JP5465911B2 - 皮膚洗浄剤 - Google Patents

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本発明は、皮膚洗浄剤に関する。
従来、皮膚洗浄剤には、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、スルホコハク酸塩、エーテルカルボン酸塩、高級脂肪酸塩等のアニオン界面活性剤が用いられているが、すすぎ時のぬるつきが問題となっていた。この問題に対し、特定のカチオンポリマーを組み合わせることにより、すすぎ時のぬるつきを改善し、さっぱりとした使用感が得られる洗浄剤組成物が検討されている(特許文献1)。
しかしながら、カチオンポリマーを配合した場合、温度の変化で洗浄剤の粘度が大きく変化することが知られている。夏季の使用と冬季の使用において、その粘度変化は大きく、使用者に違和感さえも引き起こす場合がある。特にポンプフォーマー容器を用いた製剤においては、粘度の上昇により綺麗な泡状に吐出できないといった問題や、使用後にメッシュが乾燥すると目詰まりをおこすといった問題があった。
一方、温度による粘度変化に対応する手法として、塩を添加する方法が知られている(特許文献2)。塩を含有することにより、低温での粘度上昇を抑制することはできるが、クリーミーな泡質を得ることが難しいという問題があった。
特開2008−285479号公報 特開平8−143899号公報
本発明は、洗浄時のすすぎ時にぬるつかず、さっぱりとした使用感が得られ、クリーミーな泡質の皮膚洗浄剤を提供することにある。
本発明者らは、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸を特定の塩基で中和し、他の界面活性剤と組み合わせることにより、上記の課題を解決した皮膚洗浄剤が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)〜(C):
(A)(a1)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸、
(a2)アルギニン、及び
(a3)アルカリ金属水酸化物
を含み、(a1)が、(a2)及び(a3)を含む中和剤で中和され、中和度が0.7〜1.0である界面活性剤 0.1〜20質量%、
(B)(A)を除く界面活性剤 0.05〜10質量%、
(C)水
を含有する皮膚洗浄剤を提供するものである。
本発明の皮膚洗浄剤は、クリーミーな泡質であり、洗浄時のすすぎ時にぬるつかず、さっぱりとした使用感が得られるものである。更には、フォーマー容器に充填して使用した場合には、メッシュが詰まりにくく、温度による粘度変化も少ないため、良好な泡特性を有するものである。
本発明で用いられる成分(A)は、(a1)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸を、(a2)アルギニン及び(a3)アルカリ金属水酸化物で中和し、(a1)の中和度が0.7〜1.0の界面活性剤である。
(a1)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸としては、次式で表されるものが好ましい。
Figure 0005465911
(式中、R1は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、mは平均で0.5〜10の数を示す)
式中、R1としては、特に炭素数12〜16のアルキル基が好ましい。また、エチレンオキシドの平均付加モル数mは、0.5〜10であるが、特に1〜6であるのが好ましい。
(a1)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸の中和剤として、(a2)アルギニンと(a3)アルカリ金属水酸化物が用いられる。(a3)のアルカリ金属水酸化物において、アルカリ金属としては、ナトリウムやカリウムが挙げられ、使用の際には、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物を用い、(a1)を中和する。(a3)アルカリ金属水酸化物としては、水性の洗浄剤として用いる点から、特に水酸化カリウムが好ましい
(a1)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸の中和は、(a2)アルギニンと(a3)アルカリ金属水酸化物を用い、水溶液中で行われる。(a1)の中和度は、中和剤のモル比で0.7〜1.0等量、好ましくは、0.95〜1.0になるように設定される。このように設定することで、良好な泡質の泡が得られる。なお、(a1)は、一部が有機アミン等の他の塩基で中和されていても良い。
また、(a1)を中和するアルギニンイオンとアルカリ金属イオンのモル比は、良好なすすぎ性と低温において粘度変化が少ないという性質を両立し、特に成分(B)に高級脂肪酸塩を用いるとき、メッシュが詰まりにくいという観点から、アルギニンイオン:アルカリ金属イオン=5:95〜85:15が好ましく、特に15:85〜40:60になるように用いるのがより好ましい。
