JP5457469B2 - シリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド - Google Patents

シリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド Download PDF

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Description

本発明は、シリコン・ベアー・ウエハー(silicon bare wafers)研磨装置用キャリア・ヘッドに係り、さらに詳細には、リテーナ・リングに加えられる圧力と、加圧プレートの弾性ゴム体を通じてシリコン・ベアー・ウエハーWに加えられる圧力をそれぞれ独立して調節し、リテーナ・リングと研磨パッドが平行ではない場合に、研磨装置のシャフトに対して平行整列チルト・ユニットがチルトされて傾斜して、リテーナ・リングと研磨パッドを平行にすることによって、研磨パッドにシリコン・ベアー・ウエハーWを均一に密着させて、端部を含むシリコン・ベアー・ウエハーW全体を均一に研磨することができる構造を有するシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドに関する。
一般的に、化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)は、研磨パッドを利用する機械的研磨とCMP(Chemical Mechanical Polishing)スラリー溶液を利用する化学的研磨によってウエハーの表面を研磨する技術である。
最近、半導体チップの高密度、高機能化及び配線構造の多層化により、ウエハーの表面高さの差が次第に大きくなっている。ウエハーの表面高さの差が発生することによって、原材料であるシリコン・ベアー・ウエハーにおける平坦化程度も伴われればならない技術的問題を抱いている。このような問題は、ウエハーの大口径化によるウエハーの中心部と端部間の平坦度が深化しており、特に、ウエハーの端部に対する研磨量を制御するための多様な方法が試みられている。このように、表面高さの差の発生したシリコン・ベアー・ウエハーの表面を平坦化するために、化学的研磨と機械的研磨を同時に行うCMP装置が使用されている。
CMP装置は、シリコン・ベアー・ウエハーが取り付けられるキャリア・ヘッドと、研磨パッドを備える研磨定盤とからなる。研磨定盤とキャリア・ヘッドは独立して回転し、CMPスラリーが研磨パッドに供給される。キャリア・ヘッドによってシリコン・ベアー・ウエハーに所定の圧力が加えられる。
機械的研磨においてウエハーの表面の除去速度は、ウエハーに加えられる圧力と回転速度に比例する。CMP装置のように、化学的な作用が付加された研磨においては、それにウエハーの表面とスラリーとの化学反応が付加される。ウエハーの表面のすべての位置に対してウエハーに加えられる圧力、回転速度、スラリーの量、研磨温度などを均一にすることができれば、広域平坦化及びシリコン・ウエハーの厚さの均一化を達成することができるであろう。しかし、実際は、前述の因子や研磨パッドの状態が位置や時間によって変化する。したがって、シリコン・ウエハーの厚さが不均一になる。
図1は、従来のCMP装置用キャリア・ヘッドの断面図である。
図1に示すように、従来のCMP装置用キャリア・ヘッド910は、ハウジング914に取り付けられるウエハー・キャリア920、ウエハー・キャリア920の下部に取り付けられてウエハーWを固定する弾性ゴム体924、及びウエハー・キャリア920に取り付けられてウエハー支持面の適所にウエハーWを保持するように形成されたリテーナ・リング922を備える。ウエハー・キャリア920は、前記ハウジング914に上下移動可能に取り付けられ、研磨作業時にウエハー・キャリア920に加えられる圧力がウエハー・キャリア920の下面に結合されているリテーナ・リング922に伝達される構造を有する。
前述のように構成された従来のCMP装置用キャリア・ヘッド910は、ウエハー・キャリアとハウジングの内部によって形成される空間に供給されるガスによって発生した圧力がウエハー・キャリア920に加えられる圧力と、弾性ゴム体とウエハー・キャリア間の空間に供給されるガスによって発生した圧力が弾性ゴム体924に加えられる圧力によってウエハーWが研磨パッド990と密着し、リテーナ・リング922もウエハー・キャリア20に加えられる圧力によって研磨パッド990と密着した状態で前記ウエハーを研磨する。
しかし、従来のCMP装置用キャリア・ヘッド910は、リテーナ・リング922に加えられる圧力とウエハーWに加えられる圧力の両方がウエハー・キャリア920に加えられる圧力に影響される構造であるため、リテーナ・リング922に加えられる力を適切に調節する場合にのみ研磨パッド990にウエハーを均一に密着させることができるが、リテーナ・リング922に加えられる圧力はウエハーWに加えられる圧力にも影響を及ぼすため、圧力を適切に調節し難いという問題点、すなわち、従来のCMP装置用キャリア・ヘッド910は、リテーナ・リング922に加えられる圧力とウエハーWに加えられる圧力を独立して調節することができないため、リテーナ・リング922に加えられる力を適切に調節して研磨パッド990にウエハーWを均一に密着させ難いため、ウエハーの中心部の研磨程度と端部の研磨程度が不均一になるという問題点がある。
