JP5451270B2 - 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は複数の光学系によって複数の映像を同時に撮影可能な撮像装置とその制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、複数の光学系を有し、複数の映像を同時に撮影可能な撮像装置が知られている。例えば複数の光学系を用いて、ステレオ撮影やパノラマ撮影が可能な撮像装置が提案されている。この種の複数の光学系では、通常2つの撮影レンズが平行又は一定の輻輳角を有するように装置前面の左右に配置される。そして、左右の光学系によって同時に撮影した2つの画像については、ステレオ視手段を用いて立体視に係る処理を行うか、又は所定の画像処理回路にて合成処理を行うことで合成画像が得られるように構成されている。
ところで、ズームレンズやフォーカスレンズ等の駆動やシャッタの開閉動作を行う際にはモータが使用され、電池からの供給電流によって磁場を形成し、この磁場を利用してロータを回転させている。ロータの回転力を動力として利用し、ギヤ機構を介してズームレンズ等を動かしている。特にモータの駆動時には大きな突入電流が発生するため、これによって電源の電圧降下を引き起こす虞がある。携帯可能な撮像装置に装填される電池の容量には限りがあるため、電池を有効に活用する必要がある。
例えば、特許文献1に開示された、複数の光学系を有する複眼撮像装置及びその制御方法では、各光学系を駆動する際、同時に流れる電流量を低減することができる。また特許文献2には第1の撮影ユニットに対し、第2の撮影ユニットを連結し、これらを同期して駆動させる撮像装置が開示されている。
特開平11−327041号公報 特開2007−288799号公報
ところで従来の技術ではシャッタの駆動時に流れる大電流を低減するための配慮がなされていない。例えば特許文献1では、焦点や結像倍率を調整するためのレンズ部や、光量調節のための絞り部に関して、ある光学系の駆動手段の動作中には次の光学系の駆動手段を停止する制御手段を備えており、同時に流れる電流量を低減している。しかし、撮影時に行うシャッタ駆動の制御については言及されていない。
また、特許文献2では、第1の撮影ユニットの撮影開始同期信号に同期して、他の撮影ユニットも同時撮影や連写を行い、撮影ユニットを連結して機能拡張を図っている。しかし、同時撮影や連写時に必要な電力量や突入電流の回避については言及されていない。
そこで、本発明の目的は、複数の光学系を有する撮像装置において、シャッタの駆動時に大電流が流れないよう回避し、容量に制限のある電池を有効に活用することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る装置は、フォーカスレンズおよびシャッタをそれぞれに含む第1の光学系および第2の光学系を有し、前記フォーカスレンズを合焦位置までそれぞれ移動させた後の操作指示にしたがってステレオ撮影可能な撮像装置であって、前記第1の光学系および第2の光学系の各シャッタを電気的に駆動する駆動手段と、各シャッタの駆動を開始する時点を予め決められた通電時間だけずらして、前記駆動手段によって前記シャッタをそれぞれ駆動する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の光学系のシャッタの閉動作の駆動を開始して駆動電流が上昇して一定値に到達し、駆動の開始時点から前記通電時間が経過した後に該シャッタの駆動手段の通電を停止させ、停止後のコギング力により該シャッタの位置を維持するとともに、前記第1の光学系のシャッタに係る前記駆動手段への通電の停止後に前記第2の光学系のシャッタの閉動作の駆動を開始させる。
本発明によれば、複数の光学系を有する撮像装置においてシャッタの駆動時に大電流が流れないよう回避し、容量に制限のある電池を有効に活用することができる。
