JP5467279B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機に関する。
一般に、パチンコ機には、遊技盤内の遊技領域に特別図柄を表示する特別図柄表示装置、所定の演出を表示する演出表示装置、電子抽選の契機となる特定入賞口(始動口)などが設けられており、遊技領域に向けて発射された遊技球が、この特定入賞口に入賞すると特別図柄に係る電子抽選が行われると共に、特別図柄表示装置において特別図柄を変動させた後に停止させるといった態様の表示を行って電子抽選の結果を報知している。そして、電子抽選の結果当たり(特別図柄当たり)であった場合には、特別図柄表示装置に当たりであることを示す特別図柄が停止表示されると共に、遊技者にとって有利な大当たり遊技状態に移行する。この大当たり遊技状態では、アタッカー装置が所定回数だけ開閉して露呈された大入賞口に遊技球が入るので、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
この特別図柄に係る電子抽選の当たりの種類には、多くの場合、通常当たりと確変当たりの2種類があり、確変当たりに当選した場合には、大当たり遊技状態が終了すると、次に特別図柄に係る電子抽選で当選するまで当該抽選で当たりとなる確率が高い確率変動状態(所謂、確率変動モード。特別図柄に係る電子抽選で用いる当否判定テーブルとして、高確率判定テーブルが用いられている状態。)に移行するようになっているのが一般的である。
また、特定入賞口には電動チューリップと称する役物が設けられており、この電動チューリップが開くと特定入賞口へ遊技球が入賞し易くなるため遊技者にとって有利となる。電動チューリップが開くためには、遊技領域に設けられたスルーチャッカ(遊技球が通過するゲート)を遊技球が通過したことを契機に行われる普通図柄に係る電子抽選で当選することが必要となる。
このようなパチンコ機では、大当たり遊技が終了すると、所定の遊技回数だけ特別図柄の変動時間が短縮された遊技状態(所謂、時短モード)に移行される。この時短モードでは、普通図柄に係る電子抽選で当選する確率が高くなる(普通図柄に係る電子抽選で用いる当否判定テーブルとして、高確率判定テーブルが用いられる)ように制御されており、頻繁に電動チューリップが開くため、特定入賞口に遊技球が入賞し易くなるうえ、当該入賞により賞球が得られることから、この時短モードでは、遊技球があまり減ることがない。そのため、遊技者は、何とかこの時短モードが終了するまでの所定の遊技回数以内に特別図柄に係る電子抽選で当たり(通常当たりや確変当たり)になることを期待しながら遊技を行うのである。
このように、従来のパチンコ機においては、遊技モードとして、通常の遊技状態である通常モードや、上述した確率変動モード、時短モードなどがあり、大当たり遊技状態が終了すると遊技モードが通常モードから確率変動モードや時短モードに移行することで、多彩な遊技を提供しているのである。
また、より一層多彩な遊技モードに移行させるために、例えば、特許文献1に示すように、所定の遊技回数だけ確率変動モードに移行し、その後に時短モードに移行させるような工夫をしたものもある。
特開2004−33317号公報(段落0033、図5等)
しかしながら、このようなパチンコ機では、時短モードが終了すると、その時点で普通図柄に係る電子抽選で当選する確率も高確率から通常の確率に戻るため、それ以降の遊技では遊技球が減っていくこととなり、遊技者にとっては面白みが低減し、退屈な遊技を行うしかなくなってしまう。そのため、遊技者は時短モードが終了した時点で遊技を止めてしまうことが多くなり、パチンコ機の稼働の低下につながっていた。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定の遊技回数の有利モード(時短モードなど)が終了しても依然として遊技の面白みが持続し、遊技が退屈になることのないパチンコ機を提供することにある。また、稼働の低下を防止することのできるパチンコ機を提供することも、本発明の別の目的である。
上記目的を達成するため、本発明は、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う特別図柄抽選手段と、この特別図柄抽選手段による抽選結果を、特別図柄を変動させた後に停止させる表示態様によって表示する特別図柄表示装置と、前記遊技領域に設けられ、前記特別図柄抽選手段による抽選で特別図柄当たりに当選した場合に提供される大当たり遊技中に作動して遊技球の入賞を可能とするアタッカー装置と、前記遊技領域に設けられ、遊技球が内部を通過可能なスルーチャッカと、このスルーチャッカを遊技球が通過したことを契機に普通図柄に係る電子抽選を行う普通図柄抽選手段と、前記始動口の入口に設けられ、前記普通図柄抽選手段による抽選で普通図柄当たりに当選した場合に開閉して、遊技球の当該始動口への入賞を容易にする電動チューリップと、を備え、前記特別図柄抽選手段は、乱数を発生させる特別図柄用乱数発生手段と、この特別図柄用乱数発生手段により発生した乱数の中から1つの乱数を、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄用乱数取得手段と、この特別図柄用乱数取得手段により取得した乱数が前記特別図柄当たりであるか否かを判定するために用いる判定テーブルであって、前記特別図柄当たりに当選する確率が低い特別図柄低確率判定テーブルと、この特別図柄低確率判定テーブルより前記特別図柄当たりに当選する確率が高い特別図柄高確率判定テーブルと、を有し、前記普通図柄抽選手段は、乱数を発生させる普通図柄用乱数発生手段と、この普通図柄用乱数発生手段により発生した乱数の中から1つの乱数を、前記スルーチャッカを遊技球が通過したことを契機に取得する普通図柄用乱数取得手段と、この普通図柄用乱数取得手段により取得した乱数が前記普通図柄当たりであるか否かを判定するために用いる判定テーブルであって、前記普通図柄当たりに当選する確率が低い普通図柄低確率判定テーブルと、この普通図柄低確率判定テーブルより前記普通図柄当たりに当選する確率が高い普通図柄高確率判定テーブルと、を有するパチンコ機において、前記特別図柄当たりとして、通常当たりと、この通常当たりとは異なる確変当たりの少なくとも2種類の当たりを有し、遊技モードとして、前記特別図柄低確率判定テーブル、および、前記普通図柄低確率判定テーブルが用いられる第1モードと、前記特別図柄高確率判定テーブル、および、前記普通図柄高確率判定テーブルが用いられる第2モードと、前記特別図柄高確率判定テーブル、および、前記普通図柄低確率判定テーブルが用いられる第3モードと、前記特別図柄低確率判定テーブル、および、前記普通図柄高確率判定テーブルが用いられる第4モードと、の少なくとも4つの遊技モードを有し、前記第1モードでの遊技で前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると前記第2モードに移行すると共に、第1の遊技回数を上限に当該第2モードでの遊技が行われ、前記第2モードにおいて第1の遊技回数以内に前記通常当たりに当選した場合は、前記大当たり遊技が終了すると前記第1モードに移行する一方、前記第1の遊技回数以内に前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると再び前記第1の遊技回数を上限に前記第2モードでの遊技が行われ、前記第1の遊技回数以内で前記特別図柄当たりに当選しなかった場合には前記第3モードへ移行し、この第3モードでの遊技で前記通常当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると前記第4モードに移行すると共に、前記第1の遊技回数よりも多い第2の遊技回数を上限に当該第4モードでの遊技が行われる構成とした。
本発明では、第1モードで確変当たりに当選した場合には、大当たり遊技が終了すると第2モードに移行する。この第2モードでの遊技は第1の遊技回数(例えば、10回)を上限に行われ、この間に特別図柄当たり(通常当たりと確変当たり)に当選しなかった場合に第3モードに移行する。そして、この第3モードで通常当たりに当選すると大当たり終了後に第4モードに移行し、第1の遊技回数よりも多い第2の遊技回数(例えば、100回)を上限に第4モードでの遊技が行われることになる。
ここで、第3モードに移行するためには、第2モードで第1の遊技回数以内に特別図柄抽選手段による電子抽選で特別図柄当たりに当選しないこと、別言すると、第1の遊技回数だけハズレを引き続けること、が条件となる。そして、この条件を達成すると初めて第3モードに移行することができることとなる。また、第4モードに移行する条件は、第3モードで通常当たりに当選することであるため、第4モードに移行するためには、まず第2モードにおいて第1の遊技回数以内で特別図柄当たりに当選しないことが大前提となる。
この第4モードは、特別図柄低確率判定テーブル、および、普通図柄高確率判定テーブルが用いられるモードであるため、電動チューリップが頻繁に開閉する。したがって、この第4モードでは、遊技球を殆ど減らすことなく始動口に遊技球を入賞させることができ、遊技者にとって有利な状態の一つであると言える。また、この第4モードは、第1の遊技回数よりも多い第2の遊技回数を上限に行われる遊技モードであるため、遊技者に有利なことは尚更である。
