JP5458243B2 - Euv光の放射方法、および前記euv光を用いた感応基板の露光方法 - Google Patents

Euv光の放射方法、および前記euv光を用いた感応基板の露光方法 Download PDF

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Description

本発明は、EUV光の放射方法に関する。より詳しくは、メインパルスを赤外域のレーザービームとするダブルパルス照射法により高変換効率でEUV光を放射させる方法に関する。
極端紫外(extreme ultraviolet:EUV)光は次世代半導体リソグラフィーに用いられる光として注目されている。現在レーザービームによるEUV光への変換効率は3%程度であるが、実用光源とするにはさらに高い変換効率のEUV光を放射させる必要があり、変換効率を向上する多くの研究がなされている。
EUV光への変換効率を上げる技術として、たとえばダブルパルス法があり、Nd:YAGレーザーからの高電力レーザービームを先行パルスとしてキセノンなどのターゲット材料に照射し弱くイオン化されたプラズマを生成させ、その後メインパルスレーザービームをそのプラズマに照射してEUV光を放射させるEUV光放射源が提案されている(たとえば、特許文献1)。
特開2005−17274号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、高電力レーザービームを用いるのでデブリ(debris、ターゲットから飛散する粒子)が多く発生し、コスト高であり、EUV光への変換効率も充分には高くはならないという問題点がある。
本発明の目的は、レーザービームを用いて従来よりもEUV光への高い変換効率を得ることができ、従来よりもデブリの発生量を少なくすることができ、低コストでEUV光を放射させる方法を提供することである。
本発明者は、上記の課題に鑑み、鋭意研究の結果、錫および錫化合物の少なくとも一方をターゲット材料とし、プレパルスレーザービームを照射してプラズマの低イオン密度状態を作りだし、そこに赤外域のメインパルスレーザービームを照射する方法により高変換効率でEUV光が放射することを見出し、本発明を完成するに至った。
以下、各請求項の発明について説明する。
請求項1に記載の発明は、
ターゲット材料にプレパルスレーザービームを照射してプラズマを発生させた後、メインパルスレーザービームを照射してEUV光を放射させるダブルパルス照射法によるEUV光の放射方法であって、
前記ターゲット材料が錫および錫化合物の少なくとも一方からなり、
前記プレパルスレーザービームの照射により発生したプラズマは、イオン密度が1×1016〜1×1019cm−3 、スケール長が100〜500μm、温度が30〜50eVであり、
且つ前記メインパルスレーザービームが赤外域のレーザービームであることを特徴とするEUV光の放射方法である。
本請求項1に記載の発明によれば、錫および錫化合物の少なくとも一方からなるターゲット材料にプレパルスレーザービームを照射して発生させた特定のイオン密度を有するプラズマに赤外域のメインパルスレーザービームを照射するというダブルパルス照射により、EUV光を従来よりも高い変換効率で放射させることができる。EUV光への変換効率は従来3%程度であるが、6〜8%またはそれ以上の高い変換効率とすることができる。また、同じ量のEUV光を得る際に発生するデブリを従来よりも少なくすることができる。さらに、低コストでEUV光を放射させることができる。
なお、本発明において、EUV光とは、波長が13.5nmを中心として2%バンド幅(±1%バンド幅)の光をいい、変換効率は、プレパルスレーザービームとメインパルスレーザービームの合計エネルギーに対するレーザー照射方向を中心軸とする立体角2π内へのEUV光の放射エネルギーの百分率である。立体角2πとは全球を4πとしたときの半分で半球に相当する。またEUV光の放射量は、光ダイオードで測定する。
本発明においては、課題とする高いEUV光への変換効率を達成するために、前記プレパルスレーザービームの照射により発生したプラズマのイオン密度を1×1016〜1×1019cm−3とすることが必要であるが、その理由は以下の通りである。
先行するプレパルスレーザーを用いるプラズマ発生技術は、レーザーの吸収および発生するプラズマサイズを増加させるが、それらはいずれもEUV光の放射効率を高める一因になることは知られている。本発明は、これに加えてさらにEUV光が全波長の発光に比べてどのくらい効率よく放射するかという点に着目した。
EUV光の変換効率は次の式(1)で表される。
EUV光の変換効率=EUV光の発光エネルギー(またはパワー)/投入したレーザーエネルギー(またはパワー) (1)
