JP5451318B2 - 伝送装置、信号送信装置、信号受信装置及び伝送方法、信号送信方法、信号受信方法 - Google Patents

伝送装置、信号送信装置、信号受信装置及び伝送方法、信号送信方法、信号受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、いわゆるメタステーブル対策を施した伝送装置、信号送信装置、信号受信装置及び伝送方法、信号送信方法、信号受信方法に関する。
例えばパーソナルコンピュータやサーバなどの装置においては、コストの面から、汎用的な動作を担う回路を半導体チップに組み込み、ユーザ毎の独自回路をFPGA(Field Programmable Gate Array)に組み込み、半導体チップとFPGAとが相互に信号を送受信することによって装置を動作させる構成が採用されることが多い。
このような構成とした場合、半導体チップとFPGAとの間の信号伝送方法が問題となる。一般的には、半導体チップの動作クロック周波数と、FPGAの動作クロック周波数とは互いに異なるので、受信側における信号取り込みタイミングによっては受信側フリップフロップが発振してしまう(いわゆるメタステーブル現象が生じてしまう)という問題があった。つまり、受信側フリップフロップにおける信号の取り込みタイミングにおいて、当該信号のレベルが変化した場合、当該信号のレベルがハイレベルであるかローレベルであるかが定まらず、受信側フリップフロップが発振する。
この発振現象を防止するためのいわゆるメタステーブル対策として、従来、フリップフロップを数段直列に接続した回路が用いられていた(例えば特許文献1)。図9は、従来のメタステーブル対策回路400を表すブロック図である。メタステーブル対策回路400は、相互に直列に接続された第1段フリップフロップ410と第2段フリップフロップ420とからなる。第1段フリップフロップ410は、送信側クロックに同期してレベル変化する信号DIを、受信側クロックRCに同期して取り込みこれを保持する。第2段フリップフロップ420は、第1段フリップフロップ410によって保持された信号レベルを受信側クロックRCに同期して取り込みこれを保持すると共に、自身が保持していた信号レベルを有する信号DOとして出力する。このような構成により、第1段フリップフロップ410が発振状態となっても、その発振が収束した後に、第2段フリップフロップ420に安定的に信号レベルが取り込まれる。それによって、信号DOの出力も安定する。なお、このような数段のフリップフロップを使用するメタステーブル対策回路は、制御信号の伝送のために伝送装置に用いられることが多い。
特開2008−242527号公報
しかしながら、このような従来のメタステーブル対策回路には以下のような問題があった。第1に受信側において制御信号パルスを正しく受信することができないという問題がある。制御信号は1クロック幅のパルスとして送受信される場合が多い。この場合、例えば受信側の動作クロックの周波数が送信側の動作クロックの周波数よりも低いときには、受信側で制御信号パルスを捕捉することができず、いわゆる制御信号パルスの消失が生じる。反対に、送信側の動作クロックの周波数が受信側の動作クロックの周波数よりも低いときには、受信側で1つの制御信号パルスを複数回に亘って捕捉し、複数の制御信号パルスを受信したのと同じ動作をしてしまう。このように、従来のメタステーブル対策回路を用いても送信側と受信側とで動作クロック周波数が互いに異なることからから生じる問題を解決できなかった。
第2に、制御信号の遅延の問題がある。一般にFPGAの動作クロックの周波数は、半導体チップの動作クロックの周波数よりも低い。FPGAが受信側となるときに従来のメタステーブル対策回路を用いた場合、FPGAが受信した制御信号の回路内部における遅延が大きくなる。従来のメタステーブル対策回路を用いた場合、FPGAが制御信号を受信してから出力するまでの間に動作クロックの2サイクル分の遅延が発生していた。FPGAの動作クロックの周波数が低い場合には、この2サイクル分の遅延は大きな遅延である。
本発明は上記した如き問題点に鑑みてなされたものであって、互いに動作クロック周波数の異なる送信側及び受信側の装置が例えば制御情報などを表す信号を送受信する際に、メタステーブルの問題を解消し且つ当該信号の遅延を抑制することができる伝送装置、信号送信装置、信号受信装置及び伝送方法、信号送信方法、信号受信方法を提供することを目的とする。
本発明による伝送装置は、1の周期の第1クロックに同期して入力される第1のパルス信号に応答して信号レベルが第1のレベルから第2のレベルに変化し、以後前記第2のレベルを維持する伝送信号を、前記第1のクロックに同期して出力する送信部と、前記伝送信号の信号レベルが前記第2のレベルであることを前記第1の周期とは異なる第2の周期の第2のクロックに基づいて認識し、当該認識に基づいて前記第2のクロックに同期して第2のパルス信号を出力する受信部と、を有することを特徴とする。
本発明による伝送装置は、信号を伝送する伝送装置であって、第1の周期の第1クロックに同期して動作しつつ前記第1の周期に対応する第1のパルス信号の入力に応じて信号レベルが反転する伝送信号を出力する送信部と、第2の周期の第2クロックに同期して動作しつつ前記伝送信号の信号レベルの反転に応じて前記第2の周期に対応する第2のパルス信号を出力する受信部と、を備え、前記送信部は、前記第1のパルス信号の入力後の前記第1クロックの立ち上がりに同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第1信号生成部と、前記第1のパルス信号の入力に同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第2信号生成部と、を備えることを特徴とする。
本発明による伝送装置は、信号を伝送する伝送装置であって、第1の周期の第1クロックに同期して動作しつつ前記第1の周期に対応する第1のパルス信号の入力に応じて信号レベルが反転する伝送信号を出力する送信部と、第2の周期の第2クロックに同期して動作しつつ前記伝送信号の信号レベルの反転に応じて前記第2の周期に対応する第2のパルス信号を出力する受信部と、を備え、前記受信部は、前記伝送信号をその信号レベル変化に基づいて当該変化直後の信号レベルを保持すると共に当該変化時点からの所定の遅延量内で当該変化直後の前記信号レベルを出力する中継部と、前記中継部の出力の変化に基づき前記第2の周期に対応する前記第2のパルス信号を生成して出力する第3信号生成部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明による信号送信装置は、所定周期のクロックに同期して動作しつつ前記所定周期に対応するパルス信号の入力に応じて伝送信号を出力する信号送信装置であって、前記パルス信号の入力後の前記クロックの立ち上がりに同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第1信号生成部と、前記パルス信号の入力に同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第2信号生成部と、前記所定周期が受信側クロックの周期より短い場合に前記第1信号生成部の出力を選択し、前記第1の周期が前記受信側クロックの周期より長い場合に前記第2信号生成部の出力を選択する出力選択部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明による信号受信装置は、所定周期のクロックに同期して動作しつつ伝送信号を受信する信号受信装置であって、前記伝送信号の信号レベルを前記クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記クロックの立ち下りでも保持する第1レベル保持部と、前記第1レベル保持部が保持している2つの信号レベルのうちの1つを選択して出力する第1選択部と、前記第1選択部の出力を前記クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記クロックの立ち下りでも保持する第2レベル保持部と、前記第2レベル保持部が保持している2つの信号レベルのうちの1つを選択して出力する第2選択部と、前記第2選択部の出力を前記第2クロックの立ち上がりで保持する先行レベル保持部と、前記第2選択部の出力と前記先行レベル保持部の出力とを入力とし、これら2つの出力の排他的論理和によりパルス信号を生成及び出力するEXOR回路部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明による伝送方法は、1の周期の第1クロックに同期して入力される第1のパルス信号に応答して信号レベルが第1のレベルから第2のレベルに変化し、以後前記第2のレベルを維持する伝送信号を、前記第1のクロックに同期して出力する送信ステップと、前記伝送信号の信号レベルが前記第2のレベルであることを前記第1の周期とは異なる第2の周期の第2のクロックに基づいて認識し、前記認識に基づいて前記第2のクロックに同期して第2のパルス信号を出力する受信ステップと、を有することを特徴とする。
