JP2009147869A - 同期化回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】システムクロックの基準エッジにおいて発生したメタステーブルの影響を受けることなく、次のシステムクロックで所望の入力データを同期化することが可能な同期化回路を提供することを目的とする。
【解決手段】同期化回路100は、システムクロックで入力信号を保持するフリップフロップ120と、システムクロックの逆位相の信号で入力信号を保持するフリップフロップ120とを有し、入力信号とフリップフロップ110の出力信号とを比較してメタステーブルを検出する。そして検出結果に基づきフリップフロップ110の出力信号又はフリップフロップ120の出信号の何れか一方を後段のフリップフロップ130へ伝搬する。
【選択図】図3
【解決手段】同期化回路100は、システムクロックで入力信号を保持するフリップフロップ120と、システムクロックの逆位相の信号で入力信号を保持するフリップフロップ120とを有し、入力信号とフリップフロップ110の出力信号とを比較してメタステーブルを検出する。そして検出結果に基づきフリップフロップ110の出力信号又はフリップフロップ120の出信号の何れか一方を後段のフリップフロップ130へ伝搬する。
【選択図】図3
Description
本発明は、非同期の信号を同期化させる同期化回路に関する。
近年では、あらゆる機器において処理の高速化及び消費電力の低減が要求されるため、機器を構成する各モジュールは、それぞれが最適な速度で動作するように設計される。このため各モジュールのシステムクロックは、それぞれが非同期の場合がある。システムクロックが非同期であるモジュール間でのデータの受け渡しを行う場合、入力信号を受け取る側のモジュールにおいて、このモジュールのシステムクロックと入力信号とを同期させるための同期化回路が必要となる。
図1は、従来の同期化回路の構成の一例を示す図である。図1に示す同期化回路10は、モジュール間のデータの受け渡しにおいてデータを受け取る側のモジュールに設けられる。同期化回路10は、入力信号ADをシステムクロックSCKによりフリップフロップ11、12にラッチしてシステムクロックSCKと同期させる。
フリップフロップ11、12では、システムクロックSCKの立ち上がりエッジを基準エッジとしてときに、基準エッジ以前に入力信号ADを安定させておかなければならない時間であるセットアップ時間tsと、基準エッジ以後に入力信号を保持しなければならないホールド時間thがある。フリップフロップ11、12は、セットアップ時間tsにおいて安定した入力信号ADが入力され、ホールド時間thの間入力信号ADが保持されると、入力信号ADを正常に読み込むことができる。
例えばフリップフロップ11において、セットアップ・ホールド時間(ts+th)内にデータ入力端子Dの入力信号ADの信号レベルが確定していない場合、フリップフロップ11の出力信号PDはしばらくの間メタステーブルとなる。メタステーブルとは、出力信号がハイレベル(以下、Hレベル)でもローレベル(以下、Lレベル)でもない不安定な状態を示す。そしてフリップフロップ11の出力信号は、HレベルかLレベルの何れか一方に収束する。メタステーブルが発生した後に出力信号がどちらのレベルに到達するか否かは、入力信号ADのレベルに関わらず全くランダムである。したがって前段のフリップフロップ11でメタステーブルが発生により、入力信号が後段のフリップフロップ12へ正しく伝搬されない場合がある。
そこでメタステーブルが発生した場合にも入力信号を正しく伝搬するための回路構成が提案されている。図2は、従来の同期化回路の回路構成の別の例を示す図である。
図2に示す同期化回路20は、フリップフロップ21、22、23、選択回路24、論理回路25を有する。フリップフロップ21とフリップフロップ22は、それぞれ逆位相の信号と同期して動作する。フリップフロップ21はシステムクロックSCKと同期して動作し、フリップフロップ22はシステムクロックSCKを反転させた信号と同期して動作する。
同期化回路20では、前段のフリップフロップ21の出力信号SYNC1と、同期化回路20の出力信号となる後段のフリップフロップ23の出力信号SYNC3とを比較してメタステーブルが発生しているか否かを検出する。そして同期化回路20は、比較結果に基づき、フリップフロップ21の出力信号SYNC1又はフリップフロップ22の出力信号SYNC2の何れか一方を選択してフリップフロップ23へ入力する。
図2に示す同期化回路と等価の回路構成は、例えば特許文献1に記載されている。
特開平7−13927号公報
しかしながら、例えば特許文献1に記載の同期化回路では、入力信号と後段のフリップフロップの出力信号とを比較してメタステーブルの発生を検出している。このため特許文献1記載の同期化回目では、前段のフリップフロップの出力信号がメタステーブルの発生後に入力信号と異なる論理に収束した場合、後段のフリップフロップは、メタステーブルが発生したシステムクロックの次のシステムクロックで正しく入力信号を取り込めない場合がある。よって複数ビットの入力信号をシステムクロックと同期化させる場合にビット間で1システムクロックサイクルの時間差が生じ、同期化回路の後段のモジュールの誤動作の原因となる。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべく成されたものであり、メタステーブルが発生した場合にも、メタステーブルの影響を受けることなく、次のシステムクロックで所望の入力データを同期化することが可能な同期化回路を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如き構成を採用した。
