JP5463978B2 - 画像形成装置の定着ユニットロック装置 - Google Patents

画像形成装置の定着ユニットロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5463978B2
JP5463978B2 JP2010056032A JP2010056032A JP5463978B2 JP 5463978 B2 JP5463978 B2 JP 5463978B2 JP 2010056032 A JP2010056032 A JP 2010056032A JP 2010056032 A JP2010056032 A JP 2010056032A JP 5463978 B2 JP5463978 B2 JP 5463978B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing unit
handle
transmission rod
motion transmission
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010056032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011191400A (ja
Inventor
裕亮 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2010056032A priority Critical patent/JP5463978B2/ja
Publication of JP2011191400A publication Critical patent/JP2011191400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5463978B2 publication Critical patent/JP5463978B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、定着ユニットを容易にロック解除して誤り無く装着部から脱抜できる画像形成装置の定着ユニットロック装置に関する。
従来、トナーを用いて電子写真方式でトナー像を像担持体上に形成し、このトナー像を用紙に転写し、この転写トナー像を定着器で用紙に定着して画像を形成する画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置は、例えば、ベルトユニット、画像形成ユニット、定着ユニット等の複数の内部装置を着脱自在に備えている。これらの内部装置の保守作業時には、内部装置を装置本体の装着部から脱抜して取り外し、修理または新品と交換して装着部に再装着する。
その際、内部装置には重量のあるものが多いので、内部装置を装着部から抜脱して取り出す際には、確実にロックを解除してから取り出さないと、重量のある例えば定着ユニットなどでは、引っ掛かり等の内部装置との異状な係合部を形成して内部装置を破損するおそれがある。
そのような不具合が生じないように、例えば定着ユニットを装置本体外に取り出す際には定着ユニットを載せて引き出した受け台が傾斜して、外部に取り出し易くしたとする構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、定着ユニットではないが、トナーを用いる電子写真方式の画像形成装置において装置本体への装着状態のロック/ロック解除の機構に連動する使い勝手のよい取っ手を備えたとする給紙トレイが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−266157号公報 特開2008−184299号公報
しかしながら、上記の特許文献1に示される従来技術は、定着ユニットを本体装置外部に引き出する構成において、外部に引き出されたときの受け台のレールや受け台そのものの構成が複雑で、工場における組立工程に掛ける負担が大きいという課題がある。また、定着ユニットを本体装置内から外部に引き出す際のロック解除については明確な説明が見られない。
他方、対象となるユニットが異なるといえども特許文献2に示される従来技術では、ユニットとしての給紙トレイが本体装置に対して装着/脱抜の際に連動機構でロック/ロック解除が行われる詳細が説明されている。
しかしながら、特許文献2に示されるロック機構は、構成が極めて複雑で大きく、このままでは、どのように改良しても定着ユニットに適用できない。また、構成が極めて複雑な点では、やはり工場における組立工程に掛ける負担が大きいという課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するために、定着ユニットのロックを容易に解除して定着ユニットを誤り無く装着部から脱抜できる画像形成装置の定着ユニットロック装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置の定着ユニットロック装置は、画像形成装置の装着部に挿脱自在に設けられ、未定着トナー像を転写されて搬送される用紙に上記未定着トナー像を定着させる定着ユニットと、上記装着部の上記定着ユニットが着脱される開口部を外部に対し開放又は封鎖すべく上記画像形成装置本体の側面に設けられた開閉部材と、を有し、上記定着ユニットは、上記装着部への着脱時には外部方向を向く外壁面に沿って取っ手部を配置され、上記定着ユニットの上下面の上記外壁面の近傍にそれぞれ形成された取っ手回動支点により取っ手延長部を支持されて配置された第1及び第2の取っ手と、該第1又は第2の取っ手の