このように遊技者に有利な第4モードに移行するためには、前述の通り、まず第2モードで特別図柄抽選手段による電子抽選で特別図柄当たりに当選しないことが条件であるので、遊技者は、第2モードにおいて、第1の遊技回数以内に当選しない(ハズレになる)ことを期待して祈りながら遊技を行うことになる。これは、従来、所定の遊技回数以内に当選して欲しいと願いながら遊技を楽しむのと全く逆のことである。
つまり、本発明は、第3モードおよび第4モードに移行させるために、第2モードで第1の遊技回数以内に特別図柄当たりに当選しないことという条件を設定したので、従来、所定回数の時短モード以内に当選しなかった場合には、所定回数の遊技が終了した時点で遊技を止めてしまっていたのに対して、本発明では、むしろ所定の遊技回数以内に当選しなかった場合に遊技者に有利なモードに移行するため、所定の遊技回数以降の遊技の方が遊技者にとって魅力があるものとなる。そのため、第2モードが終了しても依然として面白みが持続し、遊技が退屈になることはない。しかも、第2モードから第3モードや第4モードに移行した場合には、遊技者に有利となるため、第2モードが終了しても遊技者は遊技を継続することとなり、パチンコ機の稼働低下を防止することにも大きく寄与する。
また、上記目的を達成するため、別の発明では、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う特別図柄抽選手段と、この特別図柄抽選手段による抽選結果を、特別図柄を変動させた後に停止させる表示態様によって表示する特別図柄表示装置と、前記遊技領域に設けられ、前記特別図柄抽選手段による抽選で特別図柄当たりに当選した場合に提供される大当たり遊技中に作動して遊技球の入賞を可能とするアタッカー装置と、前記遊技領域に設けられ、遊技球が内部を通過可能なスルーチャッカと、このスルーチャッカを遊技球が通過したことを契機に普通図柄に係る電子抽選を行う普通図柄抽選手段と、前記始動口の入口に設けられ、前記普通図柄抽選手段による抽選で普通図柄当たりに当選した場合に開閉して、遊技球の当該始動口への入賞を容易にする電動チューリップと、を備え、前記特別図柄抽選手段は、乱数を発生させる特別図柄用乱数発生手段と、この特別図柄用乱数発生手段により発生した乱数の中から1つの乱数を、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄用乱数取得手段と、この特別図柄用乱数取得手段により取得した乱数が前記特別図柄当たりであるか否かを判定するために用いる判定テーブルであって、前記特別図柄当たりに当選する確率が低い特別図柄低確率判定テーブルと、この特別図柄低確率判定テーブルより前記特別図柄当たりに当選する確率が高い特別図柄高確率判定テーブルと、を有し、前記普通図柄抽選手段は、乱数を発生させる普通図柄用乱数発生手段と、この普通図柄用乱数発生手段により発生した乱数の中から1つの乱数を、前記スルーチャッカを遊技球が通過したことを契機に取得する普通図柄用乱数取得手段と、この普通図柄用乱数取得手段により取得した乱数が前記普通図柄当たりであるか否かを判定するために用いる普通図柄判定テーブルと、を有するパチンコ機において、 前記特別図柄当たりとして、通常当たりと、この通常当たりとは異なる確変当たりの少なくとも2種類の当たりを有し、前記普通図柄当たりに当選した場合の前記電動チューリップの開閉パターンとして、予め定めた開放回数および開放時間で開閉する通常開閉パターンと、この通常開閉パターンより遊技者に有利であって、前記予め定めた開放回数と開放時間の少なくとも何れかが遊技者に有利となる有利開閉パターンとを有し、遊技モードとして、前記特別図柄低確率判定テーブル、および、前記通常開閉パターンが用いられる第1モードと、前記特別図柄高確率判定テーブル、および、前記有利開閉パターンが用いられる第2モードと、前記特別図柄高確率判定テーブル、および、前記通常開閉パターンが用いられる第3モードと、前記特別図柄低確率判定テーブル、および、前記有利開閉パターンが用いられる第4モードと、の少なくとも4つの遊技モードを有し、前記第1モードでの遊技で前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると前記第2モードに移行すると共に、第1の遊技回数を上限に当該第2モードでの遊技が行われ、前記第2モードにおいて第1の遊技回数以内に前記通常当たりに当選した場合は、前記大当たり遊技が終了すると前記第1モードに移行する一方、前記第1の遊技回数以内に前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると再び前記第1の遊技回数を上限に前記第2モードでの遊技が行われ、前記第1の遊技回数以内で前記特別図柄当たりに当選しなかった場合には前記第3モードへ移行し、この第3モードでの遊技で前記通常当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると前記第4モードに移行すると共に、前記第1の遊技回数よりも多い第2の遊技回数を上限に当該第4モードでの遊技が行われる構成とした。
本発明では、電動チューリップの開閉パターンとして、通常開閉パターンと、有利開閉パターンとが設けられている。通常開閉パターンは、予め定めた開放回数(例えば1回)および開放時間(例えば0.5秒)で開閉するパターンである。これに対して、有利開閉パターンは、通常開閉パターンより遊技者に有利な開閉パターンであり、具体的には、通常開閉パターンにて予め定められている開放回数と開放時間の少なくとも何れかが遊技者に有利となるものである。
ここで、「遊技者に有利」について詳細に説明すると、通常開閉パターンにて予め定められた開放回数よりも多い回数(例えば2回)で電動チューリップが開閉すれば、電動チューリップに遊技球が入賞する可能性が高くなるため、遊技者にとって有利である。よって、開放回数が通常開閉パターンより多くなるように設定された開閉パターンであれば、本発明の有利開閉パターンとなる。また、開放時間が通常開閉パターンで定められている時間より長い時間(例えば、3秒)であれば、電動チューリップが長い時間開放されるため、遊技球が電動チューリップに入賞する可能性が高くなるため、遊技者にとって有利である。よって、開放時間が通常開閉パターンより長くなるように設定された開閉パターンも本発明の有利開閉パターンの概念に含まれることとなる。また、開放回数が多く、かつ、開放時間も長い(例えば、3秒間開放で2回開く)場合も本発明の有利開閉パターンに含まれることは勿論である。
本発明においても、第1モードで確変当たりに当選した場合には、大当たり遊技が終了すると第2モードに移行する。この第2モードでの遊技は第1の遊技回数(例えば、10回)を上限に行われ、この間に特別図柄当たり(通常当たりと確変当たり)に当選しなかった場合に第3モードに移行する。そして、この第3モードで通常当たりに当選すると第4モードに移行し、第1の遊技回数よりも多い第2の遊技回数(例えば、100回)を上限に第4モードに移行する。
ここで、第3モードに移行するためには、第2モードで第1の遊技回数以内に特別図柄抽選手段による電子抽選で特別図柄当たりに当選しないこと、別言すると、第1の遊技回数だけハズレを引き続けること、が条件となる。そして、この条件を達成すると初めて第3モードに移行することができることとなる。第4モードに移行する条件は、第3モードで通常当たりに当選することであるため、第4モードに移行するためには、まず第2モードにおいて第1の遊技回数以内で特別図柄当たりに当選しないことが大前提となる。
この第4モードは、特別図柄低確率判定テーブル、および、有利開閉パターンが用いられるモードであり、普通図柄当たりに当選した場合には、電動チューリップの開放回数が多くなるか、開放時間が長くなるか、あるいは、その両方となっているため、電動チューリップに遊技球が入賞し易くなっている。したがって、この第4モードでは、遊技球を殆ど減らすことなく始動口に遊技球を入賞させることができ、遊技者にとって有利な状態の一つであると言える。また、この第4モードは、第1の遊技回数よりも多い第2の遊技回数を上限に行われる遊技モードであるため、遊技者に有利なことは尚更である。
このように遊技者に有利な第4モードに移行するためには、前述の通り、まず第2モードで特別図柄抽選手段による電子抽選で特別図柄当たりに当選しないことが条件であるので、遊技者は、第2モードにおいて、第1の遊技回数以内に当選しない(ハズレになる)ことを期待して祈りながら遊技を行うことになる。これは、従来、所定の遊技回数以内に当選して欲しいと願いながら遊技を楽しむのと全く逆のことである。
