JP5476705B2 - 積層半導体製造装置、積層半導体製造方法および基板ホルダラック - Google Patents

積層半導体製造装置、積層半導体製造方法および基板ホルダラック Download PDF

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Description

本発明は、搬送される基板ホルダを収納するための基板ホルダラックに関する。
基板を保持した基板ホルダを搬送する基板搬送装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この基板搬送装置は、例えば、基板ホルダに保持された基板と当該基板に貼り合わされる他の基板とを互いに位置合わせする位置合わせ装置に、基板及び基板ホルダを搬送するのに用いられる。基板搬送装置は、真空吸着等の吸着手段によって、基板ホルダを保持する。
特開2006−332563号公報
2枚の基板を互いに貼り合わせる場合、従来は上述の基板搬送装置に反転機構を設け、一方の基板を保持した基板ホルダを裏返すことにより、互いの基板を対向させて位置合わせを行っていた。また、貼り合わせ後には基板を取り外し、再び反転させて収納していた。そのため、基板搬送装置に反転機構を設けることが必要となり、また、貼り合わせ工程のスループットが低下するという課題を抱えていた。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様における基板ホルダラックは、一方の面に基板を保持する基板ホルダを収容するための基板ホルダラックであって、基板ホルダのうち基板を保持する領域の外周領域に対応する位置に配された、基板ホルダを載置する載置面を構成する少なくとも3箇所の支持凸部を有する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、貼り合わせ装置100の全体構造を模式的に示す平面図である。貼り合わせ装置100は、共通の筐体101の内部に形成された常温部102および高温部202を含む。
常温部102は、筐体101の外部に面して、複数の基板カセット111、112、113と、制御盤120とを有する。制御盤120は、貼り合わせ装置100全体の動作を制御する制御部を含む。また、制御盤120は、貼り合わせ装置100の電源投入、各種設定等をする場合にユーザが外部から操作する操作部を有する。更に、制御盤120は、配備された他の機器と接続する接続部を含む場合もある。
基板カセット111、112、113は、貼り合わせ装置100において接合される基板180、あるいは、貼り合わせ装置100において接合された基板180を収容する。また、基板カセット111、112、113は、筐体101に対して脱着自在に装着される。これにより、複数の基板180を一括して貼り合わせ装置100に装填できる。また、貼り合わせ装置100において接合された基板180を一括して回収できる。
常温部102は、筐体101の内側にそれぞれ配された、プリアライナ130、接合部140、基板ホルダラック150および基板取り外し部160と、一対のロボットアーム171、172とを備える。筐体101の内部は、貼り合わせ装置100が設置された環境の室温と略同じ温度が維持されるように温度管理される。これにより、接合部140の精度が安定するので、位置決めを精密にできる。
プリアライナ130は、高精度であるが故に狭い接合部140の調整範囲に基板180の位置が収まるように、個々の基板180の位置を仮合わせする。これにより、接合部140における位置決めを確実にすることができる。
基板ホルダラック150は、複数の基板ホルダ190を収容して待機させる。基板ホルダラック150の詳細な構造については、他の図を参照して後述する。基板ホルダ190による基板180の保持は、例えば静電吸着による。
接合部140は、固定ステージ141、移動ステージ142および干渉計144を含む。また、接合部140を包囲して断熱壁145およびシャッタ146が設けられる。断熱壁145およびシャッタ146に包囲された空間は空調機等に連通して温度管理され、接合部140における位置合わせ精度を維持する。
接合部140において、移動ステージ142は、基板180または基板180を保持した基板ホルダ190を搬送する。これに対して、固定ステージ141は固定された状態で、基板ホルダ190および基板180を保持する。
基板取り外し部160は、後述する加圧部240から搬出された基板ホルダ190から、当該基板ホルダ190に挟まれて接合された基板180を取り出す。基板ホルダ190から取り出された基板180は、ロボットアーム172、171および移動ステージ142により基板カセット113に戻されて収容される。また、基板180を取り出された基板ホルダ190は、基板ホルダラック150に戻されて待機する。
なお、貼り合わせ装置100に装填される基板180は、単体のシリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、ガラス基板等の他、それらに素子、回路、端子等が形成されたものでもよい。また、装填された基板180が、既に複数のウエハを積層して形成された積層基板である場合もある。
