JP6654990B2 - 液体皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

液体皮膚洗浄剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP6654990B2
JP6654990B2 JP2016188239A JP2016188239A JP6654990B2 JP 6654990 B2 JP6654990 B2 JP 6654990B2 JP 2016188239 A JP2016188239 A JP 2016188239A JP 2016188239 A JP2016188239 A JP 2016188239A JP 6654990 B2 JP6654990 B2 JP 6654990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
skin
component
foam
smoothness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016188239A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018052830A (ja
Inventor
彦人 西村
彦人 西村
梨彩子 河崎
梨彩子 河崎
真悠子 石井
真悠子 石井
葉月 筒井
葉月 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP2016188239A priority Critical patent/JP6654990B2/ja
Publication of JP2018052830A publication Critical patent/JP2018052830A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6654990B2 publication Critical patent/JP6654990B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は、液体皮膚洗浄剤組成物に関する。
従来から、ハンドソープ、ボディソープ等の液体皮膚洗浄剤組成物には、泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性などの泡性能が良好であること、すすぎ時の感触、及び洗浄後の肌の状態を良好にすることが望まれている。特に、最近では、洗浄後の肌にしっとり感を付与できるほどの高い保湿性を有する液体皮膚洗浄剤組成物の提供が強く要望されている。
洗浄後の肌の状態を良好にするために、例えば、脂肪酸塩と塩化ジメチルジアリルアンモニウムに由来する構造単位を有するカチオン性ポリマーとを含有する液体皮膚洗浄剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。しかし、前記提案では、タオルドライ後の肌のしっとり感や、すすぎ時の肌のなめらかさの点で不十分である。
そこで、タオルドライ後の肌の状態を向上させるために、脂肪酸塩、カチオン性ポリマー、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、及び皮膚に光沢を付与するための粉末を含有する液体皮膚洗浄剤組成物が提案されている(例えば、特許文献4、5参照)。しかし、これらの提案では、前記粉末を含有し、ポリオキシエチレンアルキルエーテルを多く含有するため、泡の量の多さが不十分であり、また、タオルドライ後の肌のしっとり感の点でも満足できるものではない。
更に、脂肪酸塩、カチオン性ポリマー、及びN−アシルアミノ酸を含有する液体皮膚洗浄剤組成物が提案されている(例えば、特許文献6参照)。しかし、この提案では、前記脂肪酸塩の含有量が少ないため、泡の量の多さ、泡のクリーミー性等の泡性能、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感が不十分であり、また、すすぎ時の肌のなめらかさのなさやタオルドライ後の肌のしっとり感の点でも満足できるものではない。
したがって、泡の量の多さ、泡のクリーミー性、すすぎ時の肌のなめらかさ、タオルドライ後の肌のすべすべ感、及びタオルドライ後の肌のしっとり感の全てを満足することのできる液体皮膚洗浄剤組成物の提供が望まれている。
特開2006−56802号公報 特開2005−272658号公報 特開2015−74621号公報 特表2007−530610号公報 特開2012−111762号公報 特表2008−530152号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性が良好であり、すすぎ時の肌のなめらかさ、タオルドライ後の肌のすべすべ感、及びタオルドライ後の肌のしっとり感に優れる液体皮膚洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者らが、鋭意検討を重ねた結果、(A)高級脂肪酸塩と(B)カチオン性ポリマー、(C)ポリオキシエチレンアルキルエーテル、並びに(D)エデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれかを含有する液体皮膚洗浄剤組成物が、各成分の相乗効果により、泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性が良好であり、すすぎ時の肌のなめらかさ、タオルドライ後の肌のすべすべ感、及びタオルドライ後の肌のしっとり感に優れることを知見した。
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> (A)ラウリン酸塩、ミリスチン酸塩、及びパルミチン酸塩をいずれも含む高級脂肪酸塩10質量%〜32質量%、
(B)塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム−アクリル酸共重合体から選択される少なくとも1種のカチオン性ポリマー0.2質量%〜3質量%、
(C)ポリオキシエチレンアルキルエーテル0.5質量%〜4質量%、並びに