つまり、本発明においても、第3モードおよび第4モードに移行させるために、第2モードで第1の遊技回数以内に特別図柄当たりに当選しないことという条件を設定したので、従来、所定回数の時短モード以内に当選しなかった場合には、所定回数の遊技が終了した時点で遊技を止めてしまっていたのに対して、本発明では、むしろ所定の遊技回数以内に当選しなかった場合に遊技者に有利なモードに移行するため、所定の遊技回数以降の遊技の方が遊技者にとって魅力があるものとなる。そのため、第2モードが終了しても依然として面白みが持続し、遊技が退屈になることはない。しかも、第2モードから第3モードや第4モードに移行した場合には、遊技者に有利となるため、第2モードが終了しても遊技者は遊技を継続することとなり、パチンコ機の稼働低下を防止することにも大きく寄与する。
また、上記構成のパチンコ機について、前記第4モードにおいて、前記第2の遊技回数以内に前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると前記第3モードに移行する一方、前記第4モードにおいて前記通常当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると再び当該第4モードでの遊技が行われ、前記第4モードにおいて、前記第2の遊技回数以内に前記特別図柄当たりに当選しなかった場合には、前記第1モードに移行するようにしても良い。
ここで、第4モードと第1モードとを比較すると、特別図柄当たりであるか否かの判定に用いられる判定テーブルは、共に同じ特別図柄低確率判定テーブルが用いられているが、普通図柄当たりであるか否かの判定に用いられる判定テーブルは、第4モードでは普通図柄高確率判定テーブルが用いられるのに対して、第1モードでは普通図柄低確率判定テーブルが用いられている。あるいは、電動チューリップの開閉パターンとして、第4モードでは有利開閉パターンが用いられるのに対して、第1モードでは通常開閉パターンが用いられている。よって、第1モードは第4モードよりも遊技者にとって不利なモードであると言える。
従って、上記構成のパチンコ機では、第4モードで第2の遊技回数以内に特別図柄当たりに当選しなかった場合には、第4モードより不利な第1モードに移行する(転落する)ため、如何にこの第2の遊技回数以内に特別図柄当たりに当選するかが重要になってくる。このように、本構成によれば、第4モードから第1モードへ移行することがあり得るため、遊技にメリハリが出て、趣向性が高まる。
さらに、上記構成のパチンコ機おいて、前記第2の遊技回数をM回、前記特別図柄低確率判定テーブルの前記特別図柄当たりの確率を1/Nとしたときに、N<Mの関係となるように設定しても良い。このように構成すると、第2の遊技回数以内で特別図柄当たりに当たる確率が高まり、第4モードでの遊技が大いに期待でき、面白みが増す利点がある。
加えて、上記構成のパチンコ機において、前記特別図柄当たりとして、前記確変当たりよりも遊技者に対して有利な特別確変当たりを更に有し、前記大当たり遊技として、前記特別確変当たりのときに提供される特別大当たり遊技を更に有し、前記第1モードでの遊技で前記特別確変当たりに当選した場合には、前記特別大当たり遊技が終了すると前記第3モードへ移行するようにしても良い。このように構成すると、第1モードで特別確変当たりに当選すれば、直ちに第3モードに移行できるため、プレミア的な遊技性を担保することができる。
また、上記構成のパチンコ機について、前記第3モードにおいて、前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると再び前記第3モードでの遊技が行われ、前記第3モードで前記特別確変当たりに当選した場合にも、前記特別大当たり遊技が終了すると再び前記第3モードでの遊技が行われるようにしても良い。なお、上記構成のパチンコ機について、第1モードで通常当たりに当選した場合には、そのまま第1モードに滞在し続け、他のモードへの移行は行わないようにするのが好ましい。
本発明によれば、第2モードで第1の遊技回数以内に特別図柄抽選手段による電子抽選で特別図柄当たりに当選しないことを条件に有利なモードに移行するため、第2モードが終了しても依然として面白みが持続し、遊技が退屈になることがないうえ、稼働低下の防止にも優れた効果を発揮する。
本発明の第1の実施の形態に係るパチンコ機の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機のガラス扉を開けた状態の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機の背面図である。 図1に示すパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 図1に示すパチンコ機の遊技の流れを説明するためのフローチャートである。 図1に示すパチンコ機の遊技の流れを説明するためのフローチャートである。 図1に示すパチンコ機において、遊技モードと当選した特別図柄当たりの種類に応じて大当たり遊技後に普通図柄高確率判定テーブルが用いられる遊技が何回になるかを示した説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係るパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 図8に示すパチンコ機の遊技の流れを説明するためのフローチャートである。 図8に示すパチンコ機の遊技の流れを説明するためのフローチャートである。
以下、発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本発明の第1実施形態に係るパチンコ機Pは、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2の内側に収容された遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられ、中央に大きく開口部8が形成されたガラス扉4と、このガラス扉4の開口部8に取り付けられた透明なガラス板10と、前面枠2の下側に開閉自在に配設され、遊技球を収容する受皿5を有する前面ボード6と、前面枠2の下部に設けられた発射装置9と、前面ボード6に取り付けられたハンドル7等を具備している。さらに、ガラス扉4の上部にはスピーカ20が左右に1個ずつ取り付けられており、遊技に関する様々な効果音を発している。
また、図3に示すように、このパチンコ機Pは、背面側に、主制御処理部11と、演出表示制御部12aと、特別図柄表示制御部12bと、ランプ制御処理部12cと、音声制御処理部12dと、払出制御処理部12eと、普通図柄表示制御部12fと、発射制御処理部13と、賞球払出装置14等を備えている。続いて、図1〜図4を参照して、本発明のパチンコ機Pの構成を詳しく説明していくことにする。
遊技盤3は、その盤面に遊技領域31を有しており、前面枠2に装着した後、ガラス板10から遊技領域31を観察することができる。遊技領域31は、遊技球を滑走させるガイドレール32と遊技球規制レール33によって略円形状となるように区画形成されており、発射装置9によって打ち出された遊技球はこの遊技領域31内を流下する。また、遊技領域31内には、特別図柄表示装置17と、演出表示装置34と、スルーチャッカ21と、普通図柄表示装置22と、電動チューリップ49と、ステージ36と、始動入賞口(始動口)37と、一般入賞口38と、アウト口39と、遊技釘(図示せず)と、風車(図示せず)と、アタッカー装置41等が設けられている。
演出表示装置34は、遊技盤3の略中央部に設けられ、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われた電子抽選の結果に基づいて所定の演出態様を表示するものであって、本実施形態では液晶表示装置が用いられている。なお、この演出表示装置34には、保留球乱数が保留球メモリ(図示せず)に記憶された場合にも保留表示(保留球乱数が記憶された旨の表示)を行うようになっており、保留球表示装置としての機能も有している。
また、特別図柄表示装置17は、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われた特別図柄に係る電子抽選の結果を表示するためのものであって、より具体的には、抽選結果を、特別図柄(数字や絵柄)を変動させた後に停止させるといった態様で表示するものである。この特別図柄表示装置17は、本実施形態では7セグメント表示器が用いられており、演出表示装置34を見ている遊技者の視界に同時に入らないように遊技盤3の右下部分に離れて設けられている。
スルーチャッカ21は、遊技球が通過可能なゲート構造を成しており、その内部には遊技球が通過したことを検知する磁気センサタイプのスルーチャッカ検知センサ46が内蔵されている。また、このスルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に行われる普通図柄に係る電子抽選の結果を表示するための普通図柄表示装置17が、特別図柄表示装置17の隣に設けられている。この普通図柄表示装置17は、本実施形態では、二つのLEDランプで構成されており、普通図柄当たりのときに一方のLEDランプが点灯し、ハズレのときには他方のLEDランプが点灯するようになっている。
電動チューリップ49は、始動入賞口37の入口に設けられ、遊技盤3の面に直交する軸を中心に回動する一対の羽根部材を備えており、ソレノイドに通電がなされると一対の羽根部材が互いに離れる方向に回動して、始動入賞口37の入口を拡大するようになっている。
