JP2017145425A - アルカリ分散型ホットメルト粘着剤及びそれを用いた容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、紫外線の照射により塗布状態を検査することが可能なアルカリ分散型ホットメルト粘着剤の提供。容器外周胴部をプラスチックラベルでくるんでいる際は、プラスチックラベル同士の接着強度に優れ、通常の利用時にはプラスチックラベルが脱落することはないが、糊残りなくプラスチックラベルを容器からアルカリ水溶液で剥離することができるアルカリ分散型ホットメルト粘着剤の提供。【解決手段】 ホットメルト粘着剤100質量%中に、下記(A)〜(E)を合計80〜100質量%含み、下記(A)〜(E)の合計100質量%中、スチレン系エラストマー(A):10〜30質量%、特定酸価のロジン系粘着付与剤(B):30〜60質量%、プロセスオイル(C):10〜50質量%、 ワックス(D):1〜20質量%、及び蛍光増白剤(E):0.0001〜1質量%、を含むアルカリ分散型ホットメルト粘着剤。【選択図】 なし

Description

本発明は、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤及び該アルカリ分散型ホットメルト粘着剤を使用してプラスチックラベルが接着されたプラスチックラベル付き容器に関する。
ポリエチレンテレフタレート(以下、PETという)ボトルの胴部外周は、商品名などを表示するためのプラスチックラベルが通常つけられている。PETボトルの胴部外周にプラスチックラベルを付ける方法には、「胴巻きラベル方式」、「シュリンクラベル方式」、「ストレッチラベル方式」等がある。
「胴巻きラベル方式」は、PETボトルの胴部外周にほぼ四辺形の接着剤付きプラスチックラベルを巻きつける方式である。具体的にはほぼ四辺形のプラスチックフィルムの同一の面の対向する両端部に接着剤を設けてなる接着剤付きプラスチックラベルを用意し、該接着剤付きプラスチックラベルをPETボトルの胴部外周に巻き、一方の端部の接着剤をPETボトルに貼り付け、他方の端部の接着剤をプラスチックフィルムの背面に貼り付ける方式である。
「シュリンクラベル方式」は、熱で収縮し得るラベルを用いる方式であり、さらに「胴巻きタイプ」と「筒状タイプ」とがある。
「胴巻きタイプ」は、プラスチックフィルムとして熱で収縮し得るものを用い、前述の「胴巻きラベル方式」と同様にして接着剤付きプラスチックラベルを用意し、該接着剤付きプラスチックラベルをPETボトルの胴部外周に巻きつけ、ヒーターや蒸気の熱でラベルを収縮させ、これによりラベルを容器にすき間なく密着させる方法である。
一方、「筒状タイプ」は、熱で収縮し得る筒状ラベルの内部にPETボトルを挿入した後、ヒーターや蒸気の熱で筒状ラベルを収縮させ、これにより筒状ラベルを容器にすき間なく密着させる方法である。
いずれの方式の場合も、使用されたPETボトルが回収され、原料としてリサイクルできることが求められる。PETボトルをリサイクルするために、PETボトルの胴部外周に貼り付けられたプラスチックラベルとPETボトルを分離できることが求められる。
そのため、PETボトルをはじめとする、リサイクルされる容器に使用するホットメルト粘着剤にはアルカリ分散性が必須項目として挙げられる。好ましくは、プラスチックラベルをPETボトルからアルカリ水溶液で剥がす際に、PETボトルにアルカリ分散型ホットメルト粘着剤が残らないことである(特許文献1〜3)。
また、紫外線の照射により塗布状態を検出できるためのホットメルト接着剤として、特許文献4に、ポリオレフィン系樹脂、粘着付与剤、ワックス、及び蛍光増白剤を含むホットメルト接着剤組成物が開示されている。
特開2010−090185号公報 特開2010−280878号公報 特開2016−204588号公報 特開2006−290930号公報
ホットメルト粘着剤を塗工するためのアプリケーターは、アプリケーターの温度調節機構に不具合があるとホットメルト粘着剤の溶融状態が不十分になったり不安定になったりすることがある。また、温度調節機構が良好に機能したとしても長時間の使用によりノズル詰まりが生じたりすることがある。これらの場合、ホットメルト粘着剤の塗布量が不足したり、あるいは塗工面が不均一になり、貼付した後の接着強度不足が発生することがある。そこで、ホットメルト粘着剤の塗布状態の不具合を短時間に検査する方法が求められる。
特許文献1〜3記載のホットメルト粘着剤に含まれるロジン系粘着付与樹脂やプロセスオイル自体は蛍光を発する。一方、ホットメルト粘着剤付きプラスチックラベルをPETボトルに貼付し、リサイクル時には糊を残さずに剥離するという基本的要求性能を満足するためには、ロジン系粘着付与樹脂やプロセスオイルと、他の成分との量を制御する必要がある。その結果、ホットメルト粘着剤としては検査のために必要とされる強度の蛍光が生じないという問題があった。
