JP5471087B2 - 多層配線基板及び多層配線基板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は多層配線基板及び多層配線基板の製造方法に関し、特にスルーホールを用いた多層配線基板及び多層配線基板の製造方法に関する。
近年、電子部品の小型化、薄型化の要求に伴い、複数の層から形成されるプリント配線基板の需要が高まっている。プリント配線基板を用いることにより、配線パターンを高密度化することができるため、装置の小型化、薄型化を実現できる。また、プリント配線基板の層間を接続するために、スルーホールを用いた技術が開示されている。
特許文献1には、プリント配線基板に設けられたスルーホールを用いて、高精度な抵抗値精度を実現するための技術が開示されている。具体的には、特許文献1に記載されているプリント配線基板は、カーボンペーストを用いて充填されたスルーホールを有する。カーボンペーストは、抵抗素子としての役割を有する。そして、カーボンペーストをトリミング加工し、抵抗値を調整することができる。
特許文献2には、プリント配線基板を貫通する貫通孔ではなく、プリント配線基板の内部に設けられている内層までの孔を形成し、層間接続を行うBVH(Blind via hole)に関する技術が開示されている。具体的には、特許文献2に記載されているプリント配線基板は、メッキを用いて充填されたBVHを有する。当該BVHは、メッキを充填する充填メッキ構造を有する。これにより、プリント配線基板の中間層に位置する信号層と表面の端子との信号伝送を可能としている。
特許文献3には、銅張積層板に貫通孔を形成し、貫通孔に導電ペーストを充填する技術が開示されている。具体的には、特許文献3に記載されている銅張積層板は、貫通孔を有している。さらに、その貫通孔に充填されている導電ペーストの先端及び後端は、銅張積層板よりも突出している。これより、銅張積層板を張り合わせた時に、より良い電気接続性を得ることができる。
特許文献4には、多層配線基板内に形成された異なる2層の配線層が、バイアホール(スルーホール)に充填された抵抗体ペーストを介して電気的に接続される技術が開示されている。
特許文献5には、プリント配線基板に形成されたスルーホールに抵抗材料を充填した後に、スルーホールの両端に回路を形成する技術について開示している。
特開2008−130748号公報 特開2007−142399号公報 特開2002−353619号公報 特開2000−340956号公報 実開平1−108967号公報
多層配線基板にスルーホールを設けて信号伝送を行う場合、次のような問題がある。問題点について、図12〜14を用いて説明する。図12は、信号層101を内部に含む、多層配線基板を示している。多層配線基板の表面に、LSIチップ102及び103が搭載されている。また、LSIチップ102及び103の近傍にスルーホール104及び105が設けられている。さらに、スルーホール104とスルーホール105との間に信号経路となる信号層101を有する。
ここで、106及び107の部分は、信号伝送の経路とならない不要な部分(以下、「スタブ」)であり、その端部は開放状態である。このため、信号層を経由して伝送された信号が、スルーホールで分岐し、その分岐された信号が、端部で全反射する。この全反射した信号が、信号層を経由して伝送された信号の信号波形に悪影響を与える。つまり、全反射した信号が、ノイズとしてLSIチップ102及び103に入力される。スルーホールのスタブ長が長くなるほど、LSIチップ102及び103が取得する信号波形への悪影響の度合いは大きくなる。
図13のように、スタブを除去するために、スルーホール径より大きな径を有するドリルで機械的にスルーホールを除去することが考えられる。しかし、スタブのみを除去するようドリルを制御することは困難であり、特に、図14に示すように、厚さdのスタブを除去するように制御することは困難である。このように、ドリルを用いて機械的にスルーホールを除去しようとしても、スタブ長は短縮されるが、スタブを完全に除去することは困難である。