JP5464229B2 - 媒体処理装置および自動取引装置 - Google Patents

媒体処理装置および自動取引装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5464229B2
JP5464229B2 JP2012101953A JP2012101953A JP5464229B2 JP 5464229 B2 JP5464229 B2 JP 5464229B2 JP 2012101953 A JP2012101953 A JP 2012101953A JP 2012101953 A JP2012101953 A JP 2012101953A JP 5464229 B2 JP5464229 B2 JP 5464229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
unit
roll paper
continuous
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012101953A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013228969A (ja
Inventor
克彦 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2012101953A priority Critical patent/JP5464229B2/ja
Publication of JP2013228969A publication Critical patent/JP2013228969A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5464229B2 publication Critical patent/JP5464229B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ticket-Dispensing Machines (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、媒体処理装置および自動取引装置に関する。
昨今、金融機関のATM(Automated teller machine)に代表される自動取引装置は、銀行、駅構内およびコンビニエンスストアなど、多様な場所に設置されている。顧客は、この自動取引装置に表示される表示画面において各種操作を行うことにより、入金、出金および残高照会などの取引を行うことができる。
また、自動取引装置は、取引内容をレシートに印刷するためのレシートプリンタを備える。具体的には、レシートプリンタは、印刷ヘッド、カッタナイフおよび搬送路を有し、ロール紙から分離された連続用紙に印字ヘッドが取引内容を印刷し、取引内容が印刷された部分(レシート)をカッタナイフが連続用紙から切り離し、連続用紙から切り離されたレシートを搬送路がレシート排出口に向けて搬送する。
また、ロール紙の残量が少ないニアエンド状態を検出するためのニアエンドセンサを備えるレシートプリンタも知られている(例えば、特許文献1参照)。自動取引装置は、このニアエンドセンサによりニアエンド状態が検出された場合、ニアエンド状態の検出時点からの印刷回数をカウントし、カウント値が所定値に達した場合に動作状態を取引停止状態に遷移させることができる。
特開2009−269706号公報
しかし、印刷回数のカウント値に基づいて動作状態を制御する上記方法では、ロール紙のような連続媒体の残り長さが取引を継続できる長さであっても自動取引装置が取引停止状態になってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、連続媒体を効率的に使用することが可能な、新規かつ改良された媒体処理装置および自動取引装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、連続媒体が搬送される搬送路と、前記連続媒体を規定値以下の長さで切断する切断部と、前記切断部より前記搬送路の上流側であり、前記切断部による前記連続媒体の切断位置との前記搬送路上の距離が前記規定値以上である位置における前記連続媒体の有無を検出する検出部と、を備える、媒体処理装置が提供される。
前記媒体処理装置は、所定の取引を制御する制御部と、前記取引の内容を前記連続媒体に印字する印字部と、をさらに備えてもよい。
前記制御部は、前記切断部により前記連続媒体が切断された後に前記検出部により前記連続媒体が検出されない場合、動作状態を取引停止状態に遷移させてもよい。
前記制御部は、前記切断部により前記連続媒体が切断された後に前記検出部により前記連続媒体が検出されず、かつ、予備のロール状媒体が前記媒体処理装置に存在しない場合に、前記動作状態を前記取引停止状態に遷移させてもよい。
前記規定値は、1つの取引内容の印字のために使用する前記連続媒体の最大長さに対応する値であってもよい。
前記検出部は、前記搬送路に沿って移動可能な発光部と、受光部と、前記発光部から発せられた光を前記受光部に伝達する光伝達部と、を含んでもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、連続媒体がロール状に巻かれたロール状媒体が装填される媒体装填部と、前記ロール状媒体から分離された連続媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路の始点近傍における前記ロール状媒体の有無を検出する検出部と、を備える媒体処理装置が提供される。
前記搬送路の始点近傍は、前記搬送路の始点から前記ロール状媒体の内径に対応する長さ以下の領域であってもよい。
前記検出部は、発光部、および前記発光部から発せられた光を受光するための受光部を含み、前記発光部および前記受光部の間の光経路上に前記搬送路の始点近傍が含まれてもよい。
