JP5468095B2 - 高周波半導体増幅器 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、高周波半導体増幅器に関する。
1GHz以上の高周波において、無線通信機器、移動通信基地局、レーダー装置などに用いる増幅器には高い電力付加効率が求められる。
半導体増幅素子の出力電極から負荷側をみた高調波インピーダンスを開放インピーダンスの近くすると、電力負荷効率を高めることができる。
1GHz以上の周波数において、HEMT(High Electron Mobility Transistor)やFET(Field Effect Transistor)など半導体増幅素子の出力インピーダンスは、基本波において容量性である。半導体増幅素子により増幅された信号を効率よく取り出すためには、基本波においては、半導体増幅素子の出力インピーダンスと外部負荷とがインピーダンス整合していることが必要である。
このため、半導体増幅素子と外部負荷とがインピーダンス整合するには、基本波において半導体増幅素子から負荷側をみたインピーダンスは誘導性の所望のインピーダンスであることが必要である。他方、電力付加効率を高めるには、2倍波において半導体素子から負荷側をみたインピーダンスは開放インピーダンス近傍であることが必要である。
2倍波において半導体増幅素子から負荷側をみたインピーダンスを開放インピーダンス近傍にするためにチップ近傍にスタブを用いた高次高調波処理回路を設けると、高次高調波処理回路を介して整合回路を縦続接続するため挿入損失が増えるとともに、帯域が狭くなる。
特開2009−207060号公報 特開平6−204764号公報
高い電力付加効率と広帯域とを容易に実現可能な高周波半導体増幅器を提供する。
実施形態にかかる高周波半導体増幅器は、半導体増幅素子と、入力整合回路と、出力整合回路と、を有する。高周波は導体増幅器は、出力端子が外部負荷と接続され、所定の周波数帯域を有する。前記入力整合回路は、前記入力電極と接続される。前記出力整合回路は、ボンディングワイヤと、第1インピーダンス変換回路と、前記第1インピーダンス変換回路に縦続接続された第2インピーダンス変換回路と、を有する。前記ボンディングワイヤは第1の端部と前記第1の端部とは反対の側の第2の端部とを有し、前記第1の端部は前記出力電極に接続されかつ前記第2の端部は前記第1のインピーダンス変換回路の一方の端部に接続される。前記第1インピーダンス変換回路は、第1の特性インピーダンスと前記周波数帯域の上限周波数において90度以下である第1の電気長とを有する第1の伝送線路からなる。前記第2インピーダンス変換回路は、第2の特性インピーダンスと前記周波数帯域の中心周波数において51度以上かつ69度以下の第2の電気長とを有する第2の伝送線路と、前記第2の伝送線路と接続されたスタブと、を有する。前記第2の特性インピーダンスは、前記第1の特性インピーダンスよりも高い。また、前記出力整合回路は、前記半導体増幅素子の前記容量性出力インピーダンスと前記外部負荷のインピーダンスとを整合する。
第1の実施形態にかかる高周波半導体増幅器の構成を示す模式図である。 図2(a)は第3基準面から負荷側をみたインピーダンス図、図2(b)は第1基準面から負荷側をみたインピーダンス図、図2(c)は第2基準面から負荷側をみたインピーダンス図、である。 周波数帯域を説明するグラフ図である。 図4(a)〜(c)は、第1インピーダンス変換回路の特性インピーダンスと、その第1電気長と、を変化した場合の第3基準面から負荷側をみたインピーダンス図である。 図5(a)〜(c)は、第1基準面から負荷側をみたインピーダンス図である。 図6(a)〜(c)は、第2基準面から負荷側をみたインピーダンス図である。 伝送線路幅に対する特性インピーダンスの依存性を示すグラフ図である。 第2の実施形態にかかる高周波半導体増幅器の構成を示す模式図である。 図9(a)は第4基準面から負荷側をみたインピーダンス図、図9(b)は第3基準面から負荷側をみたインピーダンス図、 図9(c)は第1基準面から負荷側をみたインピーダンス図、図9(d)は第2基準面から負荷側をみたインピーダンス図、である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態にかかる高周波半導体増幅器の構成を示す模式図である。
