JP5454258B2 - 情報処理装置、画像処理システム、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、画像処理システム、プログラムに関する。
ネットワークに接続された複数のプリンタから出力される画像の画質を均一に調整する技術は知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の技術では、ネットワーク接続された複数のプリンタからテストパターンを印字出力させ、この中で好ましいものとして設定された目標画像と他のテストパターンが読取られることですべてのプリンタから出力される画像を目標画像に近づけるための画像補正パラメータを算出し、テストパターンが文字画像であれば、文字原稿出力用としてパラメータを記録し、テストパターンが写真画像であれば、写真原稿出力用としてパラメータを記憶し、テストパターンが純色画像であれば、ビジネス原稿出力用としてパラメータを記憶している。
また、特殊な環境なしに、安価なスキャナを利用して複数のプリンタ(デバイス)間でカラーマッチングの補正を行う技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2の技術では、ホストコンピュータが、複数のプリンタがそれぞれ出力したカラーチャートをスキャナが読取ったカラーチャートデータを受信し、基準デバイスのカラーチャートデータと他のプリンタのカラーチャートデータから相対色差をそれぞれ算出し、算出した相対色差データを各々のプリンタに送出し、各プリンタが、ホストコンピュータから送信された相対色差に基づいて、LUT補正量を算出しこれに基づいてLUTを補正している。
特開2001−277668号公報 特開2006−19911号公報
本発明の目的は、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを、電子文書の特定部について合わせる精度を向上させることにある。
請求項1に記載の発明は、電子文書の印刷を指示するための印刷指示情報から、当該電子文書の特性である文書特性を抽出する抽出手段と、第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と、第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを、前記抽出手段により抽出された前記文書特性に着目して比較するための加工を、前記印刷指示情報に対して施す加工手段と、前記加工手段による加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第1の画像形成装置で形成された画像を読み取って得られた読取画像と、前記加工手段による加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第2の画像形成装置で形成された画像を読み取って得られた読取画像とを用いて、当該第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と当該第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを近付けるための画質特性変更情報を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記抽出手段は、前記電子文書を構成する重要と判断される特定要素の情報を、前記文書特性として抽出し、前記加工手段は、前記特定要素の画像の形成又は読み取りの正確性を向上させる加工を、前記印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記加工手段は、前記印刷指示情報により指示される特定色の印刷範囲を拡大する加工を、当該印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記加工手段は、前記印刷指示情報により指示される前記特定要素の媒体上での印刷位置を当該媒体の中心方向へ移動させる加工を、当該印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記加工手段は、前記印刷指示情報により指示される前記特定要素の印刷の繰り返し回数を増加させる加工を、当該印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記抽出手段は、前記電子文書を構成する複数の要素の情報を、前記文書特性として抽出し、前記加工手段は、前記印刷指示情報により印刷が指示される画像に、前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置で前記複数の要素に同じ画像処理が適用されるか否かを知るための画像を含める加工を、当該印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記抽出手段は、前記電子文書を構成する線状の要素の情報を、前記文書特性として抽出し、前記加工手段は、前記印刷指示情報により印刷が指示される画像に、前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置で前記線状の要素の幅がどのように変化して印刷されるかを知るための画像を含める加工を、当該印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、電子文書の印刷を指示するための印刷指示情報を送信する情報送信装置と、前記情報送信装置により送信された前記印刷指示情報に基づいて媒体に画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置により媒体に形成された画像を読み取る画像読取装置とを備え、前記情報送信装置は、前記電子文書の特性である文書特性を前記印刷指示情報から抽出する抽出手段と、前記画像形成装置で形成される画像の画質特性と、当該画像形成装置とは異なる他の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを、前記抽出手段により抽出された前記文書特性に着目して比較するための加工を、前記印刷指示情報に対して施す加工手段と、前記加工手段による加工後の前記印刷指示情報を前記画像形成装置及び前記他の画像形成装置に送信する送信手段と、前記送信手段により送信された加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記画像形成装置で形成された画像を前記画像読取装置で読み取って得られた読取画像と、前記送信手段により送信された加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記他の画像形成装置で形成された画像を読み取って得られた読取画像とを用いて、当該画像形成装置で形成される画像の画質特性と当該他の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを近付けるための画質特性変更情報を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする画像処理システムである。