前記媒体処理装置は、前記搬送路を搬送された前記連続媒体を規定値以下の長さで切断する切断部をさらに備え、前記検出部による前記ロール状媒体の検出位置と前記切断部による前記連続媒体の切断位置との距離は前記規定値以上であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、連続媒体が搬送される搬送路と、前記連続媒体を規定値以下の長さで切断する切断部と、前記切断部より前記搬送路の上流側であり、前記切断部による前記連続媒体の切断位置との前記搬送路上の距離が前記規定値以上である位置における前記連続媒体の有無を検出する検出部と、を有する媒体処理装置、を備える自動取引装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、連続媒体がロール状に巻かれたロール状媒体が装填される媒体装填部と、前記ロール状媒体から分離された連続媒体が搬送される搬送路と、前記搬送路の始点近傍における前記ロール状媒体の有無を検出する検出部と、を有する媒体処理装置、を備える自動取引装置が提供される。
以上説明したように本発明によれば、連続媒体を効率的に使用することが可能である。
本発明の実施形態による自動取引システムの構成を示した説明図である。 比較例による自動取引装置のレシートプリンタおよびカードリーダライタの構成を示した説明図である。 第1の実施形態によるカードリーダライタおよびレシートプリンタの構成を示した説明図である。 第1の実施形態の変形例によるレシートプリンタの構成を示した説明図である。 比較例による自動取引装置のレシートプリンタおよびカードリーダライタの構成を示した説明図である。 第2の実施形態によるカードリーダライタおよびレシートプリンタの構成を示した説明図である。 第2の実施形態の利点を示した説明図である。 第2の実施形態の変形例を示した説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<1.自動取引装置および自動取引システムの基本構成>
本発明は、一例として「3.第1の実施形態」〜「4.第2の実施形態」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。以下では、各実施形態において共通する自動取引装置、および自動取引装置を含む自動取引システムの基本構成について図1を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による自動取引システムの構成を示した説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による自動取引システムは、複数の自動取引装置1と、専用網12と、金融機関ホスト20と、を含む。
自動取引装置1は、金融機関の顧客による操作に基づいて金銭の取引を実行する顧客操作型端末である。この自動取引装置1は、金融機関の営業店、コンビニエンスストア、駅構内、ホテル、病院、アミューズメントパーク、飲食店、オフィスビルディングなどの多様な施設に設置される。
また、自動取引装置1は、操作表示部14、接客口16、通帳挿入口18、カード挿入排出口32、およびレシート排出口42を備える。
操作表示部14は、顧客による操作の誘導画面を表示する表示部および顧客操作を検出する顧客操作部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、顧客操作部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、図1においては表示部および顧客操作部の機能が自動取引装置1において一体的に構成される例を示しているが、表示部および顧客操作部の機能は分離して構成されてもよい。
接客口16は、顧客による紙幣の入金口、および顧客への紙幣の出金口としての機能を有する。また、通帳挿入口18は、顧客の通帳の挿入および排出を行う。
カード挿入排出口32は、顧客の磁気カードの挿入および排出を行うための開口部である。また、レシート排出口42は、取引情報が印刷されたレシートを排出するための開口部である。このカード挿入排出口32とレシート排出口42は、図1に示したように上下に隣接して設けられるので、顧客は、カード挿入排出口32から排出される磁気カードおよびレシート排出口42から排出されるレシートを一挙動で受け取ることが可能である。
専用網12は、金融機関のネットワークであり、例えばIP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)により構成される。金融機関ホスト20は、この専用網12を介して自動取引装置1と通信することができる。
金融機関ホスト20は、専用網12を介して自動取引装置1と通信することにより、各種取引を制御する。例えば、金融機関ホスト20は、自動取引装置1を操作する顧客の認証を行ったり、自動取引装置1において顧客により指示された入金や振込などの金銭取引(勘定の取引処理)を実行したりする。また、金融機関ホスト20は、口座番号、暗証番号、氏名、住所、年齢、生年月日、電話番号、職業、家族構成、年収、預金残高などの顧客情報(口座の元帳)を管理する。
本発明の各実施形態は、上述した自動取引システムに含まれる自動取引装置1に関し、特に、レシートの印刷のために自動取引装置1に設けられるレシートプリンタに関する。そこで、本発明の比較例による自動取引装置に設けられるレシートプリンタの構成を説明した後に、本発明の各実施形態について詳細に説明する。
<2.比較例による自動取引装置>
(構成)
図2は、比較例による自動取引装置のレシートプリンタ80およびカードリーダライタ30の構成を示した説明図である。図2に示したように、カードリーダライタ30は、カード挿入排出口32、フィードローラ33〜38、および磁気読取部39を有する。磁気読取部39は、カード状媒体である磁気カード3上のデータを読取る。磁気読取部39により読み取られたデータは図示しない制御部に送信され、制御部は、このデータに基づいて取引を制御する。
