JPH1065918A - 画像形成装置および画像処理装置 - Google Patents

画像形成装置および画像処理装置

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JPH1065918A
JPH1065918A JP8237256A JP23725696A JPH1065918A JP H1065918 A JPH1065918 A JP H1065918A JP 8237256 A JP8237256 A JP 8237256A JP 23725696 A JP23725696 A JP 23725696A JP H1065918 A JPH1065918 A JP H1065918A
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昌彦 久保
Masahiro Takamatsu
雅広 高松
Nobuyuki Kato
信之 加藤
Koichiro Shinohara
浩一郎 篠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字線画部の色再現性を損なうことなく、色
背景部の文字線画部と接する境界部分での濃度低下を防
止できるようにする。 【解決手段】 画像処理部では、入力画像データSiに
より出力される画像が低濃度の色背景部中に高濃度の文
字線画部を有するとき、色背景部の文字線画部と接する
エッジ画素、および文字線画部の色背景部と接するエッ
ジ画素を検出する。その両者のエッジ画素の画素値の差
dに応じた、補正対象画素数aおよび補正量算出用の係
数をLUTから読み出す。その補正対象画素数aおよび
係数から、2次多項式によって、位置xがxo−a≦x
≦xoおよびxo≦x≦xo+aの範囲の画素に対する
画素値補正量を算出して、入力画像データSiに加算す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル複写
機、コンピュータプリンタまたはネットワークプリンタ
などの画像形成装置、およびそのような画像形成装置の
画像処理部である画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在製品化されている、デジタル複写
機、コンピュータプリンタまたはネットワークプリンタ
などの、多くの画像形成装置では、画像出力部(画像出
力装置)として、高品質の画像を高速で得ることができ
る電子写真方式が広く採用されている。
【0003】電子写真方式では、画像信号で変調された
レーザ光を帯電された感光体上に照射して、感光体上に
静電潜像を形成し、その静電潜像を現像器からの絶縁性
トナーによりトナー画像に現像し、そのトナー画像を直
接または中間転写体を介して用紙上に転写するが、その
転写方式としては、用紙または中間転写体である転写材
の背面側からのコロナ放電によって感光体上のトナー画
像を転写材上に転写する静電転写方式が広く用いられて
いる。
【0004】しかし、この静電転写方式では、出力され
る画像が色背景部などの低濃度部と接して高濃度の文字
線画部(文字または線画の画像部)を有するとき、低濃
度部の文字線画部と接する境界部分の濃度が低下する。
【0005】例えば、図13に示すように、出力される
画像が黒文字または黒線画の文字線画部21の周辺に低
濃度の色背景部22を有するとき、その色背景部22の
文字線画部21と接する、感光体上におけるレーザ光の
走査方向である主走査方向の境界部分22m、およびこ
れと直交する用紙送り方向ないし副走査方向の境界部分
22sの濃度が低下する。以後、このような濃度低下を
文字回り抜けと称する。
【0006】文字回り抜けは、カラー画像を形成するた
めに2色以上のトナー画像を多重転写する場合に生じや
すくなり、特に、図13に示すような周辺に低濃度の色
背景部22を有する黒文字部または黒線画部を、イエロ
ー、マゼンタおよびシアンの3色からなるプロセスブラ
ックによって表現する場合に顕著に生じる。
【0007】これは、図14に示すように(同図は、図
13の鎖線矢印25の位置での転写の様子を示す)、文
字線画部トナー画像21tと色背景部トナー画像22t
とのトナーパイルハイトの差によって、色背景部トナー
画像22tの文字線画部トナー画像21tの周辺部分に
おいて、感光体ドラム310と用紙などの転写材342
との間に空隙27が形成されて、転写帯電器341によ
る転写電界が低下し、色背景部トナー画像22tの文字
線画部トナー画像21tの周辺部分が転写材342上に
十分転写されなくなるためである。
【0008】そこで、特開平8−23455号には、色
背景中の文字部を検出して、文字部に対する墨版生成下
色除去の墨量係数αを制御することにより、具体的に
は、色背景中の黒文字については、α=1の100%下
色除去とし、色背景中の色文字については、α=0.5
の50%下色除去とすることにより、文字部のトナーパ
イルハイトを低くし、文字回り抜けを防止する考えが示
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、文字部のトナーパイルハイトを低くするために、
文字部に対する下色除去率を高めて文字部を構成する色
成分を墨信号に置換する方法では、文字部の色が所望の
色と異なってしまう。
【0010】さらに、パーソナルコンピュータなどのホ
ストコンピュータ上で作成した図形画像を印刷する場合
に、アプリケーション上で色背景中の文字部の、Y(イ
エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)およびK(ブ
ラック)の各色のトナーの出力網点面積率を指定して
も、画像処理装置で下色除去されることにより、YMC
のトナー画像がKのトナー画像に置き換えられてしまっ
て、クリエータが所望した出力画像が得られなくなると
いう問題を生じる。
【0011】また、文字線画部と色背景部のトナーパイ
ルハイトの差を減少させるために、感光体上に現像する
トナー重量を低下させることも考えられる。しかしなが
ら、この方法は、用紙上に定着したトナーの溶融むらを
生じ、または色再現性が劣化するなどの不都合がある。
【0012】近年、コンピュータプリンタやネットワー
クプリンタの普及に伴い、パーソナルコンピュータなど
のホストコンピュータ上で作成した文字図形画像を印刷
する機会が増加する傾向にある。このような文字図形画
像では、写真などの自然画像と比べて、文字回り抜けの
ような濃度低下が目につきやすい。そのため、コンピュ
ータプリンタやネットワークプリンタなどの画像形成装
置では、複写機などの画像形成装置に比べて、文字回り
抜けのような濃度低下が、より問題となる。
