレイン酸変性ポリプロピレンワックス
酸価:50mgKOH/g
DSC融点:66℃
・X−10016(ベーカー・ペトロライト社製)
無水マレイン酸変性ポリプロピレンワックス
酸価:60mgKOH/g
DSC融点:117℃
25℃の針入度が10dmm以下であるワックス(F)
・HNP−9(日本精蝋社製)
パラフィンワックス
針入度:7dmm
融点:76℃
油分:0.1WT%
・POLYWAX 655(ベーカー・ペトロライト社製)(以下、「PW655」と略す。)
ポリエチレンワックス
針入度:2dmm
融点:90℃
油分:0.1WT%以下
・サソールワックス C80(サゾール社製)(以下、「C80」と略す。)
フィッシャートロプッシュワックス
針入度:8dmm
融点:77℃
油分:0.1WT%以下
数平均分子量が1,000以上のポリエチレングリコール(G)
・ポリエチレングリコールPEG−1000(三洋化成社製)(以下,「PEG−1000と略す)
ポリエチレングリコール
数平均分子量:1,000
・ポリエチレングリコールPEG−2000(三洋化成社製)(以下,「PEG−2000」と略す)
ポリエチレングリコール
数平均分子量:2,000
・ポリエチレングリコールPEG−6000(三洋化成社製)(以下,「PEG−6000」と略す)
ポリエチレングリコール
数平均分子量:6,000
・ポリエチレングリコールPEG−20000(三洋化成社製)(以下,「PEG−20000」と略す)
ポリエチレングリコール
数平均分子量:20,000
ポリブテン(H)
・出光ポリブテン 100R(出光興産社製)(以下,「ポリブテン100R」と略す。)
ポリブテン水添未添加グレード
熱可塑性エラストマー(J)
・クレイトンD1107(クレイトンポリマー社製)(以下、「D1107」と略記する。)
スチレンーイソプレンースチレンブロックポリマー(SIS)
ジブロック量:17%,スチレン比率15重量%
溶融粘度*1:1,500mPa・s
・クレイトンD1112(クレイトンポリマー社製)(以下、「D1112」と略記する。)
スチレンーイソプレンースチレンブロックポリマー(SIS)
ジブロック量:40%,スチレン比率15重量%
溶融粘度*1:900mPa・s
・クレイトンD1117(クレイトンポリマー社製)(以下、「D1117」と略記する。)
スチレンーイソプレンースチレンブロックポリマー(SIS)
ジブロック量:35%,スチレン比率17重量%
溶融粘度*1:470mPa・s
・クレイトンD1161(クレイトンポリマー社製)(以下、「D1161」と略記する。)
スチレンーイソプレンースチレンブロックポリマー(SIS)
ジブロック量:19%,スチレン比率15重量%
溶融粘度*1:1,200mPa・s
・クレイトンD1193(クレイトンポリマー社製)(以下、「D1193」と略記する。)
スチレンーイソプレンースチレンブロックポリマー(SIS)
ジブロック量:20%,スチレン比率24重量%
溶融粘度*1:1,200mPa・s
・クレイトンD1652(クレイトンポリマー社製)(以下、「D1652」と略記する。)
スチレンーエチレン・ブチレンースチレンブロックポリマー(SEBS)
ジブロック量:0%,スチレン比率30重量%
溶融粘度*1:1,350mPa・s
・クレイトンG1726(クレイトンポリマー社製)(以下、「G1726」と略記する。)
スチレンーエチレン・ブチレンースチレンブロックポリマー(SEBS)
ジブロック量:70%,スチレン比率30重量%
溶融粘度*1:200mPa・s
なお、溶融粘度*1は、熱可塑性エラストマー濃度25重量%トルエン溶液の25℃での溶融粘度である。溶融粘度の測定は、B型粘度計RB80L(東機産業社製)を用い、ローターNo.3を用いて適した回転数で行った。
粘着付与剤(K)
・クリアロンP−115(ヤスハラケミカル社製)
水添テルペン系粘着付与剤
軟化点:115℃
・クリアロンP−125(ヤスハラケミカル社製)
水添テルペン系粘着付与剤
軟化点:125℃
・クリアロンP−135(ヤスハラケミカル社製)
水添テルペン系粘着付与剤
軟化点:135℃
・アルコンP−100(荒川化学社製)
水添石油系粘着付与剤
軟化点:100℃
・アルコンP−115(荒川化学社製)
水添石油系粘着付与剤
軟化点:115℃
・アルコンP−140(荒川化学社製)
水添石油系粘着付与剤
軟化点:140℃
<アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)の作製方法>
製造方法A−1
攪拌機を備えたステンレスビーカーに、合成オイル(D);N90を31重量部,ポリプロピレンワックス(E):PPMA1462を4重量部及びテルペンフェノール樹脂(C):T−30を10重量部投入し、加熱して溶融した。加熱は内容物が130℃未満150℃超にならないように注意して行った。溶融後攪拌を行い、均一溶融溶液とした後、150℃未満の温度を保ちながら、かつ攪拌を続けながら、この溶融物に熱可塑性エラストマー(A);G1650を16重量部徐々に加え、添加終了後、次にロジン系粘着付与剤(B)のリカロジンFを39重量部添加して、溶融均一混合物とし、冷却してアルカリ分散型ホットメルト粘着剤組成物(a)を得た。
