JP5464323B2 - コンバータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池の出力電圧を制御するコンバータ制御装置に関する。
自動車等に搭載される燃料電池システムにおいては、燃料電池の発電能力を超える急な負荷の変化等に対応するため、動力源として燃料電池とバッテリとを備えたハイブリッド型の燃料電池システムが種々提案されている。
ハイブリッド型の燃料電池システムにおいては、燃料電池の出力電圧等をDC−DCコンバータで制御している。このような制御を行うDC−DCコンバータとしては、パワートランジスタ、IGBT、FET等のスイッチング素子をPWM動作させて電圧の変換を行う形式のものが広く利用されている。
ところで、DC−DCコンバータは電子機器の省電力化、小型化及び高性能化に伴い、一層のエネルギ損失の低減などが求められている。ここで、例えばフルブリッジ式のDC−DCコンバータなどはスイッチング周波数が高く、フルブリッジ回路に流れる電流が大きいため、エネルギ損失の低減を図るために複数のスイッチング素子を並列接続し、これら複数のスイッチング素子に均等に電流を流すことで電流を分散させている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−271752号公報
しかしながら、上記従来技術の如く、負荷の要求電力(負荷の大きさ)などによらず、常に全てのスイッチング素子に均等に電流を流すように制御したのでは、例えば低負荷時(負荷の要求電力が小さい場合など)にまで全てのスイッチング素子を駆動させることとなり、各スイッチング素子で発生するスイッチング損失が無視できず、DC−DCコンバータの電力変換効率が低下してしまう、という問題が生じていた。
本発明は以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、負荷の要求電力などに応じて、DC−DCコンバータを構成するスイッチング素子の駆動数の切換えなどを行うことにより、DC−DCコンバータの電力変換効率を向上させることが可能なコンバータ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る多相コンバータの制御装置は、複数のスイッチング素子が並列接続されることによって構成されたパワーデバイスを、相ごとに備えた燃料電池の出力電圧を制御する多相コンバータの制御装置であって、前記燃料電池に接続される要求負荷の大きさに応じて、前記スイッチング素子の駆動数を決定する駆動数決定手段と、前記決定された駆動数に基づき駆動対象となるスイッチング素子を決定する手段であって、設定されたルールに従って前記駆動対象となるスイッチング素子を順次切り換える、駆動素子決定手段と、前記多相コンバータは、前記多相コンバータを構成するスイッチング素子の数が(k+1)以上であり(k≧2)、前記駆動素子決定手段は、前記駆動数決定手段によって決定された駆動数がkの場合に、前記駆動対象となる少なくとも1つのスイッチング素子を、前記駆動対象となる他のスイッチング素子から離れた位置にあるスイッチング素子として決定することを特徴とする。
かかる構成によれば、要求負荷の大きさに応じて複数のスイッチング素子の駆動数を切り換えるため、例えば低負荷時(負荷の要求電力が小さい場合など)にまで全てのスイッチング素子を駆動させることとなり、各スイッチング素子で発生するスイッチング損失が無視できず、DC−DCコンバータの電力変換効率が低下してしまう従来構成に比して、各相コンバータの電力変換効率の向上を図ることが可能となる。
また、本発明に係る多相コンバータの制御装置は、複数のスイッチング素子が並列接続されることによって構成されたパワーデバイスを、相ごとに備えた燃料電池の出力電圧を制御する多相コンバータの制御装置であって、前記燃料電池に接続される要求負荷の大きさに応じて、前記スイッチング素子の駆動数を決定する駆動数決定手段と、前記決定された駆動数に基づき駆動対象となるスイッチング素子を決定する手段であって、設定されたルールに従って前記駆動対象となるスイッチング素子を順次切り換える、駆動素子決定手段と、前記多相コンバータは、前記多相コンバータを構成するスイッチング素子の数が(k+1)以上であり(k≧2)、前記駆動素子決定手段は、前記駆動数決定手段によって決定された駆動数がkの場合に、前記各パワーデバイスに配置される両端外側のスイッチング素子よりも内部に位置する、いずれか1つ以上のスイッチング素子を駆動させないスイッチング素子として決定することを特徴とする。