鋭意検討した結果、本発明者らは、前記式(1)を別の形に書き直した下記の式(1’)の第3項に着目した。
EUV光の変換効率=レーザー吸収率×全波長積分した光の変換率×(EUV光の放射パワー/全波長積分発光パワー) (1’)
即ち、上記式(1’)において、第1項のレーザー吸収率はプラズマを発生させると、中性状態にくらべ、電離度の上昇とスケール長の増大によって、レーザー吸収率は増加し、第2項の全波長積分した光の変換率はプラズマサイズが大きくなると一般に上昇するので、先行プレパルスでプラズマを生成することにより両項とも大きくなることが知られている。
しかし、本発明者らは、従来着目されていなかった全波長で発光する光の総量の中のEUV光の発光の割合を示す第3項目の値を高くすることができれば、EUV光への変換効率が向上できると考えた。
そして、前記第3項の値を高くするには、プレパルスレーザービームで生成するプラズマのイオン密度を1×1016〜1×1019cm−3の低イオン密度状態とすること、およびこの低イオン密度状態において、レーザーがプラズマ中を伝搬できる最高の密度である臨界密度がより低い、赤外域に波長を持つレーザービームを照射することが有効であることを見出した。
即ち、この低イオン密度状態で赤外域に波長を持つレーザービームを照射すると、全波長で発光する光の総量の中のEUV光の発光の割合が向上するので、全体でEUV光への変換効率が著しく向上することになる。イオン密度が1×1016cm−3未満、または1×1019cm−3を超えると、全波長で発光する光の総量の中のEUV光の発光の割合が向上せずEUV光への変換効率は不十分であることが分かった。一方、上記範囲内でも、特にイオン密度が1×1016〜1×1018cm−3であると全波長で発光する光の総量の中のEUV光の発光の割合がさらに向上してEUV光への変換効率がさらに高くなることが分かった。
そして、従来EUV発生用のターゲット材料として用いられているキセノンなどはプラズマのイオン密度が1×1020cm−3程度という高い状態でメインパルスレーザービームを照射しないとEUV光への変換効率は高くならず、その変換効率にも限界があるのに対して、錫はイオン密度が低いプラズマであってもメインパルスレーザービームを照射することにより、EUV光を発光させることが可能であり、むしろイオン密度が低いプラズマを適用した場合に、従来得られていない高い変換効率を達成できること見出した。
錫や錫化合物の中でも錫は、より高いEUV光変換効率が得られるので特に好ましい。錫は金属であり、錫の純分が高いほどEUV光への変換効率を高めることができるため、純分の高い錫金属が最も好ましい。また、形状としては溶融させた液状や、気体状のものの他、固体状のものも用いることができる。また、固体状平板そのものをターゲットにすることも可能である。
錫化合物としては、錫酸化物(SnO、SnO、SnOなど)、硫化錫(SnS、SnSなど)、塩化錫(SnCl、SnClなど)、スタナン(SnH)、臭化錫(SnBrなど)が好ましい。錫化合物の中では、化学的に扱い易く、初期イオン密度の低密度化が可能なSnOなどの錫酸化物がより好ましい。
さらに、プレパルスレーザービームにより生成した上記の低イオン密度状態のプラズマに照射するメインパルスレーザービームとして、前記赤外域に波長を持つレーザービームを用いると低イオン密度状態での吸収がよく、EUV光への変換効率が高くなることがわかった。赤外域のレーザービームであれば特に限定はないが、中でも汎用される安価な炭酸ガスレーザービームが好ましい。
なお、メインパルスレーザービームのパルス持続時間は好ましくは2〜20nsである。パルス持続時間が2〜20nsであるとより高い変換効率が得られる。パルス強度は好ましくは5×10〜1×1010W/cmである。パルス強度が5×10〜1×1010W/cmであるとプラズマが最適な温度(30−50eV)に加熱されるため好ましい。
また、レーザーを効率良く吸収するためにはある程度の大きさのプラズマサイズが必要であるが、プラズマを作りすぎてサイズが大きくなると逆に放射するEUV光がプラズマに吸収されてしまい、変換効率が下がることにつながる。このため、プラズマのスケール長も特定の幅が有効であり、好ましくは100〜500μmであり、より好ましくは100〜200μmである。プラズマのスケール長が100μm以上であるとEUV光への変換効率が向上し、500μm以下であると、EUV光への変換効率が向上すると共に、放射したEUV光の集光も効率的にできる。200μm以下であると、EUV光への変換効率がさらに高くなると共に、放射したEUV光の集光もさらに効率的となる。なお、ここでプラズマのスケール長とは、イオン密度が1/eに減少する距離をいう。