【0013】MTF特性のような、画像出力部の線形で
対称な出力特性を補正する方法としては、デジタルフィ
ルタ処理により入力画像データを補正する方式が広く用
いられている。しかしながら、デジタルフィルタ処理で
は、上述したように画像出力部の非線形かつ非対称な出
力特性に基づく文字回り抜けのような濃度低下を軽減な
いし防止することは不可能である。
【0014】そこで、この発明は、文字線画部に対して
色再現性を損なうような下色除去をしなくても、かつ感
光体上に現像するトナー重量を低下させる場合のように
トナーの溶融むらや色再現性の劣化などの画質上の問題
を生じることなく、色背景部などの低濃度部の文字線画
部と接する境界部分での濃度低下を防止することができ
るようにしたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明では、記録媒体
上に画像を形成する画像形成装置において、画素ごとに
記録媒体上での位置情報と画素値情報とを有する、多数
画素についての入力画像データを取得する画像取得手段
と、その入力画像データが、低濃度画素値部分と接し
て、これに対して画素値が所定値以上変化する、文字ま
たは線画の画像部としての高濃度画素値部分を有すると
きの、その高濃度画素値部分と前記低濃度画素値部分と
の境界のエッジ画素を抽出するエッジ抽出手段と、その
抽出されたエッジ画素が有する位置情報および画素値情
報に基づいて、前記入力画像データのうちの前記低濃度
画素値部分の画素値を補正する補正手段と、を設ける。
【0016】また、この発明では、ページ単位で画像を
形成するための画像情報を処理する画像処理装置におい
て、画素ごとにページ上での位置情報と画素値情報とを
有する、多数画素についての入力画像データを取得する
画像取得手段と、その入力画像データが、低濃度画素値
部分と接して、これに対して画素値が所定値以上変化す
る、文字または線画の画像部としての高濃度画素値部分
を有するときの、その高濃度画素値部分と前記低濃度画
素値部分との境界のエッジ画素を抽出するエッジ抽出手
段と、その抽出されたエッジ画素が有する位置情報およ
び画素値情報に基づいて、前記入力画像データのうちの
前記低濃度画素値部分の画素値を補正する補正手段と、
を設ける。
【0017】
【作用】上記のように構成した、この発明の画像形成装
置または画像処理装置においては、装置の画像取得手段
に、画素ごとに記録媒体上またはページ上での位置情報
と画素値情報とを有する入力画像データが入力され、ま
たは装置の画像取得手段に画像情報が入力されて、その
画像情報が画像取得手段において、画素ごとに記録媒体
上またはページ上での位置情報と画素値情報とを有する
入力画像データに展開される。
【0018】そして、装置のエッジ抽出手段において、
その画像取得手段で取得された入力画像データが、低濃
度画素値部分と接して、これに対して画素値が所定値以
上変化する、文字または線画の画像部としての高濃度画
素値部分を有するときの、その高濃度画素値部分と低濃
度画素値部分との境界のエッジ画素が検出され、装置の
補正手段において、その検出されたエッジ画素が有する
位置情報および画素値情報に基づいて、入力画像データ
のうちの低濃度画素値部分の画素値が補正される。
【0019】したがって、出力される画像が低濃度部と
接して高濃度の文字線画部を有するとき、その低濃度部
においては、その画素の画素値が補正されることなく記
録媒体上に出力されたときに生じる濃度低下が防止され
るように、その画素の画素値が補正されて、その補正後
の画素値が、装置内の画像出力部または装置外の画像出
力装置において記録媒体上に出力されることになる。し
たがって、低濃度部の文字線画部と接する境界部分での
濃度低下が防止される。
【0020】
【発明の実施の態様】
〔実施例1…図1〜図8〕図1は、この発明の画像処理
装置の一例を搭載した、この発明の画像形成装置の一例
としての、デジタルカラー複写機の全体構成を示す。こ
の例の画像形成装置、すなわち複写機は、画像入力部1
00、画像処理部200および画像出力部300を備え
る。画像入力部100では、原稿上の画像が、CCDセ
ンサなどからなるスキャナにより、例えば16画素/m
m(400画素/インチ)の解像度で読み取られて、R
(赤)、G(緑)、B(青)の各色につき8ビット、2
56階調のデジタルデータからなる入力画像信号が得ら
れる。
【0021】画像処理部200は、この発明の画像処理
装置の一例で、この画像処理部200では、画像入力部
100からの入力画像信号から、画像出力部300での
記録色であるY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シ
アン)、K(ブラック)の各色につき8ビット、256
階調のデジタルデータからなる画像記録信号が形成され
るとともに、後述するように、その画像記録信号の画素
値が補正される。
【0022】すなわち、図2は画像処理部200の一例
を示し、画像入力部100からのRGB3色の信号R
i,Gi,Biが、透過中性濃度変換手段210によ
り、透過中性濃度の信号Re,Ge,Beに変換され、
その透過中性濃度の信号Re,Ge,Beが、色補正手
段220により、透過中性濃度のYMC3色の信号Y
e,Me,Ceに変換され、その透過中性濃度の信号Y
e,Me,Ceが、墨版生成下色除去手段230によ
り、下色除去されたYMC3色の信号Yei,Mei,
Ceiと墨信号Keiに変換され、その信号Yei,M
ei,Cei,Keiが、階調補正手段240により階
調補正されて、YMCK4色の信号Yi,Mi,Ci,
Kiからなる画像信号に変換される。
【0023】この信号Yi,Mi,Ci,Kiが、入力
画像データとして、データ補正部250に供給されて、
後述するように画素値が補正される。また、この例で
は、コンピュータなどの外部機器からの色信号Scが、
外部機器インタフェース260を通じて画像処理部20
0に取り込まれて、データ補正部250に供給され、信
号Yi,Mi,Ci,Kiと同様に画素値が補正され
る。
【0024】そして、データ補正部250からの画素値
が補正されたYMCK4色の信号Yo,Mo,Co,K
oが、画像処理部200からの出力画像データとして、
画像出力部300に供給される。
【0025】墨版生成下色除去手段230としては、通
常よく用いられるスケルトンUCR方式を用いることが
できるが、色再現性を考慮して、下色除去率は例えば5
0%とする。
【0026】透過中性濃度変換手段210および階調補
正手段240としては、例えば1次元のルックアップテ
ーブルを用いる。色補正手段220としては、通常よく
用いられる3×3の行列演算による線形マスキング法を
利用することができるが、3×6,3×9などの非線形