かかる構成によれば、優先的に駆動するスイッチング素子を固定するのではなく、駆動するスイッチング素子を設定した所定のルールに従って順次切換えることで、偏ったスイッチング素子を利用することによって生じる弊害(例えば、スイッチング素子の特性劣化など)を未然に防止することが可能となる。
また、上記構成にあっては、前記要求負荷を満たすように、前記駆動素子決定手段によって決定されたスイッチング素子を駆動させる駆動制御手段をさらに備える態様も好ましい。
また、本発明に係る別の多相コンバータの制御装置は、前記各相のコンバータは、主昇圧回路と補助回路とを備えたソフトスイッチングコンバータであって、前記主昇圧回路は、一端が前記燃料電池の高電位側の端子に接続された主コイルと、一端が前記主コイルの他端に接続され、他端が前記燃料電池の低電位側の端子に接続された、スイッチングを行う主スイッチと、カソードが前記主コイルの他端に接続された第一ダイオードと、前記第一ダイオードのアノードと前記主スイッチの他端との間に設けられた平滑コンデンサとを有し、前記補助回路は、前記主スイッチに並列に接続され、かつ前記主コイルの他端と前記燃料電池の低電位側の端子に接続された、第二ダイオードとスナバコンデンサとを含む第一直列接続体と、前記第二ダイオードと前記スナバコンデンサとの接続部位と前記主コイルの一端との間に接続された、第三ダイオードと補助コイルと前記補助スイッチとを含む第二直列接続体とを備え、前記相のソフトスイッチングコンバータは、相毎に前記パワーデバイスを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る単相コンバータの制御装置は、燃料電池の出力電圧を制御する、複数のスイッチング素子が並列接続されることによって構成されたパワーデバイスを備えた単相コンバータの制御装置であって、前記燃料電池に接続される要求負荷の大きさに応じて、前記スイッチング素子の駆動数を決定する駆動数決定手段と、前記決定された駆動数に基づき駆動対象となるスイッチング素子を決定する手段であって、設定されたルールに従って前記駆動対象となるスイッチング素子を順次切り換える、駆動素子決定手段と、前記多相コンバータは、前記多相コンバータを構成するスイッチング素子の数が(k+1)以上であり(k≧2)、前記駆動素子決定手段は、前記駆動数決定手段によって決定された駆動数がkの場合に、前記駆動対象となる少なくとも1つのスイッチング素子を、前記駆動対象となる他のスイッチング素子から離れた位置にあるスイッチング素子として決定することを特徴とする。
本発明によれば、負荷の要求電力などに応じて、DC−DCコンバータを構成するスイッチング素子の駆動数の切換えなどを行うことにより、DC−DCコンバータの電力変換効率を向上させることが可能となる。
第1実施形態に係るハイブリッド燃料電池システムの構成を示す図である。 同実施形態に係るパワーデバイスの回路構成を示す図である。 同実施形態に係るスイッチング素子の制御機能を説明するための機能ブロック図である。 同実施形態に係るスイッチング素子の駆動制御動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る多相FCソフトスイッチングコンバータの回路構成を示す図である。 同実施形態に係る多相FCソフトスイッチングコンバータの一相分の回路構成を示す図である。
A.第1実施形態
以下、各図を参照しながら本発明に係わる実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る車両に搭載されたFCHVシステムの構成を示す。なお、以下の説明では車両の一例として燃料電池自動車(FCHV;Fuel Cell Hybrid Vehicle)を想定するが、電気自動車などにも適用可能である。また、車両のみならず各種移動体(例えば、船舶や飛行機、ロボットなど)や定置型電源、さらには携帯型の燃料電池システムにも適用可能である。
<システムの全体構成>
FCHVシステム100は、燃料電池110とインバータ140の間にFCコンバータ2500が設けられるとともに、バッテリ120とインバータ140の間にDC/DCコンバータ(以下、バッテリコンバータ)180が設けられている。
燃料電池110は、複数の単位セルを直列に積層してなる固体高分子電解質型セルスタックである。燃料電池110には、燃料電池110の出力電圧Vfcmesを検出するための電圧センサV0、及び出力電流Ifcmesを検出するための電流センサI0が取り付けられている。燃料電池110においては、アノード極において(1)式の酸化反応が生じ、カソード極において(2)式の還元反応が生じ、燃料電池110全体としては(3)式の起電反応が生じる。
2 → 2H++2e- ・・・(1)
(1/2)O2+2H++2e- → H2O ・・・(2)
2+(1/2)O2 → H2O ・・・(3)
