JP5454275B2 - 管理システム、電子機器、および、方法 - Google Patents

管理システム、電子機器、および、方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5454275B2
JP5454275B2 JP2010067459A JP2010067459A JP5454275B2 JP 5454275 B2 JP5454275 B2 JP 5454275B2 JP 2010067459 A JP2010067459 A JP 2010067459A JP 2010067459 A JP2010067459 A JP 2010067459A JP 5454275 B2 JP5454275 B2 JP 5454275B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification information
electronic device
management
management server
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010067459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011198331A (ja
Inventor
尚志 小池
実 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2010067459A priority Critical patent/JP5454275B2/ja
Priority to US13/049,246 priority patent/US8694552B2/en
Priority to US13/049,276 priority patent/US8911056B2/en
Priority to CN201110072571.2A priority patent/CN102201083B/zh
Priority to CN201110072581.6A priority patent/CN102211460B/zh
Priority to EP11159481.8A priority patent/EP2369539B1/en
Priority to EP11159560A priority patent/EP2369541A3/en
Publication of JP2011198331A publication Critical patent/JP2011198331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5454275B2 publication Critical patent/JP5454275B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明は、プリンターに装着されるインクカートリッジなど、電子機器に使用される物を管理する技術に関する。
従来、プリンターに装着されるインクカートリッジ(トナーカートリッジも含む。以下同じ)には、メモリーICなどの記憶装置が備えられていることがある(例えば、特許文献1,2参照)。この記憶装置には、例えば、そのインクカートリッジのシリアル番号や製造者ID等が記録されている。また、この記憶装置には、そのインクカートリッジが装着されたプリンターによって、インクの残量を示す情報が書き込まれる場合もある。プリンターは、これらの情報を用いることで、個々のインクカートリッジの識別やインク残量の管理を行うことができる。
しかし、記憶装置は電子部品であるため、一般的に高価であり、インクカートリッジのコストダウンを妨げる要因になっていた。そこで、記憶装置を実装させることなく、個々のインクカートリッジを管理する技術が要請されていた。このような技術は、インクカートリッジに限らず、印刷用紙などの紙媒体や、DVDやCD、メモリーカードといった記録メディアなど、電子機器に使用される物を管理する技術としても同様に要請されていた。
特開2003−216710号公報 特開2005−115640号公報
上述した点を踏まえ、本発明が解決しようとする課題は、電子機器に使用される物に記憶装置を設けることなく、これらの物を個別に管理可能な技術を提供することである。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]電子機器と、該電子機器と通信可能な管理サーバーとを備え、前記電子機器が使用する物を管理対象物として管理するための管理システムであって、前記管理対象物には、光学的に読み取り可能な不可視情報として該管理対象物に固有の識別情報が記録されており、前記電子機器は、前記管理対象物から前記識別情報を光学的に読み取る読取部と、前記読み取られた識別情報を前記管理サーバーに送信する電子機器側通信部と、を備え、前記管理サーバーは、前記電子機器から前記識別情報を受信する管理サーバー側通信部と、複数の前記識別情報に対応する情報が予め登録された登録済みデータベースを記憶する登録済みデータベース記憶部と、前記受信した識別情報の少なくとも一部が記録される識別情報データベースを記憶する識別情報データベース記憶部と、前記登録済みデータベースを参照して、前記受信した識別情報に対応する識別情報が前記登録済みデータベースに既に登録されていると判断した場合に、該受信した識別情報の少なくとも一部を、前記識別情報データベースに記録する管理部と、を備える、管理システム。
この管理システムにおいて管理する管理対象物には、光学的に読み取り可能な不可視情報として該管理対象物に固有の識別情報が記録されており、電子機器は、この管理対象物から光学的に識別情報を読み取り、これを管理サーバーに送信する。そのため、上記構成の管理システムによれば、管理対象物に記憶装置を設けることなく、管理対象物を管理サーバーで管理することが可能になる。更に、上記構成では、管理サーバーは、複数の識別情報に対応する情報が予め登録された登録済みデータベースに、受信した識別情報に対応する情報が既に登録されている場合に、受信した識別情報を識別情報データベースに記録する。そのため、管理サーバーが予め把握している管理対象物であり、かつ、実際に電子機器で使用されている管理対象物を、管理の対象とすることができる。この結果、例えば、所定の販売ルートごとに販売された管理対象物を管理することなどが可能になる。
[適用例2]適用例1に記載の管理システムであって、前記電子機器は、更に、前記管理対象物の状態を検出する状態検出部を備え、前記電子機器側通信部は、前記読み取られた識別情報とともに、前記管理対象物の状態を表す状態情報を前記管理サーバーに送信し、前記管理サーバー側通信部は、前記電子機器から前記識別情報とともに前記状態情報を受信し、前記管理部は、前記受信した識別情報に前記状態情報を対応付けて前記識別情報データベースに記録する、管理システム。
このような構成であれば、管理サーバーは、管理対象物の識別情報だけではなく、その状態を管理することが可能になる。管理対象物の状態とは、例えば、管理対象物がインクカートリッジであれば、インクの残量や、そのインクカートリッジに対して通知されたエラー情報などのことをいう。
[適用例3]適用例2に記載の管理システムであって、前記管理部は、前記識別情報データベースを参照して、前記受信した識別情報に一致する識別情報が既に前記識別情報データベースに記録されていると判断した場合に、該受信した識別情報に対応付けられた前記状態情報を、前記受信した識別情報の送信元の電子機器に送信する、管理システム。
このような構成であれば、管理対象物が異なる電子機器間で使い回されたとしても、以前の電子機器で検出された状態を示す状態情報を、その管理対象物を新たに使用する電子機器に通知することが可能になる。
[適用例4]適用例1ないし適用例3のいずれか一項に記載の管理システムであって、ユーザーを識別するためのユーザー識別情報を記憶しており、前記管理部は、前記登録済みデータベースを参照して、前記受信した識別情報に対応する情報が前記登録済みデータベースに既に登録されており、かつ、前記受信した識別情報が前記識別情報データベースに未だ記録されていない場合に、前記受信した識別情報に対応するユーザー識別情報が示すユーザーに対してポイントを付与して前記識別情報データベースに記録する、管理システム。