上記取っ手延長部の、上記取っ手回動支点に対し上記取っ手部と反対方向の端部に設けられた支持部にそれぞれ支持され、上記第1又は第2の取っ手の回動に応じて上記定着ユニットの上記上下面に沿って左右に移動可能に配置された第1及び第2の動作伝達棒と、それぞれ爪回動支点に支持され、付勢部材によりロック方向に付勢された第1及び第2のロック爪を有し、該第1及び第2のロック爪と一体にそれぞれ上記爪回動支点に対し上記第1又は第2のロック爪と反対方向に延び出した延在部が、上記動作伝達棒により押圧され又は押圧を解除される第1及び第2のロック部材と、上記第1及び第2の取っ手の中間部に配置された連結回動支点を中心に上下方向に延在する形状で上記連結回動支点に支持され、両端部が上記第1及び第2の動作伝達棒の上記ロック部材を押圧又は押圧を解除する端部の反対の端部に連結されている連結部材と、を有して構成される。
この画像形成装置の定着ユニットロック装置において、例えば、上記第1及び/又は第2の取っ手の上記取っ手部を、上記定着ユニットの上記外壁面に沿っている形状から該外壁面に垂直な方向に引き起こしたとき、上記第1及び/又は第2の取っ手の上記取っ手部がそれぞれ上記取っ手回動支点を支点にして上記定着ユニットの中央部方向へ回動するとともに、上記取っ手延長部の上記支持部が上記定着ユニットの中央部から離れる端部方向に回動し、この回動に伴って第1及び/又は第2の動作伝達棒が上記定着ユニットの上記端部方向に移動し、この移動に伴って、上記第1及び/又は第2の動作伝達棒の、上記第1及び/又は第2のロック爪と反対方向に延び出した延在部を押圧又は押圧を解除する端部とは反対側端部に、一端又は他端を連結されている上記連結部材が回動し、該連結部材の上記一端を回動させる上記第1の動作伝達棒の移動エネルギー及び/又は上記連結部材の上記他端を回動させる上記第2の動作伝達棒の移動エネルギーが、上記連結部材の上記他端及び/又は上記一端を介して上記第2及び/又は第1の動作伝達棒を移動させ及び/又は移動を助成する、ように構成される。
本発明は、定着ユニットのロック装置を簡単な構成で左右連動式としたので、横に開いた保守作業用扉側からはもちろんのこと、画像形成装置本体の正面側からでも、開いた保守作業用扉と画像形成装置本体側部との間に手を差し入れて無理なく容易に安定して定着ユニットのロックを解除することが可能となるというという効果を奏する。
本発明の実施例1に係る定着ユニットロック装置を備えたフルカラーの画像形成装置(プリンタ)の内部構成を説明する断面図である。 (a) は実施例1に係るプリンタの外観斜視図、(b) はその前扉及び側面の開閉部材を開いてプリンタ内部を示す斜視図である。 (a) は実施例1に係るプリンタの外部に取り出した定着ユニットの斜視図、(b),(c) は定着ユニットをプリンタ本体の装着部から取り出す手順を示す斜視図である。 実施例1に係るプリンタの定着ユニットの取っ手に関するロック装置の構成を模式的に示す図である。 (a),(b) は実施例1に係るプリンタの定着ユニットをプリンタ本体の装着部から取り出す手順を模式的に示す上面図である。 実施例1に係るプリンタの図1で図示を省略した移動部材を分かり易く示すためプリンタの内部構成をより模式的に示す断面図である。 実施例1に係るプリンタの移動部材の動作状態を示す図である。 実施例1に係るプリンタを両面印刷用搬送ユニットの最小限の開成度が確保できる程度で設置した状態を示す図である。 (a),(b) は両手で同時かつ同一の力で定着ユニットの2つの取っ手を引き起こすのが困難な場合に生じることが予想される不具合を示す図である。 実施例2に係るプリンタの定着ユニットの取っ手に関するロック装置の構成を模式的に示す図である。 (a),(b) は実施例2に係る構成の定着ユニットをプリンタ本体の装着部から取り出す手順を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る定着ユニットロック装置を備えたフルカラーの画像形成装置(以下、単にプリンタという)の内部構成を説明する断面図である。
図1に示すプリンタ1は、電子写真式で二次転写方式のタンデム型のカラー画像形成装置であり、画像形成部2、中間転写ベルトユニット3、給紙部4、及び両面印刷用搬送ユニット5で構成されている。
上記画像形成部2は、同図の右から左へ4個の画像形成ユニット6(6M、6C、6Y、6K)を多段式に並設した構成からなる。
上記4個の画像形成ユニット6のうち上流側(図の右側)の3個の画像形成ユニット6M、6C及び6Yは、それぞれ減法混色の三原色であるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の色トナーによるモノカラー画像を形成し、画像形成ユニット6Kは、主として文字や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。
上記の各画像形成ユニット6は、トナー容器(トナーカートリッジ)に収納されたトナーの色を除き全て同じ構成である。したがって、以下ブラック(K)用の画像形成ユニット6Kを例にしてその構成を説明する。
画像形成ユニット6は、最下部に感光体ドラム7を備えている。この感光体ドラム7は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成されている。この感光体ドラム7の周面近傍を取り巻いて、クリーナ8、帯電ローラ9、光書込ヘッド11、及び現像器12の現像ローラ13が配置されている。