ステージ36は、演出表示装置34の下方に配置されており、遊技球が転動しながら一時的に滞在する構造物である。このステージ36の中央には溝が形成されており、この溝の真下の位置には始動入賞口37が配されている。そのため、溝から落下した遊技球は、高い確率で始動入賞口37へと導かれる。アタッカー装置41は、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われる特別図柄に係る電子抽選の結果、当たり(特別図柄当たり)となって大当たり遊技に移行した場合に所定回数開放される装置である。このアタッカー装置41が開放すると、大入賞口42が露呈し、そこに遊技球が入賞することで多くの賞球が獲得できるようになっている。また、一般入賞口38に遊技球が入賞すると、所定個数の遊技球が賞球として遊技者に払い出される。そして、始動入賞口37や一般入賞口38に入らなかった遊技球は、アウト口39から回収される。なお、始動入賞口37、一般入賞口38、大入賞口42の内部にはそれぞれ遊技球の通過を検知するためのセンサ43〜45(図4参照)が設けられている。
前面ボード6には遊技球を収容するとともに、外部に排出可能な受皿5が取り付けられている。この受皿5は、遊技者が投入した遊技球を収容するだけでなく、賞球払出装置14から賞球として払い出された遊技球も収容可能となっている。また、遊技球を遊技領域31に向けて発射するための発射装置9が前面枠2の下部に取り付けられており、受皿5に収容されている遊技球がこの発射装置9に1個ずつ供給される。そして、前面ボード6の右下に取り付けられたハンドル7を回動させると、その回動量に応じた発射強度で発射装置9が遊技球を遊技領域31へと発射することができるようになっている。
主制御処理部11は、遊技盤3の裏面に支持部材等を介して設けられている。この主制御装置11は、CPU(Central Processing Unit)と、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)と、生成された処理情報の一時記憶及び記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)等とにより構成されている。このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理が行われる。
具体的には、図4に示すように、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う特別図柄抽選部(特別図柄抽選手段)110と、この特別図柄抽選部110が判定した抽選結果に応じて特別図柄を決定する特別図柄決定部120と、特別図柄を変動させた後に特別図柄決定部120が決定した特別図柄を特別図柄表示装置17に停止させるための表示のパターン(図柄変動パターン)を決定する図柄変動パターン決定部130と、特別図柄抽選部110による抽選結果の判定が特別図柄当たりとなった場合にアタッカー装置41(のソレノイド)を作動させて大当たり遊技に移行する大当たり遊技制御部140と、遊技モードの移行(詳しくは後述する)を制御する遊技モード移行制御部150と、スルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に普通図柄に係る電子抽選を行う普通図柄抽選部(普通図柄抽選手段)160と、電動チューリップ49の作動を制御する電動チューリップ作動制御部170とを備えて主制御処理部11は構成されている。
特別図柄抽選部110は、周期的(例えば2ミリ秒毎)に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を1ずつ更新させることによりソフトウェア乱数を生成する特別図柄用乱数発生部(特別図柄用乱数発生手段)111と、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に(始動入賞口検知センサ43からの検知信号が主制御処理部11に入力されたタイミングで)乱数を1つ取得(ラッチ)する特別図柄用乱数取得部(特別図柄用乱数取得手段)112と、この特別図柄用乱数取得部112が取得した乱数が特別図柄当たり(通常当たり、確変当たり、特別確変当たり)であるか否かを判定テーブルを参照して決定する特別図柄当否判定部113と、特別図柄用乱数取得部112が乱数を取得したときに特別図柄が変動中である場合に、この取得した乱数を特別図柄用保留球乱数として記憶する特別図柄用保留球メモリ(図示せず)と、判定テーブルとして、特別図柄当たりに当選する確率が低い特別図柄低確率判定テーブル115と、この特別図柄低確率判定テーブル115よりも特別図柄当たりに当選する確率が高い特別図柄高確率判定テーブル116と、これら二つの判定テーブルの中から遊技モードに応じて一つを選択する特別図柄判定テーブル選択部114と、を備えている。
一方、普通図柄抽選部160は、特別図柄用乱数発生手段111が発生させる乱数の数より少ないが同様の構成からなる普通図柄用乱数発生部(普通図柄用乱数発生手段)161と、スルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に(スルーチャッカ検知センサ46からの検知信号が主制御処理部11に入力されたタイミングで)乱数を1つ取得(ラッチ)する普通図柄用乱数取得部(普通図柄用乱数取得手段)162と、この普通図柄用乱数取得部162が取得した乱数が普通図柄当たりであるか否かを判定テーブルを参照して決定する普通図柄当否判定部163と、普通図柄用乱数取得部162が乱数を取得したときに普通図柄が変動中である場合に、この取得した乱数を普通図柄用保留球乱数として記憶する普通図柄用保留球メモリ(図示せず)と、判定テーブルとして、普通図柄当たりに当選する確率が低い普通図柄低確率判定テーブル165と、この普通図柄低確率判定テーブル165よりも普通図柄当たりに当選する確率が高い普通図柄高確率判定テーブル166と、これら二つの判定テーブルの中から遊技モードに応じて一つを選択する普通図柄判定テーブル選択部164と、を備えている。
電動チューリップ作動制御部170は、普通図柄抽選部160による電子抽選で普通図柄当たりに当選したコマンドに基づいて、電動チューリップ49のソレノイドに通電して開閉するよう制御する。第1の実施形態に係るパチンコ機Pでは、普通図柄当たりに1回当選すると、遊技モードに関係なく電動チューリップ49の羽根部材が1回だけ2秒間開放するように制御されている。なお、大当たり遊技制御部150は、特別図柄当たりの種類に応じて所定のラウンド数だけアタッカー装置41の開閉を行うように制御している。
次に、主制御処理部11からの指令を受けて各種装置を制御する副制御部について説明する。演出表示制御部12aは、遊技盤3の裏面に支持部材等を介して設けられ、主制御処理部11が生成した処理情報に従って、演出表示装置34やその他の演出装置(LED装置など)の制御を行う装置である。具体的には、演出表示制御部12aは、主制御処理部11から特別図柄当否判定部113で判定した抽選結果(通常当たり、確変当たり、特別確変当たり、ハズレの何れか)のコマンドと、図柄変動パターン決定部130が決定した特別図柄の変動パターンのコマンドとを受けて、これらのコマンドに基づいて演出態様選択部(図示せず)が、ROMに格納されている複数種類の演出態様の中から所定の演出態様を選択する。そして、選択された演出態様を演出表示制御部12aが演出表示装置34に表示するように制御している。また、演出表示制御部12aは、特別図柄用保留球メモリに保留球乱数が記憶された旨のコマンドを受けると、演出表示装置34に保留球情報(白色の星型のマーク)を表示する機能も備えている。
特別図柄表示制御部12bは、主制御処理部11の特別図柄決定部120が決定した特別図柄のコマンドと、図柄変動パターン決定部130が決定した特別図柄の変動パターンのコマンドに基づき、特別図柄表示装置17に特別図柄を変動させた後に停止させる態様で特別図柄決定部120が決定した特別図柄を表示する。
一方、普通図柄表示制御部12fは、普通図柄抽選部160による普通図柄に係る抽選結果のコマンドを受け、そのコマンドに基づいて普通図柄表示装置22に普通図柄を変動させた後に停止させる態様で表示するよう制御している。なお、普通図柄表示制御部12fは、上記した特別図柄表示制御部12bによる表示制御と比べて表示する図柄の対象が相違するものの、表示制御の基本構成はほぼ同じである。
ランプ制御処理部12cは、主制御処理部11からコマンドを受けて各種ランプや電飾の点灯制御を行うものである。また、音声制御処理部12dは、主制御処理部11からコマンドを受けて、スピーカ等の作動を制御する。
払出制御処理部12eは、CRユニットからの信号を受けて遊技球を遊技者に貸し出すように賞球払出装置14を制御する他、主制御処理部11からの払出指令を受けて、所定個数の賞球を遊技者に対して払い出すように賞球払出装置14を制御する。この賞球払出装置14は、遊技球を1個ずつ保持する切欠きが形成されたスプロケット(図示せず)と、このスプロケットを回転させるモータ(図示せず)とを備えて構成されている。そして、モータの回転を制御することにより、必要な数だけ賞球を払い出すことができるようになっている。具体的には、始動入賞口検知センサ43、一般入賞口検知センサ44、大入賞口検知センサ45等が遊技球の通過を検知したら、賞球払出装置14は主制御処理部11を経由して受けたコマンドに基づき遊技球を払い出す。
