JP2015118367A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユニットの片閉まりの発生を低減することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置本体に引出し可能に収納された引出しユニット135をロックする複数の連動ロック部(20,30,40)を設ける。また、これら複数の連動ロック部(20,30,40)とは独立して構成されると共に、引出しユニット135の引出し方向と直交する幅方向の一端側を画像形成装置本体にロックするように配設された独立ロック部(50)を設ける。引出しユニット135を収納する際に独立ロック部(50)を介して引出しユニット135に生じる抵抗力は、複数の連動ロック部(20,30,40)を介して引出しユニット135に生じる抵抗力よりも大きくなるように構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】画像形成装置本体に引出し可能に収納された引出しユニット135をロックする複数の連動ロック部(20,30,40)を設ける。また、これら複数の連動ロック部(20,30,40)とは独立して構成されると共に、引出しユニット135の引出し方向と直交する幅方向の一端側を画像形成装置本体にロックするように配設された独立ロック部(50)を設ける。引出しユニット135を収納する際に独立ロック部(50)を介して引出しユニット135に生じる抵抗力は、複数の連動ロック部(20,30,40)を介して引出しユニット135に生じる抵抗力よりも大きくなるように構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に画像形成装置本体に引き出し可能に設けた引き出しユニットを画像形成装置本体にロックするロック機構に関するものである。
従来の複写機、プリンタ等の画像形成装置は、シート収納手段に収納されたシートを画像形成部に搬送してシートに画像を形成し、画像が形成されたシートを画像形成装置本体から排出する。ここで、画像形成装置において、ジャムしたシートの処理や、部品交換等の際、画像形成装置本体に引き出し可能に設けたユニットを引き出すようにしたものがある。
従来、ユニットを引き出す際、ユニットの中央部に設けられた2つの引き出しレバーを操作して2つのロック部材による画像形成装置本体に対するユニットのロックを解除する画像形成装置が開示されている(特許文献1参照)。ユーザは引き出しレバーを操作してロックを解除した後、引き出しレバーを引っ張ることによりユニットを引き出す。また、ユニットが引き出された状態でジャム処理等が終了すると、引き出しレバーによりユニットを押し込んで画像形成装置本体に収納した後、2つの引き出しレバーを操作してユニットをロックする。
ここで、ユニットのロックのため、2つの引き出しレバーを操作するとき、操作タイミングがずれると、2つのロック部材のどちらかがロックしない片閉まりが発生するおそれがある。ユニットが片閉まりの状態でシートへの画像形成を実行すると、シートの斜行が発生したり、シートのジャムが発生したりするため、好ましくない。このため、特許文献1に記載の画像形成装置は、2つのロック部材を連結する連結部材を設け、連結部材によって2つの引き出しレバー及び2つのロック部材を連動させることにより片閉まりを防止するようにしている。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、2つの引き出しレバーがユニットの中央部に設けられているために、ユニットの配置や大きさ、もしくは画像形成装置を設置する場所によっては、ユーザにとって操作がしにくい場合がある。
また、ユニットを収納する際ユーザが中央部に設けられた2つの引き出しレバーではなく、ユニットの端部を持って画像形成装置に押し込んだ場合、ユニットを押し込む力がユニットの端部に加わるため、ユニットが押し込み方向に対して大きく傾く場合がある。このようにユニットが傾いた状態で引き出しレバーを操作してユニットをロックしようとすると、ユニットの片閉まりが発生する虞がある。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、ユニットの片閉まりの発生を低減することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像形成装置において、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に引き出し可能に収納された引出しユニットと、前記引出しユニットが前記画像形成装置本体に収納された状態で、前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックする複数の連動ロック部と、複数の前記連動ロック部を連動させる連動部と、複数の前記連動ロック部とは独立して移動すると共に、前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックするように配設された独立ロック部と、を備えた、ことを特徴とするものである。
本発明のように、複数の連動ロック部とは独立して移動する独立ロック部を設けたことにより、引出しユニットの片閉まりの発生を低減することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。図1に示すように、例えば複写機、プリンタ等から構成される画像形成装置100は、該画像形成装置100の筐体を構成する画像形成装置本体(以下、装置本体という)100Aを有している。装置本体100Aは、感光体ドラム110等を有する画像形成部100Bを備えると共に、装置本体100Aの下部には給紙カセット103に積載収納された記録紙等のシートSを画像形成部100Bに給送するシート給送装置100Cが設けられている。また、装置本体100Aの一側面には、後述する両面ユニット135が収納される収納部100Dが形成されている。
