JP5469389B2 - 錠剤印刷方法および錠剤印刷装置 - Google Patents

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    • B41J2203/00Embodiments of or processes related to the control of the printing process
    • B41J2203/01Inspecting a printed medium or a medium to be printed using a sensing device

Description

本発明は、ランダムに供給される錠剤に対して印刷を行うための錠剤印刷方法および錠剤印刷装置に関する。
特開2002−37224号公報には、商品を収容する梱包体に商品関連情報を印刷する印刷方法が記載されている。この印刷方法は、同公報の段落[0034]〜[0035]、[0037]および図3に記載されているように、段ボール箱(100)をベルトコンベア(304)により矢印(B)方向に搬送しつつ、各印刷ヘッド(504a〜504d)により、段ボール箱(100)に商品関連情報を印刷している。また、段ボール箱(100)は、ベルトコンベア(304)で搬送される間、ベルトコンベアの左右両側に配設された一対のガイド(306)により、搬送方向と直交する方向に位置決めされている。
このように、上記公報に記載のものでは、印刷処理の対象となる段ボール箱(100)は、ベルトコンベア(304)の各ガイド(306)により左右方向から案内されつつ搬送されるので、搬送中の各段ボール箱(100)は、ベルトコンベア(304)上で傾くことなく、常時一定の姿勢を保っている。すなわち、ベルトコンベア(304)上の各段ボール箱(100)はすべて同じ向きに配向している。
このため、各印刷ヘッド(504a〜504d)により印刷される商品関連情報は、容易に各段ボール箱(100)のすべて同じ位置に印刷されることになる。
その一方、商品を梱包する前に商品自体に印刷を行いたい場合もあり、その場合に、とくに小形の商品(例えば錠剤等の薬剤)をランダムに供給しつつこれらの商品に印刷を行いたいとする業界の要請がある。
ところが、上記公報に記載の印刷方法によれば、これらの商品についても位置決めを行う必要がある。そこで、例えば、搬送コンベア上に多数の凹みを設け、これらの凹みに商品を導入して各商品を同じ向きに配向させることも考えられるが、この場合には、商品の形状に対応した凹みを有する搬送コンベアを異なる商品ごとに用意する必要があり、煩雑である。また、錠剤のような小形の商品についても1個ずつ位置決めして印刷処理を行わなければならず、非効率的である。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、本発明が解決しようとする課題は、ランダムに供給される錠剤に対して簡単にかつ効率的に印刷を行なえるようにすることにある。
請求項1の発明は、ランダムに供給される錠剤に対して印刷を行うための錠剤印刷方法であって、以下の工程を備えている。すなわち、
(i) 錠剤を搬送方向のみならずその直交方向にも複数個搬送する錠剤搬送工程と、
(ii) 錠剤搬送工程による搬送中に所定のエリア内に導入され、当該エリア内において搬送方向のみならずその直交方向にも複数個配置された錠剤を撮像する錠剤撮像工程。
(iii)錠剤撮像工程で撮像された映像に基づいて、前記エリア内の前記複数個の錠剤についてそれぞれの位置および向き、さらには表裏をも含む錠剤情報を検出する錠剤情報検出工程。
(iv) 錠剤情報検出工程で検出された錠剤情報に基づいて、前記エリア内の前記複数個の錠剤に印刷すべき印刷パターンを一括して作成する印刷パターン作成工程。
(v) 印刷パターン作成工程で作成された印刷パターンに基づいて、前記エリアを通過した前記複数個の錠剤に印刷を行う印刷工程。
なお、本明細書中において、「ランダム」とは、錠剤が整列せずに、向き(姿勢)がばらばらな状態を指している。
請求項1の発明によれば、錠剤をランダムに供給しつつ、所定のエリア内に導入されかつ当該エリア内において搬送方向のみならずその直交方向にも複数個配置された錠剤が撮像された後、撮像された映像に基づいて、当該エリア内における複数個の錠剤の位置、姿勢等の錠剤情報が検出される。そして、当該錠剤情報に基づいて当該エリア内の複数個の錠剤への印刷パターンが一括して作成され、当該印刷パターンに基づいて当該エリアを通過した複数個の錠剤への印刷が行われる。このため、供給される錠剤の位置、姿勢等が揃ってなくランダムであっても、錠剤を1個ずつ位置決めする必要がなくなり、しかも複数の錠剤に対して一括して処理を行えるので、印刷処理を効率化でき、高速処理が可能である。また、錠剤を搬送するのに、錠剤の形状に応じた搬送コンベアを用意する必要がなくなり、汎用コンベアを使用できるので、印刷処理を簡単に行なえるようになる。