現像器12は、上部のトナー容器に同図にはM、C、Y、Kで示すようにマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のいずれかのトナーを収容し、中間部には下部へのトナー補給機構を備えている。
また、現像器12の下部には側面開口部に上述した現像ローラ13を備え、内部にはトナー撹拌部材、現像ローラ13にトナーを供給するトナー供給ローラ19、現像ローラ13上のトナー層を一定の層厚に規制するドクターブレード等を備えている。
中間転写ベルトユニット3は、本体装置のほぼ中央で図の左右のほぼ端から端まで扁平なループ状になって延在する無端状の転写ベルト14と、この転写ベルト14を掛け渡されて転写ベルト14を図の反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ15と従動ローラ16を備えている。
上記の転写ベルト14は、トナー像を直接ベルト面に転写(一次転写)されて、そのトナー像を更に用紙に転写(二次転写)すべく用紙への転写位置まで搬送するので、ここではユニット全体を中間転写ベルトユニットといっている。
この中間転写ベルトユニット3は、上記扁平なループ状の転写ベルト14のループ内にベルト位置制御機構17を備えている。ベルト位置制御機構17は、転写ベルト14を介して感光体ドラム7の下部周面に押圧する導電性発泡スポンジから成る一次転写ローラ18を備えている。
ベルト位置制御機構17は、マゼンタ(M)、シアン(C)及びイエロー(Y)の3個の画像形成ユニット6M、6C及び6Yに対応する3個の一次転写ローラ18を鉤型の支持軸を中心に同一周期で回転移動させる。
そして、ベルト位置制御機構17は、ブラック(K)の画像形成ユニット6Kに対応する1個の一次転写ローラ18を上記3個の一次転写ローラ18の周期と異なる回転移動周期で回転移動させて転写ベルト14を感光体ドラム7から離接させる。
すなわち、ベルト位置制御機構17は、中間転写ベルトユニット3の転写ベルト14の位置を、フルカラーモード(4個全部の一次転写ローラ18が転写ベルト14に当接)、モノクロモード(画像形成ユニット6Kに対応する一次転写ローラ18のみが転写ベルト14に当接)、及び全非転写モード(4個全部の一次転写ローラ18が転写ベルト14から離れる)に切換える。
上記の中間転写ベルトユニット3には、上面部のベルト移動方向最上流側の画像形成ユニット6Mの更に上流側に、ベルトクリーナユニットが配置され、下面部のほぼ全面に沿い付けるように平らで薄型の廃トナー回収容器20が着脱自在に配置されている。
給紙部4は、上下2段に配置された2個の給紙カセット21を備え、2個の給紙カセット21の給紙口(図の右方)近傍には、それぞれ用紙取出ローラ22、給送ローラ23、捌きローラ24、待機搬送ローラ対25が配置されている。
待機搬送ローラ対25の用紙搬送方向(図の鉛直上方向)には、転写ベルト14を介して従動ローラ16に圧接する二次転写ローラ26が配設されて、用紙への二次転写部を形成している。
この二次転写部の下流(図では上方)側にはベルト式熱定着ユニット27が配置されて、ベルト式熱定着ユニット27の更に下流側には、定着後の用紙をベルト式熱定着ユニット27から搬出する搬出ローラ対28、及びその搬出される用紙を装置上面に形成されている排紙トレイ29に排紙する排紙ローラ対31が配設されている。
両面印刷用搬送ユニット5は、外面(図の右方外側面)がプリンタ1の内部を側面から外部に開放又は遮蔽する開閉部材を兼ねている。したがって、以後両面印刷用搬送ユニット5を「開閉部材5」と言うこともある。
そして、この両面印刷用搬送ユニット5は、上記搬出ローラ対28と排紙ローラ対31との中間部の搬送路から図の右横方向に分岐した開始返送路32a、それから下方に曲がる中間返送路32b、更に上記とは反対の左横方向に曲がって最終的に返送用紙を反転させる終端返送路32c、及びこれらの返送路の途中に配置された4組の返送ローラ対33a、33b、33c、33dを備えている。
上記終端返送路32cの出口は、給紙部4の下方の給紙カセット21に対応する待機搬送ローラ対25への搬送路に連絡している。また、本例において中間転写ベルトユニット3の上面部には、クリーニング部35が配置されている。
クリーニング部35は、転写ベルト14の上面に当接して廃トナーを擦り取って除去して、図示を省略したベルトクリーナユニットの一時貯留部に溜め込み、その溜め込まれた廃トナーを搬送スクリューにより落下筒内を上部まで搬送し、落下筒を介して廃トナー回収容器20に送り込んでいる。
図2(a) は、上記プリンタ1の外観斜視図であり、図2(b) は、前扉及び側面の開閉部材を開いてプリンタ内部を示す斜視図である。尚、図2(a),(b) には図1と同一の構成部分には図1と同一の番号を付与して示している。
図2(a) に示すように、プリンタ1には、前方には前扉38が備えられ、右側面には開閉部材5が備えられている。開閉部材5には上部に取っ手39が配設されている。
このプリンタ1は、図1に示したように、用紙に直接トナー像を転写する方式ではなく、待機搬送ローラ対25により二次転写部まで鉛直方向に搬送される用紙に中間転写ベルト14を介してトナー像を転写する方式となっている。
したがって、用紙ジャム等の不具合はキット類の配設部では発生しないので、図1の左側に集中するキット類などの消耗品の着脱の操作は、図2(b) に示すように前扉38を開いて、キット類を長手方向に入れ替え操作するだけの小さなスペースで良いように構成されている。
これにより、キット間の寸法は、可及的に縮小されており、プリンタ1全体の小型化が図られている。また、光書込みヘッド自体も小型化され、感光体ドラムに、より近接している構成となっている。