このような構成であれば、登録済みデータベースに登録されている管理対象物が、電子機器に初めて使用された際に、その管理対象物のユーザー対してポイントを付与することができる。
[適用例5]適用例1ないし適用例4のいずれか一項に記載の管理システムであって、前記電子機器は、更に、前記読み取った識別情報を蓄積して記憶する電子機器側記憶部を備え、前記電子機器側通信部は、前記電子機器側記憶部に記憶されていない識別情報が前記読取部によって読み取られたと判断した場合に、該識別情報を前記管理サーバーに送信する、管理システム。
このような構成であれば、電子機器側で、管理対象物がその電子機器で初めて使用される物であるか否かを判断することができる。
[適用例6]適用例1ないし適用例5のいずれか一項に記載の管理システムであって、前記電子機器は、更に、前記電子機器側通信部が前記読み取られた識別情報を前記管理サーバーに送信するタイミングの設定を受け付ける設定受付部を備える、管理システム。
このような構成であれば、例えば、管理対象物が初めて電子機器で使用されるタイミングや、電子機器での使用が終了するタイミングなど、様々なタイミングで識別情報を管理サーバーに送信することが可能になる。
[適用例7]電子機器と該電子機器と通信可能な管理サーバーとを備え、前記電子機器が使用する物を管理対象物として管理するための管理システムにおいて用いられる前記電子機器であって、前記管理対象物には、光学的に読み取り可能な不可視情報として該管理対象物に固有の識別情報が記録されており、前記管理対象物から前記識別情報を光学的に読み取る読取部と、前記読み取られた識別情報を前記管理サーバーに送信する電子機器側通信部と、を備える電子機器。
このような構成の電子機器であれば、電子機器が使用する物に記憶装置を設けることなく、管理サーバーによって、これらの物を個別に管理させることが可能になる。
本発明は、上述した管理システムや電子機器としての構成のほか、電子機器が管理サーバーと通信を行う方法や、管理システムにおける管理対象物の管理方法、管理システムが管理対象物の管理を行うためのコンピュータプログラムとしても構成することができる。コンピュータプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、メモリーカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
本発明の第1実施例としての管理システムの概略構成を示す説明図である。 プリンターの内部構成を示す説明図である。 インクカートリッジを下側から斜め方向に見た斜視図である。 プリンターの液晶モニターに商取引画面が表示された例を示す図である。 管理サーバーの内部構成を示す説明図である。 販売済みIDデータベースの一例を示す図である。 ユーザーデータベースの一例を示す図である。 ポイント発行処理のフローチャートである。 液晶モニターに表示される確認画面の一例を示す図である。 ポイント数の表示例を示す図である。 第2実施例におけるユーザーデータベースの一例を示す図である。 第2実施例におけるポイント発行処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づき次の順序で説明する。
A.第1実施例:
(A1)システム構成:
(A2)プリンターの構成:
(A3)管理サーバーの構成:
(A4)ポイント発行処理:
B.第2実施例:
(B1)システム構成:
(B2)ポイント発行処理:
C.変形例:
A.第1実施例:
(A1)システム構成:
図1は、本発明の第1実施例としての管理システム10の概略構成を示す説明図である。管理システム10は、プリンター100a,100b,100cが使用するインクカートリッジ110を管理するためのシステムである。管理システム10は、プリンター100a,100b,100cが、インターネットNTを介して、管理サーバー200と接続されることで構成されている。プリンター100a、プリンター100b、プリンター100cはそれぞれ、同一の構成のため、以下では、これらのプリンターをまとめて「プリンター100」として説明する。プリンター100は、本願の「電子機器」に対応し、インクカートリッジ110は、本願の「管理対象物」に対応する。なお、図1には、プリンター100を3台示したが、その数は任意である。
管理サーバー200は、インターネットNTを通じて、インクカートリッジ110をユーザーに販売する電子商取引機能を備えている。管理サーバー200は、ユーザーからインクカートリッジ110の発注を受け付けると、受注したインクカートリッジ110の配送を配送業者SH等に依頼して、インクカートリッジ110をユーザー宅に配送する。このとき、管理サーバー200は、販売したインクカートリッジ110に固有の識別情報(以下、「カートリッジID」という)を、発注元のユーザーに固有に割り当てられたID(以下、「ユーザーID」という)に対応付けて記憶しておく。
カートリッジIDは、インクカートリッジ110に貼付されたセキュリティラベルに不可視的に記録されている(詳細は後述)。各プリンター100は、自身に装着されたインクカートリッジ110からカートリッジIDを読み取り、これを、管理サーバー200に送信する。管理サーバー200は、プリンター100から受信したカートリッジIDが、管理サーバー200を通じて販売されたインクカートリッジ110のカートリッジIDと一致すれば、そのユーザーに、ポイントを発行する。このポイントは、例えば、新たなインクカートリッジ110の購入や修理・保証サービスの享受に使用することができる。
以下、上述した管理システム10の機能を実現するための構成および処理内容について詳細に説明する。
(A2)プリンターの構成:
図2は、プリンター100の内部構成を示す説明図である。プリンター100は、シアン、マゼンタ、イエロー等のインクが収容されたインクカートリッジ110が装着されるキャリッジ120と、キャリッジ120を主走査方向に駆動するキャリッジモーター125と、印刷用紙PAを副走査方向に搬送する紙送りモーター130と、キャリッジ120に搭載され、インクカートリッジ110から供給されたインクを吐出する印刷ヘッド135と、これらの駆動を制御する制御ユニット150と、インクカートリッジ110に貼付されたセキュリティラベルから光学的にカートリッジIDを読み取るためのスキャナー160と、を備えている。スキャナー160は、紫外線を照射する光源とCCDイメージセンサとから構成されている。
図3は、インクカートリッジ110を下側から斜め方向に見た斜視図である。インクカートリッジ110は、内部にインクが収容される容器本体112と、印刷ヘッド135にインクを供給するためのインク供給口114とを備えている。容器本体112の下面には、セキュリティラベル116が貼付されており、セキュリティラベル116の表面には、オバート技術とコバート技術の組合せによる印刷がなされている。具体的には、セキュリティラベル116の表面の一部に、インクカートリッジ110のメーカーのロゴが、見る角度によって色が変化するカラーシフトインクによって印刷されており、更に、セキュリティラベル116の表面の他の部分に、インクカートリッジ110のカートリッジIDが紫外線の照射によって可視化される蛍光インクによって不可視的に印刷されている。キャリッジ120に、このインクカートリッジ110が装着されると、インクカートリッジ110は、キャリッジモーター125によってプリンター100の内部に設けられたスキャナー160に対向する位置まで搬送される。そして、スキャナー160内に設けられた光源(ブラックライト)によって紫外線が照射され、セキュリティラベル116からの蛍光をスキャナー160内のイメージセンサが検出することでカートリッジIDが読み取られる。
制御ユニット150(図2)には、種々の情報が不揮発的に記録されるフラッシュメモリー170や、操作画面や商取引画面を表示するための液晶モニター180、メモリーカードMCから印刷の対象となるデータ(以下、「印刷対象データ」という)を読み込むためのカードリーダー185、インターネットNTとの通信や他の機器から印刷対象データを受信するためのネットワークインターフェース190、ユーザーからの操作を受け付けるための操作パネル195などが接続されている。