また、この装置本体100Aは、感光体ドラム110と当接し、感光体ドラム110と共に転写部を構成する転写ローラ109、転写部にて転写されたトナー画像をシートSに定着させる定着器113等を備えている。さらに、画像形成部100Bと給紙カセット103との間には、1面目画像形成後のシートを反転搬送し、再び画像形成部100Bへ搬送するシート搬送路である反転搬送路Rを有する両面ユニット135が配置されている。なお、この両面ユニット135は、装置本体100Aに、引き出し自在に配置されている。
ここで、画像形成部100Bは、感光体ドラム110、不図示の帯電器、現像スリーブ、クリーニング手段等を備えたプロセスカートリッジ111を備えている。また、感光体ドラム110の表面を露光して感光体ドラム110上に静電潜像を形成する露光手段であるレーザスキャナ112を備えている。シート給送装置100Cは、給紙カセット103に積載されたシートSを最上側より送り出すピックアップローラ102を備えている。また、シート給送装置100Cは、ピックアップローラ102と圧接し、ピックアップローラ102により送り出されるシートSをピックアップローラ102と共に一枚ずつ分離搬送する分離パッド101を備えている。
次に、このように構成された画像形成装置100における画像形成動作について説明する。画像形成動作が開始されると、まず感光体ドラム110が回転して表面が不図示の帯電器により帯電され、この後、感光体ドラム110に対し、レーザスキャナ112から画像情報に基づいてレーザ光が発光される。これにより、感光体ドラム上には静電潜像が形成される。次に、この静電潜像は、不図示の現像スリーブの回転に伴い適度の帯電を受けたトナーが感光体ドラム110上に供給されることにより、現像されてトナー画像として可視化される。
一方、このようなトナー像形成動作に並行して不図示の駆動モータより駆動を受けてピックアップローラ102が回転し、給紙カセット103上の最上位のシートSを送り出す。ピックアップローラ102により送り出されたシートSは、ピックアップローラ102と分離パッド101とにより分離されながら搬送される。この後、シートSは、搬送ローラ対104,105を経て、レジストレーションローラ対106,107に搬送される。
ここで、レジストレーションローラ対106,107にはレジストシャッタ108が同軸上に回動可能に設けられており、搬送されてきたシートSは、このレジストシャッタ108により斜行が補正される。斜行が補正されたシートSはレジストレーションローラ対106,107により転写部に搬送され、転写ローラ109により感光体ドラム110の画像がシートSに転写される。この後、トナー画像が転写されたシートSは、定着器113の加熱ユニット114と加圧ローラ115により形成される定着ニップ部116にて、熱及び圧力を付与されることにより、未定着トナー像がシート表面に定着される。
トナー画像が定着されたシートSは、搬送ローラ対117,118に搬送された後、図1の実線で示す位置に位置する切換部材119により案内されて、中間排紙ローラ対120,121に搬送される。そして、シートSは、中間排紙ローラ対120,121により排紙ローラ対122,123に搬送され、排紙口124より装置本体100Aの外へ排出される。
一方、シートSの両面に画像を形成する場合は、シートSは搬送ローラ対117,118に搬送された後、図1の点線で示す位置に移動した切換部材119により案内され、正逆転可能なスイッチバックローラ対125,126に搬送される。そして、スイッチバックローラ対125,126の正転により所定距離搬送された後、スイッチバックローラ対125,126の逆転により、シートSは両面ユニット135の反転搬送路Rに搬送される。
この後、シートSは反転搬送路Rに設けられた両面第1ローラ対127,128、両面第2ローラ対129,130、両面第3ローラ対131,132及び両面第4ローラ対133,134に搬送される。そして、シートSは、両面第4ローラ対133,134により、再びレジストレーションローラ対106,107に搬送された後、レジストレーションローラ対106,107により転写部に搬送され、裏面側に画像が形成される。この後、シートSは、定着器113により裏面側に形成された画像が定着され、機外に排出される。
ここで、装置本体100Aに引き出し自在に設けられている引出しユニットの一例としての両面ユニット135は、図2に示すように下端部に支持部135aが設けられている。なお、図2において、切換部材119、スイッチバックローラ対125,126等の部品の図示は省略している。この支持部135aの両端部を、図3に示すように装置本体100Aに形成された収納部100Dの内壁面に対向して設けられたガイドレール136,137に取り付けることにより、両面ユニット135は装置本体100Aに引き出し可能に収納される。そして、定着器113や両面ユニット135にシートのジャム等が発生した場合、ユーザは図4に示すように両面ユニット135を矢印方向に引き出すことにより、ジャム処理等を行う。
なお、図3に示すように、収納部100Dには、両面ユニット135が正規の収納位置に収納されたことを検知する検知部である検知スイッチ138が設けられている。また、図3に示すように、収納部100Dには検知スイッチ138をオン、オフするフラグ139が設けられている。一方、両面ユニット135には、既述した図2に示すようにスイッチアーム141が設けられている。そして、両面ユニット135を収納部100Dに収納すると、スイッチアーム141によりフラグ139が押圧されて移動し、検知スイッチ138をオンする。これにより、不図示の制御部は、両面ユニット135が収納部100Dに収納されたことを検知する。
ところで、両面ユニット135は、通常、図3に示す連動ロック機構200及び独立ロック機構300により、収納部100Dに収納された状態でロックされている。そして、両面ユニット135は、ジャム等が発生した場合には、連動ロック機構200によるロックが解除されることで、図4に示すように、収納部100Dから引き出し可能となるように構成されている。
