JP5473682B2 - 帯状ゴム部材の巻付け方法および装置 - Google Patents

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Description

この発明は、被巻付け体の周囲に帯状ゴム部材を巻付ける巻付け方法および装置に関する。
大型建設車両等に装着される大型タイヤを製造する場合には、略円弧状に膨出変形した被巻付け体(タイヤ中間体)の周囲に、一対のカレンダーロールによって成形された未加硫ゴムからなる帯状ゴム部材を複数回重ねて巻付けることでトレッドを形成することがあるが、このような場合には、前記カレンダーロール間に供給されたバンクゴムがなくなるまで帯状ゴム部材を成形し続けるため、該カレンダーロールによって成形される帯状ゴム部材の長さは、トレッドの成形が終了した時点においてタイヤ中間体に巻付けられた帯状ゴム部材の長さ(所定長)より長くなる。
そして、前述のような被巻付け体(タイヤ中間体)に対する帯状ゴム部材の巻付けは、従来においては、例えば以下の特許文献1に記載されているような巻付け方法・装置により行われていた。
特開2002−240164号公報
即ち、通常の帯状ゴム部材の巻付けと同様に、カレンダーロールによって成形された帯状ゴム部材を複数の搬送ローラにより、前方に設置されたタイヤ中間体に向かって搬送して該帯状ゴム部材の先端をタイヤ中間体に圧着した後、タイヤ中間体を回転させる一方、搬送ローラにより帯状ゴム部材を前方に搬送し、該タイヤ中間体の周囲に帯状ゴム部材を複数回重ねて巻付け、次に、帯状ゴム部材をその先端から所定長離れた切断位置において切断した後、タイヤ中間体に対する巻付け位置と切断位置との間に位置する帯状ゴム部材の後端部をタイヤ中間体の周囲に巻付けている。
ここで、前述の切断により搬送ローラには切断位置より後方に位置する帯状ゴム部材の残余部が残されるが、このような帯状ゴム部材の残余部は、帯状ゴム部材が粘着力の高い未加硫ゴムから構成され、しかも、前記切断で張力がなくなってしまうため、先端部が搬送ローラの周囲に巻付いてしまうことがあり、このような場合には、一旦、搬送ローラによる搬送を停止して、帯状ゴム部材を搬送ローラから取り除く必要が生じ、この結果、作業能率が低下してしまうという課題があった。
この発明は、帯状ゴム部材の搬送ローラへの巻付き等を防止することで作業能率を容易に向上させることができる帯状ゴム部材の巻付け方法および装置を提供することを目的とする。
このような目的は、第1に、帯状ゴム部材の始端部の幅方向両側部を切除することで、該始端部の幅を中央部の幅の半分以下とする工程と、搬送コンベアにより帯状ゴム部材を該搬送コンベアの前方に設置された被巻付け体に向かって搬送し、該帯状ゴム部材の先端を被巻付け体に圧着する工程と、被巻付け体を回転させる一方、搬送コンベアにより帯状ゴム部材を前方に搬送し、該被巻付け体の周囲に帯状ゴム部材を巻付ける工程と、帯状ゴム部材をその先端から所定長離れた切断位置において切断する工程と、切断により搬送コンベアに残され該搬送コンベアの後端より後方まで延びる帯状ゴム部材の残余部を該搬送コンベアにより後方に搬送し、該搬送コンベアの後端から落下させて回収する工程とを備えた帯状ゴム部材の巻付け方法により、達成することができる。
第2に、帯状ゴム部材の始端部の幅方向両側部を切除することで、該始端部の幅を中央部の幅の半分以下とするカット手段と、前記帯状ゴム部材を前方に設置された被巻付け体に向かって搬送することで、先端が被巻付け体に圧着された帯状ゴム部材を回転する被巻付け体の周囲に巻付ける搬送コンベアと、帯状ゴム部材をその先端から所定長離れた切断位置において切断する切断手段と、搬送コンベアに逆転力を付与することで、前記切断により搬送コンベアに残され該搬送コンベアの後端より後方まで延びる帯状ゴム部材の残余部を該搬送コンベアにより後方に搬送し、該搬送コンベアの後端から落下させて回収する逆転手段とを備えた帯状ゴム部材の巻付け装置により、達成することができる。
