(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像素子の構成を示した図である。本実施形態の撮像素子は、複数の画素が水平方向である行方向と垂直方向である列方向に2次元的に配列されたCMOS型の撮像素子である。図1において、撮像素子の有効画素領域は垂直方向に配置された画素セット12a、12a’、12b、12b’、12c、12c’、12d、12d’で形成される。画素セット12a、12b、12a’、12b’はこの順に垂直方向に配置されている。この下に画素セット12c、12d、12c’、12d’がこの順に垂直方向に配置されている。画素セット12a、12a’、12b、12b’、12c、12c’、12d、12d’はフォトダイオード1、転送スイッチ2を備えている。また、有効画素領域には、2つの画素で共有される信号転送部13a、13b、13c、13dが設けられており、それぞれリセットスイッチ3、電源4,5、行選択スイッチ6、容量9、画素アンプ10を備えている。なお、11は画素アンプ10のゲートである。信号転送部13aには2つの画素のセット12aと12a’が接続されており、信号転送部13b、13c、13dについてもそれぞれ2つの画素のセット12bと12b’、12cと12c’、12dと12d’が接続されている。
この様な画素構造とすることで、従来各画素に対して必要であったリセットスイッチ、画素アンプ、行選択スイッチを2画素で兼用することが可能である。そのため、従来2画素あたり8Tr(トランジスタ)で構成されていたものが本画素構造では2画素あたり5Tr(トランジスタ)で構成できる。よって相対的にフォトダイオード1の面積を大きく確保することが可能となる効果を有している。
画素セット12a、12a’のうち、画素12aの転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(n)に接続されている。また、画素12a’の転送スイッチのゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(n+2)に接続されている。また、画素12bの転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(n+1)に接続され、画素12b’の転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(n+3)に接続されている。
画素セット12c、12c’、12d、12d’についても同様に、画素セット12cと12c’の転送スイッチ2のゲートはそれぞれPTX(n+4)、PTX(n+6)に、画素セット12dと12d’の転送スイッチ2のゲートはそれぞれPTX(n+5)、PTX(n+7)に接続されている。
信号転送部13aのリセットスイッチ3のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PRES(n)に接続され、行選択スイッチ6のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PSEL(n)に接続されている。また、信号転送部13bのリセットスイッチ3のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PRES(n+2)に接続され、行選択スイッチ6のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PSEL(n+2)に接続されている。同様に信号転送部13c、13dのリセットスイッチ3のゲートはそれぞれPRES(n+4)、PRES(n+6)に接続され、行選択スイッチ6のゲートはそれぞれPSEL(n+4)、PSEL(n+6)に接続されている。
また連続する信号転送部13aと13dは、それぞれ撮像素子内部を縦断する垂直出力線15aに接続され、連続する信号転送部13bと13cはそれぞれ垂直出力線15bに接続される。この様に1列の画素列につき2本ある垂直出力線において、一方の垂直出力線へ信号転送部が隣接して2つ続けて接続され、それが交互に繰り返される。これによって、信号転送部13a、13bの2本の垂直出力線15a、15bへの接続は、信号転送部13c、13dの垂直出力線15a、15bへの接続に対して、信号転送部13bと信号転送部13cの間を境界として対称になる。
同様に、画素セット12a、12a'、12b、12b'、12c、12c'、12d、12d'が並ぶ列に隣接する、画素セット12e、12e’、12f、12f’、12g、12g’、12h、12h’についても以下の様な構成となる。
すなわち、図1において、撮像素子の有効画素領域の垂直方向は画素セット12e、12e’、12f、12f’、12g、12g’、12h、12h’で形成される。画素セット12e、12f、12e’、12f’はこの順に垂直方向に配置されている。この下に画素セット12g、12h、12g’、12h’がこの順に垂直方向に配置されている。画素セット12e、12e’、12f、12f’、12g、12g’、12h、12h’はフォトダイオード1、転送スイッチ2を備えている。また、有効画素領域には信号転送部13e、13f、13g、13hが設けられており、それぞれリセットスイッチ3、画素アンプ10、行選択スイッチ6を備えている
信号転送部13eには2つの画素のセット12e、12e’が接続されており、信号転送部13f、13g、13hについてもそれぞれ2つの画素のセット12fと12f’、12gと12g’、12hと12h’が接続されている。
2つの画素のセット12e、12e’のうち、画素12eの転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(n)に接続されている。また、画素12e’の転送スイッチのゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(n+2)に接続されている。また、画素12fの転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(n+1)に接続され、画素12f’の転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(n+3)に接続されている。
画素セット12g、12g’、12h、12h’についても同様に、画素セット12g、12g’の転送スイッチ2のゲートはそれぞれPTX(n+4)、PTX(n+6)に、画素セット12h、12h’の転送スイッチ2のゲートはそれぞれPTX(n+5)、PTX(n+7)に接続されている。
信号転送部13eのリセットスイッチ3のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PRES(n)に接続され、行選択スイッチ6のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PSEL(n)に接続されている。また、信号転送部13fのリセットスイッチ3のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PRES(n+2)に接続され、行選択スイッチ6のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PSEL(n+2)に接続されている。同様に信号転送部13g、13hのリセットスイッチ3のゲートはそれぞれPRES(n+4)、PRES(n+6)に接続され、行選択スイッチ6のゲートはそれぞれPSEL(n+4)、PSEL(n+6)に接続されている。
また信号転送部13eと13hは、それぞれ撮像素子内部を縦断する垂直出力線15cに接続され、信号転送部13fと13gはそれぞれ垂直出力線15dに接続される。この様に1列の画素列につき2本ある垂直出力線において、一方の垂直出力線へ信号転送部が隣接して2つ続けて接続され、それが交互に繰り返される。これによって、信号転送部13e、13fの2本の垂直出力線15c、15dへの接続は、信号転送部13g、13hの垂直出力線15c、15dへの接続に対して、信号転送部13fと信号転送部13gの間を境界として対称になる
奇数列の垂直出力線15a、15bは定電流源16a、16bで駆動され、各垂直出力線はカラムアンプ17a、17bに接続される。なお、カラムアンプ17a、17bは有効画素領域の上下のうちの上側に配置される。カラムアンプ17a、17bの出力は転送ゲート18a、18bを介して保持容量20a、20bに接続され、また転送ゲート19a、19bを介して保持容量21a、21bに接続される。さらに水平走査回路27aからの制御信号PH1、PH2によって駆動される出力転送スイッチ22a、22b及び23a,23bにより、共通の水平出力線24aおよび24bに接続される。この水平出力線24a、24bには読み出しアンプ25aが接続され、それぞれの差分出力に所定ゲインを乗じた信号を出力する。この読み出しアンプ25aの出力はそれぞれ撮像素子の出力端子26aから外部に出力される。
同様に、偶数列の垂直出力線15c、15dは定電流源16c、16dで駆動され、各垂直出力線はカラムアンプ17c、17dに接続される。なお、カラムアンプ17c、17dは同様に有効画素領域の下側(カラムアンプ17a、17bとは反対側)に配置される。カラムアンプ17c、17dの出力は転送ゲート18c、18dを介して保持容量20c、20dに接続され、また転送ゲート19c、19dを介して保持容量21c、21dに接続される。さらに水平走査回路27bからの制御信号PH1、PH2によって駆動される出力転送スイッチ22c、22d及び23c、23dにより、共通の水平出力線24cおよび24dに接続される。この水平出力線24c、24dには読み出しアンプ25bが接続され、それぞれの差分出力に所定ゲインを乗じた信号を出力する。この読み出しアンプの出力はそれぞれ撮像素子の出力端子26bから外部に出力される。