請求項9に記載の発明は、電子文書の印刷を指示するための印刷指示情報を送信する情報送信装置と、前記情報送信装置により送信された前記印刷指示情報に基づいて媒体に画像を形成する第1の画像形成装置と、前記第1の画像形成装置により媒体に形成された画像を読み取る第1の画像読取装置と、前記情報送信装置により送信された前記印刷指示情報に基づいて媒体に画像を形成する第2の画像形成装置と、前記第2の画像形成装置により媒体に形成された画像を読み取る第2の画像読取装置とを備え、前記情報送信装置は、前記電子文書の特性である文書特性を前記印刷指示情報から抽出する抽出手段と、前記第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と、前記第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを、前記抽出手段により抽出された前記文書特性に着目して比較するための加工を、前記印刷指示情報に対して施す加工手段と、前記加工手段による加工後の前記印刷指示情報を前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置に送信する送信手段と、前記送信手段により送信された加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第1の画像形成装置で形成された画像を前記第1の画像読取装置で読み取って得られた読取画像と、前記送信手段により送信された加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第2の画像形成装置で形成された画像を前記第2の画像読取装置で読み取って得られた読取画像とを用いて、当該第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と当該第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを近付けるための画質特性変更情報を生成する生成手段とを備えたことを特徴とする画像処理システムである。
請求項10に記載の発明は、コンピュータに、電子文書の印刷を指示するための印刷指示情報から、当該電子文書の特性である文書特性を抽出する機能と、第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と、第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを、抽出された前記文書特性に着目して比較するための加工を、前記印刷指示情報に対して施す機能と、加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第1の画像形成装置で形成された画像を読み取って得られた読取画像と、加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第2の画像形成装置で形成された画像を読み取って得られた読取画像とを用いて、当該第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と当該第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを近付けるための画質特性変更情報を生成する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを、電子文書の特定部について合わせる精度を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを、電子文書の重要と判断される要素について合わせる精度を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを電子文書の特定部について合わせる際に、本構成を有していない場合に比較して、例えば色の読み取りの不具合の影響を受け難くすることができる。
請求項4の発明によれば、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを電子文書の特定部について合わせる際に、本構成を有していない場合に比較して、例えば面内ムラの影響を受け難くすることができる。
請求項5の発明によれば、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを電子文書の特定部について合わせる際に、本構成を有していない場合に比較して、例えば色の読み取りの不具合の影響を一層受け難くすることができる。
請求項6の発明によれば、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを、これらの画像形成装置における画像処理を考慮して合わせることができる。
請求項7の発明によれば、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを、これらの画像形成装置における線状の要素の幅の印刷状態を考慮して合わせることができる。
請求項8の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを、電子文書の特定部について合わせる精度を向上させることができる。
請求項9の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを、電子文書の特定部について合わせる精度を向上させることができる。
請求項10の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、ある画像形成装置における画質特性と別の画像形成装置における画質特性とを、電子文書の特定部について合わせる精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態における画像ハンドリングシステムの全体構成を示した図である。 本発明の実施の形態の画像ハンドリングシステムにおける各装置の機能構成例を示した図である。 本発明の実施の形態の画像ハンドリングシステムにおける画像ハンドリングユーティリティの動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における画像ハンドリングシステムで送信される画質指示の例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像ハンドリングシステムで送信される描画コマンドの例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像ハンドリングシステムで生成される抽象化原稿データの例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像ハンドリングシステムで生成される抽象化原稿データの例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像ハンドリングシステムで生成される抽象化原稿データの例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像ハンドリングシステムで生成される抽象化原稿データの例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像ハンドリングシステムで生成される抽象化原稿データの例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像ハンドリングシステムで生成される画質ターゲット情報の例を示した図である。 本発明の実施の形態の画像ハンドリングシステムにおける画像ハンドリング部の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態の画像ハンドリングシステムにおける端末装置のハードウェア構成図である。 本発明の実施の形態の画像ハンドリングシステムにおける画像処理装置の構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像ハンドリングシステムの構成例を示したものである。