本発明による伝送方法は、信号を伝送する伝送方法であって、第1の周期の第1クロックに同期して、前記第1の周期に対応する第1のパルス信号の入力に応じて信号レベルが反転する伝送信号を出力する送信ステップと、第2の周期の第2クロックに同期して、前記伝送信号の信号レベルの反転に応じて前記第2の周期に対応する第2のパルス信号を出力する受信ステップと、を備え、前記送信ステップは、前記第1のパルス信号の入力後の前記第1クロックの立ち上がりに同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第1信号生成ステップと、前記第1のパルス信号の入力に同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第2信号生成ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明による伝送方法は、信号を伝送する伝送方法であって、第1の周期の第1クロックに同期して、前記第1の周期に対応する第1のパルス信号の入力に応じて信号レベルが反転する伝送信号を出力する送信ステップと、第2の周期の第2クロックに同期して、前記伝送信号の信号レベルの反転に応じて前記第2の周期に対応する第2のパルス信号を出力する受信ステップと、を備え、前記受信ステップは、前記伝送信号をその信号レベル変化に基づいて当該変化直後の信号レベルを保持すると共に当該変化時点からの所定の遅延量内で当該変化直後の前記信号レベルを出力する中継ステップと、前記中継部の出力から前記第2の周期に対応する前記第2のパルス信号を生成して出力する第3信号生成ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明による信号送信方法は、所定周期のクロックに同期して、前記所定周期に対応するパルス信号の入力に応じて伝送信号を出力する伝送方法であって、前記パルス信号の入力後の前記クロックの立ち上がりに同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第1信号生成ステップと、前記パルス信号の入力に同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第2信号生成ステップと、前記所定周期が受信側クロックの周期より短い場合に前記第1信号生成ステップにおける出力を選択し、前記第1の周期が前記受信側クロックの周期より長い場合に前記第2信号生成ステップにおける出力を選択する出力選択ステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明による信号受信方法は、所定周期のクロックに同期して伝送信号を受信する伝送方法であって、前記伝送信号の信号レベルを前記クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記クロックの立ち下りでも保持する第1レベル保持ステップと、前記第1レベル保持ステップにおいて保持された2つの信号レベルのうちの1つを選択して出力する第1選択部と、前記第1選択ステップにおける出力を前記クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記クロックの立ち下りでも保持する第2レベル保持ステップと、前記第2レベル保持ステップにおいて保持された2つの信号レベルのうちの1つを選択して出力する第2選択ステップと、前記第2選択ステップにおける出力を前記第2クロックの立ち上がりで保持する先行レベル保持ステップと、前記第2選択ステップにおける出力と前記先行レベル保持ステップにおける出力とを入力とし、これら2つの出力の排他的論理和によりパルス信号を生成及び出力するEXORステップと、を備えることを特徴とする。
本発明による伝送装置、信号送信装置、信号受信装置及び伝送方法、信号送信方法、信号受信方法によれば、互いに動作クロック周波数の異なる送信側及び受信側の装置が制御信号を送受信する際に、メタステーブルの問題を解消し且つ制御信号の遅延を抑制することができる。
本発明の本実施例である伝送装置を表すブロック図である。 図1の伝送装置における送信部を表すブロック図である。 図2の送信部における高速クロック動作部を表すブロック図である。 図2の送信部における低速クロック動作部を表すブロック図である。 送信部における動作波形を表すタイムチャートである。 図1の伝送装置における受信部を表すブロック図である。 送信部からの制御信号がローレベルからハイレベルにレベル変化した場合の受信部における動作波形を表すタイムチャートである。 送信部からの制御信号がハイレベルからローレベルにレベル変化した場合の受信部における動作波形を表すタイムチャートである。 従来のメタステーブル対策回路を表すブロック図である。
以下、本発明に係る実施例について添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本実施例による伝送装置1を表すブロック図である。伝送装置1は、送信部100と、受信部200と、を含む。伝送装置1は、例えばパーソナルコンピュータやサーバなどの装置に含まれる単一のプリント基板やモジュール基板(図示せず)上に搭載され、当該プリント基板内に形成された例えば銅などの導電体配線からなる伝送路300を介して送信部100から受信部200へ伝送信号LCを送信する。なお、送信部100及び受信部200は、それぞれ個別のモジュール基板(図示せず)上に信号送信装置100及び信号受信装置200として搭載されても良い。
送信部100は、第1の周期の送信側クロックSC(第1クロック)に同期して動作し、受信部200は、第2の周期の受信側クロックRC(第2クロック)に同期して動作する。送信側クロックSCの周波数と受信側クロックRCの周波数とは互いに異なる。送信側クロックSCの周波数は、受信側クロックRCの周波数に比較して高くても低くても良い。また、これらの周波数に制限はない。例えば送信側クロックSCの周波数が100MHz、受信側クロックRCの周波数が50MHzなどである。以下、制御情報を伝送する場合の例について説明する。
送信部100は、送信側クロックSCに同期して動作する例えば半導体チップ内に形成された送信回路である。送信部100は、例えば制御情報を担う第1のパルス信号である送信側制御信号SPの入力を受け入れ、送信側制御信号SPのパルス入力に応じて信号レベルが反転する伝送信号LCを受信部200へ送信する。信号レベルの反転は、ローレベルとハイレベルとの間の反転である。送信側制御信号SPのパルス幅は送信側クロックSCの周期(第1の周期)に対応する幅である。
図2は、送信部100を表すブロック図である。送信部100は、高速クロック動作部110と、低速クロック動作部120と、出力選択部130と、を含む。
高速クロック動作部(第1信号生成部)110は、送信側クロックSCの周波数が所定の周波数に比較して高い場合に好適な送信回路である。低速クロック動作部(第2信号生成部)120は、送信側クロックSCの周波数が所定の周波数に比較して低い場合に好適な送信回路である。所定の周波数は、回路を構成する素子の遅延量等で決定されるものである。高速クロック動作部110及び低速クロック動作部120の各々は、送信側制御信号SPの入力を受け入れ、送信側クロックSCに同期して動作する。
出力選択部130は、外部入力であるセレクタ信号SLに応じて、高速クロック動作部110によって生成された伝送信号LCF及び低速クロック動作部120によって生成された伝送信号LCSのうちのいずれか一方を選択し、当該選択した信号を伝送信号LCとして出力するセレクタである。出力選択部130は、例えば伝送装置1が搭載されたプリント基板上に設けられた外部端子からの外部入力選択信号に応じて伝送信号LCF及びLCSのいずれか一方を選択する。
図3は、高速クロック動作部110を表すブロック図である。高速クロック動作部110は、第1送信側フリップフロップ111と、第1送信側インバータ112と、第1送信側セレクタ113と、を含む。以下、本明細書の各図面におけるフリップフロップの表記において、(P)とあるものは立上りエッジにおいて動作するタイプのフリップフロップであり、(N)とあるものは立下りエッジにおいて動作するタイプのフリップフロップである。
第1送信側フリップフロップ111は、送信側クロックSCに同期して第1送信側セレクタ113によって選択された信号レベルを取り込んでこれを保持信号レベルとして保持する。また、第1送信側フリップフロップ111は、保持信号レベルを有するレベル信号を伝送信号LCFとして出力する。
第1送信側インバータ112は、第1送信側フリップフロップ111が保持している保持信号レベルの反転信号レベルを生成して第1送信側セレクタ113に供給する。
第1送信側セレクタ113は、第1送信側フリップフロップ111が保持している保持信号レベル及び当該保持信号レベルの反転信号レベルのいずれか一方を送信側制御信号SPの信号レベルに応じて選択して、第1送信側フリップフロップ111に供給する。
図4は、低速クロック動作部120を表すブロック図である。低速クロック動作部120は、第2送信側フリップフロップ121と、第2送信側インバータ122と、第2送信側セレクタ123と、を含む。
第2送信側フリップフロップ121は、第2送信側セレクタ123によって選択された信号レベルを取り込んでこれを保持信号レベルとして保持する。また、第2送信側フリップフロップ121は、送信側クロックSCに同期して当該保持信号レベルを出力する。
第2送信側インバータ122は、第2送信側フリップフロップ121が保持している保持信号レベルの反転信号レベルを生成して第2送信側セレクタ123に供給する。
第2送信側セレクタ123は、送信側制御信号SPの信号レベルに応じて、第2送信側フリップフロップ121に保持されている保持信号レベル及び第2送信側インバータ122によって生成された当該反転信号レベルを入力とし、これら2つの入力のうちの一方を選択する。第2送信側セレクタ123は、当該選択した信号レベルを有するレベル信号を伝送信号LCSとして出力する。
ここで、第1送信側フリップフロップ111及び第2送信側フリップフロップ121の各々は、送信側クロックSCの立上りエッジにおいて当該信号レベルを取り込む。
図5は、送信部100における動作波形を表すタイムチャートである。図5では、高速クロック動作部110が出力する伝送信号LCを伝送信号LCFとして表し、低速クロック動作部120が出力する伝送信号LCを伝送信号LCSとして表している。
送信側クロックSCは、ハイレベルとローレベルを交互に繰り返す信号である。送信部100に入力される送信側制御信号SP中には、1サイクル幅のパルス(時刻T1〜T2や時刻T3〜T4の部分)が断続的に現れる。高速クロック動作部110の第1送信側セレクタ113と低速クロック動作部120の第2送信側セレクタ123は共に、当該パルスが入力されたときにのみ反転信号レベルを選択する。
高速クロック動作部110においては、当該パルスが入力され選択された反転信号レベルを第1送信側フリップフロップ111が一旦保持し、次のサイクルで当該保持した反転信号レベルを出力するので、当該パルスの立下り部分(時刻T2及びT4)で伝送信号LCFの信号レベルが切り替わる。第1送信側フリップフロップ111は、当該反転信号レベルを次のパルスが入力されるまで保持する。それによって、第1送信側フリップフロップ111は、次のパルスの立下り部分まで同一信号レベルの伝送信号LCSを出力し続ける。このように、高速クロック動作部110は、送信側制御信号SPのパルス信号の入力後の送信側クロックSCの立ち上がりに同期して伝送信号LCの信号レベルを反転させる。