単位セルは、高分子電解質膜等を燃料極及び空気極の二つの電極で挟み込んだMEAを燃料ガスと酸化ガスとを供給するためのセパレータで挟み込んだ構造を有している。アノード極はアノード極用触媒層を多孔質支持層上に設けてあり、カソード極はカソード極用触媒層を多孔質支持層上に設けてある。
燃料電池110には、燃料ガスをアノード極に供給する系統、酸化ガスをカソード極に供給する系統、及び冷却液を提供する系統(いずれも図示略)が設けられており、コントローラ160からの制御信号に応じて、燃料ガスの供給量や酸化ガスの供給量を制御することにより、所望の電力を発電することが可能となっている。
FCコンバータ2500は、燃料電池110の出力電圧Vfcmesを制御する役割を担っている。本実施形態に係るFCコンバータ(多相DC−DCコンバータ)2500は、図1に示すように、U相コンバータ20a、V相コンバータ20b、W相コンバータ20cの三相を並列に接続した構成を有しており、例えば負荷の要求電力などに応じてU相のみを使用した一相駆動、U相とV相を使用した二相駆動、U相とV相とW相を使用した三相駆動といった駆動相の切換え制御が行われる。なお、以下の説明において、U相コンバータ20a、V相コンバータ20b、W相コンバータ20cを特に区別する必要がない場合には、単に各相コンバータ20と呼ぶ。
このFCコンバータ2500により、燃料電池110の出力電圧Vfcmesが目標出力に応じた電圧となるように制御する。ここで、FCコンバータ2500の入力電流Ifcmesは、図1に示すように電流センサ2510により検出され、また入力電圧Vfcmesは電圧センサ2520により検出される。なお、当該FCコンバータ2500の出力電流、出力電圧は、いずれも図示せぬ電流センサ、電圧センサ18により検出可能になっている。さらに、各相のリアクトルに流れる電流(以下、リアクトル電流)を検出するための電流センサを設けてもよい。
また、FCコンバータ2500を構成する各相コンバータ20には、各相の放熱特性を評価するために素子温度を検出する温度センサ50(50−1、50−2、50−3)が設けられている。なお、温度センサ50を設ける位置は、例えば各相のスイッチング素子(後述)の近傍やリアクトル近傍など、各相の放熱特性を相対的に評価することができるのであればどのような位置であっても良い。
バッテリ120は、負荷130に対して燃料電池110と並列に接続されており、余剰電力の貯蔵源、回生制動時の回生エネルギ貯蔵源、燃料電池車両の加速又は減速に伴う負荷変動時のエネルギーバッファとして機能する。バッテリ120としては、例えば、ニッケル・カドミウム蓄電池、ニッケル・水素蓄電池、リチウム二次電池等の二次電池が利用される。
バッテリコンバータ180は、インバータ140の入力電圧を制御する役割を担っており、例えばFCコンバータ2500と同様の回路構成を有している。なお、バッテリコンバータ180として昇圧型のコンバータを採用しても良いが、これに代えて昇圧動作および降圧動作が可能な昇降圧型のコンバータを採用しても良く、インバータ140の入力電圧の制御が可能なあらゆる構成を採用することができる。
インバータ140は、例えばパルス幅変調方式で駆動されるPWMインバータであり、コントローラ160からの制御指令に従って、燃料電池110またはバッテリ120から出力される直流電力を三相交流電力に変換して、トラクションモータ131の回転トルクを制御する。
トラクションモータ131は、本車両の主動力となるものであり、減速時には回生電力を発生するようにもなっている。ディファレンシャル132は減速装置であり、トラクションモータ131の高速回転を所定の回転数に減速し、タイヤ133が設けられたシャフトを回転させる。シャフトには図示せぬ車輪速センサ等が設けられ、これにより当該車両の車速等が検知される。なお、本実施形態では、燃料電池110から供給される電力を受けて動作可能な全ての機器(トラクションモータ131、ディファレンシャル132を含む)を負荷130と総称している。
コントローラ160は、FCHVシステム100の制御用のコンピュータシステムであり、例えばCPU、RAM、ROM等を備えている。コントローラ160は、センサ群170から供給される各種の信号(例えば、アクセル開度をあらわす信号や車速をあらわす信号、燃料電池110の出力電流や出力端子電圧をあらわす信号など)を入力して、負荷130の要求電力(すなわち、システム全体の要求電力)を求める。
負荷130の要求電力は、例えば車両走行電力と補機電力との合計値である。補機電力には車載補機類(加湿器、エアコンプレッサ、水素ポンプ、及び冷却水循環ポンプ等)で消費される電力、車両走行に必要な装置(変速機、車輪制御装置、操舵装置、及び懸架装置等)で消費される電力、乗員空間内に配設される装置(空調装置、照明器具、及びオーディオ等)で消費される電力などが含まれる。