高周波半導体増幅器は、入力端子10、入力整合回路12、半導体増幅素子14、出力整合回路20、出力端子18、を有しており、たとえばパッケージに収納されている。なお、半導体増幅素子14に電圧を供給する直流回路は省略してある。なお、出力端子18からみて、負荷はZ(Ω)であるものとする。なお、Zは、たとえば、50Ωとすることができる。
入力整合回路12は、基本波において、半導体増幅素子14の入力インピーダンスに対する整合回路とする。
半導体増幅素子14は、GaAs FET、GaAs HEMT(High Electron Mobility Transistor)、GaN HEMTなどとすることができる。たとえば、ワイドバンドギャップ材料を用いたGaN−HEMTとすると、耐圧を高くでき、マイクロ波からミリ波の波長範囲で高出力を得ることができる。
半導体増幅素子14の出力電極(図示せず)からみて負荷側の高調波インピーダンスを十分に高くすると、高い電力付加効率で動作させることができる。すなわち、出力整合回路20は、高調波に対して高いインピーダンスを保ちつつ、基本波において半導体増幅素子14の出力インピーダンスと整合を取る。第1の実施形態では、高調波のうち2倍波のインピーダンスを高くするような出力整合回路20を有する。なお、半導体増幅素子14の出力インピーダンスZoutは、たとえば、動作時のインピーダンスを測定することにより求めることができる。
図1の構成において、出力整合回路20の出力端子18に外部負荷Zが接続される。第1の実施形態では、出力整合回路20は、ボンディングワイヤ15と、第1の伝送線路からなる第1インピーダンス変換回路16と、第2の伝送線路からなる第2インピーダンス変換回路21と、を有する。第1インピーダンス変換回路16は、たとえば、特性インピーダンスがZC1、電気長がL1のマイクロストリップ線路などとすることができる。電気長L1は、上限周波数において、0度よりも大きく、90度以下とする。
なお、電気長Lは、次式で求められる。ただし、図1において、半導体増幅素子14の出力電極からワイヤでボンディングされた位置を第1基準面P1とするので、伝送線路の長さMは、第1インピーダンス変換回路16の物理的長さよりも僅かに短い。

L=360°×M/λeff
但し M:伝送線路の長さ
λeff:所定の周波数での実効波長
第2インピーダンス変換回路21は、特性インピーダンスZC2を有し中心周波数fにおける電気長L2が60度近傍である第2伝送線路21aと、スタブ21bと、を有する。なお、本明細書において、電気長が60度近傍とは、54度以上、66度以下、であるものとする。また、特性インピーダンスZC2は、特性インピーダンスZC1よりも高く、負荷インピーダンスZよりも低い。
半導体増幅素子14の出力電極と第1インピーダンス変換回路16とはボンディングワイヤ15により接続される。また、半導体増幅素子14の出力電極上のボンディング位置を負荷側のインピーダンスをみる場合の第2基準面P2とする。
図2(a)は第3基準面から負荷側をみたインピーダンス図、図2(b)は第1基準面から負荷側をみたインピーダンス図、図2(c)は第2基準面から負荷側をみたインピーダンス図、である。
なお、本明細書において、スミス図は、特性インピーダンスZCCを3Ωとした正規化インピーダンスを表すものとする。すなわち、インピーダンスZ(=R+jX)に対する正規化インピーダンスzは、次式で表される。

z=Z/ZCC=(R+jX)/ZCC=r+jx
図2(a)に表すように、インピーダンス図上で、負荷インピーダンスをz、第1インピーダンス変換回路16の特性インピーダンスをzC1、で示す。
第3基準面P3から負荷側をみた基本波インピーダンスzp3は、一点鎖線に沿って時計回りの軌跡を描き、低インピーダンスへ変換される。他方、2倍波インピーダンスzP32は、ドット線に沿って時計回りの軌跡を描き、ほぼ元のインピーダンスに戻ってくる。
図2(b)は、第1インピーダンス変換回路16と、ボンディングワイヤ15と、の接続位置である第1基準面P1から負荷側をみたインピーダンスである。第3基準面P3における基本波インピーダンスzP3が第1インピーダンス変換回路16により変換されたのち、第1基準面P1において、zP1となる。たとえば、中心周波数fにおける基本波インピーダンスzP1は、図2(b)に表すように移動する。他方、2倍波インピーダンスzP12は、インピーダンス図の外周近傍において誘導性インピーダンスを示す。