本発明の同期化回路は、クロック信号と非同期の入力信号を前記クロック信号により保持する第一のフリップフロップと、前記入力信号を前記クロック信号と逆位相の信号により保持する第二のフリップフロップと、前記入力信号と前記第一のフリップフロップの出力信号とを比較し、比較結果を示す信号を出力する比較手段と、前記比較手段から出力された信号に基づき前記第一のフリップフロップの出力信号又は前記第二のフリップフロップの出力信号の何れか一方を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された出力信号を出力する第三のフリップフロップと、を有する構成とした。
係る構成によれば、メタステーブルが発生した場合にも、メタステーブルの影響を受けることなく、次のシステムクロックで所望の入力データを同期化することができる。
また本発明の同期化回路は、前記比較手段から出力された信号を保持する保持手段を有し、前記選択手段は、前記保持手段から出力された信号に基づき、前記第一のフリップフロップの出力信号又は前記第二のフリップフロップの出力信号の何れか一方を選択する構成としても良い。
また本発明の同期化回路において、前記比較手段は、排他的論理和演算回路により構成されても良い。
本発明によれば、メタステーブルが発生した場合にも、メタステーブルの影響を受けることなく、次のシステムクロックで所望の入力データを同期化することができる。
本発明の同期化回路は、システムクロックで入力信号を保持する第一のフリップフロップと、システムクロックの逆位相の信号で入力信号を保持する第二のフリップフロップとを有し、入力信号と第一のフリップフロップの出力信号とを比較してメタステーブルを検出する。そして同期化回路は、検出結果に基づき第一のフリップフロップの出力信号又は第二のフリップフロップの出力信号の何れか一方を後段の第三のフリップフロップへ入力する。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。図3は、本発明の第一の実施形態の同期化回路100の回路構成図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。図3は、本発明の第一の実施形態の同期化回路100の回路構成図である。
本実施形態の同期化回路100は、フリップフロップ110、120、130、選択回路140、XOR回路150、インバータ160により構成される。
本実施形態の同期化回路100は、同期化回路100が含まれるモジュールに入力される入力信号と、同期化回路100が含まれるモジュールのシステムクロックSCKとを同期させる。
フリップフロップ110、130のクロック端子には、システムクロックSCKが入力される。フリップフロップ120のクロック端子には、システムクロックSCKをインバータ160により反転させた、システムクロックSCKと逆位相の信号がクロック信号として入力される。
フリップフロップ110のデータ端子D1及びフリップフロップ120のデータ端子D2には、システムクロックSCKと非同期の入力信号ASYNCが入力される。フリップフロップ110の出力端子Q1から出力される出力信号SYNC1と、フリップフロップ120の出力端子Q2から出力される出力信号SYNC2は、選択回路140へそれぞれ入力される。
またフリップフロップ110の出力信号SYNC1と、入力信号ASYNCとがXOR回路150に入力される。XOR回路150の出力信号SELは、選択回路140の選択信号として選択回路140へ供給される。選択回路140の出力信号SYNC3は、フリップフロップ130のデータ端子D3に入力される。フリップフロップ130は、選択回路140からの出力信号SYNC3をシステムクロックSCKにより保持し、出力端子Q3から出力信号SYNC4として出力する。
以下に図4、図5を参照して本実施形態の同期化回路100の動作を説明する。図4は、第一の実施形態の同期化回路100の動作を説明する第一のタイミングチャートである。図4は、同期化回路100においてフリップフロップ110にメタステーブルが発生し、フリップフロップ110の出力信号SYNC1がLレベルへ収束した場合を示している。
同期化回路100において、入力信号ASYNCがシステムクロックSCKの立ち上がりエッジT1でセットアップ・ホールド時間内にLレベルからHレベルへ変化した場合、フリップフロップ110でメタステーブルの状態が発生する。本実施形態のフリップフロップ110の出力信号SYNC1は、メタステーブル期間Twを経てLレベルへ収束する。
