JP5449117B2 - 回転機械 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1の回転機械は、ディスク203、ブレード204、およびカバー206により構成されたインペラ201を備えている。インペラ201の軸方向における所定位置には、スリーブ部205がインペラ201と一体形成されている。そして、このスリーブ部205を前記所定位置でシャフト202に焼き嵌めすることにより、インペラ201をシャフト202に固定している。
L≧1.8√RT・・・(1)
で示されることが教示されている。
このため、溶接等によりディスク203にブレード204およびカバー206を装着する際、ディスク203から突出したスリーブ部205が邪魔となり、作業性が悪化するという問題があった。
ここで、一般に、特許文献1のインペラ201の重心は、ブレード204やカバー206等が設けられたディスク203側に配置される。すなわち、インペラ201の重心は、スリーブ部205から大きく離間した位置に配置される。
しかしながら、インペラ201の重心とスリーブ部205とが大きく離間することとなるため、スリーブ部205は、インペラ201の遠心力により外径側に広がりやすい構造となっている。特に、インペラ201のさらなる高出力化および高回転化が進むと、インペラ201の径方向変位の影響を抑制しきれないおそれがある。したがって、スリーブ部が拡径してインペラ201とシャフトとの間にズレが生じ、回転機械の性能が低下するおそれがある。
また、特許文献1では、シャフトに嵌合されるスリーブ部は、インペラの重心が配置されるディスクから離間して配置されているため、スリーブ部が外径側に広がりやすい構造となっていた。しかし、本発明によれば、嵌合部はディスクの他方側の面から一部が突出するように形成されており、大きな締め代を有するグリップ部が他方側から一方側に亘って設けられている。すなわち、インペラの重心近傍に嵌合部を有しており、嵌合部に設けられたグリップ部が、シャフトに対して強固に嵌合している。したがって、回転駆動時における遠心力によりグリップ部が拡径するのを防止し、インペラとシャフトとのズレを抑制できる。
また、ディスクの他方側の面であって、嵌合部の周囲に肉盗み部を設けることで、回転駆動時の遠心力によりグリップ部が外径側に拡径するのを抑制できると共に、グリップ部の面圧を維持することができる。したがって、回転駆動時におけるインペラとシャフトとのズレを確実に抑制できる。
さらに、肉盗み部を設けることによりディスクの厚肉部分を除去でき、ディスクの各部の肉厚差を少なくできるので、例えば焼入れや焼き鈍し等によりディスクの強度を上げる際に、ディスク全体をムラなく熱処理することができる。したがって、強度に優れた高性能な回転機械を提供することができる。
例えば、インペラのレイアウトの都合等により、グリップ部の長さの短縮が要求される場合がある。この場合、グリップ部の短縮に伴う面圧の低下を補うために、グリップ部を厚肉化する必要がある。しかし、グリップ部を厚肉化すると、遠心力により厚肉部分が外径側に引っ張られ、グリップ部が外径側に拡径してインペラとシャフトとのズレが発生するおそれがある。
本発明によれば、スリーブを配置することで効率的に気流を案内することができる。さらに、ディスクとスリーブとを別体とすることで、ディスクの一方側の面にブレード等を装着した後に、ディスクの一方側にスリーブを配置できる。したがって、ディスクの一方側の面にブレード等を装着する際に、スリーブが邪魔になることがない。したがって、製造時の作業性が良好な回転機械を提供することができる。
本発明によれば、スリーブの他方側と遊嵌部とを凹凸嵌合することができるので、スリーブで遊嵌部の移動を規制して、遠心力により遊嵌部が外径側に拡径するのを抑制できる。したがって、回転駆動時におけるインペラとシャフトとのズレを確実に抑制できる。
本発明によれば、ディスクの他方側の面よりも一方側に亘ってグリップ部を設けることにより、さらにインペラの重心に近い位置にグリップ部を設けることができる。したがって、回転駆動時におけるインペラとシャフトとのズレを抑制できる。
また、前記グリップ部は、前記ディスクの前記他方側の面から前記他方側に離れた範囲で、前記シャフトと嵌合していることが望ましい。
また、特許文献1では、シャフトに嵌合されるスリーブ部は、インペラの重心が配置されるディスクから離間して配置されているため、スリーブ部が外径側に広がりやすい構造となっていた。しかし、本発明によれば、嵌合部はディスクの他方側の面から一部が突出するように形成されており、大きな締め代を有するグリップ部が他方側から一方側に亘って設けられている。すなわち、インペラの重心近傍に嵌合部を有しており、嵌合部に設けられたグリップ部が、シャフトに対して強固に嵌合している。したがって、回転駆動時における遠心力によりグリップ部が拡径するのを防止し、インペラとシャフトとのズレを抑制できる。
