JP2000307556A - 非同期信号インタフェース回路 - Google Patents

非同期信号インタフェース回路

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JP2000307556A
JP2000307556A JP11107515A JP10751599A JP2000307556A JP 2000307556 A JP2000307556 A JP 2000307556A JP 11107515 A JP11107515 A JP 11107515A JP 10751599 A JP10751599 A JP 10751599A JP 2000307556 A JP2000307556 A JP 2000307556A
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data
signal
clock signal
input
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JP11107515A
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Yoshikatsu Matsuo
嘉勝 松尾
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路構成が簡単で確実なデータ転送が可能な
非同期信号インタフェース回路を提供する。 【解決手段】 リセット信号RSTが解除された後、入
力データDIは入力クロック信号CLK1の最初の立上
がりでFF(フリップフロップ)12に、2番目の立上
がりでFF11にそれぞれ保持される。一方、選択信号
SELは出力クロック信号CLK2の最初の立上がりで
“H”に、2番目の立上がりで“L”にそれぞれ切り替
わる。これにより、FF11,12の内の最新の保持デ
ータDA,DBがセレクタ14によって選択され、更に
出力クロック信号CLK2に同期してFF16で保持さ
れて、出力データDOとして出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの送信側と
受信側との間で、それぞれ独立したクロック信号を用い
てデータの受け渡しを行う非同期信号インタフェース回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送信側と受信側との間で、それぞれ独立
したクロック信号を用いてデータの受け渡しを行う場
合、一般的に先入れ先出し(以下、「FIFO」とい
う)バッファが使用される。FIFOバッファは、送信
側のクロック信号に同期して入力されたデータを、一定
容量の記憶素子に順次書き込むとともに、受信側のクロ
ック信号に同期してこの記憶素子に書き込まれたデータ
を入力された順に読み出すものである。このようなFI
FOバッファは、送信側と受信側のクロック信号の周波
数や位相が異なっていても、確実にデータの受け渡しを
行うことができるという特徴を有している。しかし、F
IFOバッファは、記憶素子やその読み書きの順序制御
回路等で構成されるので、回路規模が大きく大掛かりな
ものとなっている。
【0003】一方、例えば同一装置内で複数の中央処理
装置(以下、「CPU」という)を用いて分散処理を行
うマルチプロセッサ・システム等では、基準となるクロ
ック発振器から各CPUに同一周波数のクロック信号が
与えられることが多い。このようなシステムにおいて、
例えば各CPU間でデータ転送を行う場合、それぞれの
CPUに対するクロック信号の位相差を補正すれば良い
ので、FIFOバッファではなく簡易なインタフェース
回路が用いられている。
【0004】従来、マルチプロセッサ・システム等で用
いられている簡易なインタフェース回路として、例え
ば、送信側のクロック信号でデータを保持する入力用の
レジスタと、この入力用のレジスタの出力信号を受信側
のクロック信号で保持して出力する出力用のレジスタと
を備えた非同期信号インタフェース回路がある。このよ
うな非同期信号インタフェース回路では、送信側と受信
側のクロック信号に一定の位相差がある場合には、例え
ば遅延回路を付加して送信側のクロック信号を遅延さ
せ、受信側のクロック信号と位相を合せる等の方法が使
用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
非同期信号インタフェース回路では、次のような課題が
あった。例えば、位相合せのために付加した遅延回路の
遅延時間は一定であるので、特定の周波数のクロック信
号に対しては有効に作用するが、クロック信号の周波数
を変えた場合には逆効果になってしまい、汎用的な回路
とすることができなかった。また、クロック信号に位相
ジッタがある場合には、送信側と受信側のクロック信号
の位相差が変動し、この位相差の変動のために受信側で
データの重複や欠落を生ずることがあった。本発明は、
前記従来技術が持っていた課題を解決し、回路構成が簡
単で確実なデータ転送が可能な同一周波数のクロック信
号を使用する非同期信号インタフェース回路を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、入力クロック信号のタ
イミングに従って順次入力される入力データを、該入力
クロック信号と同一周波数でタイミングが異なる出力ク
ロック信号に従って出力データとして順次出力する非同
期信号インタフェース回路を、次のように構成してい
る。即ち、この非同期信号インタフェース回路は、入力
クロック信号の連続するm個(但し、mは3以上の整
数)の立上がりまたは立下がりのタイミングで、それぞ
れ入力データを保持するm個のデータ保持手段と、出力
クロック信号をmを法としてカウントし、前記m個のデ
ータ保持手段の内で最新のデータを保持したデータ保持
手段を選択する選択信号を生成する信号生成手段と、前
記m個のデータ保持手段の内で、前記選択信号によって
選択されたデータ保持手段に保持された入力データを選
択して出力データとして出力するデータ出力手段とで構
成されている。
【0007】第1の発明によれば、以上のように非同期
信号インタフェース回路を構成したので、次のような作
用が行われる。入力クロック信号のタイミングに従って
順次入力された入力データは、その入力クロック信号の
立上がりまたは立下がりのタイミングで、m個のデータ
保持手段に順次保持される。一方、出力クロック信号は
信号生成手段においてmを法としてカウントされ、この
カウント結果によって最新のデータを保持したデータ保
持手段を選択するための選択信号が生成される。選択信
号はデータ出力手段に与えられ、このデータ出力手段に
よって選択されたデータ保持手段に保持されたデータ
が、出力データとして出力される。
【0008】第2の発明は、非同期信号インタフェース
回路を、入力クロック信号の連続するn個(但し、nは
複数)の立上がりまたは立下がりのタイミングで、それ
ぞれ入力データを保持するn個のデータ保持手段と、出
力クロック信号をnを法としてカウントし、前記n個の
データ保持手段の内で最新のデータを保持したデータ保