図2(c)は、ボンディングワイヤ15の誘導性リアクタンスが加えられ、第2基準面P2から負荷側をみたインピーダンスである。周波数fにおける基本波インピーダンスzP2は、第1基準面P1から負荷側をみたインピーダンスzP1に、ボンディングワイヤ15のインダクタンスLwによる2πf×Lw/ZCCなるリアクタンス分を加えたものとなる。また、2倍波インピーダンスzP22は、第1基準面P1から負荷側をみたzP12に、4πf×Lw/ZCCなるリアクタンス分を加えたものとなる。
基本波インピーダンスzP2は、帯域内での変化幅は狭く、広帯域であることを示している。他方、2倍波インピーダンスzP22は、第1基準面P1において誘導性に保たれた2倍波インピーダンスzP12に誘導性インピーダンスが加わるので、誘導性を維持しつつ、開放インピーダンスにより近づく。このため、2倍波を半導体増幅素子14に閉じ込め、電力付加効率を高めることができる。
図3は、周波数帯域を説明するグラフ図である。
周波数帯域は、たとえば、1〜20GHzの中のいずれかの範囲とする。出力整合回路20が、基本波に対して整合が取れ、かつ2倍波に対して開放インピーダンスに近い高インピーダンスとすると、周波数帯域の下限周波数fと、上限周波数fと、の間で電力付付加効率を高くできる。2倍波インピーダンスが開放インピーダンスから遠ざかると、半導体増幅素子に反射できずに漏れ出る2倍波が増加し、破線のように電力付加効率が低下する。
図4は、第1インピーダンス変換回路16の特性インピーダンスと、その電気長と、を変化した場合の第3基準面から負荷側をみたインピーダンス図である。すなわち、図4(a)は理想ケースのインピーダンス図、図4(b)はケース1のインピーダンス図、図4(c)はケース2にインピーダンス図、である。
図4(a)の理想ケースにおいて、第1インピーダンス変換回路16の伝送線路の第1特性インピーダンスZC1は2.2Ω、第1電気長L1は上限周波数fにおいて90度とする。図4(b)のケース1において、第1インピーダンス変換回路16の伝送線路の第1特性インピーダンスZC1は1.0Ω、第1の電気長L1は上限周波数fにおいて27度とする。図4(c)のケース2において、第1インピーダンス変換回路16の伝送線路の第1特性インピーダンスZC1は0.7Ω、第1電気長L1は上限周波数fにおいて16度とする。なお、いずれの場合に対しても第2インピーダンス変換回路21は共通であり、その伝送線路21aの特性インピーダンスZC2は18Ω、第2の電気長L2は中心周波数fにおいて60度とする。また、第2インピーダンス変換回路21は、スタブ21bをさらに有するものとする。
図4(a)において、基本波インピーダンスzP3は、一点鎖線の軌跡を描き、低いインピーダンスに変換される。他方、2倍波インピーダンスzP32は、ドット線の軌跡を描き、ほぼ元のインピーダンスに戻ってくる。
図5は、第1基準面から負荷側をみたインピーダンス図である。すなわち、図5(a)は理想のケースのインピーダンス図、図5(b)はケース1のインピーダンス図、図5(c)はケース2のインピーダンス図、である。
図6は、第2基準面から負荷側をみたインピーダンス図である。すなわち、図6(a)は理想ケースのインピーダンス図、図6(b)はケース1のインピーダンス図、図6(c)はケース2のインピーダンス図、である。
ボンディングワイヤ15のインダクタンスLwを用いて基本波の整合をとるには、第1基準面P1におけるインピーダンスzP1が半導体増幅素子14の出力インピーダンスzoutの複素共役値に対して、それぞれ等抵抗円g1、g2、g3上となることが好ましい。(表1)は、これらの結果の一覧を示す。

Figure 0005468095

第1インピーダンス変換回路16の第1電気長L1を短くした場合、第1インピーダンス変換回路16の特性インピーダンスZC1を低くし、ボンディングワイヤ15のインダクタンスLwを大きくして基本波において整合をとることはできる。インダクタンスLwを大きくすると、第2基準面P2における2倍波反射係数Γは0.99以上と高くできる。しかしながら、実現可能な特性インピーダンスには下限がある。
