JP2018203700A - 液体皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさに優れた液体皮膚洗浄剤組成物の提供。
【解決手段】(A)脂肪酸塩と、(B)共重合体と、(C)ラウリルグリコール酢酸塩と、(D)界面活性剤と、(E)糖アルコールと、を含有し、前記(A)〜(E)成分の含有量が、所定の範囲内であり、前記(B)成分の所定の条件での粘度が、1,200mPa・s以上6,000mPa・s以下であり、モル比(B1/B2)が、20/80以上70/30以下であり、質量比(A/B)が、28以上140以下であり、質量比(A/C)が、3以上30以下であり、フォーマー容器に充填される液体皮膚洗浄剤組成物である。
【選択図】なし
【解決手段】(A)脂肪酸塩と、(B)共重合体と、(C)ラウリルグリコール酢酸塩と、(D)界面活性剤と、(E)糖アルコールと、を含有し、前記(A)〜(E)成分の含有量が、所定の範囲内であり、前記(B)成分の所定の条件での粘度が、1,200mPa・s以上6,000mPa・s以下であり、モル比(B1/B2)が、20/80以上70/30以下であり、質量比(A/B)が、28以上140以下であり、質量比(A/C)が、3以上30以下であり、フォーマー容器に充填される液体皮膚洗浄剤組成物である。
【選択図】なし
Description
本発明は、液体皮膚洗浄剤組成物に関する。
従来、手指の洗浄に用いる液体皮膚洗浄剤組成物は、泡の弾力性、泡の持続性、及び泡のクリーミーさなどの泡性能を向上すること、並びに食材によるしつこい脂汚れのべたつきなどに対し、良好な洗浄力を有することが望まれている。
この点について、脂肪酸塩、高分子化合物などを組み合わせることにより、良好な洗浄力、泡性能、及びすすぎ終わりのさっぱり感、タオルドライ後のかさつきのなさなどの洗い上がりの肌感触を向上させることのできる液体皮膚洗浄剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
この点について、脂肪酸塩、高分子化合物などを組み合わせることにより、良好な洗浄力、泡性能、及びすすぎ終わりのさっぱり感、タオルドライ後のかさつきのなさなどの洗い上がりの肌感触を向上させることのできる液体皮膚洗浄剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
しかしながら、前記液体皮膚洗浄剤組成物は、洗浄力は向上するが、すすぎ後のぬるつきが強いという問題がある。また、タオルドライ後のつっぱり感のなさについては、十分検討されていない。
したがって、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさに優れた液体皮膚洗浄剤組成物の提供が望まれている。
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさに優れた液体皮膚洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者が、鋭意検討を重ねた結果、(A)ラウリン酸塩(A1)、及びミリスチン酸塩(A2)を含む脂肪酸塩と、(B)塩化ジメチルジアリルアンモニウム(B1)と、アクリル酸、及びアクリルアミドの少なくともいずれか(B2)との共重合体と、(C)ラウリルグリコール酢酸塩と、(D)アルキルグルコシド、及び両性界面活性剤の少なくともいずれかを含む界面活性剤と、(E)糖アルコールと、を含有し、前記(A)成分の含有量が、3質量%以上8質量%以下であり、前記(B)成分の含有量が、0.04質量%以上0.2質量%以下であり、前記(C)成分の含有量が、0.1質量%以上2質量%以下であり、前記(D)成分の含有量が、0.1質量%以上2質量%以下であり、前記(B)成分の固形分濃度が39質量%以上45質量%以下の溶液の25℃における粘度が、1,200mPa・s以上6,000mPa・s以下であり、前記(B1)成分の含有量(モル%)と、前記(B2)成分の含有量(モル%)と、のモル比(B1/B2)が、20/80以上70/30以下であり、前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(B)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/B)が、28以上140以下であり、前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(C)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/C)が、3以上30以下であり、フォーマー容器に充填されることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物が、各成分の相乗効果によって、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさに優れることを知見した。
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> (A)ラウリン酸塩(A1)、及びミリスチン酸塩(A2)を含む脂肪酸塩と、
(B)塩化ジメチルジアリルアンモニウム(B1)と、アクリル酸、及びアクリルアミドの少なくともいずれか(B2)との共重合体と、
(C)ラウリルグリコール酢酸塩と、
(D)アルキルグルコシド、及び両性界面活性剤の少なくともいずれかを含む界面活性剤と、
(E)糖アルコールと、を含有し、
前記(A)成分の含有量が、3質量%以上8質量%以下であり、
前記(B)成分の含有量が、0.04質量%以上0.2質量%以下であり、
前記(C)成分の含有量が、0.1質量%以上2質量%以下であり、
前記(D)成分の含有量が、0.1質量%以上2質量%以下であり、
前記(B)成分の固形分濃度が39質量%以上45質量%以下の溶液の25℃における粘度が、1,200mPa・s以上6,000mPa・s以下であり、
前記(B1)成分の含有量(モル%)と、前記(B2)成分の含有量(モル%)と、のモル比(B1/B2)が、20/80以上70/30以下であり、
前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(B)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/B)が、28以上140以下であり、
前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(C)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/C)が、3以上30以下であり、
フォーマー容器に充填されることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物である。
<2> 前記(A1)成分の含有量が、3質量%以上6質量%以下であり、
前記(A2)成分の含有量が、0.5質量%以上1.6質量%以下である前記<1>に記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<3> 前記(E)成分が、ソルビットである前記<1>から<2>のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<4> 前記(A1)成分の含有量(質量%)と、前記(A2)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A1/A2)が、3以上8以下である前記<1>から<3>のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<5> 前記(C)成分の含有量(質量%)と、前記(D)成分の含有量(質量%)と、の質量比(C/D)が、0.4以上4以下である前記<1>から<4>のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<1> (A)ラウリン酸塩(A1)、及びミリスチン酸塩(A2)を含む脂肪酸塩と、
(B)塩化ジメチルジアリルアンモニウム(B1)と、アクリル酸、及びアクリルアミドの少なくともいずれか(B2)との共重合体と、
(C)ラウリルグリコール酢酸塩と、
(D)アルキルグルコシド、及び両性界面活性剤の少なくともいずれかを含む界面活性剤と、
(E)糖アルコールと、を含有し、
前記(A)成分の含有量が、3質量%以上8質量%以下であり、
前記(B)成分の含有量が、0.04質量%以上0.2質量%以下であり、
前記(C)成分の含有量が、0.1質量%以上2質量%以下であり、
前記(D)成分の含有量が、0.1質量%以上2質量%以下であり、
前記(B)成分の固形分濃度が39質量%以上45質量%以下の溶液の25℃における粘度が、1,200mPa・s以上6,000mPa・s以下であり、
前記(B1)成分の含有量(モル%)と、前記(B2)成分の含有量(モル%)と、のモル比(B1/B2)が、20/80以上70/30以下であり、
前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(B)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/B)が、28以上140以下であり、
前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(C)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/C)が、3以上30以下であり、
フォーマー容器に充填されることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物である。
<2> 前記(A1)成分の含有量が、3質量%以上6質量%以下であり、