本発明の第1実施形態における各光学系のシャッタ駆動シーケンスを例示した図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置の構成例を説明するためのブロック図である。 ズーム駆動制御及びフォーカス駆動制御の要部を示すブロック図である。 第1実施形態におけるステレオ撮影モード時の動作例を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるステレオ撮影の動作例を示すフローチャートである。 図7と併せて第2実施形態を説明するために、各光学系のシャッタ駆動シーケンスを例示した図である。 ステレオ撮影の動作例を示すフローチャートである。 従来例におけるシャッタ駆動電流の時間的変化を示す図である。
以下に、本発明に係る各実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1の説明に先立ち、実施形態に係る撮像装置の構成例について、図2のブロック図を用いて説明する。本例に示す撮像装置は、操作指示に従って複数の光学系を通して複数の映像を同時に撮影可能である。すなわち該装置は第1の光学系100及び第2の光学系200を備えている。各光学系は例えば3群構成とされ、以下ではズーム制御に関与する1群レンズ101,201をズームレンズと呼ぶことにする。そして振れ補正に関与する2群レンズ103,203をシフトレンズと呼び、合焦調整に関与する3群レンズ104,204をフォーカスレンズと呼ぶことにする。なお、本発明は3つ以上の光学系を備えた撮像装置への適用も可能であり、その場合、複数の光学系のうちのいずれかを第1の光学系とし、これとは別の光学系を第2の光学系とする。
先ず、第1の光学系100の構成について説明する。ズームレンズ101は、光軸方向に沿って位置の変更が可能とされ、倍率変更を行うためのレンズである。そしてズーム制御手段を構成するズーム駆動制御部109が設けられており、ズームレンズ101を駆動制御する。ズームレンズ101の後段にはシャッタ・絞りユニット102が配置されており、該ユニットはシャッタを電気的に駆動する駆動手段としてのモータを備える。シャッタ・絞り駆動制御部110はシャッタ・絞りユニット102を駆動制御する。
シフトレンズ103は、光軸に対して略垂直な平面内で位置の変更が可能とされ、振れ補正光学系を構成するレンズである。このシフトレンズ103に対してシフトレンズ駆動制御部111が設けられており、シフトレンズ103を駆動制御する。
フォーカスレンズ104は、光軸方向に沿って位置の変更が可能な合焦調整用レンズである。そして合焦制御手段を構成するフォーカス駆動制御部112が設けられており、フォーカスレンズ104を駆動制御する。
以上、第1の光学系100の構成を説明したが、第2の光学系200の構成も同様であるため、その説明は割愛する。なお、第1の光学系100の構成要素に対応する第2の光学系200の各構成要素については、構成要素に付した符号101乃至112(但し、107,108を除く)に100を加算した符号を用いることにする。
撮像及び撮像信号処理系回路は、撮像素子105,205及び撮像信号処理部106,206によって構成される。第1の光学系100の撮像信号処理系回路について説明すると、撮像素子105は当該光学系のレンズ群を通ってきた光像を受光してこれを電気信号に変換する。その後段に位置する撮像信号処理部106は、撮像素子105が出力した電気信号を映像信号に変換した後、映像信号処理部107に送出する。第2の光学系200の撮像信号処理系回路についても前記第1の光学系100の場合と同様の構成であるため、それらの説明は割愛する。
映像信号処理部107は、撮像信号処理部106や206が出力した映像信号を受けて所定の加工処理を施し、映像表示が可能な信号を画像表示部108に出力する。液晶モニタ等を用いた画像表示部108は映像信号処理部107の出力信号に基づいて、必要に応じて画像表示を行う。表示制御部113は撮像及び撮像信号処理系回路の制御を担当し、撮像素子105,205や画像表示部108等を制御する。