図示するように、この画像ハンドリングシステムは、端末装置10と、ターゲット画像処理装置(以下、「ターゲット装置」という)30aと、ハンドリング画像処理装置(以下、「ハンドリング装置」という)30bとがネットワーク80を介して接続されることにより、構成されている。
端末装置10は、ターゲット装置30a及びハンドリング装置30bに対して印刷を指示するデータ(以下、「印刷指示データ」という)を送信するコンピュータ装置である。ここで、端末装置10としては、例えばPC(Personal Computer)を用いればよく、この場合、PCは、クライアントPCとして動作するものであってもサーバPCとして動作するものであってもよい。本実施の形態では、情報処理装置、情報送信装置の一例として、端末装置10を設けている。
ターゲット装置30aは、紙等の媒体から画像を読み取る画像読取機能、紙等の媒体に画像を形成する画像形成機能等を有し、出力される画像の画質特性に関して他の画像処理装置の目標となる画像処理装置である。ここで、画質特性とは、色再現性、線再現性等の画質に関する項目(画質項目)ごとの特性や、色、オブジェクト等の描画内容に関する特性を意味している。
ハンドリング装置30bは、紙等の媒体から画像を読み取る画像読取機能、紙等の媒体に画像を形成する画像形成機能等を有し、出力される画像の画質特性をターゲット装置30aの画質特性に近付くように変化させる対象となる画像処理装置である。
ネットワーク80は、端末装置10とターゲット装置30a及びハンドリング装置30bとの間で情報通信を行うために用いられる通信回線網である。ここで、ネットワーク80としては、LAN(Local Area Network)やインターネットを用いるとよい。
次に、図1の画像ハンドリングシステムにおける各装置の機能構成について説明する。
図2は、画像ハンドリングシステムにおける各装置の機能構成例を示したブロック図である。
まず、端末装置10の機能構成について説明する。
図示するように、端末装置10では、アプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」という)18と、プリンタドライバ19と、画像ハンドリングユーティリティ20とが動作する。
このうち、アプリケーション18は、ユーザの操作に応じて、原稿データを作成したり、作成済の原稿データを取り込んだりするプログラムである。
プリンタドライバ19は、アプリケーション18から原稿データに基づく印刷の要求があると、ターゲット装置30a又はハンドリング装置30bに印刷指示データを送信することにより、これらの装置における原稿の出力を制御するプログラムである。ここで、印刷指示データとは、例えばPDL(Page Description Language)で記述されたPDLデータである。また、印刷指示データには、解像度、階調情報、スクリーン等の画質に関する指示である画質指示と、文字、図形、イメージ等の描画命令である描画コマンドとが含まれる。本実施の形態では、電子文書の一例として、原稿データを用いており、電子文書の印刷を指示するための印刷指示情報の一例として、印刷指示データを用いている。ここで、印刷指示情報は、あくまで電子文書の印刷を指示するために用意された情報であり、電子文書の最終的な印刷までを指示する情報には限定されない。また、加工後の印刷指示情報を送信する送信手段の一例として、プリンタドライバ19を設けている。
画像ハンドリングユーティリティ20は、ハンドリング装置30bで出力される画像の画質特性をターゲット装置30aで出力される画像の画質特性に近付けるための情報を生成する処理(以下、「ターゲットマッチング処理」という)を行うユーティリティプログラムである。尚、本実施の形態では、画像ハンドリングユーティリティ20を、端末装置10で実現されるものとして説明するが、例えば、ハンドリング装置30bで実現されるものであってもよいし、独立した装置で実現されるものであってもよい。また、本実施の形態では、ターゲット装置30aの画質特性を基準としてハンドリング装置30bの画質特性をこれに近付ける例を述べるが、ターゲット装置30aの画質特性とハンドリング装置30bの画質特性の間の画質特性を採用することにより、これらの画質特性を近付けるようにしてもよい。
そして、端末装置10は、この画像ハンドリングユーティリティ20の機能として、画質特性抽出部21と、抽象化原稿生成部22と、描画オブジェクト記憶部23と、出力指示部24と、読取画像受付部25と、画質特性比較部26と、画質ターゲット情報生成部28とを備える。
画質特性抽出部21は、プリンタドライバ19から印刷指示データを受け取り、この印刷指示データから画質特性を抽出する。本実施の形態では、電子文書の特性である文書特性の一例として、画質特性のうちの描画内容に関する特性を用いている。また、文書特性を抽出する抽出手段の一例として、画質特性抽出部21を設けている。
抽象化原稿生成部22は、画質特性抽出部21が抽出した画質特性のうち描画内容に関する特性に基づいて、抽象化した原稿データ(抽象化原稿データ)を生成する。具体的には、画質特性抽出部21が抽出した画質特性に関するターゲットマッチング処理が行い易いように、その画質特性に着目した抽象化原稿データを生成する。尚、この抽象化原稿生成部22により生成される抽象化原稿データの具体例については後述する。本実施の形態では、印刷指示情報に対して加工を施す加工手段の一例として、抽象化原稿生成部22を設けている。
描画オブジェクト記憶部23は、抽象化原稿データを生成するために必要な描画オブジェクトを描画コマンドの形式で記憶したデータベースである。
出力指示部24は、抽象化原稿データをプリンタドライバ19に受け渡すことにより、プリンタドライバ19に対して抽象化原稿の出力指示を行う。
読取画像受付部25は、後述するようにターゲット装置30a及びハンドリング装置30bで抽象化原稿が読み取られると、読み取りで得られた画像(読取画像)をネットワーク80を通じて受け付ける。
画質特性比較部26は、読取画像受付部25がターゲット装置30aから受け付けた読取画像と、読取画像受付部25がハンドリング装置30bから受け付けた読取画像とを比較する。そして、画質特性抽出部21が抽出した画質特性のうち描画内容に関する特性と、これらの読取画像とを対応付ける。
画質ターゲット情報生成部28は、画質特性比較部26による読取画像の比較結果に基づいて、ハンドリング装置30bで出力される画像の画質特性をターゲット装置30aで出力される画像の画質特性に近付けるための情報(以下、「画質ターゲット情報」という)を生成する。本実施の形態では、画質特性変更情報の一例として、画質ターゲット情報を用いている。また、画質特性変更情報を生成する生成手段の一例として、画質ターゲット情報生成部28を設けている。