成分(A)は、全組成中に0.1〜20質量%含有され、好ましくは、0.5〜10質量%、特に好ましくは1〜4質量%含有される。この範囲内であれば、泡のすべりとすすぎ時のぬるつきのなさ、さっぱり感を両立する点で特に優れる。
本発明で用いる成分(B)は、(A)を除く界面活性剤である。成分(B)の界面活性剤としては、(D)アニオン界面活性剤、(E)両性界面活性剤、(F)非イオン界面活性剤が挙げられ、特に、(D)アニオン界面活性剤を含むことが好ましい。
(D)アニオン界面活性剤としては、親水基として、硫酸基、亜硫酸基、カルボキシル基、リン酸基を有するものが挙げられる。具体的には、直鎖、又は分岐鎖を有するアルキル基の炭素数が12〜18であるアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルリン酸塩、高級脂肪酸塩などが挙げられる。これらの中で、泡性能の点から、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、高級脂肪酸塩が好ましく、更には、すすぎ時の感触の点から、高級脂肪酸塩が好ましい。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩としては、次式で表されるものが好ましい。
Figure 0005465911
(式中、R2は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、nは平均で0.5〜5の数を示し、Xは、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又は有機アンモニウムを示す)
式中、R2としては、特に炭素数12〜14のアルキル基が好ましい。また、エチレンオキシドの平均付加モル数nは、0.5〜5であるが、特に1〜4であるのが好ましい。
また、Xとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;アンモニウム;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン由来のアンモニウム;アルギニン、リジン等の塩基性アミノ酸由来のカチオンなどが挙げられる。
また、高級脂肪酸塩としては、次式で表されるものが好ましい。
Figure 0005465911
(式中、R3は炭素数11〜23のアルキル基又はアルケニル基を示し、Xは、水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又は有機アンモニウムを示す)
式中、R3としては、特に炭素数12〜16のアルキル基が好ましい。また、Xとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属;アンモニウム;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン由来のアンモニウム;アルギニン、リジン等の塩基性アミノ酸由来のカチオンなどが挙げられる。
より具体的には、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、アラキン酸、ベヘニン酸、リグノセリン酸等が挙げられ、ラウリン酸、ミリスチン酸が好ましい。また、これらの塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、アンモニウム;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン由来のアンモニウム;アルギニン、リジン等の塩基性アミノ酸が挙げられる。
成分(D)のアニオン界面活性剤は、全組成中に0.1〜20質量%、特に0.5〜15質量%、更に3〜10質量%含有するのが、すすぎ時のぬるつきのなさ、さっぱり感に優れるので好ましい。
(E)両性界面活性剤としては、例えば、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン等のベタイン系界面活性剤が好ましく、特に、アルキルヒドロキシスルホベタインが好ましい。アルキルヒドロキシスルホベタインとしては、炭素数8〜18、特に炭素数10〜16のアルキル基を有するものが好ましく、更に、INCI名としてラウリルヒドロキシスタイン(1−ドデカアンモニウム、N−(2−ヒドロキシ-3−スルホプロピル)−N,N−ジメチル分子内塩)が好ましい。
成分(E)の両性界面活性剤としては、皮膚洗浄中にへたらない、持続する泡を得るため、全組成中に0.1〜20質量%、特に0.5〜10質量%、更に1〜5質量%含有するのが好ましい。
(F)非イオン界面活性剤としては、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、アルキルグリセリルエーテル、アルキルポリグリセリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル、アルキルアルカノールアミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン等が挙げられる。