低速クロック動作部120においては、当該パルスが入力され選択された反転信号レベルを第2送信側セレクタ123が出力するので、当該パルスの立上り部分(時刻T1及びT3)で伝送信号LCSの信号レベルが切り替わる。第2送信側フリップフロップ121は、次のパルスが入力されるまで当該反転信号レベルを保持する。それによって、第2送信側セレクタ123は、次のパルスが入力されるまで同一信号レベルの伝送信号LCSを出力し続ける。このように、低速クロック動作部120は、送信側制御信号SPのパルスの入力に同期して伝送信号LCの信号レベルを反転させる。
このように、高速クロック動作部110及び低速クロック動作部120の各々は、送信側制御信号SPのパルス入力がある毎に信号レベルを変化させて得られた信号を伝送信号LCとして生成し出力する。換言すれば、高速クロック動作部110及び低速クロック動作部120の各々は、パルス信号である送信側制御信号SPを信号レベルの変化によって表されるレベル信号に変換する回路である。
図6は、受信部200を表すブロック図である。受信部200は、受信側クロックRCに同期して動作する例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)に組み込まれた受信回路である。受信部200は、送信部100からのレベル信号である伝送信号LCを受信し、伝送信号LCの信号レベルの反転に応じて受信側クロックRCの周期(第2の周期)に対応する第2のパルス信号である受信側制御信号RPを生成及び出力する。信号レベルの反転は、ローレベルとハイレベルとの間の反転である。受信側制御信号RPは、送信側制御信号SPが担う例えば制御情報と同一の制御情報を担う信号である。
受信部200は、第1レベル保持部210と、第1選択部220と、第2レベル保持部230と、第2選択部240と、先行レベル保持部250と、EXOR回路260と、を含む。以下、第1レベル保持部210と、第1選択部220と、第2レベル保持部230と、第2選択部240と、からなる機能ブロックを中継部と称する。当該中継部は、伝送信号LCを受信した際における回路発振を抑制するメタステーブル対策回路でもある。また、先行レベル保持部250と、EXOR回路260と、からなる機能ブロックを第3信号生成部と称する。
第1レベル保持部210は、伝送信号LCの信号レベルを受信側クロックRCの立上りエッジ及び立下りエッジにおいて順次取り込んでこれを保持するものである。
第1レベル保持部210は、第1アップエッジフリップフロップ211と、第1ダウンエッジフリップフロップ212と、を含む。第1アップエッジフリップフロップ211は、受信側クロックRCの立上りエッジ(アップエッジ)において伝送信号LCの信号レベルを順次取り込んでこれを保持するフリップフロップである。第1ダウンエッジフリップフロップ212は、受信側クロックRCの立下りエッジ(ダウンエッジ)において伝送信号LCの信号レベルを順次取り込んでこれを保持するフリップフロップである。
第1選択部220は、第1OR回路221と、第1AND回路222と、第1セレクタ223と、を含む。
第1OR回路221は、第1レベル保持部210が保持する2つの信号レベルの論理和を順次出力するOR回路である。第1AND回路222は、第1レベル保持部210が保持する2つの信号レベルの論理積を順次出力するAND回路である。ここで、当該2つの信号レベルは、第1アップエッジフリップフロップ211が保持している信号レベルと、第1ダウンエッジフリップフロップ212が保持している信号レベルである。
第1セレクタ223は、先行レベル保持部250に保持されている信号レベル(以下、先行レベルと称する)に応じて第1OR回路221の出力及び第1AND回路222の出力のいずれか一方を択一的に順次選択するセレクタである。
第2レベル保持部230は、第2アップエッジフリップフロップ231と、第2ダウンエッジフリップフロップ232と、エッジ調整フリップフロップ233と、を含む。
第2アップエッジフリップフロップ231は、第1選択部220によって選択された信号レベルを受信側クロックRCの立上りエッジにおいて順次取り込んでこれを保持するフリップフロップである。第2ダウンエッジフリップフロップ232は、第1選択部220によって選択された信号レベルを受信側クロックRCの立下りエッジにおいて順次取り込んでこれを保持するフリップフロップである。エッジ調整フリップフロップ233は、第2ダウンエッジフリップフロップ232に保持されている信号レベルを受信側クロックRCの立上りエッジにおいて順次取り込んでこれを保持するフリップフロップである。
第2選択部240は、第2OR回路241と、第2AND回路242と、第2セレクタ243と、を含む。
第2OR回路241は、第2レベル保持部230が保持する2つの信号レベルの論理和を順次出力するOR回路である。第2AND回路242は、第2レベル保持部230が保持する2つの信号レベルの論理積を順次出力するAND回路である。ここで、当該2つの信号レベルは、第2アップエッジフリップフロップ231が保持している信号レベルと、エッジ調整フリップフロップ233が保持している信号レベルである。
第2セレクタ243は、先行レベル保持部250に保持されている先行レベルに応じて第2OR回路241の出力及び第2AND回路242の出力のいずれか一方を択一的に順次選択するセレクタである。
先行レベル保持部250は、第2選択部240によって選択された信号レベルを受信側クロックRCに同期して順次取り込みこれを先行レベルとして保持するフリップフロップである。すなわち、先行レベルは、ハイレベル及びローレベルのいずれか一方である。また、先行レベル保持部250は、受信側クロックRCに同期して先行レベルを順次出力する。以下、先行レベル保持部250を、単に保持部250とも称する。
EXOR回路260は、第2選択部240からの信号レベルを一方の入力とし、先行レベル保持部250に保持されている先行レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの排他的論理和によって得られた信号レベルの受信側制御信号RPを出力する。
受信部200における上記した処理は、受信側クロックRCに同期して反復される。このように、受信部200は、第1レベル保持部210及び第2レベル保持部230からなる2段階の保持部によってメタステーブル対策を施しつつ、アップエッジ及びダウンエッジで取り込んだ伝送信号の信号レベルのうちのいずれか一方を、当該伝送信号の先行レベルに応じて択一的に中継し、当該中継した信号レベルに基づいて受信側クロックの1周期分に対応する受信側制御信号RPを生成する。
図7は、送信部100からの伝送信号LCがローレベルからハイレベルにレベル反転した場合の受信部200における動作波形を表すタイムチャートである。図7では、受信側クロック信号RCと伝送信号LCとの間の位相差が互いに異なる4つのパターン(第1〜第4パターン)の波形を図示している。なお、第1〜第4パターンの各パターンにおいては、受信側クロック信号RCの周波数は、送信側クロック信号SCの周波数よりも低くても高くても良い。
第1パターンは、伝送信号LCがローレベルからハイレベルにレベル反転する時刻t10が、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t11よりも前である場合の波形である。この場合、第1アップエッジフリップフロップ211(F/F(P)211)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t11で伝送信号LCのハイレベルを取り込み、これを保持する。第1ダウンエッジフリップフロップ212(F/F(N)212)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t12で伝送信号LCのハイレベルを取り込み、これを保持する。
先行レベル保持部250は、伝送信号LCがハイレベルにレベル変化する時刻t10以前の信号レベルであるローレベルを先行レベルとして保持しており、これを第1セレクタ223に供給している。第1セレクタ223は、当該ローレベルの信号に応じて、第1OR回路221の出力を選択している。
第1OR回路221(OR221)は、第1アップエッジフリップフロップ211に保持された信号レベルを一方の入力とし、第1ダウンエッジフリップフロップ212に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理和を出力する。すなわち、第1OR回路221は、これら両フリップフロップによってハイレベルが取り込まれた時刻t11及びt12のうちの早く取り込まれた時刻t11からハイレベルを出力する。第1セレクタ223は、当該ハイレベルの信号を第2アップエッジフリップフロップ231及び第2ダウンエッジフリップフロップ232に供給する。
第2アップエッジフリップフロップ231(F/F(P)231)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t13で第1セレクタ223からのハイレベルを取り込み、これを保持する。第2ダウンエッジフリップフロップ232(F/F(N)232)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t12で第1セレクタ223からのハイレベルを取り込み、これを保持する。エッジ調整フリップフロップ233(F/F(P)233)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t13で第2ダウンエッジフリップフロップ232からのハイレベルを取り込み、これを保持する。
先行レベル保持部250は、伝送信号LCがハイレベルにレベル変化する時刻t10以前の信号レベルであるローレベルを先行レベルとして保持しており、これを第2セレクタ243に供給している。第2セレクタ243は、当該ローレベルの信号に応じて、第2OR回路241の出力を選択している。
第2OR回路241(OR241)は、第2アップエッジフリップフロップ231に保持された信号レベルを一方の入力とし、エッジ調整フリップフロップ233に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理和を出力する。すなわち、第2OR回路241は、これら両フリップフロップによってハイレベルが取り込まれた時刻t13からハイレベルを出力する。第2セレクタ243は、当該ハイレベルの信号を先行レベル保持フリップフロップ250及びEXOR回路260に供給する。