一対のロボットアーム171、172のうち、基板カセット111、112、113に近い側に配置されたロボットアーム171は、基板カセット111、112、113、プリアライナ130および接合部140の間で基板180を搬送する。また、ロボットアーム171は、接合する基板180の一方を裏返す機能も有する。これにより、基板180において回路、素子、端子等が形成された面を対向させて接合することができる。
一方、基板カセット111、112、113から遠い側に配置されたロボットアーム172は、接合部140、基板ホルダラック150、基板取り外し部160、基板ホルダラック150およびエアロック220の間で基板180および基板ホルダ190を搬送する。また、ロボットアーム172は、基板ホルダラック150に対する基板ホルダ190の搬入および搬出も担う。
高温部202は、断熱壁210、エアロック220、ロボットアーム230および複数の加圧部240を有する。断熱壁210は、高温部202を包囲して、高温部202の高い内部温度を維持すると共に、高温部202の外部への熱輻射を遮断する。これにより、高温部202の熱が常温部102に及ぼす影響を抑制できる。
ロボットアーム230は、加圧部240のいずれかとエアロック220との間で基板180および基板ホルダ190を搬送する。エアロック220は、常温部102側と高温部202側とに、交互に開閉するシャッタ222、224を有する。
基板180および基板ホルダ190が常温部102から高温部202に搬入される場合、まず、常温部102側のシャッタ222が開かれ、ロボットアーム172が基板180および基板ホルダ190をエアロック220に搬入する。次に、常温部102側のシャッタ222が閉じられ、高温部202側のシャッタ224が開かれる。
続いて、ロボットアーム230が、エアロック220から基板180および基板ホルダ190を搬出して、加圧部240のいずれかに装入する。加圧部240は、基板ホルダ190に挟まれた状態で加圧部240に搬入された基板180を熱間で加圧する。これにより基板180は恒久的に接合される。
高温部202から常温部102に基板180および基板ホルダ190を搬出する場合は、上記の一連の動作を逆順で実行する。これらの一連の動作により、高温部202の内部雰囲気を常温部102側に漏らすことなく、基板180および基板ホルダ190を高温部202に搬入または搬出できる。
このように、貼り合わせ装置100内の多くの領域において、基板ホルダ190は、基板180を保持した状態でロボットアーム172、230および移動ステージ142に搬送される。基板180を保持した基板ホルダ190が搬送される場合、ロボットアーム172、230は、真空吸着、静電吸着等により基板ホルダ190を吸着して保持する。また、基板ホルダ190は、静電吸着により基板180を吸着して保持する。
貼り合わせ装置100が稼動を開始すると、ロボットアーム171により基板180が一枚ずつプリアライナ130に搬入され、プリアラインされる。基板180を保持する面が上向きである基板ホルダ190をロボットアーム172が搬送する場合には、ロボットアーム172は、基板ホルダ190を移動ステージ142に搭載して、ロボットアーム171の近傍まで搬送させる。ロボットアーム171は、この基板ホルダ190に、プリアラインされた基板180を載せて吸着させる。
一方、基板180を保持する面が下向きである基板ホルダ190をロボットアーム172が搬送する場合には、まず、ロボットアーム172は、基板180を保持する面を下向きにして収納されている基板ホルダ190を基板ホルダラック150から固定ステージ141に搬送する。その後、ロボットアーム171は、プリアラインされた基板180を移動ステージ142に搬送する。なお、この基板180は、接合面を下向きにしてプリアラインされるか、もしくは接合面を上向きにしてプリアラインされた後にロボットアーム171の反転機構を用いて接合面を下向きにされる。そして、接合面が下向きにされた基板180を、固定ステージ141に固定された基板ホルダ190の下方へロボットアーム171によって搬送し、ロボットアーム171に設けられたプッシュピンにより基板180を基板ホルダ190に向けて押し上げる。押し上げられた基板180は、例えば静電吸着により基板ホルダ190に吸着される。
その後、干渉計144により位置を監視しつつ移動ステージ142を精密に移動させて、基板ホルダ190を介して固定ステージ141に保持された基板180に対して位置合わせして接合する。このように接合を行うことで、重ね合わせる基板180を保持する基板ホルダ190を、ロボットアーム172により反転させる動作を必要としない。そのため、接合工程のスループットを改善することができる。
接合された基板180を挟んだ基板ホルダ190は、ロボットアーム172によりエアロック220に搬送される。エアロック220に搬送された基板180および基板ホルダ190は加圧部240に装入される。