次に、このような両面ユニット135をロックする連動ロック機構200及び独立ロック機構300について説明する。連動ロック機構200は、図2に示すように、第1連動ロック部材である第1連動フック202と、第2連動ロック部材である第2連動フック203と、を有している。また、連動ロック機構200は、第3連動ロック部材である第3連動フック204と、第1〜第3連動フック202〜204を連動させる後述する連動部200aと、を備えている。また、連動部200aは、ロックを解除するため両面ユニット135の一端部に設けられた開閉レバー201を有している。このように、本実施の形態において、連動ロック機構200は、第1〜第3連動フック202〜204により両面ユニット135をロックし、解除部である開閉レバー201によりロックの解除を行う。また、独立ロック機構300は、連動ロック機構200とは独立して構成されており、独立ロック部材である独立フック205を有している。なお、連動ロック機構200は、後述する第1連動ロック部20、第2連動ロック部30及び第3連動ロック部40(複数の連動ロック部)を有している。
両面ユニット135の上部には、引き出し方向と直交する幅方向に延設されるロック軸206が回転可能に設けられている。このロック軸206の幅方向の一端側であってかつ開閉レバー201の近傍には、第1連動フック202が固定され、ロック軸206の幅方向の他端側には第2連動フック203が固定されている。また、この第2連動フック203には、上下方向に延びるワイヤー207の一端が取付けられており、該ワイヤー207の他端は、連結アーム208に取り付けられている。そして、この連結アーム208の、ワイヤー207の他端が取付けられた側とは反対側の端部は、支持部135aに回転自在に支持される回転軸204bに取付けられている。該回転軸204bには、第3連動フック204が上下方向に回動自在に取り付けられている。第1連動フック202の下方には、独立フック205が、回動軸205bを中心にして上下方向に回動自在に設けられている。すなわち、両面ユニット135の幅方向における一端側には、第1連動フック202及び独立フック205が配置されており、両面ユニット135の幅方向における他端側には、第2連動フック203及び第3連動フック204が配置されている。また、第1連動フック202及び第2連動フック203は、両面ユニット135の上部に配置され、第3連動フック204及び独立フック205は、両面ユニット135の下部に配置されている。
また、ロック軸206の第1連動フック202が設けられている一端部には、後述する図6(a)に示す係止部材221が取り付けられている。さらに、この係止部材221には、図5に示す一端が両面ユニット135の不図示の取り付け部に取り付けられたバネ(連動側付勢部)220の他端が取り付けられている。そして、このバネ220によりロック軸206は、係止部材221を介して第1連動フック202及び第2連動フック203を上方に回動する方向に付勢されている。なお、バネ220により付勢された係止部材221は、不図示のストッパにより、回動角が規制されている。また、本実施の形態では、図5に示す第2連動フック203が上方に回動する際のロック軸206の回転方向を時計回りとし、第2連動フック203が下方に回動する際のロック軸206の回転方向を反時計回りとする。
そして開閉レバー201がユーザによって操作されると、不図示の連動機構により係止部材221が押圧され、これにより第1及び第2連動フック202,203が幅方向両端に設けられたロック軸206は、バネ220の付勢力に抗して反時計回りに回転する。このロック軸206の回転により、第1及び第2連動フック202,203が下方に回動する。
ここで、第1連動フック202がその一部を構成する第1連動ロック部20と、第2連動フック203がその一部を構成する第2連動ロック部30と、について詳しく説明する。第1連動ロック部20は、図6(a)に示すように、第1連動フック202と、収納部100Dに固定されたフック引っ掛け板金140に形成される角穴140a(第1係合部)と、から構成される。角穴140aは、画像形成装置本体100Aの幅方向における一端側に設けられている。第1連動フック202の先端部の上面には、傾斜面(第1傾斜面)210が形成されている。第1連動フック202の、傾斜面210とロック軸206との間には、傾斜面210の上面から下方に窪んで形成され、角穴140aの上縁部に係合する凹部202aが設けられている。第1連動フック202は、凹部202aが角穴140aの上縁部に係合するロック位置(図6(a)に示す位置)と、該ロック位置より下方に回動して凹部202aが角穴140aに係合しないロック解除位置との間を回動する。また、第2連動ロック部30は、図6(b)に示すように、第2連動フック203と、フック引っ掛け板金140に形成される角穴140b(第2係合部)と、から構成される。角穴140bは、画像形成装置本体100Aの幅方向における他端側に設けられている。第2連動フック203の先端部の上面には、傾斜面(第2傾斜面)211が形成されている。第2連動フック203の、傾斜面211とロック軸206との間には、傾斜面211の上面から下方に窪んで形成され、角穴140bの上縁部に係合する凹部203aが設けられている。第2連動フック203は、凹部203aが角穴140bの上縁部に係合するロック位置(図6(b)に示す位置)と、該ロック位置より下方に回動して凹部203aが角穴140bに係合しないロック解除位置との間を回動する。なお、上述したバネ220は、第1連動フック202及び第2連動フック203を、それぞれロック位置に付勢している。そして、両面ユニット135を移動させて収納部100Dに収納する際、第1及び第2連動フック202,203がフック引っ掛け板金140に到達すると、それぞれ傾斜面210,211が角穴140a,140bの上縁部により押圧される。