また、特許文献2記載の組成物は、アルカリに対する分散性が乏しいのに加え、ポリオレフィン系樹脂自身にベタつきがあるため、手剥がししたときに容器にホットメルト接着剤が残るという問題があった。
本発明の目的は、アルカリ分散性を有し、かつ、紫外線の照射により塗布状態を検査することが可能なアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を提供することである。さらに、本発明の他の目的は、上記特性に加え、容器外周胴部をプラスチックラベルでくるんでいる際は、プラスチックラベル同士の接着強度に優れ、通常の利用時にはプラスチックラベルが脱落することはないが、糊残りなくプラスチックラベルを容器からアルカリ水溶液で剥離することができるアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を提供することである。
すなわち、本発明は、[1]〜[4]に関する
[1] ホットメルト粘着剤100質量%中に、下記(A)〜(E)を合計80〜100質量%含み、
下記(A)〜(E)の合計100質量%中、
スチレン系エラストマー(A):10〜30質量%、
酸価が100mgKOH/g以上、300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B):30〜60質量%、
プロセスオイル(C):10〜50質量%、
ワックス(D):1〜20質量%、及び
蛍光増白剤(E):0.0001〜1質量%、
を含むアルカリ分散型ホットメルト粘着剤。
[2] 前記蛍光増白剤(E)が、オキサゾール系の蛍光増白剤である[1]に記載のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤。
[3] 四辺形のプラスチックフィルムの同一の面の対向する両端部に、[1]または[2]記載のホットメルト粘着剤を設けてなる、ホットメルト粘着剤付きプラスチックラベル。
[4] 容器の外周に、[3]記載のホットメルト粘着剤付きプラスチックラベルを巻き、一方の端部のホットメルト粘着剤を容器に貼り付け、他方の端部のホットメルト粘着剤をプラスチックフィルムの背面に貼り付けてなる、プラスチックラベル付き容器。
本発明により、アルカリ分散性を有し、かつ、紫外線の照射により塗布状態を検査することが可能なアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を提供できる。また、容器外周胴部をプラスチックラベルでくるんでいる際は、プラスチックラベル同士の接着強度に優れ、通常の利用時にはプラスチックラベルが脱落することはないが、糊残りなくプラスチックラベルを容器からアルカリ水溶液で剥離することができるアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を提供できる。
以下、本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤について説明する。
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、スチレン系エラストマー(A)、酸価が100mgKOH/g以上、300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)、プロセスオイル(C)、ワックス(D)、及び蛍光増白剤(E)を含む。
<スチレン系エラストマー(A)>
スチレン系エラストマー(A)は、本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤のベースポリマーであり、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の凝集力を上げるために用いられる。
スチレン系エラストマー(A)は、分子中に弾性を持つゴム成分(ソフトセグメント:軟質相)と塑性変形を防止するための分子拘束成分(ハードセグメント:硬質相)との両方を持っているため、ゴムとプラスチックの中間の性質を持つ。よって、スチレン系エラストマー(A)は、常温では加硫ゴムと同様な性質を持ち、弾性を有し、高温では普通の樹脂と同じく可塑化するため、既存の成形機をそのまま使用できる。