一方、レシートプリンタ80は、ロール紙装填部44と、予備ロール紙装填部46と、分離爪51と、フィードローラ53、54、および58〜61と、サーマルヘッド55と、プラテン56と、カッタ57と、取込ローラ62および63と、収容部64と、連続紙検出部65と、を備える。
ロール紙装填部44および予備ロール紙装填部46には、連続紙7が巻回されたロール状媒体の一例であるロール紙6が装填される。ロール紙6は、円柱状の中空領域を有し、当該中空領域の外側に連続紙7が巻回される。このロール紙6は、ロール紙装填部44に装填されると、図2において矢印で示した方向に回転する。
また、ロール紙装填部44には、ロール紙6の有無を検出するためのロール紙検出部47、および、ロール紙の残量が少ないニアエンド状態を検出するためのニアエンド検出部48が設けられる。例えば、ロール紙検出部47は、発光部47Aおよび受光部47Bからなり、発光部47Aから発せられた光が受光部47Bにより受光されたか否かに基づいてロール紙装填部44にロール紙6が装填されているか否かを検出する。ロール紙検出部47によりロール紙6が検出されなくなると、予備ロール紙装填部46に装填されているロール紙6が図示せぬ機構によりロール紙装填部44に移動される。
また、予備ロール紙装填部46には、ロール紙6の有無を検出するためのロール紙検出部49が設けられる。このロール紙検出部49は、ロール紙検出部47と同様に、例えば発光部49Aおよび受光部49Bからなり、発光部49Aから発せられた光が受光部49Bにより受光されたか否かに基づいて予備ロール紙装填部46にロール紙6が装填されているか否かを検出する。
分離爪51は、ロール紙6の回転中にロール紙6から連続紙7を分離し、連続紙7の先端を搬送路に案内する。
連続紙検出部65は、連続紙7が搬送路内に存在しているか否かを検出する。フィードローラ53および54は、連続紙7をサーマルヘッド55に搬送する。サーマルヘッド55は、プラテン56上に搬送された連続紙7に所定の取引情報を印字し、カッタ57は、連続紙7の取引情報が印字された部分を含めて、一枚の紙葉状媒体であるレシート4となるように切断する。フィードローラ58〜61は、レシート4をレシート排出口42に向けて搬送する。
取込ローラ62および63は、レシート排出口42に向けて搬送したレシート4を制御部からの指示に応じてレシート4を取り込むためのローラであり、取込ローラ62および63により取り込まれたレシート4は収容部64に収容される。なお、収容部64に収容されるレシート4は、主に顧客が取り忘れたレシートや、印字不良となったレシートである。
(動作)
続いて、以上説明した構成を有する比較例による自動取引装置の取引動作について説明する。顧客が、カード挿入排出口32から磁気カード3を挿入し、磁気カード3をフィードローラ33と34との間に挟ませると、フィードローラ33〜38が回転して磁気カード3を磁気読取部39に搬送する。そして、磁気読取部39は、カード状媒体である磁気カード3上のデータを読取る。磁気読取部39により読み取られたデータは制御部に送信され、制御部は、このデータに基づいて取引を制御する。
また、サーマルヘッド55は、制御部からの制御に従って連続紙7に取引情報を印字する。連続紙7は、プラテン56が回転することにより、レシート排出口42の方向に所定長さ送られ、カッタ57によりレシート4として切断される。レシート4は、フィードローラ58〜61が回転することにより、レシート排出口42へ向けて搬送される。
一方、制御部が印字を指示したときにサーマルヘッド55下に連続紙7が存在せず、ロール紙装填部44にロール紙6が存在せず、かつ、予備ロール紙装填部46にロール紙6が存在する場合、予備ロール紙装填部46に装填されているロール紙6が図示せぬ機構によりロール紙装填部44に移動される。そして、ロール紙6が回転し、分離爪51が連続紙7を分離することにより、連続紙7が搬送路に案内される。
また、印字中に連続紙検出部65により連続紙7が検出されなくなった場合、サーマルヘッド55は印字を中止し、印字途中のレシート4を取込ローラ62および63が収容部64に取り込む。続いて、予備ロール紙装填部46に装填されているロール紙6が図示せぬ機構によりロール紙装填部44に移動される。そして、ロール紙6が回転し、分離爪51が連続紙7を分離することにより、連続紙7が搬送路に案内される。その後、制御部が再度印字を指示すると、サーマルヘッド55が連続紙7に取引情報を印字する。
また、ニアエンド検出部48によりニアエンド状態が検出され、かつ、予備ロール紙装填部46のロール紙検出部49によりロール紙6が検出されない場合、制御部は、ニアエンド状態の検出時点からのレシート4の印字枚数をカウントし、カウント値が所定値に達した場合に動作状態を取引停止状態に遷移させて、係員によるロール紙6の補充を待機する。
<3.第1の実施形態>
(第1の実施形態の課題)
上述したように、比較例による自動取引装置は、印刷回数のカウント値に基づいて動作状態を制御する。このため、比較例による自動取引装置では、ロール紙6の残り長さが取引を継続できる長さであっても、カウント値が所定値に達した場合には取引が停止されてしまうので、ロール紙を効率よく用いることができない上、自動取引装置の稼働休止時間が増大してしまうという問題があった。
そこで、上記事情を一着眼点にして第1の実施形態による自動取引装置1を創作するに至った。第1の実施形態による自動取引装置1は、
A.連続媒体(連続紙7)が搬送される搬送路と、
B.前記連続媒体を規定値以下の長さで切断する切断部(カッタ57)と、
C.前記切断部より前記搬送路の上流側であり、前記切断部による前記連続媒体の切断位置との前記搬送路上の距離が前記規定値以上である位置における前記連続媒体の有無を検出する検出部(連続紙検出部66)と、を有する媒体処理装置(レシートプリンタ40)を備える。
上記構成を有する第1の実施形態による自動取引装置1は、ロール紙6の使用を効率化することが可能である。以下。このような第1の実施形態による自動取引装置1の構成および動作を詳細に説明する。
(構成)