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、スタブを有するために発生する反射信号の影響を受けずに信号を受信することができる多層配線基板及び多層配線基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる多層配線基板は、内部に形成された信号層と、当該信号層とは異なるグランド層と、を含む積層板と、前記積層板を貫通し、表面が導体により被覆されたスルーホールと、前記スルーホールの開放端と前記グランド層とを接続する抵抗素子と、前記積層板の第1の表面に形成され、前記信号層と前記スルーホールとを介して信号を受信する受信器と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる多層配線基板の製造方法は、内部に形成された信号層と、当該信号層とは異なるグランド層と、を含む積層板を貫通するスルーホールを形成するステップと、前記スルーホールの表面を導体により被覆するステップと、前記スルーホールの開放端と前記グランド層とを抵抗素子により接続するステップと、を備えるものである。
本発明により、スタブを有するために発生する反射信号の影響を受けずに信号を受信することができる多層配線基板及び多層配線基板の製造方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる多層配線基板の構成図である。 実施の形態1にかかる多層配線基板の構成図である。 実施の形態1にかかる多層配線基板のスルーホール近傍の構成図である。 実施の形態1にかかる多層配線基板のキャビティを含むスルーホール近傍の構成図である。 実施の形態1にかかるキャビティを特定方向からとらえた構成図である。 実施の形態1にかかる抵抗ペーストの充填方法を示す図である。 実施の形態1にかかる抵抗ペーストをキャビティに充填した図である。 実施の形態1にかかる多層配線基板の構成図である。 実施の形態1にかかる信号の流れを示す図である。 実施の形態2にかかる多層配線基板の構成図である。 実施の形態2にかかる信号の流れを示す図である。 課題の説明にかかる多層配線基板の構成図である。 課題の説明にかかる多層配線基板の一部をドリルで掘り進めた状態を示す図である。 課題の説明にかかる多層配線基板の一部を拡大した図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1を用いて、本発明の実施の形態1にかかる多層配線基板について説明する。多層配線基板は、積層板1と、信号層2と、グランド層3a及び3bと、スルーホール4と、スルーホール5と、導体6と、抵抗素子7と、受信器8と、を備えている。
信号層2は、積層板1の内部(中間層)に配置される。グランド層3a及び3bは、多層配線基板の表面、裏面又は積層板1の内部に配置される。また、グランド層3a及び3bは、表面もしくは裏面と、積層板1の内部とに配置されてもよい。図1においては、グランド層3aは、表面に配置され、グランド層3bは、裏面に配置されている。
スルーホール4及び5は、多層配線基板の表面から裏面まで貫通している貫通孔を形成している。スルーホール4及び5の内面には信号層2が、露出している。スルーホール4及び5は、当該露出されている信号層2を覆うように、導体6により被覆されている。導体6は、スルーホール4及び5の内面のみならず、表面及び裏面のスルーホール4及び5の近傍にも形成されている。また、導体6と、グランド層3a及び3bとは、接していない。
抵抗素子7は、導体6とグランド層3bとの間に接続されている。また、抵抗素子7は、受信器8が接続されている面と対向する面の導体6とグランド層3bとの間に接続されている。例えば、受信器8が表面に接続されている場合、抵抗素子7は、裏面に接続される。さらに、抵抗素子7は、スルーホール4に被覆されている導体6と接続されることが望ましい。スルーホール4は、受信器8の近傍に配置されているスルーホールである。図1においては、受信器8の近傍に存在するスルーホール4に被覆されている導体6に抵抗素子7が接続されている。抵抗素子7は、ペースト状の形状を有する抵抗ペースト、リード線を有する抵抗器、又はリード線を有しない抵抗器(チップ抵抗)であってもよい。
受信器8は、導体6を介して積層板1と接続されている。導体6は、スルーホール4の表面を被覆し、積層板1の表面にも一部形成されている。受信器8と、導体6との接続は、例えばBGA(Ball Grid Array)方式であって、半田を用いた小さいボール状の電極9aを使用してもよい。また、ボール状の電極以外にも、平面電極パッドを用いてもよく(LGA(Land Grid Array))、受信器8と、積層板1との接続形態は、特定の方法に限定されるものではない。