フラッシュメモリー170内の記憶領域には、カートリッジIDが記録されるカートリッジID記憶領域172と、インク残量が記録される残量記憶領域174と、プリンター100に固有に割り当てられたプリンターIDが記録されたプリンターID記憶領域176と、プリンター100のユーザーのユーザーIDが記録されるユーザーID記憶領域178と、が確保されている。プリンターIDは、例えば、プリンター100のメーカーによって各プリンター100に予め固有に割り当てられている。なお、このプリンターIDは、ネットワークインターフェース190が有する固有のMACアドレスによって代用することが可能である。また、ユーザーIDとしては、例えば、ユーザーの電子メールアドレスを用いることが可能である。
制御ユニット150は、CPUやメモリーを備えるコンピュータとして構成されている。CPUはメモリーに記憶された所定のプログラムを実行することで、図中の印刷制御部152、読取制御部154、残量検出部156、情報通信部158、および、発注処理部159、として機能する。
印刷制御部152は、キャリッジモーター125と紙送りモーター130と印刷ヘッド135とを制御して、メモリーカードMCから読み取った印刷対象データや、ネットワークインターフェース190を通じて受信した印刷対象データを、印刷用紙PAに印刷する機能を有する。
読取制御部154は、スキャナー160を制御して、インクカートリッジ110に貼付されたセキュリティラベルからカートリッジIDを読み取る機能を有する。読取制御部154は、読み取ったカートリッジIDを、フラッシュメモリー170内のカートリッジID記憶領域172に記録する。カートリッジID記憶領域172には、過去に読取制御部154によって読み取られたカートリッジIDがすべて蓄積される。
残量検出部156は、印刷制御部152によって印刷ヘッド135が駆動された回数に応じて、インクカートリッジ110内に残存するインク量の推定を行う。残量検出部156は、推定したインク残量を、フラッシュメモリー170内の残量記憶領域174に記録する。
情報通信部158は、インターネットNTを介して、管理サーバー200に、カートリッジIDやプリンターID、ユーザーID等を送信する機能を有する。
発注処理部159は、インターネットNTを通じて管理サーバー200にインクカートリッジ110を発注するための処理を行う機能を有する。発注処理部159は、操作パネル195中の発注ボタンが押されたことを検出すると、インターネットNTを通じて管理サーバー200にアクセスし、管理サーバー200が提供する商取引画面を液晶モニター180に表示する。商取引画面は、例えば、HTML言語によって記述されており、HTTPプロトコルを用いて、管理サーバー200からプリンター100に送信される。
図4は、液晶モニター180に商取引画面が表示された例を示す図である。この商取引画面には、プリンター100で使用されるインクカートリッジ110の種類(色)や価格、インク残量が表示され、また、ユーザーの現在の獲得ポイント数やユーザーIDが表示される。なお、これら表示される情報のうち、インク残量やユーザーIDは、プリンター100のフラッシュメモリー170内に記憶されている情報であり、その他の情報は、管理サーバー200から提供される情報である。ユーザーは、操作パネル195を操作して、必要なインクカートリッジ110の個数、および、使用ポイント数を指定し、発注ボタンを押す。そうすると、管理サーバー200に、インクカートリッジ110が発注される。なお、発注を行うユーザーIDや、決済方法、配送方法、配送先住所などの情報は、予め管理サーバー200あるいはフラッシュメモリー170内に登録しておくことが可能である。
(A3)管理サーバーの構成:
図5は、管理サーバー200の内部構成を示す説明図である。管理サーバー200は、CPU210とメモリー220とネットワークインターフェース230とハードディスクドライブ240とが、所定のバス250によって接続されることで構成されている。ハードディスクドライブ240には、販売済みIDデータベース242と、ユーザーデータベース244とが記憶されている。販売済みIDデータベース242は、本願の「登録済みデータベース」に対応し、ユーザーデータベース244は、本願の「識別情報データベース」に対応する。
図6は、販売済みIDデータベース242の一例を示す図である。図示するように、販売済みIDデータベース242には、管理サーバー200によって販売されたインクカートリッジ110のカートリッジIDと、販売先のユーザーIDとが対応付けて記録されている。なお、販売済みIDデータベース242には、これらの情報以外にも、例えば、販売日時などが記録されていてもよい。
図7は、ユーザーデータベース244の一例を示す図である。図示するように、ユーザーデータベース244には、ユーザーIDに対応付けて、そのユーザーに発行したポイントの総計と、そのユーザーが保有するプリンターのプリンターIDと、カートリッジIDとが記録されている。
管理サーバー200のCPU210(図5)は、メモリー220に記憶された所定のプログラムを実行することで、情報通信部212、受注処理部214、管理部216、として機能する。
情報通信部212は、インターネットNTを通じてプリンター100からユーザーIDや、プリンターID、カートリッジIDを受信する。
受注処理部214は、プリンター100からインクカートリッジ110の受注を行う機能を有する。受注処理部214は、インターネットNTを通じてプリンター100からアクセスがあるいと、HTML言語で記述された商取引画面をプリンター100に送信する。この画面を通じて、プリンター100からインクカートリッジ110の発注を受けると、受注処理部214は、配送業者SHに、受注したインクカートリッジ110の配送を所定の通信手段で依頼する。
管理部216は、販売済みIDデータベース242と、ユーザーデータベース244とを用いて、情報通信部212が受信したカートリッジIDを管理したり、ポイントを発行する機能を有する。
(A4)ポイント発行処理:
図8は、プリンター100と管理サーバー200との間で実行されるポイント発行処理のフローチャートである。この処理では、まず、プリンター100の制御ユニット150が、インクカートリッジ110が交換されたか否かを判断する(ステップS100)。制御ユニット150は、操作パネル195中の所定のボタン(例えば、「交換完了ボタン」)が押された場合に、インクカートリッジ110が交換されたと判断することができる。
インクカートリッジ110が交換されたと判断した場合には、プリンター100は、読取制御部154によってスキャナー160を制御し、交換後のインクカートリッジ110のセキュリティラベル116に記録されたカートリッジIDを読み取る(ステップS102)。
カートリッジIDを読み取ると、プリンター100の制御ユニット150は、そのカートリッジIDが適切なものであるか否かを判断する(ステップS104)。この判断処理では、読み取ったカートリッジIDが、そのプリンター100に対応した種類のインクカートリッジに付与されるべきカートリッジIDである場合や、インクカートリッジ110がキャリッジ120にセットされた位置とそのカートリッジIDが示すインク色とが適切に対応している場合、カートリッジIDが示すそのインクカートリッジ110の使用期限を経過していない場合などに、そのカートリッジIDが適切なものであると判断することができる。カートリッジIDが不適切なものであれば、制御ユニット150は、エラー表示を行って処理を終了する。一方、カートリッジIDが適切なものであれば、制御ユニット150は、フラッシュメモリー170内のカートリッジID記憶領域172を参照し、交換後のインクカートリッジ110が、初めてそのプリンター100に装着されたインクカートリッジ110であるか否かを判断する(ステップS106)。制御ユニット150は、読み取ったカートリッジIDがカートリッジID記憶領域172に未だ記録されていない場合に、初めてそのプリンター100に装着されたインクカートリッジ110であると判断することができる。装着されたインクカートリッジ110が、初めて装着されたものではないと判断すると、制御ユニット150は、当該ポイント発行処理を終了する。
一方、装着されたインクカートリッジ110が、初めてプリンター100に装着されたインクカートリッジ110であると判断すると、制御ユニット150は、ステップS102で読み取ったカートリッジIDを、フラッシュメモリー170内のカートリッジID記憶領域172に書き加える(ステップS108)。そして、液晶モニター180に、新たなインクカートリッジ110が装着されたことを示す確認画面を表示するとともに、ポイントを加算するタイミングの設定を受け付ける(ステップS110)。