また、保持容量20a、20bは撮像素子内部の不図示の回路からの出力、または外部入力のPADDSによって制御されるスイッチ28aによって接続される。保持容量21a、21bは撮像素子内部の不図示の回路からの出力、または外部入力のPADDNによって制御されるスイッチ28bによって接続される。
同様に、保持容量20c、20dは撮像素子内部の不図示の回路からの出力、または外部入力のPADDSによって制御されるスイッチ28cによって接続される。保持容量21c、21dは撮像素子内部の不図示の回路からの出力、または外部入力のPADDNによって制御されるスイッチ28dによって接続される。
図2は図1の撮像素子の動作タイミングを示す図である。この図に従って各部の動作を説明する。
全画素リセット期間であるt1〜t2のタイミングで、PTX(n)、PTX(n+1)、PTX(n+2)、PTX(n+3)、PTX(n+4)、PTX(n+5)、PTX(n+6)、PTX(n+7)がアクティブなる。ここでは特定行の制御信号のみ示しているが、この期間全ての行のPTXがアクティブとなり、全画素セットのフォトダイオード1の電荷は、転送スイッチ2を介して画素アンプ10のゲート11に転送され、フォトダイオード1はリセットされる。
その後時刻t3で、全画素同時に蓄積を開始する。時刻t4では、不図示の撮像素子の外部の機構により撮像素子に照射される光を遮断する。このt3〜t4間が蓄積期間となり、この状態ではフォトダイオード1には信号電荷が蓄積されている。なお、ここでは全画素同時に蓄積を開始する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、フォトダイオード1のリセットは、行毎にされてもよい。
次に蓄積された信号電荷の読み出し動作がスタートする。時刻t5に制御信号PSEL(n)、PSEL(n+4)がアクティブになり、行選択スイッチ6がオンする。第n行に配置されている信号転送部13a、13e、及び第n+4行に配置されている信号転送部13c、13gの画素アンプ10と、各垂直出力線に接続されている電流源16a、16b、16c、16dで構成されるソース・フォロア回路が動作状態となる。
時刻t6にPRES(n)、PRES(n+4)がアクティブになることによりリセットスイッチ3がオンとなり、信号転送部13a、13c、13e、13gの画素アンプ10のゲート11、つまり容量9は初期化される。即ち、垂直出力線15a、15b、15c、15dにはこのリセット直後の信号レベル(いわゆるダークレベル)の信号が出力される。
時刻t7でPRES(n)、PRES(n+4)がネゲートされた後、時刻t8にPTNがアクティブになる。これにより各垂直出力線15a、15b、15c、15dに接続されたカラムアンプ17a、17b、17c、17dの出力と接続される転送ゲート19a、19b、19c、19dがオンする。そして、保持容量21a、21b、21c、21dにこのダークレベル出力が保持される。この後時刻t9で転送動作を完了した後、時刻t10にPTX(n)、PTX(n+2)、PTX(n+4)、PTX(n+6)をアクティブにすることで画素セット12a、12a’、12c、12c’、12e、12e’、12g、12g’の転送スイッチ2がオンする。そして、フォトダイオード1に蓄積されている信号電荷を、信号転送部13a、13c、13e、13gの画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11に転送する。この時、画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11は転送されてきた信号電荷に見合う分だけリセットレベルから電位が変動し信号レベルが確定する。
なお、この動作時には、信号転送部13aのゲートには画素セット12a、12a’からの信号電荷が転送されるので、リセットレベルからの電位の変動は2画素分となり、即ち2画素の信号の加算となる。信号転送部13c、13e、13gについても同様である。
転送が十分に終了した時刻t11にて、PTX(n)、PTX(n+2)、PTX(n+4)、PTX(n+6)をネゲートした後、時刻t12にPTSがアクティブになる。これにより、各垂直出力線15a、15b、15c、15dに接続されたカラムアンプ17a、17b、17c、17dの出力と接続される転送ゲート18a、18b、18c、18dがオンし、信号レベルが保持容量20a、20b、20c、20dに保持される。この後時刻t13でPTSをネゲートすると、転送動作が完了する。
これまでの動作で、保持容量20aには画素セット12a、12a’の加算された信号レベルが保持され、保持容量20bには画素セット12c、12c’の加算された信号レベルが保持されている。同様に保持容量20cには画素セット12e、12e’の加算された信号レベルが保持され、保持容量20dには画素セット12g、12g’の加算された信号レベルが保持されている。また、保持容量21a、21b、21c、21dにはそれぞれ画素セット12aと12a’、12cと12c’、12eと12e’、12gと12g’のダークレベルが保持されている。
画素からの信号出力を終了したので時刻t14で各行の選択制御信号PSEL(n)及びPSEL(n+4)をネゲートする。
次に時刻t15で、制御信号PADDS及びPADDNをアクティブにし、スイッチ28a、28b、28c、28dをオンとする。これにより保持容量20aと20b、21aと21b、20cと20d、21cと21dがそれぞれ短絡される。これにより、画素セット12a、12a’の加算信号と、画素セット12c,12c'の加算信号の、平均された信号が保持容量20aに保持される。また、保持容量20cには画素セット12e,12e'の加算信号と、画素セット12g,12g'の加算信号の、平均された信号が保持される。また、保持容量21aには画素セット12a、12a'と画素セット12c、12c’のダークレベルの平均が、保持容量21cには画素セット12e、12e’と画素セット12g、12g’のダークレベルの平均が保持される。後に時刻t16でPADDSとPADDNをネゲートし、加算平均動作が完了する。
次に水平走査回路27a、27bは、転送スイッチ22a、23a、22c、23cを制御することで、保持容量20a、21a、20c、21cを水平出力線に接続する動作を行う。時刻t17にてPH1をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22aを介して保持容量20aが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23aを介して保持容量21aが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素セット12a、12a’、12c、12c’のダークレベルの平均と、画素セット12a、12a’、12c、12c’の加算・平均信号レベルが入力される。そして、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22cを介して保持容量20cが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23cを介して保持容量21cが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素セット12e、12e’、12g、12g’のダークレベルの平均と、画素セット12e、12e’、12g、12g’の加算・平均信号レベルが入力される。そして、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
以上で第n行、第n+2行、第n+4行、第n+6行の画素信号の出力が完了する。なお、本実施形態では2列についてのみ記載されているが、これをこの2列を一単位として順次最終列まで繰り返す。
続いて、第n+1行、第n+3行、第n+5行、第n+7行の読み出し動作について説明する。
時刻t19に制御信号PSEL(n+2)、PSEL(n+6)がアクティブになり、行選択スイッチ6がオンする。第n+2行に配置されている信号転送部13b、13f、及び第n+6行に配置されている信号転送部13d、13hの該画素アンプ10と、各垂直出力線に接続されている電流源16a、16b、16c、16dで構成されるソース・フォロア回路が動作状態となる。
時刻t20にPRES(n+2)、PRES(n+6)がアクティブになることによりリセットスイッチ3がオンとなり、信号転送部13b、13d、13f、13hの画素アンプ10のゲート11、つまり容量9は初期化される。即ち、垂直出力線15b、15a、15d、15cにはこのリセット直後の信号レベル(いわゆるダークレベル)の信号が出力される。