以上説明したように、図1の多層配線基板を用いることにより、信号層2を介して伝送された信号を受信器8が受信する際に、反射信号のために生じる影響を除去することができるため、受信器8の信号の受信品質向上を図ることができる。具体的には、信号層2を介して伝送された信号は、スルーホール4において、受信器8方向と、抵抗素子7方向とに分岐される。抵抗素子7が存在しない場合、抵抗素子7方向に分岐された信号は、スルーホールの端部で全反射し、受信器8方向の信号に対して影響を与えることになり、いわゆるノイズを生じる。ここで、受信器8が接続されているスルーホールの端部と反対側の端部に抵抗素子7を接続し、さらに抵抗素子7にグランド層3bを接続することにより、信号を終端させ、信号の反射を防ぐことができる。
次に、図2〜図7を用いて、本発明の実施の形態1にかかる多層配線基板の製造方法について説明する。図2は、信号層2、グランド層3a及び3bを積層板1の内部に含む構成例を示している。信号層2は、積層板1の内部に含まれるグランド層3a及び3bの間に配置されている。グランド層3a及び3bの間に挟まれるように信号層2を配置するストリップライン構造を構成することにより、信号層2は、クロストークノイズの発生を防止することができる。信号層2は、スルーホール4及び5を形成するために設けられた貫通孔の表面に露出される。ここで、導体6で貫通孔の表面を被覆することにより、信号層2は、導体6と接続される。信号層2が導体6と接続されることにより、信号層2を介して伝送された信号は、スルーホール4及び5を介して、表面もしくは裏面に配置するLSI等に信号を伝送することができ、さらに、他の信号層が積層板1の内部に配置されている場合、信号層2を介して伝送された信号を、他の信号層に伝送することもできる。
グランド層3a及び3bは、スルーホール4及び5を形成するために設けられた貫通孔の表面には露出されていない。
次に、図3に示すように、スルーホール4の裏面からドリル10を用いて掘り進むことにより、スルーホールのスタブの一部を除去する。ドリル10は、スルーホール4の径よりも大きな径を有する必要がある。また、ドリル10を用いて、スルーホール4の内部方向に掘り進む。ドリル10は、裏面に最も近いグランド層3bを露出させるまで掘り進められる。
図4は、ドリル10を用いてスルーホール4の一部のスタブを除去した後の積層板1の形状である。ドリル10により掘り進められた裏面に、キャビティが形成される。キャビティは、スルーホール4の径よりも大きな径の形状を有する。また、キャビティの底面には、グランド層3bが露出している。また、キャビティの底面には、スルーホール4に被覆されている導体6も露出している。ここで、キャビティの形成方法として、ドリル10を用いて、スルーホール4の裏面にキャビティを形成する方法を説明したが、レーザ等を用いて積層板1の裏面を削り、キャビティを形成してもよい。
図4においては、スルーホール4を挟んで左右の積層板1のグランド層3bがキャビティの底面に露出されているように図示しているが、どちらか一方のグランド層3bのみを露出させることでもよい。
図5は、キャビティを図4の矢印方向から見た図である。図5には、導体6と、グランド層3bとが同心円上に配置されていることが示されている。グランド層3bは、導体6に直接接続されず、導体6とグランド層3bとの間に内層クリアランス11が形成されている。
次に、図6を用いて、キャビティへ抵抗ペースト12を充填する方法について説明する。抵抗ペースト12は、キャビティ位置に対応した印刷用のステンシルマスク13とスキージ14を用いてキャビティに充填される。具体的には、抵抗ペースト12を、印刷用ステンシルマスク13上に置き、スキージ14を、印刷用ステンシルマスク13上で往復させることにより、抵抗ペースト12をキャビティに充填する。抵抗ペースト12は、例えば、低温熱硬化型のポリマー厚膜抵抗体ペーストが用いられる。キャビティに充填された抵抗ペースト12は、一定時間熱処理することで硬化され、キャビティに固定される。
ここで、抵抗ペーストは、インクを射出することによりプリントを行うインクジェット方式を用いて基板に供給されてもよい。
図7は、抵抗ペースト12がキャビティに充填されている様子を示している。抵抗ペースト12は、導体6及びグランド層3bに接続されている。グランド層3bは、キャビティの底面に露出している。これにより、導体6とグランド層3bは、抵抗ペースト12を介して接続される。また、抵抗ペースト12は、スルーホール4を形成する貫通孔をすべて満たす必要はなく、裏面のキャビティに露出されているスルーホールを塞ぐ程度に満たされればよい。もちろん、スルーホール4をすべて満たしてもよい。