先行レベル保持フリップフロップ250は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t15で当該ハイレベルを取り込み、これを保持する。つまり、先行レベル保持フリップフロップ250は、時刻t15まではローレベルをEXOR回路260に供給し、時刻t15以降は当該ハイレベルを先行レベルとしてEXOR回路260に供給する。
このように時刻t13〜t15の間のみ、第2OR回路241からの信号レベル(ハイレベル)と、先行レベル保持フリップフロップ250からの信号レベル(ローレベル)とが異なる。それにより、EXOR回路260は、時刻t13〜t15の間のみ、信号レベルがハイレベルとなる受信側制御信号RPを生成し、これを出力する。時刻t13〜t15の期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル分に対応する期間である。
このように受信部200が送信部100からの伝送信号LCを受信した時刻t10から、受信部200が受信側制御信号RPの出力を開始する時刻t13までの期間は、受信側クロック信号RCの1.5サイクル以内となる。
第2パターンは、伝送信号LCがローレベルからハイレベルにレベル反転する時刻t21と、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t21とが同一又はほぼ同一である場合の波形である。この場合、第1アップエッジフリップフロップ211(F/F(P)211)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t21で伝送信号LCのハイレベルを取り込み、これを保持しようとするのであるが、当該取り込みのタイミングとレベル変化のタイミングとが重なるので発振現象が生じる。図7における網掛け表示部分が、発振現象が生じている期間(時刻t21〜t23)である。これに対して、第1ダウンエッジフリップフロップ212(F/F(N)212)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t22で伝送信号LCのハイレベルを取り込み、これを保持する。
第1セレクタ223は、第1パターンと同様に、先行レベル保持部250からのローレベルの信号に応じて、第1OR回路221の出力を選択している。第1OR回路221(OR221)は、第1アップエッジフリップフロップ211に保持された信号レベル又は発振状態の信号レベルを一方の入力とし、第1ダウンエッジフリップフロップ212に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理和を出力する。すなわち、第1OR回路221は、遅くとも時刻t22までにはハイレベルを出力する。第1セレクタ223は、当該ハイレベルの信号を第2アップエッジフリップフロップ231及び第2ダウンエッジフリップフロップ232に供給する。
第2アップエッジフリップフロップ231(F/F(P)231)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t23で第1セレクタ223からのハイレベルを取り込み、これを保持する。第2ダウンエッジフリップフロップ232(F/F(N)232)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t22又はt24で第1セレクタ223からのハイレベルを取り込み、これを保持する。エッジ調整フリップフロップ233(F/F(P)233)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t23又はt25で第2ダウンエッジフリップフロップ232からのハイレベルを取り込み、これを保持する。
第2セレクタ243は、第1パターンと同様に、先行レベル保持部250からのローレベルの信号に応じて、第2OR回路241の出力を選択している。第2OR回路241(OR241)は、第2アップエッジフリップフロップ231に保持された信号レベルを一方の入力とし、エッジ調整フリップフロップ233に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理和を出力する。すなわち、第2OR回路241は、これら両フリップフロップによってハイレベルが取り込まれた時刻t23及びt25のうちの早く取り込まれた時刻t23からハイレベルを出力する。第2セレクタ243は、当該ハイレベルの信号を先行レベル保持フリップフロップ250及びEXOR回路260に供給する。
先行レベル保持フリップフロップ250は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t25で当該ハイレベルを取り込み、これを保持する。つまり、先行レベル保持フリップフロップ250は、時刻t25まではローレベルをEXOR回路260に供給し、時刻t25以降はハイレベルをEXOR回路260に供給する。
このように時刻t23〜t25の間のみ、第2OR回路241からの信号レベル(ハイレベル)と、先行レベル保持フリップフロップ250からの信号レベル(ローレベル)とが異なる。それにより、EXOR回路260は、時刻t23〜t25の間のみ、信号レベルがハイレベルとなる受信側制御信号RPを生成し、これを出力する。時刻t23〜t25の期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル分に対応する期間である。
このように受信部200が送信部100からの伝送信号LCを受信した時刻t21から、受信部200が受信側制御信号RPの出力を開始する時刻t23までの期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル分となる。
第3パターンは、伝送信号LCがローレベルからハイレベルにレベル反転する時刻t30が、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t31よりも前である場合の波形である。この場合、第1アップエッジフリップフロップ211(F/F(P)211)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t32で伝送信号LCのハイレベルを取り込み、これを保持する。第1ダウンエッジフリップフロップ212(F/F(N)212)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t31で伝送信号LCのハイレベルを取り込み、これを保持する。
第1セレクタ223は、第1パターンと同様に、先行レベル保持部250からのローレベルの信号に応じて、第1OR回路221の出力を選択している。第1OR回路221(OR221)は、第1アップエッジフリップフロップ211に保持された信号レベルを一方の入力とし、第1ダウンエッジフリップフロップ212に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理和を出力する。すなわち、第1OR回路221は、これら両フリップフロップによってハイレベルが取り込まれた時刻t31及びt32のうちの早く取り込まれた時刻t31からハイレベルを出力する。第1セレクタ223は、当該ハイレベルの信号を第2アップエッジフリップフロップ231及び第2ダウンエッジフリップフロップ232に供給する。
第2アップエッジフリップフロップ231(F/F(P)231)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t32で第1セレクタ223からのハイレベルを取り込み、これを保持する。第2ダウンエッジフリップフロップ232(F/F(N)232)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t33で第1セレクタ223からのハイレベルを取り込み、これを保持する。エッジ調整フリップフロップ233(F/F(P)233)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t34で第2ダウンエッジフリップフロップ232からのハイレベルを取り込み、これを保持する。
第2セレクタ243は、第1パターンと同様に、先行レベル保持部250からのローレベルの信号に応じて、第2OR回路241の出力を選択している。第2OR回路241(OR241)は、第2アップエッジフリップフロップ231に保持された信号レベルを一方の入力とし、エッジ調整フリップフロップ233に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理和を出力する。すなわち、第2OR回路241は、これら両フリップフロップによってハイレベルが取り込まれた時刻t32及びt34のうちの早く取り込まれた時刻t32からハイレベルを出力する。第2セレクタ243は、当該ハイレベルの信号を先行レベル保持フリップフロップ250及びEXOR回路260に供給する。
先行レベル保持フリップフロップ250は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t34で当該ハイレベルを取り込み、これを保持する。つまり、先行レベル保持フリップフロップ250は、時刻t34まではローレベルをEXOR回路260に供給し、時刻t34以降はハイレベルをEXOR回路260に供給する。
このように時刻t32〜t34の間のみ、第2OR回路241からの信号レベル(ハイレベル)と、先行レベル保持フリップフロップ250からの信号レベル(ローレベル)とが異なる。それにより、EXOR回路260は、時刻t32〜t34の間のみ、信号レベルがハイレベルとなる受信側制御信号RPを生成し、これを出力する。時刻t32〜t34の期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル分に対応する期間である。
このように受信部200が送信部100からの伝送信号LCを受信した時刻t30から、受信部200が受信側制御信号RPの出力を開始する時刻t32までの期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル以内となる。