図9は、上記ステップS110において液晶モニター180に表示される確認画面の一例を示す図である。図9(a)に示すように、制御ユニット150は、液晶モニター180に、「新しいインクカートリッジが装着されました。ポイントを加算しますか?」と表示し、「Yes」、「No」、「後で」のいずれかの選択をユーザーから受け付ける。ここで「Yes」が選択されると、制御ユニット150は、ステップS110の実行の後、すぐにポイントを加算するための処理を行い、「No」が選択されると、ポイントの加算を行わずに、当該ポイント発行処理を終了させる。また、「後で」が選択されると、制御ユニット150は、図9(b)に示すように、どのタイミングでポイントを加算するかを問い合わせるための画面に表示を切り換える。この画面では、例えば、インク切れの際や、次回、プリンター100の電源がオンにされた際、あるいは、ユーザー自身による操作(手動)で、ポイントを加算することを選択することができる。
以上のようにしてポイントを加算するタイミングの設定を受け付けると、プリンター100の制御ユニット150は、現時点が上記ステップS110で設定されたタイミングであるか否かを判断する(ステップS112)。現時点が、設定されたタイミングであれば、制御ユニット150は、情報通信部158によって、ユーザーIDと、ステップS102で読み取ったカートリッジIDとを管理サーバー200に送信する(ステップS114)。一方、現時点が、設定されたタイミングでなければ、設定されたタイミングに到達するまで待機を行う。なお、ステップS110において、ポイントの加算を行わないと設定された場合には、制御ユニット150は、ステップS112以降の処理を省略して当該ポイント発行処理を終了する。
プリンター100によって、カートリッジIDとユーザーIDとが管理サーバー200に送信されると、管理サーバー200の情報通信部212は、これらのIDを受信する(ステップS200)。そして、管理サーバー200の管理部216は、受信したカートリッジIDが、管理サーバー200を通じて販売されたインクカートリッジ110のIDであるか否かを判断する(ステップS202)。具体的には、管理部216は、販売済みIDデータベース242に登録されているカートリッジIDの中に、受信したカートリッジIDに一致するカートリッジIDが存在する場合に、管理サーバー200を通じて販売されたインクカートリッジ110のカートリッジIDであると判断することができる。
管理サーバー200の管理部216は、受信したカートリッジIDが、管理サーバー200を通じて販売されたインクカートリッジ110のカートリッジIDであると判断すると、ユーザーデータベース244に、そのカートリッジIDを、ステップS200で受信したユーザーIDに対応付けて登録し(ステップS204)、更に、そのユーザーIDに所定のポイント数を加算する(ステップS206)。一方、受信したカートリッジIDが、管理サーバー200を通じて販売されたインクカートリッジ110のIDではないと判断すると、管理部216は、カートリッジIDの登録、および、ポイントの加算を行わない。最後に、管理サーバー200の管理部216は、ユーザーの現在のポイント数や加算されたポイント数をプリンター100に通知する(ステップS208)。
プリンター100は、管理サーバー200からポイント数の通知を受けると(ステップS116)、通知されたポイント数を液晶モニター180に表示し(ステップS118)、当該ポイント発行処理を終了する。
図10は、ポイント数の表示例を示す図である。この表示画面では、新たに加算されたポイント数と、ユーザーにこれまでに発行された総ポイント数とが表示されている。また、この表示画面には、ポイントが、保証期間の延長や、修理費用への充当、あるいは、消耗品購入代金への充当に使用可能であることが表示されており、今すぐにポイントを使用するかの確認メッセージが表示されている。ここで、「Yes」が選択されれば、プリンター100の制御ユニット150は、管理サーバー200にアクセスし、所定の商取引画面を表示する(例えば、図4参照)。また、「No」と選択されれば、図10に示した画面を消去し、通常の操作画面を表示する。なお、上記ステップS202によって、受信したカートリッジIDが、管理サーバー200を通じて販売されたインクカートリッジ110のカートリッジIDではないと判断された場合には、プリンター100は、管理サーバー200からその旨の通知を受け、新たに装着されたインクカートリッジ110が、ポイントの加算対象外のものである旨を液晶モニター180に表示させることが可能である。
以上で説明した第1実施例の管理システム10では、インクカートリッジ110に貼付されたセキュリティラベル116に不可視的に記録されたカートリッジIDをプリンター100が光学的に読み込み、これをインターネットNTを介して接続された管理サーバー200に送信する。管理サーバー200は、プリンター100からカートリッジIDを受信すると、そのカートリッジIDが、管理サーバー200を通じて販売されたか否かを判断し、管理サーバー200を通じて販売されたものであれば、ユーザーにポイントを発行する。このような管理システム10であれば、カートリッジIDを従来のようにメモリーICに記憶させてインクカートリッジ110に実装する必要がないため、インクカートリッジ110を低コストに製造することが可能になる。また、カートリッジIDは、インクカートリッジ110に貼付されたセキュリティラベルに不可視的に記録されているため、メモリーICのように電気的な接触不良による読み込みエラー等が生じることがない。そのため、読み取ったカートリッジIDに基づいて、インクカートリッジ110が、管理サーバー200を通じて販売したものであるか否かを精度良く判断することが可能になる。更に、本実施例では、販売済みのインクカートリッジ110のうち、実際に、プリンター100で使用されているインクカートリッジ110を管理サーバー200によって一元的に管理することができる。そのため、インクカートリッジ110の生産調整や在庫管理などを容易に行うことが可能になる。
また、本実施例では、管理サーバー200によるポイントの発行に先立って、プリンター100側で、インクカートリッジ110が、そのプリンター100に初めて装着されるものであるかを判断し、初めて装着されたインクカートリッジ110であれば、管理サーバー200にそのインクカートリッジ110のカートリッジIDを送信する。この結果、全てのカートリッジIDをインターネットNTを通じて送信する必要がないため、ネットワークトラフィックが増大することを抑制することができる。また、管理サーバー200側で、プリンター100に初めて装着されるインクカートリッジ110であるかを判断する必要がないため、管理サーバー200側の処理負荷を軽減することが可能になる。
B.第2実施例:
以下、本発明の第2実施例について説明する。第2実施例の管理システム10は、カートリッジIDやポイント以外にも、管理サーバー200によって、各インクカートリッジのインク残量の管理を行う。
(B1)システム構成:
本実施例の管理システム10の構成は、第1実施例の管理システム10の構成とほぼ同一である。そのため、ここでは、第1実施例と異なる点について説明する。本実施例では、管理サーバー200によってインク残量の管理を行うため、プリンター100の情報通信部158(図2参照)は、フラッシュメモリー170の残量記憶領域174に記録されるインク残量をカートリッジIDとともに定期的(例えば、1時間おき)に管理サーバー200に送信する機能を有している。なお、インク残量を送信するタイミングは、その他、例えば、プリンター100の電源オン時や電源オフ時、印刷ジョブの終了時など、種々のタイミングで送信することが可能である。また、本実施例では、管理サーバー200の情報通信部212(図5参照)は、プリンター100からインク残量とカートリッジIDとを受信し、各カートリッジIDにインク残量を対応付けてユーザーデータベース244bに記録する機能を有する。
図11は、本実施例の管理サーバー200がハードディスクドライブ240内に記憶するユーザーデータベース244bの一例を示す図である。図示するように、本実施例では、ユーザーデータベース244には、各カートリッジIDに対応付けて、プリンター100から送信されるインク残量が記録される。