マスキング法を用いてもよい。ただし、いずれも、その
他の公知の方法を用いてもよい。
【0027】画像出力部300は、電子写真方式の、か
つ静電転写方式によるものである。図1および図2に示
すように、画像出力部300はスクリーンジェネレータ
390を有し、画像処理部200からの出力画像データ
は、このスクリーンジェネレータ390により、画素値
に応じてパルス幅が変調された二値信号、すなわちスク
リーン信号に変換される。
【0028】図1に示すように、画像出力部300で
は、スクリーンジェネレータ390からのスクリーン信
号により、レーザ光スキャナ380のレーザダイオード
381が駆動されて、レーザダイオード381から、す
なわちレーザ光スキャナ380から、レーザ光Lが得ら
れ、そのレーザ光Lが感光体ドラム310上に照射され
る。
【0029】感光体ドラム310は、静電潜像形成用の
帯電器320により帯電され、レーザ光スキャナ380
からのレーザ光Lが照射されることによって、感光体ド
ラム310上に静電潜像が形成される。
【0030】その静電潜像が形成された感光体ドラム3
10に対して、回転現像器330のKYMCの現像器3
31,332,333,334が当接することによっ
て、感光体ドラム310上に形成された各色の静電潜像
がトナー画像に現像される。
【0031】そして、用紙トレイ301上の用紙が、給
紙装置部302により転写ドラム340上に送られ、巻
装されるとともに、転写帯電器341により用紙の背面
からコロナ放電が与えられることによって、感光体ドラ
ム310上の現像されたトナー画像が、用紙上に転写さ
れる。出力画像が多色画像の場合には、用紙が2〜4回
繰り返して感光体ドラム310に当接させられることに
よって、KYMC4色中の複数色の画像が多重転写され
る。
【0032】転写後の用紙は、定着器370に送られ、
トナー画像が、加熱溶融されることによって用紙上に定
着される。感光体ドラム310は、トナー画像が用紙上
に転写された後、クリーナ350によってクリーニング
され、前露光器360によって再使用の準備がなされ
る。
【0033】この例は、特に、カラー画像の形成時に
は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの順
に、感光体ドラム310上にトナー画像が形成され、同
じ順序で、そのトナー画像が転写ドラム340上の用紙
上に転写されるようにした場合である。
【0034】この例では、現像剤として、平均粒経が7
μmの絶縁性トナーと平均粒経が50μmの磁性粒子
(フェライトキャリア)とを混合したものを用い、トナ
ーの濃度を7%とした。
【0035】マゼンタトナーとしては、ポリエステル系
のメインバインダ100重量部に、C.I.ピグメント
レッド57:1顔料を4重量部、帯電制御剤4重量部お
よび外添剤を加えたものを用いた。シアントナーとして
は、ポリエステル系のメインバインダ100重量部に、
C.I.ピグメントブルー15:3顔料を4重量部、帯
電制御剤4重量部および外添剤を加えたものを用いた。
イエロートナーとしては、ポリエステル系のメインバイ
ンダ100重量部に、C.I.ピグメントイエロー17
顔料を4重量部、帯電制御剤4重量部および外添剤を加
えたものを用いた。ブラックトナーとしては、ポリエス
テル系のメインバインダ100重量部に、カーボンブラ
ック4重量部、帯電制御剤4重量部および外添剤を加え
たものを用いた。
【0036】上記の例の画像形成装置、すなわち複写機
において、画像処理部200のデータ補正部250で後
述する画素値の補正を行わないで、図8(A)に示すよ
うな、マゼンタおよびシアンの入力網点面積率が、それ
ぞれ30%のパッチ上に、イエロー、マゼンタおよびシ
アンの入力網点面積率が、それぞれ100%で、太さ1
mmの線を、スクリーン線数を200ライン/インチに
して用紙上に出力させて、その出力画像の同図(A)の
鎖線矢印25の位置での濃度を測定したところ、同図
(B)の破線で示すように、マゼンタおよびシアンのパ
ッチ部分である色背景部22の濃度が低下する文字回り
抜けが見られた。
【0037】なお、副走査方向の濃度の測定結果は省略
しているが、同図(A)に示すように、副走査方向の境
界部22sでも濃度が低下した。ただし、主走査方向の
境界部22mの方が、副走査方向の境界部22sより
も、濃度低下部分である境界部の広さ、および濃度低下
量が大きかった。
【0038】しかし、この例では、画像処理部200の
データ補正部250において、階調補正手段240から
の入力画像データの画素値が補正される。図3は、その
データ補正部250の具体例を示し、データ補正部25
0は、データ蓄積手段256、データ加算手段257、
エッジ抽出手段251、特性記述手段252、補正量分
配手段258および画素値補正手段253によって構成
される。
【0039】データ蓄積手段256では、階調補正手段
240からの入力画像データSiのYMCK4色の画像
データが、1ページ分蓄積され、蓄積後、最初に主走査
方向(ビーム走査方向)に1ラインずつ読み出されて、
データ加算手段257に転送される。
【0040】データ加算手段257では、そのデータ蓄
積手段256からのYMCK4色の画像データが加算さ
れて、合成画像データが得られる。
【0041】エッジ抽出手段251では、そのデータ加
算手段257からの合成画像データから、後述するよう
に、色背景部の文字線画部と接するエッジ画素、および
文字線画部の色背景部と接するエッジ画素が検出され
る。
【0042】特性記述手段252では、そのエッジ抽出
手段251で検出されたエッジ画素画素値により、後述
するように、ルックアップテーブル(以下、LUTと称
する)から、文字線画部の周辺の色背景部の、画素値を
補正すべき画素である補正対象画素の数と、その補正対
象画素に対する画素値補正量を決定するための係数とが
読み出されるとともに、その補正対象画素数および係数
から、画素値補正量が算出される。
【0043】補正量分配手段258では、その特性記述
手段252で算出された画素値補正量が、後述するよう
にYMCKの各色に分配される。
【0044】画素値補正手段253では、データ蓄積手
段256から得られるYMCK各色の画像データの画素
値に対して、補正量分配手段258から得られるYMC
K各色の画素値補正量が加算されて、主走査方向の補正
後のYMCK各色の画像データが得られ、それがデータ
蓄積手段256に転送されて、1ページ分蓄積される。
【0045】データ蓄積手段256では、次に、その1
ページ分蓄積された主走査方向の補正後のYMCK4色
の画像データが、副走査方向に1ラインずつ読み出され
て、データ加算手段257に転送される。以後、データ