この発明においては、帯状ゴム部材を切断位置において切断した後、搬送コンベアに残され該搬送コンベアの後端より後方まで延びる帯状ゴム部材の残余部を該搬送コンベアにより後方に搬送してその後端から落下させ回収するようにしたので、粘着力の高い帯状ゴム部材が搬送コンベアのローラに巻付いたり、コンベアベルトに粘着し続ける事態を確実に防止することができ、これにより、残余部を搬送コンベアから取り除く作業が不要となって作業能率を容易に向上させることができる。
また、帯状ゴム部材が幅広であっても、簡単かつ確実に帯状ゴム部材の始端部を被巻付け体の規定位置に供給することができる
この発明の実施形態1を示す概略正面図である。 タイヤ中間体の子午線断面図である。 帯状ゴム部材の一部破断平面図である。 切断手段近傍の概略斜視図である。 帯状ゴム部材の巻付け状態を説明する概略正面図である。 帯状ゴム部材の巻付け状態を説明する概略正面図である。
以下、この発明の実施形態1を図面に基づいて説明する。
図1、2において、11は大型建設車両、トラック・バス等に装着される大型タイヤの中間部材である被巻付け体としてのタイヤ中間体であり、このタイヤ中間体11は、例えば、カーカスのみ、あるいは、カーカスの半径方向外側にベルト、ブレーカが巻付けられたものから構成されている。そして、このタイヤ中間体11は両ビード部12が支持台13により半径方向内側から支持された状態でその内部に圧力流体、例えばエアが供給されることで、略円弧状に膨出変形している。そして、前記タイヤ中間体11は図示していないモータから回転駆動力が付与されることで、支持台13と共に水平な軸線回りに回転することができる。なお、この発明においては、前記支持台13の代わりに成形ドラムを用いるようにしてもよい。
16は前記タイヤ中間体11の後方に設置された搬送コンベアであり、この搬送コンベア16は前後方向に移動可能な図示していない移動フレームに支持されている。また、この搬送コンベア16は複数の搬送ローラ17と、これら搬送ローラ17に掛け渡され後述のカッターと干渉することのない位置に配置された細幅のコンベアベルト18と、いずれか1個の搬送ローラ17に回転駆動力を付与する図示していないモータとから構成されている。そして、前記モータが作動すると、搬送ローラ17が回転し、搬送コンベア16(コンベアベルト18)の搬送部が該搬送コンベア16より前方に設置されたタイヤ中間体11に向かって走行する。なお、この発明においては、搬送コンベアをローラコンベアから構成するようにしてもよい。
前記搬送コンベア16より後方には一対の逆方向に回転する互いに平行なカレンダーロール21が設置され、これらカレンダーロール21に供給されたバンクゴム22がカレンダーロール21間を通過することで、未加硫ゴムからなる幅広で等厚の帯状ゴム部材23が次々に成形される。そして、前記カレンダーロール21により成形された帯状ゴム部材23は複数のガイドローラ24にガイドされながら前方に向かって搬送され前記搬送コンベア16に供給される。
25はカレンダーロール21の直前に設置されたカット手段であり、このカット手段25は前方に向かって搬送されている帯状ゴム部材23の始端部を幅方向両側部において長手方向に切断した後、幅方向外側に向かって斜めに切断することで、帯状ゴム部材23の始端部においてその幅方向両側部を切除し、これにより、図3に示すように、帯状ゴム部材23の始端部にその幅が長手方向中央部における幅の半分以下である幅狭部26を形成する。なお、この発明においては帯状ゴム部材を押出し機から押出すことで成形するようにしてもよい。
このとき、帯状ゴム部材23から切除された屑ゴムは図示していない回収コンベアにより回収され、練り返しが行われる。また、前記カット手段25は前方に向かって搬送されている帯状ゴム部材23の後側部を幅方向中央から幅方向外側に向かって幅方向両端部まで斜めに切断した後、該幅方向両端部において長手方向に切断することで、帯状ゴム部材23の後側部において幅方向中央部を切除し、該帯状ゴム部材23の後側部に幅方向に離れた一対の幅狭部27を形成する。
このとき、帯状ゴム部材23から切除された屑ゴムは前述と同様に回収コンベアにより回収され、練り返しが行われる。前記搬送コンベア16より後方の図示していない固定フレームには後側搬送コンベア29を構成する複数のガイドローラ30が回転可能に支持されている。そして、搬送コンベア16が後側搬送コンベア29から帯状ゴム部材23を受け取るときには、移動フレームと共に搬送コンベア16が後側搬送コンベア29の直前まで後方に移動する。
