JP5467235B2 - 農産物の収穫機 - Google Patents

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Description

本発明は、倒伏防止用のネットを利用して育成される農産物(菊や葱等)を収穫する収穫機に関するものである。
菊や葱等の農産物は、例えば特許文献1に記載されているように、育成中に農産物Fが倒れないように倒伏防止用のネットNが利用される。このネットNは、図7に示すように複数の案内支持棒70で支持され、農産物Fの生育に合わせて、該案内支持棒70に沿ってせり上げられる。
このネットNは、人手又は公知の刈払機による農産物Fの収穫が終わると、ロール状に巻き取り回収される。このネットNの回収用には、例えば特許文献2に記載の作業機80が提案されている。この作業機80は、図8に示すように、1輪の前輪81及び左右一対の後輪82とにより支持されたフレーム83を有し、該フレーム83には操向用のハンドル84と、回転自在に支持された巻取軸85と、該巻取軸85を回転駆動するエンジン86と、巻取軸85へ向けてネットNをガイドするガイド部材87とが設けられている。
また、農産物を収穫する機械としては、例えば特許文献3〜6に記載された収穫機を例示する。これらの収穫機は、圃場を走行可能に構成された機体と、該機体に昇降可能に搭載された収穫装置とを備えている。この収穫機を利用して屋外で育成された農産物を収穫するときは予めネットを取り外しておく必要があり、特許文献2記載の作業機80を利用することはできない。
特開2000−201546号公報 特開2008−148585号公報 特開2004−283139号公報 特開2005−348639号公報 特開2006−75013号公報 特開2001−204226号公報
ところが、従来は、農産物の収穫とネットの回収とが別々に行われているため、人手が掛かっている。しかも、従来の収穫機を利用して農産物を収穫するときは予めネットを取り外しておく必要があるが、屋外での収穫作業の場合、例えば天候の急変による風により収穫前の農産物が折れたり倒れたりする可能性がある。
そこで、ネットの回収機と農産物の収穫機を合体させ、ネットを回収しながら農産物を収穫可能にすることも考えられるが、その場合に次の課題がある。
(1)特許文献2記載のネットの回収機は、農産物を収穫した後のネットを回収するものであり、畝面近くの低い位置で回収する構成となっているが、この構成では、農産物の収穫と同時に行う場合に農産物を傷める可能性がある。
(2)ネットには弛みがあるため、ネットの回収機と農産物の収穫機を単純に合体させただけでは、ネットの回収速度と農産物の収穫速度(機体の進行速度)とが同調しないという課題がある。
上記課題を解決するために、本発明の農産物の収穫機は、
圃場を走行自在に構成された機体と、
該機体の前側に配設され、圃場に栽培された農産物を収穫する収穫装置と
を備えた農産物の収穫機であって、
圃場の上に張られた農産物の倒伏防止用のネットを前記農産物の上方へ引き上げながら巻取芯に巻き取る巻取装置を前記収穫装置の上側に装備させ、
前記巻取装置は、前記ネットの巻取速度が前記機体の走行速度よりも速くなるように設定されるとともに、巻き取り時の張力が所定値以上となっている間の巻き取りを停止する巻取調節手段を備え、
前記巻取装置により前記ネットを巻き取るとともに、前記収穫装置により前記農産物を収穫するように構成し
前記収穫装置における農産物を搬送する搬送部は、農産物の上部を挟持して搬送する左右一対の上段ベルト搬送装置と、農産物の下部を挟持して搬送する左右一対の下段ベルト搬送装置とを備え、
前記下段ベルト搬送装置よりも前記上段ベルト搬送装置の搬送速度が速くなるように設定され、
前記左右一対の下段ベルト搬送装置が農産物を挟持する部分の間隙は農産物を確実に挟持するように狭く又は0に設定されているのに対し、前記左右一対の上段ベルト搬送装置が農産物を挟持する部分の間隙は農産物を優しくサポートする程度に広く設定されている
この構成によれば、前記ネットを回収しながら農産物を収穫することができるので、能率良く少人数で作業できる。また、前記巻取調節手段を備えているので、機体の走行とネットの巻取を同調させることができる。
また、下段ベルト搬送装置よりも上段ベルト搬送装置の搬送速度が速いので、農産物が搬送中に徐々に後傾姿勢となり、搬送終了時に農産物が安定的に後ろ向きに倒れるようにすることができる。
