JP5447693B2 - 加速度センサ - Google Patents

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Description

本発明は、加速度センサに関する。特に、本発明は、圧電素子を用いた加速度センサに関する。
従来、加速度センサとして、圧電素子を用いた加速度センサが知られている。例えば下記の特許文献1には、そのような加速度センサの一例が記載されている。特許文献1に記載の加速度センサの略図的断面図を図3に示す。
図3に示すように、加速度センサ100は、支持部材101と、支持部材101内に配置されており、支持部材101により端部が挟持されている圧電素子110とを備えている。圧電素子110は、圧電基板111と、圧電基板111内及び圧電基板111の表面に設けられており、圧電基板111の厚み方向に対向する第1及び第2の電極112a、112bとを有する。
この加速度センサ100に加速度が加わると、加速度に応じて圧電素子110が変形する。これにより、第1及び第2の電極112a、112b間に、加わった加速度の大きさに応じた高さの電圧が生じる。この電圧の大きさを測定することによって加速度を検出することができる。
なお、加速度センサ100では、圧電基板111のうち、支持部材101により挟持されていない部分であって厚み方向に第1及び第2の電極112a、112bが対向している部分が分極されている。圧電基板111のうち、支持部材101により挟持されている端部は、分極されていない。このため、加速度センサが配置された雰囲気の温度が変化した際にも高精度に加速度を検出することができる。
すなわち、加速度センサが配置されている雰囲気の温度が上昇すると、保持部材を介して圧電基板の保持部材により挟持されている部分にも熱が伝わる。このため、圧電基板の保持部材により挟持されている部分が分極されていると、焦電効果により、電荷が発生し、加速度センサに加わった加速度の大きさに対応した電圧より高い電圧が加速度センサから取り出されることとなる。従って、加速度を高精度に検出できない。
それに対して、加速度センサ100では、圧電基板111の支持部材101により挟持されている部分は分極されていない。このため、圧電基板111では、加速度センサ100が配置されている雰囲気の温度が上昇した場合にも焦電効果によって電荷が発生し難い。従って、加速度センサ100によれば、加速度センサ100が配置されている雰囲気の温度変化にかかわらず、加速度を高精度に検出することができる。
特許文献1には、上記加速度センサ100の製造方法として、以下のような方法が記載されている。すなわち、まず、複数の第1の電極112aのうち、圧電基板111の表面の上に形成されている電極112a1,112a2のうち、狭持部に位置する部分以外の部分と、第2の電極112bとを形成する。次に、圧電基板111の分極を行う。その後、電極112a1,112a2の残りの部分を形成する方法が記載されている。
WO 2007/132588 A1号公報
しかしながら、加速度センサ100では、電極112a1,112a2の形成を2回に分けて行う必要がある。このため、製造工程が煩雑になるという問題がある。
また、加速度センサ100の感度を高める観点からは、圧電基板111の分極されている部分を大きくする方が好ましい。このため、圧電基板111の狭持部を除いた部分全体の上に電極を形成した状態で分極を行うことが好ましい。しかしながら、この場合は、電極の形成精度が低かったり、圧電素子110の支持部材101への組み付け精度が低かったりすると、圧電基板111の分極された部分の一部が支持部材101により挟持されてしまう場合もある。従って、加速度センサ100は、製造が困難であるという問題がある。
本発明は、係る点に鑑みてなされたものであり、その目的は、雰囲気温度が変化した際においても加速度検出精度が低下しにくく、かつ製造が容易な加速度センサを提供することにある。
本発明に係る加速度センサは、圧電素子と、支持部材と、第1の外部電極と、第2の外部電極とを備えている。圧電素子は、圧電基板と、第1の電極と、第2の電極とを有する。圧電基板は、第1及び第2の主面を有する。圧電基板は、第1の方向における中央部と、第1の方向において中央部の一方側に位置している第1の端部と、第1の方向において中央部の他方側に位置している第2の端部とを含む。中央部が分極されている。第1の電極は、圧電基板の第1の主面の上に、第1の端部から第2の端部に至るように形成されている。第2の電極は、圧電基板の内部において第2の端部と中央部とにわたって形成されている。第2の電極は、中央部において第1の電極と圧電基板の厚み方向に対向している。支持部材は、第2の端部を挟持している。支持部材には、圧電素子が収納された内部空間が形成されている。第1の外部電極は、支持部材の外表面の上に形成されている。第1の外部電極には、第1の電極が電気的に接続されている。第2の外部電極は、支持部材の外表面の上に形成されている。第2の外部電極には、第2の電極が電気的に接続されている。圧電基板は、第2の端部における第1の電極と第2の電極との間の距離が、中央部における第1の電極と第2の電極との間の距離よりも大きくなるように構成されている。