加算手段257、エッジ抽出手段251、特性記述手段
252、補正量分配手段258および画素値補正手段2
53において、副走査方向につき上記と同様の処理がな
されて、主走査方向および副走査方向の補正後のYMC
K各色の画像データが得られ、それがデータ蓄積手段2
56に転送されて、1ページ分蓄積される。
【0046】そして、このように1ページ分の主走査方
向および副走査方向の補正が終了すると、そのデータ蓄
積手段256に蓄積された補正後のYMCK各色の画像
データが、出力画像データSoとしてデータ蓄積手段2
56からスクリーンジェネレータ390に供給される。
【0047】具体的に、エッジ抽出手段251は、主走
査方向または副走査方向の1ライン分の合成画像データ
の合計画素値をメモリ内にストアし、合計画素値が規定
値Ls以上で、かつ前後の画素の合計画素値との差が規
定値Gsより小さい画素を、色背景部の画素として、色
背景部の画素数(長さ)Dをカウントし、注目画素の合
計画素値と、その一つ後または一つ前の画素の合計画素
値との差が規定値Gs以上となったときに、その注目画
素を色背景部の文字線画部と接するエッジ画素として、
色背景部の画素数Dを確定するとともに、その一つ後ま
たは一つ前の画素を文字線画部の色背景部と接するエッ
ジ画素とする。
【0048】電子写真方式の画像形成装置では、一般に
網点面積率が5%未満の画素は画像出力部で再現するこ
とが困難である。したがって、色背景部の画素値が網点
面積率で5%未満のときには、色背景部の濃度低下を問
題にする必要性に乏しい。そのため、上記の規定値Ls
が設定される。したがって、規定値Lsは画素値の階調
段階で5%とされ、ここでの色背景部は画素値が階調段
階で5%以上であるものである。また、上記の規定値G
sは文字線画部の検出用である。
【0049】そして、エッジ抽出手段251は、その検
出した色背景部のエッジ画素の位置xoと色背景部の画
素数Dを、特性記述手段252に送出するとともに、文
字線画部のエッジ画素と色背景部のエッジ画素との画素
値の差dを求めて、それを特性記述手段252に送出す
る。
【0050】特性記述手段252は、主走査方向の補正
用の2つのLUTと、副走査方向の補正用の2つのLU
Tとを備え、あらかじめ、主走査方向の補正用の一方の
LUTには、図4(A)に示すように、上記の画素値の
差d(網点面積率)に対する上述した補正対象画素数a
の関係が格納され、主走査方向の補正用の他方のLUT
には、同図(B)に示すように、画素値の差dに対する
上述した係数である、この例では3つの係数αa,α
b,αcの関係が格納される。
【0051】同様に、副走査方向の補正用の一方のLU
Tには、図5(A)に示すように、画素値の差dに対す
る補正対象画素数aの関係が格納され、副走査方向の補
正用の他方のLUTには、同図(B)に示すように、画
素値の差dに対する上述した係数である、この例では3
つの係数αa,αb,αcの関係が格納される。
【0052】そして、主走査方向の補正の際には、図4
(A)(B)に示したLUTが参照され、副走査方向の
補正の際には、図5(A)(B)に示したLUTが参照
されて、それぞれ、画素値の差dにより、補正対象画素
数aおよび係数αa,αb,αcが読み出される。
【0053】さらに、特性記述手段252は、そのLU
Tから読み出した補正対象画素数aと上記の色背景部画
素数Dを比較して、色背景部画素数Dが補正対象画素数
aより大きいときには、色背景部の画素値を補正するも
のとして、主走査方向または副走査方向の画素位置をx
とするとき、色背景部のエッジ画素の位置xo、補正対
象画素数aおよび係数αa,αb,αcにより、2次多
項式、 y=αa(x−xo+a)+αb(x−xo+a)+αc …(1) によって、xo−a≦x≦xoの範囲の補正対象画素に
対する画素値補正量yを算出する。
【0054】図8(B)の破線で示したように、色背景
部22での濃度低下量は、濃度低下を生じる範囲で、非
直線的に変化する傾向にある。そこで、上記の2次多項
式によって画素値補正量yを算出する。
【0055】ただし、式(1)は、画像が主走査方向ま
たは副走査方向に、色背景部から文字線画部に変化する
ときの色背景部の画素値を補正する場合、すなわち検出
された色背景部のエッジ画素が、図6においてエッジ位
置xoで示すように、色背景部から文字線画部に変化す
る点でのエッジ画素である場合である。
【0056】この場合、補正対象画素数aおよび係数α
a,αb,αcは、上記のように画素値の差dによって
図4または図5に示したLUTから読み出されたもの、
そのものである。
【0057】そして、x=xo−aの画素に対する画素
値補正量は、式(1)の第1項および第2項がゼロとな
り、図4および図5に示したように第3項のαcもゼロ
であることから、ゼロとなる。また、x=xoの画素、
すなわち色背景部のエッジ画素に対する画素値補正量
は、y=αa×a+αb×a となる。
【0058】逆に、画像が主走査方向または副走査方向
に、文字線画部から色背景部に変化するときの色背景部
の画素値を補正する場合には、式(1)の補正対象画素
数aおよび係数αaとして、画素値の差dによって図4
または図5に示したLUTから読み出した補正対象画素
数aおよび係数αaの符号を反転させたものを用いる。
すなわち、 y=−αa(x−xo−a)+αb(x−xo−a)+αc …(2) によって、xo≦x≦xo+aの範囲の補正対象画素に
対する画素値補正量yを算出する。
【0059】この場合、x=xoの画素、すなわち色背
景部のエッジ画素に対する画素値補正量は、y=−αa
×a−αb×a となり、αaおよびaが負であるこ
とから、正となる。また、x=xo+aの画素に対する
画素値補正量は、式(2)の第1項および第2項がゼロ
となることから、ゼロとなる。
【0060】色背景部画素数Dが補正対象画素数aより
小さいときには、色背景部の画素値を補正しないものと
して、画素値補正量yをゼロとする。
【0061】補正量分配手段258では、上記のように
特性記述手段252で算出された画素値補正量yを、K
YMC4色に分配する。発明者の検討の結果、文字回り
抜けは、後に転写される色のトナー画像ほど、転写不良
を生じることが明らかになった。
【0062】そこで、KYMC4色の画素値(網点面積
率)に対する分配率Pb,Py,Pm,Pcを、後に転
写する色ほど分配率を高めるように、すなわち、この場
合、Pb<Py<Pm<Pcとする(ただし、Pb+P
y+Pm+Pc=1とする)ように決定して、図7に示
すように、あらかじめLUTに記述する。
【0063】そして、次式、 yK=y×Pb …(3) yY=y×Py …(4) yM=y×Pm …(5) yC=y×Pc …(6) で示すように、そのLUTから読み出した分配率Pb,