(B2)ポイント発行処理:
図12は、第2実施例において実行されるポイント発行処理のフローチャートである。本実施例におけるポイント発行処理では、まず、プリンター100の制御ユニット150が、インクカートリッジ110が交換されたか否かを判断する(ステップS300)。インクカートリッジ110が交換されたと判断した場合には、プリンター100は、読取制御部154によってスキャナー160を制御し、交換後のインクカートリッジ110のセキュリティラベル116に記録されたカートリッジIDを読み取る(ステップS302)。
カートリッジIDを読み取ると、プリンター100の制御ユニット150は、読み取ったカートリッジIDと、フラッシュメモリー170に記憶されているプリンターIDとユーザーIDとを、情報通信部158によって、管理サーバー200に送信する(ステップS304)。なお、これらのIDの送信に先立ち、プリンター100の制御ユニット150は、第1実施例と同様に、ステップS302で読み取ったカートリッジIDが適切なIDであるか否かを判断することとしてもよい。
管理サーバー200は、プリンター100から、カートリッジID、プリンターID、ユーザーIDを情報通信部212によって受信すると(ステップS400)、管理部216によって、受信したカートリッジIDが、既に、ユーザーデータベース244bに登録されているかを判断する(ステップS402)。受信したカートリッジIDが、既に、ユーザーデータベース244bに登録されていると判断すると、管理サーバー200は、そのカートリッジIDに対応付けられているインク残量を、情報通信部212によってプリンター100に送信する(ステップS404)。そして、既に登録されているカートリッジIDとそのインク残量とを、ステップS400で受信したユーザーIDとプリンターIDとに新たに対応付けることで、ユーザーデータベース244bを更新する(ステップS406)。
プリンター100は、管理サーバー200からインク残量を受信した場合には(ステップS306)、受信したインク残量によって、フラッシュメモリー170内の残量記憶領域174を更新し(ステップS310)、当該ポイント発行処理を終了する。
上記ステップS402において、ステップS400で受信したカートリッジIDに対応するインクカートリッジ110が、ユーザーデータベース244bに登録されていないと判断した場合には、管理サーバー200の管理部216は、更に、販売済みIDデータベース242を参照して、そのカートリッジIDが、管理サーバー200を通じて販売されたインクカートリッジ110のカートリッジIDであるかを判断する(ステップS408)。
管理サーバー200の管理部216は、受信したカートリッジIDが、管理サーバー200を通じて販売されたインクカートリッジ110のカートリッジIDであると判断すると、ユーザーデータベース244bに、そのカートリッジIDを、ステップS400で受信したユーザーIDおよびプリンターIDに対応付けて登録し(ステップS410)、更に、そのユーザーIDに所定のポイント数を加算する(ステップS412)。一方、受信したカートリッジIDが、管理サーバー200を通じて販売されたインクカートリッジ110のIDではないと判断すると、管理部216は、カートリッジIDの登録、および、ポイントの加算を行わない。最後に、管理サーバー200の管理部216は、ユーザーの現在のポイント数や加算されたポイント数をプリンター100に通知する(ステップS414)。
プリンター100は、管理サーバー200からポイント数の通知を受信すると(ステップS306)、図10に示したように、通知されたポイント数を液晶モニター180に表示し(ステップS308)、当該ポイント発行処理を終了する。
以上で説明した第2実施例の管理システム10では、プリンター100は、インクカートリッジ110からカートリッジIDを読み取ると、これを管理サーバー200に送信する。そして、管理サーバー200は、そのカートリッジIDが、既に、ユーザーデータベース244bに登録されているかを判断し、既に、ユーザーデータベース244bに登録されていれば、そのカートリッジIDに対応付けられているインク残量をプリンター100に送信する。そのため、プリンター100に新たに装着されたインクカートリッジ110が、以前に他のプリンター100に装着されていた場合や、以前にそのプリンター100に装着されていたことがある場合には、そのインクカートリッジ110に固有のインク残量が、管理サーバー200からプリンター100に通知されることになる。この結果、インクカートリッジ110自体にメモリーICが実装されていなくても、個々のインクカートリッジ110のインク残量を的確に管理することが可能になる。そのため、例えば、異なるプリンター100間で、インクカートリッジ110を使い回すことなどが可能になる。
また、本実施例では、管理サーバー200がプリンター100から受信したカートリッジIDが、既にユーザーデータベース244bに登録されている場合には、ポイントを発行しないこととした。そのため、例えば、インクカートリッジ110の脱着が繰り返しプリンター100で行われた場合に、ポイントが重複して与えられることを抑制することができ、ポイントを公平に管理することが可能になる。
なお、上述した第2実施例の管理システム10では、インクカートリッジ110のインク残量を管理することとしたが、管理対象はインク残量には限られない。例えば、プリンター100は、インクカートリッジ110毎にそのインクカートリッジ110に関するエラー(例えば、インク詰まりエラーや誤装着エラー)を検出することとし、そのエラー情報を管理サーバー200に送信して記憶させることとしてもよい。こうすることで、異なるプリンター100間で、インクカートリッジ110を使い回したとしても、インク残量だけではなく、エラー情報を引き継がせることが可能になる。
また、上述した第2実施例では、カートリッジIDをインクカートリッジ110から読み取ると、プリンター100は、そのカートリッジIDをそのまま管理サーバー200に送信している。しかし、この第2実施例でも、第1実施例と同様に、プリンター100は、フラッシュメモリー170内のカートリッジID記憶領域172に、読み取ったカートリッジIDが未だ記録されていない場合に、管理サーバー200にそのカートリッジIDを送信することとしてもよい。
C.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができる。例えば、ソフトウェアによって実現した機能は、ハードウェアによって実現するものとしてもよい。そのほか、以下のような変形が可能である。
・変形例1:
上述した実施例では、新たなインクカートリッジ110をプリンター100に装着した場合に、ポイントを発行することとしたが、ポイントを発行するタイミングはこれに限られない。例えば、インクが所定量消費されたタイミングや、使用済みのインクカートリッジ110が、メーカーや配送業者SHに回収されたタイミングなど、様々なタイミングでポイントを発行することが可能である。インクカートリッジ110がメーカーに回収された場合には、メーカー側で、回収したインクカートリッジ110からカートリッジIDを読み取り、これを管理サーバー200に通知する。こうすることで、管理サーバー200は、インクカートリッジ110を正規のルートで処分したユーザーに対して、ポイントを発行することが可能になる。また、ユーザーに発行するポイント数は、例えば、インクカートリッジ110の種類(色)に応じて変更することが可能である。
・変形例2:
上述した第1実施例において、プリンター100のフラッシュメモリー170内のカートリッジID記憶領域172には、プリンター100に同梱されて出荷されたインクカートリッジ110のカートリッジIDが、工場出荷時に予め記録されていることとしてもよい。このようにすれば、図8に示したポイント発行処理において、同梱品のインクカートリッジ110は、既に装着されたことのあるインクカートリッジ110と見なされ、カートリッジIDは、プリンター100から管理サーバー200に送信されなくなる。そのため、同梱品のインクカートリッジ110に対して、ポイントが発行されることを抑制することができる。また、第2実施例では、ユーザーデータベース244bに、予め、同梱品のインクカートリッジ110のカートリッジIDを登録しておけば、同梱品のインクカートリッジ110に対して、ポイントが発行されることを抑制することが可能になる。