前記(A2)成分の含有量が、0.5質量%以上1.6質量%以下である前記<1>に記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<3> 前記(E)成分が、ソルビットである前記<1>から<2>のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<4> 前記(A1)成分の含有量(質量%)と、前記(A2)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A1/A2)が、3以上8以下である前記<1>から<3>のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<5> 前記(C)成分の含有量(質量%)と、前記(D)成分の含有量(質量%)と、の質量比(C/D)が、0.4以上4以下である前記<1>から<4>のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさに優れた液体皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。
(液体皮膚洗浄剤組成物)
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、(A)脂肪酸塩と、(B)共重合体と、(C)ラウリルグリコール酢酸塩と、(D)界面活性剤と、(E)糖アルコールと、を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有する。
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、(A)脂肪酸塩と、(B)共重合体と、(C)ラウリルグリコール酢酸塩と、(D)界面活性剤と、(E)糖アルコールと、を含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有する。
<(A)脂肪酸塩>
前記(A)成分の脂肪酸塩は、ラウリン酸塩(A1)、及びミリスチン酸塩(A2)を含む脂肪酸塩であり、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ終わりのさっぱり感を向上させるために含有される。
前記(A)成分の脂肪酸塩は、ラウリン酸塩(A1)、及びミリスチン酸塩(A2)を含む脂肪酸塩であり、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ終わりのさっぱり感を向上させるために含有される。
前記(A)成分の脂肪酸塩に含まれる脂肪酸の対イオンとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルカリ金属イオン、アルカノールアミンなどが挙げられる。
前記アルカリ金属イオンとしては、例えば、ナトリウムイオン、カリウムイオンなどが挙げられる。
前記アルカノールアミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、泡の弾力性、泡の持続性、及び泡のクリーミーさの点から、ナトリウムイオン、及びカリウムイオンが好ましく、カリウムイオンがより好ましい。
前記アルカリ金属イオンとしては、例えば、ナトリウムイオン、カリウムイオンなどが挙げられる。
前記アルカノールアミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、泡の弾力性、泡の持続性、及び泡のクリーミーさの点から、ナトリウムイオン、及びカリウムイオンが好ましく、カリウムイオンがより好ましい。
前記(A)成分の脂肪酸塩としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記合成したものとしては、例えば、ミリスチン酸(商品名:NAA−14、日油株式会社製)をトリエタノールアミン(商品名:トリエタノールアミンCare、BASF社製)により中和して得られるミリスチン酸トリエタノールアミンなどが挙げられる。
前記市販品としては、例えば、ラウリン酸カリウム(商品名:ノンサールLK−2、日油株式会社製)、ラウリン酸トリエタノールアミン(商品名:トーホーLT、東邦化学工業株式会社製)、ミリスチン酸カリウム(商品名:ノンサールMK−1、日油株式会社製)、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記市販品としては、例えば、ラウリン酸カリウム(商品名:ノンサールLK−2、日油株式会社製)、ラウリン酸トリエタノールアミン(商品名:トーホーLT、東邦化学工業株式会社製)、ミリスチン酸カリウム(商品名:ノンサールMK−1、日油株式会社製)、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記(A)成分の脂肪酸塩の含有量としては、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさの点から、液体皮膚洗浄剤組成物全量に対して、3質量%以上8質量%以下であり、4質量%以上7質量%以下が好ましい。前記含有量が、3質量%未満であると、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ終わりのさっぱり感が低下する。また、前記含有量が、8質量%を超えると、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさが低下する。
前記(A1)成分のラウリン酸塩の含有量としては、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさの点から、液体皮膚洗浄剤組成物全量に対して、2質量%以上7質量%以下が好ましく、3質量%以上6質量%以下がより好ましい。前記含有量が、2質量%未満であると、泡の弾力性、泡の持続性、及び泡のクリーミーさが低下することがある。また、前記含有量が、7質量%を超えると、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさが低下することがある。
前記(A2)成分のミリスチン酸塩の含有量としては、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさの点から、液体皮膚洗浄剤組成物全量に対して、0.4質量%以上2質量%以下が好ましく、0.5質量%以上1.6質量%以下がより好ましい。前記含有量が、0.4質量%未満であると、泡の弾力性、泡の持続性、及び泡のクリーミーさが低下することがある。また、前記含有量が、2質量%を超えると、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさが低下することがある。
[質量比(A1/A2)]
前記(A1)成分の含有量(質量%)と、前記(A2)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A1/A2)としては、1.5以上10以下が好ましく、3以上8以下がより好ましい。前記質量比(A1/A2)が、1.5未満であると、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさが低下することがある。前記質量比(A1/A2)が、10を超えると、泡の弾力性、及び泡の持続性が低下することがある。
前記(A1)成分の含有量(質量%)と、前記(A2)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A1/A2)としては、1.5以上10以下が好ましく、3以上8以下がより好ましい。前記質量比(A1/A2)が、1.5未満であると、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさが低下することがある。前記質量比(A1/A2)が、10を超えると、泡の弾力性、及び泡の持続性が低下することがある。
<(B)共重合体>
前記(B)成分の共重合体は、塩化ジメチルジアリルアンモニウム(B1)、並びに、アクリル酸、及びアクリルアミドの少なくともいずれか(B2)の共重合体であり、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさを向上させるために含有される。
前記(B)成分の共重合体は、塩化ジメチルジアリルアンモニウム(B1)、並びに、アクリル酸、及びアクリルアミドの少なくともいずれか(B2)の共重合体であり、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさを向上させるために含有される。
前記(B)成分の共重合体は、下記一般式(1)で表される。
(ただし、前記一般式(1)中、n、m、及びzは、各構造単位のモル比を表し、前記nは0以上40以下、前記mは20以上70以下、及び前記zは0以上80以下の整数であり、前記n、及び前記zの少なくともいずれかを含み、n+m+z=100である。)
前記zは、0以上76以下が好ましい。
前記zは、0以上76以下が好ましい。
前記(B)成分の共重合体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、塩化ジメチルジアリルアンモニウム65モル%−アクリル酸35モル%共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム24モル%−アクリルアミド76モル%共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム25モル%−アクリルアミド75モル%共重合体、塩化ジメチルジアリルアンモニウム29モル%−アクリル酸31モル%−アクリルアミド40モル%共重合体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記(B)成分の共重合体としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、塩化ジメチルジアリルアンモニウム65モル%−アクリル酸35モル%共重合体(商品名:マーコート280、ルーブリゾール社製、固形分濃度:39質量%以上43質量%以下、粘度:3,000mPa・s以上6,000mPa・s以下、重量平均分子量:4.5×105)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム65モル%−アクリル酸35モル%共重合体(商品名:マーコート280SD、ルーブリゾール社製、固形分濃度:94質量%以上、重量平均分子量:4.5×105)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム24モル%−アクリルアミド76モル%共重合体(商品名:マーコート740、ルーブリゾール社製、固形分濃度:41質量%以上45質量%以下、粘度:1,200mPa・s以上4,500mPa・s以下、重量平均分子量:1.2×105)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム25モル%−アクリルアミド75モル%共重合体(商品名:Salcare Super 7 AT1、BASF社製、固形分濃度:39質量%以上41質量%以下、粘度:3,500mPa・s以上6,000mPa・s以下、重量平均分子量:1.5×105)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム25モル%−アクリルアミド75モル%共重合体(商品名:Salcare Super 7 AT1、BASF社製、固形分濃度:39質量%以上41質量%以下、粘度:3,500mPa・s以上6,000mPa・s以下、重量平均分子量:1.5×105)、塩化ジメチルジアリルアンモニウム29モル%−アクリル酸31モル%−アクリルアミド40モル%共重合体(商品名:マーコート3940、ルーブリゾール社製、固形分濃度:41質量%以上45質量%以下、粘度:1,500mPa・s以上4,500mPa・s以下、重量平均分子量:1.5×105)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