発射制御処理部13は、ハンドル7の回動量に応じて、発射装置9に対する作動の制御を行う装置である。より具体的に言うと、発射装置9に対して通電させたり、通電を停止したり、あるいは、通電電流を変化させるといった制御処理を行う。なお、この発射制御処理部13は、払出制御処理部12eと接続されており、CRユニットが接続されていない場合に発射停止信号が受信されるようになっている。
次に、第1実施形態に係るパチンコ機Pの遊技の流れについて図5〜図7を参照して説明する。図5および図6は、第1実施形態に係るパチンコ機Pの遊技の流れを説明するためのフローチャートであり、図7は、遊技モードと当選した特別図柄当たりの種類に応じて大当たり遊技後に普通図柄高確率判定テーブルが用いられる遊技が何回になるかを示した説明図である。
まず、第1実施形態における遊技の仕様についての概略を説明すると、特別図柄の抽選確率は、低確率時(特別図柄低確率判定テーブル115を用いた特別図柄当たりの当選確率)で1/62.8、高確率時(特別図柄高確率判定テーブル116を用いた特別図柄当たりの当選確率)で1/10.4となっている。これに対して、普通図柄の抽選確率は、低確率時(普通図柄低確率判定テーブル165を用いた普通図柄当たりの当選確率)で1/7、高確率時(普通図柄高確率判定テーブル166を用いた普通図柄当たりの当選確率)で1/1.1となっている。
なお、特別図柄当たりの当選確率は、低確率時に1/62.8(N=62.8)であり、後述する天国モードでの遊技回数(第2の遊技回数)である100回(M=100)の数値の関係は、N<Mとなるように設定されている。
また、特別図柄当たりに当選した場合には大当たり遊技が提供されるが、その大当たり遊技の内容については、図7に示すように、特別図柄当たりのうち通常当たりに当選した場合には、大当たり遊技のラウンド数(アタッカー装置41が所定回数だけ開閉することを1ラウンドとしたとき、このラウンドを行う回数のこと)が5ラウンド、確変当たりのときも同様に5ラウンド、特別確変当たりのときは2ラウンドと予め定められている。
続いて、第1実施形態に係るパチンコ機の遊技モードについて説明する。第1モードである通常モードは、特別図柄低確率判定テーブル115と、普通図柄低確率判定テーブル165とが用いられるモードである。この通常モードでは、特別図柄当たりとなる確率と普通図柄当たりとなる確率とが共に低確率なので、遊技者にとって特段有利とはならない通常のモードである。
第2モードであるチャレンジモードは、特別図柄高確率判定テーブル116と、普通図柄高確率判定テーブル166とが用いられるモードである。このチャレンジモードでは、特別図柄当たりとなる確率と普通図柄当たりとなる確率とが共に高確率なので、通常モードに比べて遊技者にとって有利なモードとなっている。より具体的に言うと、普通図柄高確率判定テーブル166が用いられているので、普通図柄当たりとなって電動チューリップ49が頻繁に開く可能性が高い。よって、遊技球が殆ど減ることがなく始動入賞口37に入賞させることが可能となる。そして、特別図柄高確率判定テーブル116が用いられるので、特別図柄当たりとなる可能性も高い。よって、遊技球が殆ど減ることなく次の大当たり遊技に移行させる易い有利なモードであると言える。なお、このチャレンジモードは、遊技回数の上限が10回(第1の遊技回数)に設定されている。
第3モードである天国準備モードは、特別図柄高確率判定テーブル116と、普通図柄低確率判定テーブル165とが用いられるモードである。この天国準備モードでは、特別図柄当たりとなる確率が高確率であるため、通常モードに比べて有利なモードとなっている。より具体的に言うと、普通図柄低確率判定テーブル165が用いられているため、電動チューリップ49が頻繁に開く可能性は低いため、遊技球は減っていくが、特別図柄高確率判定テーブル116が用いられているため、特別図柄当たりとなって大当たり遊技に移行し易い有利なモードであると言える。
第4モードである天国モードは、特別図柄低確率判定テーブル115と、普通図柄高確率判定テーブル166とが用いられるモードである。この天国モードでは、普通図柄高確率判定テーブル166が用いられているため、普通図柄当たりとなって電動チューリップ49が頻繁に開く可能性が高い。一方、特別図柄低確率判定テーブル115が用いられているため、特別図柄当たりとなる確率は低確率であるものの、電動チューリップ49が開閉することで遊技球が殆ど減ることなく始動入賞口37に入賞させることができるので、通常モードに比べて有利なモードであると言える。なお、この天国モードは、遊技回数の上限が100回(第2の遊技回数)に設定されている。
このように本実施形態に係るパチンコ機Pには合計4つの遊技モードを有しており、これらの遊技モードへの移行は、遊技モード移行制御部150により制御されている。そこで、これら4つの遊技モードへどのように移行していくのかについて、以下詳しく説明していくことにする。なお、以下の説明において、大当たりという文言を用いる場合があるが、ここで言う大当たりとは、特別図柄当たりのことを意味し、通常当たり、確変当たり、特別確変当たりの3種類の当たりが大当たりに含まれている。
最初に通常モードでの遊技が行われ(ステップS10)、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機として特別図柄用乱数取得部112が特別図柄用乱数発生部111で発生した乱数の中から1つを取得する。そして、この乱数が大当たり(特別図柄当たり)であるか否かを特別図柄当否判定部113が判定する(ステップS11)。大当たりでない場合(ステップS10でNo)には、大当たり遊技が提供されることなく、そのまま通常モードでの遊技が行われる。一方、大当たりである場合(ステップS11でYes)には、大当たり遊技制御部140により大当たり遊技が実行される(ステップS12)。具体的には、通常当たりと確変当たりの場合、5ラウンドの大当たり遊技が提供され、特別確変当たりの場合には、2ラウンドの大当たり遊技が提供される(図7参照)。大当たり遊技が終了すると大当たりの種類(特別図柄当たりの種類)は通常当たりであったか否かを判断する(ステップS13)。
通常当たりである場合(ステップS13でYes)には、そのまま通常モードに滞在し、通常モードでの遊技が行われる。一方、通常当たりでない場合(ステップS13でYes)には、大当たりの種類が特別確変当たりであったか否か判断する(ステップS14)。特別確変当たりである場合(ステップS14でYes)には、遊技モード移行制御部150が通常モードからいきなり天国準備モード(ステップS19)へと移行する。一方、大当たりの種類が特別確変当たりでない場合(ステップS14でNo)には、遊技モード移行制御部150が遊技モードを通常モードからチャレンジモードに移行する(ステップS15)。つまり、大当たりの種類が確変当たりであった場合には、通常モードからチャレンジモードに移行する。
ここで、通常モードで確変当たりに当選した場合には、図7に示すように、大当たり遊技後に普通図柄高確率判定テーブル166が用いられる遊技が10回行われるように設定されているため、遊技モード移行制御部150が、チャレンジモードでの遊技が10回を超えないように遊技モードを管理する。このように、大当たり遊技後の移行先となる遊技モードと、大当たり(特図当たり)の種類によって大当たり遊技後に普通図柄高確率判定テーブルを用いて遊技を行える回数とは、予め対応づけられているのである。つまり、遊技モード移行制御部150により移行された遊技モード(移行後の遊技モード)の状態に合うように、移行前の各遊技モード下での大当たりの種類と移行後の遊技モードにおいて普通図柄高確率判定テーブル166が用いられる回数が事前に決まっているのである。
次に、この10回の遊技以内に大当たり(特別図柄当たり)になったか否かが判断される(ステップS16)。10回の遊技以内に大当たりとなった場合(ステップS16でYes)には、ステップS12と同様に大当たりの種類に応じた大当たり遊技が提供される(ステップS17)。そして、大当たりの種類が判断され(ステップS18)、大当たりの種類が通常当たりであった場合(ステップS18でYes)には、遊技モード移行制御部150が遊技モードを通常モードに移行(転落)する。なお、移行後の通常モードでは、普通図柄高確率判定テーブル166は用いられないので、移行後の遊技モードに合うように、移行前のチャレンジモードで通常当たりに当選すると、図7に示すように、大当たり遊技後の普通図柄高確率判定テーブル166が用いられる遊技回数は0回に設定されているのである。