加圧部240において加熱および加圧されることにより、基板180は互いに接合されて一体になる。その後、基板180および基板ホルダ190は、高温部202から搬出されて、基板取り外し部160において基板180および基板ホルダ190は分離される。このような使用方法に鑑みて、基板ホルダ190は、貼り合わせ装置100においては2枚1組で使用される。
貼り合わされた基板180は、基板カセット113に搬送して収容される。この場合、移動ステージ142は、ロボットアーム172からロボットアーム171への搬送にも携わる。また、基板ホルダ190は、ロボットアーム172により基板ホルダラック150に戻される。
図2は、基板ホルダ190を上方から見下ろした様子を示す斜視図である。図では、基板ホルダ190の上面には基板180が保持されている。また、図3は、同じ基板ホルダ190を下方から見上げた様子を示す斜視図である。
基板ホルダ190は、ホルダ本体910、吸着子920および電圧印加端子930を有して、全体としては基板180よりも径がひとまわり大きな円板状をなす。ホルダ本体910は、セラミックス、金属等の高剛性材料により一体成形される。吸着子920は、電磁石により形成され、基板180を保持する表面において、保持した基板180よりも外側である外周領域に複数配される。図の場合、2個を一組として120度毎に合計6個の吸着子が配されている。吸着子920の極性を電気的に制御することで、2枚の基板ホルダを対向して互いに吸着させることができる。電圧印加端子930は、基板180を保持する面の裏面に埋設される。
ホルダ本体910は、その表面において基板180を保持する領域が高い平坦性を有して、保持する基板180に接する。また、ホルダ本体910は、保持した基板180を吸着する領域の外側に、ホルダ本体910を表裏に貫通して形成された、それぞれ複数の位置決め穴912および観察穴914を有する。更に、ホルダ本体910は、保持した基板180を吸着する領域の内側に、ホルダ本体910を表裏に貫通して形成された、複数の作業穴916を有する。
位置決め穴912は、脱落防止ピン等に嵌合して、基板ホルダ190の位置決めに与する。観察穴914は、基板180を保持する側の端面にフィディシャルマーク915を有する。観察穴914を通じてフィディシャルマーク915を観察することにより、基板ホルダ190に挟まれた場合に見えなくなる基板180の位置を推定できる。
作業穴916は、基板ホルダ190から基板180を取り外す場合に、ホルダ本体910の下面からイジェクトピン等を挿通させる。これら作業穴916は、基板ホルダ190を介して加圧することにより接合される基板180に影響が及ばないように、基板180に素子が形成されない外縁部領域に対応した位置に形成されることが好ましい。
吸着子920は、基板180を保持する平面と略同じ平面内に上面が位置するように、ホルダ本体910に形成された陥没領域に配される。電圧印加端子930は、基板180を保持する表面に対して裏面において、ホルダ本体910に埋め込まれる。電圧印加端子930を介して電圧を印加することにより、基板ホルダ190と基板180との間に電位差を生じさせて、基板180を基板ホルダ190に吸着する。
表裏検知穴918は、基板ホルダ190を貫通して設けられた穴であり、基板ホルダ190が基板ホルダラック150に収納されたときに、どちらの面を上向きもしくは下向きに収納されているのかを、基板ホルダラック150側で検知するための穴である。検知の仕方等については、後述する。なお、表裏検知穴918は、作業穴916として兼用するように構成しても良い。
図4は、貼り合わせ装置100において用いられるロボットアーム172、230の先端部を拡大して示す斜視図である。なお、これらのロボットアーム172、230は、基板ホルダ190を搬送する場合があるという点で、ロボットアーム171とは仕様が異なる。
即ち、ロボットアーム171は、単独の基板180または貼り合わされた基板180を搬送する。これに対して、ロボットアーム172、230は、基板180を保持した基板ホルダ190を搬送する。基板ホルダ190の質量は、基板180よりも大きいので、ロボットアーム172、230は、大きな負荷に耐え得る構造を有する。
ロボットアーム172、230は、搭載部410、落下防止カバー420、アクチュエータ430およびブラケット440を有する。ブラケット440は、搭載部410、落下防止カバー420およびアクチュエータ430をロボットアーム本体に結合する。搭載部410およびアクチュエータ430は、ブラケット440から直接に支持され、落下防止カバー420は、アクチュエータ430から支持されると共に駆動される。
ロボットアーム172、230の先端部を構成する搭載部410は、コの字形状に二股になった腕部を有し、腕部先端の各上面と腕部分の付け根との3ヶ所に、パッキング412および吸引穴414が配される。吸引穴414はパッキング412に包囲された領域の内側に配置される。また、搭載部410の付け根部分のパッキング412の側部には、一対の接続端子450が配される。更に、搭載部410の上面には、4本の脱落防止ピン460が配される。