・変形例3:
上述した実施例では、管理サーバー200は、インクカートリッジ110の管理と、電子商取引との両方のサービスを行うこととした。しかし、電子商取引は、インターネットNTに接続された他のサーバー(電子商取引サーバー)が行うこととしてもよい。この場合、管理サーバー200は、電子商取引サーバーから、その電子商取引サーバーによって販売されたインクカートリッジ110のカートリッジIDの通知を受け、これを販売済みIDデータベース242に登録する。また、管理サーバー200は、電子商取引サーバーに対して、各ユーザーのポイントを通知する。このような構成であれば、管理サーバー200の処理負担を軽減させることが可能になる。
・変形例4:
上述した実施例では、プリンター100が、単体で、インクカートリッジ110の発注やカートリッジID等の送信を行うこととした。これに対して、プリンター100が備える機能の一部(例えば、残量検出部156、情報通信部158、および、発注処理部159の各機能)を、プリンター100に接続したパーソナルコンピュータによって実現することとしてもよい。この場合、プリンター100とパーソナルコンピュータとの組み合わせが、本願の「電子機器」に相当する。
・変形例5:
上述した実施例では、カートリッジIDは、紫外線に反応する蛍光インクによってセキュリティラベル116に記録されていることとした。しかし、カートリッジIDは、赤外線吸収(反射)インクや、液晶インクなど、種々の不可視インクによってセキュリティラベル116に記録されていてもよい。そのほか、偏光板を通じて読み取り可能となるインク(例えば、カラーシフトインクなど)で印刷されたセキュリティラベルや、光学技術を応用して光を屈折させる表面処理がなされ、偏光板を通じて読み取り可能となる技術で製作されたセキュリティラベルなどでは、スキャナー160の読み取り面とセキュリティラベル116との間に偏光板を配置することにより読み取りを行うことができる。また、カートリッジIDは符号化されてセキュリティラベル116に記録されており、プリンター100に読み取られた際に復号化することとしてもよい。また、セキュリティラベル116は、インクカートリッジ110の下面に限らず、どの位置に貼付されていてもよい。また、カラーシフトインクによるロゴの印刷(オバート印刷)は省略することとしてもよい。そのほか、カートリッジIDは、セキュリティラベル116ではなく、直接、インクカートリッジ110に印刷(記録)されていることとしてもよい。
・変形例6:
上述した実施例では、プリンター100を本願の電子機器として適用し、インクカートリッジ110を本願の管理対象物として適用した。しかし、電子機器や管理対象物はこれらに限られない。例えば、管理対象物として、写真用紙やロール紙といった印刷用紙を適用し、これらの用紙に、セキュリティラベルが貼付されていることとしてもよい。こうすることで、例えば、プリンター100は、印刷用紙の種類や特性、サイズ、使用枚数などを、セキュリティラベルに記録された情報に基づいて判別することができる。また、例えば、ロール紙に一定間隔にセキュリティラベルを貼付すれば、所定個数のセキュリティラベルが読み取られる毎に、ボーナスポイントを提供することなども可能である。また、印刷用紙にセキュリティラベルが貼付されていれば、そのセキュリティラベルに記録された情報に基づいて、プリンター100が画像処理時に用いる色変換テーブル(LUT)を切り換え、印刷用紙の特性に応じた色味で印刷を行うことなどが可能になる。
また、本願の電子機器としては、プリンター100以外にも、例えば、パーソナルコンピュータやDVDレコーダーといった機器を適用することが可能である。この場合、管理対象物としては、CD−RやDVD−R、メモリーカードなどの記録メディアを適用することができる。例えば、これらの記録メディアにセキュリティラベルを貼付し、パーソナルコンピュータやDVDレコーダー等によって、そのセキュリティラベルに記録された情報を読み取ることとすれば、管理サーバー200を通じて販売された記録メディアのユーザーに対して、ポイントを発行することなどが可能になる。
・変形例7:
上述した各実施例では、プリンター100から送信されたカートリッジIDが、管理サーバー200に記憶された販売済みIDデータベース242に登録されている場合に限り、そのカートリッジIDを、ユーザーデータベース244に記録してポイントを付与している。これに対して、販売済みインクカートリッジのカートリッジIDを販売方法(通信販売・店頭販売などの販売経路や通常販売・キャンペーン販売などの販売形式などを含む)ごとに記憶しておき、販売方法に応じて付与するポイント数を変えるなど、販売方法に応じて処理を変えてもよい。
・変形例8:
上述した各実施例では、プリンター100から送信されたカートリッジIDが、管理サーバー200に記憶された販売済みIDデータベース242に登録されている場合に限り、そのカートリッジIDを、ユーザーデータベース244に記録している。これに対して、管理サーバー200は、販売済みIDデータベース242に登録されているか否かにかかわらず、プリンター100から送信されたカートリッジIDを、すべて、ユーザーデータベース244に記録することとしてもよい。この場合、ユーザーデータベース244に記録されたカートリッジIDのうち、販売済みIDデータベース242に登録されているカートリッジIDに対して、ポイントの発行や、インク残量の管理を行うこととすることができる。また、上述した各実施例では、管理サーバー200は、販売済みIDデータベース242とユーザーデータベース244とを個別に記憶していることとしたが、これらのデータベースは、1つのデータベースに統合されていても構わない。
・変形例9:
近年のユーザーの環境保護意識の高まりを受け、使用済みのインクカートリッジを回収するリサイクル事業も企業活動として重要である。そのため、上述のように使用済みのインクカートリッジ110がメーカーや配送業者SHに回収された場合には、通常のポイント以上のポイント数を環境ポイントとしてユーザーに付加することも可能である。また、インクカートリッジ110だけではなく、書き込みに失敗したDVD−Rなど、使用済み記録メディアを回収する際にも、同様に、環境ポイント等を付加することが可能である。
10…管理システム
100,100a,100b,100c…プリンター
110…インクカートリッジ
112…容器本体
114…インク供給口
116…セキュリティラベル
120…キャリッジ
125…キャリッジモーター
130…紙送りモーター
135…印刷ヘッド
150…制御ユニット
152…印刷制御部
154…読取制御部
156…残量検出部
158…情報通信部
159…発注処理部
160…スキャナー
170…フラッシュメモリー
172…カートリッジID記憶領域
174…残量記憶領域
176…プリンターID記憶領域
178…ユーザーID記憶領域
180…液晶モニター
185…カードリーダー
190…ネットワークインターフェース
195…操作パネル
200…管理サーバー
210…CPU
212…情報通信部
214…受注処理部
216…管理部
220…メモリー
230…ネットワークインターフェース
240…ハードディスクドライブ
242…販売済みIDデータベース
244,244b…ユーザーデータベース
250…バス
PA…印刷用紙
MC…メモリーカード
SH…配送業者
NT…インターネット

Claims (6)

  1. 電子機器と、該電子機器と通信可能な管理サーバーとを備え、前記電子機器が使用する物を管理対象物として管理するための管理システムであって、
    前記管理対象物には、光学的に読み取り可能な不可視情報として該管理対象物に固有の識別情報が記録されており、
    前記電子機器は、
    前記管理対象物から前記識別情報を光学的に読み取る読取部と、
    前記読み取られた識別情報を前記管理サーバーに送信する電子機器側通信部と、
    前記管理対象物の状態を検出する状態検出部と、を備え、
    前記管理サーバーは、
    前記電子機器から前記識別情報を受信する管理サーバー側通信部と、
    複数の前記識別情報に対応する情報が予め登録された登録済みデータベースを記憶する登録済みデータベース記憶部と、