また、このプリンタ1は、同様に二次転写部まで鉛直方向に搬送される用紙に中間転写ベルト14を介してトナー像を転写し、更に鉛直方向に用紙を搬送して転写トナー像を用紙に定着する方式となっている。
したがって、用紙の搬送路に発生する用紙ジャム等の不具合を回復するメンテナンス処理時には、図2(b) に示すように、右側の開閉部材5を開放するのみで対処できるようになっている。
また、ベルト式熱定着ユニット(以下、単に定着ユニットという)27において用紙ジャム等の不具合が生じたときも、図2(b) に示すように、右側の開閉部材5を開放し、定着ユニット27の2つの取っ手41を両手に持ち、レール42に沿って定着ユニット27を着脱することができる。尚、レール42はプリンタ1本体の前側(図の手前側)にもあるが、同図(b) では、前側のレールは装置内壁の陰になって見えない。
図3(a) は、プリンタ1の外部に取り出した定着ユニット27の斜視図であり、図3(b),(c) は定着ユニット27をプリンタ1本体の装着部から取り出す手順を示す斜視図である。
図4は、定着ユニット27の取っ手41に関するロック装置の構成を模式的に示す図であり、図3(a) の構成の上面と図3(a) では図示を省略した装着部の一部を矢印a方向に見た図である。
図5(a),(b) は、定着ユニット27をプリンタ1本体の装着部から取り出す手順を模式的に示す上面図である。
なお、図3(a) に示す定着ユニット27の紙面奥行き方向の向こう側の側面44には、図では陰になって見えないが、プリンタ1本体側の駆動系のギアに噛合して駆動される定着ユニット側のギアが配設されている。また、この定着ユニット側のギアは、図4及び図5(a),(b) では図示を省略している。
図4に示すように(図3(a) も参照)、図2にも示した定着ユニット27の2つの取っ手41(第1及び第2の取っ手41a及び41b)の取っ手部51は、それぞれ定着ユニット27の装着部への着脱時には外部方向を向く外壁面49に沿って定着ユニット27にほぼ密着状態で配置されている。
定着ユニット27の上下面(図4では上面52のみが見える)の、外壁面49の近傍には、上記2つの取っ手41に対応してそれぞれ形成された取っ手回動支点53が形成されている。
上記2つの取っ手41(41a、41b)の取っ手部51から直角に曲がって外壁面49中央方に延びる取っ手延長部54は、くの字状に曲がる先端部のほぼ中央を取っ手回動支点53に支持されて回動自在に配置され、常には不図示の付勢部材により、図4に示すように定着ユニット27の外壁面49にほぼ密着状態で配置されている。
この第1又は第2の取っ手41a又は41bの取っ手延長部54の、上記取っ手回動支点53に対し取っ手部51と反対方向の端部には支持部55が形成されている。支持部55には、動作伝達棒56(第1及び第2の動作伝達棒56a及び56b)が支持されている。
この第1又は第2の動作伝達棒56a又は56bは、それぞれ第1又は第2の取っ手41a又は41bの回動に応じて定着ユニット27の上下面(図4では上面52のみが見える)に沿って左右に移動可能に配置されている。
一方、定着ユニット27の両端部には、定着ユニット27の装着部50の上部両側面に設けられたフック係合部57に係合するロック部材(第1及び第2のロック部材58a及び58b)が設けられている。
第1及び第2のロック部材58a及び58bは、それぞれ爪回動支点59に支持され、不図示の付勢部材によりロック方向(定着ユニット27の装着部50の側面方向)に付勢されたロック爪61(第1及び第2のロック爪61a及び61b)を有している。
また、第1又は第2のロック部材58a又は58bには、第1又は第2のロック爪61a又は61bと一体にそれぞれ爪回動支点59に対し第1又は第2のロック爪61a又は61bと反対方向に延び出した延在部62が形成されている。
これらの延在部62は、それぞれ第1又は第2の動作伝達棒56a又は56bにより押圧され又は押圧を解除される。
この定着ユニット27をプリンタ1本体の装着部50から取り出すには、まず図3(b) に示すように、開閉部材5の取っ手39の中に指先45を差し入れて取っ手39を手前に引き起こすと開閉部材5とプリンタ1との係合が外れて、図3(b) の矢印bで示すように、開閉部材5を側面下方に回動させ、図3(c) に示すように、開閉部材5を完全に開成させることができる。
そして、2つの取っ手41を両手に持ち、図5(a) に示すように、定着ユニット27の中央部方向に回動させて引き起こす。尚、図5(a) には、取っ手41を引き起こしたときの取っ手41、動作伝達棒56、ロック部材58の動作をそれぞれ太い矢印を添えて示している。
このようにして、ロック部材58と装着部50のフック係合部57とのロックを解除した後、定着ユニット27を図3(c) 又は図5(b) の矢印cで示すように図1の右側面外側方向へ、図2(b) に示したレール42に沿って引き出すことができる。
尚、上述した開閉部材5とプリンタ1本体との係合は、プリンタ1本体の内部側壁の上部に固設されているロック係止部46(手前にも有るロック係止部46は図ではプリンタ1の内部に隠れて見えない)に、開閉部材上部両端近傍に回動自在に配設されている鉤状ロック部材47(向う側にも有る鉤状ロック部材47は図では人の腕48の陰になって見えない)が係止することによって実現している。
図6は、図1では図示を省略した移動部材64を分かり易く示すため、図1に示したプリンタ1の内部構成を、より模式的に示す断面図である。尚、図6には、図1と同一の構成部分には、参考上各部の相対位置を示すため要所要所に図1と同一の番号を付与して示している。
