JP5450334B2 - 物品管理システム - Google Patents
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Description
一方、上下左右に多段、多列に設置された多数の物品保管棚およびこれら多数の物品保管棚に保管された物品に貼付された電子タグをアンテナ装置により読取書込処理を実行するような大規模な物品管理システムにおいて、多数の物品保管棚に対して一つの交信アンテナを移動させるようにして電子タグと交信を行う物品管理システムも存在していた。
しかしこのような物品管理システムの場合、広い範囲で交信アンテナを移動させる必要があって、すべての物品保管棚の開口部から余裕のある距離だけ離間して交信アンテナを設置するため、必然的に交信アンテナと物品保管棚に保管されている物品との間の距離が長くなりがちであった。その結果、読取書込処理が不正確となる可能性が増大するとともに距離が離れることにより隣接する物品に付された電子タグと物品情報の混信が生ずる可能性が増大することとなるため、電子タグの読取書込処理において微弱な信号を使用しつつ読取書込処理を正確に行うように交信アンテナの位置を設定することは非常に難しい問題であった。
なお、電子タグとの交信を近接した距離で実行するため、各物品保管棚毎にそれぞれ交信アンテナを設け各交信アンテナと電子タグ読取書込装置との間に通信手段を設けることも考えられるが、この場合、多数の交信アンテナおよび通信手段が必要となるので高コストになるという問題があった。
前記電子タグ読取書込装置が、前記交信アンテナを物品保管棚の上下方向に移動させる上下移動機構を備え、前記電子タグ読取書込装置が、前記多段保管棚ユニットの停止位置において検出対象となる物品が収容された前記物品保管棚と前記交信アンテナとが形成する水平方向の角度に基づいて交信アンテナの角度を調整する水平角度調整機構を備えていることにより、前述した課題を解決したものである。
また、近接した位置において物品情報の読取書込処理を実行するため、隣接する電子タグから物品情報を誤って読取書込処理を実行する可能性を大幅に減少することができる。
さらに、交信アンテナが、進退移動機構の駆動により物品の側面に接触して物品の位置調節を行うことにより、物品保管棚における物品の載置位置に多少ばらつきがあったとしても交信アンテナが物理的に接触して物品の位置を整列させるため、物品と交信アンテナとの位置が一定に揃えられ、物品に設けた電子タグと交信アンテナとの間で交信される信号のばらつきが解消されて一定の強さの信号で物品情報の読取書込処理が実行されて、前述したような物品情報の誤読取書込処理の発生を一層確実に解消することができるとともに、交信対象である電子タグと最大限に近接するので隣接する電子タグとの混信の可能性についても最大限に解消することができる。
また、近接した位置において物品情報の読取書込処理を実行するため、隣接する電子タグから物品情報を誤って読取書込処理を実行する可能性を大幅に減少することができる。
そして、物品保管棚を垂直方向に多段に配列した多段保管棚ユニットが、水平方向に多数連結して電子タグ読取書込装置の近傍を含む経路で水平方向に移動自在となる移動型保管管理棚ユニットを構成し、電子タグ読取書込装置が、交信アンテナを物品保管棚の上下方向に移動させる上下移動機構を備えていることにより、移動型保管管理棚ユニットを使用する物品管理システムについてもそれぞれの物品保管棚の位置まで交信アンテナを移動させて各物品保管棚に載置された物品と近接した状態で電子タグと交信アンテナとが物品情報を交信するため、移動型保管管理棚ユニットを使用する場合であっても交信アンテナと電子タグとで確実に交信することができて、読取書込処理において発生する誤動作の可能性を著しく低減することができる。
さらに、電子タグ読取書込装置が、多段保管棚ユニットの停止位置において検出対象となる物品が収容された物品保管棚と交信アンテナとが形成する水平方向の角度に基づいて交信アンテナの角度を調整する水平角度調整機構を備えていることにより、物品保管棚が移動するタイプの物品保管システムの場合に発生しがちな物品保管棚と交信アンテナとの水平方向の角度ずれを調整して物品に設けられた電子タグと交信アンテナとが交信するため、物品保管棚の幅方向における交信信号のばらつきを均一化し、確実に物品情報の読取書込処理を実行することができる。
また、近接した位置において物品情報の読取書込処理を実行するため、隣接する電子タグから物品情報を誤って読取書込処理を実行する可能性を大幅に減少することができる。
そして、電子タグ読取書込装置が、電子タグと交信した信号の強度に基づいて物品保管棚に載置された物品に設けた電子タグと交信アンテナとの上下方向の位置を調整する上下位置調整機構を備えていることにより、被読取対象である物品の電子タグと交信アンテナとの位置関係が上下方向についても物品情報の交信に最適な位置に修正されるため、誤りなく確実に物品情報の読取書込処理を実行することができる。