図3は、第1の実施形態によるカードリーダライタ30およびレシートプリンタ40の構成を示した説明図である。図3に示したように、カードリーダライタ30は、カード挿入排出口32、フィードローラ33〜38、および磁気読取部39を有する。磁気読取部39は、カード状媒体である磁気カード3上のデータを読取る。磁気読取部39により読み取られたデータは制御部70に送信され、制御部70は、このデータに基づいて取引を制御する。
レシートプリンタ40は、レシート排出口42と、ロール紙装填部44と、予備ロール紙装填部46と、分離爪52と、フィードローラ53、54、および58〜61と、サーマルヘッド55と、プラテン56と、カッタ57と、取込ローラ62および63と、収容部64と、連続紙検出部66と、を備える。
ロール紙装填部44および予備ロール紙装填部46には、連続紙7のような連続媒体が巻回されたロール状媒体の一例であるロール紙6が装填される。ロール紙6は、円柱状の中空領域を有し、当該中空領域の外側に連続紙7が巻回される。このロール紙6は、ロール紙装填部44に装填されると、図3において矢印で示した方向に回転する。
また、ロール紙装填部44には、ロール紙6の有無を検出するためのロール紙検出部47、および、ロール紙の残量が少ないニアエンド状態を検出するためのニアエンド検出部48が設けられる。例えば、ロール紙検出部47は、発光部47Aおよび受光部47Bからなり、発光部47Aから発せられた光が受光部47Bにより受光されたか否かに基づいてロール紙装填部44にロール紙6が装填されているか否かを検出する。ロール紙検出部47によりロール紙6が検出されなくなると、予備ロール紙装填部46に装填されているロール紙6が図示せぬ機構によりロール紙装填部44に移動される。
また、予備ロール紙装填部46には、ロール紙6の有無を検出するためのロール紙検出部49が設けられる。このロール紙検出部49は、ロール紙検出部47と同様に、例えば発光部49Aおよび受光部49Bからなり、発光部49Aから発せられた光が受光部49Bにより受光されたか否かに基づいて予備ロール紙装填部46にロール紙6が装填されているか否かを検出する。
分離爪52は、ロール紙6の回転中にロール紙6から連続紙7を分離し、連続紙7の先端を搬送路に案内する。
フィードローラ53および54は、連続紙7をサーマルヘッド55に搬送する。サーマルヘッド55は、プラテン56上に搬送された連続紙7に所定の取引情報を印字する印刷部である。また、カッタ57は、連続紙7の取引情報が印字された部分を含めて、一枚の紙葉状媒体であるレシート4となるように切断する切断部として機能する。フィードローラ58〜61は、レシート4をレシート排出口42に向けて搬送する。
取込ローラ62および63は、レシート排出口42に向けて搬送したレシート4を制御部70からの指示に応じて取り込むためのローラであり、取込ローラ62および63により取り込まれたレシート4は収容部64に収容される。なお、収容部64に収容されるレシート4は、主に顧客が取り忘れたレシートや、印字不良となったレシートである。
連続紙検出部66は、ロール紙6から分離された連続紙7が搬送路内に存在しているか否かを検出する。例えば、連続紙検出部66は、発光部66Aおよび受光部66Bからなり、発光部66Aから発せられた光が受光部66Bにより受光されたか否かに基づき、光経路上に連続紙7が存在するか否かを検出する。
ここで、連続紙検出部66による連続紙7の検出位置と、カッタ57による連続紙7の切断位置との搬送路上の距離Lは、規定値以上に設計される。規定値は、カッタ57の切断により得られるレシート4の最大長さであってもよい。例えば、カッタ57が常に同一の所定長さ(例えば、101.6mm)で連続紙7を切断する場合、規定値は当該所定長さであってもよい。一方、カッタ57が取引によって異なる長さで連続紙7を切断する場合、規定値は、連続紙7の切断により得られる可能性のあるレシート4の最大長さであってもよい。
制御部70は、連続紙検出部66、ロール紙検出部47および49、ニアエンド検出部48などによる状態の検出結果に基づき、レシートプリンタ40の動作を制御する。例えば、制御部70は、カッタ57による連続紙7の切断直後、あるいは、印刷開始時に、予備ロール紙装填部46のロール紙検出部49によりロール紙6が検出されず、かつ、連続紙検出部66により連続紙7が検出されている場合は取引を継続する。一方、制御部70は、予備ロール紙装填部46のロール紙検出部49によりロール紙6が検出されず、かつ、連続紙検出部66により連続紙7が検出されなくなった場合には、動作状態を取引停止状態に遷移させる。
かかる構成によれば、ロール紙6の残り長さが1取引分のレシート4を発行するために必要な長さ以上である場合に取引が継続され、ロール紙6の残り長さが1取引分のレシート4を発行するために必要な長さ未満となった場合に取引が停止される。したがって、ロール紙6の残り長さが取引を継続できる長さである場合に取引が停止されてしまうことを防止できるので、ロール紙6を効率的に使用することが可能となる。
(動作)
続いて、上述した構成を有する第1の実施形態による自動取引装置1の取引動作について説明する。顧客が、カード挿入排出口32から磁気カード3を挿入し、磁気カード3をフィードローラ33と34との間に挟ませると、フィードローラ33〜38が回転して磁気カード3を磁気読取部39に搬送する。そして、磁気読取部39は、カード状媒体である磁気カード3上のデータを読取る。磁気読取部39により読み取られたデータは制御部70に送信され、制御部70は、このデータに基づいて取引を制御する。
また、サーマルヘッド55は、制御部70からの制御に従って連続紙7に取引情報を印字する。連続紙7は、プラテン56が回転することにより、レシート排出口42の方向に所定長さ送られ、カッタ57によりレシート4として切断される。レシート4は、フィードローラ58〜61が回転することにより、レシート排出口42へ向けて搬送される。