システム全体の制御については一般にコンピュータを用いて、これにより解釈及び実行されるプログラムに従って行われる。例えばCPU(中央演算処理装置)等を用いたシステム制御部118は、ズーム駆動制御部109,209等の各制御部の制御を行う他、駆動タイミングも制御する。そして電源部114、外部入出力端子部115、操作部116、記憶部117が設けられている。電源部114はシステムの各構成部に対して必要に応じて電源電圧を供給する。外部入出力端子部115には、図示しない外部装置との間で行われる通信信号や、映像信号及び音声信号が入力され又はこれらの信号が当該端子部から出力される。操作部116は撮像装置を操作するための操作手段であり、装置本体の各種操作スイッチや遠隔操作装置の操作スイッチ等を含む。また記憶部117は、映像データ、時間データ、設定データ等の様々な情報の記憶手段や一時記憶手段として使用される。記憶部117にはさらに、システム制御部118によって解釈されて実行される各種プログラムを記憶するためのメモリ装置も含まれる。
次に、上記構成を有する撮像装置の動作について説明する。操作部116はシャッタレリーズボタンを有しており、該ボタンは、押し込み量に応じて第1スイッチ(以下これを「SW1」と記す)及び第2スイッチ(以下これを「SW2」と記す)が順にオン状態となるように構成されている。すなわちシャッタレリーズボタンを約半分押し込んだときにSW1がオン状態となり、さらにシャッタレリーズボタンを最後まで深く押し込んだときにSW2がオン状態となる。操作部116のSW1がオン状態になると、その信号をシステム制御部118が受けてフォーカス駆動制御部112,212及びシャッタ・絞り駆動制御部110,210に制御信号が送出される。これによりフォーカス駆動制御部112,212はフォーカスレンズ104,204をそれぞれ駆動して合焦調整を行うとともに、シャッタ・絞り駆動制御部110,210がシャッタ・絞りユニット102,202をそれぞれ駆動して露光量を適正な値に設定する。
さらにSW2がオン状態になると、その信号をシステム制御部118が受けてその制御下で、撮像素子105,205に露光された光像から得られた画像データを記憶部117に記憶する。このとき、操作部116を用いて、振れ補正機能を働かせるためのオン指示があった場合には、システム制御部118がシフトレンズ駆動制御部111,211に対して制御信号を送出して振れ補正動作を指示する。これを受けたシフトレンズ駆動制御部111,211は、振れ補正機能のオフ指示がなされるまでの間、振れ補正動作の制御を行う。また操作部116が一定時間以上に亘って操作されなかった場合、システム制御部118は消費電力節減のために画像表示部108等への電源供給の遮断指示を出すことで、電源管理を統括する。尚、操作部116を用いたズームレンズ101,201による変倍操作の指示をシステム制御部118が受けた場合、システム制御部118から指示を受けたズーム駆動制御部109,209がズームレンズ101,201をそれぞれ駆動する。これにより各レンズは指示されたズーム位置へと移動する。この移動と併せて、撮像素子105,205で撮像した後に各信号処理部106や206、107で処理された画像情報に基づいてシステム制御部118がフォーカス制御を指示する。つまり、システム制御部118から指示を受けたフォーカス駆動制御部112,212がフォーカスレンズ104,204をそれぞれ駆動して合焦調整を行う。
図3は、図2に示す第1の光学系100に係るズーム駆動制御部109及びフォーカス駆動制御部112の構成例を示す詳細なブロック図である。
ズーム駆動制御部109において、ズームモータ301はズームレンズ101の駆動手段である。そしてズームモータ駆動回路302は、ズームモータ301を駆動させるアナログ回路である。ズームレンズ101の位置検出手段として、ズームリセット位置検出部303及びズーム位置検出部304が設けられる。ズームリセット位置検出部303は、ズームレンズ101のリセット位置を検出し、ズーム制御上の基準位置を取得する。またズーム位置検出部304は、ズームレンズ101の絶対位置を検出する。ズーム制御部305は、ズーム位置検出部304が出力する検出信号に応じてズーム移動量の制御を行い、その制御量に従ってズームモータ駆動回路302を介して、ズームモータ301を回転させ、ズームレンズ101を駆動する。