また、図6には、各給紙カセット21から、それぞれ待機搬送ローラ対25を経由して転写ベルト14及び従動ローラ16と二次転写ローラ26との対向部から成る二次転写部を通り更に定着ユニット27を通って排紙ローラ対31に至る用紙搬送路63a、63bを、開閉部材を兼ねる両面印刷用搬送ユニット5の開始返送路32a、中間返送路32b及び終端返送路32cと共に破線で示している。
本例のプリンタ1のように、用紙を鉛直方向に搬送する縦搬送型では、効率上、定着ユニット27が二次転写部に近接して配置されるので、定着ユニット27の輻射定着熱が二次転写部直前の転写ベルト14に悪影響を及ぼす恐れが多分にある。
そこで、本例のプリンタ1には、定着ユニット27と、定着ユニット27の下方に隣接する転写ベルト14との間に上述した移動部材64が配置されている。移動部材64は、中空の断熱板部材からなり、紙面奥行き方向にわたって定着ユニット27の下部全面を覆うように配置され且つ案内レール42(図2(b) 参照)と協働して定着ユニット27を支持している。
図7は、移動部材64の動作状態を示す図である。図7は、オペレータ65が、図3(b) にも示したように、定着メンテナンス等の作業のため、右側面カバーとして開閉部材を兼ねる両面印刷用搬送ユニット5をヒンジ66を支点にして図3(b) に矢印bで示したように開き始め、図3(c) 及び図7に示すように両面印刷用搬送ユニット5を完全に開成した後の状態を示している。
その後、更に、図7は、オペレータ65が腕48を前方に伸ばし、定着ユニット27の取っ手41の取っ手部51を両の手67で握って、定着ユニット27を、矢印c(図3(c) の矢印cも同様)で示すように右方外部に引き出した状態を示している。
尚、移動部材64は、単に案内レール42と協働して定着ユニット27を支持しているだけでなく、定着ユニット27の装着部外への抜き出し時には定着ユニット27の移動と連動して、一定位置まで定着ユニット27に追従してせり出すように設けられている。
この後、オペレータは、取っ手部51を軽く握っていた両の手67にさらに力を入れるなどして取っ手41を確実に把持し、定着ユニット27を持ち上げるようにして外部に取り出すことができる。
このように、移動部材64は、オペレータが定着ユニット27をプリンタ1本体外へ引き出した際の定着ユニット27の落下防止の受け台を兼ねる構成となっている。
したがって、プリンタ1本体外へ引き出された定着ユニット27が案内レール42との係合から外れて、手に掛かるユニットの重さが急激に変化しても、オペレータが手を滑らせて誤って定着ユニットを取り落とすような事態が生じることはない。
ところで、会社の事務室内または廊下等に事務機器を設置する場合、設置場所が広ければ、定期交換時期などにおける定着ユニット27の取り出し時には、右側面カバーとして開閉部材を兼ねる両面印刷用搬送ユニット5を、図3(c) 又は図7に示したように最大限まで開成し、且つ図7に示したように開成した開口部の前にオペレータが立って、定着ユニット27を外部に取り出すことが容易にできる。
しかし、プリンタ1を設置する場所が、隣に柱や壁、又は他の事務機器があって狭いときには、両面印刷用搬送ユニット5を最大限まで開成することを諦めて、最小限の開成度を確保できる程度でプリンタ1を設置するよりほかに方法がない。
図8は、プリンタ1を両面印刷用搬送ユニット5の最小限の開成度が確保できる程度で設置した状態を示す図である。同図に示すように、プリンタ1の両面印刷用搬送ユニット5がある横隣には、柱、壁又は他の事務機器68があり、両面印刷用搬送ユニット5には最小限の開成度が確保できる状態で設置されている。
最小限の開成度とは、図8に示すように外部に引き出された定着ユニット27を移動部材64から外せる位置まで引き出したとき、定着ユニット27の取っ手41(又は取っ手部51)が両面印刷用搬送ユニット5に衝突しない最小の許容度を持った両面印刷用搬送ユニット5の開成位置である。
この場合、図7に示したように両面印刷用搬送ユニット5が開成した開口部の前にオペレータ65が立つ場所的余裕がないため、オペレータ65は、プリンタ1の前側(図面奥行き方向手前側)に立って、最小限の開成度で開成されている両面印刷用搬送ユニット5とプリンタ1本体との狭い間に両手を差し入れて、自分から見ると横方向に定着ユニット27を引き出すことになる。
このように、オペレータ65が、両手を前に揃えた状態ではなく、両手を前後に距離が異なる状態で前に伸ばして、定着ユニット27を自分より横方向に引き出す操作では、手前側の取っ手が握りづらく、両手に入る力の状態が異なってくる。
つまり、両手で同時かつ同一の力で、定着ユニット27の2つの取っ手41を図5(a) に示したように引き起こすのは難しく、定着ユニット27のロック解除の操作性が悪くなる。
図9(a),(b) は、両手で同時かつ同一の力で定着ユニットの2つの取っ手を引き起こすのが困難な場合に生じることが予想される不具合を示す図である。
通常、上述したように、両手を前後に距離が異なる状態で前に伸ばして、前に伸ばした手を手前に引き、手前側の手を向う側に押し出す操作では、前に伸ばした手のほうに、より力が入るのが一般的である。
このため、図9(a) に示すように、前に伸ばした右手で握った第2の取っ手41bが引き起こされる角度θbのほうが、手前側に縮めている左手で握った第1の取っ手41aが引き起こされる角度θaよりも大きくなりがちである。
そうすると、第2の取っ手41bに係合する第2の動作伝達棒56bの移動量mbの方が、第1の取っ手41aに係合する第1の動作伝達棒56aの移動量maよりも大きくなる。