時刻t21でPRES(n+2)、PRES(n+6)がネゲートされた後、時刻t22にPTNがアクティブになる。これにより各垂直出力線15b、15a、15d、15cに接続されたカラムアンプ17b、17a、17d、17cの出力と接続される転送ゲート19b、19a、19d、19cがオンする。そして、保持容量21b、21a、21d、21cにこのダークレベル出力が保持される。この後時刻t23で転送動作を完了した後、時刻t24にPTX(n+1)、PTX(n+3)、PTX(n+5)、PTX(n+7)をアクティブにすることで画素セット12b、12b’、12d、12d’、12f、12f’、12h、12h’の転送スイッチ2がオンする。そして、フォトダイオード1に蓄積されている信号電荷を、信号転送部13b、13d、13f、13hの画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11に転送する。この時、画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11は転送されてきた信号電荷に見合う分だけリセットレベルから電位が変動し信号レベルが確定する。なお、この動作時には、信号転送部13bのゲートには画素セット12b、12b’からの信号電荷が転送されるので、リセットレベルからの電位の変動は2画素分となり、即ち2画素の信号の加算となる。信号転送部13d、13f、13hについても同様である。
転送が十分に終了した時刻t25にて、PTX(n+1)、PTX(n+3)、PTX(n+5)、PTX(n+7)をネゲートした後、時刻t26にPTSがアクティブになる。これにより、各垂直出力線15b、15a、15d、15cに接続されたカラムアンプ17b、17a、17d、17cの出力と接続される転送ゲート18b、18a、18d、18cがオンする。そして、信号レベルが保持容量20b、20a、20d、20cに保持される。この後時刻t27でPTSをネゲートすると、転送動作が完了する。
これまでの動作で、保持容量20bには画素セット12b、12b’の加算された信号レベルが保持され、保持容量20aには画素セット12d、12d’の加算された信号レベルが保持されている。同様に保持容量20dには画素セット12f、12f’の加算された信号レベルが保持され、保持容量20cには画素セット12h、12h’の加算された信号レベルが保持されている。また、保持容量21b、21a、21d、21cにはそれぞれ画素セット12bと12b’、12dと12d’、12fと12f’、12hと12h’のダークレベルが保持されている。
画素からの信号出力を終了したので時刻t28で各行の選択制御信号PSEL(n+2)及びPSEL(n+6)をネゲートする。
次に時刻t29で、制御信号PADDS及びPADDNをアクティブにし、スイッチ28a、28b、28c、28dをオンとする。これにより保持容量20aと20b、21aと21b、20cと20d、21cと21dがそれぞれ短絡される。これにより、画素セット12b、12b’の加算信号と、画素セット12d、12d’の加算信号の、平均された信号が保持容量20aに保持される。また、保持容量20cには画素セット12f、12f’の加算信号と、画素セット12h、12h’の加算信号の、平均された信号が保持される。また、保持容量21aには画素セット12bと12b’、12dと12d’のダークレベルの平均が、保持容量21cには画素セット12fと12f’、画素セット12hと12h’のダークレベルの平均が保持される。後に時刻t30でPADDSとPADDNをネゲートし、加算平均動作が完了する。
次に水平走査回路27a、27bは、転送スイッチ22a、23a、22c、23cを制御することで、保持容量20a、21a、20c、21cを水平出力線に接続する動作を行う。時刻t31にてPH1をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22aを介して保持容量20aが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23aを介して保持容量21aが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素セット12b、12b’、12d、12d’のダークレベルの平均と、画素セット12b、12b’と画素セット12d、12d’の加算・平均信号レベルが入力される。そして、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22cを介して保持容量20cが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23cを介して保持容量21cが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素セット12f、12f’、12h、12h’のダークレベルの平均と、画素セット12f、12f’と画素セット12h、12h’の加算・平均信号レベルが入力される。そして、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
以上で第n+1行、第n+3行、第n+5行、第n+7行の画素信号の出力が完了する。なお、本実施形態では2列についてのみ記載されているが、この2列を一単位として順次最終列まで繰り返す。
以上に説明した動作を緑、赤、青のベイヤー配列のフィルターを画素上に持つ撮像素子に適用した例を図3に示す。図3では同じ記号(G11等)を割り当てられている画素が加算平均されていることを示し、緑(G)、赤(R)、青(B)の色毎に垂直方向に4画素ずつ加算平均される。
この様に本実施形態で述べた構成により、垂直方向に交互に並ぶ第1の画素と第2の画素について、それぞれ4画素毎に4画素ずつ加算平均することができる。これにより、全ての画素信号の情報を画像に反映しながら読み出し行数を削減することができ、画質を向上させることができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る撮像素子の構成を示した図である。図2において、画素配置と、信号転送部の垂直出力線への接続以外は第1の実施形態で述べた構成と同様であるため、説明を省略する。
図4において、撮像素子の有効画素領域の垂直方向は画素セット12a、12a’、12b、12b’、12c、12c’、12d、12d’、12e、12e’、12f、12f’で形成される。画素セット12a、12b、12a’、12b’はこの順に垂直方向に配置されている。この下に画素セット12c、12d、12c’、12d’がこの順に垂直方向に、続いて12e、12f、12e’、12f’がこの順に垂直方向に配置されている。また、2つの画素のセット12aと12a’、12bと12b’、12cと12c’、12dと12d’、12eと12e’、12fと12f’はそれぞれ信号転送部13a、13b、13c、13d、13e、13fに接続されている。
画素セット12a、12a’のうち、画素12aの転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(m)に接続され、画素12a’の転送スイッチのゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(m+2)に接続されている。また、画素12bの転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(m+1)に接続され、画素12b’の転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(m+3)に接続されている。
画素セット12c、12c’、12d、12d’、12e、12e’、12f、12f’についても同様である。すなわち、画素セット12c、12c’の転送スイッチ2のゲートはそれぞれPTX(m+4)、PTX(m+6)に接続され、画素セット12d、12d’の転送スイッチ2のゲートはそれぞれPTX(m+5)、PTX(m+7)に接続されている。画素セット12e、12e’の転送スイッチ2のゲートはPTX(m)からPTX(m+7)の垂直方向の繰り返しの一部であるPTX(n)、PTX(n+2)に接続されている。画素セット12f、12f’の転送スイッチ2のゲートはPTX(n+1)、PTX(n+3)に接続されている。
信号転送部13aのリセットスイッチ3のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PRES(m)に接続され、行選択スイッチ6のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PSEL(m)に接続されている。また、信号転送部13bのリセットスイッチ3のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PRES(m+2)に接続され、行選択スイッチ6のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PSEL(m+2)に接続されている。同様に信号転送部13c、13dのリセットスイッチ3のゲートはそれぞれPRES(m+4)、PRES(m+6)に接続され、行選択スイッチ6のゲートはそれぞれPSEL(m+4)、PSEL(m+6)に接続される。また、信号転送部13e、13fのリセットスイッチ3のゲートはPRES(m)からPRES(m+7)の垂直方向繰り返しの一部であるPRES(n)、PRES(n+2)に接続されている。また、行選択スイッチ6のゲートはPSEL(m)からPSEL(m+7)の垂直方向の繰り返しの一部であるPSEL(n)、PSEL(n+2)に接続されている。