その後、カレンダーロール21により成形された帯状ゴム部材23が後側搬送コンベア29から搬送コンベア16に受け渡されると、該搬送コンベア16は移動フレームと共にタイヤ中間体11の直後まで移動するとともに、供給された帯状ゴム部材23を搬送コンベア16の前方に設置されたタイヤ中間体11に向かって前方に搬送する。
図1、4において、37は前記搬送ローラ17のうち、タイヤ中間体11に最も近接する、即ち前端に位置する搬送ローラ17aのほぼ直上に設置された切断手段であり、この切断手段37は搬送ローラ17aに平行に延びる水平な昇降レール38を有し、この昇降レール38は図示していないシリンダ等の昇降機構により昇降可能である。前記昇降レール38には一対の横行体39が該昇降レール38の延在方向に移動可能に支持され、これらの横行体39は図示していないモータ等の移動機構により逆方向に等速度で昇降レール38に沿って移動し互いに接近離隔する。
前記横行体39にはそれぞれカッター40が取り付けられ、これらのカッター40は帯状ゴム部材23を略幅方向に切断することができる。そして、前記帯状ゴム部材23の幅狭部26(始端部)の長手方向中央部が搬送コンベア16によって切断手段37の直下まで搬送されてくると、前記切断手段37の両カッター40は昇降レール38の下降により幅狭部26の幅方向中央から若干幅方向両外側に離れた位置において貫通するまで押し込まれる。
その後、帯状ゴム部材23(幅狭部26)が搬送コンベア16により前方に向かって一定速度で搬送され、一方、カッター40が移動機構により横行体39と共に幅方向外側に向かって一定速度で移動すると、前記幅狭部26には幅狭の切り残し部42を残しながら幅方向外端まで直線的に延びるハの字形の貫通した切れ目43が一対形成される。なお、この発明においては、幅狭部26の幅方向片端部に切り残し部42を形成する一方、残りの部位をカッター40により斜めに切断するようにしてもよく、また、円板状のロータリーカッターを用いて帯状ゴム部材23を切断するようにしてもよい。
46は前記搬送ローラ17aの直下に設置され該搬送ローラ17aに平行に延びるフリー回転可能な貼付けローラであり、この貼付けローラ46は前記移動フレームに支持されたシリンダ47のピストンロッド48の先端に回転可能に支持されており、この結果、前記貼付けローラ46はシリンダ47の作動によりタイヤ中間体11に接近離隔可能となる。そして、前述のように切れ目43が形成された幅狭部26が搬送コンベア16によってタイヤ中間体11と貼付けローラ46との間まで搬送されてくると、前記シリンダ47が作動してピストンロッド48が突出し、これにより、帯状ゴム部材23の始端部(幅狭部26)は貼付けローラ46によりタイヤ中間体11の周囲に押し付けられて圧着される。
このように貼付けローラ46により幅狭部26をタイヤ中間体11に押付け圧着するようにしたので、タイヤ中間体11への巻始め時に幅狭部26が搬送ローラ17aに巻付いたり、あるいは、コンベアベルト18に粘着したままコンベアベルト18に沿って逆方向(後方)に搬送される事態を防止することができる。ここで、帯状ゴム部材23の始端部をタイヤ中間体11に圧着する際、前述のように帯状ゴム部材23の始端部(幅狭部26)の幅方向両側部を切除することで、該始端部の幅を長手方向中央部の幅の半分以下としたので、帯状ゴム部材23が幅広であっても、該帯状ゴム部材23の始端部は幅方向(タイヤ中間体11の軸方向)に容易に変位させることができる。この結果、帯状ゴム部材23がタイヤ中間体11に対して幅方向にずれていても、帯状ゴム部材23の始端部(幅狭部26)を幅方向に変位させることで、簡単かつ確実に帯状ゴム部材23の始端部をタイヤ中間体11の規定位置に供給し巻付けることができる。