したがって、第1の動作伝達棒56aが第1のロック部材58aの延在部62を押し切る前に、第2の動作伝達棒56bが第2のロック部材58bの延在部62を解除位置まで押し切って、図9(a) に示すように第2のロック部材58bの第2のロック爪61bが矢印fで示すように大きく回動して装着部50のフック係合部57との係合を解除される。
そして、オペレータの両手の力の掛かりかたが変わらないと、第2の取っ手41bのほうが第1の取っ手41aよりも強く引かれているため、図9(b) に示すように、定着ユニット27の右方が、第1のロック部材58aと装着部50のフック係合部57との係合部69を支点にして矢印gで示すように外部に回動する。
この回動により、定着ユニット27の後方右側角部27−1が装着部50の内壁部50−1に、強く擦るように当接する、いわゆる機械関係の現場で俗に言う「カジリ」を引き起こす。
このような状態になると、第1のロック部材58aと装着部50のフック係合部57との係合部69に作用する力が大きくなるため、第1の取っ手41aを定着ユニット27の中央方向に回動させて第1のロック部材58aと係合部69とのロックを解除させることができにくくなる。
定着ユニット27を無理に引き出すと、「カジリ」部で定着ユニット27と装着部50の双方を破損させてしまうことになる。この場合、状態を一旦元に戻してから改めて図5(a),(b) に示した取り出し手順に従って定着ユニット27を外部に取り出すことになる。
このとき、外部方向に回動している定着ユニット27の右方を装着部50の内部に無理に押し込むと、この場合も「カジリ」部で膠着状態の定着ユニット27と装着部50の双方を破損させてしまうことになる。
したがって、プリンタ1本体を設置位置から手前方向に移動させ、両面印刷用搬送ユニット5を最大に開成した常態で、あるいはプリンタ1本体から取り外した状態で、緩やかにかつ徐々に定着ユニット27の右方を装着部50の内部に押し戻すという時間の掛る作業を行うことになる。
この実施例2では、上述したように予想される不具合を未然に防止するために、定着ユニット27の取っ手41に関するロック装置の構成を改良する。
図10は、実施例2に係るプリンタ1の定着ユニット27の取っ手41に関するロック装置の構成を模式的に示す図である。尚、図10には、図4と同一の構成又は機能部分には図4と同一の番号を付与して示している。
尚、図10の構成における説明では、図4と同一の番号を付与して示している部分の構成及び動作は、図4の場合と同一であるので、それらの説明は省略し、以下、図4の場合と異なる部分の構成及び動作を主にして説明する。
図10に示すように、本例の定着ユニット27の取っ手41に関するロック装置は、第1及び第2の取っ手41a及び41bの中間部に配置された連結回動支点71と、この連結回動支点71により、やや斜め上下方向に延在する形状で支持された短棒状部材から成る連結部材72とを備えている。
この短棒状部材から成る連結部材72の両端部は、動作伝達棒73(第1及び第2の動作伝達棒73a及び73b)の一端に連結ピン74及び74を介して連結されている。
第1又は第2の動作伝達棒73a又は73bは、図4に示した第1又は第2の動作伝達棒56a及び56bと同様の横一文字状の長棒状体部75と、この長棒状体部75と一体に段差を持って形成されて長棒状体部75と同一方向に更に延在する短棒状体部76とから成る。
上記第1及び第2の動作伝達棒56a及び56bの長棒状体部75は、それぞれ支持部55及び55を介して第1又は第2の取っ手41a又は41bに連結されている。それら長棒状体部75及び75の端部は、それぞれ第1及び第2のロック部材58a及び58bの延在部62及び62を押圧又は押圧を解除すべく配置されている。
これら長棒状体部75及び75の反対側にそれぞれ延在する形状の短棒状体部76及び76の端部が、上述したように連結ピン74及び74を介して連結部材72の両端部にそれぞれ連結されている。
図11(a),(b) は、上記実施例2に係る構成の定着ユニット27をプリンタ1本体の装着部50から取り出す手順を模式的に示す図である。
先ず、図11(a) に示すように、第1の取っ手41aの取っ手部51と、第2の取っ手41bの取っ手部51とを、定着ユニット27の外壁面49に沿っている配置形状からそれぞれ同時に又は別々に、矢印δa又はδbで示すように外壁面49に垂直な方向に引き起こす。
この引き起こし操作により、第1の(又は第2の)取っ手41a(又は41b)の取っ手部51が、取っ手回動支点53を支点にして定着ユニット27の中央部方向へ回動するとともに、取っ手延長部54の支持部55を有する端部側が、定着ユニット27の中央部から離れるユニット端部方向に回動する。
この回動に伴って、第1の(又は第2の)動作伝達棒73a(又は73b)が定着ユニット27の端部方向に移動する。この移動に伴って、第1の(又は第2の)動作伝達棒73a(又は73b)の長棒状体部75とは反対側となる短棒状体部76の端部に一端又は他端を連結されている連結部材72が回動する。
これにより、連結部材72の一端を回動させる第1の動作伝達棒73a(又は連結部材72の他端を回動させる第2の動作伝達棒73b)の移動エネルギーが、連結部材72の他端(又は一端)を介して第2の(又は第1の)動作伝達棒73b(又は73a)を移動させる、又は移動を助成する。
このように、オペレータが、第1の取っ手41aの取っ手部51と、第2の取っ手41bの取っ手部51とを、同時に又は別々に(つまり力の加え方を異ならせて)引き起こし操作しても、第1の取っ手41aと第2の取っ手41bとが互いに連結部材72を介して連動する。
そして、連結部材72の両端部の矢印hとiで示す回動量は同一であるので、連結部材72を介して連動する各部の、図11(a) の矢印δaとδb、矢印jとk、矢印mとnで示す運動量はそれぞれ同一である。