これにより、第1及び第2連動フック202,203は、バネ220の付勢力に抗してロック軸206を反時計回りに回転させながら下方に回動し、フック引っ掛け板金140の角穴140a,140bをそれぞれ通過する。そして、傾斜面210,211が角穴140a,140bをそれぞれ通過すると、バネ220の付勢力によりロック軸206が時計回りに回転する。これに伴い、図6(a)に示すように、第1連動フック202は、凹部202aがフック引っ掛け板金140の角穴140aに係止されるロック位置に移動する。また、図6(b)に示すように、第2連動フック203は、凹部203aがフック引っ掛け板金140の角穴140bに係止されるロック位置に移動する。なお、角穴140a,140bに係止された後、第1及び第2連動フック202,203は、バネ220により、それぞれロック位置に保持される。
次に、第3連動フック204がその一部を構成する第3連動ロック部40と、独立フック205がその一部を構成する独立ロック部50と、について詳しく説明する。第3連動ロック部40は、図7(a)及び図8に示すように、第3連動フック204と、ガイドレール136に形成され、第3連動フック204の上方に配置される引っ掛けリブ136aと、から構成される。第3連動フック204は、回転軸204bを介して、回動軸208aを中心に回動する連結アーム208と一体的に回動するように構成されている。第3連動フック204の上面には、両面ユニット135を画像形成装置本体に収納する方向(図7(a)の矢印方向)に向けて下方に傾斜する傾斜面204aが形成されている。また、第3連動フック204の上面には、該傾斜面204aの頂部から両面ユニット135を引き出す方向に向けて下方に傾斜し、略水平に延びる係合面204cと、が形成されている。第3連動フック204は、係合面204cがガイドレール136の引っ掛けリブ136aと係合するロック位置と、該ロック位置より下方に回動して係合面204cが引っ掛けリブ136aに係合しないロック解除位置との間を回動する。そして、第3連動フック204の下方には、バネ(連動側付勢部)222が設けられており、第3連動フック204は、バネ222によってロック位置に付勢されている。なお、バネ222により付勢された第3連動フック204は、連結アーム208に設けられた不図示のストッパにより、回動角が規制されている。
また、独立ロック部50は、図7(b)及び図8に示すように、独立フック205と、ガイドレール137に形成され、独立フック205の上方に配置される係止凹部137aと、から構成される。独立フック205の上面には、両面ユニット135を画像形成装置本体に収納する方向(図7(b)の矢印方向)に向けて下方に傾斜する傾斜面205aが形成されている。また、独立フック205の上面には、該傾斜面205aの頂部から両面ユニット135を引き出す方向に向けて下方に傾斜し、略水平に延びる係合面205cと、が形成されている。独立フック205は、係合面205cがガイドレール137の係止凹部137aと係合するロック位置と、該ロック位置より下方に回動して係合面205cが係止凹部137aに係合しないロック解除位置との間を回動する。そして、独立フック205の下方には、バネ(独立側付勢部)223が設けられており、独立フック205は、バネ223によってロック位置に付勢されている。該バネ223の付勢力は、上述した連動ロック機構200が有するバネ220,222の付勢力よりも大きい。バネ223により付勢された独立フック205は、支持部135aに設けられた不図示のストッパにより、回動角が規制されている。
そして、両面ユニット135を移動させて収納部100Dに収納する際、図7(a)に示すように、第3連動フック204は、ガイドレール136の引っ掛けリブ136aにより押し下げられながら引っ掛けリブ136aを通過する。引っ掛けリブ136aを通過すると、第3連動フック204はバネ222により上方に回動し、係合面204cが引っ掛けリブ136aに係止されるロック位置に移動する。
また、両面ユニット135を移動させて収納部100Dに収納する際、図7(b)に示すように、独立フック205の傾斜面205aは、ガイドレール137の下面に当接する。そして、該独立フック205は、傾斜面205aにより押し下げられながらガイドレール137の下面に形成された係止凹部137aに達し、この後、バネ223により上方に回動する。これにより、独立フック205は、係合面205cが係止凹部137aに係止されるロック位置に移動する。このように、両面ユニット135を収納部100Dに収納すると、両面ユニット135は、連動ロック機構200と、独立ロック部50を有する独立ロック機構300によって収納部100Dにロックされる。
一方、連動ロック機構200による両面ユニット135のロックの解除は開閉レバー201の操作により行う。ここで、本実施の形態において、開閉レバー201は両面ユニット135の幅方向における一端側に、後方にスライド移動可能に設けられている。そして、連動ロック機構200による両面ユニット135のロックを解除する際は、開閉レバー201を後方にスライド移動させる。
なお、開閉レバー201は、既述したように不図示の連動機構を介してロック軸206に連結されている。これにより、開閉レバー201を後方にスライド移動させると、ロック軸206が反時計回りに回転し、これに伴い第1及び第2連動フック202,203が下方、すなわちフック引っ掛け板金140の角穴140a,140bとの係止を解除する方向に回動する。また、第2連動フック203の回転によりワイヤー207が移動して連結アーム208が引き起こされ、これに伴い第3連動フック204が下方、すなわち引っ掛けリブ136aとの係止を解除する方向に移動する。つまり、第2連動フック203とワイヤー207により、ロック軸206の回転が連結アーム208を介して第3連動フック204に伝達され、第3連動フック204が移動する。