本発明に係る加速度センサのある特定の局面では、第2の端部の第1の電極と第2の電極との間に位置している部分の厚みが、中央部の第1の電極と第2の電極との間に位置している部分の厚みよりも大きい。
本発明に係る加速度センサの他の特定の局面では、第2の端部の第1の電極と第2の電極との間に位置している部分の厚みは、中央部の第1の電極と第2の電極との間に位置している部分の厚みの1.5倍以上である。
本発明に係る加速度センサのある特定の局面では、支持部材は、第1の方向の他方側端部において第2の端部を挟持している一対の板状部材と、一対の板状部材を接続することにより内部空間を区画形成している接続部材とを有する。
本発明に係る加速度センサの他の特定の局面では、第1の端部は自由端である。
本発明によれば、雰囲気温度が変化した際においても加速度検出精度が低下しにくく、かつ製造が容易な加速度センサを提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る加速度センサの略図的断面図である。 図2は、第2の実施形態に係る加速度センサの略図的断面図である。 図3は、特許文献1に記載の加速度センサの略図的断面図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、以下の実施形態は、単なる例示である。本発明は、以下の実施形態に何ら限定されない。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る加速度センサの略図的断面図である。図1に示すように、加速度センサ1は、圧電素子10と、支持部材30とを有する。
圧電素子10は、第1の主面11a及び第2の主面11bを有する圧電基板11と、第1及び第2の電極12,13とを有する。圧電基板11は、適宜の圧電体により形成することができる。圧電基板11は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などにより形成することができる。本実施形態では、圧電基板11は、複数の圧電体層11cの積層体により構成されている。
圧電基板11は、x方向における中央部11Aと、x方向において中央部11Aのx1側に位置する第1の端部11Bと、x方向において中央部11Aのx2側に位置する第2の端部11Cとを有する。
第1の電極12は、電極12a〜12cを含む。電極12aは、第1の主面11aの上に形成されている。詳細には、電極12aは、第1の主面11aの第1の端部11Bから中央部11Aを経由して第2の端部11Cに至るように形成されている。電極12aは、第1の主面11aのx1側端面に至るように形成されている一方、x2側端面には至らないように形成されている。
電極12bは、第2の主面11bの上に形成されている。詳細には、電極12bは、第2の主面11bの第1の端部11Bから中央部11Aを経由して第2の端部11Cに至るように形成されている。電極12bは、第2の主面11bのx1側端面に至るように形成されている一方、x2側端面には至らないように形成されている。
電極12cは、圧電基板11の内部において、第1及び第2の主面11a、11bと平行に形成されている。電極12cは、第1の端部11Bと中央部11Aとに形成されている。電極12cは、第2の端部11Cには形成されていない。
電極12a〜12cは、圧電基板11の第1の端部11Bの側面の上に形成されている電極14により互いに接続されている。
第2の電極13は、電極13a、13bを含む。電極13a、13bのそれぞれは、圧電基板11の内部において、第1及び第2の主面11a、11bと平行に形成されている。電極13aは、厚み方向において、電極12aと電極12cとの間に位置している。電極13bは、厚み方向において、電極12bと電極12cとの間に位置している。電極13a、13bは、中央部11Aと第2の端部11Cとに形成されている。このため、電極13a、13bは、中央部11Aにおいて、電極12a〜12cと厚み方向に対向している。電極13a、13bは、圧電基板11のx2側端部と、両側面に引き出されている。
本実施形態では、圧電基板11は、第2の端部11Cにおける電極12aと電極13aとの間の距離が、中央部11Aにおける電極12aと電極13aとの間の距離よりも大きく、かつ、第2の端部11Cにおける電極12bと電極13bとの間の距離が、中央部11Aにおける電極12bと電極13bとの間の距離よりも大きくなるように構成されている。具体的には、第2の端部11Cのみにさらなる圧電体層11c1、11c2が設けられている。これにより、第2の端部11Cの電極12aと電極13aとの間に位置する部分の厚みが、中央部11Aの電極12aと電極13aとの間に位置する部分の厚みよりも大きくなっている。その結果、第2の端部11Cにおける電極12aと電極13aとの間の距離が、中央部11Aにおける電極12aと電極13aとの間の距離よりも大きくなっている。また、第2の端部11Cの電極12bと電極13bとの間に位置する部分の厚みが、中央部11Aの電極12bと電極13bとの間に位置する部分の厚みよりも大きくなっている。その結果、第2の端部11Cにおける電極12bと電極13bとの間の距離が、中央部11Aにおける電極12bと電極13bとの間の距離よりも大きくなっている。