    前記受信した識別情報の少なくとも一部が記録される識別情報データベースを記憶する識別情報データベース記憶部と、
    前記登録済みデータベースを参照して、前記受信した識別情報に対応する情報が前記登録済みデータベースに既に登録されていると判断した場合に、該受信した識別情報の少なくとも一部を、前記識別情報データベースに記録する管理部と、を備え
    前記電子機器側通信部は、前記読み取られた識別情報とともに、前記管理対象物の状態を表す状態情報を前記管理サーバーに送信し、
    前記管理サーバー側通信部は、前記電子機器から前記識別情報とともに前記状態情報を受信し、
    前記管理部は、前記受信した識別情報に前記状態情報を対応付けて前記識別情報データベースに記録し、
    前記識別情報データベースを参照して、前記受信した識別情報に一致する識別情報が既に前記識別情報データベースに記録されていると判断した場合に、該受信した識別情報に対応付けられた前記状態情報を、前記受信した識別情報の送信元の電子機器に送信する、管理システム。
  2. 請求項1に記載の管理システムであって、
    ユーザーを識別するためのユーザー識別情報を記憶しており、
    前記管理部は、前記登録済みデータベースを参照して、前記受信した識別情報に対応する情報が前記登録済みデータベースに既に登録されており、かつ、前記受信した識別情報が前記識別情報データベースに未だ記録されていない場合に、前記受信した識別情報に対応するユーザー識別情報が示すユーザーに対してポイントを付与して前記識別情報データベースに記録する、管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の管理システムであって、
    前記電子機器は、更に、前記読み取った識別情報を蓄積して記憶する電子機器側記憶部を備え、
    前記電子機器側通信部は、前記電子機器側記憶部に記憶されていない識別情報が前記読取部によって読み取られたと判断した場合に、該識別情報を前記管理サーバーに送信する、管理システム。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の管理システムであって、
    前記電子機器は、更に、前記電子機器側通信部が前記読み取られた識別情報を前記管理サーバーに送信するタイミングの設定を受け付ける設定受付部を備える、管理システム。
  5. 電子機器と該電子機器と通信可能であり、該電子機器から受信した識別情報の少なくとも一部が記録される識別情報データベースを記憶する識別情報データベース記憶部を有する管理サーバーとを備え、前記電子機器が使用する物を管理対象物として管理するための管理システムにおいて用いられる前記電子機器であって、
    前記管理対象物には、光学的に読み取り可能な不可視情報として該管理対象物に固有の識別情報が記録されており、
    前記管理対象物から前記識別情報を光学的に読み取る読取部と、
    前記読み取られた識別情報を前記管理サーバーに送信する電子機器側通信部と、
    前記管理対象物の状態を検出する状態検出部と、
    を備え、
    前記電子機器側通信部は、前記読み取られた識別情報とともに、前記管理対象物の状態を表す状態情報を前記管理サーバーに送信し、
    前記送信した識別情報に一致する識別情報が既に前記識別情報データベースに記録されていると判断された場合に前記管理サーバーから送信元の電子機器に送信される前記識別情報を、受信する電子機器。
  6. 電子機器と該電子機器と通信可能であり、該電子機器から受信した識別情報の少なくとも一部が記録される識別情報データベースを記憶する識別情報データベース記憶部を有する管理サーバーとを備え、前記電子機器が使用する物を管理対象物として管理するための管理システムにおいて、前記電子機器が前記管理サーバーと通信を行う方法であって、
    前記管理対象物には、光学的に読み取り可能な不可視情報として該管理対象物に固有の識別情報が記録されており、
    前記電子機器が、前記管理対象物から前記識別情報を光学的に読み取る工程と、
    前記電子機器が、前記管理対象物の状態を検出する工程と、
    前記電子機器が、前記読み取られた識別情報とともに、前記管理対象物の状態を表す状態情報を前記管理サーバーに送信する工程と、
    前記電子機器が、前記送信した識別情報に一致する識別情報が既に前記識別情報データベースに記録されていると判断された場合に前記管理サーバーから送信元の電子機器に送信される前記識別情報を、受信する工程と、
    を備える方法。
JP2010067459A 2010-03-24 2010-03-24 管理システム、電子機器、および、方法 Active JP5454275B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010067459A JP5454275B2 (ja) 2010-03-24 2010-03-24 管理システム、電子機器、および、方法
US13/049,276 US8911056B2 (en) 2010-03-24 2011-03-16 Electronic instrument and management method
US13/049,246 US8694552B2 (en) 2010-03-24 2011-03-16 Management system, electronic instrument, and management method
CN201110072581.6A CN102211460B (zh) 2010-03-24 2011-03-17 电子设备及其方法
CN201110072571.2A CN102201083B (zh) 2010-03-24 2011-03-17 管理系统、电子设备和管理系统的管理方法
EP11159481.8A EP2369539B1 (en) 2010-03-24 2011-03-23 Management system, electronic instrument, and management method
EP11159560A EP2369541A3 (en) 2010-03-24 2011-03-24 Electronic instrument and management method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010067459A JP5454275B2 (ja) 2010-03-24 2010-03-24 管理システム、電子機器、および、方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011198331A JP2011198331A (ja) 2011-10-06
JP5454275B2 true JP5454275B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=44876374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010067459A Active JP5454275B2 (ja) 2010-03-24 2010-03-24 管理システム、電子機器、および、方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5454275B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018136637A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、消耗品発注システム、およびプログラム。

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018003024A1 (ja) * 2016-06-29 2018-01-04 株式会社日立産機システム インクジェット記録装置システムおよび表示部
JP6759901B2 (ja) * 2016-09-09 2020-09-23 ブラザー工業株式会社 端末装置
US11379701B2 (en) 2016-12-01 2022-07-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Server and non-transitory computer-readable storage medium storing control program
