JP5446318B2 - 太陽電池モジュールおよび光源モジュール - Google Patents
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Description
このような太陽電池は、主に光が照射される面積に比例して発電量が増加する。したがって、発電効率を向上させるには封止技術、製膜技術等の製造技術を改善することに加え、いかにして太陽電池モジュールの開口率(全面積に対する発電可能な面積の割合)を大きくするかが重要な課題となっている。また、特に単結晶シリコンや多結晶のシリコンでは、そのシリコンのコストが高いうえ、それを貼り付けるためのコストもかかっていた。
さらに、非晶質半導光電変換活性層の形成に、原料ガスのグロー放電分解によるプラズマCVD法や、光CVD法による気相成長法を用いることができ、これらの方法によれば大面積の薄膜形成が可能であるという利点もある。
また、ファセット部の幅は、5mm以上、30mm以下であることが好ましい。
また、本発明の光源モジュールによれば、充填層の射出面で反射する光を損失を低減して再利用することができるので、集光部が無い構成と比較して発光素子の光利用効率が向上する効果がある。
光源Lの光が太陽光(或いは照明光)の側Fより入射面11に垂直に入射する光H0は、前面板22に入射後、前面板22を透過し、充填層21に射出する。ここで、入射面11の法線NGは、平面P上に前面板22を最も安定させて配置した状態での平面Pの法線に対して平行な方向である。なお、入射面11に対して垂直に入射する光H0とは、法線NGに平行な方向で太陽電池モジュール200に入射する光のことである。
通常、入射面11に対して斜めに入射した光H3は、垂直入射の光H0と比較して入射面11で反射する割合が多く、太陽電池セル30に入射する光が少なくなるため、発電に利用できる光が少ない傾向がある。そのため、入射光H0が、入射面11に垂直に入射するとき、最も効率が高くなる。
充填層21側の一面(後述する反射層4)に形成される反射面10は、図1に示す側断面視で略三角形の凹凸形状をなし、シート全面にわたって一様に形成されている。
ここで、反射面10の凹凸形状について、その法線N0(図示省略)を用いて説明するなお、反射面10の法線N0は、反射面10上の任意の点での接平面に垂面な直線であって、平面P上に光再利用シート20を安定した状態で置いたときの平面Pの法線Nと平行な方向である。また、反射面10の角度θは、反射面10の法線N0とシート法線NB(図示省略)とのなす角である。
図3に示すように、相対入射光量は、ファセット部R1の幅が大きくなるに従って増加する。しかし、ファセット部R1の幅が30mm以上となると、それ以上入射光量が増加しなくなり、30mmよりファセット部R1の幅を増やしても入射光量を増やすことができないことから、30mm以下が好ましい。
また、ファセット部R1の幅が5mmより小さいと、凹凸形状をつけずに拡散反射を用いたものと同程度の効果しか得られないため、5mm以上がより望ましい。
さらに、上述のファセット群f1の周期のピッチが小さいと型の作製が難しくなるため、10μm以上であることが好ましく、より好ましくは、20μm以上である。すなわち、ファセット群f1の周期のピッチが10μmより小さいと、型を切削する際にファセット面を精度よく形成することが困難である。また、上述の構造の周期のピッチが20μmより小さいと、ファセット群f1を成形する際に樹脂がうまく凹凸形状の溝に入らず凹凸形状の先端部分の形状を型どおり作製することができない。
散乱反射体剤を構成する無機物としては、とくに限定されるものではなく、無機酸化物が好ましい。この無機酸化物は、シリカ等も用いることができるが、ZnS等の金属化合物を用いることもできるが特に、TiO2、ZrO、Al2O3等の金属酸化物が望ましい。またシリカの中空粒子を用いることもできる。このうち、TiO2は、屈折率が高く、分散性も得られやすいため好ましい。また、散乱反射体の形状は、球状、針状、板状、鱗片状、破砕状等の任意の粒子形状でよく、とくに限定されることはない。
上述の樹脂の中でも、高い耐熱性、強度、耐候性、耐久性、水蒸気等に対するガスバリア性等を有したものとして、ポリイミド系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ乳酸系樹脂が好ましい。
図10に示すように、傾斜部R2の幅が5mmあることによって2.6倍まで太陽電池セル30に入射する光を増加させることができ、傾斜部R2の幅が10mmあることによって同じく3.2倍まで光を増加させることができる。