請求項の発明では、請求項1において、印刷パターン作成工程に先立って、錠剤に対する印刷位置および基本印刷パターンを基本画像データとして格納する基本画像データ格納工程をさらに備えている。
この場合には、錠剤の種別に応じて、それぞれの錠剤に対する印刷位置および基本印刷パターンを基本画像データとして格納しておくことで、錠剤の種別が異なる場合でも、簡単に対応でき、印刷処理を効率よく行うことができる。
請求項の発明では、請求項1において、錠剤情報検出工程で検出された錠剤情報に基づいて錠剤が不良品であると判断された場合に、印刷パターン作成工程で当該錠剤に対して印刷パターンを作成しないようにしている。
この場合には、不良品の錠剤に対して印刷処理が行われないので、より効率的に処理を行える。
請求項の発明では、請求項1において、印刷工程における印刷がインクジェット方式により印刷されている。
この場合には、個々の錠剤に対して非接触で印刷が行われるので、印刷中に錠剤が印刷位置からずれることがなく、印刷処理を正確に行える。
請求項の発明は、ランダムに供給される錠剤に対して印刷を行うための錠剤印刷装置であって、錠剤を搬送方向のみならずその直交方向にも複数個搬送する錠剤搬送手段と、錠剤搬送手段による搬送中に所定のエリア内に導入されかつ当該エリア内において搬送方向のみならずその直交方向にも複数個配置された錠剤を撮像する錠剤撮像手段と、錠剤撮像手段で撮像された映像に基づいて、前記エリア内の前記複数個の錠剤についてそれぞれの位置および姿勢、さらには表裏をも含む錠剤情報を検出する錠剤情報検出手段と、錠剤情報検出手段で検出された錠剤情報に基づいて、前記エリア内の前記複数個の錠剤に印刷すべき印刷パターンを一括して作成する印刷パターン作成手段と、印刷パターン作成手段により作成された印刷パターンに基づいて、前記エリアを通過した前記複数個の錠剤に印刷を行う印刷手段とを備えている。
請求項の発明によれば、所定のエリア内に導入されかつ当該エリア内において搬送方向のみならずその直交方向にも複数個配置された錠剤錠剤撮像手段により撮像された後、その映像に基づいて、当該エリア内における複数個の錠剤の位置、姿勢等の錠剤情報が錠剤情報検出手段により検出され、当該錠剤情報に基づいて、印刷パターン作成手段により、当該エリア内の複数個の錠剤への印刷パターンが一括して作成される。そして、この印刷パターンに基づいて、印刷手段により、当該エリアを通過した複数個の錠剤への印刷が行われる。
したがって、この場合には、供給される錠剤の位置、姿勢等が揃ってなくランダムであっても、錠剤を1個ずつ位置決めする必要がなくなり、印刷処理を効率化できる。また、錠剤を搬送するのに、錠剤の形状に応じた搬送コンベアを用意する必要がなくなり、印刷処理を簡単に行なえるようになる。また、この場合には、供給コンベアとして、錠剤の形状や大きさに対応した特殊なコンベアを用いる必要がなく、異なる種類の錠剤にも対応可能な汎用コンベアを使用できる。
請求項の発明では、請求項において、錠剤撮像手段がCCDカメラから構成されている。
請求項の発明では、請求項において、印刷パターン作成手段が、印刷パターンを作成するに先立って、錠剤に対する印刷位置および基本印刷パターンを基本画像データとして格納しており、当該基本画像テータに基づいて印刷パターンを作成している。
この場合には、錠剤の種別に応じて、それぞれの錠剤に対する印刷位置および基本印刷パターンを画像データとして格納しておくことで、錠剤の種別の異なった場合でも、簡単に対応でき、印刷処理を効率よく行うことができる。
請求項の発明では、請求項において、印刷パターン作成手段が、錠剤情報検出手段で検出された錠剤情報に基づいて錠剤が不良品であると判断された場合に、当該錠剤に対して印刷パターンを作成しないようにしている。
この場合には、不良品の錠剤に対して印刷処理が行われないので、より効率的に処理を行える。
請求項の発明では、請求項において、印刷手段がインクジェットプリンタである。
この場合には、個々の錠剤に対して非接触で印刷が行われるので、印刷中に錠剤が印刷位置からずれることがなく、印刷処理を正確に行える。
以上のように、本発明によれば、所定のエリア内に導入された錠剤を撮像した後、撮像された映像に基づいて、錠剤の位置、姿勢等の錠剤情報を検出し、当該錠剤情報に基づいて錠剤への印刷パターンを作成するとともに、当該印刷パターンに基づいて錠剤への印刷を行うようにしたので、供給される錠剤の位置、姿勢等が揃ってなくランダムであっても、錠剤を1個ずつ位置決めする必要がなくなり、印刷処理を効率化できる。また、錠剤を搬送するのに、錠剤の形状に応じた搬送コンベアを用意する必要がなくなり、印刷処理を簡単に行なえるようになる。