また、ディスクの他方側の面であって、嵌合部の周囲に肉盗み部を設けることで、回転駆動時の遠心力によりグリップ部が外径側に拡径するのを抑制できると共に、グリップ部の面圧を維持することができる。したがって、回転駆動時におけるインペラとシャフトとのズレを確実に抑制できる。
さらに、肉盗み部を設けることによりディスクの厚肉部分を除去でき、ディスクの各部
の肉厚差を少なくできるので、例えば焼入れや焼き鈍し等によりディスクの強度を上げる
際に、ディスク全体をムラなく熱処理することができる。したがって、強度に優れた高性
能な回転機械を提供することができる。
(遠心圧縮機)
図1は、本発明の回転機械1を適用した遠心圧縮機100の説明図である。
遠心圧縮機100は、主として、軸線O周りに回転するシャフト5と、シャフト5に取り付けられ、遠心力を利用してガス(気体)Gを圧縮するインペラ10と、シャフト5を回転可能に支持すると共にガスGを上流側から下流側に流す流路104を形成したケーシング105と、によって構成されている。なお、図示例ではシャフト5にインペラ10が直列に6個設けられているが、シャフト5にインペラ10は少なくとも1個設けられていればよい。
ケーシング105内には、これら吸込口105c及び排出口105dにそれぞれ連通し、縮径及び拡径を繰り返す内部空間が設けられている。この内部空間は、インペラ10を収容する空間として機能すると共に流路104としても機能する。すなわち、吸込口105cと排出口105dとは、インペラ10及び流路104を介して連通している。
次に、第1実施形態の回転機械1について説明する。
図2は、軸方向から見たときの第1実施形態の回転機械1の説明図である。
図3は、図2のA−A線に沿った断面図であり、第1実施形態の回転機械1の説明図である。
なお、以下の説明では、説明を簡単にするために、遠心圧縮機100を流れるガスGの上流側(請求項の「一方側」に相当、図2における左側)を単に前側といい、下流側(請求項の「他方側」に相当、図2における右側)を単に後側として説明する場合がある。また、説明を簡単にするために、シャフト5にインペラ10が1個設けられている場合について説明する。
図2に示す回転機械1はインペラ10を備えており、このインペラ10は、ディスク12と、ディスク12に設けられた複数のブレード14と、ディスク12から所定距離だけ離間して配置されたカバー16と、を有している。
ディスク12は、例えば析出硬化型ステンレス鋼により形成される、軸方向視略円形状をした円盤状の部材である。
また、ディスク12の後側面12b(他方側の面)は、平坦に形成されている。なお、後述するように、ディスク12の後側面12bには、肉盗み部18が設けられている。
また、グリップ部22の半径Rは、シャフト5の半径よりも小径になるように設定されている。そして、グリップ部22は、シャフト5に対して、例えば焼き嵌め等により嵌合される。
L1/√RT1≧0.8〜0.9・・・(2)
を満たすように設定されている。
ブレード14は、ディスク12の前側面12aに対し、例えば隅肉溶接等によって接合される。
本実施形態によれば、ブレード14はディスク12の前側面12a(一方側の面)に設けられており、シャフト5に嵌合される嵌合部はディスク12の後側面12b(他方側の面)に一部が突出して設けられているので、ブレード14をディスク12の前側面12aに装着する際に、嵌合部20が邪魔になることがない。したがって、製造時の作業性が良好な回転機械1を提供することができる。
また、特許文献1では、シャフトに嵌合されるスリーブ部は、インペラの重心が配置されるディスクから離間して配置されているため、スリーブ部が外径側に広がりやすい構造となっていた。しかし、本発明によれば、嵌合部20はディスク12の後側面12bから一部が突出するように形成されており、大きな締め代を有するグリップ部22が後側(他方側)から前側(一方側)に亘って設けられている。すなわち、インペラ10の重心近傍に嵌合部20を有しており、嵌合部20に設けられたグリップ部22が、シャフト5に対して強固に嵌合しているので、回転駆動時におけるインペラ10とシャフト5とのズレを抑制できる。
さらに、肉盗み部18を設けることによりディスク12の厚肉部分を除去でき、ディスク12の各部の肉厚差を少なくできるので、例えば焼入れや焼き鈍し等によりディスク12の強度を上げる際に、ディスク12全体をムラなく熱処理することができる。したがって、強度に優れた高性能な回転機械1を提供することができる。
次に、第2実施形態の回転機械1について説明する。
図4は、第2実施形態の回転機械1の説明図である。
第1実施形態では、説明を簡単にするために、シャフト5にインペラ10が1個設けられている回転機械1について説明した。しかし、第2実施形態では、シャフト5にインペラ10が複数個(図4においては2個)設けられている点、グリップ部22および遊嵌部24の形状が異なっている点、ガスGを整流するスリーブ30を設けている点等で、第1実施形態とは異なっている。