このように本実施の形態において、図2及び図8に示すように、ロック軸206、ワイヤー207、連結アーム208及び開閉レバー201は、第1〜第3連動フック202〜204を連動させる連動部200aを構成している。また、ユーザが画像形成装置100を操作する操作側にある独立フック205は、開閉レバー201の操作によって両面ユニット135の開閉が行われる場合に、操作感をバネの力などで出し易いように、第1〜第3連動フック202〜204と独立させている。
次に、このように構成された連動ロック機構200及び独立ロック機構300を備えた画像形成装置100において両面ユニット135を引き出す動作について説明する。例えば両面ユニット135にシートのジャム等が発生した場合、ユーザは、まず開閉レバー201を後方にスライド移動する。これにより、ロック軸206が反時計回りに回転し、第1連動フック202が下方に回動してフック引っ掛け板金140の角穴140aに対する係止が解除されるロック解除位置に移動する。また、第2連動フック203が下方に回動してフック引っ掛け板金140の角穴140bに対する係止が解除されるロック解除位置に移動する。
また、ロック軸206の反時計回りの回転に伴いワイヤー207が上方に引かれて、連結アーム208が図8に示す回動軸208aを中心に反時計回りに回動する。これにより、回転軸204bを中心に連結アーム208と一体的に回動する第3連動フック204は、バネ222の付勢力に抗して下方に回動し、ガイドレール136の引っ掛けリブ136aに対する係止が解除される。このように、開閉レバー201を後方にスライド移動すると、第1〜第3連動フック202〜204がそれぞれのロック位置からロック解除位置に移動し、両面ユニット135の引き出し方向への移動が可能となる。なお、図8に示すように開閉レバー201は、バネ224によって前方に付勢されている。これにより、第1〜第3連動フック202〜204のロック解除の際にユーザによって後方にスライド移動された開閉レバー201は、ユーザが開閉レバー201から手を離すことでバネ224によって前方にスライド移動し、元の位置に戻る。
そして、ユーザが両面ユニット135を引き出し方向へ移動させると、ロック位置に位置する独立フック205の係合面205cが係止凹部137aと当接しながらバネ223の付勢力に抗して下降する。そして、独立フック205は、係止凹部137aに対する係止が解除されるロック解除位置に移動する。ユーザが両面ユニット135を更に引き出し方向へ移動させると、独立フック205の傾斜面205aがガイドレール137と当接しながら移動する。傾斜面205aがガイドレール137から離れると、バネ223の付勢力により独立フック205が再びロック位置に移動する。これにより、連動ロック機構200及び独立ロック機構300の4つのフック202〜205によるロックが解除され、図9及び既述した図4に示すように両面ユニット135を引き出すことができる。
次に、引き出した両面ユニット135を装置本体100Aの収納部100Dに収納する動作について説明する。両面ユニット135を引き出した状態でジャムしたシートの処理等が終了すると、ユーザは両面ユニット135を収納方向にスライドさせる。これにより、第1及び第2連動フック202,203の傾斜面210,211が、それぞれ角穴140a,140bの上縁部と当接して下方に回動し、第1連動フック202及び第2連動フック203は、それぞれロック解除位置に移動する。図6に示すように傾斜面210,211が角穴140a,140bを通過した後、第1及び第2連動フック202,203は、バネ220の付勢力により、それぞれ角穴140a,140bの上縁部に係止するロック位置に移動する。また、第3連動フック204及び独立フック205の傾斜面204a,205aも、それぞれガイドレール136,137に当接して下方に回動し、第3連動フック204及び独立フック205は、それぞれロック解除位置に移動する。そして、更に両面ユニット135が収納方向にスライドされると、第3連動フック204及び独立フック205は、図7に示すように、係合面204c,205cがそれぞれ引っ掛けリブ136a及び係止凹部137aに係止するロック位置に移動する。なお、第1〜第3連動フック202〜204は、上述した連動部200aによって同時に回動する。これにより、両面ユニット135は、連動ロック機構200及び独立ロック機構300の4つのフック202〜205により、収納部100Dに収納された状態でロックされる。
ところで、両面ユニット135を片閉まりせずに画像形成装置100へ収納するには、少なくとも第1及び第2連動フック202,203をほぼ同時に、フック引っ掛け板金140に係止させる必要がある。しかし、両面ユニット135を収納部100Dに収納する際、ユーザによる両面ユニット135への力の加え方によっては両面ユニット135を真っ直ぐ収納部100Dに収納することができない場合がある。例えば、両面ユニット135に、開閉レバー201側(幅方向における一端側)から力F1が加えられた場合、従来の画像形成装置であれば、両面ユニット135は図10Aに示すような傾斜姿勢で収納される。また、開閉レバー201側と反対側(幅方向における他端側)から力F2が加えられた場合、従来の画像形成装置であれば、両面ユニット135は図10Bに示すような傾斜姿勢で収納される。
そして、両面ユニット135が傾斜姿勢で収納されると、両面ユニット135が第1及び第2連動ロック部20,30の一方のみしかロックされない片閉まりの状態になり、この状態のときにはシートに形成される画像が傾いたり、紙づまりが発生したりする。このため、本実施の形態においては、両面ユニット135が、例えば図10(a)に示すような傾斜姿勢で収納される際、第1及び第2連動フック202,203を同時にフック引っ掛け板金140に係止させるように構成している。
すなわち、図8に示すように、ロック軸206から第2連動フック203の傾斜面211の先端までの長さを、ロック軸206から第1連動フック202の傾斜面210の先端までの長さよりも所定量d長く設定している。したがって、第2連動フック203は、第1連動フック202よりも、画像形成装置本体100Aに向かって引出し方向に長く構成されている。