したがって、オペレータが、第1の取っ手41aの取っ手部51と、第2の取っ手41bの取っ手部51を、どのように引き起こし操作しても、第1ロック部材58aの第1のロック爪61aと第2のロック部材58bの第2のロック爪61bが装着部50のフック係合部57から外れる、つまりロックが解除されるタイミングは同時である。
これにより、オペレータは図9(b) に示したような「カジリ」を引き起こすことなく、定着ユニット27の装着部50へのロックを容易に解除して、定着ユニット27を、図8に示すレール42に沿い、移動部材64に保持させながら、プリンタ1本体の右側面から横方向に容易に引き出すことができる。
本発明は、画像形成装置に挿脱自在に設けられる定着ユニットを装置本体にロックあるいはロック解除するロック機構に利用することができる。
1 プリンタ
2 画像形成部
3 中間転写ベルトユニット
4 給紙部
5 両面印刷用搬送ユニット(開閉部材)
6(6M、6C、6Y、6K) 画像形成ユニット
7(7m、7c、7y、7k) 感光体ドラム
8 クリーナ
9 帯電ローラ
11 光書込ヘッド
12 現像器
13 現像ローラ
14 転写ベルト
15 駆動ローラ
16 従動ローラ
17 ベルト位置制御機構
18 一次転写ローラ
19 供給ローラ
20 廃トナー回収容器
21 給紙カセット
22 用紙取出ローラ
23 給送ローラ
24 捌きローラ
25 待機搬送ローラ対
26 二次転写ローラ
27 ベルト式熱定着ユニット(定着ユニット)
28 搬出ローラ対
29 排紙トレイ
31 排紙ローラ対
32a 開始返送路
32b 中間返送路
32c 終端返送路
33a、33b、33c、33d 返送ローラ対
35 クリーニング部
38 前扉
39 開閉部材取っ手
41 定着ユニットの取っ手
41a 第1の取っ手
41b 第2の取っ手
42 レール
43 ヒンジ
44 側面
45 指先
46 ロック係止部
47 鉤状ロック部材
48 人の腕
49 外壁面
50 装着部
51 取っ手部
52 定着ユニットの上面
53 取っ手回動支点
54 取っ手延長部
55 支持部
56 動作伝達棒
56a 第1の動作伝達棒
56b 第2の動作伝達棒
57 フック係合部
58 ロック部材
58a 第1のロック部材
58b 第2のロック部材
59 爪回動支点
61 ロック爪
61a 第1のロック爪
61b 第2のロック爪
62 延在部
63a、63b 用紙搬送路
64 移動部材
65 オペレータ
66 ヒンジ
67 手
68 柱、壁又は他の事務機器
69 係合部
71 連結回動支点
72 連結部材
73 動作伝達棒
73a 第1の動作伝達棒
73b 第2の動作伝達棒
74 連結ピン
75 長棒状体部
76 短棒状体部

Claims (2)

  1. 画像形成装置の装着部に挿脱自在に設けられ、未定着トナー像を転写されて搬送される用紙に前記未定着トナー像を定着させる定着ユニットと、
    前記装着部の前記定着ユニットが着脱される開口部を外部に対し開放又は封鎖すべく前記画像形成装置本体の側面に設けられた開閉部材と、
    を有し、
    前記定着ユニットは、
    前記装着部への着脱時には外部方向を向く外壁面に沿って取っ手部を配置され、前記定着ユニットの上下面の前記外壁面の近傍にそれぞれ形成された取っ手回動支点により取っ手延長部を支持されて配置された第1及び第2の取っ手と、
    該第1又は第2の取っ手の前記取っ手延長部の、前記取っ手回動支点に対し前記取っ手部と反対方向の端部に設けられた支持部にそれぞれ支持され、前記第1又は第2の取っ手の回動に応じて前記定着ユニットの前記上下面に沿って左右に移動可能に配置された第1及び第2の動作伝達棒と、
    それぞれ爪回動支点に支持され、付勢部材によりロック方向に付勢された第1及び第2のロック爪を有し、該第1及び第2のロック爪と一体にそれぞれ前記爪回動支点に対し前記第1又は第2のロック爪と反対方向に延び出した延在部が、前記動作伝達棒により押圧され又は押圧を解除される第1及び第2のロック部材と、
    前記第1及び第2の取っ手の中間部に配置された連結回動支点を中心に上下方向に延在する形状で前記連結回動支点に支持され、両端部が前記第1及び第2の動作伝達棒の前記ロック部材を押圧又は押圧を解除する端部の反対の端部に連結されている連結部材と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の定着ユニットロック装置。
  2. 前記第1及び/又は第2の取っ手の前記取っ手部を、前記定着ユニットの前記外壁面に沿っている形状から該外壁面に垂直な方向に引き起こしたとき、
    前記第1及び/又は第2の取っ手の前記取っ手部がそれぞれ前記取っ手回動支点を支点にして前記定着ユニットの中央部方向へ回動するとともに、前記取っ手延長部の前記支持部が前記定着ユニットの中央部から離れる端部方向に回動し、
    この回動に伴って第1及び/又は第2の動作伝達棒が前記定着ユニットの前記端部方向に移動し、
    この移動に伴って、前記第1及び/又は第2の動作伝達棒の、前記第1及び/又は第2のロック爪と反対方向に延び出した延在部を押圧又は押圧を解除する端部とは反対側端部に、一端又は他端を連結されている前記連結部材が回動し、
    該連結部材の前記一端を回動させる前記第1の動作伝達棒の移動エネルギー及び/又は前記連結部材の前記他端を回動させる前記第2の動作伝達棒の移動エネルギーが、前記連結部材の前記他端及び/又は前記一端を介して前記第2及び/又は第1の動作伝達棒を移動させ及び/又は移動を助成する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の定着ユニットロック装置。