そして、コントローラ(コンバータ制御装置)160は、燃料電池110とバッテリ120とのそれぞれの出力電力の配分を決定し、発電指令値を演算する。コントローラ160は、燃料電池110及びバッテリ120に対する要求電力を求めると、これらの要求電力が得られるようにFCコンバータ2500及びバッテリコンバータ180の動作を制御する。
<各相コンバータの構成>
図2は、各相コンバータ20に含まれるパワーデバイス30の回路構成を示す図である。各パワーデバイス30は、それぞれ4つのスイッチング素子(ここではIGB素子)40a〜40dを並列接続した構成を有している。各スイッチング素子40a〜40dは、コントローラ160のゲート信号生成部10dから供給されるゲート駆動信号Crに従ってスイッチング動作(すなわちオン・オフタイミングなど)が制御される。
背景技術の項において説明したように、各相コンバータ20について負荷の要求電力(負荷の大きさ)などによらず、常に全てのスイッチング素子に均等に電流を流すように制御したのでは、例えば低負荷時(負荷の要求電力が小さい場合など)にまで全てのスイッチング素子を駆動させることとなり、各スイッチング素子で発生するスイッチング損失が無視できず、DC−DCコンバータの電力変換効率が低下するという問題が生ずる。
そこで、本実施形態では、各相コンバータ20を構成する4つのスイッチング素子40a〜40dについて、負荷の大きさに応じてスイッチング素子40a〜40cの駆動数を切り換える(例えば、駆動数「1」→「3」や、駆動数「2」→「1」など)ことで、各相コンバータ20の電力変換効率の向上を実現する。
さらに、本実施形態では、優先的に駆動するスイッチング素子を固定するのではなく、駆動するスイッチング素子をランダムに(あるいは予め設定した所定のルールに従って順次)切換えることで、偏ったスイッチング素子を利用することによって生じる弊害(例えば、スイッチング素子の特性劣化など)を未然に防止することを可能とする。
一例を挙げて説明すると、例えばスイッチング素子の駆動数を「2」に設定する場合、常に同じスイッチング素子(例えば、スイッチング素子40aと40b)を駆動するのではなく、例えばメモリに格納されているテーブル(テーブルの登録内容は下記表1参照)に従って、駆動するスイッチング素子を順次切換える。なお、ケース1〜ケース4の切換えはランダムに、あるいは予め設定した所定のルールに従って決定すれば良い。
Figure 0005464323
ここで、図3は、コントローラ160によって実現されるスイッチング素子の制御機能を説明するための機能ブロック図である。なお、以下の説明では、スイッチング素子40a〜40dについて特に区別する必要がない場合には、単にスイッチング素子40と呼ぶ。
コントローラ160は、負荷変動検出部10a、駆動数決定部10b、駆動素子決定部10c、ゲート信号生成部10dを含んで構成される。負荷変動検出部10aは、各センサ(例えばアクセル開度やモータの回転数をあらわす信号など)からの入力情報に基づいて燃料電池110の発電中に負荷130から要求される電力(負荷130の要求電力;すなわち負荷130の大きさ)を把握し、これを駆動数決定部10bに通知する。
駆動数決定部(駆動数決定手段)10bは、負荷変動検出部10aから通知される負荷130の要求電力に応じて、スイッチング素子40の駆動数を決定する。具体的には、駆動数決定部10bは、負荷変動検出部10aから負荷130の要求電力の通知を受け取ると、メモリに格納されている負荷130の要求電力とスイッチング素子40の駆動数との関係を示す駆動数決定マップMP1を参照し、当該時点でのスイッチング素子40の駆動数(例えば駆動数「3」など)を決定する。そして、駆動数決定部10bは、決定したスイッチング素子40の駆動数を、駆動素子決定部10cに通知する。なお、駆動数決定マップMP1については、負荷130の要求電力に応じた最適なスイッチング素子40の駆動数を、予め実験などによって求め、これを事前に登録しておけば良い。もちろん、登録内容については変更不可としても良いが、例えばメンテナンス業者等において適宜設定・変更可能な構成としても良い。