スチレン系エラストマー(A)は、ポリスチレン(S)ブロックと、該ポリスチレンブロック間に位置するゴムブロックとを有し、ポリスチレンブロックが物理的架橋(ドメイン)を形成して橋掛け点となり、ゴムブロックは製品にゴム弾性を与える。ゴムブロックとして、ブタジエン(B)やイソプレン(I)構造の様な不飽和結合を主鎖中に有するスチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)やスチレン−イソプレン−スチレン(SIS)、これらのゴムブロックを水素添加することにより,耐熱老化性・耐候性を改良したスチレン−エチレンブチレン−スチレン(SEBS)やスチレン−エチレンプロピレン−スチレン(SEPS)等がある。
本発明では、スチレンブロックとゴムブロックの数に制限はないが、スチレンブロック−ゴムブロック−スチレンブロックのようなトリブロック構造と、スチレンブロック−ゴムブロックのようなジブロック構造が好ましく用いられ、より好ましくはトリブロック構造である。また、ゴムブロックとして、ブタジエン(B)やイソプレン(I)の様な不飽和結合を主鎖中に有するコポリマーが好ましく用いられ、より好ましくはエチレン・ブチレン(EB)やエチレンプロピレン(EP)の様な水素添加されたコポリマーである。
スチレン系エラストマー(A)は、溶融粘度が100〜50000mPa・s(25%トルエン溶液(25℃))であることが好ましい。
<ロジン系粘着付与剤(B)>
ロジン系粘着付与剤(B)は、松から得られる琥珀色、無定形の天然樹脂で、製造の違いでガムロジン、ウッドロジン, トール油ロジンに分けられる。その主成分は、3つの環構造、共役2重結合、カルボキシル基を有するアビエチン酸とその異性体の混合物であり、反応性に富んだバルキーな構造を有している。一般的には、反応性が高い為に熱安定性が悪くため、ロジンに水素を添加し、安定性を良好にしている(水添ロジン)。
本発明で用いられる酸価が100mgKOH/g以上、300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)としては、酸価を有する生ロジン(変性処理されていないロジン)、水添ロジン、(メタ)アクリル酸変成ロジン、水添(メタ)アクリル酸変成ロジン、マレイン酸変成ロジン、水添マレイン酸変成ロジン、フマール酸変性ロジン、水添フマール酸変成ロジン等が挙げられ、好ましくは、水添ロジン又は(水添)アクリル酸変成ロジン等であり、さらに好ましくは前記酸変性及び/ 又は水素添加を行なったものであり、更に好ましくは水素添加したロジン系粘着付与剤である。
ロジン系粘着付与剤(B)の酸価が100mgKOH/g以上であることにより、アルカリ分散性が優れ、熱いアルカリ水溶液で胴巻きラベルを容器から簡単に剥がすことができる。一方、酸価が300mgKOH/g以下であることにより、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の軟化点及び粘度を低くすることができる。好ましくは、ロジン系粘着付与剤の酸価が150mgKOH/g以上、200mgKOH/g以下である。
本明細書において酸価は、試料1gを中和するに要する水酸化カリウム(KOH)のmg数である。これは、例えば、次のような方法により測定される。まず試料を精密に量り、250mlのフラスコに入れ、エタノール又はエタノール及びエーテルの等容量混液50mlを加え、加温して溶かし、しばしば振り混ぜながら0.1N水酸化カリウム液で滴定する(指示薬:フェノールフタレイン)。滴定の終点は、液の淡紅色が30秒残存する点とする。次いで、同様の方法で空試験を行って補正し、次の式から酸価の値を求める。
酸価=〔0.1N水酸化カリウム液の消費量(ml)×5.611〕/〔試料量(g)〕
<プロセスオイル(C)>
プロセスオイル(C)は、ゴムや熱可塑性系エラストマー等の可塑剤として一般的に使用されるものであれば特に限定されないが、いわゆる石油精製等において生産されるものである。プロセスオイルは、芳香族系成分・ナフテン系成分・パラフィン系成分の混合物であり、一般に全炭素の芳香族炭素が30%以上のものを芳香族系プロセスオイル、ナフテン環炭素が35〜45%のものをナフテン系プロセスオイル、パラフィン鎖炭素が50%以上のものをパラフィン系プロセスオイルと分類している。
パラフィン系原油を蒸留・水素化改質・溶剤抽出・溶剤脱ロウなどを行うことによりパラフィン系オイル、芳香族系オイルなどに分離される。ナフテン系原油も蒸留・溶剤抽出などを行うことによりナフテン系オイル、芳香族系オイルなどに分離される。
本発明においては、プロセスオイル(C)としてパラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイルが好ましい。これらは、臭気の発生が少なく褐色を呈しにくく、衛生面や美粧面に優れているためである。より好ましくは、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイルの流動点が−10℃以下のものであり、5℃程度の低温環境下でもタックが発現し、常温と同様に装着することができる。