持手段を選択する選択信号を生成する信号生成手段と、
前記n個のデータ保持手段の内で、前記選択信号によっ
て選択されたデータ保持手段に保持された入力データを
出力するデータ選択手段と、前記出力クロック信号の立
上がりまたは立下がりのタイミングで、前記データ選択
手段の出力信号を保持して出力データとして出力するデ
ータ出力手段とで構成してる。
【0009】第2の発明によれば、次のような作用が行
われる。入力クロック信号のタイミングに従って順次入
力された入力データは、その入力クロック信号の立上が
りまたは立下がりのタイミングで、n個のデータ保持手
段に順次保持される。一方、出力クロック信号は信号生
成手段においてnを法としてカウントされ、このカウン
ト結果によって最新のデータを保持したデータ保持手段
を選択するための選択信号が生成される。選択信号はデ
ータ選択手段に与えられ、該当するデータ保持手段に保
持された信号が選択して出力される。データ選択手段の
出力信号は、出力クロック信号の立上がりまたは立下が
りのタイミングでデータ出力手段に保持され、出力デー
タとして出力される。
【0010】第3の発明は、非同期信号インタフェース
回路を、入力データを出力クロック信号が第1論理レベ
ルから第2論理レベルへ変化するタイミングで保持して
出力する第1のデータ保持手段と、前記入力データを前
記出力クロック信号が第2論理レベルから第1論理レベ
ルへ変化するタイミングで保持して出力する第2のデー
タ保持手段と、前記第2のデータ保持手段の出力信号を
前記出力クロック信号が第1論理レベルから第2論理レ
ベルへ変化するタイミングで保持して出力する第3のデ
ータ保持手段と、次のようなパルス出力手段と、信号出
力手段と、データ選択手段と、データ出力手段とで構成
している。
【0011】パルス出力手段は、入力クロック信号が第
1論理レベルから第2論理レベルへ変化するタイミング
で、該入力クロック信号よりも短い一定のパルス幅を有
する第2論理レベルのパルス信号を出力するものであ
る。信号出力手段は、パルス出力手段の出力信号を出力
クロック信号が第1論理レベルから第2論理レベルへ変
化するタイミングで保持して選択信号として出力するも
のである。データ選択手段は、選択信号が第1論理レベ
ルのときには第1のデータ保持手段の出力信号を選択
し、該選択信号が第2論理レベルのときには第3のデー
タ保持手段の出力信号を選択して出力するものである。
また、データ出力手段は、データ選択手段の出力信号を
出力クロック信号が第1論理レベルから第2論理レベル
へ変化するタイミングで保持して出力データとして出力
するものである。
【0012】第3の発明によれば、次のような作用が行
われる。入力データは、例えば出力クロック信号の立上
がりのタイミングで第1のデータ保持手段に保持され、
この出力クロック信号の立下がりのタイミングで第2の
データ保持手段に保持される。更に、第2のデータ保持
手段の出力信号は、出力クロック信号の立上がりのタイ
ミングで第3のデータ保持手段に保持さる。
【0013】一方、入力クロック信号の立上がりのタイ
ミングで、パルス出力手段から一定のパルス幅を有する
パルス信号が出力され、信号出力手段において、このパ
ルス信号が出力クロック信号の立上がりのタイミング毎
に保持されて選択信号が出力される。選択信号はデータ
選択手段に与えられ、このデータ選択手段において第1
または第3のデータ保持手段の出力信号が選択される。
データ選択手段の出力信号はデータ出力手段に与えら
れ、このデータ出力手段において出力クロック信号の立
上がりのタイミングで保持され、出力データとして出力
される。
【0014】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示す非同期信号イン
タフェース回路の回路図である。この非同期信号インタ
フェース回路は、例えばマルチプロセッサ・システム等
においてCPU間のデータ転送等に用いられる回路であ
り、図示しない送信側の回路から入力クロック信号CL
K1に同期して入力データDIが与えられるデータ保持
手段(例えば、フリップフロップ、以下、「FF」とい
う)11,12,13を有している。FF11,12
は、いずれも入力データDIが与えられるデータ端子D
の他に、クロック端子C及び出力端子Qを有し、クロッ
ク端子Cに与えられるクロック信号の立上がりのタイミ
ングで、データ端子Dに与えられている入力データDI
を保持して出力端子Qに出力するものである。また、F
F13は、データ端子D、クロック端子C、及び出力端
子Qの他に、反転出力端子/Q(但し、「/」は反転を
意味する)及びリセット端子Rを有しており、このクロ
ック端子Cに入力クロック信号CLK1が与えられるよ
うになっている。
【0015】FF13は、FF11,12と同様に、ク
ロック端子Cに与えられるクロック信号CLK1の立上
がりのタイミングで、データ端子Dに与えられている信
号を保持して出力端子Qに出力するとともに、保持した
信号の反転信号を反転出力端子/Qに出力するものであ
る。更に、FF13は、図示しない受信側の回路からリ
セット信号RSTがリセット端子Rに与えられた時に
は、出力端子Q及び反転出力端子/Qに、それぞれレベ
ル“L”,“H”の信号を出力するようになっている。
FF13の出力端子QはFF12のクロック端子Cに接
続され、反転出力端子/QはこのFF13の入力端子D
と、FF11のクロック端子Cに接続されている。
【0016】FF11,12の出力端子Qは、データ選
択手段(例えば、セレクタ)14の入力側に接続されて
いる。セレクタ14は、2つの2入力論理積ゲート(以
下、「AND」という)14a,14b、インバータ1
4c、及び2入力論理和ゲート(以下、「OR」とい
う)14dで構成されている。セレクタ14は、選択信
号SELが“L”のときにFF11からの出力信号DA
を選択し、この選択信号SELが“H”のときにFF1
2からの出力信号DBを選択して、その出力側に出力信
号DXを出力するものである。
【0017】この非同期信号インタフェース回路は、受
信側の回路から与えられる出力クロック信号CLK2を
2を法としてカウントして選択信号SELを生成する信
号生成手段(例えば、FF)15を有している。FF1
5は、FF13と同様のもので、クロック端子Cに出力
クロック信号CLK2が与えられるとともに、リセット
端子Rにはリセット信号RSTが与えられるようになっ
ている。また、反転出力端子/Qの出力信号を入力端子
Dにフィードバックすることにより、2進カウンタが構
成されている。そして、FF15は、リセット信号RS
Tが解除された後、FF11,12の内で最新のデータ
を保持している方を選択するための選択信号SELを、
その出力端子Qから出力するようになっている。セレク
タ14の出力側には、データ出力手段(例えば、FF)
16が接続されている。FF16は、FF11と同様の
もので、クロック端子Cに出力クロック信号CLK2が
与えられ、出力端子Qから受信側の回路に対して出力デ
ータDOが出力されるようになっている。
【0018】図2は、図1の動作を一例を示すタイムチ
ャートである。以下、図2を参照しつつ、図1の動作を