一方、制御部70が印字を指示したときにサーマルヘッド55下に連続紙7が存在せず、ロール紙装填部44にロール紙6が存在せず、かつ、予備ロール紙装填部46にロール紙6が存在する場合、予備ロール紙装填部46に装填されているロール紙6が図示せぬ機構によりロール紙装填部44に移動される。そして、ロール紙6が回転し、分離爪52が連続紙7を分離することにより、連続紙7が搬送路に案内される。
また、印字中に連続紙検出部66により連続紙7が検出されなくなった場合、サーマルヘッド55は印字を中止し、印字途中のレシート4を取込ローラ62および63が収容部64に取り込む。続いて、予備ロール紙装填部46に装填されているロール紙6が図示せぬ機構によりロール紙装填部44に移動される。そして、ロール紙6が回転し、分離爪52が連続紙7を分離することにより、連続紙7が搬送路に案内される。その後、制御部70が再度印字を指示すると、サーマルヘッド55が連続紙7に取引情報を印字する。
また、制御部70は、カッタ57による連続紙7の切断直後、あるいは、印刷開始時に、予備ロール紙装填部46のロール紙検出部49によりロール紙6が検出されず、かつ、連続紙検出部66により連続紙7が検出されている場合は取引を継続する。一方、制御部70は、予備ロール紙装填部46のロール紙検出部49によりロール紙6が検出されず、かつ、連続紙検出部66により連続紙7が検出されなくなった場合には、動作状態を取引停止状態に遷移させる。
(効果)
上述したように、連続紙検出部66による連続紙7の検出位置と、カッタ57による連続紙7の切断位置との搬送路上の距離Lは、レシート4の最大長さ以上に設計される。このため、連続紙検出部66による検出結果を用いた上記の制御により、ロール紙6の残り長さが1取引分のレシート4を印刷するために必要な長さ以上である場合に取引を継続し、ロール紙6の残り長さが1取引分のレシート4を印刷するために必要な長さ未満となった場合に取引を停止することが可能となる。
(変形例)
上記では、連続紙検出部66による連続紙7の検出位置が固定的である例を説明したが、本実施形態はかかる例に限定されない。図3に示した距離Lは、レシート4の最大長さに近いことが望まれるが、自動取引装置1の設定によりレシート4の最大長さが変化する場合も考えられる。そこで、レシートプリンタ40を、以下に説明する変形例のように、連続紙検出部66による連続紙7の検出位置を移動できるように設計してもよい。
図4は、第1の実施形態の変形例によるレシートプリンタ40の構成を示した説明図である。図4に示したように、変形例によるレシートプリンタ40は、ロール紙装填部44と、予備ロール紙装填部46と、分離爪52と、フィードローラ53、54、および58〜61と、サーマルヘッド55と、プラテン56と、カッタ57と、取込ローラ62および63と、収容部64と、プリズム67と、連続紙検出部68と、を備える。
連続紙検出部68は、発光部68Aおよび受光部68Bからなる。この発光部68Aおよび受光部68Bの間の光経路はプリズム67を介して形成される。具体的には、発光部68Aは、図4に示した位置P1〜P4の間で移動可能に設計され、プリズム67は、発光部68Aが位置P1〜P4のいずれに移動した場合であっても発光部68Aから発せられた光を受光部68Bに伝達する光伝達部として機能する。
このように、発光部68Aを移動可能に設計することにより、連続紙7の検出位置を変化させることが可能となる。なお、上記では発光部68Aを移動可能に設計する例を説明したが、発光部68Aと受光部68Bの配置を逆にしてもよい。すなわち、受光部68Bを位置P1〜P4の間で移動可能に設計してもよい。あるいは、位置P1〜P4の各々に発光部68Aを設け、使用する発光部68Aを変更することにより、連続紙7の検出位置を変化させることも可能である。
<4.第2の実施形態>
(第2の実施形態の課題)
図2を参照して説明したように、比較例による自動取引装置では、ロール紙装填部44にロール紙6が装填されているか否かをロール紙検出部47が検出する。このロール紙検出部47は、発光部47Aおよび受光部47Bからなり、発光部47Aと受光部47Bの間の光経路は、図2に示したようにロール紙装填部44の中央付近を通るように形成される。
しかし、ロール紙6の残量が少なくなると、図5に示すように、ロール紙6が分離爪51および搬送路の始点の方向に近づく場合がある。この場合、ロール紙装填部44にロール紙6が装填されているが、ロール紙検出部47が形成する光経路上にロール紙6が存在しなくなる。よって、ロール紙装填部44にロール紙6が存在するにも係らず、ロール紙6が存在しないと誤検出される可能性がある。
そこで、上記事情を一着眼点にして本発明の第2の実施形態を創作するに至った。本発明の第2の実施形態による自動取引装置1は、
A.連続媒体(連続紙7)がロール状に巻かれたロール状媒体(ロール紙6)が装填される媒体装填部(ロール紙装填部44)と、
B.前記ロール状媒体から分離された連続媒体が搬送される搬送路と、
C.前記搬送路の始点近傍における前記ロール状媒体の有無を検出する検出部(ロール紙検出部74)と、を有する媒体処理装置(レシートプリンタ41)を備える。
上記のような構成を有する第2の実施形態による自動取引装置は、ロール紙装填部44におけるロール紙6の有無をより正確に検出することが可能となる。以下、このような本発明の第2の実施形態の構成および動作を詳細に説明する。
(構成)
図6は、第2の実施形態によるカードリーダライタ30およびレシートプリンタ41の構成を示した説明図である。図6に示したように、カードリーダライタ30は、カード挿入排出口32、フィードローラ33〜38、および磁気読取部39を有する。磁気読取部39は、カード状媒体である磁気カード3上のデータを読取る。磁気読取部39により読み取られたデータは制御部71に送信され、制御部71は、このデータに基づいて取引を制御する。
レシートプリンタ41は、レシート排出口42と、ロール紙装填部44と、予備ロール紙装填部46と、分離爪51と、フィードローラ53、54、および58〜61と、サーマルヘッド55と、プラテン56と、カッタ57と、取込ローラ62および63と、収容部64と、連続紙検出部65と、を備える。