[モル比(B1/B2)]
前記(B)成分の共重合体において、前記(B1)成分である塩化ジメチルジアリルアンモニウムの含有量(モル%)と、前記(B2)成分であるアクリル酸、及びアクリルアミドの少なくともいずれかの含有量(モル%)と、のモル比(B1/B2)は、泡の弾力性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ後のぬるつきのなさの点から、20/80以上70/30以下であり、24/76以上29/71以下が好ましい。前記モル比(B1/B2)が、20/80未満であると、すすぎ後のぬるつきのなさが低下する。また、前記モル比(B1/B2)が、70/30を超えると、泡の弾力性、及び泡のクリーミーさが低下する。
前記(B)成分の共重合体において、前記(B1)成分である塩化ジメチルジアリルアンモニウムの含有量(モル%)と、前記(B2)成分であるアクリル酸、及びアクリルアミドの少なくともいずれかの含有量(モル%)と、のモル比(B1/B2)は、泡の弾力性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ後のぬるつきのなさの点から、20/80以上70/30以下であり、24/76以上29/71以下が好ましい。前記モル比(B1/B2)が、20/80未満であると、すすぎ後のぬるつきのなさが低下する。また、前記モル比(B1/B2)が、70/30を超えると、泡の弾力性、及び泡のクリーミーさが低下する。
前記(B)成分の共重合体における前記(B1)成分の含有量(モル%)と、前記(B2)成分の含有量(モル%)と、のモル比(B1/B2)は、例えば、測定溶媒をD2OとするNMR(装置名:JNM−LA300 300MHz、日本電子株式会社製)などを用いて測定することができる。
前記(B)成分の共重合体の重量平均分子量としては、泡の弾力性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ後のぬるつきのなさの点から、1.0×105以上1.0×106以下が好ましく、1.2×105以上4.5×105以下がより好ましい。前記重量平均分子量が、1.0×105未満であると、すすぎ後のぬるつきのなさが低下することがある。また、前記重量平均分子量が、1.0×106を超えると、泡の弾力性、及び泡のクリーミーさが低下することがある。
前記(B)成分の共重合体の重量平均分子量としては、例えば、カラム(商品名:TSKgel α−M、東ソー株式会社製、長さ:30cm)に、溶媒として硝酸ナトリウム0.3M水溶液を用いたSEC−MALLS−RIシステムなどを用いて測定することができる。
前記(B)成分の固形分濃度が39質量%以上45質量%以下の溶液の25℃における粘度としては、泡の弾力性、及び泡のクリーミーさの点から、1,200mPa・s以上6,000mPa・s以下であり、1,200mPa・s以上4,500mPa・s以下が好ましい。前記39質量%以上45質量%以下の溶液の25℃における粘度が、1,200mPa・s未満のものは、入手困難である。また、前記39質量%以上45質量%以下の溶液の25℃における粘度が、6,000mPa・sを超えると、泡の弾力性、及び泡のクリーミーさが低下することがある。
また、前記(B)成分の固形分濃度が39質量%以上43質量%以下の溶液の25℃における粘度としては、3,000mPa・s以上6,000mPa・s以下が好ましい。
さらに、前記(B)成分の固形分濃度が41質量%以上45質量%以下の溶液の25℃における粘度としては、1,200mPa・s以上4,500mPa・s以下が好ましい。
また、前記(B)成分の固形分濃度が39質量%以上43質量%以下の溶液の25℃における粘度としては、3,000mPa・s以上6,000mPa・s以下が好ましい。
さらに、前記(B)成分の固形分濃度が41質量%以上45質量%以下の溶液の25℃における粘度としては、1,200mPa・s以上4,500mPa・s以下が好ましい。
前記(B)成分の共重合体の粘度としては、例えば、粘度計(装置名:ブルックフィールド粘度計RVF、ブルックフィールド社製、スピンドルNo.4、60回転/分間、25℃)、粘度計(装置名:ブルックフィールド粘度計LVF、ブルックフィールド社製、スピンドルNo.4、60回転/分間、25℃)、粘度計(装置名:ブルックフィールド粘度計RVF、ブルックフィールド社製、スピンドルNo.3、10回転/分間、25℃)などを用いて測定することができる。
前記(B)成分の共重合体の含有量としては、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさの点から、液体皮膚洗浄剤組成物全量に対して、0.04質量%以上0.2質量%以下であり、0.05質量%以上0.15質量%以下が好ましい。前記含有量が、0.04質量%未満であると、すすぎ終わりのぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさが低下する。また、前記含有量が、0.2質量%を超えると、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後のぬるつきのなさが低下する。
[質量比(A/B)]
前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(B)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/B)としては、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後のぬるつきのなさの点から、28以上140以下であり、35以上120以下が好ましい。前記質量比(A/B)が、28未満であると、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後のぬるつきのなさが低下する。また、前記質量比(A/B)が、140を超えると、すすぎ後のぬるつきのなさが低下する。
前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(B)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/B)としては、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後のぬるつきのなさの点から、28以上140以下であり、35以上120以下が好ましい。前記質量比(A/B)が、28未満であると、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後のぬるつきのなさが低下する。また、前記質量比(A/B)が、140を超えると、すすぎ後のぬるつきのなさが低下する。
<(C)ラウリルグリコール酢酸塩>
前記(C)成分のラウリルグリコール酢酸塩は、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後の脂の汚れのなさを向上させるために含有される。
前記(C)成分のラウリルグリコール酢酸塩は、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後の脂の汚れのなさを向上させるために含有される。
前記(C)成分のラウリルグリコール酢酸塩は、下記一般式(2)で表される。
(ただし、前記一般式(2)中、Mは、対イオンを表す。)
前記Mの対イオンとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルカリ金属イオン、アルカノールアンモニウムイオン、塩基性アミノ酸、アンモニウムイオンなどが挙げられる。
前記アルカリ金属イオンとしては、例えば、ナトリウムイオン、カリウムイオンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後の脂の汚れのなさの点から、ナトリウムイオン、カリウムイオンが好ましく、ナトリウムイオンがより好ましい。
前記Mの対イオンとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルカリ金属イオン、アルカノールアンモニウムイオン、塩基性アミノ酸、アンモニウムイオンなどが挙げられる。
前記アルカリ金属イオンとしては、例えば、ナトリウムイオン、カリウムイオンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後の脂の汚れのなさの点から、ナトリウムイオン、カリウムイオンが好ましく、ナトリウムイオンがより好ましい。
前記(C)成分のラウリルグリコール酢酸塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラウリルグリコール酢酸ナトリウムなどが挙げられる。
前記(C)成分のラウリルグリコール酢酸塩としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、ラウリルグリコール酢酸ナトリウム(商品名:ビューライトSHAA、三洋化成工業株式会社製)などが挙げられる。