また、前記左右一対の下段ベルト搬送装置及び前記左右一対の上段ベルト搬送装置が農産物を挟持する部分の間隙がそれぞれ上述のように設定されているのは、前記上段ベルト搬送装置と前記下段ベルト搬送装置の搬送速度が異なっていることにより、各農産物が搬送が進むにつれて農産物における該上段ベルト搬送装置による被挟持部位と該下段ベルト搬送装置による被挟持部位とが徐々に離れるので、該上段ベルト搬送装置及び該下段ベルト搬送装置の両方で農産物をしっかり挟持すると、農産物Fを傷めてしまうからである。
前記農産物の収穫機としては、
前記巻取調節手段は、前記巻取芯へ前記ネットを巻き取る時の張力が所定値以上となっている間の巻き取りを停止するように摩擦板クラッチを介して前記巻取芯に動力を伝達するように構成された態様を例示する。
この構成によれば、前記巻取調節手段をシンプルな構造かつ低コストに実現することができる。
前記農産物の収穫機としては、
前記収穫装置及び前記巻取装置を前記機体に対して一体的に昇降可能に支持する昇降装置を備えた態様を例示する。
この構成によれば、圃場の上面に対する前記収穫装置及び前記巻取装置の高さを一体的に調節することができる。
前記農産物の収穫機としては、
前記昇降装置は、圃場の上面に対する前記収穫装置及び巻取装置の相対高さを検知するセンサを備え、
該相対高さが所定値になるように、自動的に該収穫装置及び該巻取装置を昇降制御するように構成された態様を例示する。
この構成によれば、前記収穫装置及び前記巻取装置の前記相対高さが自動的に所定値に保たれるので、圃場の上面に対する農産物の刈り取り高さを所定の高さに保つことができるとともに、刈り取り高さの調節ができる。
本発明に係る農産物の収穫機によれば、能率良く少人数で作業できるという優れた効果を奏する。
本発明を具体化した一実施形態に係る農産物の収穫機の平面図である。 昇降装置が最下位位置にある状態の同収穫機の側面図である。 同状態における昇降装置の構成と収穫装置及び巻取装置の伝動機構の構成を示す側面図である。 昇降装置が最上位位置にある状態における図3と同様の側面図である。 同収穫機の巻取装置の巻取軸の伝動機構の要部を示す断面図である。 同収穫機の収穫装置の要部を示す平面図である。 従来のネットを利用した農業技術を示す斜視図である。 従来のネットの巻き取り回収作業機を示す斜視図である。
図1〜図6は本発明を具体化した一実施形態の農産物の収穫機1を示している。この収穫機1は、図1及び図2に示すように、農産物としての小菊を収穫するためのものであり、畝に沿って走行自在に構成された機体2と、畝上に張られた農産物Fの倒伏防止用のネットNを巻き取って回収する巻取装置3と、畝に栽培された農産物Fを収穫する収穫装置4と、収穫装置4及び巻取装置3を機体2に対して一体的に昇降可能に支持する昇降装置5と、収穫装置4の後方における機体2に配設された収穫台6とを備えており、巻取装置3によりネットNを巻き取るとともに、収穫装置4により農産物Fを収穫するように構成されている。
機体2は、左右の駆動車輪11と、該各駆動車輪11の後方に配設された左右の尾輪12とにより支持されており、該機体2の一側方(本例では左側)に配設された動力源としてのエンジン13により、左右の駆動車輪11が駆動されるように構成されている。エンジン13の後側には、操向用のハンドル14が設けられている。
昇降装置5は、図3及び図4に示すように、機体2に対して可動フレーム16を昇降可能に支持する左右一対の平行リンク機構17と、該平行リンク機構17を駆動する駆動手段としての油圧シリンダ18とを備えており、可動フレーム16に搭載された収穫装置4及び巻取装置3を機体2に対して一定の姿勢を維持したままで昇降可能に支持するように構成されている。この昇降装置5は、畝上面に対する収穫装置4及び巻取装置3の相対高さを検知するセンサ20を備え、該相対高さが所定値になるように、自動的に収穫装置4及び巻取装置3を昇降制御するように構成されている。センサ20は、基端側が可動フレーム16に軸支されることにより上下に揺動自在に設けられた検知アーム21と、該検知アーム21の先端側に回転自在に支持された検知ローラ22と、検知ローラ22が畝上面に接触すること等による検知アームの回動位置を油圧シリンダ18の制御部に伝達する伝達手段としてのワイヤ23とを備えている。本例では、油圧シリンダ18を操作するためのレバー24が設けられており、手動操作でも昇降装置5を制御可能に構成されている。また、機体側から可動フレーム側への動力の伝動は、昇降装置5の任意の状態に対応可能となるように、中継軸25を共有する2つのチェーン伝動機構26,27によって行っている。