また信号転送部13aと13dは、それぞれ撮像素子内部を縦断する垂直出力線15aに接続され、信号転送部13bと13cはそれぞれ垂直出力線15bに接続される。この様な構成により信号転送部13a、13bの2本の垂直出力線15a、15bへの接続は、信号転送部13c、13dの垂直出力線15a、15bへの接続に対して、信号転送部13bと信号転送部13cの間を境界として対称になる。また、画素セット12e、12e’、12f、12f’または信号転送部13e、13fについては、画素12aから画素12d’または信号転送部13aから信号転送部13dの垂直方向の繰り返しの一部である。そして、信号転送部13eと13fの垂直出力線15a、15bへの接続は、信号転送部13a、13bの垂直出力線15a、15bへの接続と同じになる。同様に、画素セット12a、12a’、12b、12b’、12c、12c’、12d、12d’、12e、12e’、12f、12f’が並ぶ列に隣接する、画素セット12g、12g’、12h、12h’、12i、12i’、12j、12j’、12k、12k’、12l、12l’についても以下の様な構成となる。
撮像素子の有効画素領域の垂直方向は画素セット12g、12g’、12h、12h’、12i、12i’、12j、12j’、12k、12k’、12l、12l’で形成される。画素セット12g、12h、12g’、12h’はこの順に垂直方向に配置されている。この下に画素セット12i、12j、12i’、12j’がこの順に垂直方向に、続いて12l、12k、12l’、12k’がこの順に垂直方向に配置されている。また、画素セット12gと12g’、12hと12h’、12iと12i’、12jと12j’、12kと12k’、12lと12l’はそれぞれ信号転送部13g、13h、13i、13j、13k、13lに接続されている。
画素セット12g、12g’のうち、画素12gの転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(m)に接続されている。また、画素12g’の転送スイッチのゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(m+2)に接続されている。また、画素12hの転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(m+1)に接続され、画素12h’の転送スイッチ2のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PTX(m+3)に接続されている。
画素セット12i、12i’、12j、12j’、12k、12k’、12l、12l’についても同様である。すなわち、画素セット12i、12i’の転送スイッチ2のゲートはそれぞれPTX(m+4)、PTX(m+6)に、画素セット12j、12j’の転送スイッチ2のゲートはそれぞれPTX(m+5)、PTX(m+7)に接続されている。画素セット12k、12k’の転送スイッチ2のゲートはPTX(m)からPTX(m+7)の垂直方向の繰り返しの一部であるPTX(n)、PTX(n+2)に、画素セット12l、12l’の転送スイッチ2のゲートはPTX(n+1)、PTX(n+3)に接続されている。
信号転送部13gのリセットスイッチ3のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PRES(m)に接続され、行選択スイッチ6のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PSEL(m)に接続されている。また、信号転送部13hのリセットスイッチ3のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PRES(m+2)に接続され、行選択スイッチ6のゲートは垂直走査回路14からの制御信号PSEL(m+2)に接続されている。同様に信号転送部13i、13jのリセットスイッチ3のゲートはそれぞれPRES(m+4)、PRES(m+6)に接続され、行選択スイッチ6のゲートはそれぞれPSEL(m+4)、PSEL(m+6)に接続されている。また、信号転送部13k、13lのリセットスイッチ3のゲートはPRES(m)からPRES(m+7)の垂直方向繰り返しの一部であるPRES(n)、PRES(n+2)に接続されている。また、行選択スイッチ6のゲートはPSEL(m)からPSEL(m+7)の垂直方向の繰り返しの一部であるPSEL(n)、PSEL(n+2)に接続されている。
また信号転送部13gと13jは、それぞれ撮像素子内部を縦断する垂直出力線15cに接続され、信号転送部13hと13iはそれぞれ垂直出力線15dに接続される。この様な構成により信号転送部13g、13hの2本の垂直出力線15c、15dへの接続は、信号転送部13i、13jの垂直出力線15c、15dへの接続に対して、信号転送部13hと信号転送部13iの間を境界として対称になる。また、画素セット12k、12k’、12l、12l’または信号転送部13k、13lについては、画素12gから画素12j’または信号転送部13gから信号転送部13jの垂直方向繰り返しの一部である。そして、信号転送部13kと13lの垂直出力線15c、15dへの接続は、信号転送部13g、13hの垂直出力線15c、15dへの接続と同じになる。
図5は図4の撮像素子の動作タイミングを示す図である。この図に従って各部の動作を説明する。
全画素リセット期間であるt1〜t2のタイミングで、PTX(m)、PTX(m+1)、PTX(m+1)、PTX(m+2)、PTX(m+3)、PTX(m+4)、PTX(m+5)、PTX(m+6)、PTX(m+7)、PTX(n)、PTX(n+1)、PTX(n+2)、PTX(n+3)がアクティブなる。ここでは特定行の制御信号のみ示しているが、この期間全ての行のPTXがアクティブとなり、全画素のフォトダイオード1の電荷は、転送スイッチ2を介して画素アンプ10のゲート11に転送され、フォトダイオード1はリセットされる。
その後時刻t3で、全画素同時に蓄積を開始する。時刻t4では、不図示の撮像素子の外部の機構により撮像素子に照射される光を遮断する。このt3〜t4間が蓄積期間となり、この状態ではフォトダイオード1には信号電荷が蓄積されている。なお、ここでは全画素同時に蓄積を開始する構成としたが、これに限定されるものではない。フォトダイオード1のリセットは、行毎にされてもよい。
次に蓄積された信号電荷の読み出し動作がスタートする。時刻t5に制御信号PSEL(m)、PSEL(m+4)がアクティブになり、行選択スイッチ6がオンする。第m行に配置されている信号転送部13a、13g、及び第m+4行に配置されている信号転送部13c、13iの画素アンプ10と、各垂直出力線に接続されている電流源16a、16b、16c、16dで構成されるソース・フォロア回路が動作状態となる。
時刻t6にPRES(m)、PRES(m+4)がアクティブになることによりリセットスイッチ3がオンとなり、信号転送部13a、13c、13g、13iの画素アンプ10のゲート11、つまり容量9は初期化される。即ち、垂直出力線15a、15b、15c、15dにはこのリセット直後の信号レベル(いわゆるダークレベル)の信号が出力される。
時刻t7でPRES(m)、PRES(m+4)がネゲートされた後、時刻t8にPTNがアクティブになる。これにより各垂直出力線15a、15b、15c、15dに接続されたカラムアンプ17a、17b、17c、17dの出力と接続される転送ゲート19a、19b、19c、19dがオンする。そして、保持容量21a、21b、21c、21dにこのダークレベル出力が保持される。この後時刻t9で転送動作を完了した後、時刻t10にPTX(m)、PTX(m+2)、PTX(m+4)、PTX(m+6)をアクティブにする。これにより、画素セット12a、12a’、12c、12c’、12g、12g’、12i、12i’の転送スイッチ2がオンする。そして、フォトダイオード1に蓄積されている信号電荷を、信号転送部13a、13c、13g、13iの画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11に転送する。この時、画素アンプ10で構成されるソースフォロアのゲート11は転送されてきた信号電荷に見合う分だけリセットレベルから電位が変動し信号レベルが確定する。
なお、この動作時には、信号転送部13aのゲートには画素セット12a、12a’からの信号電荷が転送されるので、リセットレベルからの電位の変動は2画素分となり、即ち2画素の信号の加算となる。信号転送部13c、13g、13iについても同様である。
転送が十分に終了した時刻t11にて、PTX(m)、PTX(m+2)、PTX(m+4)、PTX(m+6)をネゲートした後、時刻t12にPTSがアクティブになる。これにより、各垂直出力線15a、15b、15c、15dに接続されたカラムアンプ17a、17b、17c、17dの出力と接続される転送ゲート18a、18b、18c、18dがオンし、信号レベルが保持容量20a、20b、20c、20dに保持される。この後、時刻t13でPTSをネゲートすると、転送動作が完了する。
これまでの動作で、保持容量20aには画素セット12a、12a’の加算された信号レベルが保持され、保持容量20bには画素セット12c、12c’の加算された信号レベルが保持されている。同様に保持容量20cには画素セット12g、12g’の加算された信号レベルが保持され、保持容量20dには画素セット12i、12i’の加算された信号レベルが保持されている。また、保持容量21a、21b、21c、21dにはそれぞれ画素セット12aと12a’、12cと12c’、12gと12g’、12iと12i’のダークレベルが保持されている。
画素からの信号出力を終了したので時刻t14で各行の選択制御信号PSEL(m)及びPSEL(m+4)をネゲートする。