前記(C)成分のラウリルグリコール酢酸塩の含有量としては、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさの点から、液体皮膚洗浄剤組成物全量に対して、0.1質量%以上2質量%以下であり、0.2質量%以上1質量%以下が好ましい。前記含有量が、0.1質量%未満であると、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後の脂の汚れのなさが低下する。また、前記含有量が、2質量%を超えると、すすぎ後のぬるつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさが低下する。
[質量比(A/C)]
前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(C)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/C)としては、泡の弾力性、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後の脂の汚れのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさの点から、3以上30以下であり、4以上20以下が好ましい。前記質量比(A/C)が、3未満であると、泡の弾力性、及びすすぎ終わりのさっぱり感が低下する。また、前記質量比(A/C)が、30を超えると、すすぎ後の脂の汚れのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさが低下する。
前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(C)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/C)としては、泡の弾力性、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後の脂の汚れのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさの点から、3以上30以下であり、4以上20以下が好ましい。前記質量比(A/C)が、3未満であると、泡の弾力性、及びすすぎ終わりのさっぱり感が低下する。また、前記質量比(A/C)が、30を超えると、すすぎ後の脂の汚れのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさが低下する。
<(D)界面活性剤>
前記(D)成分の界面活性剤は、アルキルグルコシド、及び両性界面活性剤の少なくともいずれかを含み、泡の弾力性、泡のクリーミーさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、及びタオルドライ後のかさつきのなさを向上させるために含有される。
前記(D)成分の界面活性剤は、アルキルグルコシド、及び両性界面活性剤の少なくともいずれかを含み、泡の弾力性、泡のクリーミーさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、及びタオルドライ後のかさつきのなさを向上させるために含有される。
前記(D)成分のアルキルグルコシドとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ヘキシルグルコシド、カプリルグルコシド、ノニルグルコシド、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、ミリスチルグルコシド、ヘキサデシルグルコシド、オクタデシルグルコシド、ヤシ油アルキルグルコシド等、また、これらの混合物であるアルキルグルコシド(炭素数:8〜16)、アルキルグルコシド(炭素数:12〜20)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記(D)成分の両性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ベタイン型両性界面活性剤、アミノプロピオン酸型両性界面活性剤、アルキルアミドアミノ酸塩型両性界面活性剤などが挙げられる。
前記ベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、カルボベタイン型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリンベタイン型両性界面活性剤などが挙げられる。
前記カルボベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、アルキルベタイン型両性界面活性剤、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤などが挙げられる。
前記アルキルベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタインなどが挙げられる。
前記アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなどが挙げられる。
前記スルホベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、アルキルスルホベタイン型両性界面活性剤、アルキルヒドロキシスルホベタイン型両性界面活性剤などが挙げられる。
前記アルキルスルホベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタインなどが挙げられる。
前記アルキルヒドロキシスルホベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルヒドロキシスルホベタインなどが挙げられる。
前記ホスホベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルヒドロキシホスホベタインなどが挙げられる。
前記イミダゾリンベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ヤシ油アルキル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどが挙げられる。
前記アミノプロピオン酸型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン、ラウリルアミノジプロピオン酸トリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムなどが挙げられる。
前記アルキルアミドアミノ酸塩型両性界面活性剤としては、例えば、カプリル酸ジメチルアミノプロピルアミド、カプリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ラウリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、オレイン酸ジメチルアミノプロピルアミド等の長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンの塩;パルミチン酸ジエタノールアミノプロピルアミド塩、ステアリン酸ジエタノールアミノプロピルアミド塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、カルボベタイン型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリンベタイン型両性界面活性剤などが挙げられる。
前記カルボベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、アルキルベタイン型両性界面活性剤、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤などが挙げられる。
前記アルキルベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタインなどが挙げられる。
前記アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなどが挙げられる。
前記スルホベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、アルキルスルホベタイン型両性界面活性剤、アルキルヒドロキシスルホベタイン型両性界面活性剤などが挙げられる。
前記アルキルスルホベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタインなどが挙げられる。
前記アルキルヒドロキシスルホベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルヒドロキシスルホベタインなどが挙げられる。
前記ホスホベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルヒドロキシホスホベタインなどが挙げられる。
前記イミダゾリンベタイン型両性界面活性剤としては、例えば、ヤシ油アルキル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどが挙げられる。
前記アミノプロピオン酸型両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン、ラウリルアミノジプロピオン酸トリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムなどが挙げられる。
前記アルキルアミドアミノ酸塩型両性界面活性剤としては、例えば、カプリル酸ジメチルアミノプロピルアミド、カプリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ラウリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、オレイン酸ジメチルアミノプロピルアミド等の長鎖脂肪族アミドアルキル3級アミンの塩;パルミチン酸ジエタノールアミノプロピルアミド塩、ステアリン酸ジエタノールアミノプロピルアミド塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、泡のクリーミーさ、泡の弾力性、すすぎ後の脂の汚れのなさ、タオルドライ後のかさつきのなさの点から、ラウリルグルコシド、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウムが好ましい。