パッキング412は弾性を有する材料により環状に形成され、搭載部410の上面に吸着領域を形成する。搭載部410に基板ホルダ190が搭載された場合に、パッキング412はホルダ本体910の上面もしくは下面に対して気密に吸着する。吸着領域と基板ホルダとの相対的な関係は、別図を用いて後に詳述する。
脱落防止ピン460は、基板ホルダ190の外形に対応して配置される。これにより、搭載部410に基板ホルダ190を搭載したとき、基板ホルダ190の縁部が脱落防止ピン460に当接する。これにより、搭載部410からの基板ホルダ190の脱落が防止される。
また、搭載部410に基板ホルダ190を搭載することにより、接続端子450は、基板ホルダ190の電圧印加端子930に当接する。これにより、搭載部410に保持された基板ホルダ190による基板180の静電吸着を開始または解除させることができる。
落下防止カバー420は、アクチュエータ430により駆動され、ブラケット440に退避した図示の位置と、搭載部410の上方に前進した位置との間を進退する。また、搭載部410の上方に前進した場合、搭載部410の上面と落下防止カバー420の下面との間には、基板ホルダ190および基板180を合わせた厚さよりも大きな間隙がある。このような構造により、搭載部410に基板ホルダ190が支持されている場合に、基板ホルダ190の上方に位置して、吸着が解除された基板ホルダ190が搭載部410から落下することを防止できる。
図5は、基板ホルダ190を複数収納する基板ホルダラック150の正面斜視図である。図では、例として4枚の基板ホルダが収納可能な、4段の棚を有する基板ホルダラックを示す。そしてその使用状態において、第1段の棚501および第3段の棚503には基板ホルダが収納されておらず、第2段の棚502には基板を保持する面が上向きの基板ホルダ191が、第4段の棚504には基板を保持する面が下向きの基板ホルダ192が収納された状態を示す。なお、棚数は何段であっても構わない。
各段の棚には、基板ホルダ190が収納できるように、基板ホルダ190を載せるための支持凸部が複数設けられている。その配置については別図を用いて後に詳述するが、図5においては、基板ホルダ190のうち基板ホルダラック150の開口付近で支える支持凸部521と支持凸部522が各段の棚にそれぞれ見えている。
ロボットアーム172の先端部である基板ホルダ190の搭載部410は、矢印571の方向に、基板ホルダラック150に対して進入する。ロボットアームは、搭載部410が水平を保ったまま、矢印572で示す上下方向にも移動できるように構成されており、基板ホルダラック150のいずれの棚にも進入できる。搭載部410の腕部は、2つの腕部の間に支持凸部521と支持凸部522を挟み込むように、棚の底板と基板ホルダ190との間に入り込む。つまり、h1で表される支持凸部の高さの方が、h2で表される腕部の高さよりも高い関係にある。
通信線551は、基板ホルダラック150と制御盤120を接続し、基板ホルダラック150に入出力される各種信号を通信する。
図6は、基板ホルダラック150に、ロボットアーム172の搭載部410が進入した状態を上面から見た透視図である。具体的には、図5における第2段の棚502に搭載部410が進入した状態の透視図である。なお、図6は、基板ホルダラック150の各要素、第2段の棚502に収納されている基板ホルダ191の各要素、およびロボットアーム172の先端部である搭載部410の各要素の相対的な位置関係を示すための図であり、全ての要素を示すものではない。
基板ホルダ191は、基板を保持する面が上向きの状態で基板ホルダラック150に収納されているが、この収納状態においては、4つの支持凸部により形成される載置面に載置されている。具体的には、ロボットアーム172の進入開口であると同時に、基板ホルダ191の搬入搬出の開口でもある基板ホルダラック150の開口側に、支持凸部521および支持凸部522が配置されている。そして、この開口に対し、基板ホルダ191の重心よりも奥側に、支持凸部523および支持凸部524が配置されている。そしてこれら4つの支持凸部は、図示するように、基板ホルダ191のうち、基板を保持する領域である基板保持面199の外周領域に対応する位置に配置されている。本実施形態においては、これら4つの支持凸部がそれぞれ円柱形状を成し、その上面が基板ホルダ191の載置面となる。なお、支持凸部は、円柱形状に限らず、基板ホルダ191の載置面が構成される形状であれば、他の構成要素と干渉せず、基板保持面199の外周領域に対応する位置に配置される限りにおいて、いかなる形状であっても良い。例えば、基板ホルダ191と同心である、円弧リブなどであっても良い。また、支持凸部は、少なくとも3箇所あれば基板ホルダ191の載置面を構成することができるので、棚の底板に対して少なくとも3箇所設けられる。
基板を保持する面が上向きの状態の基板ホルダ191は、図で示すような、一組の吸着子920が最奥に位置するように常に収納される。このとき、その一組の吸着子920の近傍に設けられている表裏検知穴918は、基板ホルダラック150の開口側から見たときに中心より右側に存在することになる。基板を保持する面が上向きの状態で基板ホルダが収納される限り、この位置に表裏検知穴918が存在することになるので、この穴を検知する表裏検知センサ601をこの位置に設ける。同時に、基板ホルダラック150の開口側から見たとき基板ホルダ191の中心に対して左右対称の位置にも表裏検知センサ602を設ける。