一方、大当たりの種類が通常当たりでなかった場合(ステップS18でNo)には、ステップS14まで戻り、大当たりの種類が特別確変当たりであるか否かが判断され、特別確変当たりであった場合には天国準備モードへ移行するが、確変当たりであった場合には、再びチャレンジモードでの遊技が最大10回行われる。ここで、図7を参照すると、チャレンジモード下で確変当たりに当選すると、普通図柄高確率判定テーブル166が用いられる遊技回数は10回に設定されている。これは、再びチャレンジモードでの遊技を最大10回行わせるためである。このように移行後の遊技モードでの遊技を担保するために図7に示すような設定がなされている。以下、各遊技モードにおいて同様であるため、遊技モードの移行と図7との対比説明は省略する。
遊技の流れに説明を戻すと、チャレンジモードで10回遊技を行ったが、その10回以内に大当たりにならなかった(つまり、特別図柄抽選部110による電子抽選でハズレを引き続けた)場合には、ステップS16でNoとなって、天国準備モード(ステップS19)へと移行する。図6に示すように、天国準備モード(ステップS19)での遊技でも始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に特別図柄抽選部110は特別図柄に係る電子抽選を行って、大当たりか否か遊技毎に判断する(ステップS20)。大当たりでない場合(ステップS20でNo)には、天国準備モードにおいて大当たりになるまで遊技が繰り返し行われるが、大当たりになると(ステップS20でYes)、ステップS12と同様に、大当たりの種類に応じて5ラウンドか2ラウンドの大当たり遊技が行われる(ステップS21)。そして、大当たり遊技が終了すると、ステップS22において、大当たりの種類が確変当たり、または特別確変当たりの何れかであったか判断する。大当たりの種類が確変当たりか特別確変当たりのどちらかである場合(ステップS22でYes)には、遊技モード移行制御部150により再び天国準備モードでの遊技を繰り返すように遊技モードの移行が制御される。
一方、大当たりの種類が通常当たりである場合(ステップS22においてNo)には、遊技モード移行制御部150により遊技モードが天国モードへと移行される(ステップS23)。この天国モードでの遊技は、第2の遊技回数である100回を上限に行われる。この天国モードで遊技回数100回以内に大当たりになったか否かをステップS24で判断する。100回以内に大当たりに当選した場合(ステップS24でYes)には、大当たりの種類に応じて5ラウンドまたは2ラウンドの大当たり遊技が実行される(ステップS25)。そして、大当たり遊技が終了すると、その大当たりの種類が確変当たり、または特別確変当たりであったかを判断する(ステップS26)。
確変当たりか特別確変当たりのどちらかであった場合(ステップS26でYes)には、遊技モード移行制御部150が遊技モードを天国準備モードに移行させる。一方、大当たりが通常当たりである場合(ステップS26でNo)、遊技モード移行制御部150は、遊技モードを天国モードに維持する。つまり、天国モードで遊技回数100回以内に通常当たりに当選すると、ステップS23からステップS26までの処理を繰り返すこととなり、天国モードがループすることになる。一方、天国モードで100回遊技を行ったものの、大当たりに当選しなかった場合(ステップS24でNo)には、通常モードに移行(転落)することとなる。
なお、本実施形態では、上述したように、天国モードでの大当たり確率(1/N)と天国モードでの遊技回数M回とは、N=62.8、M=100なので、N<Mの関係となっている。そのため、数値上では、62.8回に1回大当たりとなる確率なので、天国モードでの遊技100回以内に1回は大当たりになる計算となる。従って、天国モードに移行した場合には、高い確率で天国モードにおいて大当たりとなり、天国準備モードと天国モードの間を行き来する遊技状態となりやすく、逆に、100回以内に大当たりに当選することなく通常モードに転落する(ステップS24でNo)場合は、比較的少ないと言える。つまり、天国モードまで到達すると、遊技者にとって非常に有利となるのである。
ちなみに、第1の実施形態での天国モードで100回以内に大当たりを繰り返す確率、所謂、連荘率は、次のように求められる。即ち、1−(1−1/N)^Mの式にN=62.8、M=100を代入すると、連荘率=79.91%となり、約80%という高い確率で天国モード内にて大当たりが連荘する仕様となっている。
以上、説明したように、第1の実施の形態に係るパチンコ機によれば、チャレンジモードでの遊技で10回以内に大当たりに当選しなかった(ハズレを引き続けた)場合に、天国準備モードへ移行する。そして、天国準備モードに移行して初めて天国モードへの移行が可能となる。天国モードは、普通図柄高確率判定テーブル166が用いられているため、この天国モードで通常当たりを100回以内に引き続ける限り、遊技者は遊技球を殆ど減らすことなく天国モードでの遊技を繰り返し行うことができ、多くの賞球を獲得することができるのである。
つまり、本実施形態では、チャレンジモードでの遊技でハズレを引き続けることが、遊技者に有利な遊技モードへ移行する権利を獲得することができるようになっているため、チャレンジモードでの遊技が終了して以降の遊技がますます面白いものとなるなり、チャレンジモードが終了しても依然として面白みが持続し、遊技が退屈になることはない。しかも、天国準備モードに移行してからの方が遊技者に有利になるため、チャレンジモードが終了しても遊技を止めることは少なくなり、パチンコ機の稼働が低下することもない。
さらに、特別確変当たりを設けたので、チャレンジモードを経由することなく直接天国準備モードに移行することもあるため、意外性のある遊技が実現でき、趣向性が高まる。
次に、発明の第2の実施形態を図面を参照して説明するが、第1の実施形態と同一の構成の部分については、図面に同一符号を付して説明を省略し、ここでは第1の実施形態と相違する部分を中心に説明していくことにする。第2の実施形態に係るパチンコ機Pは、第1の実施形態に比べて、普通図柄に係る電子抽選に関する構成と電動チューリップを作動する構成に相違がある。
具体的には、図8に示すように、第2の実施形態では、普通図柄抽選部160は、一つの普通図柄判定テーブル167を備えている。つまり、普通図柄に係る電子抽選の確率は、いずれの遊技モードでも同じということになる。その一方で、電動チューリップ作動制御部170は、電動チューリップ49が開閉するパターンとして、通常開閉パターン171と有利開閉パターン172とを備えている。通常開閉パターン171は、電動チューリップ49が開放時間0.5秒で1回開くようになっているパターンである。これに対して、有利開閉パターン172は、電動チューリップ49が開放時間3秒で2回開く(合計6秒開放する)ようになっているパターンである。つまり、同じ普通図柄当たりに当選したとしても、通常開閉パターン171より有利開閉パターンの方が、電動チューリップ49が長時間開くため、電動チューリップ49への遊技球の入賞する確率が高く、遊技者にとって有利となっている。
次に、本実施形態での遊技の流れについて、図9および図10を参照して説明する。図9および図10は、第2実施形態に係るパチンコ機Pの遊技の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、本実施形態における遊技の仕様についての概略を説明すると、特別図柄の抽選確率は、第1の実施形態と同様に、低確率時で1/62.8、高確率時で1/10.4となっている。これに対して、普通図柄の抽選確率は、どの遊技モード下でも同じ確率(1/7)であるが、普通図柄当たりに当選した場合の電動チューリップ49の開閉パターンが遊技者に不利な通常開閉パターン171と、遊技者に有利な有利開閉パターン172の2パターンある点で第1の実施形態と構成が異なっている。
なお、特別図柄当たりの当選確率は、低確率時に1/62.8(N=62.8)であり、後述する天国モードでの遊技回数である100回(M=100)の数値の関係は、N<Mとなるように設定されている点は第1の実施形態と同様である。また、大当たり遊技の内容(ラウンド数)も第1の実施形態と同様であるため、詳細説明は省略する。
さらに、第2の実施形態に係る遊技モードに関しても、第1の実施形態において普通図柄低確率判定テーブル165が用いられている遊技モード(通常モードと天国準備モード)については、この普通図柄低確率判定テーブル165に代えて通常開閉パターン171が用いられるようにし、普通図柄高確率判定テーブル166が用いられる遊技モード(チャレンジモードと天国モード)については、この普通図柄高確率判定テーブル166に代えて有利開閉パターン172が用いられるようにすれば、第2の実施形態に係る遊技モードになる。
即ち、第1モードである通常モードは、特別図柄低確率判定テーブル115と、通常開閉パターン171が用いられるモードである。第2モードであるチャレンジモードは、特別図柄高確率判定テーブル116と、有利開閉パターン172が用いられる遊技モードである。このチャレンジモードでは、有利開閉パターン172が用いられているので、普通図柄当たりとなって電動チューリップ49が長時間開放するため、遊技球が始動入賞口37に入賞する可能性が高くなり、遊技者に有利な遊技モードである。第3モードである天国準備モードは、特別図柄高確率判定テーブル116と、通常開閉パターン171とが用いられるモードである。また、第4モードである天国モードは、特別図柄低確率判定テーブル115と、有利開閉パターン172とが用いられるモードである。この天国モードも、有利開閉パターン172が用いられるので、普通図柄当たりとなって電動チューリップ49が長時間開放して、始動入賞口37に遊技球が入賞する可能性が高くなる。