前記(D)成分の界面活性剤としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、カプリルグルコシド(商品名:Plantacare810UP、BASF社製)、デシルグルコシド(商品名:Plantacare2000UP、BASF社製)、ラウリルグルコシド(商品名:Plantacare1200UP、BASF社製)、ヤシ油アルキルグルコシド(製品名:Plantacare818UP、BASF社製)、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(商品名:RDZ−33 アモーゲンS−H、第一工業製薬株式会社製)、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(商品名:アンヒトール86B、花王株式会社製)、ヤシ油アルキルベタイン(商品名:ニッサンアノンBF、日油株式会社製)、ラウリルヒドロキシスルホベタイン(商品名:アンヒトール20HD、花王株式会社製)、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム(商品名:レボンAPL、三洋化成工業株式会社製)、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム(商品名:エナジコールDP−30、ライオン株式会社製)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記(D)成分の界面活性剤の含有量としては、泡の弾力性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、及びタオルドライ後のかさつきのなさの点から、液体皮膚洗浄剤組成物全量に対して、0.1質量%以上2質量%以下であり、0.2質量%以上1質量%以下が好ましい。前記含有量が、0.1質量%未満であると、泡の弾力性、泡のクリーミーさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、及びタオルドライ後のかさつきのなさが低下する。また、前記含有量が、2質量%を超えると、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後のぬるつきのなさが低下する。
[質量比(C/D)]
前記(C)成分の含有量(質量%)と、前記(D)成分の含有量(質量%)と、の質量比(C/D)としては、すすぎ終わりのさっぱり感、及びタオルドライ後のかさつきのなさの点から、0.1以上10以下が好ましく、0.4以上4以下がより好ましい。前記質量比(C/D)が、0.1未満であると、すすぎ終わりのさっぱり感が低下することがある。また、前記質量比(C/D)が、10を超えると、タオルドライ後のかさつきのなさが低下することがある。
前記(C)成分の含有量(質量%)と、前記(D)成分の含有量(質量%)と、の質量比(C/D)としては、すすぎ終わりのさっぱり感、及びタオルドライ後のかさつきのなさの点から、0.1以上10以下が好ましく、0.4以上4以下がより好ましい。前記質量比(C/D)が、0.1未満であると、すすぎ終わりのさっぱり感が低下することがある。また、前記質量比(C/D)が、10を超えると、タオルドライ後のかさつきのなさが低下することがある。
<(E)糖アルコール>
前記(E)成分の糖アルコールは、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ終わりのさっぱり感を向上させるために含有される。
前記(E)成分の糖アルコールは、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ終わりのさっぱり感を向上させるために含有される。
前記(E)成分の糖アルコールとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、キシリトール、ソルビット、マンニトール、マルチトール、ラクチトール、オリゴ糖アルコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、泡の弾力性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ終わりのさっぱり感の点から、キシリトール、ソルビットが好ましく、ソルビットがより好ましい。
これらの中でも、泡の弾力性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ終わりのさっぱり感の点から、キシリトール、ソルビットが好ましく、ソルビットがより好ましい。
前記(E)成分の糖アルコールの含有量としては、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、及びすすぎ終わりのさっぱり感の点から、液体皮膚洗浄剤組成物全量に対して、0.5質量%以上25質量%以下が好ましく、3.5質量%以上20質量%以下がより好ましい。前記含有量が、0.5質量%未満であると、泡の弾力性、泡の持続性、及びすすぎ終わりのさっぱり感が低下することがある。また、前記含有量が、25質量%を超えると、泡の持続性、及び泡のクリーミーさが低下することがある。
<その他の成分>
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物には、前記(A)〜(E)の各成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、液体皮膚洗浄剤組成物などに通常用いられる成分をその他の成分として配合することができる。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、油分、シリコーン類、低級又は高級アルコール等のアルコール類、前記(E)成分以外の多価アルコール類、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、アクリル樹脂分散液、ビタミン等の薬剤、殺菌剤、防腐剤、水酸化カリウム、クエン酸、塩酸等のpH調整剤、酸化防止剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、エデト酸等のキレート剤、色素、香料、顔料、無機粉体、粘土鉱物、ナイロン、ポリエチレン等の水不溶性高分子化合物粉体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物には、前記(A)〜(E)の各成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、液体皮膚洗浄剤組成物などに通常用いられる成分をその他の成分として配合することができる。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、油分、シリコーン類、低級又は高級アルコール等のアルコール類、前記(E)成分以外の多価アルコール類、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、アクリル樹脂分散液、ビタミン等の薬剤、殺菌剤、防腐剤、水酸化カリウム、クエン酸、塩酸等のpH調整剤、酸化防止剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、エデト酸等のキレート剤、色素、香料、顔料、無機粉体、粘土鉱物、ナイロン、ポリエチレン等の水不溶性高分子化合物粉体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
−製造方法−
前記液体皮膚洗浄剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分、前記(D)成分、前記(E)成分、及び必要に応じて前記その他の成分を混合する方法などが挙げられる。前記その他の成分において水を加える場合は、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全体が100質量%となるように前記水を混合することが好ましい。
前記液体皮膚洗浄剤組成物は、装置を用いて調製してもよい。前記装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、剪断力があり、全体を混合することができる攪拌羽根を備えた攪拌装置などが挙げられる。
前記攪拌羽根としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、プロペラ、タービン、ディスパーなどが挙げられる。
前記液体皮膚洗浄剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分、前記(D)成分、前記(E)成分、及び必要に応じて前記その他の成分を混合する方法などが挙げられる。前記その他の成分において水を加える場合は、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全体が100質量%となるように前記水を混合することが好ましい。
前記液体皮膚洗浄剤組成物は、装置を用いて調製してもよい。前記装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、剪断力があり、全体を混合することができる攪拌羽根を備えた攪拌装置などが挙げられる。
前記攪拌羽根としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、プロペラ、タービン、ディスパーなどが挙げられる。
−フォーマー容器−
前記液体皮膚洗浄剤組成物は、泡の弾力性、泡の持続性、及び泡のクリーミーさを向上させるため、フォーマー容器に充填されてなり、泡状に吐出される。泡状であることから、ゲル状やスプレー状のものよりも使いやすく、水のないところで簡単に殺菌及び洗浄を行うことができる。また、洗い流さないタイプの液体皮膚洗浄剤組成物と、前記液体皮膚洗浄剤組成物を収容し泡状に吐出させるフォーマー容器とを備える殺菌清浄剤製品とすることもできる。