次に、ターゲット装置30aの機能構成について説明する。
図示するように、ターゲット装置30aは、画像処理部40aと、画像形成部50aと、画像読取部60aとを含んでいる。
このうち、画像処理部40aは、プリンタドライバ19からネットワーク80を通じて送信された印刷指示データに基づいて、画像処理を行い、画像データを出力する。
画像形成部50aは、画像処理部40aが出力した画像データに基づいて紙等の媒体に画像を形成し、原稿(抽象化原稿を含む)を出力する。本実施の形態では、他の画像形成装置、第2の画像形成装置の一例として、画像形成部50aを設けている。
画像読取部60aは、画像形成部50aが出力した原稿を読み取り、読取画像をネットワーク80を通じて読取画像受付部25に送信する。尚、この画像読取部60aは、画像形成部50aが出力した原稿を人手を介することなく読み取るインラインスキャナであってもよい。また、画像形成部50aとは別のスキャナ単体であってもよく、本実施の形態では2台の画像処理装置30の調整に関して記載しているが、例えば画像処理装置30が3台ある場合に、そのうち2台の画像処理装置30の画像形成部50の出力を1つのスキャナを用いて読み取ってもよい。本実施の形態では、第2の画像読取装置の一例として、画像読取部60aを設けている。
ここで、画像処理部40aについて更に詳しく説明すると、画像処理部40aは、入力情報通知部41aと、描画処理部42aと、色再現処理部43aと、中間調処理部44aとを備える。
入力情報通知部41aは、プリンタドライバ19からネットワーク80を通じて入力された印刷指示データを描画処理部42aに通知する。
描画処理部42aは、入力情報通知部41aから通知された印刷指示データに含まれる描画コマンドに基づいて画像データを描画する。
色再現処理部43aは、描画処理部42aにより描画された画像データに対して各種の色再現処理を施す。ここで、色再現処理としては、描画コマンドにおける特定の色空間の色信号をトナーの色を成分とする別の色空間の色信号に変換する処理、色信号を色再現範囲内の別の色信号へ変換する処理、色信号の階調を補正する処理等がある。
中間調処理部44aは、スクリーン処理等により擬似中間調の画像を生成する。
次いで、ハンドリング装置30bの機能構成について説明する。
図示するように、ハンドリング装置30bは、画像処理部40bと、画像形成部50bと、画像読取部60bと、画像ハンドリング部70とを含んでいる。
このうち、画像処理部40bは、プリンタドライバ19からネットワーク80を通じて送信された印刷指示データに基づいて、画像処理を行い、画像データを出力する。
画像形成部50bは、画像処理部40bが出力した画像データに基づいて紙等の媒体に画像を形成し、原稿(抽象化原稿を含む)を出力する。本実施の形態では、画像形成装置、第1の画像形成装置の一例として、画像形成部50bを設けている。
画像読取部60bは、画像形成部50bが出力した原稿を読み取り、読取画像をネットワーク80を通じて読取画像受付部25に送信する。尚、この画像読取部60bは、画像形成部50bが出力した原稿を人手を介することなく読み取るインラインスキャナであってもよい。また、画像形成部50bとは別のスキャナ単体であってもよく、本実施の形態では2台の画像処理装置30の調整に関して記載しているが、例えば画像処理装置30が3台ある場合に、そのうち2台の画像処理装置30の画像形成部50の出力を1つのスキャナを用いて読み取ってもよい。本実施の形態では、画像読取装置、第1の画像読取装置の一例として、画像読取部60bを設けている。
画像ハンドリング部70は、ターゲット装置30aで出力される画像の画質特性に近い画質特性で画像を出力するための処理(以下、「画像ハンドリング処理」という)を行う。
ここで、画像処理部40bについて更に詳しく説明すると、画像処理部40bは、入力情報通知部41bと、描画処理部42bと、色再現処理部43bと、中間調処理部44bとを備える。
入力情報通知部41bは、プリンタドライバ19からネットワーク80を通じて入力された印刷指示データを描画処理部42b及び画像ハンドリング部70に通知する。
描画処理部42bは、入力情報通知部41bから通知された印刷指示データに含まれる描画コマンドに基づいて画像データを描画する。その際、画像ハンドリング部70による決定に基づく描画処理を行う。
色再現処理部43bは、描画処理部42bにより描画された画像データに対して各種の色再現処理を施す。ここで、色再現処理としては、描画コマンドにおける特定の色空間の色信号をトナーの色を成分とする別の色空間の色信号に変換する処理、色信号を色再現範囲内の別の色信号へ変換する処理、色信号の階調を補正する処理等がある。その際、画像ハンドリング部70による決定に基づく色再現処理を行う。
中間調処理部44bは、スクリーン処理等により擬似中間調の画像を生成する。その際、画像ハンドリング部70による決定に基づく中間調処理を行う。
また、画像ハンドリング部70について更に詳しく説明すると、画像ハンドリング部70は、指示判定部71と、描画判定部72と、画像ハンドリングターゲット決定部73と、画質ターゲット情報記憶部74と、画像ハンドリングパラメータ記憶部75とを備える。
指示判定部71は、入力情報通知部41bから通知された印刷指示データに含まれる画質指示の内容を判定する。
描画判定部72は、入力情報通知部41bから通知された印刷指示データに含まれる描画コマンドの内容を判定する。
画像ハンドリングターゲット決定部73は、指示判定部71が内容を判定した画質指示と、画質ターゲット情報記憶部74に記憶された画質ターゲット情報とに基づいて、画像ハンドリング処理の目標となる画質特性を決定する。
画質ターゲット情報記憶部74は、画像ハンドリングユーティリティ20の画質ターゲット情報生成部28により生成された画質ターゲット情報を記憶する。
画像ハンドリングパラメータ記憶部75は、画像ハンドリングターゲット決定部73により決定された画質特性で画像を出力する画像ハンドリング処理で用いられる画像ハンドリングパラメータを記憶する。
次に、本実施の形態における画像ハンドリングシステムの動作について説明する。
まず、画像ハンドリングシステムにおけるターゲットマッチング処理時の動作について説明する。
図3は、このときの画像ハンドリングユーティリティ20の動作例を示したフローチャートである。
ユーザは、アプリケーション18上で、画質特性を合わせたい原稿データと、画質特性を合わせる目標となるターゲット装置30aと、画質特性をその目標に合わせる対象であるハンドリング装置30bとを指定する。これにより、プリンタドライバ19が原稿データに基づく印刷を指示する印刷指示データを生成すると、画像ハンドリングユーティリティ20の動作が開始する。
画像ハンドリングユーティリティ20では、まず、画質特性抽出部21が、指定された原稿データに基づく印刷を指示する印刷指示データをプリンタドライバ19から取得する(ステップ201)。そして、その印刷指示データから画質特性を抽出する(ステップ202)。具体的には、印刷指示データにおける描画コマンドから、文字、イメージ、図形といった描画内容に関する特性を抽出する。例えば、原稿データが名刺である場合、名前部分を文字として、顔写真部分をイメージとして、コーポレートロゴ部分を図形として抽出する。