本発明の一実施例による印刷装置を構成する供給コンベアの平面概略図である。 前記供給コンベア(図1)の正面概略図である。 本発明の一実施例による印刷装置の制御部の機能ブロック構成図である。 前記制御部(図3)による制御フローチャートである。 画像処理装置(図3)のメモリに予め格納されている基本画像データの一例を示す図である。 所定のエリア内で撮像されたワークの映像を示す図である。 図6の映像に基づいて作成された印刷イメージを示す図である。 前記印刷イメージ(図7)から印刷データのみを取り出して示す図である。 印刷データ(図8)に基づいてワークに印刷処理が施された状態を示す図である。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図9は、本発明の一実施例による印刷装置および当該印刷装置における印刷方法を示している。
図1および図2に示すように、この印刷装置1は、印刷されるべき複数のワークWがランダムに供給される供給コンベア2を有している。供給コンベア2は、駆動ローラ20および従動ローラ21を有しており、駆動ローラ20には、モータ25が駆動連結されている。なお、図中、白抜きの矢印は、ワークWの搬送方向を示している。
ワークWとしては、例えば、錠剤(タブレット)等の薬剤の他、ICチップ、工具のバイトチップ等が考えられる。なお、錠剤の中には、平面視円形でかつ中央に溝が形成されているものもあり、この場合には、円形であっても、錠剤自体に方向性があり、印刷位置が特定の位置に限定されるため、本発明による印刷方法が好適なワークである。
供給コンベア2の上方には、搬送面2a上のワークWを撮像するための撮像手段としてのデジタルカメラ、例えばCCDカメラ3が設けられている。CCDカメラ3は、オートフォーカス機能を有しているのが好ましい。図1中、CCDカメラ3による撮像可能範囲が一点鎖線のエリアAで示されている。なお、CCDカメラ3は、好ましくは、照明機能付きである。
供給コンベア2の搬送方向下流側において、供給コンベア2の上方には、印刷手段としてのインクジェットプリンタ(IJP)4が設けられている。なお、インクジェットプリンタ(IJP)4のIJPヘッドを複数個用意することにより、カラー印刷にも対応できる。また、供給コンベア2の従動ローラ21の側方には、供給コンベア2の移動量を計測するためのエンコーダ5が設けられている。
次に、印刷装置1の制御部について、図3を用いて説明する。
制御部10の入力ポートには、上述したCCDカメラ3、エンコーダ5、およびキーボード等の他の入力部12が接続されている。制御部10の出力ポートには、上述したモータ25、およびモニター等の他の出力部13が接続されている。
また、制御部10の出力ポートには、画像処理装置15が接続されている。画像処理装置15は、エリアAでCCDカメラ3により撮像された映像に基づいて、ワークWの位置および姿勢等のワーク情報を検出するとともに、当該ワーク情報に基づいて、ワークWに印刷されるべき印刷パターンを作成するための装置である。画像処理装置15には、インクジェットプリンタ4のヘッド(IJPヘッド)40を制御するコントローラ(IJPコントローラ)16が接続されている。IJPコントローラ16は、画像処理装置15で作成された印刷パターンに基づいてワークWに印刷が行われるよう、IJPヘッド40を制御する。
次に、制御部10による制御フローについて、図4のフローチャートを用いて説明する。
まず、図4のステップS1において、ワークWに対する基本印刷パターンおよびその印刷位置を含む基本画像データが入力されるのを待つ。ここでは、一例として、ワークWに対して、図5に示すような「ABC」の文字列からなる基本印刷パターンをワークWのやや上部寄りの位置に印刷する場合について説明する。
なお、基本印刷パターンとしては、このような文字列に限らず、図や絵のような画像でもよい。また、基本印刷パターンとして、複数種類格納しておけば、ワークの種別が異なったときに基本印刷パターンの変更を簡単に行えるばかりでなく、複数種類のワークが同時に流れてきた場合に、種類の異なる各ワークに対して文字や絵を同時に印刷できるようになる。
操作者は、ステップS1において、このような基本印刷パターンおよび印刷位置からなる基本画像データを入力する。入力された基本画像データは、制御部10のメモリに格納される。
ステップS1において、基本画像データが入力されれば、プログラムはステップS2に移行する。ステップS2では、モータ25を駆動して、供給コンベア2の搬送を開始する。次に、ステップS3では、ワークWの供給を開始する。ワークWは、図示しない上流側コンベア等の供給装置により、供給コンベアの上流端(図1左側端)に供給される。このとき、各ワークWは、整列しておらず、向きがばらばらになっており、ランダムに供給されている。