この所定量dは、両面ユニット135が図10(a)に示すように第1連動フック202側に最大の傾きを持って収納される際、第2連動フック203が第1連動フック202とほぼ同時にフック引っ掛け板金140に到達する量としている。これにより、両面ユニット135が図10(a)に示すような傾斜姿勢で収納される場合でも、第2連動フック202の傾斜面211は、第1連動フック202の傾斜面210が角穴140aの上縁部に当接するのに先行して、角穴140bの上縁部に当接する。従って、両面ユニット135が図10(a)に示す傾斜姿勢となることによって凹部202aが凹部203aよりも相対的に引っ掛け板金140に近接した状態であっても、まず第2連動フック203の傾斜面211が角穴140bの上縁部に当接する。そして、第1連動フック202及び第2連動フック203が連動して下方に回動するので、第2連動フック203の傾斜面211が角穴140bの上縁部に当接している限りは第1連動フック202がロック位置に移動することはない。これにより、両面ユニット135の片閉まりを防止することができる。また第1及び第2連動フック202,203の凹部202a,203aは、ロック軸206の軸方向と平行な方向に並んで配置されている。そのため、両面ユニット135の傾斜姿勢が修正されて収納方向に真っ直ぐになる収納姿勢となるとほぼ同じタイミングで、第1及び第2連動フック202,203をフック引っ掛け板金140に係止させることができる。
ここで、開閉レバー側(幅方向における一端側)から両面ユニットに力F1(図10(a)参照)が加えられた場合、該力F1に基づいて第2連動フック203側(幅方向における他端側)に加わる力は第1連動フック202側に加わる力よりも小さくなる。このため、第1フック202と同時に第2連動フック203がフック引っ掛け板金140に達しても、第2連動フック203がフック引っ掛け板金140の角穴140bを通過することができない虞がある。
そこで、本実施の形態では、図6に示すように、第2連動フック203の傾斜面211は、第1連動フック202の傾斜面210よりも傾斜角が小さく形成され、傾斜面211を傾斜面210に対してより水平に近い形状としている。これにより、第2連動フック203の傾斜面211がフック引っ掛け板金140の角穴140aの上縁部に当接する際の摩擦を低減することができ、第2連動フック203の方が、第1連動フック202に比べて引っ掛け板金140の角穴を通過し易くなる。この結果、第2連動フック203側に加わる力が小さい場合でも、第2連動フック203を回動させることができ、第1及び第2連動フック202,203は引っ掛け板金140をほぼ同時に通過することができる。
本実施の形態では、両面ユニット135が図10(a)に示すような傾斜姿勢で収納部100Dに押し込まれると、第1〜第3連動ロック部20,30,40がロック状態となるのに先行して、独立フック205がガイドレール137に達する。そして、独立フック205はバネ223の付勢力に抗して下方に回動しながら収納方向に移動する。この時、バネ223の付勢力に起因して、独立ロック部50を介して両面ユニット135に抵抗力が生じる。この際、第1〜第3連動フック202〜205のいずれかがバネ220,222の付勢力に抗して回動し、連動ロック機構200にて両面ユニット135に抵抗力が生じる場合がある。しかし、独立ロック部50において生じる抵抗力は、連動ロック機構200において生じる抵抗力よりも大きくなるように設定されている。これによって、両面ユニット135に力F1が加えられることに伴って、両面ユニット135が、独立ロック部50の近傍を回動中心として、図10(a)に示す傾斜姿勢から収納姿勢に修正される方向(反時計回り)に回動する。これにより、両面ユニット135が収納姿勢となった状態で、第1連動ロック部20,第2連動ロック部30及び第3連動ロック部40が両面ユニット135をほぼ同時に収納部100Dにロックする。
なお本実施の形態では、独立ロック部50は、第1連動ロック部20,第2連動ロック部30及び第3連動ロック部40の全てが両面ユニット135を収納部100Dにロックした後に、両面ユニット135を収納部100Dにロックするように配設されている。そのため、独立ロック部50がロック状態となる際に、独立フック205がバネ223によってロック位置に移動すると、ユーザにロック完了の操作感をもたらす。ユーザは、この操作感により両面ユニット135が収納されると共に、ロックされたことを知ることができる。
一方、図10(b)に示すように、両面ユニット135に第2連動フック203側(幅方向における他端側)から力F2が加えられる場合がある。この場合、両面ユニット135は図10(b)に示す傾斜姿勢となった状態で収納方向にスライドする。この際、第1連動ロック部20及び独立ロック部50がロック状態となる前に、第2連動ロック部30及び第3連動ロック部40が両面ユニット135を収納部100Dにロックする。この結果、両面ユニット135は片閉まりとなる場合がある。また、両面ユニット135に第2連動フック203側よりも幅方向中央側に力が加えられる場合もある。この場合、力が加えられる位置から独立フック205までの距離が長いために、独立ロック部50がロック状態になる際に両面ユニット135に生じる抵抗力を超える力が第1連動ロック部20及び独立ロック部50側に作用しないことがある。すると、両面ユニット135が片閉まりとなってしまう。
このように、両面ユニット135が図10(b)に示すような傾斜姿勢で片閉まりになると、フラグ139がスイッチアーム141によって押圧されず、幅方向における一端側(独立フック205側)に設けられた検知スイッチ138はOFF状態のままとなる。そして、不図示の制御部は検知スイッチ138がONしない場合には、不図示の表示部に両面ユニット135が開いていることを表示させる。この表示によってユーザは片閉まり状態であることを認識できる。尚、この表示部は、独立ロック部50が両面ユニット135を収納部100Dにロックして検知スイッチ138がONとなったら画像形成装置がスタンバイとなったことを示す表示も行う。