次に時刻t15で、制御信号PADDS及びPADDNをアクティブにし、スイッチ28a、28b、28c、28dをオンとする。これにより保持容量20aと20b、21aと21b、20cと20d、21cと21dがそれぞれ短絡される。これにより、画素セット12a、12a’の加算信号と、画素セット12c、12c’の加算信号の、平均された信号が保持容量20aに保持される。また、保持容量20cには画素セット12g、12g’の加算信号と、画素セット12i、12i’の加算信号の、平均された信号が保持される。
また、保持容量21aには画素セット12a、12a’と画素セット12c、12c’のダークレベルの平均が、保持容量21cには画素セット12g、12g’と画素セット12i、12i’のダークレベルの平均が保持される。後に時刻t16でPADDSとPADDNをネゲートし、加算平均動作が完了する。
次に水平走査回路27a、27bは、転送スイッチ22a、23a、22c、23cを制御することで、保持容量20a、21a、20c、21cを水平出力線に接続する動作を行う。時刻t17にてPH1をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22aを介して保持容量20aが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23aを介して保持容量21aが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素セット12a、12a’、12c、12c’のダークレベルの平均と、画素セット12a、12a’と画素セット12c、12c’の加算・平均信号レベルが入力される。そして、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22cを介して保持容量20cが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23cを介して保持容量21cが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素セット12g、12g’、12i、12i’のダークレベルの平均と、画素セット12g、12g’と画素セット12i、12i’の加算・平均信号レベルが入力される。そして、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
以上で第m行、第m+2行、第m+4行、第m+6行の画素信号の出力が完了する。なお、本実施形態では2列についてのみ記載されているが、この2列を一単位として順次最終列まで繰り返す。
続いて、第m+5行、第m+7行、第n+1行、第n+3行の読み出し動作について説明する。時刻t19に制御信号PSEL(m+6)、PSEL(n+2)がアクティブになり、行選択スイッチ6がオンする。第m+6行に配置されている信号転送部13d、13j、及び第n+2行に配置されている信号転送部13f、13lの画素アンプ10と、各垂直出力線に接続されている電流源16a、16b、16c、16dで構成されるソース・フォロア回路が動作状態となる。
時刻t20にPRES(m+6)、PRES(n+2)がアクティブになることによりリセットスイッチ3がオンとなり、信号転送部13d、13f、13j、13lの画素アンプ10のゲート11、つまり容量9は初期化される。即ち、垂直出力線15a、15b、15c、15dにはこのリセット直後の信号レベル(いわゆるダークレベル)の信号が出力される。
時刻t21でPRES(m+6)、PRES(n+2)がネゲートされた後、時刻t22にPTNがアクティブになる。これにより各垂直出力線15a、15b、15c、15dに接続されたカラムアンプ17a、17b、17c、17dの出力と接続される転送ゲート19a、19b、19c、19dがオンする。そして、保持容量21a、21b、21c、21dにこのダークレベル出力が保持される。この後時刻t23で転送動作を完了した後、時刻t24にPTX(m+5)、PTX(m+7)、PTX(n+1)、PTX(n+3)をアクティブにする。これにより画素セット12d、12d’、12f、12f’、12j、12j’、12l、12l’の転送スイッチ2がオンする。そして、フォトダイオード1に蓄積されている信号電荷を、信号転送部13d、13f、13j、13lの画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11に転送する。この時、画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11は転送されてきた信号電荷に見合う分だけリセットレベルから電位が変動し信号レベルが確定する。
なお、この動作時には、信号転送部13dのゲートには画素セット12d、12d’からの信号電荷が転送されるので、リセットレベルからの電位の変動は2画素分となり、即ち2画素の信号の加算となる。信号転送部13f、13j、13lについても同様である。
転送が十分に終了した時刻t25にて、PTX(m+5)、PTX(m+7)、PTX(n+1)、PTX(n+3)をネゲートした後、時刻t26にPTSがアクティブになる。これにより、各垂直出力線15a、15b、15c、15dに接続されたカラムアンプ17a、17b、17c、17dの出力と接続される転送ゲート18a、18b、18c、18dがオンし、信号レベルが保持容量20a、20b、20c、20dに保持される。この後、時刻t27でPTSをネゲートすると、転送動作が完了する。
これまでの動作で、保持容量20aには画素セット12d、12d’の加算された信号レベルが保持され、保持容量20bには画素セット12f、12f’の加算された信号レベルが保持されている。同様に保持容量20cには画素セット12j、12j’の加算された信号レベルが保持され、保持容量20dには画素セット12l、12l’の加算された信号レベルが保持されている。また、保持容量21a、21b、21c、21dにはそれぞれ画素セット12dと12d’、12fと12f’、12jと12j’、12lと12l’のダークレベルが保持されている。
画素からの信号出力を終了したので時刻t28で各行の選択制御信号PSEL(m+6)及びPSEL(n+2)をネゲートする。
次に時刻t29で、制御信号PADDS及びPADDNをアクティブにし、スイッチ28a、28b、28c、28dをオンとする。これにより保持容量20aと20b、21aと21b、20cと20d、21cと21dがそれぞれ短絡される。これにより、画素セット12d、12d’の加算信号と、画素セット12f、12f’の加算信号の、平均された信号が保持容量20aに保持される。また、保持容量20cには画素セット12j、12j’の加算信号と、画素セット12l、12l’の加算信号の、平均された信号が保持される。また、保持容量21aには画素セット12d、12d’と画素セット12f、12f’のダークレベルの平均が、保持容量21cには画素セット12j、12j’と画素セット12l、12l’のダークレベルの平均が保持される。後に時刻t30でPADDSとPADDNをネゲートし、加算平均動作が完了する。
次に水平走査回路27a、27bは、転送スイッチ22a、23a、22c、23cを制御することで、保持容量20a、21a、20c、21cを水平出力線に接続する動作を行う。時刻t31にてPH1をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22aを介して保持容量20aが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23aを介して保持容量21aが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素セット12d、12d’、12f、12f’のダークレベルの平均と、画素セット12d、12d’と画素セット12f、12f’の加算・平均信号レベルが入力される。そして、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22cを介して保持容量20cが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23cを介して保持容量21cが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素セット12j、12j’、12l、12l’のダークレベルの平均と、画素セット12j、12j’と画素セット12l、12l’の加算・平均信号レベルが入力される。そして、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
以上で第m+5行、第m+7行、第n+1行、第n+3行の画素信号の出力が完了する。なお、本実施形態では2列についてのみ記載されているが、この2列を一単位として順次最終列まで繰り返す。
以上に説明した動作を緑、赤、青のベイヤー配列のフィルターを画素上に持つ撮像素子に適用した例を図6に示す。図6では同じ記号(G11等)を割り当てられている画素が加算平均されていることを示し、緑(G)、赤(R)、青(B)の色毎で垂直方向に4画素ずつ加算平均され、斜線の画素信号は読み出されないことを示す。
この様に本実施形態で述べた構成により、垂直方向に交互に並ぶ第1の画素と第2の画素について、それぞれ6画素毎に4画素ずつ加算平均することができる。これにより、より多くの画素信号の情報を画像に反映しながら読み出し行数を削減することができ、画質を向上させることができる。
(第3の実施形態)
以下に、本発明の第3の実施形態について説明する。図7は、第1の実施形態及び第2の実施形態に示した撮像素子を有する撮像装置の構成を示す図である。