成分(F)の非イオン界面活性剤は、全組成中に0.1〜20質量%、特に0.5〜10質量%、更に0.5〜2質量%含有するのが、良好な泡が得られるとともに、すすぎ時のぬるつきのなさ、さっぱり感に優れるので好ましい。
成分(B)は、1種以上を用いることができ、成分(D)、(E)、(F)を組み合わせて用いることもできる。成分(B)は、起泡性、泡の持続性、泡質の改善、洗浄性の観点から、全組成中に合計で0.1〜20質量%、特に3〜15質量%、更に6〜10質量%含有するのが好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤は、更に、(G)IOB値が1〜2の多価アルコールを含有することができ、低温での粘度上昇を抑制し、ポンプフォーマーで使用した場合に、メッシュで固まるのを防止する効果が得られるので好ましい。
ここで、IOB値とは、有機概念図(藤田穆、有機化合物の予測と有機概念図、化学の領域 Vol.11,No.10(1957)719−725)に基づいて求められる無機性値及び有機性値の比(Inorganic Organic Balance)を表わすもので、次式により求められる。
Figure 0005465911
成分(G)のIOB値が1〜2の多価アルコールとしては、エチルジグリコール(IOB;1.2)、ジプロピレングリコール(IOB;1.8)、PPG−9ジグリセリル(IOB;1.1)、ヘキシレングリコール(IOB;1.8)、ペンチレングリコール(IOB;2.0)等が挙げられ、中でも、エチルジグリコール(IOB;1.2)、ジプロピレングリコール(IOB;1.8)が好ましい。
成分(G)は、全組成中に1〜10質量%、特に2〜6質量%、更に3〜4質量%含有するのが好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤は、(C)水を含有する。水は、全組成中に40〜90質量%、更に50〜80質量%含有するのが好ましい。
従来の皮膚洗浄剤は、アニオン界面活性剤や、両性界面活性剤を中心に組み立てられてきた。しかし、これらの皮膚洗浄剤は、すすぎ時のぬるつきが問題となっていた。本発明では、(a1)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸を、(a2)アルギニンと(a3)アルカリ金属水酸化物を含む中和剤で中和することにより、従来の界面活性剤で発生する、すすぎ時のぬるつきと低温における粘度変化を同時に抑制することができる。特に、本発明の皮膚洗浄剤は、成分(A)の(a1)と成分(B)の界面活性剤との質量比が、(A):(B)=1:5〜10:1であるのが好ましく、更には、1:3〜1:1であるのが、泡性能とすすぎ時のぬるつきの抑制を両立する点から好ましい。なお、成分(B)の質量は、成分(B)が成分(D)アニオン界面活性剤である場合は、イオン対である陽イオンを除いた界面活性剤の本質部分に相当する質量を示し、成分(B)が成分(E)両性界面活性剤である場合は、イオン対である陽イオンと陰イオンを除いた界面活性剤の本質部分に相当する質量を示す。
また、成分(A)と成分(B)の混合水溶液に、成分(G)を含むことにより、すすぎ時のぬるつきだけでなく、フォーマー容器に充填して使用された際には、つまり性を抑制する効果もある。成分(A)及び(B)と成分(G)の質量比は、((A)+(B))/(G)=1〜5、特に2〜4であるのが好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤は、更に、通常の皮膚洗浄剤に用いられる成分、例えば、保湿剤、油性成分、殺菌剤、抗炎症剤、防腐剤、キレート剤、増粘剤、塩類、パール化剤、スクラブ剤、香料、冷感剤、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、植物エキス等を含有することができる。
本発明の皮膚洗浄剤は、通常の方法により、配合成分を混合することにより製造される。得られる皮膚洗浄剤は液状の水性製剤であり、その粘度は使用する容器によって異なるが、配合成分を適宜選択することにより調整することができる。例えば、フォーマー容器に充填して用いる場合、5℃においてB型粘度計(東京計器社製)で測定したときの粘度が50mPa・s 以下、特に5〜40mPa・s であるのが好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤は、多孔質膜を有するフォーマー容器に充填して用いるのが好ましい。多孔質膜としては、例えばスポンジ、焼結体、ネットなどが挙げられる。これらの多孔質膜のうち、膜に付着残存した洗浄剤が、乾燥固化して目詰まりを起こした場合、次回の吐出時に泡の流れによって、直ちに固化物を溶解して目詰まりを解消できることから、薄肉であるネットが好ましい。ネットとしては、50〜500メッシュのものが好ましく、特に200〜400メッシュのものが、良好な泡を生成するため好ましい。また、このようなメッシュの材質として好ましいものとしては、ナイロン、ポリエステル等が挙げられる。