説明する。図2の時刻t0において、リセット信号RS
Tが“H”から“L”へ変化してリセット状態が解除さ
れると、FF13,15は、動作可能な状態となる。時
刻t1において、入力クロック信号CLK1が“L”か
ら“H”へ立上がると、FF13の出力端子Qから出力
されるクロック信号CKBは“H”となり、反転出力端
子/Qから出力されるクロック信号CKAは“L”とな
る。これにより、送信側の回路から入力データDIとし
て与えられていたデータ“D0”がFF12に保持さ
れ、このFF12の出力信号DBはデータ“D0”とな
る。
【0019】時刻t2に出力クロック信号CLK2が
“H”から“L”へ立下がるが、FF15の出力信号は
変化しない。また、時刻t3に入力クロック信号CLK
1が立下がるが、FF13の出力信号は変化しない。時
刻t4において、出力クロック信号CLK2が立上がる
と、FF15の出力端子Qから出力される選択信号SE
Lは“H”となる。これにより、セレクタ14によって
FF12側が選択され、FF12の出力信号DBのデー
タ“D0”が選択されて出力信号DXとして出力され
る。
【0020】時刻t5において、入力クロック信号CL
K1が立上がると、FF13の出力端子Qから出力され
るクロック信号CKBは“L”となり、反転出力端子/
Qから出力されるクロック信号CKAは“H”となる。
これにより、入力データDIとして与えられていたデー
タ“D1”がFF11に保持され、このFF11の出力
信号DAはデータ“D1”となる。時刻t6において、
出力クロック信号CLK2が立上がると、セレクタ14
の出力信号DXがFF16によって保持され、このFF
16から出力される出力データDOはデータ“D0”と
なる。更に、FF15の出力端子Qから出力される選択
信号SELは反転して“L”となる。これにより、セレ
クタ14によってFF11側が選択され、FF11の出
力信号DAのデータ“D1”が選択されて出力信号DX
として出力される。
【0021】更に、時刻t7において、入力クロック信
号CLK1が立上がると、入力データDIとして与えら
れていたデータ“D2”がFF12に保持され、このF
F12の出力信号DBはデータ“D2”となる。時刻t
8において、出力クロック信号CLK2が立上がると、
セレクタ14の出力信号DXがFF16によって保持さ
れ、出力データDOはデータ“D1”となる。更に、選
択信号SELは反転して“H”となり、FF12側が選
択されて出力信号DBのデータ“D2”が出力信号DX
として出力される。
【0022】以下同様に、入力クロック信号CLK1の
立上がりに同期して順次入力される入力データDIが2
つのFF11,12に交互に保持される。更に、セレク
タ14において、出力クロック信号CLK2の立上がり
に同期して生成された選択信号SELに基づいて、FF
11,12の出力信号の内で最新の入力データDIが選
択されて出力信号DXとして出力される。そして、出力
信号DXが、出力クロック信号CLK2の立上がりに同
期してFF16で保持され、出力データDOとして順次
出力される。
【0023】以上のように、この第1の実施形態の非同
期信号インタフェース回路は、順次入力される入力デー
タDIを、入力クロック信号CLK1に同期して交互に
保持する2つのFF11,12と、出力クロック信号C
LK2に同期して最新の入力データを保持したFF1
1,12を選択してその保持内容を出力データDOとし
て出力するセレクタ14、及びFF15,16を有して
いる。これにより、各FF11,12は2クロック周期
の間、入力データDIを保持しているので、簡単な回路
構成で、入力クロック信号と出力クロック信号の位相の
差に影響されず、送信側から受信側に確実にデータを転
送することができるという利点がある。
【0024】第2の実施形態 図3は、本発明の第2の実施形態を示す非同期信号イン
タフェース回路の回路図である。この非同期信号インタ
フェース回路は、図1の非同期信号インタフェース回路
と同様に、例えばマルチプロセッサ・システム等におい
てCPU間のデータ転送等に用いられる回路であり、図
示しない送信側の回路から入力クロック信号CLK1に
同期して入力データDIが与えられるデータ保持手段
(例えば、FF21,22,23、及びカウンタ24)
を有している。FF21〜23は、いずれも入力データ
DIが与えられるデータ端子Dの他に、クロック端子C
及び出力端子Qを有し、クロック端子Cに与えられるク
ロック信号の立上がりのタイミングで、データ端子Dに
与えられている入力データDIを保持して出力端子Qに
出力するものである。また、カウンタ24は、クロック
端子C、出力端子Q0,Q1,Q2、及びリセット端子
Rを有しており、このクロック端子Cに入力クロック信
号CLK1が与えられるようになっている。
【0025】カウンタ24は3進のカウンタであり、ク
ロック端子Cに与えられるクロック信号CLK1の立上
がりのタイミングでカウント値を、0,1,2の順に繰
り返して更新し、そのカウント値に対応した出力端子Q
0,Q1,Q2に、それぞれ“H”のクロック信号C
A,CB,CCを出力するものである。更に、カウンタ
24は、図示しない受信側の回路からリセット信号RS
Tがリセット端子Rに与えられた時には、カウント値を
0にセットするようになっている。カウンタ24の出力
端子Q0〜Q2は、FF21〜23のクロック端子Cに
それぞれ接続されている。FF21〜23の出力端子Q
は、データ出力手段(例えば、セレクタ)25の入力側
に接続されている。セレクタ25は、3つの2入力AN
D25a,25b,25c、及び3入力OR25dで構
成され、FF21〜23の出力端子Qが、これらのAN
D25a〜25cの第1の入力側にそれぞれ接続されて
いる。AND25a〜25cの出力側はOR25dの入
力側に接続され、このOR25dの出力側から出力デー
タDOが出力されるようになっている。
【0026】この非同期信号インタフェース回路は、受
信側の回路から与えられる出力クロック信号CLK2を
3を法としてカウントして選択信号SA,SB,SCを
生成する信号生成手段(例えば、カウンタ)26を有し
ている。カウンタ26は、カウンタ24と同様のもの
で、そのリセット端子Rにはリセット信号RSTが与え
られるようになっている。カウンタ26の出力端子Q
0,Q1,Q2からは、それぞれ選択信号SA,SB,
SCが出力され、この選択信号SAがAND25c、選
択信号SBがAND25a、及び選択信号SCがAND
25bの、それぞれの第2の入力側に与えられるように
なっている。
【0027】図4は、図3の動作を一例を示すタイムチ
ャートである。以下、図4を参照しつつ、図3の動作を
説明する。図4の時刻t10において、リセット信号R
STが“L”になってリセット状態が解除されると、カ
ウンタ24,26は、動作可能な状態となる。時刻t1
1において、入力クロック信号CLK1が立上がると、
カウンタ24のカウント値は1となり、出力端子Q1か
ら出力されるクロック信号CBが“H”となる。クロッ
ク信号CBの立上がりにより、送信側の回路から入力デ
ータDIとして与えられていたデータ“D10”がFF