図7は、伝送線路幅に対する特性インピーダンスの依存性を示すグラフ図である。
縦軸は特性インピーダンス(Ω)、横軸は線路幅(mm)、である。なお、マイクロストリップ線路を構成する基板は、比誘電率を90、基板厚さを0.1mmとした。実装性を考慮すると、線路幅は、4mm以下であることが好ましい。特性インピーダンスの下限値は、(表1)から1Ωとなる。この場合、第1インピーダンス変換回路16の第1電気長L1は、27度以上とすることがより好ましい。このようにすると、半導体増幅素子14の第2基準面P4での反射係数Γは、0.97以上とできる。このため、2倍波に対するインピーダンスを十分に高くできる。
図8は、第2の実施形態にかかる高周波半導体増幅器の構成を示す模式図である。
第2の実施形態にかかる高周波半導体増幅器の出力整合回路20は、第2インピーダンス変換回路21に縦続接続され、第3の伝送線路からなる第3インピーダンス変換回路22をさらに有する。
第2インピーダンス変換回路21は、特性インピーダンスがZC2、第2電気長がL2である第2の伝送線路からなるものとする。また、第3インピーダンス変換回路22は、特性インピーダンスがZC3、第3電気長がL3である伝送線路22aと、伝送線路22aと接続されたスタブ22bと、を有する。第2インピーダンス変換回路21の第2電気長L2と、第3インピーダンス変換回路22の伝送線路22aの第3電気長L3と、は中心周波数fにおいて、4分の1波長変成器に相当する長さとする。本明細書において、「4分の1波長変成器の電気長」とは、90°に対して±10%の範囲内を含むものとする。すなわち、81°以上、99°以下とする。また、ZC1<ZC2<ZC3<Zとする。
図9(a)は第4基準面から負荷側をみたインピーダンス図、図9(b)は第3基準面から負荷側をみたインピーダンス図、図9(c)は第1基準面から負荷側をみたインピーダンス図、図9(d)は第2基準面から負荷側をみたインピーダンス図、である。
図9(a)に表すように、第4基準面P4から負荷側をみた基本波インピーダンスzP4は、第3インピーダンス変換回路22によりインピーダンス変換される。
また、図9(b)のように、第2インピーダンス変換回路21が4分の1波長変成器として作用し、インピーダンス変換が行われる。たとえば、zP4が抵抗と見なせる場合、4分の1波長変成器により変換されたインピーダンスzP3は抵抗となり次式で表すことができる。

P3=zC2 /zP4
図9(c)は、第1基準面P1から負荷側をみた基本波インピーダンスzP1である。また、第1基準面P1から負荷側をみた2倍波インピーダンスzP12は、誘導性を示している。
図9(d)は、ボンディングワイヤ15のインダクタンスLwによるリアクタンスが加えられ、第2基準面P2から負荷側をみた基本波インピーダンスzP2および2倍波インピーダンスzP22である。第1基準面P1からみた2倍波インピーダンスは誘導性に保たれているので、ボンディングワイヤ15の誘導性リアクタンスが加わることにより、第2基準面P2から負荷側をみた2倍波インピーダンスzP22は、さらに開放インピーダンスに近づく。このため、2倍波が半導体増幅素子15に閉じ込められ、電力付加効率を高めることができる。なお、第2の実施形態においても、第1インピーダンス変換回路16を構成する伝送線路の上限周波数fにおける電気長L1は、27度以上とすることが好ましい。
一般に、F級増幅器では、増幅素子近傍の出力側に、整合回路が縦続接続された高調波処理回路を有しており、高次高調波成分を半導体増幅素子に閉じ込めることで電力付加効率を高めている。
これに対して、第1および第2の実施形態では、高次高調波処理回路を用いず、増幅素子14の出力側に、伝送線路からなるインピーダンス変換回路を縦続接続する。この場合、伝送線路の特性インピーダンスと、電気長と、を変化することにより、基本波インピーダンスと、2倍波インピーダンスと、を所望の範囲に容易に変換することができる。このため、2倍波インピーダンスを開放インピーダンスに保ちつつ、基本波インピーダンスを半導体増幅素子14の出力インピーダンスzoutに整合させることができる。このようにして得られた高周波半導体増幅器は、簡素な構造でありながら、要求される電力付加効率を十分に確保することができる。
