JP5452343B2 - 表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は表示装置に係り、特に、画素に薄膜トランジスタをスイッチング素子として用いた、液晶表示装置あるいは有機EL表示装置に関する。
液晶表示装置、あるいは、有機EL表示装置では、走査線が第1の方向に延在し、第2の方向に配列している。また、映像信号線が第2の方向に延在して第1の方向に配列している。走査線と映像信号線とで囲まれた領域には、画素が形成され、各画素には薄膜トランジスタ(TFT)が形成されている。このような構成はアクティブマトリクスと呼ばれている。液晶表示装置でも有機EL表示装置でもアクティブマトリクスを使用しているので、以後液晶表示装置を例にとって説明する。
液晶表示装置では画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)等を有する画素がマトリクス状に形成されたTFT基板と、TFT基板に対向して、TFT基板の画素電極と対応する場所にカラーフィルタ等が形成された対向基板が配置され、TFT基板と対向基板の間に液晶が挟持されている。そして液晶分子による光の透過率を画素毎に制御することによって画像を形成している。
表示領域では、映像信号線(ドレイン電極、ソース電極)と走査線(ゲート電極)等が絶縁膜を介して立体交差している。このとき、下側配線の端部断面が急峻であったり、逆テーパであったりすると、絶縁膜のステップカバレッジが十分でなくなり、上側の配線が断線したり、上側配線と下側配線の絶縁の問題が生じたりする。
「特許文献1」には、TFTのゲート電極を下層であるAl合金と上層であるMo合金で形成する場合、上層のMo合金と下層のAl合金を第1のエッチングによって加工した後、レジストにアッシング工程を加えることによって、レジストを後退させ、その後、第2のエッチングをすることによって、上層であるMo合金に順テーパを形成する構成が記載されている。
「特許文献2」には、ゲート電極をAlで形成し、Alをアモルファス透明電極で覆うことによって、Alのヒロックを抑え、かつ、透明電極をエッチングする際、Al配線が腐食されることを防止する技術が記載されている。
特開2007−294672号公報 特開2005−208678号公報
アクティブマトリクスでは、走査線の抵抗を小さくして信号の歪みを小さくするために、抵抗の小さいAlあるいはAl合金が使用される。Alは高温プロセスを経るとヒロックが成長し、絶縁物を挟んで上層に形成されている配線との間に絶縁不良を生じさせる。この問題を対策するために、Al合金と積層してMoCr合金等が形成される場合がある。なお、TFTが形成されている部分では、走査線はTFTのゲート電極としての役割を兼ねる。
スパッタリングによって、Al合金膜およびMo合金膜を基板に形成した後、フォトリソグラフィ工程によって走査線あるいはゲート電極を形成する。つまり、Mo合金の上にレジストを形成し、Mo合金、Al合金をエッチングによってパターニングし、その後、現像液によってレジストを剥離する。
エッチングの後、剥離液としてモノエタノールアミン等によってレジストを剥離するが、水洗時に、水にモノエタノールアミン等が混入すると、この水洗液は強いアルカリ性を呈する。アルカリ性の水はAlを溶解するので、レジスト剥離工程において、走査線10あるいはゲート電極101の端面おいて、Al合金層1011はサイドエッチングされ、図9に示すように上層のMo合金1012に対して後退する。そうすると、走査線10あるいはゲート電極101としては、実質的に逆テーパ状となる。
走査線10は、映像信号線20とゲート絶縁膜102およびa−Si膜103を介して交差する。この時、走査線10の端部が図9のように急峻な形状、あるいは逆テーパであると、走査線10の上に形成されるゲート絶縁膜102、あるいはa−Si膜103によるステップカバレッジが十分でなくなり、ゲート絶縁膜102およびa−Si膜103の上に形成される映像信号線20が断線する。この状態を図10に示す。
図10において、走査線10の断面が実質的に逆テーパとなっているので、この部分において、SiNで形成されたゲート絶縁膜102に凹部80が形成され、さらにゲート絶縁膜102の上にステップカバレッジを向上するために形成されるa−Si膜103にも凹部80が形成される。これらの絶縁膜の凹部80のために、a−Si膜103の上に形成される映像信号線20における断線の確率がこの部分において大きくなる。
