JP5445365B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
端子金具をキャビティに挿入する際には、一括ゴム栓の外周面を他部材と非接触の状態にしておくことにより、シール孔の開口形状を略楕円形としておけば、シール孔の内周に対する端子金具の干渉の度合いが軽減される。これにより、シール孔が端子金具によって傷付けられるのを防止し、シール孔の傷付きに起因するシール性能の低下を防止することができる。また、端子金具を挿入した後は、一括ゴム栓を収容凹部に収容すれば、シール孔が略真円形となるので、円形をなす電線の外周面とシール孔の内周面との密着状態が全周に亘って均一となり、高いシール性能が確保される。
端子金具の挿入後に一括ゴム栓を収容凹部に収容すると、シール孔の開口形状は略楕円形から、本来の略真円形に戻る。本発明によれば、シール孔の開口形状の設計が容易である。また、防水機能が発揮される状態では、シール孔が本来の形状に戻るので、周方向におけるシール孔の内周部の弾性変形の仕方が均一となり、シール性能の信頼性が高い。
形成形状変更部をホルダとは別の部品に形成する場合に比べると、部品点数が少なくて済む。
収容凹部を筒状収容部の内部に形成しているので、収容凹部がブロック状の肉厚部位で包囲されている場合に比べると、収容凹部の内周面の寸法精度を高く仕上げることができ、これにより、シール孔を確実に略真円形に成形することができる。また、筒状収容部が一括ゴム栓の弾性復元力に負けて外周側へ逃げるような変形を生じた場合、シール性能の低下が懸念されるだけでなく、シール孔が略真円形に成形されなくなることも懸念される。その点、本発明では、ホルダの筒状部を筒状収容部に外嵌して筒状収容部の変形を規制しているので、シール性能の低下を防止できるとともに、シール孔を確実に略真円形に成形することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図10を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、合成樹脂製の嵌合部材10と、嵌合部材10に対して後方から組み付けられる複数のハウジングユニット20とを備えて構成されたものであって、防水機能を有している。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、嵌合部材が複数の収容凹部を有する場合について説明したが、本発明は、嵌合部材が1つの収容凹部を有する場合にも適用することができる。
(2)上記実施形態では、嵌合部材が複数のハウジングユニットを一纏めに組み付けるフレームとしての機能を発揮するものである場合について説明したが、本発明は、嵌合部材に短絡端子を設け、嵌合部材が、ハウジングユニットを構成する複数の端子金具同士を短絡させるジョイント部材としての機能を発揮するものである場合や、各端子金具毎に個別に接続される相手側端子を有する雄コネクタのフード部である場合にも適用することができる。
(3)上記実施形態では、一括ゴム栓をハウジングに対して組付け状態に保持するためのホルダに形状変更部を形成し、この形状変更部によって、シール孔の開口形状を真円形から略楕円形に変形させるようにしたが、シール孔の開口形状を真円形から略楕円形に変形させる手段として、ホルダ及びハウジングとは別体である専用の部品を用いてもよく、ハウジングに形成した形状変更部を用いてもよい。
(4)上記実施形態では、一括ゴム栓がハウジングやホルダに組み付けられずに弾性変形してない状態において、シール孔の開口形状が真円形となるようにしたが、これに替えて、一括ゴム栓が弾性変形としてない状態のときに、シール孔が略楕円形をなすようにしてもよい。この場合も、一括ゴム栓が収容凹部の内周面に密着して弾性変形することで、シール孔の開口形状が略楕円形から真円形に変化するようになる。
(5)上記実施形態では、ホルダに、一括ゴム栓を包囲するとともに筒状収容部の外面側への変形を規制する手段としての筒状部を形成したが、ホルダは、筒状部が形成されない形態であってもよい。
13…筒状収容部
14…収容凹部
21…ハウジング
22…キャビティ
30…雌端子金具
32…電線
40…一括ゴム栓
42…シール孔
50…ホルダ
52…形状変更部
56…筒状部
Claims (4)
- 内部に複数のキャビティが形成されたハウジングと、
前記複数のキャビティと対応する複数のシール孔を有し、前記ハウジングの後端面に取り付けられる一括ゴム栓と、
正面形状が略長方形をなし、後方から前記シール孔を貫通して前記キャビティに挿入される端子金具と、
前記端子金具に接続され、前記シール孔に対して液密状に密着した状態で貫通される電線と、
前記ハウジングと前記一括ゴム栓を収容させる収容凹部を有する嵌合部材とを備えたコネクタであって、
前記一括ゴム栓の外周面が他部材と非接触の状態では、前記シール孔の開口形状が略楕円形をなし、
前記一括ゴム栓の外周面が前記収容凹部の内周面に密着した状態では、前記シール孔の開口形状が略真円形をなすことを特徴とするコネクタ。 - 前記一括ゴム栓が弾性変形していない状態では、前記シール孔の開口形状が略真円形とされており、
前記一括ゴム栓に対しその内部に埋め込まれるように組み付けられ、前記一括ゴム栓の外周面が他部材と非接触の状態において前記シール孔の開口形状を略楕円形に変形させる形状変更部を備えていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 前記形状変更部が、前記一括ゴム栓を前記ハウジングに対して組付け状態に保持するためのホルダに形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
- 前記嵌合部材には筒状収容部が形成され、
前記筒状収容部の内部空間が前記収容凹部とされており、
前記ハウジングと前記一括ゴム栓を組付け状態に保持するホルダには、前記筒状収容部に外嵌される筒状部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
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