RFIDタグの具体的な形態については、ラベル型、カード型、箱形あるいは円筒型などのいずれであってもよく、また、パッシブ型、アクティブ型のいずれであってもよいが、経済性、メンテナンス性などの面においてパッシブ型が望ましい。
また、横向移動機構と進退移動機構との装着態様に関しては、進退移動機構が交信アンテナを備える幅調整機構全体を近接・離間させるものであってもよいし、逆に進退移動機構を設けた交信アンテナを横向移動機構により物品保管棚の棚幅内において幅方向の一方端から他方端にかけて移動させるようにしても構わない。
なお、物品保管棚に棚進退機構を設ける場合は、交信アンテナ側の進退移動機構は必ずしも必要ではないが、移動型の保管管理棚ユニットの場合などで交信アンテナとの距離が離れている場合は、両者を併用してもよい。
また、上下方向に移動させる上下移動機構と上下位置調整機構とは別個に設けてもよいし、上下移動機構のみを設けて、両方の動作を上下移動機構により実行するようにしてもよい。
同様に、左右移動機構を備える固定型保管管理棚ユニットの場合には、横向移動機構にかえて左右移動機構により横向移動機構の動作を実行するようにしてもよい。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である物品管理システムの概略図であり、図2は、図1に示す物品管理システムの平面図であり、図3は、図1に示す物品管理システムの側面図である。
RFIDタグ111が貼付された書類ファイル110は、例えば何らかのグループ毎にファイルボックス120に収容され、複数、例えば5箱のファイルボックス120毎に仕分けして、各書類保管棚131上に幅方向に並んで載置されている。
なお、書類ファイル110のみなではなくファイルボックス120にもRFIDタグ121を貼付して、例えば仕分けグループ毎に固有の情報をファイルボックス120に設けたRFIDタグ121に記憶させておいて、ファイルボックス120に対応する仕分け種別毎に書類ファイル110の管理を行えるようにしておくと、よりきめ細かに書類管理を行うことができる。
電子タグ読取書込装置130は、書類ファイル110に貼付されたRFIDタグ111に対してそれぞれの書類情報の読取書込処理を実行する際にRFIDタグ111と交信する交信アンテナ150を備えている。
交信アンテナ150は、書類保管棚131の特定の場所に位置する書類ファイル110を検索・照会等を実行する際の書類情報の交信に使用されるとともに、棚卸の場合には、交信アンテナ150をそれぞれの書類保管棚131の位置において幅方向に移動しつつ、すなわち、交信アンテナを物品保管棚の棚幅内において幅方向の一方端から他方端にかけて移動しつつ、載置された書類ファイル110またはファイルボックス120に設けたRFIDタグ111、121と交信して書類保管棚131毎に書類情報を読み取り、すべての書類保管棚131について書類情報を読み取り、収集することにも使用される。
移動機構として、交信アンテナ150を書類保管棚131の幅内において幅方向(X軸方向)に移動させる横向移動機構161、交信アンテナ150を書類保管棚131に載置された書類ファイル110に近接または離間させる(Z軸方向に移動させる)進退移動機構162、交信アンテナ150を固定型保管管理棚ユニット160の上下方向(Y軸方向)に移動させる上下移動機構164、および交信アンテナ150を保管管理棚ユニット160の左右方向(X軸方向)に移動させる左右移動機構165を備えるものである。
基本的にXYZの3軸いずれの方向にも移動自在とするものであるから、物品収納・取出用のロボットまたはマニピュレータを備える自動倉庫の場合には、保管されている物品の収納、取出に使用されるロボットまたはマニピュレータを利用することができ、ロボットまたはマニピュレータの取出しアームの所望箇所に交信アンテナ150を架設し、RFIDタグ111の読取書込処理に応じてロボットを動作させるようにしてもよい。
この場合には、同じくX軸方向に移動する横向移動機構161および左右移動機構165をロボットのX軸移動機構により兼用させることができる。
棚卸作業においては、固定型保管管理棚ユニット130に保管されている全書類ファイル110について書類情報を交信し、管理コンピュータ(図示せず)に記憶された書類情報との照合や集計などを行うものであるが、この棚卸作業において、それぞれの書類保管棚131に載置された書類ファイル110に設けたRFIDタグ111に記憶された書類情報の交信処理、すなわち交信アンテナ150による書類ファイル110の走査処理は、大略、次の順序で実行される。