Py,Pm,Pcに対して、特性記述手段252で算出
された画素値補正量yを乗じて、KYMCの4色に対す
る画素値補正量yK、yY、yMおよびyCを算出す
る。
【0064】ただし、この例では、1色目のブラックお
よび2色目のイエローについては、トナー画像の転写不
良が認められなかったので、Pb=Py=0とし、すな
わちyK=yY=0とし、3色目のマゼンタについて
は、Pm=20%とし、4色目のシアンについては、P
c=80%とした。1色目および2色目の色についても
トナー画像の転写不良を生じる場合には、それぞれの分
配率を0でない値に設定すればよい。
【0065】画素値補正手段253は、上記のように補
正量分配手段258から得られるKYMCの4色に対す
る画素値補正量yK、yY、yM,yCを、データ蓄積
手段256から得られるKYMC4色の画像データの画
素値に加算することによって、補正後のKYMC4色の
画像データを得、それをデータ蓄積手段256に転送す
る。
【0066】このように、色背景部の文字線画部と接す
る境界部分の画素値を、文字線画部に近い画素ほど画素
値を増加させるように補正することによって、色背景部
の文字線画部と接する境界部分では、文字線画部に近い
画素ほどトナーパイルハイトが高くなって、色背景部の
文字線画部と接する境界部分のトナー画像が用紙上に確
実かつ十分に転写されるようになり、色背景部の文字線
画部と接する境界部分での濃度低下を生じなくなる。
【0067】この例の画像形成装置、すなわち複写機に
おいて、画像処理部200のデータ補正部250で上述
した画素値の補正を行って、上述したように画素値の補
正を行わないときと同様に、図8(A)に示すような、
マゼンタおよびシアンの入力網点面積率が、それぞれ3
0%のパッチ上に、イエロー、マゼンタおよびシアンの
入力網点面積率が、それぞれ100%で、太さ1mmの
線を、スクリーン線数を200ライン/インチにして用
紙上に出力させて、その出力画像の同図(A)の鎖線矢
印25の位置での濃度を測定したところ、同図(B)の
実線で示すように、マゼンタおよびシアンのパッチ部分
である色背景部22の濃度低下は、まったく生じなかっ
た。この場合の入力画像データは、外部機器から外部機
器インタフェース260を通じて入力したものである。
【0068】上記の例は、特性記述手段252におい
て、式(1)または(2)の2次多項式により画素値補
正量yを算出する場合であるが、他の関数を用いてもよ
い。ただし、発明者の検討の結果では、色背景部の濃度
低下は、静電転写に起因する応答特性の非線形性が強い
ため、線形な1次関数では十分に防止することができ
ず、上記のように2次多項式を用いことによって、十分
に防止することができた。また、応答特性の非線形性が
より強い場合には、より高次の多項式を用いればよい
が、演算量の増加およびLUTの容量の増加を伴う。そ
して、検討の結果では、実際上、そのような高次の多項
式を用いなくても、色背景部の濃度低下を十分に防止す
ることができた。したがって、演算量やLUTの容量か
らも、上記の例で示した2次多項式を用いることが望ま
しい。
【0069】また、特性記述手段252の、画素値の差
dに対する補正対象画素数aおよび係数αa,αb,α
cの関係を記述したLUTは、主走査方向の補正用と副
走査方向の補正用だけでなく、例えばスクリーン線数ご
との特性を記述したものを用意するようにしてもよい。
【0070】また、LUTの代わりに、図4および図5
に示したような関数関係を任意の関数で表現したときの
係数などを保持しておき、演算器を用いて補正対象画素
数aおよび係数αa,αb,αcを算出するようにして
もよい。
【0071】また、データ補正部250でのデータ補正
は、上記の例とは逆に、先に主走査方向につき行い、次
に副走査方向につき行うようにしてもよい。
【0072】なお、エッジ抽出手段251は、上記のよ
うにエッジ画素を検出できるものであれば、ディジタル
フィルタ処理によるグラディエントなどの画像の1次微
分値を得る方法や、パターンマッチングを用いる方法な
どの、他の公知の方法を用いてもよい。
【0073】また、図1の例は、感光体ドラム310上
のトナー画像を転写ドラム340上の用紙上に直接、静
電的に多重転写する電子写真方式の場合であるが、感光
体ドラム310上のトナー画像を一旦、中間転写体上に
静電的に多重転写してから、中間転写体上から用紙上に
一括して転写する方式などでも、上述した色背景部のト
ナー画像の転写不良を生じるので、同様に、この発明を
適用することができる。
【0074】また、図1の例は、一つの感光体310上
に順次形成したトナー画像を転写ドラム340上の用紙
上に静電的に多重転写するシングルエンジン式の電子写
真方式の場合であるが、複数の感光体上に同時に形成し
たトナー画像を順次転写ベルト上の用紙上に静電的に多
重転写するタンデムエンジン式の電子写真方式の場合で
も、同様に、この発明を適用することができる。
【0075】この例によれば、文字線画部に対して色再
現性を損なうような下色除去をしなくても、色背景部の
文字線画部と接する境界部分での濃度低下を防止するこ
とができる。また、感光体上に現像するトナー重量を高
めても、そのような濃度低下を生じないので、濃度低下
を防止するために感光体上に現像するトナー重量を低下
させる場合のように、トナーの溶融むらや色再現性の劣
化などの画質上の問題を生じない。
【0076】なお、この例は、電子写真方式の画像形成
方式を採る場合に限らず、出力される画像が低濃度部と
接して高濃度の文字線画部を有するときに低濃度部にお
いて濃度低下を生じる場合であれば、インクジェット方
式、熱転写方式、または銀塩写真方式などの他の画像形
成方式を採る場合にも、同様に適用することができる。
【0077】〔実施例2…図9〜図12〕図9は、この
発明の画像処理装置の一例を用い、この発明の画像形成
装置の一例を用いたネットワークプリンタシステムの全
体構成を示す。このネットワークプリンタシステムで
は、ネットワーク400上に、クライアント装置50
0、印刷装置600および他の装置900が接続され
る。
【0078】ネットワーク400は、例えばイーサネッ
ト(Ethernet:米国Xerox社商標)で、ク
ライアント装置500、印刷装置600および他の装置
900のアプリケーションに応じて、複数のプロトコル
が動作するものとされる。
【0079】クライアント装置500は、複数のクライ
アント装置501,502…からなるもので、それぞれ
のクライアント装置501,502…は、コンピュータ
やワークステーションなどからなり、それぞれ印刷装置
600や他の装置900に対して、ページ記述言語(P
age Discription Language:
以下、PDLと称する)で記述された印刷情報を送出す
る。
【0080】このネットワークプリンタシステムは、O
PI(Open PrePressInterfac
e:米国Aldus社商標)システムに対応するもの
で、クライアント装置500からのPDLで記述された
印刷情報、すなわちPDLコマンド/データには、OP
Iシステムに対応したOPIコマンドが含まれることが
ある。
【0081】OPIシステムは、ネットワークを介して
クライアント装置および複数の印刷装置が接続され、そ
の複数の印刷装置の少なくとも1台は記憶装置部に高解
像度のイメージデータを保持し、クライアント装置は上
記の高解像度イメージデータに対応する低解像度情報に
より編集処理を行い、高解像度イメージデータを保持す
る印刷装置はクライアント装置からのページレイアウト
プログラムの印刷情報に基づいて高解像度イメージデー
タを出力するシステムで、ネットワーク上のトラフィッ
クを増大させることなく、かつクライアント装置の負荷
を増大させることなく、イメージデータのページレイア
ウト処理をすることができるものである。
【0082】印刷装置600は、この発明の画像形成装
置の一例で、この例では、上記のOPIシステムに対応
したものである。印刷装置600は、画像処理部700
と画像出力部800からなり、画像処理部700は、こ
の発明の画像処理装置の一例である。画像出力部800
は、実施例1の画像出力部300と同様に、電子写真方
式の、かつ静電転写方式によるものである。画像処理部
700と画像出力部800は、物理的に別個の装置とさ
れてもよいし、画像処理部700が画像出力部800内
に組み込まれて物理的には1個の装置とされてもよい。
【0083】他の装置900は、印刷装置600以外の
印刷装置や、プリントサーバ、ディスクサーバ、メイル
サーバなどのサーバ装置などである。これら印刷装置や
サーバ装置なども、それぞれ複数のものからなる。
【0084】印刷装置600の画像処理部700は、通
信制御部710、主制御部720、磁気ディスク装置部
730、バッファメモリ740および出力部制御部75
0を備える。
【0085】通信制御部710は、画像処理部700を
ネットワーク400を介してクライアント装置500お
よび他の装置900に接続し、例えばイーサネットの制
御方式として用いられるCSMA/CD(Carrie
r Sense Multiple Access/C
ollision Detect)によって通信を制御
する。
【0086】通信制御部710によりクライアント装置
500や他の装置900から画像処理部700に入力さ
れた情報は、通信制御部710から主制御部720に渡
され、主制御部720において、通信プロトコルの解析
およびPDLの解釈・実行がなされて、画像出力部80
0で出力する画像データが展開されるとともに、後述す
るように、その画像データの画素値が補正され、その補
正後の画像データがバッファメモリ740に書き込まれ
る。
【0087】磁気ディスク装置部730には、通信制御
部710、主制御部720、バッファメモリ740およ
び出力部制御部750を含む画像処理部700全体、お
よび画像出力部800を制御する、オペレーションシス
テム、デバイスドライバおよびアプリケーションソフト
ウエアがインストールされ、これらオペレーションシス
テムなどは、磁気ディスク装置部730から図では省略
した主記憶装置部に随時、ロードされて実行される。
【0088】また、磁気ディスク装置部730には、O
PIシステムに対応した上記の高解像度イメージデータ
がストアされ、その高解像度イメージデータは、上記の
OPIコマンドにより磁気ディスク装置部730から主
制御部720に随時、読み出される。なお、磁気ディス
ク装置部730は、上記の主記憶装置部やバッファメモ
リ740の容量が不足した場合には、データの一時待避
場所として利用される。
【0089】上記のように、バッファメモリ740には
主制御部720で得られた出力画像データが一時保存さ
れる。そして、出力部制御部750が画像出力部800
と通信しながらバッファメモリ740を制御することに
よって、その出力画像データがバッファメモリ740か
ら読み出されて画像出力部800に送出され、画像出力
部800において出力画像が得られる。
【0090】図10に示すように、主制御部720は、
通信プロトコル解析制御部721、PDLコマンド/デ
ータ解析部722、イメージ展開部770、文字展開部
724、色判定部725、情報結合部726および補正
描画部790を有し、通信プロトコル解析制御部721
が通信制御部710と接続され、補正描画部790がバ
ッファメモリ740と接続される。なお、図10では図
9に示した磁気ディスク装置部730を省略している。
【0091】上記のようにクライアント装置500や他
の装置900から通信制御部710に入力された情報
は、通信制御部710から通信プロトコル解析制御部7
21に入力される。この通信プロトコル解析制御部72
1に入力される情報には、読み取り画像情報やコード情
報が混在するPDLで記述された印刷情報、すなわちP
DLコマンド/データが含まれる。また、そのPDLコ
マンド/データには、OPIコマンドが含まれることが
ある。
【0092】通信プロトコル解析制御部721では、そ
の入力された情報のプロトコルを解析して、入力された
情報のうち、PDLコマンド/データは、PDLコマン
ド/データ解析部722に転送する。通信プロトコル解
析制御部721は、上記の複数のプロトコルに対応する
ものとされ、例えばTCP/IP,AppleTalk
(米国Apple社商標)、IPX/SPXをサポート
するものとされる。
【0093】画像処理部700からクライアント装置5
00や他の装置900に対して情報を送る場合には、通
信プロトコル解析制御部721は、クライアント装置5
00や他の装置900に合わせた通信プロトコルの制御
をして、その情報を通信制御部710に出力する。
【0094】通信制御部710および通信プロトコル解
析制御部721を介してPDLコマンド/データ解析部
722に入力されたPDLコマンド/データは、PDL
コマンド/データ解析部722で解析される。PDLコ
マンド/データ解析部722では、ポストスクリプト
(PostScript:米国AdobeSystem
s社商標)やインタプレス(InterPress:米
国Xerox社商標)などを含む複数のPDLを解析し
て、中間的なコードデータに変換する。
【0095】PDLコマンド/データ解析部722で得
られた、画像出力部800の解像度の情報や、輪郭、位
置、回転角などの画像形状情報は、PDLコマンド/デ
ータ解析部722からイメージ展開部770に渡され、