巻取装置3は、図1及び図2に示すように、可動フレーム16から上方へ突設された左右一対のアーム30と、該両アーム30の上端部を連結するバー31に左右に間隔をおいて配設されたネットガイド32と、該両アーム30の上部に巻取軸33を介して回転自在に支持された巻取芯34と、巻取軸33を回転駆動するための動力を伝動する伝動機構35と、該伝動機構35及び巻取軸33の間に介装された巻取調節手段36とを備え、畝上に張られた農産物Fの倒伏防止用のネットNを農産物Fの上方へ引き上げるとともに、該ネットNの両側を左右のネットガイド32でガイドしながら巻取芯34に巻き取るように構成されている。
巻取調節手段36は、図5に示すように、巻取軸33に相対回転自在に外挿され、伝動機構35の出力側スプロケット35aが固定された回転体37と、巻取軸33の長さ方向にスライド可能かつ巻取軸33に相対回転不可能に外挿された環状の押圧板38と、回転体37及び押圧板38との間に介装された摩擦板クラッチ39と、回転体37に対して押圧板38を押し付ける付勢手段としてのバネ40と、巻取軸33に設けられた雄ネジ部33aに螺合され、該バネ40の強さを調節する調節手段としてのナット41とを備えている。巻取軸33に対するナット41の螺合位置を調節することにより摩擦板クラッチ39の抵抗を調節するようになっている。本例の巻取芯34は、巻取軸33の径方向に間隔をおいて支持された一対のバー34aからなっており、該一対のバー34aは巻取軸33から取り外し可能に構成されている。この構成により、巻取調節手段36は、巻取装置3の巻取軸33へネットNを巻き取る時の張力が所定値以上となっている間の巻き取りを停止するように摩擦板クラッチ39を介して巻取軸33に動力を伝達する。そして、巻取装置3はネットNの巻取速度が機体2の走行速度よりも速くなるように設定されているのであるが、この巻取調節手段36の作用により機体2の走行とネットNの巻取を同調させるようになっている。
収穫装置4は、図1、図2及び図6に示すように、該機体2の前側に配設され、2条の農産物Fを収穫するものであり、農産物Fを案内するデバイダ45と、農産物Fを刈り取る刈取部46と、刈り取った農産物Fを搬送する搬送部47と、搬送部47の後方へ農産物Fをガイドするガイドバー50とを備えている。刈取部46は、上下に重ねられた刈刃46aが相対的に左右へ往復動することにより、農産物Fを刈り取るように構成されている。搬送部47は、農産物Fの上部を挟持して搬送する左右一対の上段搬送ベルト装置48と、農産物Fの下部を挟持して搬送する左右一対の下段ベルト搬送装置49とを2組備えている。両ベルト搬送装置48,49の搬送ベルト48a,49aは、農産物Fを傷めないようにクッション性を備えた厚手のものであって、該搬送ベルト48a,49aと該搬送ベルトを支持するプーリ48b,49bとの間に農産物Fの葉先などが巻き込まれないように、プーリ48b,49bの幅よりも幅広のものを採用している。そして、下段搬送ベルト装置49よりも上段搬送ベルト装置48の搬送速度が速くなるように設定されている。さらに、左右一対の下段ベルト搬送装置49が農産物Fを挟持する部分の間隙S2は農産物Fを確実に挟持するように狭く(又は0に)設定されている(本例ではS2は0)。これに対し、左右一対の上段ベルト搬送装置48が農産物Fを挟持する部分の間隙S1は農産物Fを優しくサポートする程度(農産物Fに上下方向の力が加わると農産物Fが傷むことなく同方向にスライド可能な程度)に広く設定されている。これは、上段ベルト搬送装置48と下段ベルト搬送装置49の搬送速度が異なっていることにより、各農産物Fが搬送が進むにつれて農産物Fにおける上段ベルト搬送装置48による被挟持部位と下段ベルト搬送装置49による被挟持部位とが徐々に離れるので、上段ベルト搬送装置48及び下段ベルト搬送装置49の両方で農産物Fをしっかり挟持すると、農産物Fを傷めてしまうからである。本例の構成とは逆に、一対の上段ベルト搬送装置48の間隙S1を狭く(又は0に)設定し、一対の下段ベルト搬送装置49の間隙S2を広く設定するようにしてもよい。
収穫台6は、底壁部6aと、該底壁部6aの両側部に立設された側壁部6bとを備えている。本例の収穫台6は、対象となる農産物Fの収穫に一般的に利用されている収穫布(図示略)のサイズに合わせて形成されている。
以上のように構成された本例の農産物Fの収穫機1によれば、ネットNを回収しながら農産物Fを収穫することができるので、能率良く少人数で作業できる。また、巻取調節手段36を備えているので、機体2の走行とネットNの巻取を同調させることができる。