(D)エデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれかを含有し、
前記(B)成分の塩化ジメチルジアリルアンモニウム−アクリル酸共重合体における塩化ジメチルジアリルアンモニウムに由来する構造単位のモル比率が65モル%以上であり、
前記(C)成分のポリオキシエチレンアルキルエーテルにおけるアルキル基の炭素数が18〜22であり、かつエチレンオキシドの平均付加モル数が5〜10であり、
前記(A)成分の含有量(質量%)と前記(C)成分の含有量(質量%)との質量比(A/C)が、5〜40であることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物である。
<2> 前記(D)成分のエデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれかの含有量が、0.05質量%〜0.4質量%である前記<1>に記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
本発明によれば、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性が良好であり、すすぎ時の肌のなめらかさ、タオルドライ後の肌のすべすべ感、及びタオルドライ後の肌のしっとり感に優れる液体皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。
(液体皮膚洗浄剤組成物)
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、(A)高級脂肪酸塩、(B)カチオン性ポリマー、(C)ポリオキシエチレンアルキルエーテル、並びに(D)エデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれかを含有し、更に必要に応じてその他の成分を含有する。
<(A)高級脂肪酸塩>
前記(A)成分の高級脂肪酸塩は、泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性を向上させるために含有されている。
前記(A)成分の高級脂肪酸塩は、ラウリン酸塩、ミリスチン酸塩、及びパルミチン酸塩をいずれも含有し、更に必要に応じてステアリン酸塩等のその他の高級脂肪酸塩を含有してもよい。
前記(A)成分の高級脂肪酸塩の対イオンとしては、例えば、アルカリ金属、アンモニウム、アルカノールアミン、塩基性アミノ酸等のイオンなどが挙げられる。
前記アルカリ金属としては、例えば、ナトリウム、カリウムなどが挙げられる。
前記アルカノールアミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチルプロパノール、2−アミノ−2−メチルプロパンジオールなどが挙げられる。
前記塩基性アミノ酸としては、例えば、リジン、アルギニンなどが挙げられる。
前記対イオンの中でも、泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性の点から、カリウムイオンが好ましい。
なお、前記(A)成分の高級脂肪酸塩は、特に制限はなく、高級脂肪酸塩として配合することも可能であるが、高級脂肪酸と、水酸化カリウム、トリエタノールアミン、モノエタノールアミン等の塩とを別々に、配合槽中に添加して中和反応させて高級脂肪酸塩としてもよい。
前記(A)成分の高級脂肪酸塩の含有量としては、泡の量の多さ、泡のクリーミー性、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のしっとり感の点から、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、10質量%〜32質量%であり、20質量%〜32質量%が好ましい。前記含有量が、10質量%未満であると、泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性が不十分となり、32質量%を超えると、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のしっとり感が不十分となる。
前記ラウリン酸塩の含有量としては、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、3質量%〜12質量%が好ましく、7質量%〜12質量%がより好ましい。前記ミリスチン酸塩の含有量としては、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、4質量%〜14質量%が好ましく、8質量%〜14質量%がより好ましい。前記パルミチン酸塩の含有量としては、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、1質量%〜9質量%が好ましく、3質量%〜9質量%がより好ましい。前記ラウリン酸塩、前記ミリスチン酸塩、及び前記パルミチン酸塩の含有量が、前記数値範囲外であると、泡の量の多さ、泡のクリーミー性、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のしっとり感が不十分となることがある。
前記その他の高級脂肪酸塩としては、本発明の効果を阻害しない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、ステアリン酸塩が好ましい。
前記ステアリン酸塩の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、泡の量の多さの点から、前記高級脂肪酸塩の全量に対して、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。前記ステアリン酸塩の含有量の下限値としては、0質量%が好ましい。
<(B)カチオン性ポリマー>
前記(B)成分のカチオン性ポリマーは、塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム−アクリル酸共重合体から選択される少なくとも1種であり、タオルドライ後の肌のしっとり感を向上させるために含有されている。