駆動素子決定部(駆動素子決定手段)10cは、駆動数決定部10bからスイッチング素子40の駆動数の通知を受け取ると、上述した表1に従って、駆動対象となるスイッチング素子40を決定する。例えば通知された駆動数が「3」である場合、駆動素子決定部10cは、メモリに格納されているテーブルTB1(テーブルの登録内容は表1参照)に示されるケース1〜ケース4の中からランダムに特定のケース(例えばケース3)を決定することで、駆動対象となるスイッチング素子40(この場合はスイッチング素子40a、40c、40d)を決定する。そして、駆動素子決定部10cは、スイッチング素子40a、40c、40dを駆動すべき旨の指示をゲート信号生成部10dに通知する。なお、前述したように、表1に示すケース1〜ケース4はあくまで一例であり、駆動すべきスイッチング素子40をどのように決定するか(所定のルールに従って決定するか、ランダムに決定するかなど)は任意である。
ゲート信号生成部(駆動制御手段)10dは、駆動素子決定部10cから通知される駆動すべきスイッチング素子(以下、駆動スイッチング素子)40と、負荷変動検出部10aから通知される負荷130の要求電力とに基づいて、該要求電力に見合った電力が得られるように各スイッチング素子40のオン・オフを制御するゲート信号を生成し、これをパワーデバイス30に出力する。
このように、各相コンバータ20のパワーデバイス30を構成する4つのスイッチング素子40a〜40dについて、負荷の大きさに応じてスイッチング素子40a〜40dの駆動数を切り換えることで、各相コンバータ20の電力変換効率の向上を図ることができ、さらに、優先的に駆動するスイッチング素子を固定するのではなく、駆動するスイッチング素子をランダムに(あるいは予め設定した所定のルールに従って順次)切換えることで、偏ったスイッチング素子を利用することによって生じる弊害(例えば、スイッチング素子の特性劣化など)を未然に防止することが可能となる。
以下、各パワーデバイス30におけるスイッチング素子の駆動制御動作について、図4を参照しながら説明する。
<各パワーデバイスにおけるスイッチング素子の駆動制御動作>
図4は、各パワーデバイス30におけるスイッチング素子の駆動制御動作を示すフローチャートである。
コントローラ160の負荷変動検出部10aは、各センサ(例えばアクセル開度やモータの回転数をあらわす信号など)からの入力情報に基づいて負荷130から要求される電力(負荷130の要求電力;すなわち負荷130の大きさ)を把握し、これを駆動数決定部10bに通知する(ステップS1)。
駆動数決定部10bは、負荷変動検出部10aから通知される負荷130の要求電力に応じて、スイッチング素子40の駆動数を決定する(ステップS2)。具体的には、駆動数決定部10bは、負荷変動検出部10aから負荷130の要求電力の通知を受け取ると、メモリに格納されている負荷130の要求電力とスイッチング素子40の駆動数との関係を示す駆動数決定マップMP1を参照し、当該時点でのスイッチング素子40の駆動数(例えば駆動数「3」など)を決定する。そして、駆動数決定部10bは、決定したスイッチング素子40の駆動数を、駆動素子決定部10cに通知する。なお、駆動数決定マップMP1については、負荷130の要求電力に応じた最適なスイッチング素子40の駆動数を、予め実験などによって求め、これを事前に登録しておけば良い。もちろん、登録内容については変更不可としても良いが、例えばメンテナンス業者等において適宜設定・変更可能な構成としても良い。
駆動素子決定部10cは、駆動数決定部10bからスイッチング素子40の駆動数の通知を受け取ると、テーブルTB1の登録内容(上述した表1参照)に従って、駆動対象となるスイッチング素子40を決定する(ステップS3)。ここで、例えば通知された駆動数が「3」である場合、駆動素子決定部10cは、表1に示されるケース1〜ケース4の中からランダムに特定のケース(例えばケース3)を決定することで、駆動対象となるスイッチング素子40(この場合はスイッチング素子40a、40c、40d)を決定する。そして、駆動素子決定部10cは、スイッチング素子40a、40c、40dを駆動すべき旨の指示をゲート信号生成部10dに通知する。なお、前述したように、表1に示すケース1〜ケース4はあくまで一例であり、駆動すべきスイッチング素子40をどのように決定するか(所定のルールに従って決定するか、ランダムに決定するかなど)は任意である。
ゲート信号生成部10dは、駆動素子決定部10cから通知される駆動すべきスイッチング素子(以下、駆動スイッチング素子)40と、負荷変動検出部10aから通知される負荷130の要求電力とに基づいて、該要求電力に見合った電力が得られるように各スイッチング素子40のオン・オフを制御するゲート信号を生成し、これをパワーデバイス30に出力し(ステップS4)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、負荷の大きさに応じてスイッチング素子40a〜40cの駆動数を切り換えることで、各相コンバータ20の電力変換効率の向上を図ることが可能となる。