その後、タイヤ中間体11の回転により前記帯状ゴム部材23の幅狭部26が切れ目43を過ぎるまでタイヤ中間体11に圧着されると、切り残し部42より始端側の帯状ゴム部材23(幅狭部26)を図示していない分断部材により把持しながらタイヤ中間体11から引き離し、該部位の幅狭部26を切り残し部42の位置において切り残し部42より終端側の幅狭部26から分断して離脱させる。この結果、切り残し部42の位置がタイヤ中間体11に巻付けられる帯状ゴム部材23の先端となる。このようにして帯状ゴム部材23の先端がタイヤ中間体11に圧着されると、シリンダ47を作動して貼付けローラ46をタイヤ中間体11から離隔させる。このとき、幅狭部26から引きちぎられた屑ゴムは回収し練り返しを行う。
このように帯状ゴム部材23の始端部(幅狭部26)に切り残し部42を残しながら略幅方向に延びる貫通した切れ目43を形成した後、該帯状ゴム部材23の始端部を前記貼付けローラ46によりタイヤ中間体11に押し付けて圧着し、その後、切り残し部42より始端側の帯状ゴム部材23(幅狭部26)を切り残し部42の位置において分断して離脱させるようにすれば、帯状ゴム部材23の始端部(幅狭部26)に誘導バーによる曲がり等の変形が生じていても、このような変形部分を簡単かつ確実に除去することができる。
ここで、タイヤ中間体11に対する帯状ゴム部材23の始端部の圧着を、移動フレームを前方に向かって移動させ搬送ローラ17aにより該帯状ゴム部材23の始端部をタイヤ中間体11に押し付けることで行うこともできるが、このようにした場合には、タイヤ中間体11に凹凸が存在していると、搬送ローラ17はタイヤ中間体11に押されて後退しようとするが、移動フレームは停止位置から移動することができないため、搬送ローラ17に過大な外力が作用して破損してしまうおそれがあり、好ましくない。これに対し、この実施形態の貼付けローラ46は搬送ローラ17より小径で、しかも、シリンダ47によりタイヤ中間体11に押し付けているので、貼付けローラ46が破損することはない。
その後、前記タイヤ中間体11を支持台13と共に回転させる一方、カレンダーロール21により成形された帯状ゴム部材23を搬送コンベア16によりタイヤ中間体11に向かって前方に搬送し、先端がタイヤ中間体11に圧着された帯状ゴム部材23を回転するタイヤ中間体11の周囲に1回以上、通常は複数回巻付ける。このとき、タイヤ中間体11の下方に設置された圧着ローラ50をタイヤ中間体11の周囲に巻付けられた帯状ゴム部材23に押し付けて該帯状ゴム部材23をタイヤ中間体11に圧着する。このときの状態が図5に示されている。そして、幅狭部27がタイヤ中間体11に巻付けられるようになると、タイヤ中間体11の軸方向両端部のみに帯状ゴム部材23が巻付けられるが、これは巻付けられた帯状ゴム部材23によって成形されるトレッド52の肉厚(ゲージ)が幅方向中央部より幅方向両端部で大であるため、このような肉厚の変化に対応するためである。
そして、帯状ゴム部材23の先端から長手方向に所定長だけ離れた切断位置53(図3参照)が切断手段37の直下に到達すると、両カッター40は昇降レール38と共に幅狭部27より幅方向内側に下降した後、移動機構により幅方向外側に向かって移動する。このとき、帯状ゴム部材23(幅狭部27)は搬送コンベア16により前方に向かって搬送されているため、前記幅狭部27は切断手段37(カッター40)により切断位置53において略幅方向に、ここではハの字形に切断される。ここで、前述した幅狭部27の切断の直前あるいは切断と同時に、シリンダ47のピストンロッド48が突出して貼付けローラ46がタイヤ中間体11に接近し、帯状ゴム部材23(幅狭部27)をタイヤ中間体11に押し付ける。
この結果、タイヤ中間体11に対する帯状ゴム部材23の巻付け位置と帯状ゴム部材23の後端(切断位置53)との間に位置する帯状ゴム部材23の後端部が、貼付けローラ46によりタイヤ中間体11に押し付けられ、これにより、所定長の帯状ゴム部材23は後端に至るまでタイヤ中間体11の周囲に巻付けられる。このようにして所定長の帯状ゴム部材23がタイヤ中間体11の周囲に複数回巻付けられると、タイヤ中間体11の周囲には帯状ゴム部材23によりトレッド52が成形され、これにより、これらからグリーンタイヤが成形される。このように帯状ゴム部材23の切断後に、タイヤ中間体11に対する巻付け位置と切断位置53との間に位置する帯状ゴム部材23の後端部を貼付けローラ46によりタイヤ中間体11に押し付けてその周囲に巻付けるようにすれば、手作業に頼ることなく簡単かつ確実に帯状ゴム部材23の後端部をタイヤ中間体11に巻付けることができる。その後、シリンダ47を作動して貼付けローラ46をタイヤ中間体11から離隔させる。