次に、図8を用いて、図7までに生成した多層配線基板の表面と裏面とにLSIを搭載した構成について説明する。多層配線基板の表面には、信号受信用の受信器8が接続される。受信器8は、例えばレシーバを示す。受信器8は、スルーホール4の表面に被覆された導体6と、表面にパターン生成されている導体6とに接続されている。また、受信器8は、例えば、半田を用いた小さいボール状の電極9aを使用して、BGA接続方式により接続される。
多層配線基板の裏面には、信号送信用の送信器15が接続される。送信器15は、例えばトランシーバを示す。送信器15は、スルーホール5の表面に被覆された導体6と、裏面にパターン生成されている導体6とに接続されている。接続方法は、受信器8と同様、例えば、半田を用いた小さいボール状の電極9bを使用して、BGA接続方式により接続される。ここで、受信器8及び送信器15は、抵抗ペースト12をキャビティに充填する前に接続されてもよく、さらに、キャビティ形成前に接続されてもよい。
次に、図9を用いて、図8の多層配線基板を用いた信号の流れについて説明する。送信器15から出力された信号は、スルーホール5経路と、信号層2経路と、スルーホール4経路とを介して受信器8に入力される。また、送信器15から出力された信号は、信号層2経路から、抵抗を介してグランドに流れ込む。図9に示される抵抗は、抵抗ペースト12により形成され、グランドは、その一端がグランド層3bを介してグランドに接続されている。抵抗ペースト12及びグランド層3bにより構成される経路は、並列終端を形成する。受信器8の近傍で並列終端されることより、受信器8は、良好な伝送線路の波形を得ることができる。なぜなら、受信器8は、近傍で並列終端されることにより、反射信号の影響を受けなくなるからである。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかる多層配線基板を用いることにより、受信器8は、良好な伝送線路の波形を得ることができる。つまり、スルーホールに被覆されている導体6と、多層配線基板の内部のグランド層3bとを抵抗ペースト12を用いて接続することにより、受信器8は、スタブの影響で生じる反射信号の影響を受けることなく、送信器15からの信号を取得することができる。
また、スルーホールの端部にキャビティを形成し、当該キャビティ内のスルーホールに抵抗ペーストを埋め込むことで、チップ抵抗器を用いることなく終端抵抗を形成することができる。これより、多層配線基板の表面もしくは裏面にチップ抵抗器を搭載するエリアを確保する必要がない。そのため、チップ抵抗器を用いる場合と比較して、多層配線基板をより小型化することができる。
また、本発明の実施の形態1にかかる多層配線基板の製造方法は、スルーホールを形成した多層配線基板の製造完了後に、抵抗ペーストの充填を実施する。つまり、電気的に良品を確認できた多層配線基板のみに、抵抗ペーストの充填を実施することで、歩留りを向上させることが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2にかかる多層配線基板の構成例について図10を用いて説明する。積層板1は、信号層2、グランド層3a及び3bとは異なる電源層16をさらに備えている。また、積層板1は、スルーホール4と5との間に、スルーホール17をさらに備えている。また、スルーホール17の両端部ともに図3、図4と同様にキャビティを形成する。ここで、スルーホール17の表面に形成されたキャビティの底面には、電源層16が露出している。スルーホール17の裏面に形成されたキャビティの底面には、グランド層3bが露出している。スルーホール17の表面及び裏面のキャビティに抵抗ペーストを充填し、図11に示される伝送経路を形成する。信号層2及び電源層16と、信号層2及びグランド層3bとの間に抵抗を接続することにより、いわゆるテブナン終端回路を形成している。
受信器8の近傍にテブナン終端回路を形成すると、実施の形態1と同様に、受信器8は、反射信号の影響を受けることがなくなるため、良好な伝送線路の波形を得ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 積層板
2 信号層
3a、3b グランド層
4、5 スルーホール
6 導体
7 抵抗素子
8 受信器
9a、9b 電極
10 ドリル
11 内層クリアランス
12 抵抗ペースト
13 印刷ステンシルマスク
14 スキージ
15 トランシーバ
16 電源層
17 スルーホール

Claims (11)