同期化回路100では、メタステーブル期間Tw経過した時点で、出力信号SYNC1と入力信号ASYNCとが一致していない場合、XOR回路150の出力信号SELがHレベルとなる。またメタステーブル期間Twが経過した時点で、出力信号SYNC1と入力信号ASYNCとが一致している場合、XOR回路150の出力信号SELはLレベルとなる。すなわち本実施形態のXOR回路150は、入力信号ASYNCと出力信号SYNC1とを比較して一致しているか否かの結果を出力する比較手段である。
図4で示す例では、メタステーブル期間Tw経過した時点の出力信号SYNC1は、不定状態を経てLレベルに収束し、入力信号ASYNCはHレベルであるから、XOR回路150の出力信号SELはHレベルとなる。
XOR回路150の出力信号SELは、選択回路140に選択信号として選択される。選択回路140では、選択信号にLレベルの信号が入力されるとフリップフロップ110の出力信号SYNC1を出力し、選択信号にHレベルの信号が入力されるとフリップフロップ120の出力信号SYNC2を出力する。図4の例では、選択回路140にHレベルの選択信号が供給されるため、選択回路140はフリップフロップ120の出力信号SYNC2を出力信号SYNC3として出力する。
フリップフロップ120は、システムクロックSCKと逆位相の信号の立ち上がりエッジにおいて、入力信号ASYNCを取り込む。よってフリップフロップ120は、フリップフロップ110が入力信号ASYNCを取り込むタイミングよりも1/2クロックサイクロ遅いタイミングT2で、既に確定した信号となった入力信号ASYNCを取り込む。
このため選択回路140がフリップフロップ120の出力信号SYNC2を選択して出力信号SYNC3とした場合、フリップフロップ130は、システムクロックSCKの次の立ち上がりエッジT3で出力信号SYNC3を取り込むことができる。ここでフリップフロップ130に取り込まれる出力信号SYNC3は、入力信号ASYNCと同じ論理(Hレベル)である。フリップフロップ130は、出力信号SYNC3を保持して出力信号SYNC4として出力する。
したがって本実施形態の同期化回路100では、フリップフロップ110で立ち上がりエッジT1のタイミングでメタステーブルが発生した場合にも、次のシステムクロックSCKの立ち上がりエッジT3のタイミングで入力信号ASYNCを後段のフリップフロップ130へ伝搬することができる。
次に図5を参照して、フリップフロップ110でメタステーブルが発生した後に出力信号SYNC1がHレベルへ収束した場合について説明する。図5は、第一の実施形態の同期化回路100の動作を説明する第二のタイミングチャートである。
同期化回路100において、システムクロックSCKの立ち上がりエッジT1においてフリップフロップ110にメタステーブルが発生すると、フリップフロップ110の出力信号SYNC1はメタステーブル期間Twの不定状態を経てHレベルへ収束する。
このときXOR回路150入力される入力信号ASYNCはHレベルであるから、入力信号ASYNCと出力信号SYNC1とが一致する。よってXOR回路150の出力信号SELはLレベルとなる。選択回路140は、Lレベルの選択信号が入力されると、フリップフロップ110の出力信号SYNC1を選択して出力する。したがって選択回路140の出力信号SYNC3は、出力信号SYNC1となる。尚出力信号SYNC1は入力信号ASYNCと一致した信号であり、入力信号ASYNCと同様の論理(Hレベル)である。フリップフロップ130は、選択回路140からの出力信号SYNC3を保持して出力信号SYNC4として出力する。
よってフリップフロップ130は、立ち上がりエッジT1の次の立ち上がりエッジT3で入力信号ASYNCと一致した信号である出力信号SYNC3(出力信号SYNC1)を取り込むことができる。したがって本実施形態の同期化回路100では、立ち上がりエッジT1のタイミングでフリップフロップ110でメタステーブルが発生した場合にも、次のシステムクロックSCKの立ち上がりエッジT3のタイミングで入力信号ASYNCを後段のフリップフロップ130へ伝搬することができる。
このように本実施形態の同期化回路100では、入力信号ASYNCとフリップフロップ110の出力信号SYNC1とを比較して、メタステーブルが発生しているか否かを検出する。そしてメタステーブルが発生した場合、出力信号SYNC1が収束した信号レベルに基づき、後段に伝搬する信号を出力信号SYNC1又は出力信号SYNC1又は出力信号SYNC2の何れか一方から選択する。
よって本実施形態の同期化回路100では、メタステーブルが発生しても時間差を生じることなく入力信号ASYNCを後段へ伝搬することができる。このため本実施形態の同期化回路100では、複数ビットの非同期信号を同期化する場合においても、ビット間の同期化タイミングの時間差によるシステムの誤動作を防止することができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態は、第一の実施形態の同期化回路のXOR回路150と選択回路140との間にラッチ回路170を設けた点で第一の実施形態と相違する。よって以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態は、第一の実施形態の同期化回路のXOR回路150と選択回路140との間にラッチ回路170を設けた点で第一の実施形態と相違する。よって以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図6は、本発明の第二の実施形態の同期化回路100Aの回路構成図である。本実施形態の同期化回路100Aでは、システムクロックSCKとXOR回路150の出力信号SEL1とが入力されるラッチ回路170を有する。ラッチ回路170の出力信号SEL2は、選択回路140に選択信号として供給される。