製造方法A−2〜6
熱可塑性エラストマー(A)、ロジン系粘着付与剤(B)、テルペンフェノール樹脂(C),合成オイル(D)及び無水マレイン酸をグラフト重合させたポリプロピレンワックス(E)として、下記表1に記載の成分を添加して、製造例A−1と同様にして、製造例A−2〜6のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)を作製した。
製造方法A−7
攪拌機を備えたステンレスビーカーに、合成オイル(D);PW90を32重量部,25℃の針入度が10dmm以下であるワックス(F):HNP−9を7重量部投入し、加熱して溶融した。加熱は内容物が130℃未満150℃超にならないように注意して行った。溶融後攪拌を行い、均一溶融溶液とした後、150℃未満の温度を保ちながら、かつ攪拌を続けながら、この溶融物に熱可塑性エラストマー(A);G1650を10重量部徐々に加え、添加終了後、次にロジン系粘着付与剤(B)にリカロジンFを51重量部添加して、溶融均一混合物とし、冷却してアルカリ分散型ホットメルト粘着剤組成物(a)を作製した。
製造方法A−8〜14
熱可塑性エラストマー(A)、ロジン系粘着付与剤(B)、合成オイル(D)、25℃の針入度が10dmm以下であるワックス(F)及びポリブテン(H)として、下記表1に記載の成分を添加して、製造例A−7と同様にして、製造例A−8〜14のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)を作製した。
製造方法A−15
攪拌機を備えたステンレスビーカーに、合成オイル(D);PW90を32重量部及び25℃の針入度が10dmm以下であるワックス(F):HNP−9を7重量部,ポリエチレングリコール(G):PEG−1000を6重量部投入し、加熱して溶融した。加熱は内容物が130℃未満150℃超にならないように注意して行った。溶融後攪拌を行い、均一溶融溶液とした後、150℃未満の温度を保ちながら、かつ攪拌を続けながら、この溶融物に熱可塑性エラストマー(A);G1650を10重量部徐々に加え、添加終了後、次にロジン系粘着付与剤(B)にリカロジンFを45重量部添加して、溶融均一混合物とし、冷却してアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)を作製した。
製造方法A−16〜20
熱可塑性エラストマー(A)、ロジン系粘着付与剤(B)、合成オイル(D)、25℃の針入度が10dmm以下であるワックス(F)及びポリエチレングリコール(G)として、下記表1に記載の成分を添加して、製造例A−15と同様にして、製造例A−16〜20のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)を作製した。
Figure 0005476951
<軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)の作製方法>
製造方法B−1
攪拌機を備えたニーダーに、添加する粘着付与剤(K):クリアロンP-115の半量25.5重量部、合成オイル(D):N90を9重量部を投入し、加熱し、溶融状態になった段階で熱可塑性エラストマー(J):D1107を40重量部加え150℃で1時間攪拌し、残りの粘着付与剤(K):クリアロンP-115の半量25.5重量部を加え150℃で3時間攪拌し、軟化点95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)を得た。
製造方法B−2〜8
熱可塑性エラストマー(J)、粘着付与剤(K)及び合成オイル(D)として、下記表2に記載の成分を添加して、製造例B−1と同様にして、製造例B−2〜8の軟化点95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)を作製した。
Figure 0005476951
<ロールシュリンクラベルの作製方法>
上記の方法で作製したアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)及び軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)を離型紙に150℃に加熱したハンドアプリケーターを用いて塗工量20〜30μmになるように塗工を行なった。塗工物を必要な大きさに切り取り、幅60mm×長さ250mmの基材フィルムの端部(I)に上記方法で作製したアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)の塗工物を転写し粘着層(イ)を設けた。同様の方法で相対するもう一方の端部(II)に軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)の塗工物を転写し粘着層(ロ)を設けでロールシュリンクラベルを作製した。