イメージ展開部770は、これら情報により、画像出力
部800で出力する画像データを展開する。
【0096】この場合、PDLコマンド/データ解析部
722からのコードデータが文字情報を含んでいるとき
には、イメージ展開部770は、文字展開部724から
アウトライン情報を取り入れて、文字についての画像デ
ータを展開する。また、イメージ展開部770は、PD
Lコマンド/データ解析部722からのコードデータに
基づいて、データの圧縮・伸長、画像の拡大・縮小、回
転・鏡像化、解像度変換などの処理をする。
【0097】色判定部725では、PDLコマンド/デ
ータ解析部722で解析されたPDLコマンド/データ
の色情報に基づいて、イメージ展開部770で展開され
た画像データをKYMCの各色ごとの画像データに変換
ためのパラメータを生成し、そのパラメータを情報結合
部726に送出する。情報結合部726では、色判定部
725からのパラメータによって、イメージ展開部77
0で展開された画像データがKYMCの各色ごとの画像
データに変換される。
【0098】この情報結合部726からのKYMCの各
色ごとの画像データが、入力画像データとして補正描画
部790に供給されて、補正描画部790において、後
述するように入力画像データの画素値が補正され、その
補正後のKYMCの各色ごとの画像データが、出力画像
データとしてバッファメモリ740に書き込まれる。バ
ッファメモリ740からは、KYMCの各色ごとに画像
データが読み出され、その読み出された画像データが、
画像出力部800に供給される。
【0099】図11に示すように、画像出力部800
は、画像信号制御部810、レーザ駆動部820および
画像露光部830を備え、画像処理部700のバッファ
メモリ740から読み出された画像データが、画像信号
制御部810によりレーザ変調信号に変換され、そのレ
ーザ変調信号がレーザ駆動部820に供給されて、レー
ザ駆動部820により、画像露光部830のレーザダイ
オード831が駆動される。
【0100】図11では省略しているが、画像出力部8
00では、このように画像信号制御部810からのレー
ザ変調信号により変調された、レーザダイオード831
からのレーザ光が、感光体ドラム上を走査することによ
って、感光体ドラム上に静電潜像が形成され、その静電
潜像が現像器によりトナー像に現像され、そのトナー像
が転写器により用紙上に転写されることによって、用紙
上に画像が出力される。
【0101】図12は、主制御部720中のイメージ展
開部770、文字展開部724および補正描画部790
などの要部の具体的構成を示す。イメージ展開部770
は、PDLコマンド/データ解析部722からのコード
データを、文字、線/図形および読み取り画像の3つの
画像オブジェクトごとに画像データに展開して、描画を
行う。
【0102】すなわち、文字情報は、文字展開部724
の文字描画部724Aに送られてフォント展開されるこ
とにより、文字のビットマップデータが生成され、情報
結合部726に渡される。また、文字描画部724Aの
出力は、エッジ検出部724Bに供給されて、エッジ検
出部724Bにおいて、文字部のエッジが検出される。
【0103】読み取り画像情報は、読み取り画像変換部
771において解像度変換などの画像変換処理がなされ
た上で、情報結合部726に渡される。
【0104】線/図形の情報は、座標変換部773によ
り座標変換されて、細線、線/面画および矩形ごとに、
PDLに記述された画像として描画される。すなわち、
細線部は、細線描画部774により描画されて、情報結
合部726に渡され、線/面画の部分は、線/面画描画
部775により描画されて、情報結合部726に渡さ
れ、矩形部は、矩形描画部776により描画されて、情
報結合部726に渡される。
【0105】また、細線描画部774の出力は、エッジ
検出部779に供給されて、エッジ検出部779におい
て、細線部のエッジが検出されるとともに、線/面画描
画部775の出力は、エッジ検出部777に供給され
て、エッジ検出部777において、線/面画の画像のエ
ッジが検出される。
【0106】情報結合部726では、各画像オブジェク
トごとの画像を重ね合わせて、1ページの画像イメージ
を構成するとともに、オブジェクトごとに色判定部72
5から得られた情報をもとに色変換などの処理をする。
【0107】補正描画部790は、エッジ蓄積部79
1、ページイメージ部792、特性記述部793、濃度
低下判定部794およびエッジ再描画部795によって
構成される。
【0108】エッジ蓄積部791では、文字展開部72
4のエッジ検出部724Bからのエッジ情報、イメージ
展開部770のエッジ検出部779および777からの
エッジ情報をエッジリストとして蓄積する。ページイメ
ージ部792では、情報結合部726から合成されたペ
ージイメージを得て、濃度低下判定部794およびエッ
ジ再描画部795に転送する。
【0109】特性記述部793には、文字部、細線部お
よび線/面画の画像につき、実施例1の特性記述手段2
52と同様に、図4(A)(B)および図5(A)
(B)に示したような、画素値の差dに対応した補正対
象画素数aおよび係数αa,αb,αcが、あらかじめ
記述される。また、文字部、細線部および線/面画の画
像と接する色背景部において濃度低下を生じる条件が、
あらかじめ記述される。
【0110】そして、特性記述部793は、濃度低下判
定部794からの要求によって、その濃度低下を生じる
条件を、濃度低下判定部794に送出するとともに、濃
度低下判定部794から上記の画素値の差dが供給され
たとき、その画素値の差dに対応した補正対象画素数a
および係数αa,αb,αcを、エッジ再描画部795
に送出する。
【0111】濃度低下判定部794は、ページイメージ
部792からページイメージが転送されたとき、エッジ
蓄積部791に蓄積されたエッジリストと、自身の要求
により特性記述部793から得た上記の条件とに基づい
て、文字部、細線部または線/面画の画像と接して濃度
低下を生じると予想される色背景部の、文字部、細線部
または線/面画の画像と接するエッジを判定し、その判
定結果をエッジ再描画部795に送出する。
【0112】エッジ再描画部795は、濃度低下判定部
794からの判定結果と、特性記述部793からの補正
対象画素数aおよび係数αa,αb,αcとによって、
ページイメージ部792から転送されたページイメージ
の、文字部、細線部または線/面画の画像と接して濃度
低下を生じると予想される色背景部を再描画し、その再
描画後のページイメージをバッファメモリ740に転送
する。
【0113】その再描画は、実施例1と同様に、式
(1)または(2)で表される2次多項式により画素値
補正量yを算出し、その算出した画素値補正量yをKY