図7の撮像装置100において、101は、第1及び第2の実施形態に示した撮像素子である。103は撮像素子101から出力されたアナログの画像信号に対して、ゲイン調整を行ったり、所定の量子化ビットに対応してデジタル変換を行うアナログフロントエンド(以下、これをAFEと称する)である。102は撮像素子101及びAFE103の駆動タイミングを制御するタイミングジェネレータ(以下、これをTGと称する)である。
108は、AFE103でデジタル変換された画像データや、後述する画像処理部109で処理された画像データを記憶するための画像データ記憶手段の機能と、後述するCPU104が動作を行う際のワークメモリの機能を兼備するRAMである。本実施形態では、これらの機能をRAM108を用いて行うようにしているが、アクセス速度が十分に問題ないレベルのメモリであれば、他のメモリを適用することも可能である。
106は、後述するCPU104が動作を行う際のプログラムを格納するROMである。ここで、本実施形態では、Flash−ROMを示すが、これは一例であり、アクセス速度が十分に問題ないレベルのメモリであれば、他のメモリを適用することも可能である。104は、撮像装置100を統括的に制御するCPUである。109は撮影された画像の補正・圧縮等の処理を行う画像処理部である。
110は、静止画像データ及び動画像データを外部記録媒体に記録するための、外部記録媒体とのインターフェース部である。112は外部記録媒体とのコネクタである。113は不揮発メモリ、ハードディスク等の外部記録媒体である。116は撮像装置100とのコネクタ、114は撮像装置100とのインターフェースである。115は不揮発性メモリ、ハードディスク等の内部の記録部である。なお、本実施形態では、記録媒体として着脱可能な外部記録媒体を適用しているが、その他データ書き込み可能な不揮発性メモリ、ハードディスク等を内蔵した形態でもよい。
105は撮影命令や撮影条件等の設定をCPU104に対して行う操作部である。図8に示す様に、操作部105は静止画撮影スイッチ105a、動画撮影スイッチ105b、表示部に表示されるメニュー等を操作するGUI操作部105cを備える。107は撮影した静止画像や動画像や、メニュー等の表示を行う表示部である。
本実施形態の撮像装置100は、撮影モードを複数有する。各撮影モードでの動作を以下に説明する。
静止画撮影モードの場合を以下に説明する。まず、ユーザーによって静止画撮影スイッチ105aが押下されると、CPU104から静止画撮影用の設定が撮像素子101とTG102にそれぞれ送られる。その後開始信号がTG102に出力され、TG102からの駆動信号に基づいて撮像素子101は撮影動作を開始する。以下に図9を用いて撮影動作を説明する。なお、図9は図4に記載される信号と対応している。
全画素リセット期間であるt1〜t2のタイミングで、PTX(m)、PTX(m+1)、PTX(m+1)、PTX(m+2)、PTX(m+3)、PTX(m+4)、PTX(m+5)、PTX(m+6)、PTX(m+7)がアクティブなる。ここでは特定行の制御信号のみ示しているが、この期間全ての行のPTXがアクティブとなり、全画素のフォトダイオード1の電荷は、転送スイッチ2を介して画素アンプ10のゲート11に転送され、フォトダイオード1はリセットされる。
その後時刻t3で、全画素同時に蓄積を開始する。時刻t4では、不図示のシャッターにて撮像素子に照射される光を遮断する。このt3〜t4間が蓄積期間となり、この状態ではフォトダイオード1には信号電荷が蓄積されている。
次に蓄積された信号電荷の読み出し動作がスタートする。時刻t5に制御信号PSEL(m)、PSEL(m+2)がアクティブになり、行選択スイッチ6がオンする。第m行に配置されている信号転送部13a、13g、及び第m+2行に配置されている信号転送部13b、13hの画素アンプ10と、各垂直出力線に接続されている電流源16a、16b、16c、16dで構成されるソース・フォロア回路が動作状態となる。
時刻t6にPRES(m)、PRES(m+2)がアクティブになることによりリセットスイッチ3がオンとなり、信号転送部13a、13b、13g、13hの画素アンプ10のゲート11、つまり容量9は初期化される。即ち、垂直出力線15a、15b、15c、15dにはこのリセット直後の信号レベル(いわゆるダークレベル)の信号が出力される。
時刻t7でPRES(m)、PRES(m+2)がネゲートされた後、時刻t8にPTNがアクティブになる。これにより各垂直出力線15a、15b、15c、15dに接続されたカラムアンプ17a、17b、17c、17dの出力と接続される転送ゲート19a、19b、19c、19dがオンし、保持容量21a、21b、21c、21dにこのダークレベル出力が保持される。この後時刻t9で転送動作を完了した後、時刻t10にPTX(m)、PTX(m+1)をアクティブにすることで画素セット12a、12b、12g、12hの転送スイッチ2がオンする。そして、フォトダイオード1に蓄積されている信号電荷を、信号転送部13a、13b、13g、13hの画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11に転送する。この時、画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11は転送されてきた信号電荷に見合う分だけリセットレベルから電位が変動し信号レベルが確定する。
転送が十分に終了した時刻t11にて、PTX(m)、PTX(m+1)をネゲートした後、時刻t12にPTSがアクティブになる。これにより、各垂直出力線15a、15b、15c、15dに接続されたカラムアンプ17a、17b、17c、17dの出力と接続される転送ゲート18a、18b、18c、18dがオンし、信号レベルが保持容量20a、20b、20c、20dに保持される。この後、時刻t13でPTSをネゲートすると、転送動作が完了する。
これまでの動作で、保持容量20a、20b、20c、20dにはそれぞれ画素セット12a、12b、12g、12hの信号レベルが保持される。また、保持容量21a、21b、21c、21dにはそれぞれ画素セット12a、12b、12g、12hのダークレベルが保持される。
画素からの信号出力を終了したので時刻t14で各行の選択制御信号PSEL(m)及びPSEL(m+2)をネゲートする。
次に水平走査回路27a、27bは、転送スイッチ22a、23a、22b、23b、22c、23c、22d、23dを制御することで、保持容量20a、21a、20b、21b、20c、21c、20d、21dを水平出力線に接続する動作を行う。時刻t15にてPH1をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22aを介して保持容量20aが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23aを介して保持容量21aが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素12aのダークレベルと、画素12aの信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22cを介して保持容量20cが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23cを介して保持容量21cが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素12gのダークレベルと、画素12gの信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。その後時刻t16においてPH1をネゲートし、出力が終了する。
さらに時刻t17にてPH2をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22bを介して保持容量20bが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23bを介して保持容量21bが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素12bのダークレベルと、画素12bの信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22dを介して保持容量20dが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23dを介して保持容量21dが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素12hのダークレベルと、画素12hの信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。その後、時刻t18においてPH2をネゲートし、出力が終了する。
以上で第m行、第m+1行の画素信号の出力が完了する。なお、本実施形態では2列についてのみ記載されているが、この2列を一単位として順次最終列まで繰り返す。
次に、第m+2行、第m+3行の画素データの読み出し動作を開始する。時刻t19に制御信号PSEL(m)、PSEL(m+2)がアクティブになり、行選択スイッチ6がオンする。第m行に配置されている信号転送部13a、13g、及び第m+2行に配置されている信号転送部13b、13hの画素アンプ10と、各垂直出力線に接続されている電流源16a、16b、16c、16dで構成されるソース・フォロア回路が動作状態となる。