ここで、前述のように帯状ゴム部材23はバンクゴム22がなくなるまでカレンダーロール21によって成形されるため、その長さは所定長より長く、この結果、前述のように帯状ゴム部材23をその先端から所定長離れた切断位置53において切断すると、図6に示すように、帯状ゴム部材23の残余部55が切り離されるが、この残余部55は搬送コンベア16の終端より後方まで延び、ここでは搬送コンベア16を超えて終端がガイドローラ30近傍まで延びている。
そして、このような残余部55は、その後回収して練り返しを行うが、従来においては、前述のように帯状ゴム部材23の残余部55は粘着力の高い未加硫ゴムから構成され、しかも、前記切断で張力がなくなってしまうため、搬送ローラ17aの周囲に巻付いてしまうことがあり、このような場合には、一旦、搬送コンベア16による搬送を停止して、残余部55を搬送ローラ17aから取り除く必要がある。このため、この実施形態においては、帯状ゴム部材23の切断直後に逆転手段57から搬送コンベア16に逆転力を付与して、前記切断により搬送コンベア16に残された残余部55を該搬送コンベア16によって後方に搬送し、該搬送コンベア16の後端、ここでは搬送部の最後端に位置する搬送ローラ17bから落下させて回収するようにしたのである。
ここで、前記逆転手段57は、搬送コンベア16、詳しくは搬送ローラ17aより後方に配置された搬送ローラ17bに連結されるとともに、前記移動フレームに取り付けられたワンウェイクラッチ58と、前記移動フレームに取り付けられ、伝達ベルト59を介して回転力を前記ワンウェイクラッチ58に付与するモータ60とから構成されている。そして、帯状ゴム部材23を搬送コンベア16によって前方に搬送するときには、ワンウェイクラッチ58により搬送コンベア16とモータ60との間を遮断し、搬送コンベア16がモータ60の影響を受けないようにする一方、帯状ゴム部材23を搬送コンベア16によって後方に搬送するときには、モータ60の回転をワンウェイクラッチ58を通じて搬送コンベア16に伝達するようにしている。
このように逆転手段57をワンウェイクラッチ58、モータ60から構成すれば、簡単な構造でありながら確実に搬送コンベア16の搬送方向を逆転させることができる。また、この発明においては、前述したワンウェイクラッチ58の代わりに、動力伝達あるいは動力遮断のいずれかに切換えることができる、通常のクラッチを用いるようにしてもよい。さらに、この発明においては、ワンウェイクラッチ58は搬送ローラ17b以外の搬送ローラ17、例えば搬送ローラ17aに連結するようにしてもよい。
ここで、前記逆転手段57の作動開始タイミングは、この実施形態では、図示していないエンコーダ等の検出器によりカッター40の位置を検出するとともに、該カッター40による切れ目43の成形(切断作業)が終了した直後としている。このとき、前述のように搬送コンベア16と後側搬送コンベア29との間に間隙が形成されているが、この間隙には搬送コンベア16の逆走行により前側の残余部55が搬送コンベア16の後端から垂下し、一方、後側の残余部55が後側搬送コンベア29の前端から垂下し、これら搬送コンベア16、後側搬送コンベア29間に略U字形をした残余部55の垂れ下がりが形成される。
その後、該残余部55の垂れ下がりは自重および搬送コンベア16、後側搬送コンベア29から残余部55が次々と送り込まれることで長くなり、最終的には残余部55全体が搬送コンベア16、後側搬送コンベア29から落下する。62は搬送コンベア29の後端の直下に前端部(上流端部)が位置している水平な回収コンベアであり、この回収コンベア62は前述のように搬送コンベア16の後端および後側搬送コンベア29の前端から落下してきた残余部55を回収するとともに、下方から支持しながら後方(下流側)に向かって搬送する。その後、回収された残余部55は練り返され、再度カレンダーロール21にバンクゴム22として供給される。
次に、前記実施形態1の作用について説明する。