22に保持され、このFF22の出力信号DBはデータ
“D10”となる。時刻t12に出力クロック信号CL
K2が立下がるが、カウンタ26の出力信号は変化しな
い。また、時刻t13に入力クロック信号CLK1が立
下がるが、カウンタ24の出力信号は変化しない。
【0028】時刻t14において、出力クロック信号C
LK2が立上がると、カウンタ26のカウント値が1と
なり、出力端子Q1から出力される選択信号SBが
“H”となる。これにより、セレクタ25によってFF
21側が選択され、FF21の出力信号DAが選択され
て出力データDOとして出力される。時刻t15におい
て、入力クロック信号CLK1が立上がると、カウンタ
24のカウント値が2となり、出力端子Q2から出力さ
れるクロック信号CCが“H”となる。クロック信号C
Cの立上がりにより、入力データDIとして与えられて
いたデータ“D11”がFF23に保持され、このFF
23の出力信号DCはデータ“D11”となる。時刻t
16において、出力クロック信号CLK2が立上がる
と、カウンタ26のカウント値が2となり、出力端子Q
2から出力される選択信号SCが“H”となる。これに
より、セレクタ25によってFF22側が選択され、F
F22の出力信号DBのデータ“D10”が選択されて
出力データDOとして出力される。
【0029】更に、時刻t17において、入力クロック
信号CLK1が立上がると、カウンタ24のカウント値
が0となり、出力端子Q0から出力されるクロック信号
CAが“H”となる。クロック信号CAの立上がりによ
り、入力データDIとして与えられていたデータ“D1
2”がFF21に保持され、このFF21の出力信号D
Aはデータ“D12”となる。時刻t18において、出
力クロック信号CLK2が立上がると、カウンタ26の
カウント値が0となり、出力端子Q0から出力される選
択信号SAが“H”となる。これにより、セレクタ25
によってFF23側が選択され、FF23の出力信号D
Cのデータ“D11”が選択されて出力データDOとし
て出力される。
【0030】以下同様に、入力クロック信号CLK1の
立上がりに同期して順次入力される入力データDIが3
つのFF21,22,23に周期的に保持される。更
に、セレクタ25において、出力クロック信号CLK2
の立上がりに同期して順次生成された選択信号SA,S
B,SCに基づいて、FF21〜23の出力信号の内で
最新の入力データDIが選択されて出力データDOとし
て順次出力される。
【0031】以上のように、この第2の実施形態の非同
期信号インタフェース回路は、順次入力される入力デー
タDIを、入力クロック信号CLK1に同期して順次保
持する3つのFF21〜23と、出力クロック信号CL
K2に同期して最新の入力データを保持したFF21〜
23を選択してその保持内容を出力データDOとして出
力するセレクタ25、及びカウンタ26を有している。
これにより、各FF21〜23は、3クロック周期の
間、入力データDIを保持しているので、簡単な回路構
成で、入力クロック信号と出力クロック信号の位相の差
に影響されず、送信側から受信側に確実にデータを転送
することができるという利点がある。更に、3つのFF
21〜23で連続する3個の入力データDIを保持し、
その中央の入力データDIをセレクタ25で選択するよ
うにしているので、入出力クロック信号CLK1,CL
K2の位相ジッタの影響を受けにくいという利点があ
る。
【0032】第3の実施形態 図5は、本発明の第3の実施形態を示す非同期信号イン
タフェース回路の回路図である。この非同期信号インタ
フェース回路は、図1の非同期信号インタフェース回路
と同様に、例えばマルチプロセッサ・システム等におい
てCPU間のデータ転送等に用いられる回路であり、図
示しない送信側の回路から与えられる入力データDI
を、受信側の回路から与えられる出力クロック信号CL
K2に同期して保持する第1、第2、及び第3のデータ
保持手段(例えば、FF)31,32,33を有してい
る。FF31〜33は、いずれもデータ端子D、クロッ
ク端子C及び出力端子Qを有し、クロック端子Cに与え
られるクロック信号の立上がりのタイミングで、データ
端子Dに与えられている信号を保持して出力端子Qに出
力するものである。
【0033】FF31,32のデータ端子Dに、入力デ
ータDIが与えられるようになっており、このFF32
の出力端子QがFF33のデータ端子Dに接続されてい
る。FF31,33のクロック端子Cには出力クロック
信号CLK2が与えられ、FF32のクロック端子Cに
は、インバータ34を介してこの出力クロック信号CL
K2が与えられるようになっている。この非同期信号イ
ンタフェース回路は、入力クロック信号CLK1の立上
がりのタイミングで、一定時間のパルス幅を有するパル
ス信号PLSを出力するパルス出力手段(例えば、パル
ス発生回路)35を有している。パルス発生回路35
は、入力クロック信号CLK1をパルス幅に対応した遅
延時間だけ遅延させる遅延回路(DLY)35a、この
遅延回路35aの出力信号を反転するインバータ35
b、及び2入力AND35cで構成されている。そし
て、AND35cによって、入力クロック信号CLK1
と、遅延回路35aで遅延されてインバータ35bで反
転された入力クロック信号との論理積をとり、パルス信
号PLSを生成するようになっている。
【0034】パルス発生回路35の出力側は、信号出力
手段(例えば、FF)36のデータ端子Dに接続されて
いる。FF36のクロック端子Cには出力クロック信号
CLK2が与えられ、このFF36の出力端子Qから選
択信号SELが出力されるようになっている。即ち、入
力クロック信号CLK1の立上がりから一定時間以内に
出力クロック信号CLK2が立上がったときに、選択信
号SELが“H”になり、それ以外ではこの選択信号S
ELは“L”となる。
【0035】FF31,33の出力端子Qは、データ選
択手段(例えば、セレクタ)37の入力側に接続されて
いる。セレクタ37は、2つの2入力AND37a,3
7b、インバータ37c、及び2入力OR37dで構成
され、FF31,33の出力端子Qが、これらのAND
37a,37bの第1の入力側にそれぞれ接続されてい
る。AND37bの第2の入力側はFF36の出力端子
Qに接続され、AND37aの第2の入力側はインバー
タ37cを介してこのFF36の出力端子Qに接続され
ている。AND37a,37bの出力側はOR37dの
入力側に接続され、このOR37dの出力側から選択信
号SELで選択された出力信号DXが出力されるように
なっている。セレクタ37の出力側には、データ出力手
段(例えば、FF)38が接続されている。FF38の
クロック端子Cには、出力クロック信号CLK2が与え
られ、この出力クロック信号CLK2の立上がりのタイ
ミングで、セレクタ37の出力信号DXを保持して、受
信側の回路に対して出力データDOを出力するようにな
っている。
【0036】図6は、図5の動作を一例を示すタイムチ
ャートである。以下、図6を参照しつつ、図5の動作を
説明する。図6の時刻t21において、出力クロック信
号CLK2が立下がると、送信側の回路から入力データ