前記(B)成分のうちの塩化ジメチルジアリルアンモニウム−アクリル酸共重合体は、下記一般式(1)で表される。
ただし、前記一般式(1)中、n、及びmは各モノマー単位のモル比を示し、n+m=100であり、前記mは65モル%以上である。
前記(B)成分のうちの塩化ジメチルジアリルアンモニウム−アクリル酸共重合体における塩化ジメチルジアリルアンモニウムに由来する構造単位のモル比率は、タオルドライ後の肌のしっとり感の点から、65モル%以上であり、95モル%が好ましい。前記モル比率が、65モル%未満であると、タオルドライ後の肌のしっとり感が不十分となることがある。
前記(B)成分のうちの塩化ジメチルジアリルアンモニウム−アクリル酸共重合体における構造単位のモル比率は、核磁気共鳴(NMR)により下記測定条件で測定することで決定することができる。
[測定条件]
溶媒:重水(DO)
測定器:JNM−LA300(300MHz、日本電子株式会社製)
前記(B)成分のカチオン性ポリマーの重量平均分子量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、タオルドライ後の肌のしっとり感の点から、10,000〜1,000,000が好ましく、15,000〜450,000がより好ましい。
前記(B)成分のカチオン性ポリマーの重量平均分子量は、例えば、SEC−MALLS−RIシステム(測定条件:カラム:TSKgelαシリーズ α−Mカラム30cm(東ソー株式会社製)、溶媒:硝酸ナトリウム0.3M水溶液)で測定することができる。
前記(B)成分のカチオン性ポリマーにおける固形分30質量%〜44質量%の前記共重合体溶液の25℃での粘度は、タオルドライ後の肌のしっとり感の点から、10mPa・s〜15,000mPa・sが好ましく、20mPa・s〜12,000mPa・sがより好ましい。
前記粘度は、例えば、ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)を用いて測定することができる。
前記(B)成分のカチオン性ポリマーとしては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、以下のものなどが挙げられる。
マーコート100(成分名:塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体、ルーブリゾール社製、固形分39質量%〜44質量%の25℃での粘度:8,000mPa・s〜12,000mPa・s、重量平均分子量:150,000)。前記粘度は、ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)を用いて、25℃でスピンドルNo.3のローターを使用し、6回転/分間の条件において測定することができる。
マーコート106(成分名:塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体、ルーブリゾール社製、固形分30質量%〜36質量%の25℃での粘度:20mPa・s〜65mPa・s、重量平均分子量:15,000)。前記粘度は、ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)を用いて、25℃でスピンドルNo.1のローターを使用し、60回転/分間の条件において測定することができる。
マーコート295(成分名:塩化ジメチルジアリルアンモニウム−アクリル酸共重合体、ルーブリゾール社製、固形分35質量%〜40質量%の25℃での粘度:3,500mPa・s〜9,000mPa・s、重量平均分子量:190,000、前記一般式(1)におけるn:m=5:95(モル比)、塩化ジメチルジアリルアンモニウムに由来する構造単位のモル比率が95モル%)。前記粘度は、ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)を用いて、25℃でスピンドルNo.4のローターを使用し、30回転/分間の条件において測定することができる。
マーコート280(成分名:塩化ジメチルジアリルアンモニウム−アクリル酸共重合体、ルーブリゾール社製、固形分39質量%〜43質量%の25℃での粘度:3,000mPa・s〜6,000mPa・s、重量平均分子量:450,000、前記一般式(1)におけるn:m=35:65(モル比)、塩化ジメチルジアリルアンモニウムに由来する構造単位のモル比率が65モル%)。前記粘度は、ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)を用いて、25℃でスピンドルNo.4のローターを使用し、60回転/分間の条件において測定することができる。
これらの中でも、前記(B)成分のカチオン性ポリマーとしては、タオルドライ後の肌のしっとり感の点から、マーコート100、マーコート106、マーコート295が好ましく、マーコート100がより好ましい。
前記(B)成分のカチオン性ポリマーの含有量としては、泡の量の多さ、及びタオルドライ後の肌のしっとり感の点から、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、0.2質量%〜3質量%であり、0.3質量%〜1質量%が好ましい。前記含有量が、0.2質量%未満であると、タオルドライ後の肌のしっとり感が不十分となり、3質量%を超えると、泡の量の多さが不十分となる。
<(C)ポリオキシエチレンアルキルエーテル>
前記(C)成分のポリオキシエチレンアルキルエーテルは、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感を向上させるために含有されている。
前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルのエチレンオキシド(EO)の平均付加モル数は、5〜10である。
前記エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数が、5モル未満であると、泡の量の多さ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感が不十分となり、10モルを超えると、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感が不十分となる。