フォーカス駆動制御部112において、フォーカスモータ306はフォーカスレンズ104の駆動手段である。フォーカスモータ駆動回路307は、フォーカスモータ306を駆動させるアナログ回路である。フォーカスレンズ104の位置検出手段としてフォーカスリセット位置検出部308が設けられ、フォーカス制御上の基準位置を取得してフォーカス制御部309に送出する。フォーカス制御部309はフォーカス移動量の制御を行うための制御手段であり、制御信号をフォーカスモータ駆動回路307に送出する。合焦位置検出部310は、フォーカス制御部309に検出信号を送出することで、フォーカスレンズ104を駆動させ、図2に示した撮像素子105で得た画像、つまり露光された画像に基づいて被写体の合焦位置を検出する。
システム制御部118から指示を受けたシャッタ・絞り駆動制御部110は、図示しないモータによる絞り動作やシャッタの開閉動作を制御する。
第2の光学系200に関するズーム駆動制御やフォーカス駆動制御、絞り・シャッタ駆動制御についても同様の構成を有するので、重複回避のため説明を割愛する。
ステレオ画像の撮影時には、システム制御部118によって、光学系100及び200がそれぞれ同じズームレンズ位置及びフォーカスレンズ位置でもって、同等の露出状態が得られるように各駆動制御部の制御が行われる。そして、シャッタレリーズボタンの操作によってSW2がオン状態となった場合、2つの光学系の撮影タイミングが同期するよう、シャッタの駆動制御が行われる。
次に図8を参照して、シャッタの駆動電流についての時間的変化を説明する。なお図8(a)は通常のシャッタ駆動電流の変化を例示し、図8(b)はスロープ制御時のシャッタ駆動電流の変化を例示している。
図8(a)に示すようにシャッタを閉じる際には、その駆動開始時に大きな電流が流れ、突入電流が発生していることがわかる。突入電流が流れる時間(以下、突入電流時間という)が経過した後、シャッタの駆動を終えるまでの間、必要な期間に亘ってモータへの通電が行われる。さらにシャッタを閉じ切った後も、駆動によって発生した振動を抑えるための保持通電時間が設けられる。
一方、図8(b)ではモータドライバによって、駆動電流のスロープ制御を行った例を示しており、電流制御によって駆動電流を徐々に上げていくことで、突入電流の発生を回避している。なお保持通電時間を設けている点は図8(a)の場合と同様である。
このように、シャッタの駆動開始時には突入電流が発生し、2つの光学系を同時に駆動しようとすると、1つの光学系の場合に比べて2倍の突入電流が発生し、撮像装置の電源に負荷がかかってしまうことがわかる。また、シャッタの駆動が終った後でも振動を抑えるためには保持通電時間が必要とされる。
[第1実施形態]
以下、図1、図4、図5を参照して、本発明の第1実施形態に係る2つの光学系のシャッタ駆動制御方法について説明する。
図1は、第1及び第2の光学系に関するシャッタ駆動制御のシーケンスを示す。上述のように通常、シャッタの駆動開始時には突入電流が発生するため、2つの光学系の同時駆動を行うと、2倍の突入電流が発生することになる。そこで両光学系のシャッタ駆動タイミングを突入電流時間分だけずらして、電流ピーク値を下げて駆動する制御が好ましい。本例では、図1の上方に第1の光学系100のシャッタ駆動電流について時間的変化を示し、その下方に第2の光学系200のシャッタ駆動電流について時間的変化を示している。第1の光学系100のシャッタ駆動開始時に突入電流が流れ、該電流が充分に低下して一定値に落ち着いた時点又はその後に第2の光学系200のシャッタ駆動が開始される。
次に、図4及び図5に示すフローチャートを用いて、本実施形態におけるステレオ撮影の動作を説明する。図4はステレオ撮影動作の開始から操作部116のシャッタレリーズボタンのSW2についてオン状態が検知されるまでの流れを示す。図5はSW2のオン状態が検知されてからステレオ撮影動作の終了までの流れを示す。
操作部116に設けられたモード切替スイッチ(図示せず)の操作により撮影モードとしてステレオ撮影モードが設定されると、システム制御部118はこれを受けて第1の光学系100、第2の光学系200にそれぞれ制御指示を出す。
まず、図4のS101では、操作部116の結像倍率に係る変更指示の有無をシステム制御部118が判定する。その結果、結像倍率の変更指示が検知された場合、S102へ進み、当該変更指示が検知されない場合にはS103へ進む。S102では、結像倍率の変更指示に応じて、ズーム駆動制御部109,209はその指示に従う方向へとズームレンズ101,201を移動させる。ここで、ズームレンズ101,201を同時に駆動すると電流量の総和が多くなるため、特許文献1に挙げたような公知の方法を用いて同時に流れる電流量を低減することが望ましい。ズームレンズ101,201の移動後には、S101に戻る。