前記液体皮膚洗浄剤組成物は、泡の弾力性、泡の持続性、及び泡のクリーミーさを向上させるため、フォーマー容器に充填されてなり、泡状に吐出される。泡状であることから、ゲル状やスプレー状のものよりも使いやすく、水のないところで簡単に殺菌及び洗浄を行うことができる。また、洗い流さないタイプの液体皮膚洗浄剤組成物と、前記液体皮膚洗浄剤組成物を収容し泡状に吐出させるフォーマー容器とを備える殺菌清浄剤製品とすることもできる。
前記フォーマー容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ノンガス型の泡吐出容器、噴射剤及び耐圧容器を使用したエアゾール容器などが挙げられる。これらの中でも、ノンガス型の泡吐出容器が好ましい。
前記ノンガス型の泡吐出容器としては、前記液体皮膚洗浄剤組成物を空気と混合して発泡状態で吐出できるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ボトル胴部を手で圧搾することによって泡を吐出できるスクイズフォーマー容器、ノズル部を押し下げることによって泡を吐出できるポンプフォーマー容器などが挙げられる。このようなフォーマー容器としては、大和製罐株式会社製、株式会社吉野工業所製のフォーマー容器などを使用することができる。
前記ノンガス型の泡吐出容器は、通常、泡を形成するための多孔質膜体を有し、前記液体皮膚洗浄剤組成物が、前記多孔質膜体を通過することにより泡が形成されるものである。前記多孔質膜体の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン等のプラスチック材料などが挙げられる。前記多孔質膜体のメッシュとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、100メッシュ以上が好ましく、100メッシュ以上400メッシュ以下がより好ましく、200メッシュ以上350メッシュ以下が特に好ましい。
前記多孔質膜体の枚数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、泡性能を向上させる観点から2枚以上4枚以下が好ましい。前記フォーマー容器としては、より具体的には、特開平7−315463号公報、特開平8−230961号公報、及び特開2005−193972号公報などに記載されたフォーマー容器を好適に使用することができる。
前記ノンガス型の泡吐出容器としては、前記液体皮膚洗浄剤組成物を空気と混合して発泡状態で吐出できるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ボトル胴部を手で圧搾することによって泡を吐出できるスクイズフォーマー容器、ノズル部を押し下げることによって泡を吐出できるポンプフォーマー容器などが挙げられる。このようなフォーマー容器としては、大和製罐株式会社製、株式会社吉野工業所製のフォーマー容器などを使用することができる。
前記ノンガス型の泡吐出容器は、通常、泡を形成するための多孔質膜体を有し、前記液体皮膚洗浄剤組成物が、前記多孔質膜体を通過することにより泡が形成されるものである。前記多孔質膜体の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン等のプラスチック材料などが挙げられる。前記多孔質膜体のメッシュとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、100メッシュ以上が好ましく、100メッシュ以上400メッシュ以下がより好ましく、200メッシュ以上350メッシュ以下が特に好ましい。
前記多孔質膜体の枚数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、泡性能を向上させる観点から2枚以上4枚以下が好ましい。前記フォーマー容器としては、より具体的には、特開平7−315463号公報、特開平8−230961号公報、及び特開2005−193972号公報などに記載されたフォーマー容器を好適に使用することができる。
−粘度−
前記液体皮膚洗浄剤組成物は、ポンプを押し下げることによって泡を吐出できるポンプフォーマー容器と200メッシュ2枚とを使用する際において、使用する温度条件下での前記液体皮膚洗浄剤組成物の粘度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、泡形成性の点から、25℃環境下において1mPa・s以上20mPa・s以下が好ましく、1mPa・s以上10mPa・s以下がより好ましい。
前記液体皮膚洗浄剤組成物は、ポンプを押し下げることによって泡を吐出できるポンプフォーマー容器と200メッシュ2枚とを使用する際において、使用する温度条件下での前記液体皮膚洗浄剤組成物の粘度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、泡形成性の点から、25℃環境下において1mPa・s以上20mPa・s以下が好ましく、1mPa・s以上10mPa・s以下がより好ましい。
前記粘度は、例えば、粘度計(装置名:BL型粘度計、東京計器株式会社製)を用いて測定することができ、試料温度25℃の環境下において、10mPa・s未満の場合には、BLアダプタを用いて、回転数:60rpmで測定することができる。また、10mPa・s以上20mPa・s以下の場合には、ローターNo.1を用いて、回転数:60rpmで、1分間後の粘度を測定することができる。
−pH−
前記液体皮膚洗浄剤組成物のpHとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、泡の量、泡の持続性、及び洗浄力の点から、25℃環境下において9.5以上11.0以下が好ましく、低温保存安定性の点から、9.8以上10.6以下がより好ましい。
前記液体皮膚洗浄剤組成物のpHとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、泡の量、泡の持続性、及び洗浄力の点から、25℃環境下において9.5以上11.0以下が好ましく、低温保存安定性の点から、9.8以上10.6以下がより好ましい。
前記pHは、例えば、pHメーター(装置名:HM−30R、東亜ディーケーケー株式会社製)により、25℃環境下において測定できる。
−用途−
前記液体皮膚洗浄剤組成物としては、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさに優れるため、例えば、ボディソープ、ハンドソープ、泡ハンドソープ、液体ハンドソープ、洗顔料、キッチン用ハンドソープなどに好適に用いることができる。
前記液体皮膚洗浄剤組成物としては、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさに優れるため、例えば、ボディソープ、ハンドソープ、泡ハンドソープ、液体ハンドソープ、洗顔料、キッチン用ハンドソープなどに好適に用いることができる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら制限されるものではない。なお、実施例、及び比較例の記載の各成分の含有量は、すべて純分換算した値である。
(実施例1〜53、及び比較例1〜27)
下記表1〜表11に示す組成及び含有量(質量%)の通り、実施例1〜53、及び比較例1〜27の液体皮膚洗浄剤組成物を、以下の製造方法に基づいて調製した。
下記表1〜表11に示す組成及び含有量(質量%)の通り、実施例1〜53、及び比較例1〜27の液体皮膚洗浄剤組成物を、以下の製造方法に基づいて調製した。
―液体皮膚洗浄剤組成物の調製―
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、及びその他の成分を混合した。次に、クエン酸、又は水酸化カリウムにより各液体皮膚洗浄剤組成物のpH(25℃)を調整し、各液体皮膚洗浄剤組成物の全体が100質量%となるようにその他の成分における水を加えた。なお、前記pHは、pHメーター(装置名:HM−30R、東亜ディーケーケー株式会社製)を用いて、25℃で測定した。
また、前記(B)成分の共重合体の粘度について、塩化ジメチルジアリルアンモニウム65モル%−アクリル酸35モル%共重合体は、粘度計(装置名:ブルックフィールド粘度計RVF、ブルックフィールド社製、スピンドルNo.4、60回転/分間)を用いて、塩化ジメチルジアリルアンモニウム24モル%−アクリルアミド76モル%共重合体、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム29モル%−アクリル酸31モル%−アクリルアミド40モル%共重合体は、粘度計(装置名:ブルックフィールド粘度計RVF、ブルックフィールド社製、スピンドルNo.3、10回転/分間)を用いて、並びに塩化ジメチルジアリルアンモニウム30モル%−アクリルアミド70モル%共重合体は、粘度計(装置名:ブルックフィールド粘度計RVF、ブルックフィールド社製、スピンドルNo.4、10回転/分間)を用いて、それぞれ25℃で測定した。
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、及びその他の成分を混合した。次に、クエン酸、又は水酸化カリウムにより各液体皮膚洗浄剤組成物のpH(25℃)を調整し、各液体皮膚洗浄剤組成物の全体が100質量%となるようにその他の成分における水を加えた。なお、前記pHは、pHメーター(装置名:HM−30R、東亜ディーケーケー株式会社製)を用いて、25℃で測定した。
また、前記(B)成分の共重合体の粘度について、塩化ジメチルジアリルアンモニウム65モル%−アクリル酸35モル%共重合体は、粘度計(装置名:ブルックフィールド粘度計RVF、ブルックフィールド社製、スピンドルNo.4、60回転/分間)を用いて、塩化ジメチルジアリルアンモニウム24モル%−アクリルアミド76モル%共重合体、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム29モル%−アクリル酸31モル%−アクリルアミド40モル%共重合体は、粘度計(装置名:ブルックフィールド粘度計RVF、ブルックフィールド社製、スピンドルNo.3、10回転/分間)を用いて、並びに塩化ジメチルジアリルアンモニウム30モル%−アクリルアミド70モル%共重合体は、粘度計(装置名:ブルックフィールド粘度計RVF、ブルックフィールド社製、スピンドルNo.4、10回転/分間)を用いて、それぞれ25℃で測定した。