すなわち、本発明におけるEUV光放射のための最適のプラズマの状態は、イオン密度が1×1016〜1×1018cm−3であり、好ましくはスケール長は100〜200μmである。
なお、上記プラズマの低イオン密度状態およびスケール長は、プレパルスレーザービームのパルス強度とパルス持続時間、およびプレパルスレーザービームの照射からメインパルスレーザービームの照射までの時間、プレパルスレーザービームの波長により制御できる。ここで、プレパルスレーザービームの波長については特に限定しない。
上記低イオン密度状態のプラズマを発生させるプレパルスのパルス持続時間は、好ましくは1〜50nsであり、より好ましくは2〜40nsである。パルス持続時間が2〜40nsであると特に高い変換効率が得られる。パルス強度は、好ましくは5×10〜5×1011W/cmであり、より好ましくは1×10〜1×1010W/cmである。パルス強度が1×10〜1×1010W/cmであると特に高い変換効率が得られる。
また、プレパルスレーザービームがターゲットエリアに到達してから、メインパルスレーザービームがターゲットエリアに到達するまでの時間は、好ましくは20〜500nsであり、より好ましくは20〜300nsである。20〜500nsであるとプラズマの上記低イオン密度状態でメインパルスレーザービーム照射でき、EUV光への高い変換効率が得られる。
請求項1の発明においては、EUV光への高い変換効率が達成できるため、必要な入力レーザーエネルギーが少なく、デブリの発生量を低減することができ、且つレーザーパワーの低い赤外域に波長を持つレーザーを用いるので、低コストでEUV光を放射させることができる。
上記のことから、請求項2として、
前記錫化合物が錫酸化物であることを特徴とする請求項1に記載のEUV光の放射方法を提供する。
請求項2に記載の発明によれば、ターゲットとして、前記錫化合物の中でも化学的に扱い易く、初期イオン密度の低密度化が可能な錫酸化物を用いるため、EUV光をより高い変換効率で放射させることができる。また、同じ量のEUV光を得る際に発生するデブリをより少なくすることができる。
また、上記のことから、請求項3として、
前記プレパルスレーザービームの照射により発生したプラズマのイオン密度が1×1016〜1×1018cm−3であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のEUV光の放射方法を提供する。
請求項3に記載の発明によれば、プレパルスにより発生するプラズマのイオン密度が最適であるため、EUV光をより高い変換効率で放射させることができ、また、同じ量のEUV光を得る際に発生するデブリをさらに少なくすることができる。
また、請求項として、
前記赤外域のレーザービームが炭酸ガスレーザービームであることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のEUV光の放射方法を提供する。
請求項に記載の発明によれば、メインパルスレーザービームが汎用で安価なレーザーを用いるので、EUV光放射の低コスト化になる。また、デブリを従来よりも少なくすることができる。
請求項に記載の発明は、
請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のEUV光の放射方法により放射されるEUV光を集光し、マスクに当てる照明光学系と、該マスクから反射した光を感応基板上に投影結像させる投影光学系を通して感応基板を露光することを特徴とする感応基板の露光方法である。
本発明の感応基板の露光方法は、錫および錫化合物の少なくとも一方からなるターゲット材料をターゲットエリアに供給し、そこにプレパルスレーザービームを照射して前記の低イオン密度状態のプラズマを発生させ、そこにメインパルスレーザービームを照射してEUV光を放射させることにより感応基板の露光を行なう露光方法であり、放射したEUV光は集光して射出され利用される。
請求項に記載の発明によれば、EUV光が高効率で放射されるので、露光に必要なレーザー出力が従来よりも少なくてすむ。
本発明のEUV光の放射方法は、レーザービームを用いて従来よりもEUV光への高い変換効率ができ、従来よりもデブリの発生量が少なくでき、低コストでEUV光を放射させることができる。したがって、本発明のEUV光の放射方法は、従来よりも高効率、低デブリ、低コストの露光用光源をつくることを可能とし、半導体製造の関連産業への経済的効果が大きい。
本発明の方法は、ダブルパルス照射が可能な公知のEUV光源を用いて行うことができる。