S103にてシステム制御部118は操作部116のシャッタレリーズボタンの操作状態を判定する。その結果、SW1のオン状態が検知された場合、S104へ進むが、当該オン状態が検知されない場合にはS101に戻る。
S104ではシステム制御部118の指示に従って測距処理(焦点状態検出処理)が行われる。被写体距離及び現在のフォーカスレンズ104,204の各位置に基づいてピントのずれ量が演算され、フォーカス駆動制御部112,212がフォーカスレンズ104,204を合焦位置までそれぞれ移動させる。ここで、フォーカスレンズ104,204を同時に駆動すると電流量の総和が多くなるため、特許文献1に挙げたような公知の方法を用いて同時に流れる電流量を低減することが望ましい。フォーカスレンズ104,204の移動後には、S106に進む。
S106ではシステム制御部118の指示に従って測光処理が行われる。被写体の明るさが測定され、測定値に応じて絞り値及び露光時間が演算で求められる。そしてシャッタ・絞り駆動制御部110,210が絞り値に基づいてシャッタ・絞りユニット102,202をそれぞれ駆動させる。露光時間のデータについては、システム制御部118が記憶部117に一時記憶する。シャッタ・絞りユニット102,202の駆動後には、S108に進む。
S108にてシステム制御部118は再び操作部116のシャッタレリーズボタンの操作状態を判定する。その結果、SW2のオン状態が検知された場合にはS109へ進むが、SW2のオン状態が検知されない場合にはS101へ戻る。
次に、S109に示すステレオ撮影の処理内容について図5を用いて説明する。まず、図5のS201で第1の光学系100についての露光が開始し、S202へ進む。ここで、シャッタ駆動に係る突入電流時間が経過したかをシステム制御部118が判定する。シャッタの駆動コイルに突入電流が流れる期間(突入電流期間)の期間長、つまり突入電流の継続時間が突入電流時間である。判定の結果、突入電流時間が経過したと判定された場合、S203へ進むが、未経過の場合には時間待ちとなり、S202の判定処理が繰り返される。
S203では第2の光学系200についての露光が開始し、S204へ進む。ここでは前記ステップS201において第1の光学系100の露光を開始した時点から、図4の前記ステップS106で一時記憶された露光時間が経過したか否かをシステム制御部118が判定する。その結果、所定の露光時間が経過したと判定された場合、S205へ進むが、当該露光時間が経過していないと判定された場合にはS204の判定処理を繰り返す。
S205では、第1の光学系100のシャッタ・絞り駆動制御部110がシャッタ・絞りユニット102を駆動して、シャッタを閉じて露光動作を終了させる。次のS206にでは、前記ステップS203にて第2の光学系200の露光を開始した時点から、図4の前記ステップS106で一時記憶された露光時間が経過したか否かをシステム制御部118が判定する。その結果、所定の露光時間が経過したと判定された場合、S207へ進むが、当該露光時間が経過していないと判定された場合にはS206の判定を繰り返す。
S207では、第2の光学系200のシャッタ・絞り駆動制御部210がシャッタ・絞りユニット202を駆動して、シャッタを閉じて露光動作を終了させる。その後、S208では露光終了後の処理として、撮像素子105,205からそれぞれ出力された電気信号を読み出す処理が行われる。次のS209では、各撮影データが記憶部117に記憶されて、ステレオ撮影の処理が終了する。
第1実施形態によれば、光学系100,200の各シャッタを同時に駆動することに起因する、突入電流期間の重なりが起きないように回避できる。すなわち、シャッタ駆動時に大電流が流れないように回避し、容量に制限のある電源電池を有効に活用することができる。
[第2実施形態]