ロール紙装填部44および予備ロール紙装填部46には、連続紙7のような連続媒体が巻回されたロール状媒体の一例であるロール紙6が装填される。ロール紙6は、円柱状の中空領域を有し、当該中空領域の外側に連続紙7が巻回される。このロール紙6は、ロール紙装填部44に装填されると、図6において矢印で示した方向に回転する。
また、ロール紙装填部44には、ロール紙6の有無を検出するためのロール紙検出部74、および、ロール紙の残量が少ないニアエンド状態を検出するためのニアエンド検出部48が設けられる。例えば、ロール紙検出部74は、発光部74Aおよび受光部74Bからなり、発光部74Aから発せられた光が受光部74Bにより受光されたか否かに基づいてロール紙装填部44にロール紙6が装填されているか否かを検出する。ロール紙検出部74によりロール紙6が検出されなくなると、予備ロール紙装填部46に装填されているロール紙6が図示せぬ機構によりロール紙装填部44に移動される。
ここで、ロール紙検出部74は、搬送路の始点近傍、すなわち、分離爪51の先端近傍におけるロール紙の有無を検出する。例えば、搬送路の始点近傍は、図6においてハッチングを付した領域のように、搬送路の始点からロール紙6の内径Dに対応する長さ以下の領域であってもよい。この搬送路の始点からロール紙6の内径Dに対応する長さ以下の領域を光経路が通るように発光部74Aおよび受光部74Bを配置することにより、搬送路の始点近傍におけるロール紙の有無を検出することが可能となる。
さらに、第2の実施形態によるロール紙検出部74によるロール紙6の検出位置と、カッタ57による連続紙7の切断位置との搬送路上の距離Lは、図6に示したように規定値以上に設計される。規定値は、カッタ57の切断により得られるレシート4の最大長さであってもよい。例えば、カッタ57が常に同一の所定長さ(例えば、101.6mm)で連続紙7を切断する場合、規定値は当該所定長さであってもよい。一方、カッタ57が取引によって異なる長さで連続紙7を切断する場合、規定値は、連続紙7の切断により得られる可能性のあるレシート4の最大長さであってもよい。また、制御部71は、カッタ57による連続紙7の切断直後、あるいは、印刷開始時に、予備ロール紙装填部46のロール紙検出部49によりロール紙6が検出されず、かつ、連続紙検出部66により連続紙7が検出されている場合は取引を継続してもよい。一方、制御部71は、予備ロール紙装填部46のロール紙検出部49によりロール紙6が検出されず、かつ、連続紙検出部66により連続紙7が検出されなくなった場合には、動作状態を取引停止状態に遷移させてもよい。
かかる構成によれば、ロール紙6の残り長さが1取引分のレシート4を印刷するために必要な長さ以上である場合に取引が継続され、ロール紙6の残り長さが1取引分のレシート4を印刷するために必要な長さ未満となった場合に取引が停止される。レシートプリンタ41の他の構成については第1の実施形態で説明した通りであるので、ここでの詳細な説明を省略する。
(動作)
続いて、上述した構成を有する第2の実施形態による自動取引装置1の取引動作について説明する。顧客が、カード挿入排出口32から磁気カード3を挿入し、磁気カード3をフィードローラ33と34との間に挟ませると、フィードローラ33〜38が回転して磁気カード3を磁気読取部39に搬送する。そして、磁気読取部39は、カード状媒体である磁気カード3上のデータを読取る。磁気読取部39により読み取られたデータは制御部71に送信され、制御部71は、このデータに基づいて取引を制御する。
また、サーマルヘッド55は、制御部71からの制御に従って連続紙7に取引情報を印字する。連続紙7は、プラテン56が回転することにより、レシート排出口42の方向に所定長さ送られ、カッタ57によりレシート4として切断される。レシート4は、フィードローラ58〜61が回転することにより、レシート排出口42へ向けて搬送される。
一方、制御部71が印字を指示したときにサーマルヘッド55下に連続紙7が存在せず、ロール紙装填部44にロール紙6が存在せず、かつ、予備ロール紙装填部46にロール紙6が存在する場合、予備ロール紙装填部46に装填されているロール紙6が図示せぬ機構によりロール紙装填部44に移動される。そして、ロール紙6が回転し、分離爪51が連続紙7を分離することにより、連続紙7が搬送路に案内される。
また、印字中にロール紙検出部74により連続紙7が検出されなくなった場合、サーマルヘッド55は印字を中止し、印字途中のレシート4を取込ローラ62および63が収容部64に取り込む。続いて、予備ロール紙装填部46に装填されているロール紙6が図示せぬ機構によりロール紙装填部44に移動される。そして、ロール紙6が回転し、分離爪51が連続紙7を分離することにより、連続紙7が搬送路に案内される。その後、制御部71が再度印字を指示すると、サーマルヘッド55が連続紙7に取引情報を印字する。
また、制御部71は、カッタ57による連続紙7の切断直後、あるいは、印刷開始時に、予備ロール紙装填部46のロール紙検出部49によりロール紙6が検出されず、かつ、ロール紙検出部74により連続紙7が検出されている場合は取引を継続する。一方、制御部71は、予備ロール紙装填部46のロール紙検出部49によりロール紙6が検出されず、かつ、ロール紙検出部74により連続紙7が検出されなくなった場合には、動作状態を取引停止状態に遷移させる。
(効果)
以上説明したように、搬送路の始点近傍におけるロール紙の有無を検出するようにロール紙検出部74を設計することにより、ロール紙6の残量が少なくなってロール紙6が分離爪51の方向に近づいた場合であっても、図7に示したようにロール紙6の有無を正確に検出することが可能となる。