容器には、このような膜が複数枚あることが好ましく、特に経済性、泡の安定性等の点から2枚であるのが好ましい。また、フォーマー容器としては、一定量の洗浄液を一定量の空気と混合し、泡状態として吐出させるものであればいずれでも良く、例えば、実開昭58−174272号公報、実開昭62−42787号公報、特公昭52−16567号公報等に記載されている軟質容器の胴部を手指で押圧することにより使用するスクイズフォーマー;例えば、実開平3−7963号公報、実開昭62−103458号公報、特開平7−315463号公報等に記載されているポンプ機構を備えたキャップの頭を手指で押圧することにより使用されるポンプフォーマーが挙げられる。
皮膚洗浄剤を、ポンプ等により微細なメッシュ孔を通過させると共に空気と混合することにより、均質でクリーミーな泡を、簡便に形成させることができる。
本発明の皮膚洗浄剤は、例えば、洗顔料、ボディーソープ、ハンドソープ等として好適である。
実施例1〜5、比較例1〜2
表1に示す組成の皮膚洗浄剤を製造し、ポンプフォーマー容器(160mL)〔YF−9413、吉野工業社製;1プッシュで1mL吐出〕に、100gを入れた。1回の吐出液量1gで押し出し、泡のすべり性及び洗い流すときのすすぎやすさを評価した。結果を表1に併せて示す。
(製造方法)
精製水を75℃に加熱し、成分(a3)水酸化カリウムを加えて溶解する。この後、成分(a1)、(a2)を加え混合する。次いで、成分(B)及びその他の成分を加え、溶解後、室温まで冷却して、皮膚洗浄剤を得た。
(評価方法)
(1)泡のすべり性:
専門評価者10名に各皮膚洗浄剤を実際に使用してもらい、手と皮膚がこすれない感じを泡のすべりとし、以下の5段階評価基準で官能評価させ、評点の平均値を持って、泡のすべり性を判定した。
(5段階評定基準)
評点4:泡のすべり感がかなり強い。
評点3:泡のすべり感がやや強い。
評点2:泡のすべり感がある。
評点1:泡のすべり感があまりない。
評点0:泡のすべり感がない。
(2)洗い流すときのすすぎやすさ:
専門評価者10名に各皮膚洗浄剤を実際に使用してもらい、洗い流すときのすすぎやすさを以下の5段階評価基準で官能評価させ、評点の平均値を持って、洗い流すときのすすぎやすさを判定した。
(5段階評定基準)
評点4:すすぎ始めからぬるつきを感じられない。
評点3:すすぎ始めにややぬるつきを感じるが、すぐになくなる。
評点2:すすぎ始めにぬるつきを感じるが、すぐになくなる。
評点1:すすぎ始めにぬるつきを感じ、やや持続する。
評点0:すすぎ始めにかなりぬるつきを感じ、しばらく持続する。
Figure 0005465911
実施例6〜12、比較例3〜7
実施例1〜5と同様に、表2に示す組成の皮膚洗浄剤を製造し、ポンプフォーマー容器(160mL)〔YF−9413、吉野工業社製;1プッシュで1mL吐出〕に、100gを入れた。1回の吐出液量1gで押し出し、泡のすべり性及び洗い流すときのすすぎやすさを評価した。また、低温での粘度変化及びメッシュ乾燥後の吐出性についても評価した。結果を表2に併せて示す。
(評価方法)
(1)低温での粘度変化:
各皮膚洗浄剤について、B型(ブルックフィールド)粘度計を用いて、30℃および5℃における粘度を、ローターNo.1、回転数60rpm、測定時間1分の条件で測定し、以下のランクで評価した。
(評価ランク)
○;5℃粘度/30℃粘度の比が2以下。
×;5℃粘度/30℃粘度の比が2以上。
(2)メッシュ乾燥後の吐出性:
各皮膚洗浄剤について、ポンプヘッドの先端メッシュに塗布し、20℃40%環境下で1週間に1回2プッシュし、それを10回繰り返した後の吐出性を、以下の評価ランクで評価を行った。
(評価ランク)
◎;製造直後品と同様に押すことができる。
○;押すときにわずかに抵抗を感じる。
×;押すときに強い抵抗を感じる。もしくは、押せない。
Figure 0005465911

Claims (4)

  1. 次の成分(A)〜(C):
    (A)(a1)ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸、
    (a2)アルギニン、及び
    (a3)アルカリ金属水酸化物
    を含み、(a1)が、(a2)及び(a3)を含む中和剤で中和され、中和度が0.7〜1.0である界面活性剤 0.1〜20質量%、
    (B)(A)を除く界面活性剤 0.05〜10質量%、
    (C)水
    を含有し、
    (a1)を中和するアルギニンイオンとアルカリ金属イオンのモル比が、アルギニンイオン:アルカリ金属イオン=5:95〜85:10であり、
    成分(A)の(a1)と、成分(B)の質量比率が、(a1):(B)=1:5〜10:1である皮膚洗浄剤。
  2. 成分(B)の界面活性剤が、(D)アニオン界面活性剤を含むものである請求項記載の皮膚洗浄剤。
  3. 更に、(G)IOB値が1〜2である多価アルコールを含有する請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤。
  4. フォーマー容器に充填される請求項1〜のいずれか1項記載の皮膚洗浄剤。
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