次に図6、図7を参照して、本発明の第2実施形態による、2つの光学系のシャッタ駆動制御方法について説明する。前記第1実施形態では、通常のシャッタ駆動時における電流制御を説明したが、第2実施形態ではシャッタの駆動電流をスロープ制御した場合であっても、シャッタ駆動時の大電流を回避できる制御方法について詳述する。
図6には、第1の光学系100及び第2の光学系200のシャッタ駆動制御に関するシーケンスを示す。先述のように、シャッタの駆動には、駆動を終えるまでの通電時間と、駆動後に振動を抑えるための保持通電時間が必要とされる。図6の上方には第1の光学系100のシャッタ駆動電流について時間的変化を例示し、その下方に第2の光学系200のシャッタ駆動電流について時間的変化を例示している。各シャッタの駆動電流については、第1の時間(以下、第1の通電時間という)と、第2の時間(以下、第2の通電時間という)に時分割されて制御される。つまり、第1の光学系100のシャッタ駆動開始時には、第1の通電時間の期間中にスロープ制御により駆動電流が徐々に上昇して一定値に到達する。第1の通電時間が経過すると、該駆動電流が停止し、第2の光学系200のシャッタ駆動が開始する。その第1の通電時間の期間中、スロープ制御により駆動電流が徐々に上昇して一定値に到達した後、該駆動電流が停止する。そのタイミングにて今度は第1の光学系100のシャッタ駆動が第2の通電時間に亘って一定の駆動電流で行われる。該通電時間の経過後には、第2の光学系200のシャッタ駆動へと切り替わり、その第2の通電時間に亘って一定の駆動電流が流れる。なお、第1及び第2の通電時間を示す時間データは記憶部117に格納されている。
一般的に、シャッタは電磁的吸引力により無通電状態で両端の2つのポジションに保持可能であり、コイルへの通電により各ポジションを切り替える構造になっている。ここで、シャッタ駆動を終えるまでに必要な通電がコイルに対して行われるが、シャッタの駆動量がある一定量を超えると、残りの駆動については必ずしも通電しなくてもその動作を継続させることができる。これは、電磁的吸引力のコギング力により保持作用が働くためである。つまり、シャッタの駆動をするためには、その駆動を開始してから、コギング力により駆動動作が継続する位置まで、最低限の通電を行えば済む。その後にコイルを通電し続ける必要は無く、よって省電力化が可能である。そこで、駆動開始までの第1の通電時間と、駆動後の第2の通電時間を利用して、各光学系のシャッタへの通電期間を時分割で制御して駆動する方法が有効である。
図7は第2実施形態に係るステレオ撮影の動作例を説明するためのフローチャートであり、操作部116のシャッタレリーズボタンのSW2についてオン状態が検知されてからステレオ撮影動作の終了までの流れを示している。なおステレオ撮影動作の開始からSW2のオン状態が検知されるまでの処理については、第1実施形態にて説明した図4の場合と同様であるため、その説明を割愛する。
まずS301にて、第1の光学系100の露光が開始し、S302へ進む。ここでは第1の通電時間、つまり駆動を開始するための通電期間に相当する時間が経過したかをシステム制御部118が判定する。その結果、第1の通電時間が経過したと判定された場合、S303へ進むが、未経過の場合、S302の判定処理を繰り返す。
S303では第2の光学系200の露光が開始し、S304へ進む。ここでは前記ステップS301において第1の光学系100の露光を開始した時点から、図4のS106で一時記憶された露光時間が経過したか否かをシステム制御部118が判定する。その結果、所定の露光時間が経過したと判定された場合、S305へ進むが、当該露光時間が経過していないと判定された場合にはS304の判定を繰り返す。
S305では、第1の光学系100のシャッタ・絞り駆動制御部110がシャッタ・絞りユニット102への通電を開始し、シャッタの駆動が開始する。次のS306では、前記ステップS305においてシャッタの通電を開始した時点から、第1の通電時間が経過したかをシステム制御部118が判定する。その結果、第1の通電時間が経過したと判定された場合にS307へ進むが、当該通電時間が経過していないと判定された場合にはS306の判定を繰り返す。