表裏検知センサ601および表裏検知センサ602は、具体的には、棚の底板から突き出すように配置されている、プッシュピンなどが好適である。プッシュピンは、先端が進退するスイッチで構成され、穴があればスイッチが押されること無くOFFとなり、穴が無ければ基板ホルダに押されてONとなる。したがって、基板を保持する面が上向きの状態の基板ホルダ191が収納されている場合には、表裏検知センサ601がOFFであり、表裏検知センサ602がONである。いずれもOFFであるときには、基板ホルダが収納されていないことになる。この組み合わせの信号を、通信線551を介して制御盤120が受信することにより、制御盤120は常に基板ホルダラック150の、基板ホルダの収納状態を把握することができる。なお、表裏検知センサ601および表裏検知センサ602は、プッシュピン以外にも、光センサなどを用いて構成することもできる。
搭載部410の構成要素のうち3箇所のパッキング412は、図示するように、基板ホルダ191の基板を保持する領域である基板保持面199の外周領域に対応する位置に設けられている。また、4本の脱落防止ピン460は、基板ホルダ191の外周縁部に当接する位置に設けられている。ロボットアーム172の先端部である搭載部410は、基板ホルダ191にわずかに離間しながら進入して図示する位置まで到達した後、3箇所のパッキング412が基板ホルダ191に接触する位置まで持ち上げられる。基板ホルダ191に接触する位置まで持ち上げられると、4本の脱落防止ピン460は、基板ホルダ191の外周縁部で当接する。
次に図6を参照して、基板を保持する面が下向きの状態の基板ホルダが収納されている場合について説明する。つまり、図5を用いて説明した第4段の棚504の収納状態と同様の状態である。
基板を保持する面が下向きの状態の基板ホルダが収納されている場合は、上向きの状態で収納されている場合と比べると、これまで説明したそれぞれの要素の相対的な位置関係はおよそ同じであるが、左右非対称に設けられた表裏検知穴918の位置関係が異なる。具体的には、近傍に表裏検知穴918を有する一組の吸着子920が常に最奥に位置するように収納することとすれば、表裏検知穴918は、表裏検知センサ601上ではなく、表裏検知センサ602上に位置することになる。
したがって、基板を保持する面が下向きの状態で基板ホルダが収納されていると、表裏検知センサ601がONであり、表裏検知センサ602がOFFを出力する。上述のように、基板を保持する面が上向きの状態で基板ホルダが収納されているときは逆の出力をするので、表裏検知センサ601および表裏検知センサ602は、載置された基板ホルダの表裏に関する信号を出力する出力部を構成する。なお、表裏検知センサ601および表裏検知センサ602により、表裏が検知できればよいので、表裏検知穴918は穴でなくても良く、例えば凹部形状にしてプッシュピンの接触を避けるような構造であっても良い。
本実施形態のように基板ホルダラック150を構成すると、支持凸部のいずれもが基板ホルダ191の基板を保持する領域である基板保持面199の外周領域に対応する位置に設けられているので、基板ホルダ190を上向きでも下向きでも収納することができる。したがって、上向きあるいは下向き専用の基板ホルダラックを用意する必要が無くなり、収納効率を上げることができるとともに、省スペース化に寄与する。また、制御盤120は常に基板ホルダラック150の基板ホルダの収納状態を把握することができるので、ロボットアーム172は、必要に応じて上向きあるいは下向きの基板ホルダ190を任意に搬出することができる。さらに、下向きの基板ホルダ190を下向きのまま搬出して基板180を吸着させることができるので、ロボットアーム172に反転機構を設ける必要がなくなる。同時に、反転させる工程が不要となるので、全体としてのスループット向上に寄与する。
なお、本実施形態においては、基板を保持する面を上向きにする場合も、下向きにする場合も、同じ基板ホルダ190を兼用できるものとして説明した。すなわち、吸着子920の極性を電気的に制御することで、2枚の基板ホルダを対向させて互いに吸着できるように構成している。しかし、これに限られるものではなく、基板を上向きに保持する基板ホルダと、基板を下向きに保持する基板ホルダを別々に用意しても良い。すなわち、一方の基板ホルダの吸着子を磁性体材料により形成し、一方の基板ホルダの吸着子を永久磁石により形成することで、それぞれの向きの基板ホルダを専用とすることで、効率的に基板ホルダを管理することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
貼り合わせ装置100の全体構造を模式的に示す平面図である。 基板ホルダ190を上方から見下ろした様子を示す斜視図である。 基板ホルダ190を下方から見上げた様子を示す斜視図である。 ロボットアーム172、230の先端部を拡大して示す斜視図である。 基板ホルダラック150の正面斜視図である。 基板ホルダラック150のに、ロボットアーム172の先端部が進入した状態を上面から見た透視図である。