次に、進退移動機構162を作動させ、交信アンテナ150を走査対象の書類保管棚131に載置された書類ファイル110に近接させる。この位置は、RFIDタグ111との交信を確実に実行するため、可能な限りRFIDタグ111と近接した位置とする。
交信アンテナ150をRFIDタグ111と近接して位置させた後、横向移動機構161を作動させ、交信アンテナ150を書類保管棚131の棚幅内において幅方向の一方端から他方端にかけて移動させつつRFIDタグ111と交信を行い、書類保管棚131に載置されている書類ファイル110すべてについて書類情報を交信する。
そして、走査対象の書類保管棚131に載置されたすべての書類について書類情報の交信が終了したら、その書類保管棚131の走査を終了し、次の走査対象である書類保管棚131の位置に移動して、移動先の書類保管棚131に載置された書類ファイル110に対して上記と同様の走査処理を実行する。
これにより、読取対象であるRFIDタグ111と交信アンテナ150とが充分近接した状態で書類情報を交信するので、データ交信における誤交信や混信を著しく少なくすることができる。
なお、この受信信号が最大の位置を検出して走査処理の上下位置を調整する作業には、上下移動機構164を兼用してもよいし、別個に上下位置調整機構を設置してもよい。
図4は、本発明の第2実施例である書類管理システム200の要部側面図である。
なお、第2実施例の書類管理システム200は、第1実施例と比べ、書類保管棚231を傾斜させて設置していて書類ファイル210を傾斜させて載置していることおよび電子タグ読取書込装置240に角度調整機構263を設けたことのみ相違し、その他の点については第1実施例と同様であるので、対応する各要素については200番台の符号を付して下2桁を一致させて対応関係を示すにとどめ、詳しい説明は省略する。
第2実施例の書類管理システム200の場合には、書類保管棚231が傾斜して設置されていて、そこに載置した書類ファイル210も傾斜した状態で載置されているため、書類ファイル210自体は安定して保管されるが、第1実施例のような進退移動機構262を使用するだけでは、交信アンテナ250をRFIDタグ211に近接させようとしても交信アンテナ250の下部が書類ファイル210の下部に衝突してしまい、交信アンテナ250を充分近接させることができない。
図4に示されるように、角度調整機構263は、交信アンテナ250全体を傾斜させるものであり、交信アンテナ250の書類ファイル210側の表面に、その上端部を含む複数の箇所に設けた複数の近接スイッチまたは接触スイッチ(図示せず)のような検出部を設けてそれらの出力によりその回動量を調整するものである。
この角度調整機構263の働きにより、交信アンテナ250の表面に設けた検出部の全てが書類ファイル210またはファイルボックス220に近接して反応するまで交信アンテナ250を傾斜させると、交信アンテナ250が書類ファイル210の背面とほぼ平行で極めて近接して位置することになる。そうすると、交信アンテナ250が書類ファイル210に設けたRFIDタグ211に対しても極めて近接して位置することになるので、書類ファイル210が傾斜している場合でも正確にRFIDタグ211と交信することができる。
なお、前述した上下位置調整機構等により交信アンテナ250の上下位置を調整する作業を実行する場合には、上下位置の調整作業と同時に受信した受信信号に基づいて傾斜角度を調整することもできる。
さらに、第2実施例において交信アンテナ250を書類ファイル210の背面に接触するまで突出させるようにすると、本来の位置より交信アンテナ250側にずれていた書類ファイル210があれば書類ファイル210の背面が交信アンテナ250により押圧されて本来の位置に揃えられるので、RFIDタグ211と交信アンテナ250との相対位置のばらつきがなくなりRFIDタグ211と交信アンテナ250との交信状態もいっそう改善される。
図5は、本発明の第3実施例である書類管理システム300の要部側面図である。
なお第3実施例の書類管理システム300は、第2実施例の書類管理システム200に比べ、交信アンテナ250を進退させる進退移動機構262に換えて書類保管棚331に棚進退機構332を設けたことのみ相違し、その他の点については第2実施例と同様であるので、第2実施例と対応する各要素については300番台の符号を付して下2桁を一致させて対応関係を示すにとどめ、詳しい説明は省略する。
図5に示されるように、第3実施例においては書類保管棚331に棚進退機構332を設置するものであって、第2実施例のような進退移動機構262を設けていないので、交信アンテナ350は進退せず、書類保管棚331が交信アンテナ350に対し近接・離間移動するようになっている。
これにより、書類保管棚331に載置された書類ファイル310と交信アンテナ350とが近接し、誤りの少なく正確な交信を実行することができる。