時刻t20にPRES(m)、PRES(m+2)がアクティブになることによりリセットスイッチ3がオンとなり、信号転送部13a、13b、13g、13hの画素アンプ10のゲート11、つまり容量9は初期化される。即ち、垂直出力線15a、15b、15c、15dにはこのリセット直後の信号レベル(いわゆるダークレベル)の信号が出力される。
時刻t21でPRES(m)、PRES(m+2)がネゲートされた後、時刻t22にPTNがアクティブになる。これにより各垂直出力線15a、15b、15c、15dに接続されたカラムアンプ17a、17b、17c、17dの出力と接続される転送ゲート19a、19b、19c、19dがオンする。そして、保持容量21a、21b、21c、21dにこのダークレベル出力が保持される。この後、時刻t23で転送動作を完了した後、時刻t24にPTX(m+2)、PTX(m+3)をアクティブにすることで画素セット12a’、12b’、12g’、12h’の転送スイッチ2がオンする。そして、フォトダイオード1に蓄積されている信号電荷を、信号転送部13a、13b、13g、13hの画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11に転送する。この時、画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11は転送されてきた信号電荷に見合う分だけリセットレベルから電位が変動し信号レベルが確定する。
転送が十分に終了した時刻t25にて、PTX(m+2)、PTX(m+3)をネゲートした後、時刻t26にPTSがアクティブになる。これにより、各垂直出力線15a、15b、15c、15dに接続されたカラムアンプ17a、17b、17c、17dの出力と接続される転送ゲート18a、18b、18c、18dがオンする。そして、信号レベルが保持容量20a、20b、20c、20dに保持される。この後、時刻t27でPTSをネゲートすると、転送動作が完了する。
これまでの動作で、保持容量20a、20b、20c、20dにはそれぞれ画素セット12a’、12b’、12g’、12h’の信号レベルが保持される。また、保持容量21a、21b、21c、21dにはそれぞれ画素セット12a’、12b’、12g’、12h’のダークレベルが保持される。
画素からの信号出力を終了したので時刻t28で各行の選択制御信号PSEL(m)及びPSEL(m+2)をネゲートする。
次に水平走査回路27a、27bは、転送スイッチ22a、23a、22b、23b、22c、23c、22d、23dを制御することで、保持容量20a、21a、20b、21b、20c、21c、20d、21dを水平出力線に接続する動作を行う。時刻t29にてPH1をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22aを介して保持容量20aが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23aを介して保持容量21aが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素12a’のダークレベルと、画素12a’の信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22cを介して保持容量20cが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23cを介して保持容量21cが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素12g’のダークレベルと、画素12g’の信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。その後、時刻t30においてPH1をネゲートし、出力が終了する。
さらに時刻t31にてPH2をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22bを介して保持容量20bが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23bを介して保持容量21bが接続される。即ちこのときの読み出しアンプ25aの入力は、画素12b’のダークレベルと、画素12b’の信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22dを介して保持容量20dが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23dを介して保持容量21dが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素12h’のダークレベルと、画素12h’の信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。その後時刻t32においてPH2をネゲートし、出力が終了する。
以上で第m+2行、第m+3行の画素信号の出力が完了する。なお、本実施形態では2列についてのみ記載されているが、この2列を一単位として順次最終列まで繰り返す。
次に、第m+4行、第m+5行の読み出し動作を開始する。時刻t33に制御信号PSEL(m+4)、PSEL(m+6)がアクティブになり、行選択スイッチ6がオンする。第m+4行に配置されている信号転送部13c、13i、及び第m+6行に配置されている信号転送部13d、13jの画素アンプ10と、各垂直出力線に接続されている電流源16a、16b、16c、16dで構成されるソース・フォロア回路が動作状態となる。
時刻t34にPRES(m+4)、PRES(m+6)がアクティブになることによりリセットスイッチ3がオンとなり、信号転送部13c、13d、13i、13jの画素アンプ10のゲート11、つまり容量9は初期化される。即ち、垂直出力線15b、15a、15d、15cにはこのリセット直後の信号レベル(いわゆるダークレベル)の信号が出力される。
時刻t35でPRES(m+4)、PRES(m+6)がネゲートされた後、時刻t36にPTNがアクティブになる。これにより各垂直出力線15b、15a、15d、15cに接続されたカラムアンプ17b、17a、17d、17cの出力と接続される転送ゲート19b、19a、19d、19cがオンする。そして、保持容量21b、21a、21d、21cにこのダークレベル出力が保持される。この後、時刻t37で転送動作を完了した後、時刻t38にPTX(m+4)、PTX(m+5)をアクティブにする。これにより画素セット12c、12d、12i、12jの転送スイッチ2がオンし、フォトダイオード1に蓄積されている信号電荷を、信号転送部13c、13d、13i、13jの画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11に転送する。この時、画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11は転送されてきた信号電荷に見合う分だけリセットレベルから電位が変動し信号レベルが確定する。
転送が十分に終了した時刻t39にて、PTX(m+4)、PTX(m+5)をネゲートした後、時刻t40にPTSがアクティブになる。これにより、各垂直出力線15b、15a、15d、15cに接続されたカラムアンプ17b、17a、17d、17cの出力と接続される転送ゲート18b、18a、18d、18cがオンする。そして、信号レベルが保持容量20b、20a、20d、20cに保持される。この後、時刻t41でPTSをネゲートすると、転送動作が完了する。
これまでの動作で、保持容量20b、20a、20d、20cにはそれぞれ画素セット12c、12d、12i、12jの信号レベルが保持される。また、保持容量21b、21a、21d、21cにはそれぞれ画素セット12c、12d、12i、12jのダークレベルが保持される。
画素からの信号出力を終了したので時刻t42で各行の選択制御信号PSEL(m+4)及びPSEL(m+6)をネゲートする。
次に水平走査回路27a、27bは、転送スイッチ22a、23a、22b、23b、22c、23c、22d、23dを制御することで、保持容量20a、21a、20b、21b、20c、21c、20d、21dを水平出力線に接続する動作を行う。時刻t43にてPH1をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22aを介して保持容量20aが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23aを介して保持容量21aが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素12dのダークレベルと、画素12dの信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22cを介して保持容量20cが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23cを介して保持容量21cが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素12jのダークレベルと、画素12jの信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。その後、時刻t44においてPH1をネゲートし、出力が終了する。