以上の説明は、走査線10と映像信号線20との関係で説明したが、TFTにおけるゲート電極101とソース電極105との間においても同様な問題が生ずる。本発明の課題は、走査線あるいはゲート電極の断面の端部を順テーパとすることによって、ゲート絶縁膜102あるいはa−Si膜103によるステップカバレッジを向上させ、映像信号線20あるいはソース電極105の断線を防止することである。
本発明は上記問題を克服するものであり、具体的な手段は次のとおりである。すなわち、Al合金層およびMoCr合金層の積層構造による走査線を形成する場合、レジストを形成して、MoCr合金層、Al合金層の順にエッチングし、パターニングを行う。このエッチングにおいては、Al合金層の端部には順テーパが形成されている。
Al合金層をエッチングした後、レジストを剥離する前に、チャンバー内に基板を投入し、窒素プラズマ処理を行う。そうすると、Al合金層の端部にAlN層が形成される。AlN層は、レジスト剥離時の水洗工程における剥離液と水とによって形成されるアルカリに耐えることが出来るので、Al合金層の端部の順テーパを維持することが出来る。
Al合金層の端部は順テーパが維持されているので、走査線の上に形成されるゲート絶縁膜、a−Siによる半導体層等もゲート電極端部において順テーパが維持され、良好なステップカバレッジが形成される。したがって、a−Siによる半導体層の上に形成される映像信号線に断線が生ずることが無い。
この手段は、走査線が、Al合金層、MoCr合金層の積層構造によって形成されている場合のみでなく、下層がAl、上層がMoW等によって形成されている場合にも適用することが出来る。さらに、この手段は、走査線がAl合金層1層のみによって形成される場合にも適用することが出来る。
以上の手段は、液晶表示装置に対しても有機EL表示装置に対しても適用することが出来る。
走査線と映像信号線との交点、あるいは、TFTにおけるゲート電極の端部とソース電極との交点における映像信号線の断線あるいはソース電極の断線を防止することが出来るので、信頼性の高い液晶表示装置、あるいは、有機EL表示装置を高い製造歩留まりによって実現することが出来る。
液晶表示装置の画素部の平面図である。 液晶表示装置の断面図である。 本発明による走査線と映像信号線との交点における断面図である。 本発明による走査線を形成する第1のプロセスを示す断面図である。 本発明による走査線を形成する第2のプロセスを示す断面図である。 本発明による走査線を形成する第3のプロセスを示す断面図である。 本発明による走査線を形成する第4のプロセスを示す断面図である。 本発明による走査線を形成する第5のプロセスを示す断面図である。 従来例による走査線またはゲート電極の断面図である。 従来例の問題点を示す断面図である。
図1は、液晶表示装置の画素部の断面図である。以下では、視野角特性の優れたIPS(In Plane Switching)方式の液晶表示装置を例にとって説明するが、本発明はIPSに限らず、TN(Twisted Nematic)、VA(Vertical Alignment)等、他方式の液晶表示装置に対しても適用することが出来る。
図1において、走査線10が横方向に延在して、縦方向に配列しており、映像信号線20が縦方向に延在して、横方向に配列している。走査線10と映像信号線20とで囲まれた領域が画素となっている。画素内には櫛歯状画素電極110が形成されている。画素電極110の下層には、絶縁膜を介して図示しない対向電極が形成されている。
画素の右下には、画素電極110に映像信号を供給するためのスイッチング素子としてTFTが形成されている。TFTは半導体層103、ドレイン電極104、ソース電極105から構成されている。半導体層103はa−Siによって形成されている。ドレイン電極104は映像信号線20からの分岐で形成され、ソース電極105は、映像信号線20と同層で同時に形成されている。ソース電極105の上方に形成される図示しない有機パッシベーション膜あるいは無機パッシベーション膜にはスルーホール130が形成され、画素電極110とソース電極105を接続している。