第4パターンは、伝送信号LCがローレベルからハイレベルにレベル反転する時刻t41と、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t41とが同一又はほぼ同一である場合の波形である。この場合、第1アップエッジフリップフロップ211(F/F(P)211)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t42で伝送信号LCのハイレベルを取り込み、これを保持する。これに対して、第1ダウンエッジフリップフロップ212(F/F(N)212)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t41で伝送信号LCのハイレベルを取り込み、これを保持しようとするのであるが、当該取り込みのタイミングとレベル変化のタイミングとが重なるので発振現象が生じる。図7における網掛け表示部分が、発振現象が生じている期間(時刻t41〜t43)である。
第1セレクタ223は、第1パターンと同様に、先行レベル保持部250からのローレベルの信号に応じて、第1OR回路221の出力を選択している。第1OR回路221(OR221)は、第1アップエッジフリップフロップ211に保持された信号レベルを一方の入力とし、第1ダウンエッジフリップフロップ212に保持された信号レベル又は発振状態の信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理和を出力する。すなわち、第1OR回路221は、遅くとも時刻t42までにはハイレベルを出力する。第1セレクタ223は、当該ハイレベルの信号を第2アップエッジフリップフロップ231及び第2ダウンエッジフリップフロップ232に供給する。
第2アップエッジフリップフロップ231(F/F(P)231)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t42又はt44で第1セレクタ223からのハイレベルを取り込み、これを保持する。第2ダウンエッジフリップフロップ232(F/F(N)232)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t43で第1セレクタ223からのハイレベルを取り込み、これを保持する。エッジ調整フリップフロップ233(F/F(P)233)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t44で第2ダウンエッジフリップフロップ232からのハイレベルを取り込み、これを保持する。
第2セレクタ243は、第1パターンと同様に、先行レベル保持部250からのローレベルの信号に応じて、第2OR回路241の出力を選択している。第2OR回路241(OR241)は、第2アップエッジフリップフロップ231に保持された信号レベルを一方の入力とし、エッジ調整フリップフロップ233に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理和を出力する。すなわち、第2OR回路241は、これら両フリップフロップによってハイレベルが取り込まれた時刻t42又はt44からハイレベルを出力する。第2セレクタ243は、当該ハイレベルの信号を先行レベル保持フリップフロップ250及びEXOR回路260に供給する。
先行レベル保持フリップフロップ250は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t44又はt46で当該ハイレベルを取り込み、これを保持する。つまり、先行レベル保持フリップフロップ250は、時刻t44又はt46まではローレベルをEXOR回路260に供給し、時刻t44又はt46以降はハイレベルをEXOR回路260に供給する。
このように時刻t42〜t44又は時刻t44〜t46の間のみ、第2OR回路241からの信号レベル(ロー又はハイレベル)と、先行レベル保持フリップフロップ250からの信号レベル(ハイ又はローレベル)とが異なる。それにより、EXOR回路260は、時刻t42〜t44又は時刻t44〜t46の間のみ、信号レベルがハイレベルとなる受信側制御信号RPを生成し、これを出力する。時刻t42〜t44又は時刻t44〜t46の期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル分に対応する期間である。
このように受信部200が送信部100からの伝送信号LCを受信した時刻t41から、受信部200が受信側制御信号RPの出力を開始する時刻t42又はt44までの期間は、受信側クロック信号RCの0.5サイクル又は1.5サイクル分となる。
図8は、送信部100からの伝送信号LCがハイレベルからローレベルにレベル反転した場合の受信部200における動作波形を表すタイムチャートである。図8では、受信側クロック信号RCと伝送信号LCとの間の位相差が互いに異なる4つのパターン(第5〜第8パターン)の波形を図示している。なお、第5〜第8パターンの各パターンにおいては、受信側クロック信号RCの周波数は、送信側クロック信号SCの周波数よりも低くても高くても良い。
第5パターンは、伝送信号LCがハイレベルからローレベルにレベル反転する時刻t50が、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t51よりも前である場合の波形である。この場合、第1アップエッジフリップフロップ211(F/F(P)211)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t51で伝送信号LCのローレベルを取り込み、これを保持する。第1ダウンエッジフリップフロップ212(F/F(N)212)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t52で伝送信号LCのローレベルを取り込み、これを保持する。
先行レベル保持部250は、伝送信号LCがローレベルにレベル変化する時刻t50以前の信号であるハイレベルを保持しており、これを第1セレクタ223に供給している。第1セレクタ223は、当該ハイレベルの信号に応じて、第1AND回路222の出力を選択している。
第1AND回路222(AND222)は、第1アップエッジフリップフロップ211に保持された信号レベルを一方の入力とし、第1ダウンエッジフリップフロップ212に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理積を出力する。すなわち、第1AND回路222は、これら両フリップフロップによってローレベルが取り込まれた時刻t51及びt52のうちの早く取り込まれた時刻t51からローレベルを出力する。第1セレクタ223は、当該ローレベルの信号を第2アップエッジフリップフロップ231及び第2ダウンエッジフリップフロップ232に供給する。
第2アップエッジフリップフロップ231(F/F(P)231)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t53で第1セレクタ223からのローレベルを取り込み、これを保持する。第2ダウンエッジフリップフロップ232(F/F(N)232)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t52で第1セレクタ223からのローレベルを取り込み、これを保持する。エッジ調整フリップフロップ233(F/F(P)233)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t53で第2ダウンエッジフリップフロップ232からのローレベルを取り込み、これを保持する。
先行レベル保持部250は、伝送信号LCがローレベルにレベル変化する時刻t50以前の信号であるハイレベルを保持しており、これを第2セレクタ243に供給している。第2セレクタ243は、当該ハイレベルの信号に応じて、第2AND回路242の出力を選択している。
第2AND回路242(AND242)は、第2アップエッジフリップフロップ231に保持された信号レベルを一方の入力とし、エッジ調整フリップフロップ233に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理積を出力する。すなわち、第2AND回路242は、これら両フリップフロップによってローレベルが取り込まれた時刻t53からローレベルを出力する。第2セレクタ243は、当該ローレベルの信号を先行レベル保持フリップフロップ250及びEXOR回路260に供給する。
先行レベル保持フリップフロップ250は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t55で当該ローレベルを取り込み、これを保持する。つまり、先行レベル保持フリップフロップ250は、時刻t55まではハイレベルをEXOR回路260に供給し、時刻t55以降はローレベルをEXOR回路260に供給する。
このように時刻t53〜t55の間のみ、第2AND回路242からの信号レベル(ローレベル)と、先行レベル保持フリップフロップ250からの信号レベル(ハイレベル)とが異なる。それにより、EXOR回路260は、時刻t53〜t55の間のみ、信号レベルがハイレベルとなる受信側制御信号RPを生成し、これを出力する。時刻t53〜t55の期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル分に対応する期間である。
このように受信部200が送信部100からの伝送信号LCを受信した時刻t50から、受信部200が受信側制御信号RPの出力を開始する時刻t53までの期間は、受信側クロック信号RCの1.5サイクル以内となる。
第6パターンは、伝送信号LCがハイレベルからローレベルにレベル反転する時刻t61と、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t61とが同一又はほぼ同一である場合の波形である。この場合、第1アップエッジフリップフロップ211(F/F(P)211)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t61で伝送信号LCのローレベルを取り込み、これを保持しようとするのであるが、当該取り込みのタイミングとレベル変化のタイミングとが重なるので発振現象が生じる。図8における網掛け表示部分が、発振現象が生じている期間(時刻t61〜t63)である。これに対して、第1ダウンエッジフリップフロップ212(F/F(N)212)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t62で伝送信号LCのローレベルを取り込み、これを保持する。