ターゲット材料をターゲットエリアに供給する装置は、従来公知の供給装置が適用できる。錫または錫化合物は通常常温で固体であり、加熱して液体や気体にして供給することにより、供給量の調整が容易にできるため好ましいが、固体状のものを用いてもよい。液体や気体状態のターゲット材料は通常ターゲットエリアまでノズルにより導かれ、ノズルから噴出されターゲットとなる。ノズルは公知のものが適用されるが、好ましくは超音速ノズルを用いてもよい。したがって、この供給装置は加熱装置やタンクを備え、ターゲット材料の供給量は加熱装置の加熱温度によっても制御できる。EUV光の発生が減圧または真空チャンバ内で行われれば、錫または錫化合物の加熱温度は常圧の沸点まで加熱されなくてすむ。
次に、このターゲットにレーザービームが照射される。レーザービームはレーザー発生装置により発生し、集光レンズによりターゲット上に集光される。本発明においては、赤外域のレーザーがメインパルスレーザービームとなるので、これとは別のレーザーである必要がなくプレパルスもメインパルスも赤外域のレーザービームであることが好ましい。プレパルスレーザービームが先行照射され、上記の低イオン密度状態のプラズマが発生した後メインパルスレーザービームが照射される。プレパルスがターゲットエリアに到達してから、メインパルスがターゲットエリアに到達するまでの時間は、好ましくは20〜500nsであり、より好ましくは20〜300nsである。この時間は、通常、レーザー発生装置が制御装置に連結して制御される。制御装置は、たとえば予め決められたプログラムが格納されたメモリと時計を備える中央処理装置(CPU)である。この装置により、プレパルスがターゲットエリアに到達してから、一定の時間後メインパルスがターゲットエリアに到達するように制御される。
メインパルスとプレパルスのターゲットエリアに導かれる経路には、たとえば、同一のレーザー発生装置により発生され、同一の経路を経由してターゲットエリアに到達する経路、途中でスプリットして別々の経路を経由してある角度をもってターゲットエリアに到達する経路、メインパルスとプレパルスが別々のレーザー発生装置により発生され、別々の経路を経由してターゲットエリアに到達する経路などがあるが、特に限定はない。
プレパルスはターゲット材料を励起しプラズマを生成するだけの十分なエネルギーを与えるために、ターゲットエリアにおいてある一定の強度が一定時間照射されなければならない。プレパルスのパルス持続時間は好ましくは1〜50nsであり、より好ましくは2〜40nsである。パルス強度は好ましくは5×10〜5×1011W/cmであり、より好ましくは1×10〜1×1010W/cmである。メインパルスのパルス持続時間は好ましくは10〜20nsである。パルス強度は好ましくは5×10〜1×1010W/cmである。
また、前記デブリは、ノズルの先端に付着して、ターゲットが正常に噴出されるのを妨げたり、集光ミラーやフィルタ等の光学素子に付着・堆積して、それらの反射率や透過率等の性能を低下させたりする。特に、プラズマから輻射されるEUV光を集光する集光ミラーの汚染は著しく、頻繁にミラーを交換する必要があるので、大きな手間とコストを要していた。
本発明においては、レーザーパワーの低い、赤外域に波長を持つレーザーを用いること、およびEUV光への変換効率が高いので、同じ量のEUV光を得る際に発生するデブリを従来よりも少なくすることができるという利点もある。
赤外域のメインパルスレーザービームがプレパルスレーザービーム照射により発生した低イオン密度状態のプラズマに前記のパルス条件で照射されると、EUV光が放射する。放射されるEUV光は外部に向けて射出され利用される。たとえば、集光器光学系(たとえば、集光ミラー)により収集され、パターニングされる回路やEUV光照射を用いる他のシステムに指向される。たとえば、マスクに当てる照明光学系と、該マスクから反射した光を感応基板上に投影結像させる投影光学系とを備える露光機に連結される。
以下、本発明の実施の形態につき、図を用いて説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、以下の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
なお、以下に示す各実施の形態および比較の形態は、特に断りの無い限り、シミュレーションによる実施の形態あるいは比較の形態である。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるEUV光の放射方法を説明するEUV光源の模式図である。