なお、第3実施例において、棚進退機構332としては、従前ピッキング作業において使用されているようなスライド型の棚進退機構を活用することもできる。
また、RFIDタグ111と交信した信号の強度に基づいて書類保管棚131に載置された書類ファイル110に設けたRFIDタグ111と交信アンテナ150との上下方向の位置を調整する上下位置調整機構164を備えていることにより、交信信号が最大となる位置でRFIDタグ111との交信を実行することができる。
図6は、第4実施例である書類管理システム400の平面図であり、図7は図6に示される書類管理システム400の側面図であり、図8は、図6に示される書類管理システム400の要部拡大図である。
なお、第4実施例である書類管理システム400についても、第1実施例と対応する要素については400番台の符号を付して下2桁を一致させて対応関係を示すにとどめ、詳しい説明は省略する。
第4実施例は、図6ないし図8に示されるように、書類保管棚431を垂直方向に多段に配列される多段保管棚ユニット433を水平方向に-多数連結してこれら連結された多数の多段保管棚ユニット433が水平方向に電子タグ読取書込装置440の近傍を含む経路を移動する移動型保管管理棚ユニット430を利用するものである。
また、電子タグ読取書込装置440は、書類保管棚の幅方向(X軸方向)に移動する横向移動機構461、書類保管棚に向かって(Z軸方向)進退移動する進退移動機構462および上下方向(Y軸方向)に移動する上下移動機構464を備えるものではあるが、左右方向に移動する左右移動機構は備えていない。
これは、移動型保管管理棚ユニット430では多段保管棚ユニット433自体が水平方向、すなわち左右方向に移動するものであって左右方向の位置調整は移動型保管管理棚ユニット430の移動機構を使用すれば足りるため、特に左右方向の移動機構を設けない構造としている。
なお、種類との相対角度を調整する角度調整機構463については、書類保管棚431に載置される書類ファイル410の保管形態により、必要により適宜備えるようにすればよい。
第4実施例のような移動型保管管理棚ユニット430の場合、図6に示されるように、移動経路に円弧状の部分が存在し、この部分において多段保管棚ユニット433が水平方向に回動動作を行うため、多段保管棚ユニット433が停止して電子タグ読取書込装置440により書類情報を交信する位置において、電子タグ読取書込装置440に設けられた交信アンテナ450と交信対象となる書類ファイル410を載置した書類保管棚431とが、平面視において平行でない状態となってしまうことがある。
横向移動機構461の幅方向両端部には近接スイッチなどの検出部を配置し、両端の検出部が作動するまで水平角度調整機構466を作動させると、図8に示されるように、横向移動機構461が書類保管棚431とほぼ平行となる。
このように電子タグ読取書込装置440に設置した水平角度調整機構466を使用して横向移動機構461およびこれにより移動される交信アンテナ450を走査対象となる書類保管棚431と平行となるように調整することにより、交信アンテナ450を書類保管棚431に載置された書類ファイル410の列と平行に移動させることができるので、前述したような走査処理において誤りなく確実にRFIDタグ421の読取書込処理を実行することができる。
また、第4実施例のような移動式保管管理棚ユニット430を使用する場合で、移動式保管管理用棚ユニット430と電子タグ読取書込装置440との距離が大きく離間しているときには、交信アンテナ450の進退移動機構462と書類保管棚431の棚進退機構432とを併用することも可能である。
また、交信アンテナ450として書類保管棚431の幅全体にわたる長さを有するようなものを使用する場合には、前述した横向移動機構461を設ける必要はなく、受信した交信情報を管理コンピュータ等により分析して各書類情報を区別することとすればよく、この場合には前述した水平角度調整機構466は、横向移動機構461ではなく交信アンテナ450と書類保管棚431との相対角度を調整するようにすればよい。
110、210、310、410 ・・・ 書類ファイル
111、211、311、411 ・・・ RFIDタグ
120、220、320、420 ・・・ ファイルボックス
121、221、321、421 ・・・ RFIDタグ
130、230、330 ・・・ 固定型保管管理棚ユニット
430 ・・・ 移動型保管管理棚ユニット
131、231、331、431 ・・・ 書類保管棚
332、432 ・・・ 棚進退機構
433 ・・・ 多段保管棚ユニット
140、240、340、440 ・・・ 電子タグ読取書込装置
150、250、350、450 ・・・ 交信アンテナ
161、261、361、461 ・・・ 横向移動機構