さらに、優先的に駆動するスイッチング素子を固定するのではなく、駆動するスイッチング素子をランダムに(あるいは予め設定した所定のルールに従って順次)切換えることで、偏ったスイッチング素子を利用することによって生じる弊害(例えば、スイッチング素子の特性劣化など)を未然に防止することが可能となる。
B.変形例
上述した本実施形態では、偏ったスイッチング素子40を利用することによって生じる弊害(例えば、スイッチング素子の特性劣化など)を防止するために、駆動するスイッチング素子40をランダムに(あるいは予め設定した所定のルールに従って順次)切換える場合について説明した。
ここで、各スイッチング素子40においては、スイッチング素子40に固有の特性に起因してオン・オフ切換えの際に発熱やノイズの発生等が生じる。従って、隣り合うスイッチング素子40が同じタイミングで駆動されると、熱干渉が生じ、電力変換効率が悪化するなどの問題が生ずる。
そこで、複数のスイッチング素子40を利用して駆動する場合には、可能な限り離れた位置にあるスイッチング素子40を利用し、これにより、熱干渉の発生を抑制する。
一例を挙げて説明すると、駆動素子決定部10cのメモリにテーブルTB2(テーブルの登録内容は表2参照)を格納し、このテーブルTB2に従って駆動するスイッチング素子を順次切換える。なお、表2は、複数のスイッチング素子40を利用して駆動することを前提としている。また、駆動数「3」においては、駆動する全てのスイッチング素子を離すことができないため、駆動する少なくとも1つのスイッチング素子が、駆動する他のスイッチング素子から離れているように、駆動対象となるスイッチング素子を決定する。
別の表現を用いれば、各相コンバータ20を構成するスイッチング素子の数が(k+1)以上であり(k≧2)、駆動数決定部10bによって決定された駆動数がkの場合、駆動素子決定部10cは、下記表2及び図2に示すように、両端外側のスイッチング素子よりも内部に位置する、いずれか1つ以上のスイッチング素子を駆動させないスイッチング素子として決定する。
なお、駆動素子決定部10cがメモリに格納されているテーブルTB2(下記表2参照)を利用して駆動対象となるスイッチング素子を決定する点以外は、上述した本実施形態と同様であるため、これ以上の説明は割愛する。
Figure 0005464323
以上説明したように、本変形例では、複数のスイッチング素子40を利用して駆動する場合には、可能な限り離れた位置にあるスイッチング素子40を利用し、これにより、熱干渉を抑制することが可能となる。なお、上述した表2は、あくまで熱発生を抑制するための一例であり、熱発生を抑制することができるのでれば、どのような条件に従ってスイッチング素子40のオン・オフを制御しても良い。
C.第2実施形態
上述した本実施形態では、DC−DCコンバータとしてIGBT等のスイッチング素子をPWM動作させて電圧の変換を行う形式のものを想定したが、これに限定する趣旨ではない。周知のとおり、DC−DCコンバータは、電子機器の省電力化、小型化及び高性能化に伴い、一層の低損失、高効率及び低ノイズ化が望まれており、特に、PWM動作に伴うスイッチング損失やスイッチングサージの低減が望まれている。
このようなスイッチング損失、スイッチングサージを低減させる技術のひとつにソフトスイッチング技術がある。ここで、ソフトスイッチングは、ZVS(Zero Voltage Switching)又はZCS(Zero Current Switching)を実現するためのスイッチング方式であり、例えばインダクタ、スイッチング素子、ダイオードを備えた一般的な昇降圧型DC−DCコンバータに、スイッチング損失を低減させる補助回路を付加したもの(いわゆるソフトスイッチングコンバータ)によって実現される。本変形例では、燃料電池110の電圧を制御するDC−DCコンバータとして多相のソフトスイッチングコンバータ(以下、多相FCソフトスイッチングコンバータ)を採用した場合について説明する。
図5は、多相FCソフトスイッチングコンバータ250の回路構成を示す図である。
多相FCソフトスイッチングコンバータ250は、U相コンバータ150a、V相コンバータ150b、W相コンバータ150cのほか、フリーホイール回路32c(ここではフリーホイールダイオードD6)を備えて構成されている。なお、以下の説明においてFCソフトスイッチングコンバータ250を構成する1相分のコンバータを特に区別する必要がない場合には、単にソフトスイッチングコンバータ150と呼ぶ。また、FCソフトスイッチングコンバータ150に入力される昇圧前の電圧をコンバータ入力電圧Vinと呼び、FCソフトスイッチングコンバータ150から出力される昇圧後の電圧をコンバータ出力電圧Voutと呼ぶ。