DIとして与えられているデータ“D20”がFF32
に保持され、このFF32の出力信号Dbはデータ“D
20”となる。時刻t22において、出力クロック信号
CLK2が立上がると、セレクタ37の出力信号DXが
FF38で保持される。この時、選択信号SELは
“L”となっているので、セレクタ37ではFF31の
出力信号DAが選択されており、この出力信号DAがF
F38で保持されて出力データDOとして出力される。
これと同時に、入力データDIとして与えられているデ
ータ“D20”がFF31に保持されるとともに、FF
32の出力信号DbがFF33に保持される。これによ
り、FF33の出力信号DBはデータ“D20”とな
る。
【0037】時刻t23において、入力クロック信号C
LK1が立上がると、パルス発生回路35から一定時間
の間、パルス信号PLSが出力される。時刻t24にお
いて、出力クロック信号CLK2が立下がると、入力デ
ータDIのデータ“D21”がFF32に保持され、こ
のFF32の出力信号Dbはデータ“D21”となる。
時刻t25において、出力クロック信号CLK2よりも
先に入力クロック信号CLK1が立上がると、パルス発
生回路35から一定時間の間、パルス信号PLSが出力
される。
【0038】時刻t26において、パルス信号PLSが
出力されている間に出力クロック信号CLK2が立上が
ると、まず、セレクタ37で選択されているFF31の
出力信号DAが、FF38で保持されて出力データDO
としてデータ“D20”が出力される。これと同時に、
入力データDIとして与えられているデータ“D21”
から“D22”への変化中のデータがFF31に保持さ
れるとともに、FF32の出力信号DbがFF33に保
持される。これにより、FF31の出力信号DAは不定
値“X”となり、FF33の出力信号DBはデータ“D
21”となる。更に、FF36から出力される選択信号
SELは“H”となって、セレクタ37ではFF33の
出力信号DBが選択されて出力信号DXとして出力され
る。時刻t27において、出力クロック信号CLK2が
立下がると、入力データDIのデータ“D22”がFF
32に保持され、このFF32の出力信号Dbはデータ
“D22”となる。
【0039】時刻t28において、出力クロック信号C
LK2が立上がると、まず、セレクタ37で選択されて
いるFF33の出力信号DBが、FF38で保持されて
出力データDOとしてデータ“D21”が出力される。
これと同時に、入力データDIとして与えられているデ
ータ“D23”がFF31に保持されるとともに、FF
32の出力信号DbがFF33に保持される。この時、
パルス信号PLSは出力されていないので、FF36か
ら出力される選択信号SELは“L”となる。これによ
り、セレクタ37ではFF31の出力信号DAが選択さ
れて出力信号DXとして出力される。時刻t29におい
て、出力クロック信号CLK2が立下がると、入力デー
タDIのデータ“D23”がFF32に保持され、この
FF32の出力信号Dbはデータ“D23”となる。
【0040】時刻t30において、出力クロック信号C
LK2が立上がると、まず、セレクタ37で選択されて
いるFF31の出力信号DAが、FF38で保持されて
出力データDOとしてデータ“D22”が出力される。
これと同時に、入力データDIとして与えられているデ
ータ“D23”がFF31に保持されるとともに、FF
32の出力信号DbがFF33に保持される。この時、
パルス信号PLSは出力されていないので、FF36か
ら出力される選択信号SELは“L”のままである。こ
れにより、セレクタ37ではFF31の出力信号DAが
選択されて出力信号DXとして出力される。
【0041】以下同様に、選択信号SELが“L”のと
きには、出力クロック信号CLK2の立上がりのタイミ
ングでFF31に保持された入力データDIが、セレク
タ37で選択される。一方、選択信号SELが“H”の
ときには、出力クロック信号CLK2の立下がりのタイ
ミングでFF32に保持され、その後の出力クロック信
号CLK2の立上がりのタイミングでFF33に保持さ
れた入力データDIが、セレクタ37で選択される。セ
レクタ37で選択された入力データDIは、出力クロッ
ク信号CLK2の立上がりのタイミングでFF38に保
持されて、出力データDOとして出力される。
【0042】以上のように、この第3の実施形態の非同
期信号インタフェース回路では、入力クロック信号CL
K1の立上がりの直後に出力クロック信号CLK2が立
上がったとき、即ち入出力クロック信号の位相差が一定
範囲以内の場合に、選択信号SELを“H”にして出力
するためのパルス発生回路35及びFF36を有してい
る。更に、入出力クロック信号のタイミングが接近し
て、出力クロック信号CLK2の立上がりで入力データ
DIを正しく保持できない場合に、この出力クロック信
号CLK2の立下がりのタイミングで保持した入力デー
タDIを選択するセレクタ37を備えている。これによ
り、簡単な回路構成で、入力クロック信号CLK1と出
力クロック信号CLK2のタイミングのずれにかかわら
ず、正しく保持された入力データDIを選択して出力デ
ータDOとして出力することができるという利点があ
る。
【0043】第4の実施形態 図7は、本発明の第4の実施形態を示す非同期信号イン
タフェース回路の回路図である。この非同期信号インタ
フェース回路は、図1の非同期信号インタフェース回路
と同様に、例えばマルチプロセッサ・システム等におい
てCPU間のデータ転送等に用いられる回路であり、図
示しない送信側の回路から与えられる入力データDIが
入力されるデータ保持手段(例えば、レジスタ、以下、
「REG」という)41,42を備えている。
【0044】REG41,42は、いずれもデータ端
子、イネーブル端子、クロック端子、及び出力端子を有
し、イネーブル端子に“L”の信号が与えられていると
きに、クロック端子に与えられるクロック信号の立上が
りのタイミングで、データ端子に与えられているデータ
を保持して出力端子に出力するものである。REG4
1,42のデータ端子には入力データDIが、クロック
端子にはクロック信号CLK1が、それぞれ共通に与え
られるようになっている。REG41,42の出力端子
は、データ出力手段(例えば、セレクタ、以下、「SE
L」という)43の入力側に接続され、このSEL43
の出力側がREG44の入力端子に接続されている。R
EG44のクロック端子にはクロック信号CLK2が与
えられ、このREG44の出力端子から出力データDO
が出力されるようになっている。
【0045】また、この非同期信号インタフェース回路
は、リセット信号RSTが与えられる信号生成手段(例
えば、REG)45,46,47を備えている。REG
45〜47は、いずれもデータ端子、クロック端子、リ
セット端子、及び出力端子を有し、リセット端子に
“L”の信号が与えられているときに、出力端子から
“L”を出力して動作を停止し、リセット端子に“H”
の信号が与えられているときには、クロック端子に与え
られるクロック信号の立上がりのタイミングで、データ
端子に与えられているデータを保持して出力端子に出力
するものである。REG45,46のクロック端子に