なお、第2の端部11Cにおける電極12aと電極13aとの間の距離は、中央部11Aにおける電極12aと電極13aとの間の距離の1.5倍以上であることが好ましく、2倍以上であることがより好ましく、3倍以上であることがさらに好ましい。第2の端部11Cにおける電極12bと電極13bとの間の距離は、中央部11Aにおける電極12bと電極13bとの間の距離の1.5倍以上であることが好ましく、2倍以上であることがより好ましく、3倍以上であることがさらに好ましい。
圧電素子10は、支持部材30内に設けられている。具体的には、圧電素子10は、支持部材30内に形成されている内部空間30aに収納されている。圧電素子10は、第2の端部11Cが設けられている部分において、支持部材30により挟持されることにより支持部材30に固定されている。圧電素子10の中央部11A及び第1の端部11Bは、支持部材30に接触していない。このため、本実施形態では、圧電素子10は、第1の端部11Bが自由端となるように片持ち梁態様で支持部材30に取り付けられている。もっとも、本発明においては、圧電素子は、両持ち梁態様で支持部材に取り付けられていてもよい。
本実施形態では、支持部材30は、第1及び第2の支持部材片34,35と、接続部材36とを有する。第1及び第2の支持部材片34,35のそれぞれの周縁部には、額縁状に突部が設けられており、それら突部が対面するように第1及び第2の支持部材片34,35が配置されている。そして、その第1及び第2の支持部材片34,35の突部の一部同士により第2の端部11Cが狭持されている。第1及び第2の支持部材片34,35の突部の第2の端部11Cを狭持している部分以外の部分は、接続部材36により接続されている。接続部材36の材質は、例えば、圧電素子10と同じ材質であってもよいし、異なる材質であってもよい。
支持部材30の材質は、圧電素子10を支持でき、かつ絶縁性を有するものである限りにおいて特に限定されない。支持部材30は、例えば、セラミックス、樹脂により形成してもよいし、絶縁コーティングが施された金属部材により構成してもよい。
圧電素子10と支持部材30とは、導電性接着剤層31により接着されている。これにより、電極12a、12bが支持部材30の内面の上に形成された電極32a、32bに電気的に接続されている。電極32a、32bは、支持部材30の外表面上に形成された第1の外部電極33aに接続されている。なお、電極12cも、電極14によって電極12a、12bと接続されているため、電極12a、12b、導電性接着剤層31及び電極32a、32bを介して第1の外部電極33aに接続されている。
一方、電極13a、13bは、支持部材30の外表面上に形成されている第2の外部電極33bに接続されている。
なお、電極12〜14、32a、32b、33a、33bは、導電材料からなるものである限りにおいて特に限定されない。電極12〜14、32a、32b、33a、33bは、例えば、アルミニウムや銀などの金属や合金により形成することができる。
次に、本実施形態の加速度センサ1の製造方法の一例について説明する。
まず、圧電素子10を作製する。圧電素子10は、例えば、公知の方法により作製することができる。圧電素子10は、例えば、表面に導電性ペースト層が形成されたセラミックグリーンシートを適宜積層し、焼成することにより形成することができる。なお、電極12a、12bは、コファイアにより形成してもよいが、ポストファイアにより形成してもよい。すなわち、電極12c、13a、13bを内部に有する圧電基板11を形成した後に、導電性ペーストを塗布し、焼成することにより電極12a、12bを形成してもよい。
なお、本実施形態では、圧電体層11c1,11c2を設けることにより、第2の端部11Cを第1の端部11Bや中央部11Aよりも厚く形成する例について説明するが、形成された圧電基板の表面の一部をダイシング等により除去することにより第2の端部を第1の端部や中央部よりも薄くしてもよい。
次に、電極12,13間に電圧を印加し、圧電基板11の分極を行う。これにより、中央部11Aの分極を行う。これにより圧電素子10を完成させる。なお、圧電基板11の分極は、圧電素子10を支持部材30に組み込んだ後に行うようにしてもよい。
次に、電極32a、32bが形成された第1及び第2の支持部材片34,35と圧電素子10とを導電性接着剤を用いて接着する。導電性接着剤としては、例えば、導電性粒子を含む樹脂からなる異方性導電性接着剤などを用いることができる。