a−Si膜103はTFT部のみでなく、走査線10と映像信号線20が交差する部分にも形成されている。走査線10による段差を緩和して、よりステップカバレッジを向上させるためである。しかし、従来は、「本発明の課題」で述べたように、ゲート電極10の端部の断面が実質的に逆テーパとなっていたので、この部分にa−Si膜103を形成してもステップカバレッジは十分ではなかった。本発明は、後で述べるプロセスによって走査線10あるいはゲート電極101の端部の形状を改善し、ステップカバレッジを向上させている。
図2は液晶表示装置のTFT部分における断面図である。図2において、TFT基板100の上にはゲート電極101が形成されている。ゲート電極101は下層がAl合金1011によって、上層がMoCr合金1012によって形成されている。ゲート電極101は走査線10が兼ねているので、走査線10も同じ構成である。Al合金1011の厚さは例えば200nm〜300nmであり、MoCr合金1012の厚さは、40nm〜80nmである。ゲート電極101の抵抗を小さくするためにAl合金1012が使用されている。高温プロセスを経ると、Alからヒロックが成長し、絶縁破壊を生ずる。これを防止するために、キャップメタルとして、上層にMoCr合金1012が使用されている。なお、上層金属1012としては、MoCrに限らず、MoW等も使用することが出来る。本実施例においては、ゲート電極101が端部において、実質的に逆テーパとならないよう、Al合金1011の側面にAlN層1013が形成されている。この状態は図3に詳細に記載されている。この構成が本発明の特徴となっている。
図2において、ゲート電極101を覆って、ゲート絶縁膜102がSiNによって形成されている。SiNは例えばCVDによって形成され、厚さは300n程度である。ゲート絶縁膜102の上には、TFTのチャンネル部を形成する半導体膜103がa−Siによって形成される。半導体膜103のドレイン部あるいは、ソース部に対応する部分には、ドレイン電極104あるいはソース電極105とオーミックコンタクトを取るための図示しないn+Si層が形成されている。
ドレイン電極104とソース電極105が対向している部分の半導体層103がチャンネル部を形成する。TFT全体を覆って無機パッシベーション膜106が形成される。無機パッシベーション膜106を覆って有機パッシベーション膜107が形成されている。有機パッシベーション膜107は平坦化膜も兼ねているので、2〜3μmと、厚く形成される。
有機パッシベーション膜107の上には、対向電極108が平面ベタでITO(Indium Tin Oxide)によって形成されている。対向電極108を覆って層間絶縁膜109がSiNによって形成されている。層間絶縁膜109の上に画素電極110が櫛歯状に形成されている。画素電極110に印加された電圧は対向電極108との間で、液晶層300内に図2に示すような電界を形成して、液晶分子301を回転させ、液晶層300を通過する光の量を制御する。画素電極110を覆って、液晶分子301を初期配向させるための配向膜111が形成されている。
対向基板200の内側には、カラー画像を形成するためのカラーフィルタ201が形成され、カラーフィルタ201とカラーフィルタ201の間はブラックマトリクス202が形成されている。カラーフィルタ201およびブラックマトリクス202を覆ってオーバーコート膜203が形成されている。オーバーコート膜203を覆って液晶分子301を初期配向させるための配向膜111が形成されている。IPSでは、対向電極108はTFT基板100に形成され、対向基板200には、電極は形成されていない。したがって、対向基板を通して外部からの電界の影響が液晶層300に及ぶことを防止するために、対向基板200の外側に外部導電膜210が形成され、外部導電膜210を所定の電位に保つことによって液晶表示パネルの内部の電界を安定化している。
図3は図1のA−A断面であり、本発明におけるゲート電極101あるいは走査線10の端部の断面図である。以後、の説明では、図3等は走査線10と映像信号線20との関係で代表して説明するが、ゲート電極101とソース電極105の関係としても同様である。図3において、走査線10はAl合金層1011とMoCr合金層1012の積層構造となっている。後で述べるプロセスによって、Al合金層1011の端部側面にはAlN層1013が形成されている。このAlN層1013が形成されていることによって、フォトリソグラフィにおけるレジスト剥離工程の現像液によってAl合金層1011がサイドエッチングされることを免れ、Al合金層1011には順テーパθが維持されている。