MC各色に分配して、各色の画像データの元の画素値に
加算することによって行う。
【0114】したがって、この例においても、文字部、
細線部および線/面画の画像と接する色背景部の濃度低
下が防止される。
【0115】なお、上記の例は、補正描画部790の各
機能をソフトウエアにより実現する場合であるが、高速
化のために同等の機能を有するハードウエアにより補正
描画部790を構成してもよい。その他、この例におい
ても、実施例1と同様の変形を行うことができる。
【0116】この例によれば、PDLから画像データを
展開する画像処理装置において、またはそのような画像
処理装置を画像処理部として備える画像形成装置におい
て、実施例1と同様の効果が得られるとともに、特に、
クライアント装置で作成された、濃度低下を生じやすい
図形画像などのグラフィックス画像の濃度低下を確実に
防止することができる利点がある。
【0117】なお、この例も、電子写真方式の画像形成
方式を採る場合に限らず、出力される画像が低濃度部と
接して高濃度の文字線画部を有するときに低濃度部にお
いて濃度低下を生じる場合であれば、インクジェット方
式、熱転写方式、または銀塩写真方式などの他の画像形
成方式を採る場合にも、同様に適用することができる。
【0118】
【発明の効果】この発明によれば、文字線画部に対して
色再現性を損なうような下色除去をしなくても、色背景
部などの低濃度部の文字線画部と接する境界部分での濃
度低下を確実に防止することができる。また、感光体上
に現像するトナー重量を高めても、そのような濃度低下
を生じないので、濃度低下を防止するために感光体上に
現像するトナー重量を低下させる場合のように、トナー
の溶融むらや色再現性の劣化などの画質上の問題を生じ
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置の一例としてのデジタ
ルカラー複写機の全体構成を示す図である。
【図2】図1の複写機の画像処理部の一例を示す図であ
る。
【図3】図2の画像処理部のデータ補正部の一例を示す
図である。
【図4】図3のデータ補正部の特性記述手段に記述され
る内容の一例を示す図である。
【図5】図3のデータ補正部の特性記述手段に記述され
る内容の一例を示す図である。
【図6】図3のデータ補正部の特性記述手段での補正量
算出の説明に供する図である。
【図7】図3のデータ補正部の補正量分配手段での補正
量分配の説明に供する図である。
【図8】この発明で問題とする濃度低下の態様と、それ
がこの発明で防止されることを示す図である。
【図9】この発明の画像処理装置の一例を用いたネット
ワークプリンタシステムの全体構成を示す図である。
【図10】図9のシステムの画像処理部の一例を示す図
である。
【図11】図9のシステムの画像出力部の一例を示す図
である。
【図12】図10の画像処理部の主制御部の要部の一例
を示す図である。
【図13】この発明で問題とする濃度低下の態様を示す
図である。
【図14】この発明で問題とする濃度低下が生じる理由
を示すための図である。
【符号の説明】 21 文字線画部 22 色背景部(低濃度部) 100 画像入力部 200 画像処理部 250 データ補正部 251 エッジ抽出手段 252 特性記述手段 253 画素値補正手段 256 データ蓄積手段 257 データ加算手段 258 補正量分配手段 300 画像出力部 310 感光体ドラム 330 現像器 340 転写ドラム 600 印刷装置 700 画像処理部 720 主制御部 722 PDLコマンド/データ解析部 724 文字展開部 770 イメージ展開部 790 補正描画部 791 エッジ蓄積部 792 ページイメージ部 793 特性記述部 794 濃度低下判定部 795 エッジ再描画部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 H04N 1/46 Z (72)発明者 篠原 浩一郎 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなか い 富士ゼロックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上に画像を形成する画像形成装置
    において、 画素ごとに記録媒体上での位置情報と画素値情報とを有
    する、多数画素についての入力画像データを取得する画
    像取得手段と、 その入力画像データが、低濃度画素値部分と接して、こ
    れに対して画素値が所定値以上変化する、文字または線
    画の画像部としての高濃度画素値部分を有するときの、
    その高濃度画素値部分の前記低濃度画素値部分との境界
    のエッジ画素を抽出するエッジ抽出手段と、 その抽出されたエッジ画素が有する位置情報および画素
    値情報に基づいて、前記入力画像データのうちの前記低
    濃度画素値部分の画素値を補正する補正手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 前記低濃度画素値部分の画素値は、画素値の階調段階で
    5%以上であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1の画像形成装置において、 当該画像形成装置は、感光体上に形成されたトナー画像
    を、直接または中間転写体を介して、前記記録媒体上に
    転写するものであり、 前記低濃度画素値部分に対する画素値補正量は、前記感
    光体上での前記高濃度画素値部分と前記低濃度画素値部
    分とのトナーパイルハイトの差に基づいて決定されてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】ページ単位で画像を形成するための画像情
    報を処理する画像処理装置において、 画素ごとにページ上での位置情報と画素値情報とを有す
    る、多数画素についての入力画像データを取得する画像
    取得手段と、 その入力画像データが、低濃度画素値部分と接して、こ
    れに対して画素値が所定値以上変化する、文字または線
    画の画像部としての高濃度画素値部分を有するときの、
    その高濃度画素値部分と前記低濃度画素値部分との境界
    のエッジ画素を抽出するエッジ抽出手段と、 その抽出されたエッジ画素が有する位置情報および画素
    値情報に基づいて、前記入力画像データのうちの前記低
    濃度画素値部分の画素値を補正する補正手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
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