は、クロック信号CLK1が与えられるようになってい
る。REG45の出力端子は、REG41のイネーブル
端子とREG46のデータ端子に接続されている。RE
G46の出力端子は、REG42のイネーブル端子とR
EG45のデータ端子に接続されている。また、REG
47のクロック端子にはクロック信号CLK2が与えら
れるようになっており、このREG47の出力端子が、
SEL43の制御端子に接続されるとともに、インバー
タ48を介してデータ端子に接続されている。
【0046】図8は、図7の動作を一例を示すタイムチ
ャートである。以下、図8を参照しつつ、図7の動作を
説明する。まず、リセット信号RSTによって、REG
45から出力される信号S45は“H”、REG46か
ら出力される信号S46は“L”に、それぞれ初期化さ
れる。リセット信号RSTが解除されると、クロック信
号CLK1の立上がりで、信号S45は“L”、信号S
46は“H”となる。以下、クロック信号CLK1の立
上がり毎に、信号S45,S46は、それぞれ“H”→
“L”→“H”→“L”の変化を繰返す。REG45の
信号S45とREG46の信号S46は、反転の関係に
なっている。また、REG47のデータ端子には、この
REG47から出力される信号S47が反転されて入力
されるので、この信号S47は、クロック信号CLK2
の立上がり毎に“H”→“L”→“H”→“L”の変化
を繰返す。
【0047】REG41には、イネーブル端子に与えら
れる信号S45が“L”のときに、入力データDIが書
込まれる。REG42には、イネーブル端子に与えられ
る信号S46が“L”のときに、入力データDIが書込
まれる。SEL43では、制御端子に与えられる信号S
47が“L”のとき、REG41の信号S41が選択さ
れ、この信号S47が“H”のとき、REG42の信号
S42が選択されて出力される。REG44には、クロ
ック信号CLK2の立上がりでSEL43の出力信号が
書込まれ、出力データDOとして出力される。
【0048】以上のように、この第4の実施形態の非同
期信号インタフェース回路は、送信側のクロック信号C
LK1に同期して入力データDIを書込む2つのREG
41,42を設け、書込みを行っているREGと、後段
へ渡すデータが選択されるREGとが別々になるように
構成している。これにより、受取側のクロック信号CL
K2で確実にデータを受取るためのタイミングが作ら
れ、クロック信号CLK1,CLK2の位相合せを必要
とせずに、すべての入力データDIを正確に受取ること
ができるという利点がある。
【0049】第5の実施形態 図9は、本発明の第5の実施形態を示す非同期信号イン
タフェース回路の回路図である。この非同期信号インタ
フェース回路は、図1の非同期信号インタフェース回路
と同様に、例えばマルチプロセッサ・システム等におい
てCPU間のデータ転送等に用いられる回路であり、図
示しない送信側の回路から与えられる入力データDIが
入力されるデータ保持手段(例えば、REG)51,5
2を備えている。
【0050】REG51,52は、いずれもデータ端
子、イネーブル端子、クロック端子、及び出力端子を有
し、イネーブル端子に“H”の信号が与えられていると
きに、クロック端子に与えられるクロック信号の立上が
りのタイミングで、データ端子に与えられているデータ
を保持して出力端子に出力するものである。REG5
1,52のデータ端子には入力データDIが、クロック
端子にはクロック信号CLK1が、それぞれ共通に与え
られるようになっている。REG51,52の出力端子
は、データ出力手段(例えば、SEL)53の入力側に
接続され、このSEL53の出力側がREG54に入力
端子に接続されている。REG54のクロック端子には
クロック信号CLK2が与えられ、このREG54の出
力端子から出力データDOが出力されるようになってい
る。
【0051】また、この非同期信号インタフェース回路
は、リセット信号RSTが与えられる信号生成手段(例
えば、カウンタ、以下、「CNT」という)55,56
を備えている。CNT55,56は、いずれもクロック
端子、リセット端子、及び出力端子を有し、リセット端
子に“L”の信号が与えられているときに、出力端子か
ら所定のカウント値を出力して動作を停止し、リセット
端子に“H”の信号が与えられているときには、クロッ
ク端子に与えられるクロック信号の立上がりのタイミン
グで、カウント動作を行ってそのカウント値を出力端子
から出力するものである。これらのCNT55,56
は、いずれも1ビットのカウンタであり、そのカウント
値は0,1,0,1,…の繰返しとなる。CNT55の
クロック端子にはクロック信号CLK1が与えられるよ
うになっている。CNT55の出力端子は、REG51
のイネーブル端子に接続されるとともに、インバータ5
7を介してREG52のイネーブル端子に接続されてい
る。また、CNT56のクロック端子にはクロック信号
CLK2が与えられるようになっており、このCNT5
6の出力端子が、SEL53の制御端子に接続されてい
る。
【0052】図10は、図9の動作を一例を示すタイム
チャートである。以下、図10を参照しつつ、図9の動
作を説明する。まず、リセット信号RSTによって、C
NT55から出力される信号S55は1、CNT56か
ら出力される信号S56は0に、それぞれ初期化され
る。リセット信号RSTが解除されると、クロック信号
CLK1の立上がり毎に、信号S55はカウントアップ
し、1→0→1→0の変化を繰返す。また、信号S56
は、クロック信号CLK2の立上がり毎にカウントアッ
プし、0→1→0→1の変化を繰返す。REG51で
は、イネーブル端子に与えられる信号S55が0、即
ち、“L”のときに、入力データDIが書込まれる。R
EG52には、イネーブル端子に与えられる信号が
“L”、即ち、信号S55が1のときに、入力データD
Iが書込まれる。SEL53では、制御端子に与えられ
る信号S56が0のとき、REG51の信号S51が選
択され、この信号S56が1のとき、REG52の信号
S52が選択されて出力される。REG54には、クロ
ック信号CLK2の立上がりでSEL53の出力信号が
書込まれ、出力データDOとして出力される。
【0053】以上のように、この第5の実施形態の非同
期信号インタフェース回路は、REG51,52に対す
るイネーブル信号を生成するCNT55と、SEL53
に対する制御信号を生成するCNT56を設け、これら
のCNT55,56の初期値を別の値とするように構成
している。これにより、第4の実施形態よりも簡単な回
路構成で、同様の利点が得られる。
【0054】第6の実施形態 図11は、本発明の第6の実施形態を示す非同期信号イ
ンタフェース回路の回路図である。この非同期信号イン
タフェース回路は、図1の非同期信号インタフェース回
路と同様に、例えばマルチプロセッサ・システム等にお
いてCPU間のデータ転送等に用いられる回路であり、
図示しない送信側の回路から与えられる入力データDI
が入力されるデータ保持手段(例えば、REG)61,
62,63,64を備えている。
【0055】REG61〜64は、いずれもデータ端
子、イネーブル端子、クロック端子、及び出力端子を有