図1に示すように、EUV光源1は、ターゲットエリア2、ターゲット材料供給装置5、ターゲット材料供給装置5に接続されてターゲットエリア2に向けて伸びるノズル6、プレパルスレーザービーム3およびメインパルスレーザービーム4を生成する赤外レーザー発生装置7、プレパルスレーザービーム3とメインパルスレーザービーム4のパルス強度、持続時間、両ビームの照射間隔の時間を制御する制御装置7a、レンズ8および9、ミラー10により構成されている。
まず、ターゲット材料(錫)が、ターゲット材料供給装置5により加熱されドロプレットとなり、ノズル6を通ってターゲットエリア2に放出される。
一方、赤外レーザー発生装置7より生成されるプレパルスレーザービーム3は、レンズ8によってターゲットエリア2上に集束される。
本実施の形態においては、プレパルスレーザービーム3のパルス強度を5×10W/cmに、パルス持続時間を10nsに設定した。
集束されたプレパルスレーザービーム3により、低イオン密度状態の錫プラズマが発生する。
シミュレーションの結果、この時発生するプラズマのイオン濃度は5×1017cm−3となり、プラズマスケール長は150μmとなった。
次いで、プレパルスレーザービーム3がターゲットエリア2に到達した150ns後に、同じく赤外レーザー発生装置7により生成されるメインパルスレーザービーム4を、ターゲットエリア2に照射して、EUV光を放射させる。
この際、メインパルスレーザービーム4は、プレパルスレーザービーム3とは別の経路で進み、具体的には、レンズ9により集光された後、ミラー10を用いて、プレパルスレーザービーム3に対して45°の角度でターゲットエリア2に照射される。
本実施の形態においては、この時照射されるメインパルスレーザービーム4のパルス強度を2×10W/cmに、パルス持続時間を20nsに設定した。
シミュレーションの結果、本実施の形態におけるEUV光への変換効率は7.2%となった。
(実施の形態2〜4、比較の形態1〜3)
次いで、上記実施の形態1におけるプレパルスレーザービーム3のパルス強度、持続時間、プレパルスとメインパルスの照射間隔の時間の設定を、表1の実施の形態2〜4、比較の形態1〜2に示すように変えて、EUV放射をシミュレーションし、発生するプラズマのイオン密度、プラズマスケール長、および変換効率を求めた。
その結果を、表1に併せて示す。
また、メインパルスレーザービーム4のみ照射するシングルパルス法によるEUV光放射を、実験(比較の形態3)で行い、プラズマスケール長、および変換効率を求めた。なお、比較の形態3におけるプラズマスケール長は、実験値ではなく、計算値で求めた。
その結果を、表1に併せて示す。
Figure 0005458243
表1から明らかなように、ダブルパルス法で、かつ発生するプラズマのイオン密度が1×1016〜1×1019cm−3である場合(実施の形態1〜4)には、高い変換効率でEUV光が得られている。これに対して、ダブルパルス法ではあっても、発生するプラズマのイオン密度が1×1016〜1×1019cm−3の範囲を外れる場合(比較の形態1〜2)や、シングルパルス法による場合(比較の形態3)には、高い変換効率が得られない。
(実施の形態5)
図2は、本実施の形態におけるEUV光の放射方法を説明するEUV光源の模式図である。
図2に示すように、EUV光源11は、ターゲットエリア12、ターゲット材料供給装置15、ターゲット材料供給装置15に接続されてターゲットエリア12に向けて伸びるノズル16、プレパルスレーザービーム13およびメインパルスレーザービーム14を生成する赤外レーザー発生装置17、プレパルスレーザービーム13とメインパルスレーザービーム14のパルス強度、持続時間、両ビームの照射間隔の時間を制御する制御装置17a、波長変換素子18、波長選択型ミラー19、レンズ20および21、ミラー22により構成されている。
まず、ターゲット材料(錫)が、ターゲット材料供給装置15により加熱されドロプレットとなり、ノズル16を通ってターゲットエリア12に放出される。
一方、赤外レーザー発生装置17より生成されるプレパルスレーザービーム13は、波長変換素子18を経て波長変換された後、波長選択型ミラー19で反射されて、ミラー22、およびレンズ21によってターゲットエリア12上に集束される。
本実施の形態においては、プレパルスレーザービーム13のパルス強度を5×10W/cmに、パルス持続時間を10nsに設定した。
集束されたプレパルスレーザービーム13により、低イオン密度状態の錫プラズマが発生する。
シミュレーションの結果、この時発生するプラズマのイオン濃度は5×1017cm−3となり、スケール長は150μmとなった。
次いで、プレパルスレーザービーム13がターゲットエリア12に到達した150ns後に、同じく赤外レーザー発生装置17により生成されるメインパルスレーザービーム14を、ターゲットエリア12に照射して、EUV光を放射させる。