図6は、多相FCソフトスイッチングコンバータ250を構成する1相分(例えばU相)の回路構成を示す図である。
FCソフトスイッチングコンバータ150は、昇圧動作を行うための主昇圧回路12aと、ソフトスイッチング動作を行うための補助回路12bとを備えて構成されている。
主昇圧回路12aは、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などからなるメインスイッチS1とダイオードD4で構成されるスイッチング回路のスイッチ動作によって、コイルL1に蓄えられたエネルギを負荷130にダイオードD5を介して解放することで燃料電池22の出力電圧を昇圧する。
詳述すると、コイルL1の一端が燃料電池22の高電位側の端子に接続され、メインスイッチS1の一端の極がコイルL1の他端に接続され、メインスイッチS1の他端の極が燃料電池22の低電位側の端子に接続されている。また、ダイオードD5のカソード端子がコイルL1の他端に接続され、さらに、平滑コンデンサとして機能するコンデンサC3は、ダイオードD5のアノード端子とメインスイッチS1の他端との間に接続されている。主昇圧回路12aには、燃料電池22側に平滑コンデンサC1が設けられており、これにより燃料電池22の出力電流のリップルを低減することが可能となる。
このメインスイッチS1は、第1実施形態に係るパワーデバイス30に対応するものであり、図2に示す4つのスイッチング素子(ここではIGB素子)40a〜40dを並列接続した構成を有している。
ここで、コンデンサC3にかかる電圧VHは、FCソフトスイッチングコンバータ150のコンバータ出力電圧Voutとなり、平滑コンデンサC1にかかる電圧VLは、燃料電池22の出力電圧であってFCソフトスイッチングコンバータ150のコンバータ入力電圧Vinとなる。
補助回路12bには、メインスイッチS1に並列に接続された、ダイオードD3とこのダイオードD3に直列に接続されたスナバコンデンサC2とを含む第1直列接続体が含まれている。第1直列接続体は、ダイオードD3のカソード端子がコイルL1の他端に接続され、ダイオードD3のアノード端子がスナバコンデンサC2の一端に接続されている。さらに、スナバコンデンサC2の他端は、燃料電池22の低電位側の端子に接続されている。
さらに、補助回路12bには、ダイオードD2と、補助スイッチS2及びダイオードD1で構成されるスイッチング回路と、誘導素子であるコイルL2とが直列に接続された第2直列接続体が含まれる。この第2直列接続体は、ダイオードD2のアノード端子が第1直列接続体のダイオードD3とスナバコンデンサC2との接続部位に接続されている。さらに、ダイオードD2のカソード端子が補助スイッチS2の一端の極に接続されている。また、補助スイッチS2の他端は、各相に共通のコイルL2の一端側に接続され、コイルL2の他端側は燃料電池22の高電位側の端子に接続されている。
このように構成されるFCソフトスイッチングコンバータ150においては、ハイブリッド制御部10がメインスイッチS1のスイッチングデューティー比を調整することで、FCソフトスイッチングコンバータ150による昇圧比、すなわちコンバータ入力電圧Vinに対するコンバータ出力電圧Voutの比が制御される。また、メインスイッチS1のスイッチング動作において補助回路12bの補助スイッチS2のスイッチング動作を介在させることで、ソフトスイッチングが実現される。
本実施形態では、メインスイッチS1を構成する4つの4つのスイッチング素子(ここではIGB素子)40a〜40dについて、負荷の大きさに応じてスイッチング素子40a〜40cの駆動数を切り換えることで、各相コンバータ20の電力変換効率の向上を図るとともに、さらに、優先的に駆動するスイッチング素子を固定するのではなく、駆動するスイッチング素子をランダムに(あるいは予め設定した所定のルールに従って順次)切換えることで、偏ったスイッチング素子を利用することによって生じる弊害(例えば、スイッチング素子の特性劣化など)を未然に防止することを可能とする。
なお、以上説明した各実施形態及び変形例では、複数の相を備えた多相コンバータの制御装置を例に説明したが、かかる構成に限定する趣旨ではない。具体的には、複数のスイッチング素子が並列接続されることによって構成されたパワーデバイスを備えた単相コンバータの制御装置についても同様に適用可能である。
20a,150a…U相コンバータ、20b,150b…V相コンバータ、20c,150c…W相コンバータ、100…FCHVシステム、110…燃料電池、120…バッテリ、130…負荷、140…インバータ、2500…FCコンバータ、160…コントローラ、10a…負荷変動検出部、10b…駆動数決定部、10c…駆動素子決定部、10d…ゲート信号生成部、M…メモリ、170…センサ群、180…バッテリコンバータ、250…FCソフトスイッチングコンバータ、S1…メインスイッチ、S2…補助スイッチ、C1,C3…平滑コンデンサ、C2…スナバコンデンサ、L1,L2,…コイル、D1,D2,D3,D4,D5…ダイオード、D6…フリーホイールダイオード。