また、従来のCMP装置用キャリア・ヘッド910は、リテーナ・リング922の下部摩耗または弾性ゴム体924の摩耗時にリテーナ・リング922と弾性ゴム体924の両方を脱去して交替せねばならないという構造を有するため、交替が煩瑣であり、交替によるコストがかかるという問題点がある。
本発明は、前述の従来の問題点を克服するためになされたものであって、本発明の目的は、リテーナ・リングに加えられる圧力と加圧プレート300の弾性ゴム体400を通じてシリコン・ベアー・ウエハーWに加えられる圧力をそれぞれ独立して調節することによって、研磨パッドにシリコン・ベアー・ウエハーWを均一に密着させて、端部を含むシリコン・ベアー・ウエハーW全体が均一に研磨されるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドを提供するところにある。
本発明の他の目的は、リテーナ・リングが損傷又は摩耗されたカバー・リング及び研磨リングのみを分解及び組み立てて容易に交替することができるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドを提供するところにある。
本発明のさらに他の目的は、加圧プレートの第3加圧プレートに取り囲まれて嵌め込まれた弾性ゴム体が摩耗して交替する場合には、第1加圧プレートが固定された状態で前記第2加圧プレートと第3加圧プレートを分離して弾性ゴム体を容易に交替することができるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドを提供するところにある。
本発明のこのような目的は、シリコン・ベアー・ウエハーWを研磨パッド700によって研磨させるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置の昇降移動するシャフトSにキャリア・ヘッド・ハウジング100がアダプダ10によって連結されるキャリア・ヘッドであって、前記シャフトSの下降移動によって研磨パッド700の面と平行に整列されるように前記シャフトSのアダプダ10にチルト可能に結合され、前記シャフトSの下降によって加えられる圧力を下部に伝達するキャリア・ヘッド・ハウジング100と、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の縁部120の下端部に締結されて、前記シリコン・ベアー・ウエハーWがキャリア・ヘッド・ハウジング100から離脱しないように支持し、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の下降による圧力によって研磨パッド700に密着するリテーナ・リング200と、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の中央下部に前記リテーナ・リング200と独立して垂直昇降移動するように結合され、下面にシリコン・ベアー・ウエハーWを吸着支持する弾性ゴム体400が固定される加圧プレート300と、を備える本発明によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドによって達成される。
前述のように、本発明によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドは、リテーナ・リングに加えられる圧力と加圧プレート300の弾性ゴム体400を通じてシリコン・ベアー・ウエハーWに加えられる圧力をそれぞれ独立して調節することによって、研磨パッドにシリコン・ベアー・ウエハーWを均一に密着させて、端部を含むシリコン・ベアー・ウエハーW全体が均一に研磨されることができる。
また、リテーナ・リングと研磨パッドが平行ではない場合に、研磨装置のシャフトに対して平行整列チルト・ユニットがチルトされて傾斜することによって、リテーナ・リングと研磨パッドが平行になって研磨パッドにシリコン・ベアー・ウエハーWを均一に密着させて、端部を含むシリコン・ベアー・ウエハーW全体を均一に研磨することができる。
また、リテーナ・リングが損傷又は摩耗されたカバー・リング及び研磨リングのみを分解及び組立てて容易に交替することができる。
また、加圧プレートの第3加圧プレートに取り囲まれて嵌め込まれた弾性ゴム体が摩耗して交替する場合には、第1加圧プレートが固定された状態で前記第2加圧プレートと第3加圧プレートを分離して弾性ゴム体を容易に交替することができる。
図1は、従来の化学的・機械的研磨装置用キャリア・ヘッドの断面図である。 図2は、本発明の一実施形態によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドが下降して、シリコン・ベアー・ウエハーが研磨される状態を示す断面図である。 図3は、本発明の一実施形態によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドの研磨が終了して上昇した状態を示す断面図である。 図4は、図2に示すシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドの平行整列チルト・ユニットを拡大して示す拡大断面図である。 図5は、図2に示すシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドのリテーナ・リングを示す斜視図である。 図6は、図5の分解斜視図である。 図7は、図2に示すシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドの加圧プレートを分解して示す分解斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい一実施形態によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドを詳細に説明する。