端部(I)および(II)の幅は表3に示した。
Figure 0005476951
<基材フィルム>
使用した基材フィルムは、厚さ50μmのMD方向一軸延伸ポリエチレンテレフタレート(シーアイ化成社製:商品名「PTRN」:100℃でのMD方向の最大収縮率48%,TD方向の最大収縮率8%)の表面にデザイン印刷層を施したものを使用した。
<ラベル付き容器の作製方法>
上記で作製したロールシュリンクラベルを、円周200mmの円筒状のPETボトルの胴部に巻いて作製した。その時、まず粘着層(I)はPETボトルと接着し、次いで、ロールシュリンクラベルを一周し、粘着層(II)はロールシュリンクラベルとの接着を行なう。粘着剤層(II)は、PETボトルとの接着せず、ロールシュリンクラベルのみに接着させ容器を作成した。
<アルカリ剥離性>
ラベル付き容器を約8×8mm角に粉砕して、ラベルが付いた状態のPETボトルのペレットとした。1,000ml丸型フラスコに、1.5wt%水酸化ナトリウム水溶液360gと前記ペレット40gを入れて、250rpmで攪拌(攪拌羽:プロペラ)した。15分後フィルターで濾過し、ペレットを目視観察し、ラベルが剥離し、ホットメルト粘着剤組成物がPETボトルに残らない場合:○、ラベルがPETボトルに残ったり、ホットメルト粘着剤組成物がPETボトルに残ったり再付着した場合:×とした。
<接着強度(対OPP)>
強度測定は、上記方法で作製したアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)を離型紙に厚さ20μmに塗工し、基材フィルムの印刷面に転写し、これをOPPに貼り付け、試験用容器を作成した。
<接着強度(対PET)>
強度測定は、上記方法で作製した軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)を離型紙に厚さ20μmに塗工し、基材フィルムの印刷面に転写し、これをPETボトルに貼り付け、試験用容器を作成した。
ラベルを貼りつけた試験用容器を15mm幅に切断し、温度23℃、相対湿度65%の恒温恒湿室中で、180度角剥離(剥離速度:300mm/分)で接着強度を測定した。
なお、接着強度は、対OPP、対PET共に、0.4N/15mm以上であれば○。更に好ましくは1.0N/15mm以上であれば◎。0.4N/15mm未満あれば×である。
<シュリンク適性試験>
上記方法で作製したラベル付き容器を90℃に加熱した湯浴に入れロールシュリンクラベルをシュリンクさせて評価した。ロールシュリンクラベルが収縮して粘着層(イ)または、粘着層(ロ)が剥離したりずれたりした場合の評価は×とした。ずれ、または剥がれがない場合の評価を○とした。
<糊残り性>
ラベル付き容器を90℃の湯浴に入れロールシュリンクラベルをシュリンクさせシュリンク適性が○と判断したサンプルのラベルを剥がした。PETボトルにアルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)がPETボトルに残った場合の評価は×とした。全く残らなかった場合の評価を○とした。

Claims (4)

  1. 容器の外周に巻きつけて装着するロールシュリンクラベルであって、
    基材フィルムと、その面上に設けられた、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)から形成される粘着層(イ)および軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)から形成される粘着層(ロ)、とからなり、
    基材フィルムの、一方の端部(I)に粘着層(イ)が設けられ、相対するもう一方の端部(II)に粘着層(ロ)が設けられ、
    端部(I)は、基材フィルムと容器との接合部であり、端部(II)は、巻きつけ後の、基材フィルム自身の他の部位との固定部であることを特徴とするロールシュリンクラベル。
  2. アルカリ分散型ホットメルト粘着剤(a)が熱可塑性エラストマー(A)、酸価が100mgKOH/g以上300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)、を含むことを特徴とする請求項1記載のロールシュリンクラベル。
  3. 軟化点が95℃よりも高いホットメルト粘着剤(b)が、熱可塑性エラストマー(J)、粘着付与剤(K)および合成オイル(D)を含んでなり、前記熱可塑性エラストマー(J)は、ジブロックの含有量が70重量%以下で、スチレン比率が10〜40重量%であるスチレン系エラストマーであることを特徴とする請求項1または2記載のロールシュリンクラベル。
  4. 請求項1ないしいずれか記載のロールシュリンクラベルが、容器に装着されてなるラベル付き容器。
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