また、第2実施形態の回転機械1は、例えば、インペラ10のレイアウトの都合等により、第1実施形態と比較してグリップ部22の長さの短縮が要求される場合を想定している。なお、第1実施形態と同様の構成部分については、詳細な説明を省略する。
グリップ部22は、径方向に肉厚T2を有しており、後側から前側に亘った所定範囲L2に設けられている。また、グリップ部22の後側端部23には、グリップテーパ部23aが設けられている。グリップテーパ部23aは、外周縁部が後側から前側(図4における右側から左側)に向かって漸次拡径する略テーパ形状に形成されている。
L2/√RT2<0.8〜0.9・・・(3)
を満たすように設定されている。
しかし、材料力学によれば、(3)式を満たすことで、グリップ部22が遠心力により拡径するのを抑制できるとされている。
本実施形態では(3)式を満たすように、グリップ部22の所定範囲L2、グリップ部22の肉厚T2、およびグリップ部22の半径Rを設定しているので、グリップ部22が遠心力により拡径するのを抑制できる。したがって、回転駆動時におけるインペラ10とシャフト5とのズレを抑制できる。
隣り合う一のディスク12と、他のディスク12との間には、スリーブ30が設けられている。なお、先行文献1では、スリーブはディスクと一体形成されていたが、本実施形態のスリーブ30は、ディスク12とは別部品として設けられている。
スリーブ30は、インペラ10に流入するガスG(図1参照)の上流側、すなわちディスク12の前側に配置されている。スリーブ30は、ブレード14間に流入するガスGを整流し、効率的にガスGを案内している。
このとき、スリーブ30の第1スリーブテーパ部34aと、ディスク12のグリップテーパ部23aとを当接させた状態でスリーブ30を配置している。さらに、スリーブ30の凹部32aと、ディスク12の凸部25aとを嵌合させた状態でスリーブ30を配置している。
回転機械1を駆動してシャフト5に装着されたインペラ10を回転させると、遠心力によりディスク12の嵌合部20は外径側に引っ張られる。このため、グリップ部22および遊嵌部24には、外径側に拡径しようとする力が働く。
しかし、第1スリーブテーパ部34aとグリップテーパ部23aとを当接させた状態でスリーブ30を配置している。したがって、第1スリーブテーパ部34aは、グリップテーパ部23aを外径側から押えてグリップ部22の遠心力による移動を規制し、グリップ部22が外径側に拡径するのを抑制している。
また、スリーブ30の凹部32aと、ディスク12の凸部25aとを嵌合させた状態でスリーブ30を配置している。したがって、スリーブ30の凹部32aは、遊嵌部24の遠心力による移動を規制し、遊嵌部24が外径側に拡径するのを抑制している。
例えば、インペラ10のレイアウトの都合等により、グリップ部22の長さの短縮が要求される場合がある。この場合、グリップ部22の短縮に伴う面圧の低下を補うために、グリップ部22を厚肉化する必要がある。しかし、グリップ部22を厚肉化すると、遠心力により厚肉部分が外径側に引っ張られ、グリップ部22が外径側に拡径してインペラ10とシャフト5とのズレが発生するおそれがある。
しかし、本本実施形態によれば、グリップ部22の後側端部23における外周縁部にグリップテーパ部23aを設けることにより、遠心力によりグリップ部22が外径側に拡径するのを抑制できる。したがって、グリップテーパ部23aを設けることにより、回転駆動時におけるインペラ10とシャフト5とのズレを確実に抑制しつつ、グリップ部22の長さを短縮して、小型なインペラ10を提供することができる。
次に、第3実施形態の回転機械1について説明する。
図5は、第3実施形態の回転機械1の説明図である。
第1実施形態および第2実施形態では、グリップ部22がディスク12の後側から、ディスク12の後側面12bよりも前側に亘って設けられていた。しかし、第3実施形態では、ディスク12の後側面12bから離れた範囲にグリップ部22が設けられている点で、第1実施形態および第2実施形態とは異なっている。なお、第1実施形態および第2実施形態と同様の構成部分については、詳細な説明を省略する。
ディスク12の軸方向視略中央には、シャフト5に嵌合される嵌合部20が設けられている。嵌合部20は、一部がディスク12の後側面12bから突出しており、ディスク12の前側と後側とを貫通する貫通孔となっている。また、嵌合部20は、後側に設けられたグリップ部22と、前側に設けられた遊嵌部24と、グリップ部22と遊嵌部24との間に設けられた中間部27と、を有している。
また、グリップ部22と遊嵌部24との間には、中間部27が設けられている。中間部27は、グリップ部22と同じ肉厚T3を有しており、グリップ部22の前側において所定範囲Cに設けられている。