S307では、第1の光学系100のシャッタ・絞り駆動制御部110がシャッタ・絞りユニット102への通電を一時終了させる。次のS308では、第2の光学系200のシャッタ・絞り駆動制御部210がシャッタ・絞りユニット202への通電を開始し、シャッタの駆動が開始する。次のS309では、前記ステップS308においてシャッタの通電を開始した時点から、第1の通電時間が経過したか否かをシステム制御部118が判定する。その結果、第1の通電時間が経過したと判定された場合、S310へ進むが、当該通電時間が経過していないと判定された場合にはS309の判定を繰り返す。
S310では、第2の光学系200のシャッタ・絞り駆動制御部210がシャッタ・絞りユニット202への通電を一時終了させる。次のS311では、第1の光学系100のシャッタ・絞り駆動制御部110がシャッタ・絞りユニット102への通電を再開させる。そして312では、前記した第2の通電時間、つまり駆動後に振動を抑えるための保持通電期間に相当する時間(保持通電時間)が経過したか否かをシステム制御部118が判定する。その結果、保持通電時間が経過したと判定された場合にS313へ進むが、保持通電時間が経過していないと判定された場合にはS312の判定処理を繰り返す。
S313にて、第1の光学系100についての露光が終了し、次のS314にて第2の光学系200のシャッタ・絞り駆動制御部210がシャッタ・絞りユニット202への通電を再開させる。そしS315に進み、前記した第2の通電時間が経過したか否かをシステム制御部118が判定する。その結果、当該通電時間が経過したと判定された場合、S316へ進むが、当該通電時間が経過していないと判定された場合にはS315の判定処理を繰り返す。
S316にて第2の光学系200についての露光が終了し、次のS317では、露光終了後の処理として、撮像素子105,205からそれぞれ出力された電気信号の読み出し処理が行われる。そしてS318へ進み、各撮影データを記憶部117に記憶することで録画処理が行われた後、一連の処理が終了する。
上記第2実施形態によれば、2つの光学系におけるシャッタの同時駆動に起因する電流量について、駆動開始時及び駆動後の通電を時分割で交互に切り換えて制御することにより、駆動直後の電流増大を防止できる。従って、シャッタ駆動時に大電流が流れないように回避し、容量に制限のある電源電池を有効に活用することができる。なお、第1及び第2実施形態では露光終了時におけるシャッタの閉動作の制御について説明したが、上記の制御方法は露光終了後に再びシャッタを開ける開動作の制御に対しても、同様に適用が可能である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、本発明は前記実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 第1の光学系
102、202 シャッタ・絞りユニット
105、205 撮像素子
106、206 撮像信号処理部
107 映像信号処理部
109、209 ズーム駆動制御部
110、210 シャッタ・絞り駆動制御部
111、211 シフトレンズ駆動制御部
112、212 フォーカス駆動制御部
116 操作部
117 記憶部
118 システム制御部
200 第2の光学系

Claims (8)

  1. フォーカスレンズおよびシャッタをそれぞれに含む第1の光学系および第2の光学系を有し、前記フォーカスレンズを合焦位置までそれぞれ移動させた後の操作指示にしたがってステレオ撮影可能な撮像装置であって、
    前記第1の光学系および第2の光学系の各シャッタを電気的に駆動する駆動手段と、
    各シャッタの駆動を開始する時点を予め決められた通電時間だけずらして、前記駆動手段によって前記シャッタをそれぞれ駆動する制御手段と、を備え