図2ないし図7は、本発明の一実施形態によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドを示す。
図2は、本発明の一実施形態によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドが下降して、シリコン・ベアー・ウエハーが研磨される状態を示す断面図であり、図3は本発明の一実施形態によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドの研磨が終了して上昇した状態を示す断面図であり、図4は図2に示すシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドの平行整列チルト・ユニットを拡大して示す拡大断面図である。
図2ないし図4に示すように、本発明の一実施形態によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドは、シリコン・ベアー・ウエハーWを研磨パッド700によって研磨させるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置の昇降移動するシャフトSにキャリア・ヘッド・ハウジング100がアダプダ10によって連結されるキャリア・ヘッドであって、キャリア・ヘッド・ハウジング100、リテーナ・リング200、加圧プレート300及び弾性ゴム体400を備える。
前記キャリア・ヘッド・ハウジング100は、本体部110と、本体部110から下側の研磨パッド700に向かって延長した縁部120とから形成され、前記シャフトSの下降移動によって研磨パッド700と平行に整列されるように前記シャフトSのアダプダ10にチルト可能に(傾斜するように)結合され、前記シャフトSの下降によって加えられる圧力を下部に伝達する。
前記リテーナ・リング200は、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の縁部120の下端部に締結されて、前記シリコン・ベアー・ウエハーWがキャリア・ヘッド・ハウジング100から離脱しないように支持し、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の下降による圧力によって研磨パッド700に密着する。
前記加圧プレート300は、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の中央下部に前記リテーナ・リング200と独立して垂直昇降移動するように結合され、下部にシリコン・ベアー・ウエハーWを吸着支持する弾性ゴム体400が固定される。
また、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100とシャフトSを連結するアダプダ10とキャリア・ヘッド・ハウジング100の中心部との間の空の空間部(肉逃げ部)には平行整列チルト・ユニット500が取り付けられる。
前記平行整列チルト・ユニット500は、キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の中央下部に、前記シャフトSの下降移動時にキャリア・ヘッド・ハウジング100が研磨パッド700と平行に整列(維持)されるようにチルトされる。
すなわち、シャフトSと研磨パッド700が垂直ではない場合、及び研磨パッド700の面が長期間の使用によって片摩耗されて、キャリア・ヘッド・ハウジング100の下部のシリコン・ベアー・ウエハーWの研磨面との接触面が平行ではなく傾斜した場合にも、キャリア・ヘッド・ハウジング100の下面と研磨パッド700の面とが水平になるように平行整列(キャリア・ヘッドが研磨パッドと平行に整列)され、シャフトSから加えられる圧力がキャリア・ヘッドに均一に分配される。
前記平行整列チルト・ユニット500は、一側が前記シャフトSのアダプダ10に螺合されるロッド(rod)軸510と、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110に固定されるジョイント・プレート16の一側に螺合される支持軸(ホルダーリング)530と、前記ロッド軸510と支持軸530との間にチルト可能に結合される平行整列チルト部材520とから構成されて、シャフトSと結合されているアダプダ10の下面に締結される。
すなわち、前記平行整列チルト・ユニット500を固定及び支持するジョイント・プレート16は、アダプダ10とキャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110を平行整列チルト・ユニット500で連結して、シャフトS、アダプダ10、及び平行整列チルト・ユニット500とキャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110を結合させる。すなわち、前記ジョイント・プレート16の一側は、平行整列チルト・ユニット500の支持軸530にボルト固定され、他側はジョイント・プレート固定ボルト17でキャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110に固定される。
したがって、前記平行整列チルト部材520によってシャフトSの下降移動時、キャリア・ヘッド・ハウジング100が研磨パッド700の面と平行に整列されるようにチルトされて、シャフトSの下降によって加えられる圧力がキャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110に均一に分配されて、研磨パッド700の面に均一に伝達される。
前記平行整列チルト部材520は、前記ロッド軸510を環状に取り囲むように結合され、外面が凸球面として形成された軸受523と、前記支持軸530に支持されるように結合され、内面が前記軸受523の凸球面にチルト可能に面接触する凹球面が形成されたチルト・ベアリング525とを備える。
一方、前記平行整列チルト・ユニット500は、一つの部品を組立て、加工製作してジンバル連結(gimbal joint)またはユニバーサル・ジョイント(universal joint)方式でその機能を使用することができる。
また、前記加圧プレート300の上面の一側に貫設された貫通孔314に締結固定される垂直昇降ベアリング620と、前記加圧プレート300の上面の垂直昇降ベアリング620を通過して、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の内側の下面に一側が螺合されるガイド軸ピン600をさらに備える。したがって、前記加圧プレート300がキャリア・ヘッド・ハウジング100の中央下部でガイド軸ピン600に沿って垂直昇降移動する。すなわち、キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の内側の下面と加圧プレート300との間にガイド軸ピン600を備える。
未説明符号323は、加圧プレート300の上面の一側に貫設された貫通孔314に締結されて、下部に露出した締結ボルトの下部の露出部分が挿入されるガイド孔である。したがって、後述する第3加圧プレート330に取り囲まれて嵌め込まれた弾性ゴム体400が摩耗されて交替する場合には、キャリア・ヘッド・ハウジング100の下部に固定された状態で第2加圧プレート320と第3加圧プレート330を分離して交替することができる。
前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の内側の下端面に一側が螺合されたガイド軸ピン600は、後述する第1加圧プレート310に締結された垂直昇降ベアリング620の間に位置し、垂直にのみ昇降移動可能にガイド軸の役割を行う。
前記ガイド軸ピン600は、加圧プレート300がキャリア・ヘッド・ハウジング100の内部で後述する第1チャンバ40に正圧(下降)を設定すれば、加圧プレート300が水平に下降し、第1チャンバ40に負圧(上昇)を設定すれば、加圧プレート300が上昇しつつ水平ではない、一側に片寄ることを防止して垂直上昇するようにガイドする。
前記加圧プレート300の上部には、弾性のシワ付き環状加圧シート(elastic wrinkled annular pressure sheet)30の外枠部が嵌め込まれて密閉固定される位置制御リング20が結合され、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の内側の下部には前記シワ付き環状加圧シート30の内枠部が嵌め込まれて密閉固定されて、前記加圧プレート300の上面とキャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の内側の下面との間には密閉された第1チャンバ40が形成される。
前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の内側の下部には、前記シワ付き環状加圧シート30の内枠部が本体部固定ジョイント・リング37によって嵌め込まれて密閉固定され、前記加圧プレート300の上部の位置制御リング20には、前記シワ付き環状加圧シート30の外枠部が位置制御リング固定ジョイント・リング35によって嵌め込まれて密閉固定される。すなわち、第1チャンバ40は、シワ付き環状加圧シート30、キャリア・ヘッド・ハウジング100の内面、位置制御リング20及び加圧プレート300の上部によって取り囲まれられて密閉形成される。
また、前記第1チャンバ40に連結された第1チャンバガス通路114を通じて供給されるガスの正圧(下降)または負圧(上昇)によって加圧プレート300が垂直昇降移動する。
このとき、前記位置制御リング20は、前記加圧プレート300の直径より大きく形成されて、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の縁部120に結合されたリテーナ・リング200の連結リング210によって下降方向への移動が制限(ストップ)され、上昇方向への移動はキャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110によって制限される。
すなわち、前記加圧プレート300の垂直移動範囲は前記位置制御リング20によって制限される。
また、前記加圧プレート300の下面と弾性ゴム体400との間には密閉された第2チャンバ50が形成され、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110と加圧プレート300を貫通して第2チャンバ50に連結された第2チャンバガス通路116を通じて供給されるガスの正圧(下降)または負圧(上昇)によってシリコン・ベアー・ウエハーWを研磨パッド700に加圧研磨または分離する。
すなわち、第2チャンバ50に供給される正圧または負圧のガス圧力を調節することによって、シリコン・ベアー・ウエハーWを研磨パッド700に対して加圧する圧力を調節する。
また、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110を貫通する第1チャンバガス通路114と第2チャンバガス通路116が形成されている。第1チャンバガス通路114及び第2チャンバガス通路116を通じてキャリア・ヘッド・ハウジング100の内部に形成された第1チャンバ40及び第2チャンバ50に正圧または負圧のガスを供給することができる。
したがって、前記シリコン・ベアー・ウエハーWに加えられる圧力は、第1チャンバガス通路114及び第2チャンバガス通路116を通じて供給されるガスの圧力によって調節される。
すなわち、前記シャフトSから加えられる圧力は、キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110と縁部120を通じてリテーナ・リング200にのみ加えられ、リテーナ・リング200は、CMPの進行中にキャリア・ヘッドの下部に位置するシリコン・ベアー・ウエハーWの離脱を防止する役割を行う。したがって、リテーナ・リング200に加えられる圧力とシリコン・ベアー・ウエハーWに加えられる圧力の調節が容易であるという長所がある。
図2に示すP1は、リテーナ・リングが下降(ダウン)して研磨パッドに接触して圧力が加えられる第1の順序を示す矢印であり、P2は、第1チャンバに正圧が加えられて、シリコン・ベアー・ウエハー全体を押圧する圧力が加えられる第2の順序を示す矢印であり、P3は、第2チャンバに正圧が加えられて、弾性ゴム体を通じて間接的に押し、シリコン・ベアー・ウエハーを押圧してシリコン・ベアー・ウエハーの端部の研磨をも向上させる第3の順序を示す矢印である。
図3に示すQ1は、研磨が完了した後、第2チャンバに負圧をかければ、負圧によってシリコン・ベアー・ウエハーが弾性ゴム体に吸着される第1の順序を示す矢印であり、Q2は、第1チャンバに負圧をかければ、加圧プレートが研磨パッドから分離されて、互いに離隔されたシリコン・ベアー・ウエハーと研磨パッド面との間に空間が形成される第2の順序を示す矢印であり、Q3は、リテーナ・リングに負圧を加えれば(シャフトに連結されたシリンダーに負圧を加えれば)、リテーナ・リングを備えるキャリア・ヘッド・ハウジング全体が上昇して、全体的に研磨パッドから分離される第3の順序を示す矢印である。
図5は図2に示すシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドのリテーナ・リングを示す斜視図であり、図6は図5の分解斜視図である。
図5及び図6に示すように、本発明の一実施形態によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドのリテーナ・リング200は、連結リング210、カバー・リング220及び研磨リング230を備える。
前記リテーナ・リング200の連結リング210は、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の縁部120の下端部に結合され、前記カバー・リング220は前記連結リング210に着脱可能に結合され、前記研磨リング230は前記カバー・リング220の下端面に接着剤によって付着する。
すなわち、前記リテーナ・リング200の連結リング210は、キャリア・ヘッド・ハウジング100の縁部120の下端部に設置されるものであって、金属で製造する。
前記リテーナ・リング200の連結リング210の外周面には雄ネジ線212が形成され、前記カバー・リング220の内周面には前記連結リング210の雄ネジ線212と対応する雌ネジ線222が形成されて、着脱可能に螺合される。
前記のような研磨リング230は摩耗される材質からなり、好ましくは、ポリフェニレンスルフィド(polyphenylene sulfide:PPS)、ポリベンズイミダゾール(polybenzimidazole:PBI)、ポリエーテルエーテルケトン(polyetheretherketone:PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリブチレンテレフタレート(poly(butylene terephthalate):PBT)、ポリエチレンテレフタレート(Poly(ethyleneterephtalate):PET)、ポリイミド、ポリカーボネート、アセタールなどの合成樹脂で製造される。
前記研磨リング230は、カバー・リング220の下面に交替可能に接着剤によって付着して、研磨パッドとCMPスラリーとの接触によって摩耗される。
前記連結リング210の上面には等間隔で複数のネジ溝211が形成されている。複数のネジ溝211は、キャリア・ヘッド・ハウジング100の縁部120を貫通するリテーナ・リングボルト固定貫通孔122に挿入されたそれぞれのリテーナ・リング固定ボルト123を締結するためのものであり、連結リング210の外周面には雄ネジ線212が形成されており、カバー・リング220の内周面に形成された雌ネジ線212と締結されて、損傷又は摩耗されたカバー・リング220及び研磨リング230を分解及び組立てて交替を容易にする。したがって、連結リング210は、ハウジングの縁部120の下端部に固定して置き、カバー・リング220のみを容易に分離、すなわち、カバー・リング220及び研磨リング230を容易に交替することができる。
図7は、図2に示すシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドの加圧プレートを分解して示す分解斜視図である。
図7に示すように、本発明の一実施形態によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドの加圧プレート300は、前記キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110の中央下部に結合される第1加圧プレート310と、前記第1加圧プレート310の下部に着脱可能に結合される第2加圧プレート320と、前記第2加圧プレート320の下部に着脱可能に結合される第3加圧プレート330とを備える。このとき、前記第3加圧プレート330に前記弾性ゴム体400を取り囲んで嵌め込んだ状態で前記第2加圧プレート320の下部に結合して弾性ゴム体400を固定させる。
また、前記弾性ゴム体400は、加圧プレート300の下部に取り囲まれて結合されてシリコン・ベアー・ウエハーWを固定する役割を行う。
前記弾性ゴム体400は、シリコン・ベアー・ウエハーWが固定される平たい部分である平坦部420と、第3加圧プレート330を取り囲むように外周部に'コ'字状に折り曲げられて形成された結合部440とを備える。また、前記結合部440に形成された突起442が第3加圧プレート330に形成された溝に嵌め込まれ、第3加圧プレート330に第2加圧プレート320が螺合されることによって加圧プレート300と結合する。
前記第3加圧プレート330に取り囲まれて嵌め込まれた弾性ゴム体400が摩耗されて交替する場合には、前記第1加圧プレート310がキャリア・ヘッド・ハウジング100の下部に固定された状態で前記第2加圧プレート320と第3加圧プレート330を分離して交替することができる。
また、前記加圧プレート300は、第1加圧プレート310の上面の中央部に複数のパイ状に圧力分配通路が区画配置されて、上面に加えられる圧力を均一に分配伝達させる役割を行う圧力分配突出部312が突設される。
前記加圧プレート300は、第3加圧プレート330の縁部の下端部には、下部に配置されるシリコン・ベアー・ウエハーWの端部に研磨圧力が伝達されるように調節する環状突部332が突設される。すなわち、第3加圧プレート330の下面の端部及び中心部と端部との間には環状突部332が形成される。
前記突部332は、シリコン・ベアー・ウエハーWの端部の研磨程度を調節するためのものであって、シリコン・ベアー・ウエハーWのサイズ、キャリア・ヘッドの回転速度、キャリア・ヘッドによってシリコン・ベアー・ウエハーWに加えられる圧力などの研磨条件によって多様な形状に変更可能である。
また、前記加圧プレート300と位置制御リング20とが結合される方法を詳細に説明すれば、第1加圧プレート310の上面に位置制御リング20を螺合する。その後、第2加圧プレート320に第3加圧プレート330を螺合する。その後、前記結合された第2加圧プレート320と第3加圧プレート330をキャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110に貫設されている第1本体貫通孔124と、位置制御リング20に貫設されている第2位置制御リング貫通孔22を通じて投入された加圧プレート固定ボルト125とを利用して、第1加圧プレート及び第2加圧プレートにそれぞれ形成されたネジ締結孔316、326を通じて第1加圧プレート及び第2加圧プレートを螺合する。
また、第2加圧プレート320と第3加圧プレート330にそれぞれ形成されたネジ締結孔325、336を通じて締結ボルト339で第2加圧プレート及び第3加圧プレートを螺合する。
したがって、第1加圧プレート310から第2加圧プレート320と第3加圧プレート330を分離した後、第2加圧プレート320と第3加圧プレート330を容易に分離することができる。
一方、加圧プレート300は、好ましくは、ポリフェニレンスルフィド(PPS)またはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などの合成樹脂材またはオーステナイト系ステンレス鋼(SUS304、SUS316など)、アルミニウムチタンのような金属材で製造されることができ、重量を減らすために上部及び下部の一部を凹状にして空の空間を形成することができる。すなわち、第2加圧プレート320と第3加圧プレート330との結合部分には空の空間(チャンネル)340が形成されて加圧プレート300の重量を減らすことができる。
また、前記弾性ゴム体400を交替する方法は、キャリア・ヘッド・ハウジング100の本体部110を貫通する第1本体貫通孔124と、位置制御リング20を貫通する第2位置制御貫通孔22を通じて加圧プレート固定ボルト125とを緩めて、第1加圧プレート310から第2加圧プレート320と第3加圧プレート330を分離する。
その後、第2加圧プレート320と第3加圧プレート330を分離した後、第3加圧プレート330を取り囲んでいる弾性ゴム体400を交替する。このような方法によって弾性ゴム体400を容易に交替することができる。
一方、好ましくは、前記弾性ゴム体400は、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、ポリウレタンゴムまたはシリコンゴムなどの強度及び耐久性に優れたゴム材から形成される。
前述のような構成によって、本発明の好ましい一実施形態によるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッドは下記のように作動する。
前記第1チャンバ40と第2チャンバ50に供給される負圧のガスが第1チャンバガス通路114及び第2チャンバガス通路116を通じてそれぞれの第1チャンバ40及び第2チャンバ50を真空状態にする。
それぞれの第1チャンバ40及び第2チャンバ50が真空状態になれば、負圧によって加圧プレート300は垂直上昇して、弾性ゴム体400は収縮し、加圧プレート300と弾性ゴム体400が上昇及び収縮した状態でシリコン・ベアー・ウエハーWを吸着させる。それと同時に、シャフトSを下降させてリテーナ・リング200を研磨パッド700に接触させる。
このとき、リテーナ・リング200と研磨パッド700が水平ではない場合には、シャフトSとキャリア・ヘッド・ハウジング100の連結部品である平行整列チルト・ユニット500がチルトされて(傾斜して)、キャリア・ヘッドが研磨パッド700の面と平行に整列される。
したがって、シャフトSによって加えられる圧力は、キャリア・ヘッド・ハウジング100を通じてリテーナ・リング200に均一に伝達される。
その後、第1チャンバ40と第2チャンバ50に正圧のガスを供給すれば、加圧プレート300が下降し、弾性ゴム体400が膨脹して、弾性ゴム体400がシリコン・ベアー・ウエハーWを間接的に押しつつ、第1チャンバ40と第2チャンバ50に供給される正圧または負圧のガス圧力によってシリコン・ベアー・ウエハーWに対して弾性ゴム体400が加える圧力が調節される。
前述のように、シリコン・ベアー・ウエハーWをキャリア・ヘッドに密着させた状態で、シリコン・ベアー・ウエハーWと研磨パッド700との間にCMPスラリーを供給しつつ、研磨パッド700とキャリア・ヘッド・ハウジング100が回転してシリコン・ベアー・ウエハーWの研磨面が研磨される。
本発明の技術的思想は、前記好ましい実施形態によって具体的に記述されたが、前述の実施形態はその説明のためのものであり、その制限のためのものではないことに注意せねばならない。また、当業者ならば本発明の技術的思想の範囲内で多様な実施形態が可能であるということが理解できるであろう。

Claims (11)

  1. シリコン・ベアー・ウエハー(W)を研磨パッド(700)によって研磨させるシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置の昇降移動するシャフト(S)に、キャリア・ヘッド・ハウジング(100)がアダプダ(10)によって連結されるキャリア・ヘッドであって、
    前記シャフト(S)の下降移動によって研磨パッド(700)の面と平行に整列されるように前記シャフト(S)のアダプダ(10)にチルト可能に結合され、前記シャフト(S)の下降によって加えられる圧力を下部に伝達するキャリア・ヘッド・ハウジング(100)と、
    前記キャリア・ヘッド・ハウジング(100)の本体部(110)の縁部(120)の下端部に締結されて、前記シリコン・ベアー・ウエハー(W)がキャリア・ヘッド・ハウジング(100)から離脱しないように支持し、前記キャリア・ヘッド・ハウジング(100)の下降による圧力によって研磨パッド(700)に密着するリテーナ・リング(200)と、
    前記キャリア・ヘッド・ハウジング(100)の本体部(110)の中央下部に前記リテーナ・リング(200)と独立して垂直昇降移動するように結合され、下面にシリコン・ベアー・ウエハー(W)を吸着支持する弾性ゴム体(400)が固定される加圧プレート(300)と、を備え
    前記キャリア・ヘッド・ハウジング(100)の本体部(110)の中央部には、前記シャフト(S)の下降移動時に、キャリア・ヘッド・ハウジング(100)が研磨パッド(700)の面と平行に整列されるようにチルトされる平行整列チルト・ユニット(500)がチルト可能に取り付けられ、
    前記平行整列チルト・ユニット(500)は、
    一側が前記シャフト(S)のアダプダ(10)に螺合されるロッド軸(510)と、
    前記キャリア・ヘッド・ハウジング(100)の本体部(110)に固定されるジョイント・プレート(16)の一側に螺合される支持軸(530)と、
    前記ロッド軸(510)と支持軸(530)との間にチルト可能に結合する平行整列チルト部材(520)とを備え、
    前記平行整列チルト部材(520)によってシャフト(S)の下降移動時に、キャリア・ヘッド・ハウジング(100)が研磨パッド(700)の面と平行に整列されるようにチルトされて、シャフト(S)の下降によって加えられる圧力がキャリア・ヘッド・ハウジング(100)の本体部(110)に均一に分配されて研磨パッド(700)の面に均一に伝達されることを特徴とするシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
  2. 前記平行整列チルト部材(520)は、
    前記ロッド軸(510)を環状に取り囲むように結合され、外面が凸球面として形成された軸受(523)と、前記支持軸(530)に支持されるように結合され、内面が前記軸受(523)の凸球面にチルト可能に面接触する凹球面が形成されたチルト・ベアリング(525)とを備えることを特徴とする請求項に記載のシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
  3. 前記加圧プレート(300)の上部には、弾性のシワ付き環状加圧シート(30)の外枠部が嵌め込まれて密閉固定される位置制御リング(20)が結合され、前記キャリア・ヘッド・ハウジング(100)の本体部(110)の内側の下部には前記シワ付き環状加圧シート(30)の内枠部が嵌め込まれて密閉固定され、
    前記加圧プレート(300)の上面とキャリア・ヘッド・ハウジング(100)の本体部(110)の内側の下面との間には密閉された第1チャンバ(40)が形成され、
    前記第1チャンバ(40)に連結された第1チャンバガス通路(114)を通じて供給されるガスの正圧または負圧によって、加圧プレート(300)が垂直昇降移動することを特徴とする請求項1に記載のシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
  4. 前記加圧プレート(300)の下面と弾性ゴム体(400)との間には密閉された第2チャンバ(50)が形成され、
    前記第2チャンバ(50)に連結された第2チャンバガス通路(116)を通じて供給されるガスの正圧または負圧によって、シリコン・ベアー・ウエハー(W)を研磨パッド(700)に加圧研磨または分離することを特徴とする請求項1に記載のシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
  5. 前記加圧プレート(300)の上面の一側に貫設された貫通孔(314)に締結固定される垂直昇降ベアリング(620)と、
    前記加圧プレート(300)の上面の垂直昇降ベアリング(620)を通過して前記キャリア・ヘッド・ハウジング(100)の本体部(110)の内側の下面に一側が螺合されるガイド軸ピン(600)をさらに備え、
    前記加圧プレート(300)がキャリア・ヘッド・ハウジング(100)の中央下部でガイド軸ピン(600)に沿って垂直昇降移動することを特徴とする請求項1に記載のシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
  6. 前記リテーナ・リング(200)と、
    前記キャリア・ヘッド・ハウジング(100)の本体部(110)の縁部(120)の下端部に結合される連結リング(210)と、
    前記連結リング(210)に着脱可能に結合されるカバー・リング(220)と、
    前記カバー・リング(220)の下端面に付着する研磨リング(230)とを備えることを特徴とする請求項1に記載のシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
  7. 前記リテーナ・リング(200)の連結リング(210)の外周面には雄ネジ線(212)が形成され、
    前記カバー・リング(220)の内周面には前記連結リング(210)の雄ネジ線(212)と対応する雌ネジ線(222)が形成されて着脱可能に螺合されることを特徴とする請求項に記載のシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
  8. 前記加圧プレート(300)は、上面の中央部に複数のパイ状に圧力分配通路が区画配置されて、上面に加えられる圧力が均一に分配伝達されるように圧力分配突出部(312)が突設されることを特徴とする請求項1に記載のシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
  9. 前記加圧プレート(300)は、縁部の下端部には、下部に配置されるシリコン・ベアー・ウエハー(W)の端部に研磨圧力が伝達されるように調節する環状突部(332)が突設されることを特徴とする請求項1に記載のシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
  10. 前記加圧プレート(300)は、
    前記キャリア・ヘッド・ハウジング(100)の本体部(110)の中央下部に結合される第1加圧プレート(310)と、
    前記第1加圧プレート(310)の下部に着脱可能に結合する第2加圧プレート(320)と、
    前記第2加圧プレート(320)の下部に着脱可能に結合する第3加圧プレート(330)とを備え、
    前記第3加圧プレート(330)に前記弾性ゴム体(400)を取り囲んで嵌め込んだ状態で前記第2加圧プレート(320)の下部に結合して弾性ゴム体(400)を固定させることを特徴とする請求項1に記載のシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
  11. 前記第3加圧プレート(330)に取り囲まれて嵌め込まれた弾性ゴム体(400)が摩耗されて交替する場合には、前記第1加圧プレート(310)がキャリア・ヘッド・ハウジング(100)の下部に固定された状態で前記第2加圧プレート(320)と第3加圧プレート(330)を分離して交替することを特徴とする請求項10に記載のシリコン・ベアー・ウエハー研磨装置用キャリア・ヘッド。
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