符号の説明
100 貼り合わせ装置、101 筐体、102 常温部、111、112、113 基板カセット、120 制御盤、130 プリアライナ、140 接合部、141 固定ステージ、142 移動ステージ、144 干渉計、145 断熱壁、146、222、224 シャッタ、150 基板ホルダラック、160 基板取り外し部、171、172、230 ロボットアーム、180 基板、190、191、192 基板ホルダ、199 基板保持面、202 高温部、210 断熱壁、220 エアロック、240 加圧部、410 搭載部、412 パッキング、414 吸引穴、420 落下防止カバー、430 アクチュエータ、440 ブラケット、450 接続端子、460 脱落防止ピン、501 第1段の棚、502 第2段の棚、503 第3段の棚、504 第4段の棚、521、522、523、524 支持凸部、551 通信線、571 矢印、572 矢印、601 表裏検知センサ、602 表裏検知センサ、910 ホルダ本体、912 位置決め穴、914 観察穴、915 フィディシャルマーク、916 作業穴、918 表裏検知穴、920 吸着子、930 電圧印加端子

Claims (35)

  1. 第1半導体基板と第2半導体基板を互いに接合して積層半導体を製造する積層半導体製造装置であって、
    第1基板ホルダの保持面に前記第1半導体基板を載置し、第2基板ホルダの保持面に前記第2半導体基板を載置する載置部と、
    前記載置部で載置された向きを反転させること無く搬入された前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダのそれぞれの保持面が互いに向き合った状態で、前記第1基板ホルダに保持された前記第1半導体基板と前記第2基板ホルダに保持された前記第2半導体基板とを互いに接合する接合部とを備え、
    前記載置部は、それぞれの前記保持面が接合時の向きを向いた状態で、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダに前記第1半導体基板および前記第2半導体基板を載置する積層半導体製造装置。
  2. 第1基板ホルダの保持面と第2基板ホルダの保持面とが対向しうる向きで、第1半導体基板を前記第1基板ホルダの前記保持面に載置し、第2半導体基板を前記第2基板ホルダの前記保持面に載置する載置部と、
    前記載置部で載置された向きを反転させること無く搬入された、前記第1基板ホルダに保持された前記第1半導体基板と前記第2基板ホルダに保持された前記第2半導体基板とを互いに接合する接合部と
    を備える積層半導体製造装置。
  3. それぞれの前記保持面が接合時の向きを向いた状態で、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダをそれぞれ前記接合部に搬入する搬送部を備える請求項1または2に記載の積層半導体製造装置。
  4. 前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダをそれぞれ収容する基板ホルダラックを備え、
    前記基板ホルダラックは、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダをそれぞれ前記接合部での接合時の姿勢で収容する請求項3に記載の積層半導体製造装置。
  5. 前記基板ホルダラック内での前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダの姿勢を検出する検出部を備える請求項4に記載の積層半導体製造装置。
  6. 前記検出部は、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダにそれぞれ設けられた凹部もしくは穴部を検出することにより前記姿勢を検出し、前記姿勢を示す信号を出力する請求項5に記載の積層半導体製造装置。
  7. 前記基板ホルダラックは、前記基板ホルダを支持する少なくとも3つの支持凸部を有し、3つの前記支持凸部は、それぞれ前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダの前記保持面の外側の領域に対応する位置に配される請求項4から6のいずれか一項に記載の積層半導体製造装置。
  8. 前記搬送部は、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダをそれぞれ搭載する搭載部を有し、前記搭載部を用いて前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダをそれぞれ前記基板ホルダラックから搬出し、
    前記支持凸部の高さは、前記搬送部の少なくとも前記搭載部が前記第1基板ホルダまたは前記第2基板ホルダと前記基板ホルダラックの底面との間に挿入可能な高さである請求項7に記載の積層半導体製造装置。
  9. 前記載置部はコの字形状に二股になった2つの腕部を有し、