最後に、第1及び第2の外部電極33a、33bを形成することにより加速度センサ1を完成させることができる。なお、第1及び第2の外部電極33a、33bは、例えば、導電性ペーストの塗布、スパッタリング、めっき等により形成することができる。
以上説明したように、本実施形態では、支持部材30に狭持されている第2の端部11Cにおいて、電極12a、12bと電極13a、13bとの間の距離が長くされている。このため、電極12a、12bの全体を形成した後に圧電基板11の分極を行った場合であっても、第2の端部11Cは、中央部11Aほどは大きく分極されない。すなわち、第2の端部11Cの分極度が小さくなる。従って、加速度センサ1が配置された雰囲気の温度が上昇し、第2の端部11Cの温度が上昇した場合においても、第2の端部11Cにおいて焦電効果による電荷の発生が生じにくい。従って、加速度センサ1では、雰囲気温度が変化した際における加速度検出精度の低下が抑制されている。雰囲気温度が変化した際における加速度検出精度の低下をより効果的に抑制する観点からは、第2の端部11Cにおける電極12aと電極13aとの間の距離が、中央部11Aにおける電極12aと電極13aとの間の距離の1.5倍以上であることが好ましく、2倍以上であることがより好ましく、3倍以上であることがさらに好ましい。第2の端部11Cにおける電極12bと電極13bとの間の距離が、中央部11Aにおける電極12bと電極13bとの間の距離の1.5倍以上であることが好ましく、2倍以上であることがより好ましく、3倍以上であることがさらに好ましい。
また、加速度センサ1であれば、電極12a、12bを分極前に一度に形成することができる。さらに、要求される電極12a、12bの形成精度が低い。従って、加速度センサ1は、容易に製造可能である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の他の例について説明する。以下の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態に係る加速度センサの略図的断面図である。
図2に示すように、加速度センサ2では、第1及び第2の支持部材片34,35のそれぞれが平板状に形成されている。このため、第1及び第2の支持部材片34,35を容易に作製することができる。
1、2…加速度センサ
10…圧電素子
11…圧電基板
11A…中央部
11B…第1の端部
11C…第2の端部
11a…第1の主面
11b…第2の主面
11c1,11c2…圧電体層
12〜14、32a、32b…電極
30…支持部材
30a…内部空間
31…導電性接着剤層
33a…第1の外部電極
33b…第2の外部電極
34…第1の支持部材片
35…第2の支持部材片
36…接続部材

Claims (5)

  1. 第1及び第2の主面を有し、第1の方向における中央部と、前記第1の方向において前記中央部の一方側に位置している第1の端部と、前記第1の方向において前記中央部の他方側に位置している第2の端部とを含み、前記中央部が分極されている圧電基板と、前記圧電基板の前記第1の主面の上に、前記第1の端部から前記第2の端部に至るように形成された第1の電極と、前記圧電基板の内部において前記第2の端部と前記中央部とにわたって形成されており、前記中央部において前記第1の電極と前記圧電基板の厚み方向に対向する第2の電極とを有する圧電素子と、
    前記第2の端部を挟持しており、前記圧電素子が収納された内部空間が形成されている支持部材と、
    前記支持部材の外表面の上に形成されており、前記第1の電極が電気的に接続されている第1の外部電極と、
    前記支持部材の外表面の上に形成されており、前記第2の電極が電気的に接続されている第2の外部電極と、
    を備え、
    前記圧電基板は、前記第2の端部における前記第1の電極と前記第2の電極との間の距離が、前記中央部における前記第1の電極と前記第2の電極との間の距離よりも大きくなるように構成されている、加速度センサ。
  2. 前記第2の端部の前記第1の電極と前記第2の電極との間に位置している部分の厚みは、前記中央部の前記第1の電極と前記第2の電極との間に位置している部分の厚みよりも大きい、請求項1に記載の加速度センサ。
  3. 前記第2の端部の前記第1の電極と前記第2の電極との間に位置している部分の厚みは、前記中央部の前記第1の電極と前記第2の電極との間に位置している部分の厚みの1.5倍以上である、請求項2に記載の加速度センサ。
  4. 前記支持部材は、前記第1の方向の他方側端部において前記第2の端部を挟持している一対の板状部材と、前記一対の板状部材を接続することにより前記内部空間を区画形成している接続部材とを有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の加速度センサ。
  5. 前記第1の端部が自由端である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の加速度センサ。
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