第1セレクタ223は、第5パターンと同様に、先行レベル保持部250からのハイレベルの信号に応じて、第1AND回路222の出力を選択している。第1AND回路222(AND222)は、第1アップエッジフリップフロップ211に保持された信号レベル又は発振状態の信号レベルを一方の入力とし、第1ダウンエッジフリップフロップ212に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理積を出力する。すなわち、第1AND回路222は、遅くとも時刻t62までにはローレベルを出力する。第1セレクタ223は、当該ローレベルの信号を第2アップエッジフリップフロップ231及び第2ダウンエッジフリップフロップ232に供給する。
第2アップエッジフリップフロップ231(F/F(P)231)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t63で第1セレクタ223からのローレベルを取り込み、これを保持する。第2ダウンエッジフリップフロップ232(F/F(N)232)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t62又はt64で第1セレクタ223からのローレベルを取り込み、これを保持する。エッジ調整フリップフロップ233(F/F(P)233)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t63又はt65で第2ダウンエッジフリップフロップ232からのローレベルを取り込み、これを保持する。
第2セレクタ243は、第5パターンと同様に、先行レベル保持部250からのハイレベルの信号に応じて、第2AND回路242の出力を選択している。第2AND回路242(AND242)は、第2アップエッジフリップフロップ231に保持された信号レベルを一方の入力とし、エッジ調整フリップフロップ233に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理和を出力する。すなわち、第2AND回路242は、これら両フリップフロップによってハイレベルが取り込まれた時刻t63及びt65のうちの早く取り込まれた時刻t63からハイレベルを出力する。第2セレクタ243は、当該ローレベルの信号を先行レベル保持フリップフロップ250及びEXOR回路260に供給する。
先行レベル保持フリップフロップ250は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t65で当該ローレベルを取り込み、これを保持する。つまり、先行レベル保持フリップフロップ250は、時刻t65まではハイレベルをEXOR回路260に供給し、時刻t65以降はローレベルをEXOR回路260に供給する。
このように時刻t63〜t65の間のみ、第2AND回路242からの信号レベル(ローレベル)と、先行レベル保持フリップフロップ250からの信号レベル(ハイレベル)とが異なる。それにより、EXOR回路260は、時刻t63〜t65の間のみ、信号レベルがローレベルとなる受信側制御信号RPを生成し、これを出力する。時刻t63〜t65の期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル分に対応する期間である。
このように受信部200が送信部100からの伝送信号LCを受信した時刻t61から、受信部200が受信側制御信号RPの出力を開始する時刻t63までの期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル分となる。
第7パターンは、伝送信号LCがハイレベルからローレベルにレベル反転する時刻t70が、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t71よりも前である場合の波形である。この場合、第1アップエッジフリップフロップ211(F/F(P)211)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t72で伝送信号LCのローレベルを取り込み、これを保持する。第1ダウンエッジフリップフロップ212(F/F(N)212)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t71で伝送信号LCのローレベルを取り込み、これを保持する。
第1セレクタ223は、第5パターンと同様に、先行レベル保持部250からのハイレベルの信号に応じて、第1AND回路222の出力を選択している。第1AND回路222(AND222)は、第1アップエッジフリップフロップ211に保持された信号レベルを一方の入力とし、第1ダウンエッジフリップフロップ212に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理積を出力する。すなわち、第1AND回路222は、これら両フリップフロップによってローレベルが取り込まれた時刻t71及びt72のうちの早く取り込まれた時刻t71からローレベルを出力する。第1セレクタ223は、当該ローレベルの信号を第2アップエッジフリップフロップ231及び第2ダウンエッジフリップフロップ232に供給する。
第2アップエッジフリップフロップ231(F/F(P)231)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t72で第1セレクタ223からのローレベルを取り込み、これを保持する。第2ダウンエッジフリップフロップ232(F/F(N)232)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t73で第1セレクタ223からのローレベルを取り込み、これを保持する。エッジ調整フリップフロップ233(F/F(P)233)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t74で第2ダウンエッジフリップフロップ232からのローレベルを取り込み、これを保持する。
第2セレクタ243は、第5パターンと同様に、先行レベル保持部250からのハイレベルの信号に応じて、第2AND回路242の出力を選択している。第2AND回路242(AND242)は、第2アップエッジフリップフロップ231に保持された信号レベルを一方の入力とし、エッジ調整フリップフロップ233に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理積を出力する。すなわち、第2AND回路242は、これら両フリップフロップによってローレベルが取り込まれた時刻t72及びt74のうちの早く取り込まれた時刻t72からローレベルを出力する。第2セレクタ243は、当該ローレベルの信号を先行レベル保持フリップフロップ250及びEXOR回路260に供給する。
先行レベル保持フリップフロップ250は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t74で当該ローレベルを取り込み、これを保持する。つまり、先行レベル保持フリップフロップ250は、時刻t74まではハイレベルをEXOR回路260に供給し、時刻t74以降はローレベルをEXOR回路260に供給する。
このように時刻t72〜t74の間のみ、第2AND回路242からの信号レベル(ローレベル)と、先行レベル保持フリップフロップ250からの信号レベル(ハイレベル)とが異なる。それにより、EXOR回路260は、時刻t72〜t74の間のみ、信号レベルがハイレベルとなる受信側制御信号RPを生成し、これを出力する。時刻t72〜t74の期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル分に対応する期間である。
このように受信部200が送信部100からの伝送信号LCを受信した時刻t70から、受信部200が受信側制御信号RPの出力を開始する時刻t72までの期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル以内となる。
第8パターンは、伝送信号LCがハイレベルからローレベルにレベル反転する時刻t81と、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t81とが同一又はほぼ同一である場合の波形である。この場合、第1アップエッジフリップフロップ211(F/F(P)211)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t82で伝送信号LCのローレベルを取り込み、これを保持する。これに対して、第1ダウンエッジフリップフロップ212(F/F(N)212)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t81で伝送信号LCのローレベルを取り込み、これを保持しようとするのであるが、当該取り込みのタイミングとレベル変化のタイミングとが重なるので発振現象が生じる。図8における網掛け表示部分が、発振現象が生じている期間(時刻t81〜t83)である。
第1セレクタ223は、第5パターンと同様に、先行レベル保持部250からのハイレベルの信号に応じて、第1AND回路222の出力を選択している。第1AND回路222(AND222)は、第1アップエッジフリップフロップ211に保持された信号レベルを一方の入力とし、第1ダウンエッジフリップフロップ212に保持された信号レベル又は発振状態の信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理積を出力する。すなわち、第1AND回路222は、遅くとも時刻t82までにはローレベルを出力する。第1セレクタ223は、当該ローレベルの信号を第2アップエッジフリップフロップ231及び第2ダウンエッジフリップフロップ232に供給する。