次に、抽象化原稿生成部22が、ステップ201で画質特性抽出部21が抽出した描画内容に関する特性を重視しつつ原稿データを抽象化した抽象化原稿データを生成する(ステップ203)。尚、このとき、抽象化原稿データは、描画オブジェクト記憶部23に記憶された描画オブジェクトを用いて生成される。
そして、出力指示部24が、ステップ203で抽象化原稿生成部22が生成した抽象化原稿データをプリンタドライバ19に渡すことにより、ターゲット装置30a及びハンドリング装置30bでの抽象化原稿の出力を指示する(ステップ204)。すると、プリンタドライバ19は、抽象化原稿データに基づく印刷を指示する印刷指示データをターゲット装置30a及びハンドリング装置30bに出力し、これにより、ターゲット装置30aは画像形成部50aで、ハンドリング装置30bは画像形成部50bで、それぞれ抽象化原稿を出力することになる。
その後、画像形成部50aで出力された抽象化原稿は画像読取部60aで、画像形成部50bで出力された抽象化原稿は画像読取部60bでそれぞれ読み取られ、ネットワーク80を通じて画像ハンドリングユーティリティ20に渡される。
すると、画像ハンドリングユーティリティ20では、まず、読取画像受付部25がこれらの読取画像を受け付ける(ステップ205)。
次に、画質特性比較部26が、読取画像受付部25から読取画像を受け取り、これらの読取画像に基づいて、ターゲット装置30aの画質特性とハンドリング装置30bの画質特性とを比較する。具体的には、画質特性抽出部21が抽出した描画内容に関する特性に対して、読取画像受付部25が受け付けたターゲット装置30aでの読取画像から得られる画質特性と、読取画像受付部25が受け付けたハンドリング装置30bでの読取画像から得られる画質特性との対応付けを行う(ステップ206)。
そして、画質特性比較部26は、全ての画質特性(描画内容に関する特性)について対応付けが終了したかどうかを判定する(ステップ207)。
その結果、全ての画質特性について対応付けが終了していないと判定すれば、画質特性比較部26は、ステップ206に戻り、描画内容に関する特性に対して、ターゲット装置30aでの読取画像から得られる画質特性と、ハンドリング装置30bでの読取画像から得られる画質特性との対応付けを繰り返す。
一方、全ての画質特性について対応付けが終了したと判定すれば、画質特性比較部26は、対応付けの結果を画質ターゲット情報生成部28に渡し、画質ターゲット情報生成部28が、画質ターゲット情報を生成してファイルに保存する(ステップ208)。そして、画質ターゲット情報をネットワーク80を通じてハンドリング装置30bの画像ハンドリング部70に送信する(ステップ209)。これにより、画像ハンドリング部70では、画質ターゲット情報が画質ターゲット情報記憶部74に記憶される。
ここで、図3のステップ201でプリンタドライバ19から取得する印刷指示データについて説明する。
図4は、印刷指示データに含まれる画質指示について示した図である。
画質ターゲット情報が生成された後であれば、画質指示として、画質ターゲット情報を指定する情報や、画質ターゲット情報を保存したファイルが含まれることもあるが、ここでは、プリンタドライバ19上での画質に関する印刷設定のみを示している。具体的には、解像度、階調情報、スクリーン、色味等の画質項目ごとの印刷設定が示されており、「Index」によって印刷設定のセットが識別できるようになっている。
尚、ここで示した画質項目はあくまで一例であり、これら以外にも、入力色信号(例えば、CMYK、RGB)に対する色再現、入力線幅指定(例えば、mm、pixel)に対する細線再現、オブジェクトごとの画像処理ポリシー(OOR/OOH)、スクリーン角度、オブジェクトの描画方法(ラスタかベクタか)等が考えられる。
図5は、印刷指示データに含まれる描画コマンドについて示した図である。
図では、描画コマンドに対して、その描画コマンドによる実際の描画の内容を示している。ここで、例えば文字描画1と文字描画2のように、同じ原稿データに対して、実際の描画内容が異なる場合がある。このような場合、ハンドリング装置30bの画質特性をターゲット装置30aの画質特性に合わせることが困難になることがある。そのため、ターゲット装置30aにおける描画内容を出力結果から予測し、これをハンドリング装置30bにも反映することで、出力結果をより近付ける。
また、図3のステップ203で生成される抽象化原稿データについて説明する。尚、ここでは、原稿の画像上での加工として図示するが、実際には描画コマンド上で加工が行われる。
まず、原稿データをその重要な部分に着目して加工することで生成される抽象化画像データの例について説明する。
図6は、重要な部分に着目した加工で生成される抽象化原稿データの第1の例を示した図である。(a)が抽象化前の原稿データを示し、(b)が抽象化原稿データを示している。
この第1の例は、特定色の一例である繰り返し使われている色がある場合、その色を正確に読み取るためのパッチを同じ位置に配置する加工を行う例である。具体的には、原稿データには、ロゴ「AX」を含む名刺大の矩形領域が、縦3列、横2列に繰り返し配置されている。そこで、ロゴ「AX」の中心色で塗りつぶした矩形領域を、縦3列、横2列に繰り返し配置することで、抽象化原稿を生成している。ここで、ロゴ「AX」の中心色としては、ロゴ内の色の出現頻度を分析し、最も多く出現している色を採用すればよい。尚、ここでは、特定色として、繰り返し使われている色を用いたが、繰り返し使われていない色を用いてもよい。特定色には、例えば、コーポレートカラー、赤、ロゴ色等も含まれる。
図7は、重要な部分に着目した加工で生成される抽象化原稿データの第2の例を示した図である。(a)が抽象化前の原稿データを示し、(b)が抽象化原稿データを示している。
この第2の例は、用紙端に印字される重要な部分を正確に読み取るために印字位置を変える加工を行う例である。具体的には、原稿データには、ロゴ「AX」を含む名刺大の部分領域が右下に配置されているが、ターゲット装置30a及びハンドリング装置30bで出力する際の面内ムラによって濃度が薄くなる虞がある。そこで、ロゴ「AX」を面内ムラによる影響を比較的受け難い中央部分に移動させている。
図8は、重要な部分に着目した加工で生成される抽象化原稿データの第3の例を示した図である。(a)が抽象化前の原稿データを示し、(b)が抽象化原稿データを示している。
この第3の例は、用紙端に印字される重要な部分を正確に読み取るために、その部分の中心色を正確に読み取るためのパッチを繰り返し配置する加工を行う例である。
尚、図6〜8に示した抽象化原稿データを生成するには、ロゴ「AX」を含む名刺大の矩形領域を重要な部分として抽出する必要がある。例えば、描画コマンドを解析し、同じ描画内容が繰り返されていることや1つの描画内容のみが含まれていることを検出することにより、重要な部分の抽出は行われる。ここで、重要な部分は、電子文書を構成する重要と判断される特定要素の一例である。他には、特定色の要素や、合わせたい要素として事前に指定された要素等も特定要素に含まれる。また、このような抽象化原稿データを生成するための加工は、特定要素の画像の形成又は読み取りの正確性を向上させる加工と捉えることもできる。
次に、原稿データをオブジェクトに着目して加工することで生成される抽象化画像データの例について説明する。