前記(C)成分のポリオキシエチレンアルキルエーテルは、アルキル基の炭素数が18〜22である。
前記アルキル基の炭素数が18未満であると、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感が不十分となり、22を超えるものは、市販品として入手困難である。
前記(C)成分のポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、日本エマルジョン株式会社製のPOE(5)ベヘニルエ−テル(EMALEXBHA−5、アルキル基の炭素数:22)、POE(5)オクチルドデシルエ−テル(EMALEXOD−5、アルキル基の炭素数:20)、POE(5)ステアリルエ−テル(EMALEX605、アルキル基の炭素数:18)、POE(10)ステアリルエ−テル(EMALEX610、アルキル基の炭素数:18)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ただし、( )内の数字はエチレンオキシドの平均付加モル数を示し、「POE」は、ポリオキシエチレンの略である。
前記(C)成分のポリオキシエチレンアルキルエーテルの含有量としては、泡の量の多さ、泡のクリーミー性、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感の点から、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、0.5質量%〜4質量%であり、1質量%〜3質量%が好ましい。前記含有量が、0.5質量%未満であると、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感が不十分となり、4質量%を超えると、泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性が不十分となる。
[質量比(A/C)]
前記(A)成分の含有量(質量%)と前記(C)成分の含有量(質量%)との質量比(A/C)としては、泡の量の多さ、泡のクリーミー性、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感の点から、5〜40であり、8〜25が好ましい。前記質量比が、5未満であると、泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性が不十分となり、40を超えると、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感が不十分となる。
<(D)エデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれか>
前記(D)成分のエデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれかは、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感を向上させるために含有されている。
前記(D)成分のエデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれかとしては、例えば、エデト酸、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウム(エチレンジアミン四酢酸(EDTA))などが挙げられる。
前記(D)成分のエデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれかの含有量としては、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感の点から、前記液体皮膚洗浄剤組成物の全量に対して、0.01質量%〜1質量%が好ましく、0.05質量%〜0.4質量%がより好ましく、タオルドライ後の肌のすべすべ感の点から、0.1質量%〜0.3質量%が特に好ましい。前記含有量が、0.01質量%未満であると、すすぎ時の肌のなめらかさ、及びタオルドライ後の肌のすべすべ感が不十分となることがあり、1質量%を超えると、タオルドライ後の肌のすべすべ感が不十分となることがある。
<その他の成分>
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物には、前記(A)〜前記(D)の各成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて、その他の成分を配合することができる。
前記その他の成分としては、例えば、精製水、前記(B)成分以外の水溶性ポリマー、油分、低級、高級アルコール等のアルコール類、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、アクリル樹脂分散液、ビタミン等の薬剤、殺菌剤、防腐剤、粘度調整剤、pH調整剤、酸化防止剤、(D)成分以外の金属封鎖剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、色素、香料、顔料、無機粉体、粘土鉱物、ナイロン、ポリエチレン等の水不溶性ポリマー粉体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
−製造方法−
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、前記(A)〜(D)成分、前記その他の成分、及び前記精製水(液体皮膚洗浄剤組成物全体が100質量%となるように残量配合)を混合して得ることができる。
具体的には、以下のようにして製造することができる。70℃〜80℃に加温した精製水に前記(C)成分のポリオキシエチレンアルキルエーテル、前記(D)成分のエデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれか、及び前記(A)成分の高級脂肪酸塩を溶解し、40℃以下に冷却してから、前記(B)成分のカチオン性ポリマーを添加して製造できる。