第2アップエッジフリップフロップ231(F/F(P)231)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t82又はt84で第1セレクタ223からのローレベルを取り込み、これを保持する。第2ダウンエッジフリップフロップ232(F/F(N)232)は、受信側クロック信号RCの立ち下がり時刻t83で第1セレクタ223からのローレベルを取り込み、これを保持する。エッジ調整フリップフロップ233(F/F(P)233)は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t84で第2ダウンエッジフリップフロップ232からのローレベルを取り込み、これを保持する。
第2セレクタ243は、第5パターンと同様に、先行レベル保持部250からのハイレベルの信号に応じて、第2AND回路242の出力を選択している。第2AND回路242(AND242)は、第2アップエッジフリップフロップ231に保持された信号レベルを一方の入力とし、エッジ調整フリップフロップ233に保持された信号レベルを他方の入力とし、これら両信号レベルの論理和を出力する。すなわち、第2AND回路242は、これら両フリップフロップによってローレベルが取り込まれた時刻t82又はt84からローレベルを出力する。第2セレクタ243は、当該ローレベルの信号を先行レベル保持フリップフロップ250及びEXOR回路260に供給する。
先行レベル保持フリップフロップ250は、受信側クロック信号RCの立ち上がり時刻t84又はt86で当該ローレベルを取り込み、これを保持する。つまり、先行レベル保持フリップフロップ250は、時刻t84又はt86まではハイレベルをEXOR回路260に供給し、時刻t84又はt86以降はローレベルをEXOR回路260に供給する。
このように時刻t82〜t84又は時刻t84〜t86の間のみ、第2AND回路242からの信号レベル(ロー又はハイレベル)と、先行レベル保持フリップフロップ250からの信号レベル(ハイ又はローレベル)とが異なる。それにより、EXOR回路260は、時刻t82〜t84又は時刻t84〜t86の間のみ、信号レベルがハイレベルとなる受信側制御信号RPを生成し、これを出力する。時刻t82〜t84又は時刻t84〜t86の期間は、受信側クロック信号RCの1サイクル分に対応する期間である。
このように受信部200が送信部100からの伝送信号LCを受信した時刻t81から、受信部200が受信側制御信号RPの出力を開始する時刻t82又はt84までの期間は、受信側クロック信号RCの0.5サイクル又は1.5サイクル分となる。
上記の第1〜8パターンで示したように、中継部(第1レベル保持部210、第1選択部220、第2レベル保持部230及び第2選択部240からなる)は、伝送信号LCがローレベルからハイレベルにレベル変化した時点(t10、t21、t30、t41、t50、t61、t70及びt81)の直後(変化完了時点)の信号レベルを保持すると共に、当該変化時点から受信側クロックRCの遅くとも1.5サイクルに相当する遅延量(t41〜t44及びt81〜t84)内で伝送信号LCの当該変化直後の信号レベルを出力する。そして、第3信号生成部(先行レベル保持部250及びEXOR回路260からなる)は、中継部の出力の変化に基づき受信側クロックRCの周期に対応するパルス幅の受信側制御信号RPを生成して出力する。
これにより、受信側クロック信号RCと伝送信号LCの位相差及び、伝送信号LCのハイからロー及びローからハイのレベル変化の各条件下においても、受信部200は、送信部100からの伝送信号LCを受信して、受信側クロック信号RCの1サイクル分に対応する受信側制御信号RPを出力することができる。また、受信部200が伝送信号LCを受信してから受信側制御信号RPを出力するまでの遅延時間を小さくすることができる。
上記したように、本実施例による伝送装置によれば、送信側装置が送信側クロックの周期に対応する幅のパルス信号の入力に応じて信号レベルが反転する伝送信号を受信側装置に送信する。受信側装置は、当該伝送信号のレベル反転に応じて受信側クロックの周期に対応する幅のパルス信号を生成する。このようにパルス信号を、レベル反転で表される伝送信号に変換して送受信する、すなわち、時間幅が狭いパルスではなく、当該パルスの立ち上り又は立ち下りのエッジで反転するレベル信号に変換して情報を伝達することにより、送信側動作クロックの周波数と受信側動作クロックの周波数とが互いに異なる場合であっても、受信側装置は信号を正しく受信できる。すなわち、受信側装置は、送信側装置から信号の送信があったときはこれを必ず受信でき、また、誤って複数回受信したように振舞うこともない。
また、受信側装置は、伝送信号のレベル反転があった場合に、受信側動作クロックにおけるアップエッジ及びダウンエッジの各々に同期させてその信号レベルを取り込む。これによって、受信側動作クロックの立上り/立下り変化タイミングと、伝送信号の信号レベルの変化タイミングとが重なった場合にも、アップエッジ及びダウンエッジの少なくともいずれか一方のエッジでは、発振現象が生じずに信号レベルを正しく取り込むことができる。
この際、本実施例による伝送装置は、伝送信号がハイレベルからローレベルに変化する場合とローレベルからハイレベルに変化する場合とで、制御信号の遅延を抑制するために、その後の処理を異ならせている。すなわち、受信側動作クロックのアップエッジで取り込んだ信号レベルとダウンエッジで取り込んだ信号レベルとの論理和及び論理積のいずれの処理を実行するかが選択される。これは、受信側装置が、送信側装置からの伝送信号の現状の信号レベルを保持することにより可能となる。
すなわち、伝送信号の先行の信号レベルを保持することにより、伝送信号の信号レベルが次にハイレベルに変化するのかローレベルに変化するのかを受信側装置において予想することができることを利用したものである。つまり、予想される次に変化する方向(すなわちハイレベル方向又はローレベル方向)に先に変化する一方の信号レベル(立上りタイミングで取り込んだ信号レベル及び立下りタイミングで取り込んだ信号レベルのうちの一方)を選択するようにしたものである。これにより、伝送信号のレベル反転があった場合に、論理和及び論理積のどちらの処理を行うべきか適切な選択をすることができ、受信装置から出力される制御信号の遅延を抑制できる。
従来の2段のフリップフロップからなるメタステーブル対策回路を、動作クロックの周波数が低い受信側のFPGAに用いた場合、FPGAが制御信号を受信してから出力するまでの間に動作クロックの2サイクル分の遅延が発生しており、受信側装置内部における制御信号の遅延が大きくなっていた。これに対して、本実施例による伝送装置によれば、早い場合には受信側動作クロックの0.5サイクル分の遅延に抑えることができ、遅くとも1.5サイクル分の遅延に抑えることができる。
このように、本実施例による伝送装置、信号送信装置、信号受信装置及び伝送方法、信号送信方法、信号受信方法によれば、互いに動作クロック周波数の異なる送信側及び受信側の装置が例えば制御情報などを表す信号を送受信する際に、メタステーブルの問題を解消し且つ当該信号の遅延を抑制することができる。
1 伝送装置
100 送信部(信号送信装置)
110 高速クロック動作部(第1信号生成部)
111 第1送信側フリップフロップ
112 第1送信側インバータ
113 第1送信側セレクタ
120 低速クロック動作部(第2信号生成部)
121 第2送信側フリップフロップ
122 第2送信側インバータ
123 第2送信側セレクタ
130 出力選択部
200 受信部(信号受信装置)
210 第1レベル保持部
211 第1アップエッジフリップフロップ
212 第1ダウンエッジフリップフロップ
220 第1選択部
221 第1OR回路
222 第1AND回路
223 第1セレクタ
230 第2レベル保持部
231 第2アップエッジフリップフロップ
232 第2ダウンエッジフリップフロップ
233 エッジ調整フリップフロップ
240 第2選択部
241 第2OR回路
242 第2AND回路
243 第2セレクタ
250 先行レベル保持部(保持部)
260 EXOR回路
300 伝送路
400 従来のメタステーブル対策回路
410 第1段フリップフロップ
420 第2段フリップフロップ

Claims (20)

  1. 1の周期の第1クロックに同期して入力される第1のパルス信号に応答して信号レベルが第1のレベルから第2のレベルに変化し、以後前記第2のレベルを維持する伝送信号を、前記第1のクロックに同期して出力する送信部と、
    前記伝送信号の信号レベルが前記第2のレベルであることを前記第1の周期とは異なる第2の周期の第2のクロックに基づいて認識し、当該認識に基づいて前記第2のクロックに同期して第2のパルス信号を出力する受信部と、を有することを特徴とする伝送装置。
  2. 信号を伝送する伝送装置であって、
    第1の周期の第1クロックに同期して動作しつつ前記第1の周期に対応する第1のパルス信号の入力に応じて信号レベルが反転する伝送信号を出力する送信部と、
    第2の周期の第2クロックに同期して動作しつつ前記伝送信号の信号レベルの反転に応じて前記第2の周期に対応する第2のパルス信号を出力する受信部と、を備え、
    前記送信部は、
    前記第1のパルス信号の入力後の前記第1クロックの立ち上がりに同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第1信号生成部と、
    前記第1のパルス信号の入力に同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第2信号生成部と、を備えることを特徴とする伝送装置。
  3. 前記送信部は、前記第1信号生成部の出力及び前記第2信号生成部の出力のいずれか一方を選択する出力選択部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の伝送装置。
  4. 信号を伝送する伝送装置であって、
    第1の周期の第1クロックに同期して動作しつつ前記第1の周期に対応する第1のパルス信号の入力に応じて信号レベルが反転する伝送信号を出力する送信部と、
    第2の周期の第2クロックに同期して動作しつつ前記伝送信号の信号レベルの反転に応じて前記第2の周期に対応する第2のパルス信号を出力する受信部と、を備え、
    前記受信部は、
    前記伝送信号をその信号レベル変化に基づいて当該変化直後の信号レベルを保持すると共に当該変化時点からの所定の遅延量内で当該変化直後の前記信号レベルを出力する中継部と、