図9は、オブジェクトに着目した加工で生成される抽象化原稿データの第1の例を示した図である。(a)が抽象化前の原稿データを示し、(b)が抽象化原稿データを示している。
この第1の例は、様々なオブジェクトが描画される場合に、ターゲット装置30aの各オブジェクトに対する画像処理ポリシーを抽出するための加工を行う例である。オブジェクトには、文字、線画、イメージがあり、「T」が文字を、「G」が線画を、「I」がイメージをそれぞれ表している。例えば、画像処理装置には、線画とイメージに対して異なる画像処理(色変換等)のポリシーを適用するものと、線画とイメージに対して同じ画像処理(色変換等)のポリシーを適用するものとがあるが、このような画像処理ポリシーの違いがこの抽象化原稿データを用いて抽出される。
図10は、オブジェクトに着目した加工で生成される抽象化原稿データの第2の例を示した図である。(a)が抽象化前の原稿データを示し、(b)が抽象化原稿データを示している。
この第2の例は、原稿に線が描画される場合に、線幅を指定する加工を行う例である。例えば、アプリケーション18上で線幅が3ドットラインであったにも関わらず、画像処理装置によって、線幅が100μmで出力されたり80μmで出力されたりすることがあるが、このような線幅に関する特性の違いがこの抽象化原稿データを用いて抽出される。
尚、ここでは、図6〜10に示した抽象化原稿データを、重要な部分に着目した加工で生成されるものと、オブジェクトに着目した加工で生成されるものとに分類して説明したが、この分類方法はあくまで一例である。例えば、抽象化原稿データを、原稿データにテストパターンを付加して得られるものと、原稿データをテストパターンに置き換えて得られるものと、原稿データ自体を加工して得られるものとに分類してもよい。この場合、特に、図9、10に示した抽象化原稿データは、原稿データを予め保持しているテストパターンに置き換えて得られるものに該当する。
更に、図3のステップ208で生成される画質ターゲット情報について説明する。
図11は、画質ターゲット情報の具体例を示した図である。
図中、「Image/」の部分は、色やスクリーンに関する目標を記述する部分である。そして、「Color/」の部分において、「Intent=Perceptual」は、色域マッピングを知覚重視で行うことを、「Gray=Normal」は、通常の方法でK版を生成することを、それぞれ示しており、全体的な色再現に関する目標記述の例である。一方、「RGB」、「CMYK」等は、特定の色に対する目標記述の例である。
また、「Other/」の部分は、画像処理のポリシーに関する目標を記述する部分である。「Policy/」の部分において、「OOR=OFF」は、オブジェクトごとにレンダリング処理を変えないことを、「OOH=OFF」は、オブジェクトごとにスクリーン処理を変えないことを、それぞれ示している。
尚、ここでは、画質ターゲット情報を構造型文書の形式で示したが、これはあくまで一例であって、これに限られるものではない。
また、このような画質ターゲット情報は、複数の画像ハンドリングシステムで共有してもよい。
次に、画像ハンドリングシステムにおける画像ハンドリング処理時の動作について説明する。
図12は、このときの画像ハンドリング部70の動作例を示したフローチャートである。
ユーザは、アプリケーション18上で、画質特性を合わせたい原稿データと、原稿を出力したいハンドリング装置30bとを指定する。これにより、プリンタドライバ19が原稿データに基づく印刷を指示する印刷指示データを生成して入力情報通知部41bに送信し、入力情報通知部41bがこれを受信すると、画像ハンドリング部70の動作が開始する。尚、この動作例では、図3のステップ209でハンドリング装置30b内に記憶した画質ターゲット情報を読み出して利用する第1のケース、図3のステップ208で端末装置10内に保存した画質ターゲット情報を添付して利用する第2のケース、画質ターゲット情報を利用しない第3のケースを想定している。
画像ハンドリング部70では、まず、指示判定部71及び描画判定部72が、指定された原稿データに基づく印刷を指示する印刷指示データを入力情報通知部41bから取得する(ステップ701)。
そして、指示判定部71が、印刷指示データに含まれる画質指示の内容を判定し、描画判定部72が、印刷指示データに含まれる描画コマンドの内容を判定し、これらの判定結果を画像ハンドリングターゲット決定部73に伝える(ステップ702)。ここで、画質指示は、上記第1のケースでは、画質ターゲット情報を指定する情報と画質に関する印刷設定とを含み、上記第2のケースでは、画質ターゲット情報を保存したファイルと画質に関する印刷設定とを含み、上記第3のケースでは、画質に関する印刷設定のみを含む。そこで、画質指示の内容の判定では、画質指示がこれらの何れに該当するかも判定する。
次に、画像ハンドリングターゲット決定部73は、指示判定部71から伝えられた判定結果によって、画質指示が画質ターゲット情報を指定する情報を含むことが示されているかどうかを判定する(ステップ703)。その結果、画質指示が画質ターゲット情報を指定する情報を含むことが示されていれば、既に画質ターゲット情報記憶部74に記憶されている画質ターゲット情報の中から指定された画質ターゲット情報を選択する(ステップ704)。そして、画質ターゲット情報と、印刷設定とに基づいて、画像ハンドリングの目標を決定する(ステップ707)。
また、画質指示が画質ターゲット情報を指定する情報を含むことが示されていなければ、画像ハンドリングターゲット決定部73は、指示判定部71から伝えられた判定結果によって、画質指示が画質ターゲット情報を保存したファイルを含むことが示されているかどうかを判定する(ステップ705)。その結果、画質指示が画質ターゲット情報を保存したファイルを含むことが示されていれば、そのファイルに保存された画質ターゲット情報を一時的にその印刷指示データのみに適用する画質ターゲット情報として取得する(ステップ706)。そして、画質ターゲット情報と、印刷設定とに基づいて、画像ハンドリングの目標を決定する(ステップ707)。
更に、画質指示が画質ターゲット情報を保存したファイルを含むことが示されていなければ、画像ハンドリングターゲット決定部73は、印刷設定のみに基づいて、画像ハンドリングの目標を決定する(ステップ708)。
その後、画像ハンドリングターゲット決定部73は、ハンドリング装置30bで出力される画像の画質特性をステップ707又はステップ708で決定された目標に近付けるためのデータを、描画処理部42b、色再現処理部43b、中間調処理部44bの各処理部に供給する(ステップ709)。尚、この場合、ハンドリング装置30bで出力される画像の画質特性を目標に近付けるために、描画コマンドの書き換えが必要であれば、描画判定部72で内容の判定が行われた描画コマンドを書き換えて描画処理部42bに供給する。また、画像ハンドリングターゲット決定部73が各処理部に供給するデータを生成する際には、画像ハンドリングパラメータ記憶部75に記憶された画像ハンドリングパラメータも用いられる。
次に、端末装置10のハードウェア構成について説明する。
図13は、端末装置10のハードウェア構成を示した図である。