中間部27の半径は、グリップ部22の半径と略同一か、もしくは、シャフト5の半径よりも小径になるように、かつグリップ部22の半径よりも若干大径になるように設定されている。すなわち、シャフト5に嵌合される際の中間部27の締め代は、グリップ部22の締め代と略同一か、グリップ部22の締め代よりも若干小さい締め代となるように設定されている。
L3/√RT3≧0.8〜0.9・・・(4)
を満たすように設定されている。
また、中間部27の所定範囲C、中間部27の肉厚T3、および中間部27の半径Rは、
C/√RT3≧0.8〜0.9・・・(5)
を満たすように設定されている。
本実施形態によれば、グリップ部22と遊嵌部24との間の所定範囲Cに中間部27を設け、ディスク12の後側面12bから離れた範囲でグリップ部22がシャフト5と嵌合することにより、中間部27が撓んでディスク12の遠心力による影響を緩和できる。したがって、遠心力によりグリップ部22が外径側に拡径するのを抑制できるので、回転駆動時におけるインペラ10とシャフト5とのズレを抑制できる。
各実施形態では、回転機械1を遠心圧縮機100に適用した場合を例にして説明した。しかし、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、斜流型の圧縮機に本発明の回転機械1を適用することもできる。
また、本発明の回転機械1は圧縮機に限定されることなく、例えば、送風機に適用することもできる。
第2スリーブテーパ部と遊嵌テーパ部を当接させてスリーブ30を配置することにより、外径側から遊嵌部24を押えることができる。したがって、第2実施形態と同様に、遊嵌部24の移動を規制し、回転駆動時の遠心力により遊嵌部24が外径側に拡径するのを抑制することができる。
Claims (9)
- 回転駆動するシャフトと、
前記シャフトの周面に設けられたディスクと、前記ディスクの一方側の面から突出し、前記シャフトの周方向に沿って設けられた複数のブレードと、を有するインペラと、
を備えた回転機械であって、
前記ディスクは、前記シャフトに嵌合される嵌合部を有し、
前記嵌合部は、
他方側から前記一方側に亘って所定範囲に設けられたグリップ部と、
前記グリップ部の前記一方側に設けられた遊嵌部と、
を有し、
前記グリップ部は、前記遊嵌部よりも大きな締め代によって前記シャフトに嵌合され、
前記ディスクの前記他方側の面であって、前記嵌合部の周囲に、前記他方側から前記一方側に凹んだ肉盗み部を設けたことを特徴とする回転機械。 - 前記グリップ部の前記他方側における外周縁部に、前記他方側から前記一方側に向かって拡径するグリップテーパ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の回転機械。
- 前記ディスクの前記一方側に、前記ディスクへの気流を案内するスリーブを配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の回転機械。
- 前記シャフトに沿って複数の前記ディスクを直列に設け、
前記ディスクの前記一方側に、前記ディスクへの気流を案内するスリーブを配置し、
隣り合う一の前記ディスクと、他の前記ディスクとの間に前記スリーブを設け、
前記スリーブの前記一方側における内周縁部に、前記グリップテーパ部に対応して、前記他方側から前記一方側に向かって拡径する第1スリーブテーパ部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の回転機械。 - 前記スリーブの前記他方側および前記遊嵌部の前記一方側のいずれか一方に凹部を設け、前記スリーブの前記他方側および前記遊嵌部の前記一方側のいずれか他方に前記凹部に対応した凸部を設けたことを特徴とする請求項3または4に記載の回転機械。
- 前記スリーブの前記他方側における内周縁部に、前記他方側から前記一方側に向かって縮径する第2スリーブテーパ部を設け、
前記遊嵌部の前記一方側における外周縁部に、前記第2スリーブテーパ部に対応して、前記他方側から前記一方側に向かって縮径する遊嵌テーパ部を設けたことを特徴とする請求項3または4に記載の回転機械。 - 前記ディスクの前記他方側から、前記ディスクの前記他方側の面よりも前記一方側に亘って前記グリップ部を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の回転機械。
- 前記嵌合部は、前記グリップ部と前記遊嵌部との間に中間部を有し、
前記中間部は、前記グリップ部と略同一の締め代か、または前記グリップ部よりも小さい締め代によって前記シャフトに嵌合されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の回転機械。 - 前記グリップ部は、前記ディスクの前記他方側の面から前記他方側に離れた範囲で、前記シャフトと嵌合していることを特徴とする請求項8に記載の回転機械。
Priority Applications (14)
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