    前記制御手段は、前記第1の光学系のシャッタの閉動作の駆動を開始して駆動電流が上昇して一定値に到達し、駆動の開始時点から前記通電時間が経過した後に該シャッタの駆動手段の通電を停止させ、停止後のコギング力により該シャッタの位置を維持するとともに、前記第1の光学系のシャッタに係る前記駆動手段への通電の停止後に前記第2の光学系のシャッタの閉動作の駆動を開始させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記駆動手段の駆動制御に用いる時間データを記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1の光学系のシャッタを前記駆動手段によって駆動させてから、前記記憶手段の時間データの示す前記通電時間が経過した後に、前記第2の光学系のシャッタを前記駆動手段によって駆動させることを特徴とする、請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の光学系のシャッタに係る前記駆動手段への通電を開始させて、前記時間データの示す第1の通電時間が経過した後に前記駆動手段への通電を停止させるとともに前記第2の光学系のシャッタに係る前記駆動手段への通電を開始させて、前記第1の通電時間が経過した後に前記駆動手段への通電を停止させることを特徴とする、請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2の光学系のシャッタについて前記第1の通電時間が経過した後に前記駆動手段への通電を停止させてから前記第1の光学系のシャッタに係る前記駆動手段への通電を再開させて、前記時間データの示す第2の通電時間が経過した後に前記駆動手段への通電を終了させるとともに前記第2の光学系のシャッタに係る前記駆動手段への通電を再開させて、前記第2の通電時間が経過した後に前記駆動手段への通電を終了させることを特徴とする、請求項記載の撮像装置。
  5. 前記第1の通電時間は、前記駆動手段が一定の駆動量を超えて前記シャッタを駆動するための通電時間であり、前記第2の通電時間は、前記駆動手段の駆動に伴う振動を抑えるための通電時間であることを特徴とする、請求項記載の撮像装置。
  6. 前記一定の駆動量とは、前記駆動手段への通電を停止してもコギング力により前記駆動手段の駆動動作が継続する位置まで前記シャッタを駆動する際の駆動量であることを特徴とする、請求項記載の撮像装置。
  7. フォーカスレンズおよびシャッタをそれぞれに含む第1の光学系および第2の光学系を有し、前記フォーカスレンズを合焦位置までそれぞれ移動させた後の操作指示にしたがってステレオ撮影可能な撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置への操作指示に従って前記第1の光学系および第2の光学系のシャッタを各別に駆動する場合、制御手段により各シャッタの駆動を開始する時点を、予め決められた通電時間だけずらして各シャッタをそれぞれ駆動する制御ステップを有し、
    前記制御ステップは、前記制御手段により、前記第1の光学系のシャッタの閉動作の駆動を開始して駆動電流が上昇して一定値に到達し、駆動の開始時点から前記通電時間が経過した後に該シャッタの駆動手段の通電を停止させ、停止後のコギング力により該シャッタの位置を維持するステップと、前記第1の光学系のシャッタに係る前記駆動手段への通電の停止後に前記第2の光学系のシャッタの閉動作の駆動を開始させるステップと、を有することを特徴とする、撮像装置の制御方法。
  8. フォーカスレンズおよびシャッタをそれぞれに含む第1の光学系および第2の光学系を有し、前記フォーカスレンズを合焦位置までそれぞれ移動させた後の操作指示にしたがってステレオ撮影可能な撮像装置の制御手段によって実行されるプログラムであって、
    前記撮像装置への操作指示に従って前記第1の光学系および第2の光学系のシャッタを各別に駆動する場合、前記制御手段により各シャッタの駆動を開始する時点を、予め決められた通電時間だけずらして各シャッタをそれぞれ駆動する制御ステップを有し、
    前記制御ステップは、前記制御手段により、前記第1の光学系のシャッタの閉動作の駆動を開始して駆動電流が上昇して一定値に到達し、駆動の開始時点から前記通電時間が経過した後に該シャッタの駆動手段の通電を停止させ、停止後のコギング力により該シャッタの位置を維持するステップと、前記第1の光学系のシャッタに係る前記駆動手段への通電の停止後に前記第2の光学系のシャッタの閉動作の駆動を開始させるステップと、を有することを特徴とするプログラム。
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