JP2010056032A 2010-03-12 2010-03-12 画像形成装置の定着ユニットロック装置 Expired - Fee Related JP5463978B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010056032A JP5463978B2 (ja) 2010-03-12 2010-03-12 画像形成装置の定着ユニットロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010056032A JP5463978B2 (ja) 2010-03-12 2010-03-12 画像形成装置の定着ユニットロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011191400A JP2011191400A (ja) 2011-09-29
JP5463978B2 true JP5463978B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=44796430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010056032A Expired - Fee Related JP5463978B2 (ja) 2010-03-12 2010-03-12 画像形成装置の定着ユニットロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5463978B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094933A (ja) 2013-11-14 2015-05-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2015118367A (ja) * 2013-11-14 2015-06-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7056377B2 (ja) 2018-05-22 2022-04-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
WO2023079423A1 (en) * 2021-11-04 2023-05-11 3M Innovative Properties Company Filter apparatus

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0367476U (ja) * 1989-11-01 1991-07-01
JP2003241615A (ja) * 2002-02-19 2003-08-29 Canon Inc 定着装置及び画像形成装置
JP2006171218A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Canon Inc 画像形成装置
JP5157949B2 (ja) * 2009-02-17 2013-03-06 カシオ電子工業株式会社 画像形成装置のロック装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011191400A (ja) 2011-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1857889B1 (en) Image forming apparatus with locking means
JP5875328B2 (ja) 画像形成装置およびカートリッジ
US8116660B2 (en) Image forming apparatus
JP2007047571A (ja) 画像形成装置
JP2010102297A (ja) 電子写真画像形成装置
JP2010122465A (ja) 画像形成装置
JP2010102326A (ja) カラー電子写真画像形成装置
JP2010102175A (ja) 画像形成装置
JP2019045586A (ja) 画像形成装置
JP2012073656A (ja) カラー電子写真画像形成装置
JP5463978B2 (ja) 画像形成装置の定着ユニットロック装置
JP2007256837A (ja) 画像形成装置
JP2018013503A (ja) 画像形成装置
JPH07325444A (ja) カラー電子写真装置
JP5077108B2 (ja) 画像形成装置
JP5157949B2 (ja) 画像形成装置のロック装置
JP5470892B2 (ja) 画像形成装置
JP5821681B2 (ja) 画像形成装置
JP2002278414A (ja) 画像形成装置
JP2011022331A (ja) 画像形成装置
JP2008275962A (ja) 画像形成装置
JP2007145584A (ja) 画像形成装置
JP2011059182A (ja) 画像形成装置
JP6171784B2 (ja) 画像形成装置の定着ユニットロック機構
JP2003241616A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5463978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees