JP5455469B2 - 支持基材付きカード - Google Patents

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Description

この発明は、カード状の支持基材と、支持基材から取外し可能なカードとを備えた支持基材付きカードに関する。
近年、接触式あるいは無線式の種々のICカードが広く利用されている。例えば、日本工業規格(JIS)を参照すると、接触式ICカードは、ID−1カードと呼ばれている。また、JISを参照すると、UIM(Universal Identity Module)カード搭載ICカードはID−1/000カードと呼ばれ、UIMカードはID−000カードと呼ばれている。
通常、UIMカードは、カード基材内に、UIMカード外形に対応する周縁スリット等を設け、折り取り可能なブリッジ部を残すか、両面ハーフカット方式により、カード基材に取り外し可能に支持された状態で、形成される(例えば、特許文献1参照)。そして、UIMカードは、使用直前に、カード基材のブリッジ部から切り取って、機器に装着して使用される。
上記のように、支持基材としてのカード基材から取り外して使用するUIMカードの外周には、カード基材を貫通するスリットがあり、カード基材とUIMカードとは複数のブリッジ部で接続されている。UIMカードを取り外しやすくするために、ブリッジ部は比較的細い形状に形成され、またブリッジ部のUIMカード側の根本部分には、折り取り容易化加工(ハーフカット加工、ミシン目加工)等が施され、その部分の厚さがカード厚さよりも薄くなっている。
このような形態とすることにより、UIMカードは、通常の接触式ICカードの製造工程を流用して製造され、また、機器に挿入して使用する前に行う発行処理も、接触式ICカード用の発行処理機を使用することがでい、製造コスト、機器コストを低減することができる。
特開2004−326381号公報
しかしながら、UIMカードをカード基材から切り取る際、カード側縁の破断面にバリが発生する。このバリは、カード側縁から外側に突出しているため、UIMカードをカードスロット、コネクタ等に装着する際、引っかかり邪魔になるとともに、カード位置決めの障害ともなる。
カード基材からUIMカードを取り外す際、ブリッジ部の破断側の端縁が指に引っかかり、指を傷つける恐れがある。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、支持基材から取外したカードの基準辺に生じるバリ量を低減することができる支持基材付きカードを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の態様に係る支持基材付きカードは、
カード状の支持基材と、
前記支持基材内に前記支持基材の一部を用いて形成され、隣合う2つの基準辺と、前記2つの基準辺を基準に規定された位置に設けられたICモジュールと、を有したカードと、
前記カードの外周に沿って前記支持基材に貫通形成されたスリットと、
前記スリット内に設けられ、前記2つの基準辺以外の前記カードの外周と、前記支持基材と、を連結した第1ブリッジ部と、
前記スリット内に設けられ、前記カードの2つの基準辺の何れか1辺と、前記支持基材と、を連結した第2ブリッジ部と、
前記第1ブリッジ部に連結された前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された第1切込み部と、
前記第2ブリッジ部に連結された前記カードの1辺に沿って前記支持基材に形成され、前記第1切込み部より深い第2切込み部と、を備え、
前記支持基材から取外すカードは、前記カードのみである
また、本発明の他の態様に係る支持基材付きカードは、
カード状の支持基材と、
前記支持基材内に前記支持基材の一部を用いて形成され、隣合う2つの基準辺と、前記2つの基準辺を基準に規定された位置に設けられたICモジュールと、を有したカードと、
前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された切込み部と、を備え、
前記切込み部は、前記2つの基準辺以外の前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された第1切込み部と、前記カードの2つの基準辺に沿って前記支持基材に形成され、前記第1切込み部より深い第2切込み部と、を有している。
この発明によれば、支持基材から取外したカードの基準辺に生じるバリ量を低減することができる支持基材付きカードを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る支持基材付きカードを示す平面図である。 図1に示したカードを示す平面図である。 図2の線III−IIIに沿ったカードを示す断面図である。 上記支持基材付きカードの一部を拡大して示す平面図である。 図1の線V−Vに沿った支持基材付きカードを示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る支持基材付きカードを示す平面図である。 図6に示した支持基材付きカードの一部を拡大して示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る支持基材付きカードを示す平面図である。
以下、図面を参照しながらこの発明の第1の実施の形態に係る支持基材付きカードについて詳細に説明する。
図1乃至図3に示すように、支持基材付きカード10は、カード状の支持基材12と、支持基材12内に支持基材の一部を用いて形成されたカード14と、を備えている。
支持基材12は、矩形板状に形成されている。支持基材12の幅W1は85.60mm、高さH1は53.98mm、厚さT1は0.76mmである。支持基材12は、日本工業規格(JIS X6301:2005)で規定されるID−1カードである。支持基材12はICカードとして形成されている。支持基材12は、PVC(ポリ塩化ビニル)、PET(ポリエチレンテレフタレート樹脂)、紙等の絶縁材で形成されている。
支持基材12は、隣合う2つの基準辺を有している。2つの基準辺の一方は、左辺S1であり、他方は上辺S2である。ここで、支持基材12の左上側において、左辺S1及び上辺S2の延長線上にある交点を基準点P1とする。基準点P1(左辺S1、上辺S2)は、カード14の位置を規定する基準である。基準点P1(左辺S1、上辺S2)は、後述するICモジュール16の接触電極C1乃至C8の位置を規定する基準でもある。
また、支持基材12は、支持基材12の左辺S1及び右辺に直交した長軸を有している。
支持基材12から取外し可能なカード14は、矩形の1つの角部を切り欠いた板状に形成されている。カード14には、いわゆるオリフラが形成されている。カード14は、左辺Sa、上辺Sb、右辺Sc、下辺Se、を有している。カード14は、上記角部を切り欠いてなる辺Sdを有している。左辺Sa、上辺Sb、右辺Sc、下辺Se、辺Sd、及び複数の角部の側縁は、カード14の外周を形成している。
隣合う左辺Sa及び上辺Sbは、基準辺である。ここで、カード14の左上側において、左辺Sa及び上辺Sbの延長線上にある交点を基準点P2とする。基準点P2(左辺Sa、上辺Sb)は、後述するICモジュール16の接触電極C1乃至C8の位置を規定する基準である。
カード14の幅W2は25mm、高さH2は15mm、厚さT1は0.76mmである。カード14は、日本工業規格(JIS X6301:2005)で規定されるID−000カードである。カード14は、UIM(Universal Identity Module)カードとして形成されている。
カード14は、基準点P2(左辺Sa、上辺Sb)を基準に規定された位置に設けられたICモジュール16を有している。ここでは、ICモジュール16は、日本工業規格に準拠した位置に設けられている。
ICモジュール16は、基板30と、IC31と、接触電極C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8と、封止材35とを有している。基板30は、ガラスエポキシ基板で形成されている。ICモジュール16の裏面側において、IC31は基板30上に接着材を用いて貼り付けられている。ICモジュール16の表面側において、接触電極C1乃至C8は基板30上に配設されている。接触電極C1乃至C8は、支持基材12の表面側に露出している。
IC31と、接触電極C1乃至C8とは、基板30に形成されたスルーホールを通って形成された金ワイヤ33にて電気的に接続されている。但し、用途に応じ接続される為、必ずしも接触電極C1乃至C8全てが接続されるとは限らない。IC31及び金ワイヤ33は、絶縁材で形成された封止材35で封止されている。
ICモジュール16は、カード14(支持基材12)の表面側に設けられた収納用凹部13内に収納されている。ICモジュール16は、図示しない接着材により収納用凹部13に接合されている。
また、上記のことから分かるように、カード14は、左辺Sa及び上辺Sbが支持基材12の左辺S1及び上辺S2に近接するように支持基材12の左上側に設けられている。
図4(a)は、支持基材付きカード10の一部を拡大して示す平面図であり、特に、カード14、左辺Sa、第2ブリッジ部20a、スリット18、第2切込み部24a及び支持基材12を示す図である。図4(b)は、支持基材付きカード10の一部を拡大して示す平面図であり、特に、カード14、右辺Sc、第1ブリッジ部20c、スリット18、第1切込み部24c及び支持基材12を示す図である。
図1、図2、図4及び図5に示すように、支持基材12には、カード14の外周に沿って延びるスリット18が支持基材12を貫通して形成されている。スリット18は、一定の幅に形成されている。
カード14は、スリット18内に設けられた第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20aにより支持基材12に連結されている。第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20aは、それぞれスリット18を横切って延びている。
第1ブリッジ部20cは、左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)以外のカード14の外周と、支持基材12とを連結している。この実施の形態において、第1ブリッジ部20cは、カード14の右辺Scに連結されている。
第2ブリッジ部20aは、カード14の左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)の何れか1辺と、支持基材12とを連結している。この実施の形態において、第2ブリッジ部20aは、カード14の左辺Saに連結されている。
支持基材付きカード10は、第1切込み部24c及び第2切込み部24aを備えている。第1切込み部24cは、カード14を第1ブリッジ部20cから切取り易くするものである。第2切込み部24aは、カード14を第2ブリッジ部20aから切取り易くするものである。
第1切込み部24cは、第1ブリッジ部20cに連結されたカード14の外周に沿って支持基材12に形成されている。この実施の形態において、第1切込み部24cは、カード14の右辺Scに沿って支持基材12に形成されている。
第2切込み部24aは、第2ブリッジ部20aに連結されたカード14の1辺に沿って支持基材12に形成されている。この実施の形態において、第2切込み部24aは、カード14の左辺Saに沿って支持基材12に形成されている。
支持基材12の長軸に沿った方向において、第1切込み部24cは、第2切込み部24aより支持基材12の中央部に形成されている。
第1切込み部24cは、支持基材12の両面側から支持基材12の厚さよりも浅く形成された切込み25により形成されている。第2切込み部24aは、支持基材12の両面側から支持基材12の厚さよりも浅く形成された切込み26により形成されている。第1切込み部24c及び第2切込み部24aは、支持基材12を部分的に薄くしたいわゆるハーフカットにより形成されている。
切込み26は、切込み25により深く形成されている。第2切込み部24aは、第1切込み部24cより深く形成されている。第2切込み部24aが形成された支持基材12の厚さTaは、第1切込み部24cが形成された支持基材12の厚さTcより薄い。
なお、第1切込み部24c及び第2切込み部24aは、カード14の片面側からのみ切込みを入れることにより形成してもよい。
第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20a、並びに第1切込み部24c及び第2切込み部24aを形成する際、例えば、打ち抜き型によって支持基材12にスリット18を形成し、カード14及び第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20aを一体に形成した後、第1切込み部24c及び第2切込み部24aを形成する。
支持基材付きカード10からカード14を取り外して使用する場合、支持基材12に対してカード14を押し込み、第1切込み部24c及び第2切込み部24aに沿ってカード14を第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20aから切り離す。これにより、カード14が支持基材12から取外され、カード14単体として使用可能となる。
上記のように構成された支持基材付きカード10によれば、カード14を切り離した場合、第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20aから切り離したカード14の側縁には、ちぎれて伸びたバリが生じる。しかし、カード14の外周には、第1切込み部24c及び第2切込み部24aが形成されているため、カード14の外周に生じるバリ量を低減することができる。特に、第2切込み部24aは、第1切込み部24cより深く形成されているため、カード14の左辺Saに生じるバリ量を一層低減することができる。
これにより、日本工業規格で規定されるカード14の左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)と、ICモジュール16の接触電極C1乃至C8との位置関係を遵守することができる。また、バリ量を低減できることから、支持基材12から取外したカード14のサイズを、日本工業規格の規定を満たすサイズ(幅W2=24.9乃至25.1mm、高さH2=14.9乃至15.1mm)とすることができる。
このことから、切り離したカード14にバリが発生した場合でも、バリ量を低減することができるため、バリが邪魔になることがなく、カード14を携帯電話機等の電子機器のカードスロット、コネクタ等に円滑に装着できるとともに、カード14を正確に位置決めすることができる。また、バリによる指の損傷を防止することができる。
カード14は、第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20aの2つのブリッジ部で支持基材12に連結されているため、製造中(検査工程等)や輸送中の振動等により生じる恐れのある支持基材12からのカード14の予期しない外れを防止することができる。
また、支持基材12の長軸に沿った方向において、第1切込み部24cは、第2切込み部24aより支持基材12の中央部に形成されている。支持基材12を曲げたときに支持基材12の中央部に応力が加わっても、第1切込み部24cは第2切込み部24aより浅く形成されているため、カード14の予期しない外れを防止することができる。
なお、カード14の左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)と、支持基材12とは、2個所以上で連結されていても上述した効果を得ることができる。この場合、第2ブリッジ部20a及び第2切込み部24aと同様に形成されたブリッジ部及び切込み部で連結すれば良い。
また、カード14の左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)以外の外周と、支持基材12とは、2個所以上で連結されていても上述した効果を得ることができる。この場合、第1ブリッジ部20c及び第1切込み部24cと同様に形成されたブリッジ部及び切込み部で連結すれば良い。
上記のことから、支持基材12から取外したカード14の基準辺に生じるバリ量を低減することができる支持基材付きカード10を得ることができる。
次に、この発明の第2の実施の形態に係る支持基材付きカードについて詳細に説明する。なお、この実施の形態において、他の構成は上述した第1の実施の形態と同一であり、同一の部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図7(a)は、支持基材付きカード10の一部を拡大して示す平面図であり、特に、カード14、左辺Sa、下辺Se、第2ブリッジ部20e、スリット18、第2切込み部24e及び支持基材12を示す図である。図7(b)は、支持基材付きカード10の一部を拡大して示す平面図であり、特に、カード14、上辺Sb、右辺Sc、第1ブリッジ部20c、スリット18、第1切込み部24c及び支持基材12を示す図である。
図6及び図7に示すように、支持基材付きカード10は、カード状の支持基材12と、ICモジュール16を有したカード14と、スリット18と、第1ブリッジ部20cと、第2ブリッジ部20eと、第1切込み部24cと、第2切込み部24eと、を備えている。
第1ブリッジ部20cは、左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)以外のカード14の外周と、支持基材12とを連結している。この実施の形態において、第1ブリッジ部20cは、カード14の右辺Scに連結されている。
第2ブリッジ部20eは、左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)、並びに第1ブリッジ部20cが連結されたカード14の辺若しくは角部以外のカード14の外周と、支持基材12とを連結している。この実施の形態において、第2ブリッジ部20eは、カード14の下辺Seに連結されている。
このため、第1ブリッジ部20cは左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)の一方と対向するカード14の第1辺(右辺Sc)に連結され、第2ブリッジ部20eは左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)の他方と対向するカード14の第2辺(下辺Se)に連結されている。
より詳しくは、第1ブリッジ部20cは、上辺Sbに近接する側のカード14の右辺Scの端部と連結されている。第1ブリッジ部20cは、カード14の右側上方のR終端e2を始点として右辺Scの端部と連結されている。
第2ブリッジ部20eは、カード14の左辺Saに近接する側のカード14の下辺Seの端部と連結されている。第2ブリッジ部20eは、カード14の下側左方のR終端e1を始点として下辺Seの端部と連結されている。
第1切込み部24cは、第1ブリッジ部20cに連結されたカード14の外周に沿って支持基材12に形成されている。この実施の形態において、第1切込み部24cは、カード14の右辺Scに沿って支持基材12に形成されている。
第2切込み部24eは、第2ブリッジ部20eに連結されたカード14の外周に沿って支持基材12に形成されている。この実施の形態において、第2切込み部24eは、カード14の下辺Seに沿って支持基材12に形成されている。
第1切込み部24cは、支持基材12の両面側から支持基材12の厚さよりも浅く形成された切込みにより形成されている。第2切込み部24eは、支持基材12の両面側から支持基材12の厚さよりも浅く形成された切込みにより形成されている。ここでは、第1切込み部24c及び第2切込み部24eの深さは同等であり、言い換えると、第1切込み部24cが形成された支持基材12の厚さと、第2切込み部24eが形成された支持基材12の厚さとは同等である。
支持基材付きカード10からカード14を取り外して使用する場合、支持基材12に対してカード14を押し込み、第1切込み部24c及び第2切込み部24eに沿ってカード14を第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20eから切り離す。これにより、カード14が支持基材12から取外され、カード14単体として使用可能となる。
上記のように構成された支持基材付きカード10によれば、カード14を切り離した場合、第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20eから切り離したカード14の側縁には、ちぎれて伸びたバリが生じる。しかし、支持基材12と連結される個所は、左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)以外のカード14の外周である。カード14の左辺Sa及び上辺Sbにバリが生じることは無い。
これにより、日本工業規格で規定されるカード14の左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)と、ICモジュール16の接触電極C1乃至C8との位置関係を遵守することができる。また、カード14を携帯電話機等の電子機器のカードスロット、コネクタ等に円滑に装着できるとともに、カード14を正確に位置決めすることができる。
カード14は、第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20eの2つのブリッジ部で支持基材12に連結されているため、製造中(検査工程等)や輸送中の振動等により生じる恐れのある支持基材12からのカード14の予期しない外れを防止することができる。第1ブリッジ部20c及び第2ブリッジ部20eは、最も離間するように右辺Sc及び下辺Seに設けられている。このため、カード14の予期しない外れを一層防止することができる。
第2切込み部24eは、第1切込み部24cより深く形成されていても良い。この場合、カード14の下辺Seに生じるバリ量を一層低減することができる。
また、支持基材12の長軸に沿った方向において、第1切込み部24cは、第2切込み部24eより支持基材12の中央部に形成され、かつ、第1切込み部24cは第2切込み部24eより浅く形成されているため、支持基材12を曲げたときに支持基材12の中央部に応力が加わっても、カード14の予期しない外れを防止することができる。
なお、カード14の左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)以外の外周(右辺Sc、辺Sd、下辺Se、複数の角部の側縁)と、支持基材12とは、2個所以上で連結されていても上述した効果を得ることができる。
上記のことから、支持基材12から取外したカード14の基準辺に生じるバリ量を低減する(無くす)ことができる支持基材付きカード10を得ることができる。
次に、この発明の第3の実施の形態に係る支持基材付きカードについて詳細に説明する。なお、この実施の形態において、他の構成は上述した第1及び第2の実施の形態と同一であり、同一の部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8に示すように、支持基材付きカード10は、カード状の支持基材12と、ICモジュール16を有したカード14と、カード14の外周(左辺Sa、上辺Sb、右辺Sc、辺Sd、下辺Se、複数の角部の側縁)に沿って形成された切込み部24と、を備えている。
切込み部24は、左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)以外のカード14の外周に沿って支持基材12に形成された第1切込み部24gと、カード14の左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)に沿って支持基材12に形成された第2切込み部24fとを有している。
第1切込み部24gは、右辺Sc、辺Sd、下辺Se、右辺Scの両端の角部の側縁、及び下辺Seの両端の角部の側縁に沿って支持基材12に形成されている。
第2切込み部24fは、左辺Sa、上辺Sb、並びに左辺Sa及び上辺Sbの作る角部の側縁に沿って支持基材12に形成されている。
第1切込み部24gは、支持基材12の両面側から支持基材12の厚さよりも浅く形成された切込みにより形成されている。第2切込み部24fは、支持基材12の両面側から支持基材12の厚さよりも浅く形成された切込みにより形成されている。
第2切込み部24fは、第1切込み部24gより深く形成されている。第2切込み部24fが形成された支持基材12の厚さは、第1切込み部24gが形成された支持基材12の厚さより薄い。
支持基材付きカード10からカード14を取り外して使用する場合、支持基材12に対してカード14を押し込み、第1切込み部24g及び第2切込み部24fに沿ってカード14を支持基材12から切り離す。これにより、カード14が支持基材12から取外され、カード14単体として使用可能となる。
上記のように構成された支持基材付きカード10によれば、カード14を切り離した場合、切り離したカード14の外周には、ちぎれて伸びたバリが生じる。しかし、カード14の外周には、第1切込み部24g及び第2切込み部24fが形成されているため、カード14の外周に生じるバリ量を低減することができる。特に、第2切込み部24fは、第1切込み部24gより深く形成されているため、カード14の左辺Sa、上辺Sb、並びに左辺Sa及び上辺Sbの作る角部の側縁に生じるバリ量を一層低減することができる。
これにより、日本工業規格で規定されるカード14の左辺Sa及び上辺Sb(基準辺)と、ICモジュール16の接触電極C1乃至C8との位置関係を遵守することができる。また、バリ量を低減できることから、支持基材12から取外したカード14のサイズを、日本工業規格の規定を満たすサイズ(幅W2=24.9乃至25.1mm、高さH2=14.9乃至15.1mm)とすることができる。
このことから、切り離したカード14にバリが発生した場合でも、バリ量を低減することができるため、バリが邪魔になることがなく、カード14を携帯電話機等の電子機器のカードスロット、コネクタ等に円滑に装着できるとともに、カード14を正確に位置決めすることができる。また、バリによる指の損傷を防止することができる。
上記のことから、支持基材12から取外したカード14の基準辺に生じるバリ量を低減することができる支持基材付きカード10を得ることができる。
なお、この発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化可能である。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
上記第1及び第2の実施の形態において、支持基材12に連結される個所は、カード14の辺に限らず、カード14の角部の側縁に連結されていてもよく、隣接するカード14の辺及び角部の側縁に一体に連結されていてもよい。
カード14は、日本工業規格で規定される位置に設けなくともよく、支持基材12の何れかの個所に設けられていればよい。ICモジュール16(接触電極C1乃至C8)は、日本工業規格で規定される位置に設けなくともよく、カード14の基準辺を基準に規定された位置に設けられていればよい。
カード14は、1枚の支持基材12に複数個設けられていてもよい。
カード14は、UIMカードに限定されるものではなく、ICモジュール16を備えたカードであればよい。
支持基材12およびカード14のサイズは、それぞれID−1、ID−000の大きさいに限定されるものではなく、カード14よりも支持基材12の方が大きなサイズに形成されていればよい
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]カード状の支持基材と、
前記支持基材内に前記支持基材の一部を用いて形成され、隣合う2つの基準辺と、前記2つの基準辺を基準に規定された位置に設けられたICモジュールと、を有したカードと、
前記カードの外周に沿って前記支持基材に貫通形成されたスリットと、
前記スリット内に設けられ、前記2つの基準辺以外の前記カードの外周と、前記支持基材と、を連結した第1ブリッジ部と、
前記スリット内に設けられ、前記カードの2つの基準辺の何れか1辺と、前記支持基材と、を連結した第2ブリッジ部と、
前記第1ブリッジ部に連結された前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された第1切込み部と、
前記第2ブリッジ部に連結された前記カードの1辺に沿って前記支持基材に形成され、前記第1切込み部より深い第2切込み部と、を備えたことを特徴とする支持基材付きカード。
[2]カード状の支持基材と、
前記支持基材内に前記支持基材の一部を用いて形成され、隣合う2つの基準辺と、前記2つの基準辺を基準に規定された位置に設けられたICモジュールと、を有したカードと、
前記カードの外周に沿って前記支持基材に貫通形成されたスリットと、
前記スリット内に設けられ、前記2つの基準辺以外の前記カードの外周と、前記支持基材と、を連結した第1ブリッジ部と、
前記スリット内に設けられ、前記2つの基準辺、並びに前記第1ブリッジ部が連結された前記カードの辺若しくは角部以外の前記カードの外周と、前記支持基材と、を連結した第2ブリッジ部と、
前記第1ブリッジ部に連結された前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された第1切込み部と、
前記第2ブリッジ部に連結された前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された第2切込み部と、を備えたことを特徴とする支持基材付きカード。
[3]前記第1ブリッジ部は、前記2つの基準辺の一方と対向する前記カードの第1辺と前記支持基材とを連結し、
前記第2ブリッジ部は、前記2つの基準辺の他方と対向する前記カードの第2辺と前記支持基材とを連結していることを特徴とする[2]に記載の支持基材付きカード。
[4]前記第1ブリッジ部は、前記2つの基準辺の他方に近接する側の前記カードの第1辺の端部と前記支持基材とを連結し、
前記第2ブリッジ部は、前記2つの基準辺の一方に近接する側の前記カードの第2辺の端部と前記支持基材とを連結していることを特徴とする[3]に記載の支持基材付きカード。
[5]カード状の支持基材と、
前記支持基材内に前記支持基材の一部を用いて形成され、隣合う2つの基準辺と、前記2つの基準辺を基準に規定された位置に設けられたICモジュールと、を有したカードと、
前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された切込み部と、を備え、
前記切込み部は、前記2つの基準辺以外の前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された第1切込み部と、前記カードの2つの基準辺に沿って前記支持基材に形成され、前記第1切込み部より深い第2切込み部と、を有していることを特徴とする支持基材付きカード。
[6]前記支持基材は、前記支持基材の左辺及び右辺に直交した長軸を有し、
前記カードは、前記2つの基準辺が前記支持基材の上辺及び左辺に近接するように前記支持基材の左上側に設けられ、
前記長軸に沿った方向において、前記第1切込み部は、前記第2切込み部より前記支持基材の中央部に形成されていることを特徴とする[1]又は[2]に記載の支持基材付きカード。
[7]前記支持基材は、前記支持基材の左辺及び右辺に直交した長軸を有し、
前記カードは、前記2つの基準辺が前記支持基材の上辺及び左辺に近接するように前記支持基材の左上側に設けられていることを特徴とする[5]に記載の支持基材付きカード。
10…支持基材付きカード、12…支持基材、14…カード、16…ICモジュール、18…スリット、20a,20e…第2ブリッジ部、20c…第1ブリッジ部、24…切込み部、24a,24e,24f…第2切込み部、24c,24g…第1切込み部、S1…左辺、S2…上辺、Sa…左辺、Sb…上辺、Sc…右辺、Sd…辺、Se…下辺。

Claims (4)

  1. カード状の支持基材と、
    前記支持基材内に前記支持基材の一部を用いて形成され、隣合う2つの基準辺と、前記2つの基準辺を基準に規定された位置に設けられたICモジュールと、を有したカードと、
    前記カードの外周に沿って前記支持基材に貫通形成されたスリットと、
    前記スリット内に設けられ、前記2つの基準辺以外の前記カードの外周と、前記支持基材と、を連結した第1ブリッジ部と、
    前記スリット内に設けられ、前記カードの2つの基準辺の何れか1辺と、前記支持基材と、を連結した第2ブリッジ部と、
    前記第1ブリッジ部に連結された前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された第1切込み部と、
    前記第2ブリッジ部に連結された前記カードの1辺に沿って前記支持基材に形成され、前記第1切込み部より深い第2切込み部と、を備え、
    前記支持基材から取外すカードは、前記カードのみであることを特徴とする支持基材付きカード。
  2. 前記支持基材は、前記支持基材の左辺及び右辺に直交した長軸を有し、
    前記カードは、前記2つの基準辺が前記支持基材の上辺及び左辺に近接するように前記支持基材の左上側に設けられ、
    前記長軸に沿った方向において、前記第1切込み部は、前記第2切込み部より前記支持基材の中央部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の支持基材付きカード。
  3. カード状の支持基材と、
    前記支持基材内に前記支持基材の一部を用いて形成され、隣合う2つの基準辺と、前記2つの基準辺を基準に規定された位置に設けられたICモジュールと、を有したカードと、
    前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された切込み部と、を備え、
    前記切込み部は、前記2つの基準辺以外の前記カードの外周に沿って前記支持基材に形成された第1切込み部と、前記カードの2つの基準辺に沿って前記支持基材に形成され、前記第1切込み部より深い第2切込み部と、を有していることを特徴とする支持基材付きカード。
  4. 前記支持基材は、前記支持基材の左辺及び右辺に直交した長軸を有し、
    前記カードは、前記2つの基準辺が前記支持基材の上辺及び左辺に近接するように前記支持基材の左上側に設けられ、
    前記長軸に沿った方向において、前記第1切込み部のうち前記支持基材の右辺に対向した側は、前記第2切込み部のうち前記支持基材の左辺に対向した側より前記支持基材の中央部に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の支持基材付きカード。
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