このようなプロセスオイル(C)の市販品としては、パラフィン系プロセスオイルは出光興産社製から“ダイアナプロセスオイルPWシリーズ、PSシリーズ”などの商品名で、また中国精油社製から“Kixxシリーズ”、日本サン石油社製から“サンピュアシリーズ”などの商品名で種々のグレードのものが市販されている。ナフテン系プロセスオイルは出光興産社製から“ダイアナフレシアオイルNシリーズ”、三共油化工業社製から“SNHシリーズ”などの商品名で種々のグレードのものが市販されている。
<ワックス(D)>
ワックス(D)は、粘度あるいは接着強度の調整のために用いられる。ワックスとしては、石油ワックス及び合成ワックスが挙げられ、例えば、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、無水マレイン酸をグラフト重合したプロピレンワックス、フィッシャートロプッシュワックス等が挙げられる。
石油ワックスは、パラフィンワックス(減圧蒸留留分油から分離精製した常温において固形のワックス)、マイクロクリスタリンワックス(減圧蒸留ボトム又は、重質油から分離精製した常温において固形のワックス)、ペトロラタム(減圧蒸留ボトムから分離精製した常温において半固形のワックス)に分類される。
合成ワックスは、組成により、炭化水素系合成ワックスと極性基を有する合成ワックスに大別される。さらに、炭化水素系合成ワックスには、一酸化炭素と水素を反応させて作るフィッシャー・トロプシュ(Fischer-Tropsch)ワックスと、エチレンの重合やポリエチレンの熱分解で作るポリエチレンワックスがある。
本発明においては、ワックス(D)としてパラフィンワックス、ポリエチレンワックスが好ましい。これらは、臭気の発生が少なく褐色を呈しにくく、衛生面や美粧面に優れており、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の接着強度を低下させないためである。また、本発明に使用されるワックスの融点は、60℃以上140℃ 以下が好ましい。ワックスの融点が60℃以上であると高温での接着性に優れ、手剥がしにより糊残りなくプラスチックラベルを剥離することができる。一方、ワックスの融点が140℃以上であると、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の軟化点が高くなり、アルカリ分散性が低下する場合がある。
このようなワックス(D)の市販品としては、パラフィンワックスは、日本精蝋株式会社製から “Paraffin Waxシリーズ、HNPシリーズ”、東洋アドレ株式会社から“TOPCOシリーズ”などの商品名で種々のグレードのものが市販されている。ポリエチレンワックスは、三井化学株式会社から“三井ハイワックスシリーズ”、Baker Petrolite社から“POLYWAXシリーズ” などの商品名で種々のグレードのものが市販されている。
<蛍光増白剤(E)>
蛍光増白剤(E)は、紫外線の照射により蛍光を発する成分として添加されている。蛍光増白剤としては、スチルベン系、イミダゾール系、イミダゾロン系、トリアゾール系、チアゾール系、オキサゾール系等の蛍光増白剤が挙げられる。本発明においては、蛍光増白剤(E)として、オキサゾール系が好ましく、中でも、5−チオフェンジイルビス(5―tert−ブチル−1,3−ベンゾキサゾール)が好ましい。前記蛍光増白剤は、微量で十分な蛍光を発し、安全性や耐熱性に優れる。
<アルカリ分散型ホットメルト粘着剤>
スチレン系エラストマー(A)は、その効果に限定されるものではないが、主にアルカリ分散型ホットメルト粘着剤の凝集力を上げるために用いられる。スチレン系エラストマー(A)を10質量%以上とすることにより、凝集力を付与しアルカリ分散型ホットメルト粘着剤としての性能が得られる。また、スチレン系エラストマー(A)を30質量%以下とすることにより、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤を塗工する際の塗工機を制限することなく塗布することができる。(A)〜(E)の合計100質量%中、スチレン系エラストマー(A)の含有量は好ましくは15〜25質量%である。