このように、第3の実施の形態では、ファセット部R1に加えて、さらに傾斜部R2を設けることによって、太陽電池セル30により多くの光を入射(受光)させることができる。
また、耐久性を上げるために、PVF(ポリフッ化ビニル樹脂)を塗布または、ポリフッ化ビニル樹脂を有したフィルムを張り合わせて、太陽電池モジュールを保護するようにしてもよい。このようにすることにより、太陽電池モジュールをバックシートして用いることもできる。
すなわち、光源モジュール210は、光を透過する充填層21と、充填層21によって固定されるとともに、電気を光に変換し、その光を発光面16より発光させて充填層21の射出面15で反射させる発光素子50と、発光素子50の背面側に配置され、充填層21の射出面15で反射した光を再び射出面15へ向けて反射する反射面10を有する光再利用シート20(集光部)とを備えて概略構成されている。そして、光再利用シート20は、上述した第1〜第8の実施の形態と同様に、複数の同一形状のファセット群からなるファセット部R1を有している。
なお、反射光M1の進む方向は、反射面10の凹凸形状により制御でき、反射面10が上述のファセット部を有することによって、多くの光を射出面から射出することができる。
例えば、本実施の形態では反射面10の凹凸形状を三角形としているが、この形状に限定されることはなく、例えば台形、多角形のプリズム状の形状であってもかまわない。
2 基材
3 構造層
4 反射層
10 反射面
11 入射面
12 受光面
15 射出面
16 発光面
20 光再利用シート(集光部)
21 充填層
22 前面板
30 太陽電池セル
40 バリア層
50 発光素子
200、200A〜200G 太陽電池モジュール
210 光源モジュール
P 平面
R1、R11、R12、R13 ファセット部
R2 傾斜部
f1 ファセット群
W1 ファセット部からの光が受光面に入射する光の幅
N0 反射面の法線
NB シート法線
NG 前面板の法線
θ 反射面の角度
H0 太陽電池モジュールに垂直に入射する光
H1 反射面に入射する光
H2 反射光
H3 再利用される光
M2 反射面に入射する光
M3 発光面から発光される光
L 光源
Claims (6)
- 光を入射する前面板と、
前記前面板を透過した光を透過する充填層と、
該充填層によって固定されるとともに、前記充填層から透過した光を受光面から受光して電気に変換する太陽電池セルと、
該太陽電池セルの背面側に配置され、前記前面板から入射した光を前記太陽電池セルの受光面周辺に向けて反射する反射面を有する集光部と、
を備え、
前記集光部は、複数の同一形状のファセット群からなるファセット部を有するとともに、該ファセット部の両側に位置する傾斜部を有し、
該ファセット部の幅が30mm以下であり、前記太陽電池セルの幅が前記ファセット部の幅以上であり、
前記傾斜部は、全体として一方向に向けて傾斜し、一端が前記ファセット部に接してなり、該一端と他端の位置が前記集光部の厚さ方向で異なっていることを特徴とした太陽電池モジュール。 - 前記ファセット部の幅は、5mm以上、30mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
- 前記前面板の厚みが2.5mm以上、5.0mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
- 前記充填層の厚みが0.5mm以上、1.5mm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 前記反射面は、金属反射層からなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 光を透過する充填層と、
該充填層によって固定されるとともに、電気を光に変換し、その光を発光面より発光させて前記充填層の射出面で反射させる発光素子と、
該発光素子の背面側に配置され、前記充填層の射出面で反射した光を再び前記射出面へ向けて反射する反射面を有する集光部と、
を備え、
前記集光部は、複数の同一形状のファセット群からなるファセット部を有するとともに、該ファセット部の両側に位置する傾斜部を有し、
該傾斜部は、全体として一方向に向けて傾斜し、一端が前記ファセット部に接してなり、該一端と他端の位置が前記集光部の厚さ方向で異なっていることを特徴とする光源モジュール。
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