JP5461874B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッド幅方向の断面を含む一部分解斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッド幅方向の断面図である。図3(a)は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッド幅方向の断面を含む一部分解斜視図である。図3(b)は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤ1のカーカス層20の側面図であり、カーカス層20を構成する、カーカスコード24と、補強層30を構成する補強コード36との配置関係を説明する図である。
図1に示すように、空気入りタイヤ1は、少なくともビードコア10a及びビードフィラー10bを含む一対のビード部10を備える。具体的には、ビード部10を構成するビードコア10aには、スチールコードなどが用いられる。
空気入りタイヤ1は、一方のビード部10から他方のビード部10にかけて設けられたカーカス層20を備える。カーカス層20は、カーカスコード24(後述)と、カーカスコード24を覆うゴムとにより構成され、空気入りタイヤ1の骨格を形成する。空気入りタイヤ1は、扁平率が低いタイヤであるため、カーカス層20は、トレッド部に位置するカーカス層20のトレッド幅方向Wに沿った長さに対して、サイドウォール部に位置するカーカス層20のタイヤ径方向Dに沿った長さが短い。
(1.3)ベルト層
空気入りタイヤ1は、トレッド幅方向Wに沿って配設され、カーカス層20のタイヤ径方向外側に設けられるベルト層12を備える。具体的には、空気入りタイヤ1は、カーカス層20のタイヤ径方向外側に配設される第1ベルト層12aと、第1ベルト層12aのタイヤ径方向外側に配設される第2ベルト層12bとを備える。第1ベルト層12a及び第2ベルト層12bは、スチールによって形成される。
空気入りタイヤ1は、カーカス層20を補強する補強層を備える。具体的には、空気入りタイヤ1は、一対のビードフィラー10bに沿って、タイヤ径方向外側に延びる一対の補強層30を備える。具体的には、補強層30は、ビードフィラー10bのトレッド幅方向内側に位置する。補強層30の弾性率は、カーカス層20の弾性率よりも高い。補強層30は、補強コード36(後述)と、カーカスコード24を覆うゴムとにより構成される。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(2.1)評価方法、(2.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
比較例1乃至3及び実施例1、2の空気入りタイヤを用いて、ドライバーによるフィーリング評価、重量測定、製造コスト評価を行った。比較評価に用いた比較例及び実施例に係る空気入りタイヤについて、具体的に説明する。なお、空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ リムサイズ : ETRTO記載の標準リムサイズ
・ 内圧条件(フロント/リア) : 240/220kPa
・ 荷重条件 : 車両本体に運転者1名+60kg相当の搭載
・ 試験車種 : FFセダン(排気量2000cc)
・ 試験コース(条件) :周回コース(乾燥路面)
・ 評価方法 :
(操縦安定性評価):各空気入りタイヤについて、ドライバーによるテストコースでのフィーリング評価。評価結果は、10点満点で評価。7点以上で市場投入しても問題ないとされている。
以上説明したように、本実施形態に係る空気入りタイヤ1によれば、補強層30のタイヤ径方向内側端部である端部32は、リムベースラインBLよりも、タイヤ径方向外側に位置する。このため、補強層30は、ビード部10の近傍で、空気入りタイヤ1をリム・ホイールに組んだ際に、リムに密着する部分よりもタイヤ径方向外側の領域を補強することができる。なお、このような空気入りタイヤ1において、リムベースラインBLよりもタイヤ径方向内側に位置する領域には、密着したリムにより補強されるため、車両走行時に空気入りタイヤ1の剛性に影響を及ぼすようなせん断力が発生しない。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
Claims (1)
- 少なくともビードコア及びビードフィラーを含む一対のビード部と、一方の前記ビード部から他方の前記ビード部にかけて設けられたカーカス層とを備えるタイヤであって、
前記ビードフィラーに沿って、タイヤ径方向外側に延びる補強層と、
前記カーカス層のタイヤ径方向外側に設けられるベルト層とを備え、
前記補強層は、前記ビードフィラーのトレッド幅方向内側かつ前記カーカス層のトレッド幅方向内側に配置されており、
前記補強層のタイヤ径方向内側端部は、前記タイヤが装着されるリムのタイヤ径方向外側端部を示す基準線であるリムベースラインよりもタイヤ径方向外側に位置し、
前記補強層のタイヤ径方向外側端部は、前記タイヤの断面高さに対して、45%以上50%以下の領域に位置し、
前記補強層の弾性率は、前記カーカス層の弾性率よりも高く、
前記補強層のタイヤ径方向内側端部は、前記ビードコアのタイヤ径方向外側端部からタイヤ径方向外側7mm以上17mm以下までの領域に位置し、
前記カーカス層は、前記ビードコアのトレッド幅方向外側に折り返され、タイヤ径方向外側に延びる折り返し部を備え、
前記折り返し部のタイヤ径方向外側の端部は、前記ベルト層のタイヤ径方向内側に位置し、前記ベルト層に覆われており、
前記補強層を構成する補強コードは、前記カーカス層を構成するカーカスコードに沿った直線に対して傾斜角θ1を有するタイヤ。
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