Claims (5)

  1. 複数のスイッチング素子が並列接続されることによって構成されたパワーデバイスを、相ごとに備えた燃料電池の出力電圧を制御する多相コンバータの制御装置であって、
    前記燃料電池に接続される要求負荷の大きさに応じて、前記スイッチング素子の駆動数を決定する駆動数決定手段と、
    前記決定された駆動数に基づき駆動対象となるスイッチング素子を決定する手段であって、設定されたルールに従って前記駆動対象となるスイッチング素子を順次切り換える、駆動素子決定手段と、
    前記多相コンバータは、前記多相コンバータを構成するスイッチング素子の数が(k+1)以上であり(k≧2)、
    前記駆動素子決定手段は、前記駆動数決定手段によって決定された駆動数がkの場合に、前記駆動対象となる少なくとも1つのスイッチング素子を、前記駆動対象となる他のスイッチング素子から離れた位置にあるスイッチング素子として決定する多相コンバータの制御装置。
  2. 複数のスイッチング素子が並列接続されることによって構成されたパワーデバイスを、相ごとに備えた燃料電池の出力電圧を制御する多相コンバータの制御装置であって、
    前記燃料電池に接続される要求負荷の大きさに応じて、前記スイッチング素子の駆動数を決定する駆動数決定手段と、
    前記決定された駆動数に基づき駆動対象となるスイッチング素子を決定する手段であって、設定されたルールに従って前記駆動対象となるスイッチング素子を順次切り換える、駆動素子決定手段と、
    前記多相コンバータは、前記多相コンバータを構成するスイッチング素子の数が(k+1)以上であり(k≧2)、
    前記駆動素子決定手段は、前記駆動数決定手段によって決定された駆動数がkの場合に、前記各パワーデバイスに配置される両端外側のスイッチング素子よりも内部に位置する、いずれか1つ以上のスイッチング素子を駆動させないスイッチング素子として決定する、多相コンバータの制御装置。
  3. 前記要求負荷を満たすように、前記駆動素子決定手段によって決定されたスイッチング素子を駆動させる駆動制御手段をさらに備える、請求項1又は2に記載の多相コンバータの制御装置。
  4. 前記各相のコンバータは、主昇圧回路と補助回路とを備えたソフトスイッチングコンバータであって、
    前記主昇圧回路は、
    一端が前記燃料電池の高電位側の端子に接続された主コイルと、
    一端が前記主コイルの他端に接続され、他端が前記燃料電池の低電位側の端子に接続された、スイッチングを行う主スイッチと、
    カソードが前記主コイルの他端に接続された第一ダイオードと、
    前記第一ダイオードのアノードと前記主スイッチの他端との間に設けられた平滑コンデンサとを有し、
    前記補助回路は、
    前記主スイッチに並列に接続され、かつ前記主コイルの他端と前記燃料電池の低電位側の端子に接続された、第二ダイオードとスナバコンデンサとを含む第一直列接続体と、
    前記第二ダイオードと前記スナバコンデンサとの接続部位と前記主コイルの一端との間に接続された、第三ダイオードと補助コイルと前記補助スイッチとを含む第二直列接続体とを備え、
    前記相のソフトスイッチングコンバータは、相毎に前記パワーデバイスを備えている、請求項1又は2に記載の多相コンバータの制御装置。
  5. 燃料電池の出力電圧を制御する、複数のスイッチング素子が並列接続されることによって構成されたパワーデバイスを備えた単相コンバータの制御装置であって、
    前記燃料電池に接続される要求負荷の大きさに応じて、前記スイッチング素子の駆動数を決定する駆動数決定手段と、
    前記決定された駆動数に基づき駆動対象となるスイッチング素子を決定する手段であって、設定されたルールに従って前記駆動対象となるスイッチング素子を順次切り換える、駆動素子決定手段と、
    前記多相コンバータは、前記多相コンバータを構成するスイッチング素子の数が(k+1)以上であり(k≧2)、
    前記駆動素子決定手段は、前記駆動数決定手段によって決定された駆動数がkの場合に、前記駆動対象となる少なくとも1つのスイッチング素子を、前記駆動対象となる他のスイッチング素子から離れた位置にあるスイッチング素子として決定する単相コンバータの制御装置。
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