この際、メインパルスレーザービーム14は、プレパルスレーザービーム13と同じように波長変換素子18を通る(同軸状にして、同じ素子を通りながらも、空間的に波長が異なるなど)が、空間的には別の経路で進む。即ち、波長変換素子18を経由する際、メインパルスレーザービーム14は、プレパルスレーザービーム13とは異なる波長に波長変換されるか、もしくは波長変換されないようになっているため、メインパルスレーザービーム14は、波長選択型ミラー19では反射されず、空間的に別の経路で進む。そして、波長選択型ミラー19を経由したメインパルスレーザービーム14は、レンズ20により集光された後、プレパルスレーザービーム13に対して45°の角度でターゲットエリア12に照射される。
本実施の形態においては、この時照射されるメインパルスレーザービーム14のパルス強度を2×10W/cmに、パルス持続時間を20nsに設定した。
シミュレーションの結果、本実施の形態におけるEUV光への変換効率は7.2%となった。
このように、本実施の形態においても、高い変換効率でEUV光を得ることができる。
(実施の形態1〜5の補足)
なお、上記実施の形態1〜5においては、2つのレーザービームを異なる角度で照射しているが、メインパルスとプレパルス、2つのレーザービームが、同軸上にありながらも、軸の中心部、周辺部のそれぞれの空間に分かれて進むことにより、ターゲットエリアに、2つのレーザービームを同一角度で照射させることも可能である。
(実施の形態6)
図3は、本実施の形態におけるEUV光の放射方法を概念的に示す斜視図である。
図3において、波長が1μmのプレパルスレーザービーム31は、ミラー33によって反射され、錫がコーテイングされたデイスク34に照射される。そして、プレパルスレーザービーム31の照射によって噴出した低イオン密度状態の錫のプラズマ35に、赤外レーザー発射装置(図示せず)で生成されたメインパルスレーザービーム32が照射されることにより、EUV光36が放射される。放射されたEUV光36は、凹面鏡37によって反射され、集光される。
このように、メインパルスレーザービーム32を、プレパルスレーザービーム31に対して90度の角度で、ターゲットエリアに照射させることも可能である。
本発明の一実施の形態におけるEUV光の放射方法を説明する模式図である。 本発明の別の実施の形態におけるEUV光の放射方法を説明する模式図である。 本発明の別の実施の形態におけるEUV光の放射方法を概念的に示す斜視図である。
1、11 EUV光源
2、12 ターゲットエリア
3、13、31 プレパルスレーザービーム
4、14、32 メインパルスレーザービーム
5、15 ターゲット材料供給装置
6、16 ノズル
7、17 赤外レーザー発生装置
7a、17a 制御装置
8、9、20、21 レンズ
10、22、33 ミラー
18 波長変換素子
19 波長選択型ミラー
34 デイスク
35 プラズマ
36 EUV光
37 凹面鏡

Claims (5)

  1. ターゲット材料にプレパルスレーザービームを照射してプラズマを発生させた後、メインパルスレーザービームを照射してEUV光を放射させるダブルパルス照射法によるEUV光の放射方法であって、
    前記ターゲット材料が錫および錫化合物の少なくとも一方からなり、
    前記プレパルスレーザービームの照射により発生したプラズマは、イオン密度が1×1016〜1×1019cm−3 、スケール長が100〜500μm、温度が30〜50eVであり、
    且つ前記メインパルスレーザービームが赤外域のレーザービームであることを特徴とするEUV光の放射方法。
  2. 前記錫化合物が錫酸化物であることを特徴とする請求項1に記載のEUV光の放射方法。
  3. 前記プレパルスレーザービームの照射により発生したプラズマのイオン密度が1×1016〜1×1018cm−3であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のEUV光の放射方法。
  4. 前記赤外域のレーザービームが炭酸ガスレーザービームであることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のEUV光の放射方法。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載のEUV光の放射方法により放射されるEUV光を集光し、マスクに当てる照明光学系と、該マスクから反射した光を感応基板上に投影結像させる投影光学系を通して感応基板を露光することを特徴とする感応基板の露光方法。
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