以上説明したように、本実施の形態においては、両面ユニット135を収納する際、開閉レバー201の近くを押すようにしている。これにより、両面ユニット135が図10(a)に示す傾斜姿勢になっても、第1連動ロック部20,第2連動ロック部30,第3連動ロック部40及び独立ロック部50によって両面ユニット135をロックすることができる。この効果は、これまで説明したように、第1、第2連動フック202,203の形状を異ならせているのと、独立ロック部50を介して両面ユニット135に生じる抵抗力とによる。
なお、開閉レバー201の付近を操作しないで、図10(b)に示すように例えば開閉レバー201と幅方向において逆側を操作して両面ユニット135を収納しようとする場合がある。この場合には、ユーザが両面ユニット135に付与した力と連動部200aにより第2連動ロック部30、第3連動ロック部40はロックできるが、第1連動ロック部20及び独立ロック部50はロックできない場合がある。このような場合、検知スイッチ138によって両面ユニット135が片閉まり状態であることを確実に検知できる。
なお、本実施の形態では、開閉レバー201を両面ユニット135の幅方向における一端側に配置したが、他端側に配置してもよい。また、開閉レバー201を両面ユニット135側ではなく装置本体100A側に配置してもよい。
また、第1〜第3連動フック202〜204及び独立フック205を、両面ユニット135側ではなく、装置本体100A側に設けてもよい。この場合、装置本体100A側に設けられたこれら第1〜第3連動フック202〜204及び独立フック205は、両面ユニット135に設けられた係合部に係合する。
また、第1〜第3連動フック202〜204及び独立フック205は、上下に回動してそれぞれロック位置とロック解除位置との間を移動したが、水平方向や他の方向に回動するようにしてもよい。また、第1〜第3連動フック202〜204及び独立フック205は、回動ではなくスライド移動することによって、ロック位置とロック解除位置との間を移動するように構成してもよい。
また、本実施の形態では、3つの連動ロック部20,30,40を設けたが、例えば第3連動ロック部40を省略して連動ロック部を2つとしてもよく、また4つ以上の連動ロック部を設けてもよい。またこれら連動ロック部の配置を自由に設定してもよい。また、連動しない独立ロック部50は、1つに限らず複数設けてもよい。
また、独立フック205をロック位置に付勢する付勢部材は、バネ223に限らず、ゴム等の他の弾性部材や、磁石でもよい。
また、独立フック205がロック位置からロック解除位置に移動する際に両面ユニット135に生じる抵抗力は、バネ223等の付勢部材に起因するのではなく、例えば摩擦パッド等の他の部材によって起因するように構成してもよい。
20…第1連動ロック部、30…第2連動ロック部、40…第3連動ロック部、50…独立ロック部、100…画像形成装置、100A…画像形成装置本体、100B…画像形成部、100D…収納部、135…引出しユニット(両面ユニット)、136,137…ガイドレール、138…検知部(検知スイッチ)、140a…第1係合部(角穴)、140b…第2係合部(角穴)、200…連動ロック機構、200a…連動部、201…解除部(開閉レバー)、202…第1連動ロック部材(第1連動フック)、203…第2連動ロック部材(第2連動フック)、204…第3連動ロック部材(第3連動フック)、205…独立ロック部材(独立フック)、206…ロック軸、208…連結アーム、210…第1傾斜面(傾斜面)、211…第2傾斜面(傾斜面)、220,222…連動側付勢部(バネ)、223…独立側付勢部(バネ)、S…シート
Claims (15)
- 画像形成装置本体と、
前記画像形成装置本体に引き出し可能に収納された引出しユニットと、
前記引出しユニットが前記画像形成装置本体に収納された状態で、前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックする複数の連動ロック部と、
複数の前記連動ロック部を連動させる連動部と、
複数の前記連動ロック部とは独立して移動すると共に、前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックするように配設された独立ロック部と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記独立ロック部は、前記引出しユニットの引き出し方向と直交する幅方向の一端側を前記画像形成装置本体にロックし、前記引出しユニットを収納する際に前記独立ロック部を介して前記引出しユニットに生じる抵抗力が、複数の前記連動ロック部を介して前記引出しユニットに生じる抵抗力よりも大きくなるように構成されている、
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記独立ロック部は、前記引出しユニットが前記画像形成装置本体に収納される際に、複数の前記連動ロック部が前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックするのに先行して、前記引出しユニットに抵抗力を生じさせ、複数の前記連動ロック部の全てが前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックした後に、前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックするように配設される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 複数の前記連動ロック部を前記引出しユニットが前記画像形成装置本体にロックするロック状態となるように付勢する連動側付勢部と、