次に図7、図8を参照して本実施形態の同期化回路100Aの動作を説明する。図7は、第二の実施形態の同期化回路100Aの動作を説明する第一のタイミングチャートである。図7に示す例は、同期化回路100AにおいてシステムクロックSCKの立ち下がりT0においてフリップフロップ120がメタステーブルの状態となった後、フリップフロップ120の出力信号SYNC2がLレベルに収束した場合を示している。
本実施形態では、フリップフロップ120でメタステーブルが発生した場合でも、フリップフロップ110は入力信号ASYNCを保持して出力している。よってフリップフロップ110の出力信号SYNC1は、フリップフロップ110が入力信号ASYNCを取り込んで出力するタイミングである立ち上がりエッジT1において一致する。入力信号ASYNCと出力信号SYNC1が一致すると、XOR回路150の出力信号SEL1は、Lレベルとなる。
このときラッチ回路170は、システムクロックSCKがLレベルになる直前の出力信号SEL1の論理を保持しているため、ラッチ回路170の出力信号SEL2はLレベルのままである。したがって選択回路140には選択信号としてLレベルの出力信号SEL2が供給される。
選択回路140では、Lレベルの選択信号を受けて出力信号SYNC1を選択し、出力信号SYNC3として出力する。このとき出力信号SYNC3は、システムクロックSCKの立ち上がりエッジT1のタイミングで出力される。フリップフロップ130は、この出力信号SYNC3を保持して出力信号SYNC4として出力する。
このように本実施形態では、システムクロックSCKの立ち下がりエッジでフリップフロップ120にメタステーブルが発生した場合にも、システムクロックSCKの次の立ち上がりエッジT1のタイミングで入力信号ASYNCを後段のフリップフロップ130へ伝搬することができる。
次に図8を参照して、システムクロックSCKの立ち上がりエッジT1においてフリップフロップ120がメタステーブルの状態となった後、フリップフロップ120の出力信号SYNC2がHレベルに収束した場合を説明する。図8は、第二の実施形態の同期化回路100Aの動作を説明する第二のタイミングチャートである。
本実施形態においてフリップフロップ120のメタステーブルが発生し、Lレベルに収束した場合も、ラッチ回路170の出力信号SEL2はLレベルのままである。よって選択回路140はフリップフロップ110の出力信号SYNC1を選択し、出力信号SYNC1と同じ論理の出力信号SYNC3をフリップフロップ130へ出力する。よって本実施形態では、システムクロックSCKの次の立ち上がりエッジT1のタイミングで入力信号ASYNCを後段のフリップフロップ130へ伝搬することができる。
以上に説明したように、本発明の第二の実施形態では、前段のフリップフロップ120にメタステーブルが発生した場合にも、システムクロックSCKの次の立ち上がりエッジT1のタイミングで入力信号ASYNCを後段のフリップフロップ130へ伝搬することができる。よって本実施形態によれば、メタステーブルが発生した場合にも、メタステーブルの影響を受けることなく、次のシステムクロックで所望の入力データを同期化することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100、100A 同期化回路
110、120、130 フリップフロップ
140 選択回路
150 XOR回路
160 インバータ
170 ラッチ回路
110、120、130 フリップフロップ
140 選択回路
150 XOR回路
160 インバータ
170 ラッチ回路
Claims (3)
- クロック信号と非同期の入力信号を前記クロック信号により保持する第一のフリップフロップと、
前記入力信号を前記クロック信号と逆位相の信号により保持する第二のフリップフロップと、
前記入力信号と前記第一のフリップフロップの出力信号とを比較し、比較結果を示す信号を出力する比較手段と、
前記比較手段から出力された信号に基づき前記第一のフリップフロップの出力信号又は前記第二のフリップフロップの出力信号の何れか一方を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された出力信号を出力する第三のフリップフロップと、を有することを特徴とする同期化回路 - 前記比較手段から出力された信号を保持する保持手段を有し、
前記選択手段は、前記保持手段から出力された信号に基づき、前記第一のフリップフロップの出力信号又は前記第二のフリップフロップの出力信号の何れか一方を選択することを特徴とする請求項1記載の同期化回路。 - 前記比較手段は、
排他的論理和演算回路により構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の同期化回路。
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