−容器入り液体皮膚洗浄剤組成物の作製−
得られた各液体皮膚洗浄剤組成物を、ポンプフォーマー容器(株式会社吉野工業所製、ネット:200メッシュ 2枚、特開2005−193972号公報の実施例2で使用したポンプと同一)に充填し、ポンプフォーマー容器入り液体皮膚洗浄剤組成物とした。
また、比較例27の液体皮膚洗浄剤組成物を、ディスペンサー付き容器(キャニオン株式会社製、吐出量:1mL、ノズル内径:3.5mm)に充填し、ディスペンサー付き容器入り液体皮膚洗浄剤組成物とした。
得られた各液体皮膚洗浄剤組成物を、ポンプフォーマー容器(株式会社吉野工業所製、ネット:200メッシュ 2枚、特開2005−193972号公報の実施例2で使用したポンプと同一)に充填し、ポンプフォーマー容器入り液体皮膚洗浄剤組成物とした。
また、比較例27の液体皮膚洗浄剤組成物を、ディスペンサー付き容器(キャニオン株式会社製、吐出量:1mL、ノズル内径:3.5mm)に充填し、ディスペンサー付き容器入り液体皮膚洗浄剤組成物とした。
得られた実施例1〜53、及び比較例1〜27の液体皮膚洗浄剤組成物について、「泡の弾力性」、「泡の持続性」、「泡のクリーミーさ」、「すすぎ終わりのさっぱり感」、「すすぎ後のぬるつきのなさ」、「すすぎ後の脂の汚れのなさ」、「タオルドライ後のかさつきのなさ」、及び「タオルドライ後のつっぱり感のなさ」を下記方法により評価した。結果を下記表1〜表11に示す。
<泡の弾力性>
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手の手の平を合わせて往復させるように手の平を擦り、両手を10往復させた後に、右手に集めた泡に左手を押し付け、下記判断基準に基づいて、泡の弾力性を点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「泡の弾力性」を評価した。
−判断基準−
5点:泡の弾力性が非常にある
4点:泡の弾力性がある
3点:泡の弾力性がややある
2点:泡の弾力性があまりない
1点:泡の弾力性がほとんどない
−評価基準−
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手の手の平を合わせて往復させるように手の平を擦り、両手を10往復させた後に、右手に集めた泡に左手を押し付け、下記判断基準に基づいて、泡の弾力性を点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「泡の弾力性」を評価した。
−判断基準−
5点:泡の弾力性が非常にある
4点:泡の弾力性がある
3点:泡の弾力性がややある
2点:泡の弾力性があまりない
1点:泡の弾力性がほとんどない
−評価基準−
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
<泡の持続性>
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手を10回擦り合わせ、その後10秒間静置した。擦り合わせた直後、及び擦り合わせてから10秒間静置した後の泡の量を目視で観察し、下記判断基準に基づいて、泡の持続性を点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「泡の持続性」を評価した。
−判断基準−
5点:擦り合わせ直後と10秒間後とで、泡量に変化が全くない
4点:擦り合わせ直後と10秒間後とで、泡量に変化がほとんどない
3点:擦り合わせ10秒間後に、泡量が減少している
2点:擦り合わせ10秒間後に、泡量がかなり減少している
1点:擦り合わせ10秒間後に、泡が手に残らない
−評価基準−
◎:前記点数の平均値が、4.5点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、4.0点以上4.5点未満である
△:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
×:前記点数の平均値が、3.0点未満である
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手を10回擦り合わせ、その後10秒間静置した。擦り合わせた直後、及び擦り合わせてから10秒間静置した後の泡の量を目視で観察し、下記判断基準に基づいて、泡の持続性を点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「泡の持続性」を評価した。
−判断基準−
5点:擦り合わせ直後と10秒間後とで、泡量に変化が全くない
4点:擦り合わせ直後と10秒間後とで、泡量に変化がほとんどない
3点:擦り合わせ10秒間後に、泡量が減少している
2点:擦り合わせ10秒間後に、泡量がかなり減少している
1点:擦り合わせ10秒間後に、泡が手に残らない
−評価基準−
◎:前記点数の平均値が、4.5点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、4.0点以上4.5点未満である
△:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
×:前記点数の平均値が、3.0点未満である
<泡のクリーミーさ>
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手の手の平を合わせて往復させるように手の平を擦り、両手を10往復させたときの泡の外観を目視にて観察し、下記判断基準に基づいて、泡のクリーミーさを点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「泡のクリーミーさ」を評価した。
−判断基準−
5点:ほとんどの泡が細かく、非常にクリーミーである
4点:細かい泡の中の一部に大きな泡が混ざっているが、クリーミーである
3点:細かい泡の中に大きな泡が半分ほど混ざっているが、ややクリーミーである
2点:細かい泡よりも大きく粗い泡の方が多く、クリーミーではない
1点:大きく粗い泡しか立たず、全くクリーミーではない
−評価基準−
◎:前記点数の平均値が、4.5点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、4.0点以上4.5点未満である
△:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
×:前記点数の平均値が、3.0点未満である
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手の手の平を合わせて往復させるように手の平を擦り、両手を10往復させたときの泡の外観を目視にて観察し、下記判断基準に基づいて、泡のクリーミーさを点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「泡のクリーミーさ」を評価した。
−判断基準−
5点:ほとんどの泡が細かく、非常にクリーミーである
4点:細かい泡の中の一部に大きな泡が混ざっているが、クリーミーである
3点:細かい泡の中に大きな泡が半分ほど混ざっているが、ややクリーミーである
2点:細かい泡よりも大きく粗い泡の方が多く、クリーミーではない
1点:大きく粗い泡しか立たず、全くクリーミーではない
−評価基準−
◎:前記点数の平均値が、4.5点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、4.0点以上4.5点未満である
△:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
×:前記点数の平均値が、3.0点未満である
<すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後のぬるつきのなさ>
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手を10秒間擦り合わせた後、水道水(25℃、2L/分間)で両手をすすぎ、各専門パネラーがすすぎ終わったと判断した時点で、下記判断基準に基づいて、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ終わりのぬるつきのなさを点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「すすぎ終わりのさっぱり感」、及び「すすぎ後のぬるつきのなさ」を評価した。
−すすぎ終わりのさっぱり感の判断基準−
5点:すすぎ終わりに、さっぱり感が非常にある
4点:すすぎ終わりに、さっぱり感がある
3点:すすぎ終わりに、さっぱり感がややある
2点:すすぎ終わりに、さっぱり感があまりない
1点:すすぎ終わりに、さっぱり感が全くない
−すすぎ後のぬるつきのなさの判断基準−
5点:すすぎ後に、ぬるつきがほとんどない
4点:すすぎ後に、かなり弱いぬるつきがある
3点:すすぎ後に、弱いぬるつきがある
2点:すすぎ後に、やや強いぬるつきがある
1点:すすぎ後に、強いぬるつきがある
−すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後のぬるつきのなさの評価基準−
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手を10秒間擦り合わせた後、水道水(25℃、2L/分間)で両手をすすぎ、各専門パネラーがすすぎ終わったと判断した時点で、下記判断基準に基づいて、すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ終わりのぬるつきのなさを点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「すすぎ終わりのさっぱり感」、及び「すすぎ後のぬるつきのなさ」を評価した。
−すすぎ終わりのさっぱり感の判断基準−
5点:すすぎ終わりに、さっぱり感が非常にある
4点:すすぎ終わりに、さっぱり感がある
3点:すすぎ終わりに、さっぱり感がややある
2点:すすぎ終わりに、さっぱり感があまりない