    前記支持凸部は、前記基板ホルダラックに進入する前記2つの腕部の間に配される請求項8に記載の積層半導体製造装置。
  10. 前記支持凸部のうち少なくとも2つは、支持する前記第1基板ホルダまたは前記第2基板ホルダの重心より、前記搬送部の進入開口に対して奥側に配される請求項8または9に記載の積層半導体製造装置。
  11. 前記基板ホルダラックは、複数の前記第1基板ホルダを上部に収容し、複数の前記第2基板ホルダを下部に収容する請求項4から10のいずれか1項に記載の積層半導体製造装置。
  12. 前記第1基板ホルダの側面および前記第2基板ホルダの側面にはそれぞれ識別情報が配されている請求項1から11のいずれか一項に記載の積層半導体製造装置。
  13. 前記第1基板ホルダに配された前記識別情報は、前記第2基板ホルダに配された前記識別情報を上下反転した形式で配されている請求項12に記載の積層半導体製造装置。
  14. 前記識別情報には、前記第1基板ホルダと前記第2基板ホルダとを区別する情報が含まれている請求項12または13に記載の積層半導体製造装置。
  15. 前記接合時の前記第1基板ホルダの姿勢は、前記保持面が下を向く姿勢であり、前記接合時の前記第2基板ホルダの姿勢は、前記保持面が上を向く姿勢である請求項1から14のいずれか一項に記載の積層半導体製造装置。
  16. 第1半導体基板と第2半導体基板を互いに接合して積層半導体を製造する積層半導体製造装置であって、
    第1基板ホルダの保持面に前記第1半導体基板を載置し、第2基板ホルダの保持面に前記第2半導体基板を載置する載置部と、
    前記載置部で載置された向きを反転させること無く搬入された前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダのそれぞれの保持面が互いに向き合った状態で、前記第1基板ホルダに保持された前記第1半導体基板と前記第2基板ホルダに保持された前記第2半導体基板とを互いに重ね合わせて接合する接合部とを備え、
    前記載置部は、前記第1基板ホルダの前記保持面が下向きの状態で前記第1半導体基板を前記第1基板ホルダに載置する積層半導体製造装置。
  17. 保持面が下向きの姿勢である第1基板ホルダの前記保持面に第1半導体基板を載置し、保持面が上向きの姿勢である第2基板ホルダの前記保持面に第2半導体基板を載置する載置部と、
    前記載置部で載置された向きを反転させること無く搬入された、前記第1基板ホルダに保持された前記第1半導体基板と前記第2基板ホルダに保持された前記第2半導体基板とを互いに接合する接合部と
    を備える積層半導体製造装置。
  18. 第1半導体基板と第2半導体基板を互いに接合して積層半導体を製造する積層半導体製造方法であって、
    第1基板ホルダの保持面に前記第1半導体基板を載置し、第2基板ホルダの保持面に前記第2半導体基板を載置する載置工程と、
    前記載置工程で載置された向きを反転させること無く搬入された前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダのそれぞれの保持面が互いに向き合った状態で、前記第1基板ホルダに保持された前記第1半導体基板と前記第2基板ホルダに保持された前記第2半導体基板とを互いに接合する接合工程とを有し、
    前記載置工程では、それぞれの前記保持面が接合時の向きを向いた状態で、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダに前記第1半導体基板および前記第2半導体基板を載置する積層半導体製造方法。
  19. 第1基板ホルダの保持面と第2基板ホルダの保持面とが対向しうる向きで、第1半導体基板を前記第1基板ホルダの前記保持面に載置し、第2半導体基板を前記第2基板ホルダの前記保持面に載置する載置工程と、
    前記載置工程で載置された向きを反転させること無く搬入された、前記第1基板ホルダに保持された前記第1半導体基板と前記第2基板ホルダに保持された前記第2半導体基板とを互いに接合する接合工程と
    を有する積層半導体製造方法。
  20. それぞれの前記保持面が接合時の向きを向いた状態で、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダをそれぞれ接合部に搬入する搬送工程を有する請求項18または19に記載の積層半導体製造方法。
  21. 前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダをそれぞれ基板ホルダラックに収容する収容工程を有し、
    前記収容工程は、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダをそれぞれ前記接合工程での接合時の姿勢で収容する請求項20に記載の積層半導体製造方法。
  22. 前記基板ホルダラック内での前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダの姿勢を検出する検出工程を有する請求項21に記載の積層半導体製造方法。