前記液体皮膚洗浄剤組成物は、装置を用いて調製してもよい。前記装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、剪断力があり、全体を混合することができる攪拌羽根を備えた攪拌装置などが挙げられる。
前記攪拌羽根としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、プロペラ、タービン、ディスパーなどが挙げられる。
−pH−
前記液体皮膚洗浄剤組成物の25℃におけるpHとしては、泡の量の多さの点から、9.5〜11.0が好ましく、9.8〜10.6がより好ましい。前記pHの値が前記数値範囲であれば、泡の量の多さが良好となり、皮膚刺激がない。
前記pHは、例えば、pHメーター(HM−30R、TOA DKK社製)を使用して測定することができる。
−粘度−
前記液体皮膚洗浄剤組成物の25℃における粘度にとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1mPa・s〜6,000mPa・sが好ましく、50mPa・s〜4,000mPa・sがより好ましい。
前記粘度は、例えば、BM型粘度計(株式会社東京計器製)を用いて、試料温度25℃にて、以下の条件で測定することができる。前記粘度が、1mPa・s〜3,000mPa・sであれば、BMアダプター、回転数30rpm、No.3のローターを用いて1分間後の粘度を測定し、3,000mPa・sを超える場合は、BMアダプター、回転数30rpm、No.4のローターにて1分間後の粘度を測定することにより測定できる。
−容器−
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、特に制限はなく、通常の容器に充填して使用される。
前記容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポンプディスペンサー容器、チューブ、フォーマー容器、袋状容器などが挙げられる。これらの中でも、ポンプディスペンサー容器が好ましい。前記ポンプディスペンサー容器としては、例えば、株式会社吉野工業所製のノズル口径(内径)3.5mm、吐出量3mLのポンプディスペンサー容器などが挙げられる。
−用途−
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、泡の量の多さが多く、泡のクリーミー性、すすぎ時の肌のなめらかさ、タオルドライ後の肌のすべすべ感、及びタオルドライ後の肌のしっとり感が良好であるため、例えば、洗顔料、ハンドソープ、ボディソープ、クレンジングフォーム、メイク落としなどに用いることができ、特に、ボディソープに好適に用いることができる。
以下に、本発明を実施例、及び比較例に基づいて更に具体的に説明するが、本発明は、下記実施例に制限されるものではない。なお、実施例、及び比較例の記載の各成分の含有量は、全て純分換算した値である。
(実施例1〜28、及び比較例1〜19)
下記表1〜表12に示す組成、及び含有量の液体皮膚洗浄剤組成物を常法により調製した。具体的には以下の方法により調製した。
最終的に得られる液体皮膚洗浄剤組成物の全量の95質量%になる量の精製水を、70℃〜80℃に加温し、(C)成分又は(C)比較成分、(D)成分のエデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれか、並びに(A)成分を溶解し、40℃以下に冷却してから、(B)成分又は(B)比較成分を添加することにより液体皮膚洗浄剤組成物を調製した。その後、所定のpHに満たない場合は、共通成分であるクエン酸又は水酸化カリウムを添加し、所定のpHに調整後、全体量が100質量%になるように精製水を加えて、目的とする液体皮膚洗浄剤組成物を得た。また、攪拌羽根としてはプロペラを使用し、スリーワンモーター(HEIDON BL1200、新東化学株式会社製)を用いて攪拌した。なお、pHは、pHメーター(HM−30R、TOA DKK社製)を用いて、25℃で測定した。また、得られた実施例1〜28及び比較例1〜19の各液体皮膚洗浄剤組成物は、ポンプディスペンサー付き容器(吐出量3mL、ノズル口径(内径)3.5mm、株式会社吉野工業所製)に充填した。
次に、得られた各液体皮膚洗浄剤組成物について、以下のようにして、「泡の量の多さ」、「泡のクリーミー性」、「すすぎ時の肌のなめらかさ」、「タオルドライ後の肌のすべすべ感」、及び「タオルドライ後の肌のしっとり感」を評価した。結果を下記表1〜表12に併記した。
<泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性>
専門評価者10名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとったナイロンタオルに、実施例1〜28、比較例1〜19の液体皮膚洗浄剤組成物を2プッシュ(約6g)取り、ナイロンタオルを10回擦って泡立てたときの、泡の量の多さ、及び泡のクリーミー性を観察し、下記評価基準に従って評価した。結果は、前記専門評価者10名の平均評価点を求め、「泡の量の多さ」、及び「泡のクリーミー性」を評価した。なお、平均評価点が3.0点以上であれば、「泡の量の多さ」、及び「泡のクリーミー性」は良好である。
−「泡の量の多さ」の評価基準−
5点:ナイロンタオルから泡があふれる
4点:ナイロンタオルの70%以上100%未満が泡で覆われている
3点:ナイロンタオルの50%以上70%未満が泡で覆われている
2点:ナイロンタオルの20%以上50%未満が泡で覆われている
1点:ナイロンタオルの20%未満が泡で覆われている、又はほとんど泡がない
−「泡のクリーミー性」の評価基準−
5点:ほとんどの泡が細かい泡で、非常にクリーミーである
4点:細かい泡の中の一部に大きな泡が混ざっているが、クリーミーである
3点:細かい泡の中に大きな泡が半分ぐらい混ざり、ややクリーミーである
2点:細かい泡よりも大きく粗い泡の方が多く、クリーミーではなかった
1点:大きく粗い泡しか立たず、全くクリーミーではなかった
<すすぎ時の肌のなめらかさ>