このように第2の実施形態に係るパチンコ機Pも同様に合計4つの遊技モードを有しており、これらの遊技モードへの移行は、遊技モード移行制御部150により制御されている。以下、遊技モードの移行について説明を簡単に加えていくことにする。
まず、最初に通常モードでの遊技が行われ(ステップS110)、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機として特別図柄用乱数取得部112が特別図柄用乱数発生部111で発生した乱数の中から1つを取得する。そして、この乱数が大当たり(特別図柄当たり)であるか否かを特別図柄当否判定部113が判定する(ステップS111)。大当たりでない場合(ステップS110でNo)には、大当たり遊技が提供されることなく、そのまま通常モードでの遊技が行われる。一方、大当たりである場合(ステップS111でYes)には、大当たり遊技制御部140により大当たり遊技が実行される(ステップS112)。具体的には、通常当たりと確変当たりの場合、5ラウンドの大当たり遊技が提供され、特別確変当たりの場合には、2ラウンドの大当たり遊技が提供される。大当たり遊技が終了すると大当たりの種類(特別図柄当たりの種類)は通常当たりであったか否かを判断する(ステップS113)。
通常当たりである場合(ステップS113でYes)には、そのまま通常モードに滞在し、通常モードでの遊技が行われる。一方、通常当たりでない場合(ステップS113でYes)には、大当たりの種類が特別確変当たりであったか否か判断する(ステップS114)。特別確変当たりである場合(ステップS114でYes)には、遊技モード移行制御部150が遊技モードを通常モードからいきなり天国準備モード(ステップS119)へ移行する。一方、大当たりの種類が特別確変当たりでない場合(ステップS114でNo)には、遊技モード移行制御部150が遊技モードを通常モードからチャレンジモードに移行する(ステップS115)。
次いで、チャレンジモードで10回の遊技以内に大当たり(特別図柄当たり)になったか否かが判断される(ステップS116)。10回の遊技以内に大当たりとなった場合(ステップS116でYes)には、ステップS112と同様に大当たりの種類に応じた大当たり遊技が提供される(ステップS117)。そして、大当たりの種類が判断され(ステップS118)、大当たりの種類が通常当たりである場合(ステップS118でYes)には、遊技モード移行制御部150が遊技モードを通常モードに移行(転落)する。
一方、大当たりの種類が通常当たりでなかった場合(ステップS118でNo)には、ステップS114まで戻り、大当たりの種類が特別確変当たりであったか否かが判断され、特別確変当たりである場合には天国準備モードへ移行するが、確変当たりである場合には、再びチャレンジモードでの遊技が最大10回行われる。
チャレンジモードで10回遊技を行ったが、その10回以内に大当たりにならなかった(つまり、特別図柄抽選部110による電子抽選でハズレを引き続けた)場合には、ステップS116でNoとなって、天国準備モード(ステップS119)へと移行する。図10に示すように、天国準備モード(ステップS119)での遊技でも始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に特別図柄抽選部110は特別図柄に係る電子抽選を行って、大当たりか否か遊技毎に判断する(ステップS120)。大当たりでない場合(ステップS120でNo)には、天国準備モードにおいて大当たりになるまで遊技が繰り返し行われるが、大当たりになると(ステップS120でYes)、ステップS112と同様に、大当たりの種類に応じて5ラウンドか2ラウンドの大当たり遊技が行われる(ステップS121)。
そして、大当たり遊技が終了すると、ステップS122において、大当たりの種類が確変当たり、または特別確変当たりの何れかであったか判断する。大当たりの種類が確変当たりか特別確変当たりのどちらかである場合(ステップS122でYes)には、遊技モード移行制御部150により再び天国準備モードでの遊技を繰り返すように遊技モードの移行が制御される。
一方、大当たりの種類が通常当たりである場合(ステップS122においてNo)には、遊技モード移行制御部150により遊技モードが天国モードへと移行される(ステップS123)。この天国モードでの遊技は第2の遊技回数である100回を上限に行われる。そして、この天国モードで遊技回数100回以内に大当たりになったか否かをステップS124で判断する。100回以内に大当たりに当選した場合(ステップS124でYes)には、大当たりの種類に応じて5ラウンドまたは2ラウンドの大当たり遊技が実行される(ステップS125)。そして、大当たり遊技が終了すると、その大当たりの種類が確変当たり、または特別確変当たりであったかを判断する(ステップS126)。
確変当たりか特別確変当たりのどちらかであった場合(ステップS126でYes)には、遊技モード移行制御部150が遊技モードを天国準備モードに移行させる。一方、大当たりが通常当たりである場合(ステップS126でNo)、遊技モード移行制御部150は、遊技モードを天国モードに維持する。つまり、天国モードで遊技回数100回以内に通常当たりに当選すると、ステップS123からステップS126までの処理を繰り返すこととなり、天国モードがループすることになる。一方、天国モードで100回遊技を行ったものの、大当たりに当選しなかった場合(ステップS124でNo)には、通常モードに移行(転落)することとなる。
以上、説明したように、第2の実施形態に係るパチンコ機においても同様に、チャレンジモードでの遊技で10回以内に大当たりに当選しなかった(ハズレを引き続けた)場合に、天国準備モードへ移行する。そして、天国準備モードに移行して初めて天国モードへの移行が可能となる。天国モードでは有利開閉パターン172が用いられているため、この天国モードで通常当たりを100回以内に引き続ける限り、遊技者は遊技球を殆ど減らすことなく天国モードでの遊技を繰り返し行うことができ、多くの賞球を獲得することができるのである。
つまり、第2の実施形態でも、チャレンジモードでの遊技でハズレを引き続けることが、遊技者に有利な遊技モードへ移行する権利を獲得することができるようになっているため、チャレンジモードでの遊技が終了して以降の遊技がますます面白いものとなり、チャレンジモードが終了しても依然として面白みが持続し、遊技が退屈になることはない。しかも、天国準備モードに移行してからの方が遊技者に有利になるため、チャレンジモードが終了しても遊技を止めることは少なくなり、パチンコ機の稼働が低下することもない。
なお、上記した実施形態で普通図柄高確率判定テーブル166が用いられる遊技モードにおいては、電動チューリップ49の開閉パターンを有利開閉パターン172に設定するようにしても良い。即ち、チャレンジモード(第2モードと第4モード)では、普通図柄高確率判定テーブルと有利開閉パターンの両方が用いられるモードに設定しても良い。かかる構成によれば、より一層普通図柄に関して遊技者に有利な遊技状態を提供することが可能となる。つまり、普通図柄に係る電子抽選で普通図柄当たりに当選する確率が高いので、電動チューリップが頻繁に開閉し、しかも、電動チューリップの開放時間と開放回数が通常よりも多くなるため、始動入賞口に遊技球が入賞する可能性が一層高まり、遊技者により有利となるのである。
また、普通図柄高確率判定テーブル166が用いられている遊技モードや、有利開閉パターン172が用いられている遊技モード、あるいは、上述した普通図柄高確率判定テーブルと有利開閉パターンの両方が用いられる遊技モードにおいて、普通図柄に係る電子抽選の結果を変動表示させる時間(普通図柄の変動時間)を短縮する構成を採用しても良い。かかる構成によれば、普通図柄の抽選結果が確定するまでの時間が短縮され、同一時間でもより多くの普通図柄に係る電子抽選を受けることができるため、遊技者により一層有利な状態を作り出すことができ、遊技の趣向性が高まることとなる。
3 遊技盤
17 特別図柄表示装置
21 スルーチャッカ
31 遊技領域
37 始動入賞口(始動口)
41 アタッカー装置
49 電動チューリップ
110 特別図柄抽選部(特別図柄抽選手段)
111 特別図柄用乱数発生部(特別図柄用乱数発生手段)
112 特別図柄用乱数取得部(特別図柄用乱数取得手段)
115 特別図柄低確率判定テーブル
116 特別図柄高確率判定テーブル
160 普通図柄抽選部(普通図柄抽選手段)
161 普通図柄用乱数発生部(普通図柄用乱数発生手段)
162 普通図柄用乱数取得部(普通図柄用乱数取得手段)
165 普通図柄低確率判定テーブル
166 普通図柄高確率判定テーブル
171 通常開閉パターン
172 有利開閉パターン