  23. 前記検出工程は、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダにそれぞれ設けられた凹部もしくは穴部を検出することにより前記姿勢を検出し、前記姿勢を示す信号を出力する請求項22に記載の積層半導体製造方法。
  24. 前記収容工程は、複数の前記第1基板ホルダを上部に収容し、複数の前記第2基板ホルダを下部に収容する請求項21から23のいずれか1項に記載の積層半導体製造方法。
  25. 前記接合工程での前記第1基板ホルダの姿勢は、前記保持面が下を向く姿勢であり、前記接合工程での前記第2基板ホルダの姿勢は、前記保持面が上を向く姿勢である請求項18から24のいずれか一項に記載の積層半導体製造方法。
  26. 第1半導体基板と第2半導体基板を互いに接合して積層半導体を製造する積層半導体製造方法であって、
    第1基板ホルダの保持面に前記第1半導体基板を載置し、第2基板ホルダの保持面に前記第2半導体基板を載置する載置工程と、
    前記載置工程で載置された向きを反転させること無く搬入された前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダのそれぞれの保持面が互いに向き合った状態で、前記第1基板ホルダに保持された前記第1半導体基板と前記第2基板ホルダに保持された前記第2半導体基板とを互いに重ね合わせて接合する接合工程とを有し、
    前記載置工程では、前記第1基板ホルダの前記保持面が下向きの状態で前記第1半導体基板を前記第1基板ホルダに載置する積層半導体製造方法。
  27. 互いに接合される二つの半導体基板の一方を保持する第1基板ホルダと、他方を保持し、前記二つの半導体基板の接合時に前記第1基板ホルダに向かい合う第2基板ホルダとを、それぞれ前記二つの半導体基板の接合時の姿勢で収容可能な基板ホルダラックであって、
    前記第1基板ホルダまたは前記第2基板ホルダを支持する少なくとも3つの支持凸部を有し、
    3つの前記支持凸部は、それぞれ前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダの前記半導体基板の保持面の外側の領域に対応する位置に配され、
    前記支持凸部が設けられた底板を有し、
    前記支持凸部は、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダを搬入および搬出する搬送部のうち、少なくとも前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダをそれぞれ搭載する搭載部が前記底板との間に挿入されるための空間を形成する基板ホルダラック。
  28. 前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダの姿勢を検出する検出部を備える請求項27に記載の基板ホルダラック。
  29. 前記検出部は、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダにそれぞれ設けられた凹部もしくは穴部を検出することにより前記姿勢を検出し、前記姿勢を示す信号を出力する請求項28に記載の基板ホルダラック。
  30. 前記基板ホルダを支持する少なくとも3つの支持凸部を有し、3つの前記支持凸部は、それぞれ前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダの保持面の外側の領域に対応する位置に配される請求項27から29のいずれか一項に記載の基板ホルダラック。
  31. 前記支持凸部が設けられた底板を有し、前記支持凸部の高さは、前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダを搬入および搬出する搬送部のうち、少なくとも前記第1基板ホルダおよび前記第2基板ホルダをそれぞれ搭載する搭載部が、前記第1基板ホルダまたは前記第2基板ホルダと前記基板ホルダラックの底面との間に挿入可能な高さである請求項30に記載の基板ホルダラック。
  32. 前記搭載部はコの字形状に二股になった2つの腕部を有し、
    前記支持凸部は、前記基板ホルダラックに進入する前記2つの腕部の間に配される請求項31に記載の基板ホルダラック。
  33. 前記支持凸部のうち少なくとも2つは、支持する前記第1基板ホルダまたは前記第2基板ホルダの重心より、前記搬送部の進入開口に対して奥側に配される請求項31または32に記載の基板ホルダラック。
  34. 複数の前記第1基板ホルダを収容する上部と、複数の前記第2基板ホルダを収容する下部とを有する請求項27から33のいずれか1項に記載の基板ホルダラック。
  35. 前記接合時の前記第1基板ホルダの姿勢は、前記二つの半導体基板の一方を保持する保持面が下を向く姿勢であり、前記接合時の前記第2基板ホルダの姿勢は、前記二つの半導体基板の他方を保持する保持面が上を向く姿勢である請求項27から34のいずれか一項に記載の基板ホルダラック。
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