タイヤ中間体11に帯状ゴム部材23を供給してその周囲に複数回巻付けてトレッド52を成形する場合には、まず、一対のカレンダーロール21間にバンクゴム22を供給するとともに、これらカレンダーロール21を逆方向に回転させる。この結果、バンクゴム22はカレンダーロール21間を通過し帯状ゴム部材23が次々と成形されるが、この帯状ゴム部材23は複数のガイドローラ24にガイドされながらタイヤ中間体11に向かって前方に供給される。このとき、カット手段25が帯状ゴム部材23の始端部の幅方向両側部を切除し、該帯状ゴム部材23の始端部に幅の狭い幅狭部26を形成する。また、このとき、搬送コンベア16を移動フレームと共に後側搬送コンベア29の直前まで後方に移動させ、ガイドローラ24を通じて後側搬送コンベア29に導かれた帯状ゴム部材23を該後側搬送コンベア29から搬送コンベア16に供給する。
その後、搬送コンベア16を移動フレームと共にタイヤ中間体11の直後まで前方に移動させるとともに、該搬送コンベア16により帯状ゴム部材23をタイヤ中間体11に向かって前方に搬送する。このとき、搬送コンベア16と後側搬送コンベア29との間には間隙が形成される。そして、帯状ゴム部材23の幅狭部26(始端部)の長手方向中央部が切断手段37の直下まで搬送されてくると、該切断手段37のカッター40は幅狭部26の幅方向中央から若干幅方向両外側に離れた位置から幅方向外側に向かって幅狭部26を切断しながら移動し、幅狭部26に幅狭の切り残し部42を残しながらハの字形をした切れ目43を一対形成する。次に、搬送コンベア16による搬送により切れ目43が形成された幅狭部26がタイヤ中間体11と貼付けローラ46との間まで到達すると、シリンダ47のピストンロッド48を突出させ貼付けローラ46により帯状ゴム部材23の始端部(幅狭部26)をタイヤ中間体11の周囲に押し付けて圧着する。
その後、タイヤ中間体11の回転および搬送コンベア16による帯状ゴム部材23の供給により、帯状ゴム部材23の幅狭部26が切れ目43を過ぎるまでタイヤ中間体11に巻付けられると、分断部材が切り残し部42より始端側の帯状ゴム部材23(幅狭部26)をタイヤ中間体11から引き剥がすが、このとき、引き剥がされた部位の幅狭部26は切り残し部42の位置において該切り残し部42より終端側の幅狭部26から分断される。これにより、前記切り残し部42の位置が帯状ゴム部材23の先端となり、該帯状ゴム部材23の先端がタイヤ中間体11に圧着される。
次に、シリンダ47を作動して貼付けローラ46をタイヤ中間体11から離隔させる。その後、前記タイヤ中間体11を続けて回転させる一方、カレンダーロール21により成形された帯状ゴム部材23を搬送コンベア16によりタイヤ中間体11に向かって前方に搬送し、先端がタイヤ中間体11に圧着された帯状ゴム部材23を該タイヤ中間体11の周囲に次々に巻付ける。このようにしてタイヤ中間体11に巻付けられた帯状ゴム部材23は圧着ローラ50によりタイヤ中間体11に押し付けられ圧着される。
ここで、タイヤ中間体11の周囲に帯状ゴム部材23がある程度巻付けられると、カット手段25が成形直後の帯状ゴム部材23に対しその幅方向中央部の切除を開始する。この結果、この切除以後の帯状ゴム部材23には幅方向両端部に幅狭部27がそれぞれ存在するのみで、幅方向中央部は空隙となる。その後、帯状ゴム部材23の先端から所定長だけ離れた切断位置53が切断手段37の直下に到達すると、カッター40は幅方向外側に移動して帯状ゴム部材23(幅狭部27)を切断位置53において略幅方向に、ここではハの字形に切断する。このような帯状ゴム部材23の長手方向途中での切断により、搬送コンベア16上には該搬送コンベア16の後端より後方まで延びる帯状ゴム部材23の残余部55が残される。
このとき、カッター40の位置を検出器が検出しているが、カッター40の切断作業が終了すると、該検出器から逆転手段57に検出信号が出力される。この結果、逆転手段57のモータ60が作動するとともに、該モータ60の回転がワンウェイクラッチ58を通じて搬送コンベア16に伝達され、これにより、搬送コンベア16の走行方向が逆転して残余部55が搬送コンベア16により後方に搬送されるようになる。ここで、前述のように搬送コンベア16と後側搬送コンベア29との間には間隙が形成されているため、この間隙に搬送コンベア16の逆走行により前側の残余部55が搬送コンベア16の後端から落下し、一方、後側搬送コンベア29の前端からは後側の残余部55が落下し、残余部55の垂れ下がりが形成される。