1点:すすぎ終わりに、さっぱり感が全くない
−すすぎ後のぬるつきのなさの判断基準−
5点:すすぎ後に、ぬるつきがほとんどない
4点:すすぎ後に、かなり弱いぬるつきがある
3点:すすぎ後に、弱いぬるつきがある
2点:すすぎ後に、やや強いぬるつきがある
1点:すすぎ後に、強いぬるつきがある
−すすぎ終わりのさっぱり感、及びすすぎ後のぬるつきのなさの評価基準−
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
<すすぎ後の脂の汚れのなさ>
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、牛脂1gを両手の指全体に伸ばし、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手を20秒間擦り合わせた後、水道水(25℃、2L/分間)で両手をすすぎ、各専門パネラーがすすぎ終わったと判断した時点で両手をタオルで拭いた。下記判断基準に基づいて、すすぎ後の脂の汚れのなさを点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「すすぎ後の脂の汚れのなさ」を評価した。
−判断基準−
4点:脂の汚れのべたつきを全く感じない
3点:脂の汚れが僅かに付着した感じがするが、許容できるレベルである
2点:脂の汚れのべたつきを僅かに感じる
1点:脂の汚れのべたつきを感じる
−評価基準−
◎:前記点数の平均値が、3.5点以上4.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上3.5点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、牛脂1gを両手の指全体に伸ばし、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手を20秒間擦り合わせた後、水道水(25℃、2L/分間)で両手をすすぎ、各専門パネラーがすすぎ終わったと判断した時点で両手をタオルで拭いた。下記判断基準に基づいて、すすぎ後の脂の汚れのなさを点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「すすぎ後の脂の汚れのなさ」を評価した。
−判断基準−
4点:脂の汚れのべたつきを全く感じない
3点:脂の汚れが僅かに付着した感じがするが、許容できるレベルである
2点:脂の汚れのべたつきを僅かに感じる
1点:脂の汚れのべたつきを感じる
−評価基準−
◎:前記点数の平均値が、3.5点以上4.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上3.5点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
<タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさ>
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手を10秒間擦り合わせた後、水道水(25℃、2L/分間)で両手をすすぎ、各専門パネラーがすすぎ終わったと判断した時点で、両手をタオルで拭いた。下記判断基準に基づいて、タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感を点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「タオルドライ後のかさつきのなさ」、及び「タオルドライ後のつっぱり感のなさ」を評価した。
−タオルドライ後のかさつきのなさの判断基準−
5点:タオルドライ後に、かさつきが全くない
4点:タオルドライ後に、かさつきがほとんどない
3点:タオルドライ後に、かさつきがある
2点:タオルドライ後に、かさつきがかなりある
1点:タオルドライ後に、かさつきが非常にある
−タオルドライ後のつっぱり感のなさの判断基準−
5点:タオルドライ後に、つっぱり感が全くない
4点:タオルドライ後に、つっぱり感がほとんどない
3点:タオルドライ後に、つっぱり感がある
2点:タオルドライ後に、つっぱり感がかなりある
1点:タオルドライ後に、つっぱり感が非常にある
−タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさの評価基準−
◎:前記点数の平均値が、4.5点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、4.0点以上4.5点未満である
△:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
×:前記点数の平均値が、3.0点未満である
専門パネラー10人(男性5人、女性5人)が、両手を水で濡らし、一度両手を振って水気を軽くとった右手の平に、得られた液体皮膚洗浄剤組成物1g(1プッシュ)を25℃の条件において、前記フォーマー容器、又は前記ポンプディスペンサー容器から吐出させた。両手を10秒間擦り合わせた後、水道水(25℃、2L/分間)で両手をすすぎ、各専門パネラーがすすぎ終わったと判断した時点で、両手をタオルで拭いた。下記判断基準に基づいて、タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感を点数化し、前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「タオルドライ後のかさつきのなさ」、及び「タオルドライ後のつっぱり感のなさ」を評価した。
−タオルドライ後のかさつきのなさの判断基準−
5点:タオルドライ後に、かさつきが全くない
4点:タオルドライ後に、かさつきがほとんどない
3点:タオルドライ後に、かさつきがある
2点:タオルドライ後に、かさつきがかなりある
1点:タオルドライ後に、かさつきが非常にある
−タオルドライ後のつっぱり感のなさの判断基準−
5点:タオルドライ後に、つっぱり感が全くない
4点:タオルドライ後に、つっぱり感がほとんどない
3点:タオルドライ後に、つっぱり感がある
2点:タオルドライ後に、つっぱり感がかなりある
1点:タオルドライ後に、つっぱり感が非常にある
−タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさの評価基準−
◎:前記点数の平均値が、4.5点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、4.0点以上4.5点未満である
△:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
×:前記点数の平均値が、3.0点未満である
なお、実施例1〜53、及び比較例1〜27で使用した液体皮膚洗浄剤組成物の原料は、下記表12に示す通りである。
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、泡の弾力性、泡の持続性、泡のクリーミーさ、すすぎ終わりのさっぱり感、すすぎ後のぬるつきのなさ、すすぎ後の脂の汚れのなさ、タオルドライ後のかさつきのなさ、及びタオルドライ後のつっぱり感のなさに優れ、例えば、ボディソープ、ハンドソープ、泡ハンドソープ、液体ハンドソープ、洗顔料、キッチン用ハンドソープなどに好適に用いることができる。
Claims (5)
- (A)ラウリン酸塩(A1)、及びミリスチン酸塩(A2)を含む脂肪酸塩と、
(B)塩化ジメチルジアリルアンモニウム(B1)と、アクリル酸、及びアクリルアミドの少なくともいずれか(B2)との共重合体と、
(C)ラウリルグリコール酢酸塩と、
(D)アルキルグルコシド、及び両性界面活性剤の少なくともいずれかを含む界面活性剤と、
(E)糖アルコールと、を含有し、
前記(A)成分の含有量が、3質量%以上8質量%以下であり、
前記(B)成分の含有量が、0.04質量%以上0.2質量%以下であり、
前記(C)成分の含有量が、0.1質量%以上2質量%以下であり、
前記(D)成分の含有量が、0.1質量%以上2質量%以下であり、
前記(B)成分の固形分濃度が39質量%以上45質量%以下の溶液の25℃における粘度が、1,200mPa・s以上6,000mPa・s以下であり、
前記(B1)成分の含有量(モル%)と、前記(B2)成分の含有量(モル%)と、のモル比(B1/B2)が、20/80以上70/30以下であり、
前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(B)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/B)が、28以上140以下であり、
前記(A)成分の含有量(質量%)と、前記(C)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A/C)が、3以上30以下であり、
フォーマー容器に充填されることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物。 - 前記(A1)成分の含有量が、3質量%以上6質量%以下であり、
前記(A2)成分の含有量が、0.5質量%以上1.6質量%以下である請求項1に記載の液体皮膚洗浄剤組成物。 - 前記(E)成分が、ソルビットである請求項1から2のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物。
- 前記(A1)成分の含有量(質量%)と、前記(A2)成分の含有量(質量%)と、の質量比(A1/A2)が、3以上8以下である請求項1から3のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物。
- 前記(C)成分の含有量(質量%)と、前記(D)成分の含有量(質量%)と、の質量比(C/D)が、0.4以上4以下である請求項1から4のいずれかに記載の液体皮膚洗浄剤組成物。
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WO2024009754A1 (ja) * | 2022-07-08 | 2024-01-11 | 三洋化成工業株式会社 | 界面活性剤組成物及び洗浄剤 |
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