し、イネーブル端子に“H”の信号が与えられていると
きに、クロック端子に与えられるクロック信号の立上が
りのタイミングで、データ端子に与えられているデータ
を保持して出力端子に出力するものである。REG61
〜64のデータ端子には入力データDIが、クロック端
子にはクロック信号CLK1が、それぞれ共通に与えら
れるようになっている。REG61〜64の出力端子
は、データ出力手段(例えば、SEL)65の入力側に
接続され、このSEL65の出力側がREG66に入力
端子に接続されている。REG66のクロック端子には
クロック信号CLK2が与えられ、このREG66の出
力端子から出力データDOが出力されるようになってい
る。
【0056】また、この非同期信号インタフェース回路
は、リセット信号RSTが与えられる信号生成手段(例
えば、CNT)67,68を備えている。CNT67,
68は、いずれもクロック端子、リセット端子、及び出
力端子を有し、リセット端子に“L”の信号が与えられ
ているときに、出力端子から所定のカウント値を出力し
て動作を停止し、リセット端子に“H”の信号が与えら
れているときには、クロック端子に与えられるクロック
信号の立上がりのタイミングで、カウント動作を行って
そのカウント値を出力端子から出力するものである。こ
れらのCNT67,68は、いずれも2ビットのカウン
タであり、そのカウント値は0,1,2,3,0,1,
2,3,…の繰返しとなる。
【0057】CNT67のクロック端子にはクロック信
号CLK1が与えられるようになっている。CNT67
の出力端子は、デコーダ(以下、「DEC」という)6
9の入力側に接続されている。DEC69は、入力側に
与えられる信号S67の値に対応した出力端子に“H”
の信号を出力するものである。DEC69の各出力端子
は、対応するREG61〜64のそれぞれのイネーブル
端子に接続されている。また、CNT68のクロック端
子にはクロック信号CLK2が与えられるようになって
おり、このCNT68の出力端子が、SEL65の制御
端子に接続されている。
【0058】図12は、図11の動作を一例を示すタイ
ムチャートである。以下、図12を参照しつつ、図11
の動作を説明する。まず、リセット信号RSTによっ
て、CNT67から出力される信号S67は0、CNT
68から出力される信号S68は2に、それぞれ初期化
される。リセット信号RSTが解除されると、クロック
信号CLK1の立上がり毎に、信号S67はカウントア
ップし、0→1→2→3→0→1→2→3の変化を繰返
す。信号S67はDEC69でデコードされ、この信号
S67が0のときはイネーブル信号EN1が“H”とな
る。以下、信号S67の値の1,2,3に対応して、イ
ネーブル信号EN2,EN3,EN4がそれぞれ“H”
となる。
【0059】REG61〜64では、それぞれのイネー
ブル信号が“H”となったとき、入力データが書込まれ
る。また、SEL65では、CNT68の信号S68の
値に従って、対応するREGから出力される信号が選択
される。即ち、信号S68が0のときにはREG61の
信号S61が、信号S68が1のときにはREG62の
信号S62が、信号S68が2のときにはREG63の
信号S63が、信号S68が3のときにはREG64の
信号S64が、それぞれ選択されて出力される。REG
66には、クロック信号CLK2の立上がりでSEL6
5の出力信号が書込まれ、出力データDOとして出力さ
れる。
【0060】以上のように、この第6の実施形態の非同
期信号インタフェース回路は、4個のREG61〜64
に対するイネーブル信号を生成するCNT67及びDE
C69と、SEL65に対する制御信号を生成するCN
T68を設け、これらのCNT67,68の初期値を2
ずらすように構成している。これにより、クロック信号
CLK2のジッタを吸収し、すべての入力データDIを
確実に受取ることができるという利点がある。
【0061】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(i)のようなものがある。 (a) 説明を簡素化するために、正論理で動作するよ
うに回路を構成しているが、負論理で構成しても良い
し、正論理と負論理を混在して構成しても良い。 (b) 図1中のFF11,12,16、図3中のFF
21〜23、図3中のFF31〜33,36,38は、
データラッチや遅延型FFを用いても良い。 (c) 図1中のFF13,15に代えて、2進カウン
タを用いても良い。 (d) 図3中の3進カウンタ24,26に代えて、2
桁の2進カウンタとデコータを組み合わせた構成にして
も良い。
【0062】(e) 図3の非同期信号インタフェース
回路は、3個のFF21〜23を用いて入力データDI
を順番に保持するようになっているが、4個以上のFF
を用いて順番に入力データDIを保持するようにしても
良い。例えば、4個のFFを用いる場合、最初の入力ク
ロック信号CLK1で保持した入力データを、3番目の
出力クロック信号CLK2で選択して出力データを得る
ようにすれば良い。 (f) 図1及び図3の非同期信号インタフェース回路
は、受信側の回路からリセット信号RSTが与えられる
ようになっているが、このリセット信号RSTは、送信
側の回路から与えるようにしても良い。
【0063】(g) 図3中のセレクタ25の出力側に
FFを設け、このセレクタ25の出力信号を出力クロッ
ク信号CLK2でラッチして出力データDOとして出力
するように構成しても良い。 (h) パルス発生回路35の構成は、図5中の回路構
成に限定されず、例えば単安定マルチバイブレータ等の
ように、入力クロック信号CLK1の立上がりで、所定
のパルス幅のパルス信号PLSが出力できるものであれ
ば良い。 (i) 図11では、4個のREG61〜64を用いて
いるが、3個または5個以上のREGを用いて構成して
も良い。その場合、CNT67,68や、DEC69
は、REGの数に対応したものに変更する必要がある。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、入力クロック信号のタイミングに従って順次
入力データを保持する3個以上のm個のデータ保持手段
と、出力クロック信号をカウントして選択信号を生成す
る信号生成手段と、データ保持手段に保持されたデータ
をこの選択信号に基づいて選択出力するデータ出力手段
とを有している。これにより、各データ保持手段は、m
クロック周期の間、入力データDIを保持しているの
で、入力クロック信号と出力クロック信号の位相の差に
影響されず、簡単な回路構成で確実にデータ転送ができ
るという効果がある。更に、選択手段において、選択信
号に基づいて最新の入力データを保持したデータ保持手
段の出力信号を選択するようにしているので、入力クロ
ック信号や出力クロック信号の位相ジッタの影響を受け
にくいという効果がある。
【0065】第2の発明によれば、入力クロック信号の
タイミングに従って順次入力データを保持するn個の複
数のデータ保持手段と、出力クロック信号をカウントし
て選択信号を生成する信号生成手段と、データ保持手段
に保持されたデータをこの選択信号に基づいて選択する