  1. 内部に形成された信号層と、当該信号層とは異なるグランド層と、電源層とを含む積層板と、
    前記積層板を貫通し、表面が導体により被覆されたスルーホールと、
    前記スルーホールの開放端と前記グランド層とを接続する抵抗素子と、
    前記積層板の第1の表面に形成され、前記信号層と前記スルーホールとを介して信号を受信する受信器と、を備え、
    前記信号層は、
    前記スルーホールに被覆された導体に接続され、
    前記積層板は、
    底面に前記スルーホールの一方の開放端を有する第1のキャビティ部と、前記スルーホールの他方の開放端を底面に有する第2のキャビティ部とをさらに有し、
    前記第2のキャビティ部の内部に前記電源層が露出しておりかつ前記第1及び前記第2のキャビティ部の内部に抵抗素子が形成されている、多層配線基板。
  2. 前記第1のキャビティ部は、前記第1の表面と対向する第2の表面に備えられることを特徴とする請求項記載の多層配線基板。
  3. 前記グランド層は、前記信号層よりも前記積層板の前記第2の表面に近い、当該積層板の内部に形成されることを特徴とする請求項記載の多層配線基板。
  4. 前記グランド層は、前記第1のキャビティ部の内部に露出していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の多層配線基板。
  5. 前記多層配線基板の表面に形成され、信号を送信する送信器をさらに備え、
    前記スルーホールは、前記受信器と、前記送信器との間に配置され、かつ、当該受信器の近傍に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の多層配線基板。
  6. 内部に形成された信号層と、当該信号層とは異なるグランド層と、電源層とを含む積層板を貫通するスルーホールを形成するステップと、
    前記スルーホールの表面を導体により被覆するし、前記信号層と前記導体とを接続するステップと、
    底面に前記スルーホールの一方の開放端を有する第1のキャビティ部を形成するステップと、
    前記積層板の内部に含まれる前記電源層が露出するように、前記スルーホールの他方の開放端を底面に有する第2のキャビティ部を形成するステップと、
    前記第1及び第2のキャビティ部の内部に抵抗素子を形成し、前記スルーホールの開放端と前記グランド層とを抵抗素子により接続するステップと、を備える多層配線基板の製造方法。
  7. 底面に前記スルーホールの一方の開放端を有する第1のキャビティ部を形成するするステップを、前記導体により被覆するステップと、前記抵抗素子により接続するステップとの間に備え、
    前記第1のキャビティ部を形成するステップは、前記積層板の内部に形成された前記グランド層が露出するように当該第1のキャビティ部を形成することを特徴とする請求項6記載の多層配線基板の製造方法。
  8. 前記抵抗素子により接続するステップは、
    前記スルーホールの一方の開放端に形成された前記第1のキャビティ部の内部にペースト状の抵抗材料を充填するステップと、
    前記充填された抵抗材料を熱処理することにより前記抵抗素子を形成するステップと、を備える請求項記載の多層配線基板の製造方法。
  9. 前記第1のキャビティ部を形成するステップの後に、
    前記スルーホールの他方の開放端を底面に有する第2のキャビティ部を形成するステップと、
    前記第2のキャビティ部の内部にペースト状の抵抗材料を充填するステップと、
    前記充填された抵抗材料を熱処理ステップと、をさらに備え、
    前記第2のキャビティ部を形成するステップは、前記積層板の内部に含まれる電源層が露出するように当該第2のキャビティ部を形成することを特徴とする請求項7又は8記載の多層配線基板の製造方法。
  10. 前記第1のキャビティ部にペースト状の抵抗材料を充填するステップは、スクリーン印刷により当該第1のキャビティ部に当該抵抗材料を充填することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
  11. 前記第1のキャビティ部にペースト状の抵抗材料を充填するステップは、インクジェット印刷により当該第1のキャビティ部に当該抵抗材料を充填することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
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