図示するように、端末装置10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)11と、記憶手段であるメインメモリ12及び磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)13とを備える。ここで、CPU11は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、上述した各機能を実現する。また、メインメモリ12は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置13は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
更に、端末装置10は、外部との通信を行うための通信I/F14と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構15と、キーボードやマウス等の入力デバイス16とを備える。
最後に、ターゲット装置30a及びハンドリング装置30bとして機能する画像処理装置30の機構について説明する。
図14は、画像処理装置30の構成例を示した図である。この画像処理装置30は、所謂タンデム型のカラープリンタであり、画像データに基づき画像形成を行う画像形成部50と、画像処理装置30全体の動作を制御する主制御部31とを備えている。更には、例えばPC等との通信を行って印刷指示データを受信する通信部32と、原稿から画像を読み取って読取画像を生成する画像読取部60と、通信部32で受信した印刷指示データや画像読取部60で生成した読取画像等に対し予め定めた画像処理を施すことで画像データを取得して画像形成部50に転送する画像処理部40と、ユーザからの操作入力の受付やユーザに対する各種情報の表示を行うユーザインターフェース(UI)部33とを備えている。
画像形成部50は、例えば電子写真方式により画像を形成する構成部であって、並列して配置される4つの画像形成ユニット51Y,51M,51C,51K(以下、「画像形成ユニット51」という)を備えている。各画像形成ユニット51は、機能部材として、例えば、矢印A方向に回転しながら静電潜像が形成され、その後にトナー像が形成される感光体ドラム52と、感光体ドラム52の表面を予め定められた電位で帯電する帯電器53と、帯電器53により帯電された感光体ドラム52を画像データに基づいて露光する露光器54と、感光体ドラム52上に形成された静電潜像を各色トナーにより現像する現像器55と、転写後の感光体ドラム52表面を清掃するドラムクリーナ56とを備えている。
画像形成ユニット51各々は、現像器55に収容されるトナーを除いて略同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
また、画像形成部50は、各画像形成ユニット51の感光体ドラム52にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト61と、各画像形成ユニット51にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト61に順次転写(一次転写)する一次転写ロール62とを備えている。更に、中間転写ベルト61上に重畳して転写された各色トナー像を記録媒体(記録紙)である用紙Pに一括転写(二次転写)する二次転写ロール63と、二次転写された各色トナー像を用紙P上に定着させる定着器65とを備えている。
画像形成部50の画像形成ユニット51各々は、上記の機能部材を用いた電子写真プロセスによりイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色トナー像を形成する。各画像形成ユニット51にて形成された各色トナー像は、一次転写ロール62により中間転写ベルト61上に順に静電転写され、各色トナーが重畳された合成トナー像を形成する。中間転写ベルト61上の合成トナー像は、中間転写ベルト61の移動(矢印B方向)に伴って二次転写ロール63が配置された二次転写領域Trに搬送され、用紙収容容器35から供給される用紙P上に一括して静電転写される。その後、用紙P上に静電転写された合成トナー像は、定着器65によって定着処理を受けて用紙P上に定着される。そして、定着画像が形成された用紙Pは、画像処理装置30の排出部に設けられた用紙積載部36に搬送され集積される。
一方、一次転写後に感光体ドラム52に付着しているトナー(一次転写残トナー)、及び、二次転写後に中間転写ベルト61に付着しているトナー(二次転写残トナー)は、それぞれドラムクリーナ56及びベルトクリーナ64によって除去される。
このようにして、画像処理装置30での画像形成処理がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返し実行される。
ここで、この画像処理装置30において、画像形成部50及び画像読取部60は、それぞれの基準の特性に近付けるためにキャリブレーションされていることが望ましい。
また、画像処理装置30は、画質特性抽出部21が抽出した画質特性に応じて、事前処理を行うようにしてもよい。このような事前処理としては、画像処理部40における階調補正、画像形成部50におけるレジ補正、複数枚ランニング等がある。
更に、画像読取部60は、画質特性抽出部21が抽出した画質特性に応じて、画像読取部60aの読み取り精度や読み取り位置等を変化させてもよい。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…端末装置、18…アプリケーション、19…プリンタドライバ、20…画像ハンドリングユーティリティ、21…画質特性抽出部、22…抽象化原稿生成部、23…描画オブジェクト記憶部、24…出力指示部、25…読取画像受付部、26…画質特性比較部、28…画質ターゲット情報生成部、30a…ターゲット装置、30b…ハンドリング装置、40a,40b…画像処理部、50a,50b…画像形成部、60a,60b…画像読取部、70…画像ハンドリング部、71…指示判定部、72…描画判定部、73…画像ハンドリングターゲット決定部、74…画質ターゲット情報記憶部、75…画像ハンドリングパラメータ記憶部

Claims (10)

  1. 電子文書の印刷を指示するための印刷指示情報から、当該電子文書の特性である文書特性を抽出する抽出手段と、
    第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と、第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを、前記抽出手段により抽出された前記文書特性に着目して比較するための加工を、前記印刷指示情報に対して施す加工手段と、
    前記加工手段による加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第1の画像形成装置で形成された画像を読み取って得られた読取画像と、前記加工手段による加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第2の画像形成装置で形成された画像を読み取って得られた読取画像とを用いて、当該第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と当該第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを近付けるための画質特性変更情報を生成する生成手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記抽出手段は、前記電子文書を構成する重要と判断される特定要素の情報を、前記文書特性として抽出し、