前記独立ロック部を前記引出しユニットが前記画像形成装置本体にロックするロック状態となるように付勢すると共に、前記連動側付勢部よりも付勢力が大きい独立側付勢部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 複数の前記連動ロック部は、前記引出しユニットの、前記引出しユニットの引き出し方向と直交する幅方向における一端側を前記画像形成装置本体にロックするように配設された第1連動ロック部と、前記引出しユニットの前記幅方向における他端側を前記画像形成装置本体にロックするように配設された第2連動ロック部と、を有し、
前記第1連動ロック部は、前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックするロック位置及び前記引出しユニットのロックを解除するロック解除位置の間を移動可能な第1連動ロック部材と、前記ロック位置に位置する前記第1連動ロック部材と係合する第1係合部と、を有し、
前記第2連動ロック部は、前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックするロック位置及び前記引出しユニットのロックを解除するロック解除位置の間を移動可能な第2連動ロック部材と、前記ロック位置に位置する前記第2連動ロック部材と係合する第2係合部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第1連動ロック部材は、前記引出しユニットの前記幅方向における前記一端側に設けられ、かつ前記第1係合部は、前記画像形成装置本体の前記幅方向における前記一端側に設けられ、
前記第2連動ロック部材は、前記引出しユニットの前記幅方向における前記他端側に設けられ、かつ前記第2係合部は、前記画像形成装置本体の前記幅方向における前記他端側に設けられ、
前記連動部は、前記引出しユニットの前記幅方向における前記一端側に設けられ、前記第1連動ロック部材及び前記第2連動ロック部材を前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動させる解除部を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記第2連動ロック部材は、前記第1連動ロック部材よりも、前記画像形成装置本体に向かって前記引出し方向に長く構成される、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。 - 前記第1連動ロック部材には、前記引出しユニットが前記画像形成装置本体に収納される際に前記第1係合部と当接することで、前記第1連動ロック部材を前記ロック位置から前記ロック解除位置へ移動させる第1傾斜面が形成され、
前記第2連動ロック部材には、前記引出しユニットが前記画像形成装置本体に収納される際に前記第2係合部と当接することで、前記第2連動ロック部材を前記ロック位置から前記ロック解除位置へ移動させる第2傾斜面が形成され、
前記第2傾斜面は、前記第1傾斜面よりも傾斜角が小さく形成されている、
ことを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記引出しユニットが前記画像形成装置本体に収納された際に、前記独立ロック部は、前記第1連動ロック部の下方に配置される、
ことを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 複数の前記連動ロック部は、前記連動部によって前記第1連動ロック部及び前記第2連動ロック部と連動し、かつ前記引出しユニットの前記幅方向における前記他端側を前記画像形成装置本体にロックするように配設された第3連動ロック部を有する、
ことを特徴とする請求項5から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記引出しユニットが前記画像形成装置本体に収納された際に、前記第3連動ロック部は、前記第2連動ロック部の下方に配置され、前記独立ロック部は、前記第1連動ロック部の下方に配置される、
ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記独立ロック部が前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックしたことを検知する検知部を備える、
ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置本体と、
前記画像形成装置本体に引き出し可能に収納された引出しユニットと、
前記引出しユニットの、前記引出しユニットの引き出し方向と直交する幅方向における一端側を前記画像形成装置本体にロックする第1連動ロック部材と、
前記引出しユニットの前記幅方向における他端側を前記画像形成装置本体にロックする第2連動ロック部材と、
前記第1連動ロック部材及び前記第2連動ロック部材と連動し、前記引出しユニットの前記幅方向における前記他端側を前記画像形成装置本体にロックすると共に、前記第2連動ロック部材の下方に配置された第3連動ロック部材と、
前記第1連動ロック部材、前記第2連動ロック部材及び前記第3連動ロック部材とは独立して移動し、前記引出しユニットの前記幅方向における前記一端側を前記画像形成装置本体にロックする独立ロック部材と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置本体の前記幅方向における前記一端側に設けられ、前記独立ロック部材が前記引出しユニットを前記画像形成装置本体にロックしたことを検知する検知部を備えた、
ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。 - 前記独立ロック部材は、前記第1連動ロック部材の下方に配置される、
ことを特徴とする請求項13又は14に記載の画像形成装置。
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