また、第2の実施形態によれば、ロール紙検出部74によるロール紙6の検出位置と、カッタ57による連続紙7の切断位置との搬送路上の距離Lは、図6に示したように規定値以上(例えば、レシート4の最大長さ)に設計される。かかる構成によれば、ロール紙6の残り長さが1取引分のレシート4を印刷するために必要な長さ以上である場合に取引が継続され、ロール紙6の残り長さが1取引分のレシート4を印刷するために必要な長さ未満となった場合に取引が停止される。すなわち、第2の実施形態によるロール紙検出部74は、ロール紙6の有無を検出する役割と共に、ロール紙6の残り長さが1取引分のレシート4を印刷するために必要な長さ以上であるか否かを検出する役割を有する。さらに、第2の実施形態によるロール紙検出部74は、分離爪51より搬送路の上流側に位置するロール紙装填部44に設けられるので、第2の実施形態によれば、第1の実施形態よりも装置構成を小型化することが可能となる。
(補足)
なお、ロール紙検出部74が形成する光経路の方向は特に限定されない。図8は、レシート排出口42の側からロール紙装填部44を見た場合のロール紙検出部74の配置例を示した説明図である。図8に示したように、ロール紙検出部74は、ロール紙6の母線と直交する光経路を形成する発光部74A−1および受光部74B−1で構成されてもよい。また、ロール紙検出部74は、ロール紙6の母線と交差する発光部74A−2および受光部74B−2、または発光部74A−3および受光部74B−3で構成されてもよい。
<5.むすび>
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、ロール紙6の残り長さが取引を継続できる長さである場合に取引が停止されてしまうことを防止できるので、ロール紙6を効率的に使用することが可能となる。
また、本発明の第2の実施形態によれば、ロール紙6の残量が少なくなってロール紙6が分離爪51の方向に近づいた場合であっても、ロール紙6の有無を正確に検出することが可能である。また、装置構成を小型化しつつ第1の実施形態と同等の効果を得ることが可能である。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では媒体処理装置としてレシートプリンタ40を説明し、レシートプリンタ40が自動取引装置1に設置される例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明による媒体処理装置は、鉄道機関における乗車券の券売機、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの店舗における精算装置などにも適用可能である。
また、上記では、自動取引装置が連続紙検出部66またはロール紙検出部74による検出結果に応じて取引を停止する例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、自動取引装置が連続紙検出部66またはロール紙検出部74により連続紙7が検出されず、かつ、予備ロール紙装填部46にロール紙6が装填されていない場合、自動取引装置は、レシート4が発行されない旨、および取引を行うか否かの確認項目を表示してもよい。例えば、自動取引装置は、「現在レシート用紙がありません。レシートは発行されませんが、取引を行いますか?」というメッセージを表示し、「はい」のような取引を行う旨の確認項目が顧客により選択された場合には取引を開始してもよい。
1 自動取引装置
3 磁気カード
4 レシート
6 ロール紙
7 連続紙
12 専用網
14 操作表示部
16 接客口
18 通帳挿入口
20 金融機関ホスト
30 カードリーダライタ
32 カード挿入排出口
33〜38 フィードローラ
39 磁気読取部
40、41 レシートプリンタ
42 レシート排出口
44 ロール紙装填部
46 予備ロール紙装填部
47、49、74 ロール紙検出部
48 ニアエンド検出部
49 ロール紙検出部
51、52 分離爪
52 分離爪
55 サーマルヘッド
56 プラテン
57 カッタ
62 取込ローラ
64 収容部
65、66、68 連続紙検出部
67 プリズム
70、71 制御部

Claims (11)

  1. 連続媒体が搬送される搬送路と、
    前記連続媒体を規定値以下の長さで切断する切断部と、
    前記切断部より前記搬送路の上流側であり、前記切断部による前記連続媒体の切断位置との前記搬送路上の距離が前記規定値以上である位置における前記連続媒体の有無を検出する検出部と、
    を備え、
    前記規定値は、1つの取引内容の印字のために使用する前記連続媒体の最大長さに対応する値である、媒体処理装置。
  2. 前記媒体処理装置は、
    所定の取引を制御する制御部と、
    前記取引の内容を前記連続媒体に印字する印字部と、
    をさらに備える、請求項1に記載の媒体処理装置。
  3. 前記制御部は、前記切断部により前記連続媒体が切断された後に前記検出部により前記連続媒体が検出されない場合、動作状態を取引停止状態に遷移させる、請求項2に記載の媒体処理装置。
  4. 前記制御部は、前記切断部により前記連続媒体が切断された後に前記検出部により前記連続媒体が検出されず、かつ、予備のロール状媒体が前記媒体処理装置に存在しない場合に、前記動作状態を前記取引停止状態に遷移させる、請求項3に記載の媒体処理装置。
  5. 前記検出部は、前記搬送路に沿って移動可能な発光部と、受光部と、前記発光部から発せられた光を前記受光部に伝達する光伝達部と、を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  6. 前記連続媒体がロール状に巻かれたロール状媒体が装填される媒体装填部と、
    前記搬送路の始点近傍における前記ロール状媒体の有無を検出するロール状媒体検出部と、
    を備える、請求項1に記載の媒体処理装置。
  7. 前記搬送路の始点近傍は、前記搬送路の始点から前記ロール状媒体の内径に対応する長さ以下の領域である、請求項6に記載の媒体処理装置。
  8. 前記ロール状媒体検出部は、発光部、および前記発光部から発せられた光を受光するための受光部を含み、
    前記発光部および前記受光部の間の光経路上に前記搬送路の始点近傍が含まれる、請求項6または7に記載の媒体処理装置。
  9. 前記媒体処理装置は