専門評価者10名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとったナイロンタオルに、実施例1〜28、比較例1〜19の液体皮膚洗浄剤組成物を2プッシュ(約6g)取り、10回擦って泡立て、前記ナイロンタオルで全身を擦った後、40℃の温水で、肌に付着した前記液体皮膚洗浄剤組成物をすすぎ流しているときに「すすぎ時の肌のなめらかさ」を下記評価基準に従って評価した。結果は、前記専門評価者10名の平均評価点を求め、「すすぎ時の肌のなめらかさ」を評価した。なお、平均評価点が3.0点以上であれば、「すすぎ時の肌のなめらかさ」は良好である。
−「すすぎ時の肌のなめらかさ」の評価基準−
5点:すすぎ時の肌のなめらかさを強く感じる
4点:すすぎ時の肌のなめらかさを感じる
3点:すすぎ時の肌のなめらかさをやや感じる
2点:すすぎ時の肌のなめらかさをあまり感じない
1点:すすぎ時の肌のなめらかさを全く感じない
<タオルドライ後の肌のすべすべ感、及びタオルドライ後の肌のしっとり感>
専門評価者10名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとったナイロンタオルに、実施例1〜28、及び比較例1〜19の液体皮膚洗浄剤組成物を2プッシュ(約6g)取り、10回擦って泡立て、前記ナイロンタオルで全身を擦った後、40℃の温水で、前記液体皮膚洗浄剤組成物をすすぎ流し、タオルで水滴を拭き取った。水滴を拭き取った後すぐに「タオルドライ後の肌のすべすべ感」、及び「タオルドライ後の肌のしっとり感」を、下記評価基準に従って評価した。
結果は、前記専門評価者10名の平均評価点を求め、「タオルドライ後の肌のすべすべ感」、及び「タオルドライ後の肌のしっとり感」を評価した。なお、平均評価点が3.0点以上であれば、「タオルドライ後の肌のすべすべ感」、及び「タオルドライ後の肌のしっとり感」は良好である。
−「タオルドライ後の肌のすべすべ感」の評価基準−
5点:すべすべ感を強く感じる
4点:すべすべ感を感じる
3点:すべすべ感をやや感じる
2点:すべすべ感をあまり感じない
1点:すべすべ感を全く感じない
−「タオルドライ後の肌のしっとり感」の評価基準−
5点:しっとり感を強く感じる
4点:しっとり感を感じる
3点:しっとり感をやや感じる
2点:しっとり感をあまり感じない
1点:しっとり感を全く感じない
なお、前記実施例、及び前記比較例で使用した各種成分の詳細について、下記表13及び表14に示す。
※1:ラウリン酸カリウムは、ラウリン酸(NAA−122、日油株式会社製)を、水酸化カリウム(液体苛性カリ、旭硝子株式会社製)を用いて100%中和したものである。
※2:ミリスチン酸カリウムは、ミリスチン酸(NAA−142、日油株式会社製)を、水酸化カリウム(液体苛性カリ、旭硝子株式会社製)を用いて100%中和したものである。
※3:パルミチン酸カリウムは、パルミチン酸(NAA−160、日油株式会社製)を、水酸化カリウム(液体苛性カリ、旭硝子株式会社製)を用いて100%中和したものである。
※4:ステアリン酸カリウムは、ステアリン酸(NAA−180、日油株式会社製)を、水酸化カリウム(液体苛性カリ、旭硝子株式会社製)を用いて100%中和したものである。
−(B)成分及び(B)比較成分−
*1:ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)、スピンドルNo.3、6回転/分間、25℃
*2:ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)、スピンドルNo.4、30回転/分間、25℃
*3:ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)、スピンドルNo.4、60回転/分間、25℃
*4:ブルックフィールド粘度計LVF(ブルックフィールド社製)、スピンドルNo.4、10回転/分間、25℃
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、泡の量が多く、泡のクリーミー性、すすぎ時の肌のなめらかさ、タオルドライ後の肌のすべすべ感、及びタオルドライ後の肌のしっとり感が良好であるため、例えば、洗顔料、ハンドソープ、ボディソープ、クレンジングフォーム、メイク落としなどに好適に用いられ、特にボディソープに好適に用いられる。

Claims (2)

  1. (A)ラウリン酸塩、ミリスチン酸塩、及びパルミチン酸塩をいずれも含む高級脂肪酸塩10質量%〜32質量%、
    (B)塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体、及び塩化ジメチルジアリルアンモニウム−アクリル酸共重合体から選択される少なくとも1種のカチオン性ポリマー0.2質量%〜3質量%、
    (C)ポリオキシエチレンアルキルエーテル0.5質量%〜4質量%、並びに
    (D)エデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれかを含有し、
    前記(B)成分の塩化ジメチルジアリルアンモニウム−アクリル酸共重合体における塩化ジメチルジアリルアンモニウムに由来する構造単位のモル比率が65モル%以上であり、
    前記(C)成分のポリオキシエチレンアルキルエーテルにおけるアルキル基の炭素数が18〜22であり、かつエチレンオキシドの平均付加モル数が5〜10であり、
    前記(A)成分の含有量(質量%)と前記(C)成分の含有量(質量%)との質量比(A/C)が、5〜40であることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物。
  2. 前記(D)成分のエデト酸及びエデト酸塩の少なくともいずれかの含有量が、0.05質量%〜0.4質量%である請求項1に記載の液体皮膚洗浄剤組成物。
JP2016188239A 2016-09-27 2016-09-27 液体皮膚洗浄剤組成物 Active JP6654990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016188239A JP6654990B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 液体皮膚洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016188239A JP6654990B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 液体皮膚洗浄剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018052830A JP2018052830A (ja) 2018-04-05