さらに時刻t45にてPH2をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22bを介して保持容量20bが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23bを介して保持容量21bが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素12cのダークレベルと、画素12cの信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22dを介して保持容量20dが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23dを介して保持容量21dが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素12iのダークレベルと、画素12iの信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。その後、時刻t46においてPH2をネゲートし、出力が終了する。
以上で第m+4行、第m+5行の画素信号の出力が完了する。なお、本実施形態では2列についてのみ記載されているが、この2列を一単位として順次最終列まで繰り返す。
次に、第m+6行、第m+7行の読み出し動作を開始する。時刻t47に制御信号PSEL(m+4)、PSEL(m+6)がアクティブになり、行選択スイッチ6がオンする。第m+6行に配置されている信号転送部13c、13i、及び第m+7行に配置されている信号転送部13d、13jの画素アンプ10と、各垂直出力線に接続されている電流源16a、16b、16c、16dで構成されるソース・フォロア回路が動作状態となる。
時刻t48にPRES(m+4)、PRES(m+6)がアクティブになることによりリセットスイッチ3がオンとなり、信号転送部13c、13d、13i、13jの画素アンプ10のゲート11、つまり容量9は初期化される。即ち、垂直出力線15b、15a、15d、15cにはこのリセット直後の信号レベル(いわゆるダークレベル)の信号が出力される。
時刻t49でPRES(m+4)、PRES(m+6)がネゲートされた後、時刻t50にPTNがアクティブになる。これにより各垂直出力線15b、15a、15d、15cに接続されたカラムアンプ17b、17a、17d、17cの出力と接続される転送ゲート19b、19a、19d、19cがオンする。そして、保持容量21b、21a、21d、21cにこのダークレベル出力が保持される。この後、時刻t51で転送動作を完了した後、時刻t52にPTX(m+6)、PTX(m+7)をアクティブにすることで画素セット12c’、12d’、12i’、12j’の転送スイッチ2がオンする。そして、フォトダイオード1に蓄積されている信号電荷を、信号転送部13c、13d、13i、13jの画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11に転送する。この時、画素アンプ10で構成されるソース・フォロアのゲート11は転送されてきた信号電荷に見合う分だけリセットレベルから電位が変動し信号レベルが確定する。
転送が十分に終了した時刻t53にて、PTX(m+6)、PTX(m+7)をネゲートした後、時刻t54にPTSがアクティブになる。これにより、各垂直出力線15b、15a、15d、15cに接続されたカラムアンプ17b、17a、17d、17cの出力と接続される転送ゲート18b、18a、18d、18cがオンし、信号レベルが保持容量20b、20a、20d、20cに保持される。この後、時刻t55でPTSをネゲートすると、転送動作が完了する。
これまでの動作で、保持容量20b、20a、20d、20cにはそれぞれ画素セット12c’、12d’、12i’、12j’の信号レベルが保持される。また、保持容量21b、21a、21d、21cにはそれぞれ画素セット12c’、12d’、12i’、12j’のダークレベルが保持される。
画素からの信号出力を終了したので時刻t56で各行の選択制御信号PSEL(m+4)及びPSEL(m+6)をネゲートする。
次に水平走査回路27a、27bは、転送スイッチ22a、23a、22b、23b、22c、23c、22d、23dを制御することで、保持容量20a、21a、20b、21b、20c、21c、20d、21dを水平出力線に接続する動作を行う。時刻t57にてPH1をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22aを介して保持容量20aが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23aを介して保持容量21aが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素12d’のダークレベルと、画素12d’の信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22cを介して保持容量20cが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23cを介して保持容量21cが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素12j’のダークレベルと、画素12j’の信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。その後、時刻t58においてPH1をネゲートし、出力が終了する。
さらに時刻t59にてPH2をオンにすると、水平出力線24aには転送スイッチ22bを介して保持容量20bが接続され、水平出力線24bには転送スイッチ23bを介して保持容量21bが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25aには、画素12c’のダークレベルと、画素12c’の信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25aからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。
また、同様に水平出力線24cには転送スイッチ22dを介して保持容量20dが接続され、水平出力線24dには転送スイッチ23dを介して保持容量21dが接続される。即ちこのとき、読み出しアンプ25bには、画素12i’のダークレベルと、画素12i’の信号レベルが入力されており、読み出しアンプ25bからはその差分に所定ゲインを乗じた信号が出力される。その後、時刻t60においてPH2をネゲートし、出力が終了する。
以上で第m+6行、第m+7行の画素信号の出力が完了する。なお、本実施形態では2列についてのみ記載されているが、この2列を一単位として順次最終列まで繰り返す。
以上の読み出し動作を一単位として撮像素子101の全行について行うことより、撮像素子101に配列される全画素数の信号がそれぞれ出力される。撮像素子101から出力された信号はAFE103でデジタル変換され、画像処理部109に入力される。画像処理部109内で所定の処理を行った後に、静止画として記録される。
次に、第1の動画撮影モードについて説明する。まず、操作部105を操作することにより、図10の様に表示部107に動画記録サイズ選択画面が表示される。ユーザーは操作部105により大きな画像サイズの動画(図10中の大)を選択する。その後動画撮影スイッチ105bが押下されると、CPU104から第1の動画撮影用の設定が撮像素子101とTG102にそれぞれ送られる。その後開始信号がTG102に出力され、TG102からの駆動信号に基づいて撮像素子101は撮影動作を開始する。
撮像素子101は撮影動作として、前述した第1の実施形態にて記載される動作を繰り返し、順次画像信号を出力する。この時の出力画素数は垂直方向に4分の1になっており、また出力される1画素は撮像素子101内で垂直方向に隣接する同色の画素の4画素分の信号を加算・平均した出力となる。撮像素子101から出力された信号はAFE103でデジタル変換され、画像処理部109に入力される。画像処理部109内で、画像データの縦横比を適切に補正する等の処理を行った後に、動画として記録される。
次に、第2の動画撮影モードについて説明する。まず、操作部105を操作することにより、図10の様に表示部107に動画記録サイズ選択画面が表示される。ユーザーは操作部105により小さな画像サイズの動画(図10中の小)を選択する。その後動画撮影スイッチ105bが押下されると、CPU104から第2の動画撮影用の設定が撮像素子101とTG102にそれぞれ送られる。その後開始信号がTG102に出力され、TG102からの駆動信号に基づいて撮像素子101は撮影動作を開始する。
撮像素子101は撮影動作として、前述した第2の実施形態にて記載される動作を繰り返し、順次画像信号を出力する。この時の出力画素数は垂直方向に6分の1になっており、また出力される1画素は撮像素子101内で垂直方向に隣接する同色の画素の4画素分の信号を加算・平均した出力となる。撮像素子101から出力された信号はAFE103でデジタル変換され、画像処理部109に入力される。画像処理部109内で所定の処理を行った後に、動画として記録される。
この様に本実施形態の撮像装置は、動作モードに応じて撮像素子から出力される画素数を切り替えることができる。静止画の様に行数を削減しないで読み出す場合には、垂直方向の1列の画素列に対して2本の垂直出力線を持つため、1本の垂直出力線で読み出す場合に比べて高速に画素の読み出しをすることができる。また、読み出し画素数を少なくするモードでは画素を間引くのではなく画素信号の加算・平均を行うので、より多くの画素の情報を得ることができ、高い画質を保持することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。