次に、ステップS4では、エリアA内にワークWが導入されるのを待つ。エリアAへのワーク導入は、CCDカメラ3により検知される。なお、エリアAの上流側の一端に、光電スイッチ等の非接触センサを設け、当該センサにより、エリアAへのワーク導入を検知するようにしてもよい。エリアA内へのワーク導入が検知されると、ステップS5に移行する。
ステップS5では、供給コンベア2が一定量移動したか否か判断する。供給コンベア2の搬送面2aの移動量は、エンコーダ5により計測されており、その計測値に基づいて、ステップS5での判断が実行される。また、この一定量は、エリアAの搬送方向長さに実質的に一致しており、すなわち、供給コンベア2に供給されたワークWがエリアAの上流側の一端で検知されてから、当該ワークWがエリアAの下流側の一端に到達するまでの距離に相当している。供給コンベア2が一定量移動すると、ステップS6に移行する。
ステップS6では、CCDカメラ3により、エリアA内のワークWを撮像する。いま、撮像された映像が図6に示すようなものだったとする。同図には、複数のワークWがエリアA内にランダムに配置された状態が示されている。
次に、ステップS7では、ステップS6で撮像された映像に基づいて、エリアA内のワーク情報を検出する。この処理は、画像処理装置15において実行される。
ここで、ワーク情報は、エリアA内に配置された各ワークの位置および姿勢(平面内の向きの他、表裏の向きを含む)を含んでいる。すなわち、このステップでは、エリアAのどの位置にワークWが配置され、どの向きを向いているかなどのワーク情報が検出される。この場合に、ワークWが表裏のいずれを向いているかの情報は、例えば、ワークWの表面に溝を形成しておくようにすれば、溝の形成された側が表側であり、溝の形成されていない側が裏側となる。また、ステップS7では、ワークWの形状の一部に欠け等のある不良品が含まれていないかも併せて判断され、不良品のワークWの位置も検出される。不良品のワークWの位置情報は、後工程の制御装置に出力され、不良品のワークWは、後工程で排出される。なお、ワーク情報としては、ワークWの位置や姿勢(向き)、形状の他、ワークの種別、個数およびナンバリングを含むようにしてもよい。
次に、ステップS8では、ステップS7で検出されたワーク情報に基づいて、各ワークWに印刷されるべき印刷パターンを作成する。このとき、まず、図7に示すように、エリアA内にランダムに配置された各ワークWに対して、それぞれのワークWのどの位置にどのような傾きで基本画像データ(図5)を印刷するかを設定する。なお、このとき、ステップS7で不良品と判断されたワークWに対して、このような設定を行わない。そして、この設定に基づいて、図8に示すような、各ワークWに対する印刷パターンを作成する。この処理は、画像処理装置15において実行される。作成された印刷パターンは、IJPコントローラ16に転送される。
次に、ステップS9では、ステップS8で作成された印刷パターンに基づいて、インクジェットプリンタ4により、各ワークWに対して印刷処理を実行する(図9参照)。なお、この印刷処理は、画像処理装置15から転送された印刷パターンに基づいて、IJPコントローラ16がIJPヘッド40を駆動制御することにより実行される。このとき、不良品のワークWに対しては、印刷パターンが作成されていないので、印刷は行われない。また、印刷処理は、各ワークWがインクジェットプリンタ4の下を通過する間に実行される。
次に、ステップS10では、プログラムを終了するか否か判断する。ステップS10での判断が「yes」となれば、プログラムは終了する。また、ステップS10での判断が「no」となれば、プログラムはステップS4に戻り、ステップS4〜S10の処理を繰り返して行う。すなわち、複数のワークWが連続して供給されている場合には、エリアAの長さに応じて一定のピッチごとにワークWの撮像が行われ、上述した画像処理が連続して行われることになる。
また、このとき、ステップS7でエリアA内の各ワークWのナンバリングを行っていた場合には、エリアA内に次々に導入される各ワークWを順次検出することで、各ワークWの印刷処理の際に、各ワークWに連番(通し番号)を印刷することも可能である。
このような本実施例では、所定のエリア内に導入されたワークを撮像し、その映像に基づいて、ワークの位置、姿勢等のワーク情報を検出し、当該ワーク情報に基づいて、ワークへの印刷パターンを作成し、当該印刷パターンに基づいて、ワークへの印刷を行うようにしたことにより、供給されるワークの位置、姿勢等が揃ってなくランダムであっても、ワークを1個ずつ位置決めする必要がなくなり、しかも複数のワークに対して一括して処理を行えるので、印刷処理を効率化でき、高速処理が可能になる。しかも、ワークを搬送するのに、ワークの形状に応じた搬送コンベアを用意する必要がなくなり、印刷処理を簡単に行なえるようになる。
以上のように、本発明は、ランダムに供給されるワークに対して印刷を行うための印刷方法に有用であり、とくに簡単かつ効率的な印刷方法を要求されるものに適している。
1: 印刷装置