162、262、 462 ・・・ 進退移動機構
263、363 ・・・ 角度調整機構
164、 464 ・・・ 上下移動機構
165 ・・・ 左右移動機構
466 ・・・ 水平角度調整機構
Claims (8)
- 物品情報が書き込まれた電子タグを設けた物品を多数載置する物品保管棚と該物品保管棚の近傍に設置されて物品に設けた電子タグに対して物品情報の読取書込処理を実行する電子タグ読取書込装置とを備えて物品を保管管理する物品管理システムにおいて、
前記電子タグ読取書込装置が、前記物品保管棚に載置された物品の近傍に位置して前記電子タグと物品情報の交信を行う交信アンテナと、前記交信アンテナを前記物品保管棚の棚幅内において幅方向の一方端から他方端にかけて移動させる横向移動機構と、前記交信アンテナを前記物品保管棚に載置された物品に対して近接または離間するように移動させる進退移動機構とを備え、
前記交信アンテナが、前記進退移動機構の駆動により前記物品の側面に接触して物品の位置調節を行うことを特徴とする物品管理システム。 - 前記電子タグ読取書込装置が、前記交信アンテナと物品との相対角度を調整する角度調整機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の物品管理システム。
- 前記物品保管棚が、前記交信アンテナに向かって物品保管棚を近接または離間させる棚進退機構を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品管理システム。
- 前記物品保管棚が、該物品保管棚を垂直方向に多段にかつ水平方向に多列に配列した多段多列の固定型保管管理棚ユニットを構成し、
前記電子タグ読取書込装置が、前記交信アンテナを物品保管棚の上下方向に移動させる上下移動機構および前記交信アンテナを固定型保管管理棚ユニットの左右方向に移動させる左右移動機構を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の物品管理システム。 - 物品情報が書き込まれた電子タグを設けた物品を多数載置する物品保管棚と該物品保管棚の近傍に設置されて物品に設けた電子タグに対して物品情報の読取書込処理を実行する電子タグ読取書込装置とを備えて物品を保管管理する物品管理システムにおいて、
前記電子タグ読取書込装置が、前記物品保管棚に載置された物品の近傍に位置して前記電子タグと物品情報の交信を行う交信アンテナと、前記交信アンテナを前記物品保管棚の棚幅内において幅方向の一方端から他方端にかけて移動させる横向移動機構と、前記交信アンテナを前記物品保管棚に載置された物品に対して近接または離間するように移動させる進退移動機構とを備え、
前記物品保管棚を垂直方向に多段に配列した多段保管棚ユニットが、水平方向に多数連結して前記電子タグ読取書込装置の近傍を含む経路で水平方向に移動自在となる移動型保管管理棚ユニットを構成し、
前記電子タグ読取書込装置が、前記交信アンテナを物品保管棚の上下方向に移動させる上下移動機構を備え、
前記電子タグ読取書込装置が、前記多段保管棚ユニットの停止位置において検出対象となる物品が収容された前記物品保管棚と前記交信アンテナとが形成する水平方向の角度に基づいて交信アンテナの角度を調整する水平角度調整機構を備えていることを特徴とする物品管理システム。 - 物品情報が書き込まれた電子タグを設けた物品を多数載置する物品保管棚と該物品保管棚の近傍に設置されて物品に設けた電子タグに対して物品情報の読取書込処理を実行する電子タグ読取書込装置とを備えて物品を保管管理する物品管理システムにおいて、
前記電子タグ読取書込装置が、前記物品保管棚に載置された物品の近傍に位置して前記電子タグと物品情報の交信を行う交信アンテナと、前記交信アンテナを前記物品保管棚の棚幅内において幅方向の一方端から他方端にかけて移動させる横向移動機構と、前記交信アンテナを前記物品保管棚に載置された物品に対して近接または離間するように移動させる進退移動機構とを備え、
前記電子タグ読取書込装置が、前記電子タグと交信した信号の強度に基づいて前記物品保管棚に載置された物品に設けた前記電子タグと前記交信アンテナとの上下方向の位置を調整する上下位置調整機構を備えていることを特徴とする物品管理システム。 - 前記電子タグ読取書込装置が、前記交信アンテナと物品との相対角度を調整する角度調整機構を備えていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の物品管理システム。
- 前記物品保管棚が、前記交信アンテナに向かって物品保管棚を近接または離間させる棚進退機構を備えていることを特徴とする請求項5ないし請求項7に記載の物品管理システム。
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