データ選択手段と、出力クロック信号に同期して出力デ
ータを出力するデータ出力手段とを有している。これに
より、各データ保持手段はnクロック周期の間、入力デ
ータDIを保持しているので、簡単な回路構成で、入力
クロック信号と出力クロック信号の位相の差に影響され
ず、確実にデータ転送することができるという効果があ
る。
【0066】第3の発明によれば、入力クロック信号と
出力クロック信号の位相差が一定範囲以内の場合に、選
択信号を出力するためのパルス出力手段及び信号出力手
段と、この選択信号が出力されたときに反転した出力ク
ロック信号で保持された入力データを選択出力するデー
タ選択手段とを有している。これにより、簡単な回路構
成で、入出力クロック信号の位相差にかかわらず、正し
く保持された入力データを選択して出力することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す非同期信号イン
タフェース回路の回路図である。
【図2】図1の動作を一例を示すタイムチャートであ
る。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す非同期信号イン
タフェース回路の回路図である。
【図4】図3の動作を一例を示すタイムチャートであ
る。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す非同期信号イン
タフェース回路の回路図である。
【図6】図5の動作を一例を示すタイムチャートであ
る。
【図7】本発明の第4の実施形態を示す非同期信号イン
タフェース回路の回路図である。
【図8】図7の動作を一例を示すタイムチャートであ
る。
【図9】本発明の第5の実施形態を示す非同期信号イン
タフェース回路の回路図である。
【図10】図9の動作を一例を示すタイムチャートであ
る。
【図11】本発明の第6の実施形態を示す非同期信号イ
ンタフェース回路の回路図である。
【図12】図11の動作を一例を示すタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
11〜13,15,16,21〜23,31〜33,3
6,38 FF(フリップフロップ) 14,25,37 セレクタ 24,26 カウンタ 35 パルス発生回路 41,42,44〜47,51,52,54〜56,6
1〜64 REG43,53,65 SEL 55,56,67,68 CNT 69 DEC

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力クロック信号のタイミングに従って
    順次入力される入力データを、該入力クロック信号と同
    一周波数でタイミングが異なる出力クロック信号に従っ
    て出力データとして順次出力する非同期信号インタフェ
    ース回路において、 前記入力クロック信号の連続するm個(但し、mは3以
    上の整数)の立上がりまたは立下がりのタイミングで、
    それぞれ前記入力データを保持するm個のデータ保持手
    段と、 前記出力クロック信号をmを法としてカウントし、前記
    m個のデータ保持手段の内で最新のデータを保持したデ
    ータ保持手段を選択する選択信号を生成する信号生成手
    段と、 前記m個のデータ保持手段の内で、前記選択信号によっ
    て選択されたデータ保持手段に保持された入力データを
    選択して前記出力データとして出力するデータ出力手段
    とを、 備えたことを特徴とする非同期信号インタフェース回
    路。
  2. 【請求項2】 入力クロック信号のタイミングに従って
    順次入力される入力データを、該入力クロック信号と同
    一周波数でタイミングが異なる出力クロック信号に従っ
    て出力データとして順次出力する非同期信号インタフェ
    ース回路において、 前記入力クロック信号の連続するn個(但し、nは複
    数)の立上がりまたは立下がりのタイミングで、それぞ
    れ前記入力データを保持するn個のデータ保持手段と、 前記出力クロック信号をnを法としてカウントし、前記
    n個のデータ保持手段の内で最新のデータを保持したデ
    ータ保持手段を選択する選択信号を生成する信号生成手
    段と、 前記n個のデータ保持手段の内で、前記選択信号によっ
    て選択されたデータ保持手段に保持された入力データを
    出力するデータ選択手段と、 前記出力クロック信号の立上がりまたは立下がりのタイ
    ミングで、前記データ選択手段の出力信号を保持して前
    記出力データとして出力するデータ出力手段とを、 備えたことを特徴とする非同期信号インタフェース回
    路。
  3. 【請求項3】 入力クロック信号のタイミングに従って
    順次入力される入力データを、該入力クロック信号と同
    一周波数でタイミングが異なる出力クロック信号に従っ
    て出力データとして順次出力する非同期信号インタフェ
    ース回路において、 前記入力データを前記出力クロック信号が第1論理レベ
    ルから第2論理レベルへ変化するタイミングで保持して
    出力する第1のデータ保持手段と、 前記入力データを前記出力クロック信号が第2論理レベ
    ルから第1論理レベルへ変化するタイミングで保持して
    出力する第2のデータ保持手段と、 前記第2のデータ保持手段の出力信号を前記出力クロッ
    ク信号が第1論理レベルから第2論理レベルへ変化する
    タイミングで保持して出力する第3のデータ保持手段
    と、 前記入力クロック信号が第1論理レベルから第2論理レ
    ベルへ変化するタイミングで、該入力クロック信号より
    も短い一定のパルス幅を有する第2論理レベルのパルス
    信号を出力するパルス出力手段と、 前記パルス出力手段の出力信号を前記出力クロック信号
    が第1論理レベルから第2論理レベルへ変化するタイミ
    ングで保持して選択信号として出力する信号出力手段
    と、 前記選択信号が第1論理レベルのときには前記第1のデ
    ータ保持手段の出力信号を選択し、該選択信号が第2論
    理レベルのときには前記第3のデータ保持手段の出力信
    号を選択して出力するデータ選択手段と、 前記データ選択手段の出力信号を前記出力クロック信号
    が第1論理レベルから第2論理レベルへ変化するタイミ
    ングで保持して前記出力データとして出力するデータ出
    力手段とを、 備えたことを特徴とする非同期信号インタフェース回
    路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007107957A1 (en) * 2006-03-21 2007-09-27 Nxp B.V. Pseudo-synchronous small register designs with very low power consumption and methods to implement
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