また、酸価が100mgKOH/g以上、300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)は、その効果に限定されるものではないが、主にプラスチックラベル基材と、容器、例えばPETボトルとの粘着力を強くするために用いられる。その配合量が30質量%以上であることにより、容器に貼りつけるための十分な粘着力を発現することができる。また、60質量%以下であることにより、タックを発現することができる。(A)〜(E)の合計100質量%中、ロジン系粘着付与剤(B)の含有量は好ましくは35〜55質量%である。
また、プロセスオイル(C)は、その効果に限定されるものではないが、主にプラスチックラベル基材や容器、例えばPETボトルとの濡れ性によりアルカリ分散型ホットメルト粘着剤との密着性を向上するために用いられる。その配合量が10質量%以上であることにより、低温での粘着性及び低温での剥離性に優れる。50質量%以下であることにより、凝集力と密着性を両立することができる。(A)〜(E)の合計100質量%中、プロセスオイル(C)の含有量は好ましくは15〜40質量%である。
また、ワックス(D)は、その効果に限定されるものではないが、主に粘度あるいは接着強度の調整のために用いられる。ワックスの配合量が1質量%以上であることにより、プラスチックラベル同士の接着強度及び保持力を向上でき、容器が膨張してもプラスチックラベルが剥がれず、プラスチックラベルを手剥がしする際に糊残りしない。20質量%以下とすることにより、アルカリ剥離性を向上できる。(A)〜(E)の合計100質量%中、ワックス(D)の含有量は好ましくは3〜10質量%である。
また、蛍光増白剤(E)は、紫外線の照射により蛍光を発する成分として添加されている。その配合量が0.0001質量%以上であることにより、十分な蛍光発光を観察することができ、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の塗工状態を検査することができる。1質量%以下であることにより、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の色相や加熱安定性を低下させることがない。(A)〜(E)の合計100質量%中、蛍光増白剤(E)の含有量は好ましくは0.1〜0.01質量%である。
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、後述するように(A)〜(E)以外の成分を含み得るが、ホットメルト粘着剤100質量%中、(A)〜(E)の合計は80〜100質量%であることが好ましく、より好ましくは90〜100質量%である。(A)〜(E)以外の成分の合計が増え、(A)〜(E)の合計が80質量%より少なくなると、プラスチックラベル同士の接着性、手剥がしした際の糊残り性、及びアルカリ分散性のバランスが崩れる。
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤においては、必要に応じ、熱劣化、熱分解を防ぐための酸化防止剤を添加することができる。
<アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の製造方法>
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、例えば(A)〜(E)を溶融、ブレンドして均一混合物とすることにより製造される。溶融、ブレンド温度は、90℃以上180℃以下が好ましい。溶融温度が90℃未満であると、ブレンドが均一にならないという問題があり、一方180℃を超える場合には、熱劣化による褐色化や熱分解などの問題が生じる。ブレンドのための装置としては、攪拌機、押出機など従来から周知、公知のブレンド装置を用いることができる。このとき、溶融、ブレンドの方法、溶融、ブレンドの順序は任意でよいが、例えば、まず所定量のプロセスオイル(C)をブレンダー容器内へ投入し、溶融し、攪拌を続けながら、スチレン系エラストマー(A)、酸価が100mgKOH/g以上、300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)、ワックス(D)、蛍光増白剤(E)を順次投入、ブレンドして、均一混合物とすることにより形成される。また、これらを二軸押出機で同時に混練してもよい。
<ホットメルト粘着剤付きプラスチックラベル>
本発明のホットメルト粘着剤は、プラスチックフィルムなどのラベルを、ガラス、プラスチック、金属などの種々の容器に接着するための粘着剤として用いることができる。
例えば、具体的には、ほぼ四辺形のプラスチックフィルムの同一の面の対向する両端部に、120〜160℃程度の温度で溶融された本発明のホットメルト粘着剤を塗工し、粘着剤を2箇所に設けて、本発明のホットメルト粘着剤付きプラスチックラベルを得ることができる。このようなホットメルト粘着剤付きプラスチックラベルは、後述する「胴巻きラベル」として用いることができる。