その後、該残余部55の垂れ下がりは自重および搬送コンベア16、後側搬送コンベア29から残余部55が次々と送り込まれることで長くなり、最終的には残余部55全体が回収コンベア62上に落下して回収されるが、その後、該残余部55は回収コンベア62により後方に搬送された後、練り返される。一方、前記カッター40による切断により生じた、タイヤ中間体11に対する巻付け位置から切断位置53(後端)までの間の帯状ゴム部材23の後端部は、シリンダ47の作動により貼付けローラ46がタイヤ中間体11に押し付けられることで、タイヤ中間体11の周囲に巻付けられる。これにより、所定長の帯状ゴム部材23は後端に至るまでタイヤ中間体11の周囲に所定回数(複数回)巻付けられて、該タイヤ中間体11の周囲に帯状ゴム部材23からなるトレッド52が成形され、これにより、これらタイヤ中間体11、トレッド52からグリーンタイヤが成形される。その後、シリンダ47の作動により貼付けローラ46がタイヤ中間体11から離隔する。
このように帯状ゴム部材23を切断位置53において切断した後、搬送コンベア16上に残され該搬送コンベア16の後端より後方まで延びる帯状ゴム部材23の残余部55を搬送コンベア16により後方に搬送して該搬送コンベア16の後端から落下させ回収するようにしたので、粘着力の高い帯状ゴム部材23(残余部55)が搬送コンベア16を構成する搬送ローラ17の周囲に巻付いたり、コンベアベルト18に粘着し続ける事態を確実に防止することができ、これにより、残余部55を搬送コンベア16から取り除く作業が不要となって作業能率を容易に向上させることができる。なお、この発明においては、被巻付け体を成形ドラムから構成する一方、帯状ゴム部材を該成形ドラムの周囲に巻付けることでインナーライナーを成形するようにしてもよい。なお、前記タイヤ中間体11の直径が変更したとき、移動フレームを前後方向に移動させることで、前記直径変更に対応することができる。
この発明は、被巻付け体の周囲に帯状ゴム部材を巻付ける産業分野に適用できる。
11…被巻付け体 16…搬送コンベア
23…帯状ゴム部材 37…切断手段
42…切り残し部 43…切れ目
46…貼付けローラ 53…切断位置
55…残余部 57…逆転手段
58…ワンウェイクラッチ 60…モータ

Claims (2)

  1. 帯状ゴム部材の始端部の幅方向両側部を切除することで、該始端部の幅を中央部の幅の半分以下とする工程と、搬送コンベアにより帯状ゴム部材を該搬送コンベアの前方に設置された被巻付け体に向かって搬送し、該帯状ゴム部材の先端を被巻付け体に圧着する工程と、被巻付け体を回転させる一方、搬送コンベアにより帯状ゴム部材を前方に搬送し、該被巻付け体の周囲に帯状ゴム部材を巻付ける工程と、帯状ゴム部材をその先端から所定長離れた切断位置において切断する工程と、切断により搬送コンベアに残され該搬送コンベアの後端より後方まで延びる帯状ゴム部材の残余部を該搬送コンベアにより後方に搬送し、該搬送コンベアの後端から落下させて回収する工程とを備えたことを特徴とする帯状ゴム部材の巻付け方法。
  2. 帯状ゴム部材の始端部の幅方向両側部を切除することで、該始端部の幅を中央部の幅の半分以下とするカット手段と、前記帯状ゴム部材を前方に設置された被巻付け体に向かって搬送することで、先端が被巻付け体に圧着された帯状ゴム部材を回転する被巻付け体の周囲に巻付ける搬送コンベアと、帯状ゴム部材をその先端から所定長離れた切断位置において切断する切断手段と、搬送コンベアに逆転力を付与することで、前記切断により搬送コンベアに残され該搬送コンベアの後端より後方まで延びる帯状ゴム部材の残余部を該搬送コンベアにより後方に搬送し、該搬送コンベアの後端から落下させて回収する逆転手段とを備えたことを特徴とする帯状ゴム部材の巻付け装置。
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