Al合金層1011の厚さは例えば、200nm〜300nm、MoCr合金層1012の厚さは40nm〜80nmである。Al合金層1011とMoCr合金層1012による走査線20を覆って、ゲート絶縁膜102がCVD等によって300nm程度の厚さに形成される。ゲート絶縁膜102の上には、半導体層103であるa−Siが150nm程度の厚さに形成されている。半導体層103は、TFTのために形成されるものであるが、走査線10と映像信号線20との交点にも形成されている。ステップカバレッジを良好にするためである。
a−Siで形成される半導体層103の上に映像信号線20が形成されている。図3においては、映像信号線20はMoCrの単層によって形成されている。映像信号線20の電気抵抗を小さくしたい場合は、Al合金を主体とし、Al合金の下に例えば、MoCr合金によるベースメタル、Al合金の上に例えば、MoCr合金によるキャップメタルを形成した3層構造が用いられる場合もある。
図3において、Al合金層1011に順テーパが形成されているので、ゲート絶縁膜102、a−Siによる半導体層103にも順テーパが形成されている。したがって、映像信号線20はなだらかに形成された半導体層103の上に形成されるので、ゲート電極101の端部に対応する部分においても断線を生ずることは無い。これは、図1におけるソース電極105と走査線10(ゲート電極101)の端部が交差する部分についても同様である。つまり、図3に示すような構成は、走査線10の端部において、AlN層1013が形成されていることによって形成されている。
図4以下に本発明による走査線10の形成方法について説明する。図4において、TFT基板100上に、Al合金層1011、MoCr合金層1012が連続してスパッタリング等によって形成される。MoCr合金層1012の上に、パターニングのためのレジスト50を形成する。
この状態で、図5に示すように、まず、MoCr合金層1012をエッチングによってパターニングする。図5において、MoCr合金層1012にはわずかながらサイドエッチングが形成されている。その後、Al合金層1011をりん酸、硝酸、酢酸の混合液によってエッチングする。
Al合金層1011は200nm〜300nmと厚いので、図6に示すように、Al合金層1011にはエッチング後、テーパθが形成される。この順テーパは、後で形成されるゲート絶縁膜102、a−Siによる半導体膜103によるステップカバレッジには好都合である。しかし、従来は、レジスト50を剥離するときの現像液と水によって形成される強アルカリによって、Al合金層1011が再びエッチングされ、Al合金層1011に大きなサイドエッチングが形成されるために、図9に示すように実質的に逆テーパが形成され、良好なステップカバレッジが出来ておらず、映像信号線20の断線を引き起こしていた。
本発明は、図7に示すように、レジスト50を剥離する前に、基板をチャンバーに投入して窒素プラズマをかける。そうすると、Al合金層1011の側面にAlN層1013が形成される。このAlN層1013は、10nm程度以上となるよう形成することが望ましい。AlN層1013は薄く形成されるが、TEM(Transmission Electron Microscopy)あるは、EDX(Energy Disipersive X−ray)によって計測することが出来る。
AlNはアルカリ性の剥離液に対する耐性が強い。つまり、レジスト剥離における水洗時に、水にモノエタノールアミン等の剥離液が混入しても、走査線10のテーパ部は、AlN層1013によって覆われているので、エッチングされることが無い。したがって、図8に示すように、レジスト50を剥離した後も、走査線10の端部の断面は順テーパθを保つことが出来る。
図8のようにして形成した走査線10の上に、ゲート絶縁膜102、a−Siによる半導体膜103等を形成しても、これらの膜は順テーパを保つことが出来るので、図3に示すように、その上に形成される映像信号線20が断線を生ずることは無い。したがって、信頼性の高い、液晶表示装置を歩留まりよく製造することが出来る。
以上の説明では、走査線10と映像信号線20との間にゲート絶縁膜102とa−Siによる半導体層103が形成されているとして説明したが、走査線10と、映像信号線20との間にゲート絶縁膜102のみが形成されている場合も全く同様にして本発明を適用することが出来る。