あるいは、プラスチックフィルムの一方の面の全面に本発明のホットメルト粘着剤を設けることもできる。
用いられるプラスチックフィルムとしては、二軸延伸ポリプロピレン(以下、OPPと略記する。)ポリエチレンフィルム(以下、PEという)、PETなどが挙げられる。また、本発明のホットメルト粘着剤付きプラスチックラベルは、プラスチックフィルムに粘着剤が塗布される面と反対側、すなわちプラスチックフィルムの表面に適宜印刷などが施されたものであってもよいし、プラスチックフィルムとホットメルト粘着剤との間に適宜印刷が施されたものでもよい。いずれの場合にも、目的とする接着強度、保持力、剥離性と熱アルカリ水溶解性を示す。
なお、印刷は、プラスチックフィルムの全面であってもよいし、一部分であってもよい。印刷は、グラビア印刷,UV印刷など、従来知られた印刷法の何れの方法により行われたものでもよい。
ホットメルト接着剤の塗布方式としては、オープンホイール方式、クローズガン方式、ダイレクトコート方式などがある。剥がしたときにPETボトルなどに糊が残らない方式としては、オープンホイール方式、ダイレクトコート方式が好ましい。
<容器>
本発明のホットメルト接着剤付きプラスチックラベルは、容器胴部に適用される胴巻きラベルとして用いられることが好ましい。
即ち、容器の外周に、本発明のホットメルト接着剤付きプラスチックラベルを巻き、一方の端部のホットメルト接着剤を容器に貼り付け、他方の端部のホットメルト接着剤をプラスチックフィルムの背面に貼り付けて、本発明のプラスチックラベル付き容器を得ることができる。
容器の基材としては、ガラス、プラスチック、金属などが挙げられる。
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、前記のとおりアルカリ分散性に優れる。そのため、清涼飲料水、調味料、洗剤、シャンプー、食用油、化粧品、医薬品などに使用されている、PETボトルなどのプラスチック容器やガラス瓶などのガラス容器に、適用できる。
塗工状態の検査方法としては、プラスチックラベル基材にアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を塗布した後、あるいはアルカリ分散型ホットメルト粘着剤が塗布されたプラスチックラベルを容器に貼り付けた後に、紫外線を照射することが好ましい。上記検査は目視により行われてもよく、蛍光を認識するセンサーとセンサーに接続された画像処理装置等を含む検査装置により自動的に行ってもよい。
以下、本発明を実施例及び比較例を挙げてさらに具体的に説明する。しかし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、特に断らない限り「部」は質量部である。
<アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の作製方法>
[実施例1]
攪拌機を備えたステンレスビーカーに、プロセスオイル(C)として35部のPW−90をを投入し、加熱撹拌した。加熱は内容物が150℃以上にならないように注意して行った。この溶融物にスチレン系エラストマー(A)として、20部のG−1652を徐々に加え、添加終了後、酸価が100mgKOH/g以上、300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B)として40部のハリタックFを加えた。最後に、ワックス(D)として5部のBW−3250、及び蛍光増白剤(E)として0.01部のUVITEX OBを添加して、溶融均一混合物とし、冷却してアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を作製した。
得られたアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を用いて後述する方法に従い、蛍光性、アルカリ剥離性、接着性(接着強度)(対OPP、対PET)、及び糊残り性を下記の方法により行い、評価したところ、蛍光性、アルカリ剥離性、及び糊残り性は良好(○)であり、接着性(対OPP)は0.5N/15mmであり、接着性(対PET)は0.4N/15mm であった。
[実施例2〜7]、[比較例1〜7]
表1に示すような組成で、実施例1と同様に溶融・混合して、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤を作製し、同様に評価した。結果を表1に示す。
(蛍光性)
