JP2003344438A - 衝撃センサ - Google Patents

衝撃センサ

Info

Publication number
JP2003344438A
JP2003344438A JP2002150311A JP2002150311A JP2003344438A JP 2003344438 A JP2003344438 A JP 2003344438A JP 2002150311 A JP2002150311 A JP 2002150311A JP 2002150311 A JP2002150311 A JP 2002150311A JP 2003344438 A JP2003344438 A JP 2003344438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric vibrator
support members
impact sensor
support member
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002150311A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Adachi
祐介 足立
Toru Ninomiya
徹 二宮
Hiroshi Fukushima
寛 福島
Koji Matsuno
公二 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002150311A priority Critical patent/JP2003344438A/ja
Publication of JP2003344438A publication Critical patent/JP2003344438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続電極の支持部材への接着強度を向上させ
ることにより、信頼性の高い衝撃センサを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 内側部に凹部を有する一対の支持部材1
5a,15bの端部に露出するように内表面に設けた接
続電極17a,17bと、支持部材15a,15bによ
りその一端部が挟み込まれた内部電極12及び表面電極
13a,13bを有する矩形状の圧電振動子14と、圧
電振動子14の他端部と対向する支持部材15a,15
b間に挟まれるように設けた導電性部材16と、支持部
材15a,15bの端面に設けた外部電極18a,18
bとを備え、支持部材15a,15bの凹部表面に凹凸
を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンなどの電
子機器に用いる衝撃センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の衝撃センサについて説明する。
【0003】図2は従来の衝撃センサの断面図である。
【0004】図において、1はセラミック層、2は内部
電極、3は表面電極、4は圧電振動子、5は支持部材、
6はセラミック部材、7は接続電極、8は外部電極であ
る。
【0005】圧電振動子4は、内部電極2をセラミック
層1で挟み込み、セラミック層1に表面電極3を設けた
ものである。
【0006】そして凹部を有する支持部材5で圧電振動
子4の一端部を挟み込んで固定している。そしてセラミ
ックを用いて形成した支持部材5の内側から圧電振動子
4を固定した側とは反対側の端部に露出するように凹部
表面に蒸着法により接続電極7を形成し、表面電極3と
電気的に接続している。
【0007】また、圧電振動子4の他端部に対向する支
持部材5間には、セラミック部材6を設けている。
【0008】さらに、支持部材5の上下面には封止基板
(図示せず)を貼り合わせて、支持部材5及び封止基板
で圧電振動子4の振動空間を形成している。
【0009】そして支持部材5の端面及び封止基板の上
下面には接続電極7に接続した外部電極8を設けてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この構成によると、熱
衝撃等の環境変化が加わると、接続電極7と支持部材5
の熱膨張係数の違いにより、応力が発生し接続電極7が
剥離するという問題があった。
【0011】そこで本発明は、接続電極の支持部材への
接着強度を向上させることにより、信頼性の高い衝撃セ
ンサを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を有するものである。
【0013】本発明の請求項1に記載の発明は、特に、
支持部材凹部表面に凹凸を設けたものであり、表面粗度
が上がるため、アンカー効果による接続電極の支持部材
への接着強度が向上し、より信頼性の高いものとなる。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、特に、
支持部材凹部に設けた凸部により圧電振動子のたわみ量
を制御するものであり、衝撃センサに過大な衝撃が加わ
っても、圧電振動子がたわみにより破損することを抑制
し、信頼性の高いものとなる。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、特に、
支持部材凹部に設けた凹凸は支持部材に切り込みを入れ
ることにより設けたものであり、精度良く凸部と圧電素
子の間隔を制御でき、信頼性の高いものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本実施の
形態1を用いて、本発明の特に請求項1〜3に記載の発
明について説明する。
【0017】図1は本実施の形態1における衝撃センサ
の断面図であり、11はチタン酸ジルコン酸鉛系のセラ
ミック層、12は銀−パラジウム合金を用いて形成した
内部電極、13a,13bは銀を用いて形成した表面電
極、14はセラミック層11間に内部電極12を設け、
両主面に表面電極13a,13bを形成した圧電振動
子、15a,15bは圧電振動子14の側面を固定する
ためのチタン酸マグネシウムや酸化アルミニウムなどの
絶縁性セラミックからなる支持部材で凹部には凹凸が形
成されている。16は圧電振動子14の他端部と対向す