JP6654990B2 true JP6654990B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=61835111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016188239A Active JP6654990B2 (ja) 2016-09-27 2016-09-27 液体皮膚洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6654990B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7267773B2 (ja) * 2019-02-28 2023-05-02 株式会社コープクリーン ノンガス型の泡吐出容器入り洗浄剤組成物
JP7236314B2 (ja) * 2019-04-12 2023-03-09 ライオン株式会社 液体皮膚洗浄剤組成物

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193789A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Lion Corp 洗浄剤組成物
JP2002309291A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Lion Corp 洗浄剤組成物
JP2004204153A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Lion Corp 洗浄剤組成物
US7442674B2 (en) * 2004-03-31 2008-10-28 Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. Beauty wash product compositions delivering enhanced visual benefits to the skin with specific optical attributes
JP6563191B2 (ja) * 2014-12-26 2019-08-21 ポーラ化成工業株式会社 洗浄剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018052830A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6928614B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
WO2014003114A1 (ja) 液体皮膚洗浄剤製品
JP6845847B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP6924125B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP6654990B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP7291009B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP7204664B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP6745144B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP7236314B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP6726030B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP7286526B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP6654968B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP6831747B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP6951916B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP7349473B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP7250042B2 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP2018203700A (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP2017119656A (ja) 液体皮膚洗浄用組成物
JP2022178940A (ja) 皮膚洗浄剤組成物
JP2017119657A (ja) 液体皮膚洗浄用組成物
WO2023276272A1 (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP2020143021A (ja) 液体皮膚洗浄剤組成物
JP2023152321A (ja) 皮膚洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190226

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191225

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6654990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350