厚さ20μmのPETフィルムの全面に印刷を施したプラスチックラベル(以下、PETラベルと略記する。)の印刷面に、得られたアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を塗工量20〜30g/m、塗工面積15cmとなるようにハンドアプリケーターを用いて塗工(塗工温度:150℃)し、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤付きPETラベルを得た。
得られたアルカリ分散型ホットメルト粘着剤付きPETラベルに紫外線を照射した。紫外線照射光源はスタンレー電気社製ブラックライトSH−100TBを使用した。アルカリ分散型ホットメルト粘着剤から発する蛍光を目視により観察し、下記基準で評価した。
○:塗工面から蛍光が確認され、塗工状態が明確に把握できる。
×:塗工面から、塗工状態を確認できる蛍光が認められなかった。
(アルカリ剥離性)
厚さ20μmのPETフィルムの代わりに厚さ40μmのOPPフィルムを用いた以外は蛍光性評価の場合と同様にして、粘着剤付きOPPラベルを得た。次いで、粘着剤付きOPPラベルを、2L長角PETボトル外周胴部に巻き付けて、粘着剤付きOPPラベルを貼り付けた容器を得た。次いで、粘着剤付きOPPラベルごとPETボトルを、約8mm×8mm角に粉砕して、OPPラベルが付いた状態のPETペレット(以下、ラベル付きペレットという)を作製した。
別途、粘着剤付きOPPラベルを付けていない2L長角PETボトルを同様に約8mm×8mm角に粉砕して、希釈用PETペレットを作製した。
ラベル付きペレット30個に対し希釈用PETペレットを加え、試料全体を10gとした。
1000ml丸型フラスコに、85〜90℃の1.5wt%水酸化ナトリウム水溶液90g、前記試料10gを入れて、600rpmで攪拌(攪拌羽:プロペラ)した。15分後フィルターで濾過し、試料の状態を目視観察し、下記基準で判断した。
○:ラベル付きペレットからOPPラベルが剥がれ、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤がPETペレット上に全く残らない。
×:OPPラベルがラベル付きペレット上に残ったものが4個以上あるか、又はラベル付きペレット30個からOPPラベルが全部剥がれたが、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤がPETペレット上に残ったものが4個以上ある。
(接着性(対OPP))
アルカリ剥離性評価と同様にして、粘着剤付きOPPラベルを得た。次いで、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤が塗布されていないもう1枚のOPPラベルの非印刷面に、前記粘着剤付きOPPラベルの粘着剤面を23℃で貼り付けて、ハンドローラーで1往復させて圧着し、15mm幅に断裁した。温度23℃、相対湿度65%の恒温室中で、180度角剥離試験(剥離速度:300mm/分)を行い、下記基準で判断した。
○:接着強度が、0.4N/15mm以上。
×:接着強度が、0.4N/15mm未満。
(接着性(対PET))
蛍光性評価と同様にして、粘着剤付きPETラベルを得た。次いで、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤が塗布されていないもう1枚のPETラベルの非印刷面に、前記粘着剤付きPETラベルの粘着剤面を23℃で貼り付けて、ハンドローラーで1往復させて圧着し、15mm幅に断裁した。
前述の対OPPの場合と同様の評価方法・基準で接着性を評価した。
(糊残り性)
アルカリ剥離性評価と同様にして、粘着剤付きOPPラベルを得た。次いで、厚さ250μmのPETフィルムに、前記粘着剤付きOPPラベルの粘着剤面を23℃で貼り付けて、ハンドローラーで1往復させて圧着し、15mm幅に断裁した。温度23℃、相対湿度65%の恒温室中で、180度角剥離試験(剥離速度:300mm/分)を行い、下記基準で判断した。
○:アルカリ分散型ホットメルト粘着剤とPETシートとの界面で剥がれ、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤がPETシートに残らない。
×:アルカリ分散型ホットメルト粘着剤とPETシートとの界面で剥がれず、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤がPETシートに残るか、又はアルカリ分散型ホットメルト粘着剤とPETシートとの界面で剥がれるが、剥がした粘着剤付きOPPラベルの粘着剤面を再度PETシートに重ねると再付着する。
Figure 2017145425

表1中の略称を以下に示す。