る支持部材15a,15b間に挟まれるように設けた導
電性部材、17a,17bは支持部材15a,15bの
内側表面に蒸着により設けた銀−パラジウム合金を用い
て形成した接続電極、18a,18bは支持部材15
a,15bの端面に設けたハンダ付け可能な外部電極で
ある。
【0018】次に、この衝撃センサの製造方法について
説明する。
【0019】まず、シート状のセラミック層11の上に
銀−パラジウムペーストを所望の形状に印刷して内部電
極12を形成し、この上にセラミック層11を貼り合わ
せることにより積層体ブロックを形成する。
【0020】次に、この積層体ブロックを焼成し、両主
面を研磨して全面に分極用電極を形成し、セラミック層
11を分極する。この分極により、セラミック層11は
同一方向に分極される。
【0021】次いで、この積層体ブロックの両主面を研
磨して分極用電極を除去した後、銀を蒸着することによ
り表面電極13a,13bを形成する。
【0022】そして、積層体ブロックを所望の形状の積
層体に切断し、この積層体と同じ厚みの矩形状のカーボ
ンからなる導電性部材16を積層体から所定の間隔を設
けて配置し、固定する。
【0023】支持部材15a,15bは、板状のセラミ
ックの一方の面をダイシングブレードを用いて切除する
ことにより、凹部を形成する。このようにダイシングブ
レードを用いて凹部を形成することにより、凹部表面に
凹凸が形成される。また、支持部材15a,15bの凹
部の圧電振動子14の先端部と対向する部分には凸部が
形成されるようにする。
【0024】なお、圧電振動子14の先端部と凸部の間
隔は、1〜500μmが望ましい。
【0025】このようにして作製した支持部材15a,
15bを前述の積層体及びカーボンの両主面に導電性接
着剤を用いて固定する。
【0026】その後、これを切断することにより、図1
に示すように、圧電振動子14の表面電極13a,13
bが支持部材15a,15bに設けた接続電極17a,
17bに接続された状態のものを得る。また支持部材1
5a,15bの凹部で圧電振動子14の振動空間を確保
することとなる。さらに支持部材15a,15bの一方
の端部には、その一端を固定された圧電振動子14が露
出し、他方の端部には導電性部材16が露出している。
また圧電振動子14の他端部は導電性部材16とは所定
の間隔を有し、自由端となっている。
【0027】次いで、支持部材15a,15bの上下面
に外装基板(チタン酸マグネシウムなどの絶縁性セラミ
ックを用いて形成、図示せず)を固定する。この時、圧
電振動子14と外装基板が接触せずその振動空間を確保
できるように、圧電振動子14の振動空間となる部分を
除去した接着シート(図示せず)を用いて外装基板を固
定する。
【0028】その後、圧電振動子14の内部電極12及
び接続電極17a,17bの露出した支持部材15a,
15bの両端面及び外装基板の一部にハンダ付け可能な
外部電極18a,18bを形成し、衝撃センサを得る。
【0029】この衝撃センサも従来と同様に、支持部材
15a,15bの凹部に蒸着により、接続電極17a,
17bが形成されているが、凹部表面には凹凸が形成さ
れているので、アンカー効果により接続電極17a,1
7bと支持部材15a,15bの接着強度が向上し、熱
衝撃等により支持部材15a,15bと接続電極17
a,17bに応力が加わっても接続電極17a,17b
に剥離の起こりにくい信頼性の高いものである。
【0030】また、支持部材15a,15bの凹部の圧
電振動子14の自由端と対向する位置には、凸部が形成
されているため、衝撃センサに過大な衝撃が加わったと
しても、圧電振動子14のたわみ量を、凸部で制御でき
るので、過大なたわみによる圧電振動子14の破損を抑
制できる。
【0031】
【発明の効果】以上、本発明によると、信頼性の高い衝
撃センサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における衝撃センサの断
面図
【図2】従来の衝撃センサの断面図
【符号の説明】
11 セラミック層 12 内部電極 13a 表面電極 13b 表面電極 14 圧電振動子 15a 支持部材 15b 支持部材 16 導電性部材 17a 接続電極 17b 接続電極 18a 外部電極 18b 外部電極
フロントページの続き (72)発明者 福島 寛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松野 公二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側部に凹部を有する一対の支持部材
    と、この支持部材の端部に露出するように内表面に設け
    た接続電極と、前記支持部材によりその一端部が挟み込
    まれた内部及び両主面に電極を有する矩形状の圧電振動
    子と、前記圧電振動子の他端部と対向する前記支持部材
    間に挟まれるように設けた封止部材と、前記支持部材の
    端面に設けた外部電極とを備え、前記支持部材の凹部表
    面に凹凸を設けた衝撃センサ。
  2. 【請求項2】 支持部材凹部に設けた凸部を用いて、圧
    電振動子のたわみ量を制御する請求項1に記載の衝撃セ
    ンサ。
  3. 【請求項3】 支持部材凹部に設けた凹凸は、支持部材
    に切り込みを入れることにより設けたものである請求項
    1に記載の衝撃センサ。
JP2002150311A 2002-05-24 2002-05-24 衝撃センサ Pending JP2003344438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002150311A JP2003344438A (ja) 2002-05-24 2002-05-24 衝撃センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002150311A JP2003344438A (ja) 2002-05-24 2002-05-24 衝撃センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003344438A true JP2003344438A (ja) 2003-12-03

