JP2003344442A - 衝撃センサ - Google Patents

衝撃センサ

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JP2003344442A
JP2003344442A JP2002150309A JP2002150309A JP2003344442A JP 2003344442 A JP2003344442 A JP 2003344442A JP 2002150309 A JP2002150309 A JP 2002150309A JP 2002150309 A JP2002150309 A JP 2002150309A JP 2003344442 A JP2003344442 A JP 2003344442A
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JP
Japan
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piezoelectric vibrator
support members
electrodes
electrode
impact sensor
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Pending
Application number
JP2002150309A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Matsuno
公二 松野
Toru Ninomiya
徹 二宮
Hiroshi Fukushima
寛 福島
Yusuke Adachi
祐介 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面電極と外部電極との接続を確実に取るこ
とのできる衝撃センサを提供することを目的とするもの
である。 【解決手段】 内側に凹部を有する一対の支持部材15
a,15bの端部に露出するように内表面に設けた接続
電極17a,17bと、支持部材15a,15bにより
その一端部が挟み込まれた内部及び両主面に電極12,
13a,13bを有する矩形状の圧電振動子14と、圧
電振動子14の他端部と対向する支持部材15a,15
b間に挟まれるように設けた導電性部材16と、支持部
材15a,15bの端面に設けた外部電極18a,18
bとを備え、支持部材15a,15bの凹部を構成する
角部は曲面とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンなどの電
子機器に用いる衝撃センサに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の衝撃センサについて説明する。 【0003】図2は従来の衝撃センサの断面図である。 【0004】図において、1はセラミック層、2は内部
電極、3は表面電極、4は圧電振動子、5は支持部材、
6はセラミック部材、7は接続電極、8は外部電極であ
る。 【0005】圧電振動子4は、内部電極2をセラミック
層1で挟み込み、両主面のセラミック層1に表面電極3
を設けたものである。この内部電極2は電極ペーストを
印刷することにより形成したものである。 【0006】そして凹部を有する支持部材5で圧電振動
子4の一端部を挟み込んで固定している。この支持部材
5の内側から圧電振動子4を固定した側とは反対側の端
部に露出するように蒸着により接続電極7を形成してお
り、表面電極3と電気的に接続している。 【0007】また、圧電振動子4の他端部に対向する支
持部材5間には、セラミック部材6を設けている。 【0008】さらに、支持部材5の上下面には封止基板
(図示せず)を貼り合わせて、支持部材5及び封止基板
で圧電振動子4の振動空間を形成している。 【0009】支持部材5の端面及び封止基板の上下面に
は接続電極7に接続した外部電極(図示せず)を設けて
いる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】この構成によると、支
持部材5の角部が尖っているので、支持部材5に設けた
接続電極7が切断され、圧電振動子4の表面電極3と外
部電極8との電気的接続を確実に取ることができない可
能性がある。 【0011】そこで、本発明は、表面電極と外部電極と
の接続を確実に取ることのできる衝撃センサを提供する
ことを目的とするものである。 【0012】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を有するものである。 【0013】本発明の請求項1に記載の発明は、特に、
圧電振動子を支持する支持部材の内側に設けた凹部を構
成する角部を曲面とするものであり、接続電極が角部で
切断されるのを抑制できるので表面電極と外部電極の接
続を確実に取ることができる。 【0014】 【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本実施の
形態1を用いて、本発明の特に請求項1に記載の発明に
ついて説明する。 【0015】図1は本実施の形態1における衝撃センサ
の断面図であり、11はチタン酸ジルコン酸鉛系のセラ
ミック層、12は銀−パラジウム合金を用いて形成した
内部電極、13a,13bは銀を用いて形成した表面電
極、14はセラミック層11間に内部電極12を設け、
両主面に表面電極13a,13bを形成した圧電振動
子、15a,15bは圧電振動子14の側面を固定し、
振動を確保するための凹状に加工されたチタン酸マグネ
シウムや酸化アルミニウムなどの絶縁性セラミックから
なる支持部材、16は圧電振動子14の他端部と対向す
る支持部材15a,15b間に挟まれるように設けた導
電性部材、17a,17bは支持部材15a,15bの
内側表面に蒸着により設けた銀を用いて形成した接続電
極、18a,18bは支持部材15a,15bの端面に
設けたハンダ付け可能な外部電極である。 【0016】次に、この衝撃センサの製造方法について
説明する。 【0017】まず、支持部材15a,15bと圧電振動
子14について説明する。 【0018】支持部材15a,15bは、所望の大きさ
に加工された直方体のセラミックの長手方向の一側面に
断面が略長方形となるような凹部をダイシング加工など
により形成する。この凹部の底部を構成する角部は曲面
となるようにする。 【0019】次に、この支持部材15a,15bの凹部