・G−1652:クレイトンG−1652(クレイトンポリマー社製)、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロックポリマー(SEBS)、溶融粘度:1,800mPa・s(溶融粘度は、スチレン系エラストマー濃度25wt%トルエン溶液の25℃において、B型粘度計RB80L(東機産業社製)、ローターNo.3を用いて適した回転数で測定した値である。)
・ハリタックF:ハリタックF(ハリマ化成社製)、酸価:175mgKOH/g、軟化点:72℃
・PW−90:ダイアナプロセスPW−90(出光興産社製)、パラフィン系プロセスオイル(パラフィン系:71%、ナフテン系:29%、芳香族系:0%)、流動点:−15℃
・PW−380:ダイアナプロセスPW−380(出光興産社製)、パラフィン系プロセスオイル(パラフィン系:73%、ナフテン系:27%、芳香族系:0%)、流動点:−15℃
・N−90:ダイアナフレシアN−90(出光興産社製)、ナフテン系プロセスオイル(パラフィン系:47.7%、ナフテン系:46.1%、芳香族系:6.2%)、流動点:−32.5℃
・BW−3250:TOPCO BW−3250(東洋アドレ株式会社製)、パラフィンワックス、融点:74℃
・UVITEX OB:UVITEX OB(BASF社製)、2,5−チオフェンジイルビス(5―tert−ブチル−1,3−ベンゾキサゾール)
・レックスタック2535: REXtac2535(LLS社製)、エチレン−プロピレンコポリマー、溶融粘度:3500mPas(190℃)
・P−100:アルコンP−100(荒川化学工業社製)、C9石油系樹脂、軟化点:100℃
実施例1〜7から、本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、アルカリ剥離性、接着性、及び糊残り性に優れ、紫外線の照射により蛍光を発することが示された。一方、比較例1〜7のホットメルト粘着剤は、アルカリ剥離性、接着性、糊残り性、及び蛍光性の全てを満足する結果は得られなかった。
本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤は、胴巻き方式用のホットメルト粘着剤付きプラスチックラベルの製造に好適に使用できる。本発明のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤を用いたホットメルト粘着剤付きプラスチックラベルは、PETボトル向けに好適に使用できる他、他のプラスチック製容器やガラスビンなどにも適用できる。また、各種容器には内容物として、清涼飲料水をはじめ、調味料,洗剤、シャンプー、食用油、化粧品、医薬品などを収容することが可能である。
また、本発明に係るアルカリ分散型分散型ホットメルト粘着剤は、蛍光増白剤が0.0001〜1質量%の割合で配合されているので、生産ラインにおいて、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤が塗工された部分に紫外線を照射した場合、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤が十分な強度の蛍光を発する。従って、アルカリ分散型ホットメルト粘着剤の塗工状態を容易に検査することができ、接着不良を防ぐことが可能となる。


Claims (4)

  1. ホットメルト粘着剤100質量%中に、下記(A)〜(E)を合計80〜100質量%含み、
    下記(A)〜(E)の合計100質量%中、
    スチレン系エラストマー(A):10〜30質量%、
    酸価が100mgKOH/g以上、300mgKOH/g以下であるロジン系粘着付与剤(B):30〜60質量%、
    プロセスオイル(C):10〜50質量%、
    ワックス(D):1〜20質量%、及び
    蛍光増白剤(E):0.0001〜1質量%、
    を含むアルカリ分散型ホットメルト粘着剤。
  2. 前記蛍光増白剤(E)が、オキサゾール系の蛍光増白剤である請求項1に記載のアルカリ分散型ホットメルト粘着剤。
  3. 四辺形のプラスチックフィルムの同一の面の対向する両端部に、請求項1または2記載のホットメルト粘着剤を設けてなる、ホットメルト粘着剤付きプラスチックラベル。
  4. 容器の外周に、請求項3記載のホットメルト粘着剤付きプラスチックラベルを巻き、一方の端部のホットメルト粘着剤を容器に貼り付け、他方の端部のホットメルト粘着剤をプラスチックフィルムの背面に貼り付けてなる、プラスチックラベル付き容器。

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