    前記加工手段は、前記特定要素の画像の形成又は読み取りの正確性を向上させる加工を、前記印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記加工手段は、前記印刷指示情報により指示される特定色の印刷範囲を拡大する加工を、当該印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記加工手段は、前記印刷指示情報により指示される前記特定要素の媒体上での印刷位置を当該媒体の中心方向へ移動させる加工を、当該印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記加工手段は、前記印刷指示情報により指示される前記特定要素の印刷の繰り返し回数を増加させる加工を、当該印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の情報処理装置。
  6. 前記抽出手段は、前記電子文書を構成する複数の要素の情報を、前記文書特性として抽出し、
    前記加工手段は、前記印刷指示情報により印刷が指示される画像に、前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置で前記複数の要素に同じ画像処理が適用されるか否かを知るための画像を含める加工を、当該印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の情報処理装置。
  7. 前記抽出手段は、前記電子文書を構成する線状の要素の情報を、前記文書特性として抽出し、
    前記加工手段は、前記印刷指示情報により印刷が指示される画像に、前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置で前記線状の要素の幅がどのように変化して印刷されるかを知るための画像を含める加工を、当該印刷指示情報に対して施すことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の情報処理装置。
  8. 電子文書の印刷を指示するための印刷指示情報を送信する情報送信装置と、
    前記情報送信装置により送信された前記印刷指示情報に基づいて媒体に画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置により媒体に形成された画像を読み取る画像読取装置と
    を備え、
    前記情報送信装置は、
    前記電子文書の特性である文書特性を前記印刷指示情報から抽出する抽出手段と、
    前記画像形成装置で形成される画像の画質特性と、当該画像形成装置とは異なる他の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを、前記抽出手段により抽出された前記文書特性に着目して比較するための加工を、前記印刷指示情報に対して施す加工手段と、
    前記加工手段による加工後の前記印刷指示情報を前記画像形成装置及び前記他の画像形成装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記画像形成装置で形成された画像を前記画像読取装置で読み取って得られた読取画像と、前記送信手段により送信された加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記他の画像形成装置で形成された画像を読み取って得られた読取画像とを用いて、当該画像形成装置で形成される画像の画質特性と当該他の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを近付けるための画質特性変更情報を生成する生成手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  9. 電子文書の印刷を指示するための印刷指示情報を送信する情報送信装置と、
    前記情報送信装置により送信された前記印刷指示情報に基づいて媒体に画像を形成する第1の画像形成装置と、
    前記第1の画像形成装置により媒体に形成された画像を読み取る第1の画像読取装置と、
    前記情報送信装置により送信された前記印刷指示情報に基づいて媒体に画像を形成する第2の画像形成装置と、
    前記第2の画像形成装置により媒体に形成された画像を読み取る第2の画像読取装置とを備え、
    前記情報送信装置は、
    前記電子文書の特性である文書特性を前記印刷指示情報から抽出する抽出手段と、
    前記第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と、前記第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを、前記抽出手段により抽出された前記文書特性に着目して比較するための加工を、前記印刷指示情報に対して施す加工手段と、
    前記加工手段による加工後の前記印刷指示情報を前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第1の画像形成装置で形成された画像を前記第1の画像読取装置で読み取って得られた読取画像と、前記送信手段により送信された加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第2の画像形成装置で形成された画像を前記第2の画像読取装置で読み取って得られた読取画像とを用いて、当該第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と当該第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを近付けるための画質特性変更情報を生成する生成手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  10. コンピュータに、
    電子文書の印刷を指示するための印刷指示情報から、当該電子文書の特性である文書特性を抽出する機能と、
    第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と、第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを、抽出された前記文書特性に着目して比較するための加工を、前記印刷指示情報に対して施す機能と、
    加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第1の画像形成装置で形成された画像を読み取って得られた読取画像と、加工後の前記印刷指示情報に基づいて前記第2の画像形成装置で形成された画像を読み取って得られた読取画像とを用いて、当該第1の画像形成装置で形成される画像の画質特性と当該第2の画像形成装置で形成される画像の画質特性とを近付けるための画質特性変更情報を生成する機能と
    を実現させるためのプログラム。
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