15: 画像処理装置(ワーク情報検出手段/印刷パターン作成手段)

2: 供給コンベア

3: CCDカメラ(ワーク撮像手段)

4: インクジェットプリンタ(印刷手段)

W: ワーク
A: エリア
特開2002−37224号公報(段落[0034]〜[0035]、[0037]および図3参照)

Claims (9)

  1. ランダムに供給される錠剤に対して印刷を行うための錠剤印刷方法であって、
    錠剤を搬送方向のみならずその直交方向にも複数個搬送する錠剤搬送工程と、
    前記錠剤搬送工程による搬送中に所定のエリア内に導入され、当該エリア内において搬送方向のみならずその直交方向にも複数個配置された錠剤を撮像する錠剤撮像工程と、
    前記錠剤撮像工程で撮像された映像に基づいて、前記エリア内の前記複数個の錠剤についてそれぞれの位置および向き、さらには表裏をも含む錠剤情報を検出する錠剤情報検出工程と、
    前記錠剤情報検出工程で検出された前記錠剤情報に基づいて、前記エリア内の前記複数個の錠剤に印刷すべき印刷パターンを一括して作成する印刷パターン作成工程と、
    前記印刷パターン作成工程で作成された前記印刷パターンに基づいて、前記エリアを通過した前記複数個の錠剤に印刷を行う印刷工程と、
    を備えた錠剤印刷方法。
  2. 請求項1において、
    前記印刷パターン作成工程に先立って、前記錠剤に対する印刷位置および基本印刷パターンを基本画像データとして格納する基本画像データ格納工程をさらに備えた、
    ことを特徴とする錠剤印刷方法。
  3. 請求項1において、
    前記錠剤情報検出工程で検出された前記錠剤情報に基づいて前記錠剤が不良品であると判断された場合に、前記印刷パターン作成工程において当該錠剤に対し印刷パターンを作成しないようにした、
    ことを特徴とする錠剤印刷方法。
  4. 請求項1において、
    前記印刷工程における印刷がインクジェット方式により印刷されている、
    ことを特徴とする錠剤印刷方法。
  5. ランダムに供給される錠剤に対して印刷を行うための錠剤印刷装置であって、
    錠剤を搬送方向のみならずその直交方向にも複数個搬送する錠剤搬送手段と、
    前記錠剤搬送手段による搬送中に所定のエリア内に導入され、当該エリア内において搬送方向のみならずその直交方向にも複数個配置された錠剤を撮像する錠剤撮像手段と、
    前記錠剤撮像手段で撮像された映像に基づいて、前記エリア内の前記複数個の錠剤についてそれぞれの位置および向き、さらには表裏をも含む錠剤情報を検出する錠剤情報検出手段と、
    前記錠剤情報検出手段で検出された前記錠剤情報に基づいて、前記エリア内の前記複数個の錠剤に印刷すべき印刷パターンを一括して作成する印刷パターン作成手段と、
    前記印刷パターン作成手段により作成された前記印刷パターンに基づいて、前記エリアを通過した前記複数個の錠剤に印刷を行う印刷手段と、
    を備えた錠剤印刷装置。
  6. 請求項において、
    前記錠剤撮像手段がCCDカメラから構成されている、
    ことを特徴とする錠剤印刷装置。
  7. 請求項において、
    前記印刷パターン作成手段が、前記印刷パターンを作成するに先立って、前記錠剤に対する印刷位置および基本印刷パターンを基本画像データとして格納しており、当該基本画像テータに基づいて前記印刷パターンを作成している、
    ことを特徴とする錠剤印刷装置。
  8. 請求項において、
    前記印刷パターン作成手段が、前記錠剤情報検出手段で検出された前記錠剤情報に基づいて前記錠剤が不良品であると判断された場合に、当該錠剤に対し印刷パターンを作成しないようにした、
    ことを特徴とする錠剤印刷装置。
  9. 請求項において、
    前記印刷手段がインクジェットプリンタである、
    ことを特徴とする錠剤印刷装置。
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