    前記ロール状媒体検出部による前記ロール状媒体の検出位置と前記切断部による前記連続媒体の切断位置との距離は前記規定値以上である、請求項6〜8のいずれか一項に記載の媒体処理装置。
  10. 連続媒体が搬送される搬送路と、
    前記連続媒体を規定値以下の長さで切断する切断部と、
    前記切断部より前記搬送路の上流側であり、前記切断部による前記連続媒体の切断位置との前記搬送路上の距離が前記規定値以上である位置における前記連続媒体の有無を検出する検出部と、
    を備え、
    前記規定値は、1つの取引内容の印字のために使用する前記連続媒体の最大長さに対応する値である、媒体処理装置、を備える、自動取引装置。
  11. 前記連続媒体がロール状に巻かれたロール状媒体が装填される媒体装填部と、
    前記搬送路の始点近傍における前記ロール状媒体の有無を検出するロール状媒体検出部と、
    さらに備える、請求項10に記載の自動取引装置。
JP2012101953A 2012-04-27 2012-04-27 媒体処理装置および自動取引装置 Active JP5464229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012101953A JP5464229B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 媒体処理装置および自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012101953A JP5464229B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 媒体処理装置および自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013228969A JP2013228969A (ja) 2013-11-07
JP5464229B2 true JP5464229B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=49676509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012101953A Active JP5464229B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 媒体処理装置および自動取引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5464229B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017035814A1 (zh) * 2015-09-02 2017-03-09 深圳市博思得科技发展有限公司 打印机自动续纸的装置和方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08133534A (ja) * 1994-11-10 1996-05-28 Toshiba Corp ロール紙の供給装置
JP4878705B2 (ja) * 2001-07-16 2012-02-15 沖電気工業株式会社 媒体処理装置
JP2004018199A (ja) * 2002-06-18 2004-01-22 Seiko Epson Corp ロール紙記録制御方法、記録装置、ロール紙記録制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013228969A (ja) 2013-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0171380A1 (fr) Station automatique sécurisée par l'impression et la délivrance de documents
JP2015166906A (ja) 現金取引装置
WO2015198760A1 (ja) 媒体取引装置
JP5464229B2 (ja) 媒体処理装置および自動取引装置
JP2013061913A (ja) 自動取引装置
WO2015029488A1 (ja) 媒体処理装置および自動取引装置
JP2007109076A (ja) 貨幣取扱装置
JP5729444B2 (ja) 自動取引装置
JP7051646B2 (ja) 紙葉類取扱装置、現金自動取引装置、及び現金自動取引システム
JP6245089B2 (ja) 紙幣取引装置
JP4311211B2 (ja) 記録装置
JP2019087191A (ja) 媒体処理装置
JP5179942B2 (ja) ロール紙供給装置
JP2019066976A (ja) 自動取引装置及び自動取引装置におけるジャム回避方法
JP5962253B2 (ja) 自動取引装置
JP5454611B2 (ja) 印刷装置及び自動取引装置
JP6697326B2 (ja) 有価媒体処理装置および有価媒体処理システム
JP2015069262A (ja) 媒体処理装置および自動取引装置
JP2020080029A (ja) 媒体処理装置
JPS59229373A (ja) 通帳取扱装置
JP2007094479A (ja) 現金自動取引装置
JP6369157B2 (ja) 自動取引装置及び自動取引装置の通帳繰越方法
JP2017168011A (ja) 有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法
JP6206005B2 (ja) 媒体処理装置および自動取引装置
JP4478611B2 (ja) 顧客受付用端末及びその制御プログラム及び顧客受付システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5464229

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150