の圧電振動子14と接触する部分の角部を、圧電振動子
14の最大振動幅の2%以内の曲率半径を有するよう
に、バレル研磨により加工する。 【0020】その後、凹部を設けた支持部材15a,1
5bの側面にその一端が支持部材15a,15bの一端
に至るように銀を蒸着することにより接続電極18a,
18bを形成する。 【0021】一方、シート状のセラミック層11の上に
銀−パラジウムペーストを所望の形状に印刷して内部電
極12を形成し、この上にセラミック層11を貼り合わ
せ積層体ブロックを得る。 【0022】次に、この積層体ブロックを焼成し、両主
面を研磨して全面に分極用電極を形成し、セラミック層
11を分極する。この分極により、セラミック層11は
同一方向に分極される。 【0023】次いで、この積層体ブロックの両主面を研
磨して分極用電極を除去した後、銀を蒸着することによ
り表面電極13a,13bを形成する。 【0024】そして、この積層体ブロックを所望の形状
に切断し圧電振動子14を得る。 【0025】次に、支持部材15a,15bの一端で圧
電振動子14の一端を挟んで他端が振動空間となる凹部
に配置し、支持部材15a,15bの他端側には、圧電
振動子14と同じ厚みの矩形状のカーボンからなる導電
性部材16を挟み込んで固定し、図1に示す状態のもの
を得る。 【0026】この時、図1に示すように、圧電振動子1
4の表面電極13a,13bは支持部材15a,15b
に設けた接続電極17a,17bに接続される。また支
持部材15a,15bの凹部で圧電振動子14の振動空
間を確保することとなる。さらに支持部材15a,15
bの一方の端部には、その一端を固定された圧電振動子
14が露出し、他方の端部には導電性部材16が露出し
ている。また圧電振動子14の他端部は導電性部材16
とは所定の間隔を有し、自由端となっている。 【0027】次いで、支持部材15a,15bの上、下
面に外装基板(図示せず)を固定する。この時、圧電振
動子14と外装基板が接触せずその振動空間を確保でき
るように、圧電振動子14の振動空間となる部分を除去
した接着シートを用いて外装基板を固定する。 【0028】その後、圧電振動子14の内部電極12及
び接続電極17a,17bの露出した支持部材15a,
15bの両端面及び外装基板の一部にハンダ付け可能な
外部電極18a,18bを形成し、衝撃センサを得る。 【0029】この衝撃センサも従来と同様に支持部材1
5a,15bで圧電振動子14を挟持し、表面電極13
a,13bは接続電極17a,17bを介して外部電極
18bと接続し、内部電極12は外部電極18aと接続
している。 【0030】この衝撃センサにおいては、支持部材15
a,15bの凹部を構成する角部は曲面であるので、接
続電極17a,17bの厚みがこの角部で薄くなること
なく均一になり、接続電極17a,17bの断線という
ようなことがなくなり、圧電振動子14の表面電極13
a,13bと外部電極18bとの接続を確実に取ること
ができる。 【0031】また、圧電振動子14の共振周波数は、圧
電振動子14の振動可能な長さにより決まるため、支持
位置が変化すると電気的特性にばらつきが発生する。 【0032】そこで、支持部材15a,15bの凹部を
構成する角部の内、圧電振動子14と接する方の曲率半
径を圧電振動子14の振動可能な長さの2%以内とする
ことにより、共振周波数のばらつきすなわち、衝撃感度
等電気的性能にばらつきが発生するのを抑制できる。 【0033】 【発明の効果】以上本発明によると、表面電極と外部電
極との電気的接続を確実に取ることができるので、安定
した特性を有する衝撃センサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態1における衝撃センサの断
面図 【図2】従来の衝撃センサの断面図 【符号の説明】 11 セラミック層 12 内部電極 13a 表面電極 13b 表面電極 14 圧電振動子 15a 支持部材 15b 支持部材 16 導電性部材 17a 接続電極 17b 接続電極 18a 外部電極 18b 外部電極
フロントページの続き (72)発明者 福島 寛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 足立 祐介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内側に凹部を有する一対の支持部材と、
    この支持部材の端部に露出するように内表面に設けた接
    続電極と、前記支持部材によりその一端部が挟み込まれ
    た内部及び両主面に電極を有する矩形状の圧電振動子
    と、前記圧電振動子の他端部と対向する前記支持部材間
    に挟まれるように設けた導電性部材と、前記支持部材の
    端面に設けた外部電極とを備え、前記支持部材の凹部を
    構成する角部は曲面である衝撃センサ。
JP2002150309A 2002-05-24 2002-05-24 衝撃センサ Pending JP2003344442A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9303993B2 (en) 2010-12-28 2016-04-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Angular velocity sensor

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9303993B2 (en) 2010-12-28 2016-04-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Angular velocity sensor
JP6078901B2 (ja) * 2010-12-28 2017-02-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 検出素子及びこの検出素子を用いた角速度センサ
US10119821B2 (en) 2010-12-28 2018-11-06 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Angular velocity sensor

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