また、Al合金層1011の上にはMoCr合金層1012が形成されているとして説明したが、MoCr合金層1012の代わりにMoW合金層等が形成されている場合にも本発明は全く同様にして適用することが出来る。さらには、Al合金層1011の代わりに。Al層が使用されている場合も同様である。
さらに、ゲート電極101がAl合金層1層のみの場合であっても、以上で説明した内容を適用することが出来る。すなわち、Al合金層1011をレジスト50を用いてパターニングし、その後、レジスト50を剥離する際、剥離液と水とで、アルカリが形成されると、Al合金層1011の側部がサイドエッチングされ、逆テーパが形成されることは同様だからである。
以上は液晶表示装置を例にとって説明した、しかし、有機EL表示装置も走査線と映像信号線とが交差しており、走査線と映像信号線とで囲まれた領域に画素が形成され、画素内にTFTが形成されていることは液晶表示装置と同様である。したがって、以上で説明した構成は有機EL表示装置についても適用することが出来る。
10…走査線、 20…映像信号線、 50…レジスト、 70…窒素プラズマ、 80…凹部、 90…断線、 100…TFT基板、 101…ゲート電極、 102…ゲート絶縁膜、 103…半導体層、 104…ドレイン電極、 105…ソース電極、 106…無機パッシベーション膜、 107…有機パッシベーション膜、 108…コモン電極、 109…層間絶縁膜、 110…画素電極、 111…配向膜、 130…スルーホール、 200…対向基板、 201…カラーフィルタ、 202…ブラックマトリクス、 203…オーバーコート膜、 210…外部導電膜、 300…液晶層、 301…液晶分子、 1011…Al合金層、 1012…MoCr合金層、 1013…AlN層。

Claims (6)

  1. 走査線が第1の方向に延在して第2の方向に配列し、前記走査線の上に絶縁膜が形成され、前記絶縁膜の上に、映像信号線が第2の方向に延在して第1の方向に配列し、前記映像信号線と前記走査線とで囲まれた領域に画素が形成されている表示装置であって、
    前記走査線は、Alを含む第1の合金層と、第2の合金層とがこの順で積層された積層構造であり、
    前記走査線のAlを含む第1の合金層の側部にはAlN層が形成されており、前記第2の合金層の上面にはAlN層が形成されていないことを特徴とする表示装置。
  2. 前記Alを含む第1の合金層の端部は順テーパであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記絶縁膜の上には、a−Siによる半導体層が形成され、前記映像信号線は前記半導体層の上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 走査線が第1の方向に延在して第2の方向に配列し、前記走査線の上に絶縁膜が形成され、前記絶縁膜の上に、映像信号線が第2の方向に延在して第1の方向に配列し、前記映像信号線と前記走査線とで囲まれた領域に画素が形成されている表示装置であって、
    前記走査線は、AlまたはAlを含む合金層によって形成され、
    前記走査線側部にはAlN層が形成されており、前記走査線の上面にはAlN層が形成されていないことを特徴とする表示装置。
  5. 前記走査線の端部は順テーパであることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 走査線が第1の方向に延在して第2の方向に配列し、前記走査線の上に絶縁膜が形成され、前記絶縁膜の上に、映像信号線が第2の方向に延在して第1の方向に配列し、前記映像信号線と前記走査線とで囲まれた領域に画素が形成されている表示装置の製造方法であって、
    基板上にAlを含む第1の合金層と、第2の合金層を積層して形成する工程と、
    前記第2の合金層の上にレジストパターンを形成し、前記第2の合金層と前記第1の合金層をエッチングする工程と、
    前記第1の合金層をエッチングした後、前記第1の合金層の端部側面に対して、窒素プラズマ処理によってAlN層を形成する工程と、
    その後、前記レジストを剥離する工程とによって、前記走査線を形成することを特徴とする表示装置の製造方法。
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