    前記中継部の出力の変化に基づき前記第2の周期に対応する前記第2のパルス信号を生成して出力する第3信号生成部と、を備えることを特徴とする伝送装置。
  5. 前記中継部は、
    前記伝送信号の信号レベルを前記第2クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記第2クロックの立ち下りでも保持する第1レベル保持部と、
    前記第1レベル保持部が保持している2つの信号レベルのうち予想される次に変化する方向に先に変化する一方の信号レベルを選択して出力する第1選択部と、
    前記第1選択部の出力を前記第2クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記第2クロックの立ち下りでも保持する第2レベル保持部と、
    前記第2レベル保持部が保持している2つの信号レベルのうち予想される次に変化する方向に先に変化する一方の信号レベルを選択して出力する第2選択部と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の伝送装置。
  6. 前記第3信号生成部は、
    前記第2選択部の出力を前記第2クロックの立ち上がりで保持する先行レベル保持部と、
    前記第2選択部の出力と前記先行保持部の出力とを入力とし、これら2つの出力の排他的論理和を前記第2のパルス信号として出力するEXOR回路部と、を備えることを特徴とする請求項5に記載の伝送装置。
  7. 前記第1選択部及び前記第2選択部の各々は、前記第2選択部から出力された信号レベルに基づいて予想される次に変化する方向に先に変化する一方の信号レベルを選択することを特徴とする請求項5に記載の伝送装置。
  8. 前記第1選択部及び前記第2選択部の各々は、前記先行レベル保持部によって保持されている信号レベルに基づいて前記2つの信号レベルのうちの1つを選択することを特徴とする請求項6に記載の伝送装置。
  9. 所定周期のクロックに同期して動作しつつ前記所定周期に対応するパルス信号の入力に応じて伝送信号を出力する信号送信装置であって、
    前記パルス信号の入力後の前記クロックの立ち上がりに同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第1信号生成部と、
    前記パルス信号の入力に同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第2信号生成部と、
    前記第1信号生成部の出力及び前記第2信号生成部の出力のいずれか一方を選択する出力選択部と、を備えることを特徴とする信号送信装置。
  10. 所定周期のクロックに同期して動作しつつ伝送信号を受信する信号受信装置であって、
    前記伝送信号の信号レベルを前記クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記クロックの立ち下りでも保持する第1レベル保持部と、
    前記第1レベル保持部が保持している2つの信号レベルのうち予想される次に変化する方向に先に変化する一方の信号レベルを選択して出力する第1選択部と、
    前記第1選択部の出力を前記クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記クロックの立ち下りでも保持する第2レベル保持部と、
    前記第2レベル保持部が保持している2つの信号レベルのうち予想される次に変化する方向に先に変化する一方の信号レベルを選択して出力する第2選択部と、
    前記第2選択部の出力を前記第2クロックの立ち上がりで保持する先行レベル保持部と、
    前記第2選択部の出力と前記先行レベル保持部の出力とを入力とし、これら2つの出力の排他的論理和によりパルス信号を生成及び出力するEXOR回路部と、を備えることを特徴とする信号受信装置。
  11. 1の周期の第1クロックに同期して入力される第1のパルス信号に応答して信号レベルが第1のレベルから第2のレベルに変化し、以後前記第2のレベルを維持する伝送信号を、前記第1のクロックに同期して出力する送信ステップと、
    前記伝送信号の信号レベルが前記第2のレベルであることを前記第1の周期とは異なる第2の周期の第2のクロックに基づいて認識し、前記認識に基づいて前記第2のクロックに同期して第2のパルス信号を出力する受信ステップと、を有することを特徴とする伝送方法。
  12. 信号を伝送する伝送方法であって、
    第1の周期の第1クロックに同期して、前記第1の周期に対応する第1のパルス信号の入力に応じて信号レベルが反転する伝送信号を出力する送信ステップと、
    第2の周期の第2クロックに同期して、前記伝送信号の信号レベルの反転に応じて前記第2の周期に対応する第2のパルス信号を出力する受信ステップと、を備え、
    前記送信ステップは、
    前記第1のパルス信号の入力後の前記第1クロックの立ち上がりに同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第1信号生成ステップと、
    前記第1のパルス信号の入力に同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第2信号生成ステップと、を備えることを特徴とする伝送方法。
  13. 前記送信ステップは、前記第1信号生成ステップの出力及び前記第2信号生成ステップの出力のいずれか一方を選択する出力選択ステップを更に備えることを特徴とする請求項12に記載の伝送方法。
  14. 信号を伝送する伝送方法であって、
    第1の周期の第1クロックに同期して、前記第1の周期に対応する第1のパルス信号の入力に応じて信号レベルが反転する伝送信号を出力する送信ステップと、
    第2の周期の第2クロックに同期して、前記伝送信号の信号レベルの反転に応じて前記第2の周期に対応する第2のパルス信号を出力する受信ステップと、を備え、
    前記受信ステップは、
    前記伝送信号をその信号レベル変化に基づいて当該変化直後の信号レベルを保持すると共に当該変化時点からの所定の遅延量内で当該変化直後の前記信号レベルを出力する中継ステップと、
    前記中継部の出力から前記第2の周期に対応する前記第2のパルス信号を生成して出力する第3信号生成ステップと、を備えることを特徴とする伝送方法。
  15. 前記中継ステップは、
    前記伝送信号の信号レベルを前記第2クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記第2クロックの立ち下りでも保持する第1レベル保持ステップと、
    前記第1レベル保持部が保持している2つの信号レベルのうち予想される次に変化する方向に先に変化する一方の信号レベルを選択して出力する第1選択ステップと、
    前記第1選択部の出力を前記第2クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記第2クロックの立ち下りでも保持する第2レベル保持ステップと、
    前記第2レベル保持部が保持している2つの信号レベルのうち予想される次に変化する方向に先に変化する一方の信号レベルを選択して出力する第2選択ステップと、を備えることを特徴とする請求項14に記載の伝送方法。
  16. 前記第3信号生成ステップは、
    前記第2選択ステップにおける出力を前記第2クロックの立ち上がりで保持する先行レベル保持ステップと、
    前記第2選択ステップにおける出力と前記先行保持ステップにおける出力とを入力とし、これら2つの出力の排他的論理和を前記第2のパルス信号として出力するEXORステップと、を備えることを特徴とする請求項15に記載の伝送方法。
  17. 前記第1選択ステップ及び前記第2選択ステップの各々においては、前記第2選択ステップにおいて出力された信号レベルに基づいて予想される次に変化する方向に先に変化する一方の信号レベルを選択することを特徴とする請求項15に記載の伝送方法。
  18. 前記第1選択ステップ及び前記第2選択ステップの各々においては、前記先行レベル保持ステップにおいて保持されている信号レベルに基づいて前記2つの信号レベルのうちの1つを選択することを特徴とする請求項16に記載の伝送方法。
  19. 所定周期のクロックに同期して、前記所定周期に対応するパルス信号の入力に応じて伝送信号を出力する信号送信方法であって、
    前記パルス信号の入力後の前記クロックの立ち上がりに同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第1信号生成ステップと、
    前記パルス信号の入力に同期して前記伝送信号の信号レベルを反転させる第2信号生成ステップと、
    前記第1信号生成ステップの出力及び前記第2信号生成ステップの出力のいずれか一方を選択する出力選択ステップと、を備えることを特徴とする信号送信方法。
  20. 所定周期のクロックに同期して伝送信号を受信する信号受信方法であって、
    前記伝送信号の信号レベルを前記クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記クロックの立ち下りでも保持する第1レベル保持ステップと、
    前記第1レベル保持ステップにおいて保持された2つの信号レベルのうち予想される次に変化する方向に先に変化する一方の信号レベルを選択して出力する第1選択ステップと、
    前記第1選択ステップにおける出力を前記クロックの立ち上がりで保持すると共に、前記クロックの立ち下りでも保持する第2レベル保持ステップと、
    前記第2レベル保持ステップにおいて保持された2つの信号レベルのうち予想される次に変化する方向に先に変化する一方の信号レベルを選択して出力する第2選択ステップと、
    前記第2選択ステップにおける出力を前記第2クロックの立ち上がりで保持する先行レベル保持ステップと、
    前記第2選択ステップにおける出力と前記先行レベル保持ステップにおける出力とを入力とし、これら2つの出力の排他的論理和によりパルス信号を生成及び出力するEXORステップと、を備えることを特徴とする信号受信方法。
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