第1および第2の実施形態により、高い電力付加効率と広い帯域とを実現可能な高周波半導体増幅器が提供される。このような高周波半導体増幅器は、1GHz以上の高周波において、無線通信機器、移動通信基地局、レーダー装置などに広く用いることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
12 入力整合回路、14 半導体増幅素子、15 ボンディングワイヤ、16 第1インピーダンス変換回路、18 出力端子、20 出力整合回路、21 第2インピーダンス変換回路、22 第3インピーダンス変換回路、Z 外部負荷、ZC1、ZC2、ZC3 (伝送線路の)特性インピーダンス、L1、L2、L3 電気長、f下限周波数、f 中心周波数、f 上限周波数

Claims (3)

  1. 出力端子が外部負荷と接続され、所定の周波数帯域を有する高周波半導体増幅器であって、
    入力電極と、出力電極と、を有し、前記周波数帯域において容量性出力インピーダンスを有する半導体増幅素子と、
    前記入力電極と接続された入力整合回路と、
    ボンディングワイヤと、第1インピーダンス変換回路と、前記第1インピーダンス変換回路に縦続接続された第2インピーダンス変換回路と、を有する出力整合回路であって、前記ボンディングワイヤは第1の端部と前記第1の端部とは反対の側の第2の端部とを有し、前記第1の端部は前記出力電極に接続されかつ前記第2の端部は前記第1のインピーダンス変換回路の一方の端部に接続され、前記第1インピーダンス変換回路は第1の特性インピーダンスと前記周波数帯域の上限周波数において90度以下である第1の電気長とを有する第1の伝送線路からなり、前記第2インピーダンス変換回路は第2の特性インピーダンスと前記周波数帯域の中心周波数において51度以上かつ69度以下の第2の電気長とを有する第2の伝送線路と、前記第2の伝送線路と接続されたスタブと、を有する出力整合回路と、
    を備え、
    前記第2の特性インピーダンスは、前記第1の特性インピーダンスよりも高く、
    前記出力整合回路は、前記半導体増幅素子の前記容量性出力インピーダンスと前記外部負荷のインピーダンスとを整合する高周波半導体増幅器。
  2. 出力端子が外部負荷と接続され、所定の周波数帯域を有する高周波半導体増幅器であって、
    入力電極と、出力電極と、を有し、前記周波数帯域において容量性出力インピーダンスを有する半導体増幅素子と、
    前記入力電極と接続された入力整合回路と、
    ボンディングワイヤと、第1インピーダンス変換回路と、前記第1インピーダンス変換回路に縦続接続された第2インピーダンス変換回路と、前記第2インピーダンス変換回路に縦続接続された第3インピーダンス変換回路と、を有する出力整合回路であって、前記ボンディングワイヤは第1の端部と前記第1の端部とは反対の側の第2の端部とを有し、前記第1の端部は前記出力電極に接続されかつ前記第2の端部は前記第1のインピーダンス変換回路の一方の端部に接続され、前記第1インピーダンス変換回路は第1の特性インピーダンスと前記周波数帯域の上限周波数において90度以下である第1の電気長とを有する第1の伝送線路からなり、前記第2インピーダンス変換回路は第2の特性インピーダンスと前記周波数帯域の中心周波数において4分の1波長変成器となる第2の電気長とを有する第2の伝送線路からなり、前記第3インピーダンス変換回路は第3の特性インピーダンスと前記周波数帯域の中心周波数において4分の1波長変成器となる第3の電気長とを有する第3の伝送線路と、前記第3の伝送線路と接続されたスタブと、を有する出力整合回路と、
    を備え、
    前記第2の特性インピーダンスは、前記第1の特性インピーダンスよりも高く、前記第3の特性インピーダンスよりも低く、
    前記出力整合回路は、前記半導体増幅素子の前記容量性出力インピーダンスと前記外部負荷のインピーダンスとを整合する高周波半導体増幅器。
  3. 前記第1の特性インピーダンスは、1Ω以上であり、
    前記第1の電気長は、27度以上である請求項1または2に記載の高周波半導体増幅器。
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