Family

ID=29768198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002150311A Pending JP2003344438A (ja) 2002-05-24 2002-05-24 衝撃センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003344438A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016143183A1 (ja) * 2015-03-12 2016-09-15 株式会社村田製作所 加速度検出装置及びその製造方法
WO2017183646A1 (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 富士フイルム株式会社 複合センサ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016143183A1 (ja) * 2015-03-12 2016-09-15 株式会社村田製作所 加速度検出装置及びその製造方法
JPWO2016143183A1 (ja) * 2015-03-12 2017-11-24 株式会社村田製作所 加速度検出装置及びその製造方法
CN107533082A (zh) * 2015-03-12 2018-01-02 株式会社村田制作所 加速度检测装置及其制造方法
WO2017183646A1 (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 富士フイルム株式会社 複合センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2665106B2 (ja) 圧電/電歪膜型素子
JP5605433B2 (ja) 圧電振動装置
JP5440697B2 (ja) 圧電アクチュエータ及び駆動装置
JPH1062445A (ja) 加速度センサ
US5914556A (en) Piezoelectric element and method of manufacturing the same
US20210343929A1 (en) Piezoelectric device
JP5403170B2 (ja) 積層型圧電アクチュエータ及び圧電振動装置
JPH11112276A (ja) 圧電共振子およびそれを用いた電子部品
JP3438698B2 (ja) 圧電共振部品
JPH11186626A (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JPH05218519A (ja) 電歪効果素子
JP2003344438A (ja) 衝撃センサ
JPH118526A (ja) 圧電共振子およびそれを用いた電子部品
US11362261B2 (en) Multi-layer piezoelectric ceramic component and piezoelectric device
JP2007264095A (ja) 振動板及び振動波駆動装置
JP2000340849A (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JPS6372172A (ja) 薄板状電歪積層体
JP5586248B2 (ja) 圧電積層部品
JP2003344441A (ja) 衝撃センサ
JP2000114610A (ja) 積層型圧電アクチュエータ
JP2003344442A (ja) 衝撃センサ
JP2003344440A (ja) 衝撃センサ
JP5447693B2 (ja) 加速度センサ
JP2019118009A (ja) 振動デバイス
JPH0442947Y2 (ja)