JP6809205B2 (ja) * 2016-12-01 2021-01-06 ブラザー工業株式会社 サーバ、および制御プログラム
JP6669970B2 (ja) * 2016-12-27 2020-03-18 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム
JP6957240B2 (ja) * 2017-06-30 2021-11-02 キヤノン株式会社 ポイント付与システム、管理サーバ装置、画像形成装置、ポイント付与方法、及びプログラム
JP6913284B2 (ja) * 2018-02-19 2021-08-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナー残量管理システムおよび画像形成装置
JP2024016948A (ja) * 2022-07-27 2024-02-08 株式会社日立産機システム インクジェット記録システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11243465A (ja) * 1998-02-25 1999-09-07 Oki Data Corp 情報処理装置およびその消耗品
JP2003108848A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Seiko Epson Corp ポイント登録装置およびこれに用いるプログラム並びにポイント登録出力方法
JP4111847B2 (ja) * 2003-03-07 2008-07-02 株式会社リコー サービス提供システム、サービス提供方法及び電子装置並びに顧客管理装置
JP2005284569A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Seiko Epson Corp リフィル管理システム
JP2006256123A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Nec Fielding Ltd プリンタを備えた通信ネットワークシステム
JP2006276523A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Murata Mach Ltd 画像形成装置及びそのプロセスユニット管理方法
JP2007323002A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びその消耗品判断方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018136637A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、消耗品発注システム、およびプログラム。

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011198331A (ja) 2011-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5454275B2 (ja) 管理システム、電子機器、および、方法
EP2369539B1 (en) Management system, electronic instrument, and management method
US20080106762A1 (en) Method and system for monitoring a stock of consumable material
US10644944B2 (en) Managing a fleet of devices
JP3890204B2 (ja) データ処理装置、その方法、および、そのプログラム
JP5428985B2 (ja) 電子機器およびその方法
US20020134829A1 (en) Method of using and controlling image forming device, marketing method for image forming device and image forming device
US20220350546A1 (en) Non-transitory computer-readable storage medium and control device
JP2004005428A (ja) 通信装置、印刷装置及び消耗品受注処理装置
US20070086047A1 (en) Image forming system, host device, image forming apparatus and image forming method using the same
US20050192817A1 (en) System and method for information handling system consumable automatic ordering
JP2009211644A (ja) カートリッジ回収用システム及びカートリッジ回収用システムの制御方法
JP2003006481A (ja) メモリ付きロール紙の販売システム及び用紙販売システム
JP2002127572A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法及び印刷装置の制御方法を記録した記録媒体
JP5045732B2 (ja) 受発注システム、発注装置、画像形成装置、発注方法、及びコンピュータプログラム
JP2007090615A (ja) サーマルヘッドプリンタ、プリントキオスク装置、総印刷時間予測装置、総印刷時間予測方法、総印刷時間表示方法及びプログラム
JP3686004B2 (ja) サービス管理方法、サービス管理装置、サービス管理ネットワークシステム、並びにサービス管理方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002137501A (ja) プリンタ及びプリントシステム
JP4397534B2 (ja) サービス管理方法、サービス管理装置、サービス管理ネットワークシステム、サービス管理方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びにサービス管理プログラム
JP3686003B2 (ja) サービス管理方法およびサービス管理装置、サービス管理ネットワークシステム、並びにサービス管理プログラム
JP3923465B2 (ja) サービス管理方法、サービス管理方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びにサービス管理プログラム
JP7057699B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の消耗品管理方法、および消耗品管理システム
JP2007192884A (ja) 消耗品ユニットの使用実績を管理できる画像形成装置及び使用実績情報管理方法
JP2004355025A (ja) 流通物、それを管理するサービス管理方法、サービス管理装置、並びに、サービス管理方法を実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびサービス管理プログラム
WO2019188824A1 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の消耗品管理方法、消耗品管理システム、プリンタ、および、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20121106

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121114

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20121114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5454275

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350