また、巻取調節手段36は、巻取装置3の巻取軸33へネットNを巻き取る時の張力が所定値以上となっている間の巻き取りを停止するように摩擦板クラッチ39を介して巻取軸33に動力を伝達するように構成されているので、巻取調節手段36をシンプルな構造かつ低コストに実現することができる。
また、収穫装置4及び巻取装置3を機体2に対して一体的に昇降可能に支持する昇降装置5を備えているので、畝面の高さに応じて収穫装置4及び巻取装置3の高さを一体的に調節することができる。
また、昇降装置5は、畝上面に対する収穫装置4及び巻取装置3の相対高さを検知するセンサ20を備え、該相対高さが所定値になるように、自動的に該収穫装置4及び該巻取装置3を昇降制御するように構成されているので、畝上面に対する農産物Fの刈り取り高さを所定の高さに保つことができる。
収穫装置4における農産物Fを搬送する搬送部47は、農産物Fの上部を挟持して搬送する左右一対の上段ベルト搬送装置48と、農産物Fの下部を挟持して搬送する左右一対の下段ベルト搬送装置49とを備え、下段ベルト搬送装置49よりも上段ベルト搬送装置48の搬送速度が速くなるように設定されているので、図2に示すように、農産物Fが搬送中に徐々に後傾姿勢となり、搬送終了時に農産物Fが後方の収穫台6の上で安定的に後ろ向きに倒れるようにすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)小菊以外の農産物Fを収穫するように構成すること。
(2)収穫装置4を別の構成のものに変更すること。
1 収穫機
2 機体
3 巻取装置
4 収穫装置
5 昇降装置
6 収穫台
6a 底壁部
6b 側壁部
11 駆動車輪
12 尾輪
13 エンジン
14 ハンドル
16 可動フレーム
17 平行リンク機構
18 油圧シリンダ
20 センサ
21 検知アーム
22 検知ローラ
23 ワイヤ
24 レバー
25 中継軸
26,27 チェーン伝動機構
30 アーム
31 バー
32 ネットガイド
33 巻取軸
33a 雄ネジ部
34 巻取芯
34a バー
35 伝動機構
35a 出力側スプロケット
36 巻取調節手段
37 回転体
38 押圧板
39 摩擦板クラッチ
40 バネ
41 ナット
45 デバイダ
46 刈取部
46a 刈刃
47 搬送部
48 上段ベルト搬送装置
48a 搬送ベルト
48b プーリ
49 下段ベルト搬送装置
49a 搬送ベルト
49b プーリ
50 ガイドバー
F 農産物
N ネット
S 間隙

Claims (4)

  1. 圃場を走行自在に構成された機体と、
    該機体の前側に配設され、圃場に栽培された農産物を収穫する収穫装置と
    を備えた農産物の収穫機であって、
    圃場の上に張られた農産物の倒伏防止用のネットを前記農産物の上方へ引き上げながら巻取芯に巻き取る巻取装置を前記収穫装置の上側に装備させ、
    前記巻取装置は、前記ネットの巻取速度が前記機体の走行速度よりも速くなるように設定されるとともに、巻き取り時の張力が所定値以上となっている間の巻き取りを停止する巻取調節手段を備え、
    前記巻取装置により前記ネットを巻き取るとともに、前記収穫装置により前記農産物を収穫するように構成し
    前記収穫装置における農産物を搬送する搬送部は、農産物の上部を挟持して搬送する左右一対の上段ベルト搬送装置と、農産物の下部を挟持して搬送する左右一対の下段ベルト搬送装置とを備え、
    前記下段ベルト搬送装置よりも前記上段ベルト搬送装置の搬送速度が速くなるように設定され、
    前記左右一対の下段ベルト搬送装置が農産物を挟持する部分の間隙は農産物を確実に挟持するように狭く又は0に設定されているのに対し、前記左右一対の上段ベルト搬送装置が農産物を挟持する部分の間隙は農産物を優しくサポートする程度に広く設定されている農産物の収穫機。
  2. 前記巻取調節手段は、前記巻取芯へ前記ネットを巻き取る時の張力が所定値以上となっている間の巻き取りを停止するように摩擦板クラッチを介して前記巻取芯に動力を伝達するように構成された請求項1記載の農産物の収穫機。
  3. 前記収穫装置及び前記巻取装置を前記機体に対して一体的に昇降可能に支持する昇降装置を備えた請求項1又は2記載の農産物の収穫機。
  4. 前記昇降装置は、圃場の上面に対する前記収穫装置及び巻取装置の相対高さを検知するセンサを備え、
    該相対高さが所定値になるように、自動的に該収穫装置及び該巻取装置を昇降制御するように構成された請求項3記載の農産物の収穫機。
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