Claims (5)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う特別図柄抽選手段と、この特別図柄抽選手段による抽選結果を、特別図柄を変動させた後に停止させる表示態様によって表示する特別図柄表示装置と、前記遊技領域に設けられ、前記特別図柄抽選手段による抽選で特別図柄当たりに当選した場合に提供される大当たり遊技中に作動して遊技球の入賞を可能とするアタッカー装置と、前記遊技領域に設けられ、遊技球が内部を通過可能なスルーチャッカと、このスルーチャッカを遊技球が通過したことを契機に普通図柄に係る電子抽選を行う普通図柄抽選手段と、前記始動口の入口に設けられ、前記普通図柄抽選手段による抽選で普通図柄当たりに当選した場合に開閉して、遊技球の当該始動口への入賞を容易にする電動チューリップと、を備え、
    前記特別図柄抽選手段は、乱数を発生させる特別図柄用乱数発生手段と、この特別図柄用乱数発生手段により発生した乱数の中から1つの乱数を、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄用乱数取得手段と、この特別図柄用乱数取得手段により取得した乱数が前記特別図柄当たりであるか否かを判定するために用いる判定テーブルであって、前記特別図柄当たりに当選する確率が低い特別図柄低確率判定テーブルと、この特別図柄低確率判定テーブルより前記特別図柄当たりに当選する確率が高い特別図柄高確率判定テーブルと、を有し、
    前記普通図柄抽選手段は、乱数を発生させる普通図柄用乱数発生手段と、この普通図柄用乱数発生手段により発生した乱数の中から1つの乱数を、前記スルーチャッカを遊技球が通過したことを契機に取得する普通図柄用乱数取得手段と、この普通図柄用乱数取得手段により取得した乱数が前記普通図柄当たりであるか否かを判定するために用いる判定テーブルであって、前記普通図柄当たりに当選する確率が低い普通図柄低確率判定テーブルと、この普通図柄低確率判定テーブルより前記普通図柄当たりに当選する確率が高い普通図柄高確率判定テーブルと、を有するパチンコ機において、
    前記特別図柄当たりとして、通常当たりと、この通常当たりとは異なる確変当たりの少なくとも2種類の当たりを有し、
    遊技モードとして、前記特別図柄低確率判定テーブル、および、前記普通図柄低確率判定テーブルが用いられる第1モードと、前記特別図柄高確率判定テーブル、および、前記普通図柄高確率判定テーブルが用いられる第2モードと、前記特別図柄高確率判定テーブル、および、前記普通図柄低確率判定テーブルが用いられる第3モードと、前記特別図柄低確率判定テーブル、および、前記普通図柄高確率判定テーブルが用いられる第4モードと、の少なくとも4つの遊技モードを有し、
    前記第1モードでの遊技で前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると前記第2モードに移行すると共に、第1の遊技回数を上限に当該第2モードでの遊技が行われ、
    前記第2モードにおいて第1の遊技回数以内に前記通常当たりに当選した場合は、前記大当たり遊技が終了すると前記第1モードに移行する一方、前記第1の遊技回数以内に前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると再び前記第1の遊技回数を上限に前記第2モードでの遊技が行われ、
    前記第1の遊技回数以内で前記特別図柄当たりに当選しなかった場合には前記第3モードへ移行し、この第3モードでの遊技で前記通常当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると前記第4モードに移行すると共に、前記第1の遊技回数よりも多い第2の遊技回数を上限に当該第4モードでの遊技が行われる
    ことを特徴とするパチンコ機。
  2. 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う特別図柄抽選手段と、この特別図柄抽選手段による抽選結果を、特別図柄を変動させた後に停止させる表示態様によって表示する特別図柄表示装置と、前記遊技領域に設けられ、前記特別図柄抽選手段による抽選で特別図柄当たりに当選した場合に提供される大当たり遊技中に作動して遊技球の入賞を可能とするアタッカー装置と、前記遊技領域に設けられ、遊技球が内部を通過可能なスルーチャッカと、このスルーチャッカを遊技球が通過したことを契機に普通図柄に係る電子抽選を行う普通図柄抽選手段と、前記始動口の入口に設けられ、前記普通図柄抽選手段による抽選で普通図柄当たりに当選した場合に開閉して、遊技球の当該始動口への入賞を容易にする電動チューリップと、を備え、
    前記特別図柄抽選手段は、乱数を発生させる特別図柄用乱数発生手段と、この特別図柄用乱数発生手段により発生した乱数の中から1つの乱数を、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄用乱数取得手段と、この特別図柄用乱数取得手段により取得した乱数が前記特別図柄当たりであるか否かを判定するために用いる判定テーブルであって、前記特別図柄当たりに当選する確率が低い特別図柄低確率判定テーブルと、この特別図柄低確率判定テーブルより前記特別図柄当たりに当選する確率が高い特別図柄高確率判定テーブルと、を有し、
    前記普通図柄抽選手段は、乱数を発生させる普通図柄用乱数発生手段と、この普通図柄用乱数発生手段により発生した乱数の中から1つの乱数を、前記スルーチャッカを遊技球が通過したことを契機に取得する普通図柄用乱数取得手段と、この普通図柄用乱数取得手段により取得した乱数が前記普通図柄当たりであるか否かを判定するために用いる普通図柄判定テーブルと、を有するパチンコ機において、
    前記特別図柄当たりとして、通常当たりと、この通常当たりとは異なる確変当たりの少なくとも2種類の当たりを有し、
    前記普通図柄当たりに当選した場合の前記電動チューリップの開閉パターンとして、予め定めた開放回数および開放時間で開閉する通常開閉パターンと、この通常開閉パターンより遊技者に有利であって、前記予め定めた開放回数と開放時間の少なくとも何れかが遊技者に有利となる有利開閉パターンとを有し、
    遊技モードとして、前記特別図柄低確率判定テーブル、および、前記通常開閉パターンが用いられる第1モードと、前記特別図柄高確率判定テーブル、および、前記有利開閉パターンが用いられる第2モードと、前記特別図柄高確率判定テーブル、および、前記通常開閉パターンが用いられる第3モードと、前記特別図柄低確率判定テーブル、および、前記有利開閉パターンが用いられる第4モードと、の少なくとも4つの遊技モードを有し、
    前記第1モードでの遊技で前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると前記第2モードに移行すると共に、第1の遊技回数を上限に当該第2モードでの遊技が行われ、
    前記第2モードにおいて第1の遊技回数以内に前記通常当たりに当選した場合は、前記大当たり遊技が終了すると前記第1モードに移行する一方、前記第1の遊技回数以内に前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると再び前記第1の遊技回数を上限に前記第2モードでの遊技が行われ、
    前記第1の遊技回数以内で前記特別図柄当たりに当選しなかった場合には前記第3モードへ移行し、この第3モードでの遊技で前記通常当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると前記第4モードに移行すると共に、前記第1の遊技回数よりも多い第2の遊技回数を上限に当該第4モードでの遊技が行われる
    ことを特徴とするパチンコ機。
  3. 請求項1または2の記載において、前記第4モードにおいて、前記第2の遊技回数以内に前記確変当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると前記第3モードに移行する一方、前記第4モードにおいて前記通常当たりに当選した場合には、前記大当たり遊技が終了すると再び当該第4モードでの遊技が行われ、前記第4モードにおいて、前記第2の遊技回数以内に前記特別図柄当たりに当選しなかった場合には、前記第1モードに移行することを特徴とするパチンコ機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項の記載において、前記第2の遊技回数をM回、前記特別図柄低確率判定テーブルの前記特別図柄当たりの確率を1/Nとしたときに、N<Mの関係となるように設定されていることを特徴とするパチンコ機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の記載において、前記特別図柄当たりとして、前記確変当たりよりも遊技者に対して有利な特別確変当たりを更に有し、前記大当たり遊技として、前記特別確変当たりのときに提供される特別大当たり遊技を更に有し、前記第1モードでの遊技で前記特別確変当たりに当選した場合には、前記特別大当たり遊技が終了すると前記第3モードへ移行することを特徴とするパチンコ機。
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