JP5442374B2 - 自動2輪車 - Google Patents

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Description

本願は、車体の側方に配置される排気マフラーを側面視で後輪を支持する車軸と重なるように配置した構造を有する自動2輪車に関する。
リヤフォークの後端部に車軸で後輪を支持するとともに、車体右側に前後方向へ配置される排気マフラーを、車両側面視で車軸と重なるように配置したものがある(特許文献1参照)。この場合、車軸は長尺ボルト状をなし、一端に頭部を備え、他端にネジ部を設けてアクスルナットを締結するようになっているため、アクスルナットを車体右側にしてリヤフォークと排気マフラーの間に配置し、車軸の頭部を車体左側に配置し、車軸を車体左側から抜くようにするのが一般的である(特許文献2参照)。
図17はこのような配置形式のリヤフォーク、車軸及び排気マフラーの配置関係を示す概略平面図であり、図17のA及びBはアクスルナット164を排気マフラー123側に配置して車軸115を車体左側から着脱するようにした例である。なお、リヤフォーク116は左右のアーム部160及び161を備え、左右のアーム部160及び161の間に後輪114を配置し、両アーム部160・161間に掛け渡された車軸115により支持されている。また、図17のA及びBは、車軸115の軸線延長と交差するように排気マフラー123が位置している。
特開2007−62716号公報 特許3837229号公報
図17のAのように、右アーム部160と排気マフラー123の間にアクスルナット164が位置すると、後輪114を交換するときなどに車軸115を取り外す場合は、アクスルナット164を工具173で固定する必要があるので、この工具173を入れるため右アーム部160と排気マフラー123の間を比較的大きな間隙D1にする必要がある。その結果、排気マフラー123の位置が側方へ張り出すことになり、車体のスリム化とは逆に車体幅が拡大し易くなる。
図17のBは、上記排気マフラー123の張り出しを防ぐため、排気マフラー123の内面に凹部123aを設けた例である。このようにすると、排気マフラー123を右アーム部160へ接近させることができるので、右アーム部160と排気マフラー123の間隔をD2(<D1)として排気マフラー123の張り出しを防ぐことができる。しかし、凹部123aを設けることにより、排気マフラー123が複雑な構造になってしまう。
また、側面視で車軸115と排気マフラー123が重なる配置にした場合、排気マフラー123と反対側、図17のA及びBのように、車体左側に車軸115を抜くようにすることが一般的であるから車軸115の抜く方向に制約があった。
そこで本願は、リヤフォークのアーム部と排気マフラーとを近接配置できるようにするとともに、車軸の抜き方向の自由度を向上させ、設計の自由度を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に係る自動2輪車は、エンジンを支持する車体フレーム(例えば実施例のメインフレーム53及びピボットフレーム35)と、この車体フレームへ前端部を揺動自在に支持されるリヤフォークと、このリヤフォークの後端部へ車軸を介して支持される後輪と、リヤフォークの後端部及び車体フレーム間に設けられたリヤクッションと、エンジンから車体後方へ向けて延出した排気マフラーとを備え、リヤクッションの下端部に設けられた下取付部を支持するリヤクッション支持部(例えば実施例のクッション支持ステー17及び支持棒19)をリヤフォークに設けた自動2輪車において、
前記リヤフォークに、前記リヤクッション支持部と別に前記リヤクッションの下取付部を仮止めするための仮支持部(例えば実施例の仮止め用カラー50)をリヤフォークの下面に設け、
前記リヤクッションの下取付部を前記リヤクッション支持部へ支持させたとき、側面視で、前記リヤクッションの下端部は前記マフラーと重ならないようにマフラーの上方に露出
前記排気マフラーは前記車軸と前記仮支持部と重なるように前記リヤフォークの側方を通るとともに、
前記リヤクッションの下取付部を前記リヤクッション支持部から一旦取り外した後、前記リヤフォークを揺動させて側面視で前記車軸が前記排気マフラーより上方となる位置に移動させ、この状態で前記リヤクッションの下取付部を前記仮支持部へ仮止めするようにしたことを特徴とする。
請求項に係る発明は上記請求項において、前記仮支持部は前記リヤクッションの下取付部を前記仮支持部に支持させたとき、車軸とリヤクッションが重ならないように車軸よりも前方の位置に設けられていることを特徴とする。
請求項に係る発明は上記請求項において、前記リヤクッションが略垂直な状態で前記仮支持部に支持される位置に前記仮支持部が設けられていることを特徴とする。
請求項に係る発明は上記請求項において、前記リヤクッション支持部は、前記リヤフォークの上面に設けられるとともに、車幅方向に突出する支持棒(例えば実施例の支持棒19)を有し、前記リヤクッションの下取付部には前記支持棒を挿通する挿通孔(例えば実施例の挿通孔22a)が設けられ、前記仮支持部は前記リヤクッション支持部の支持棒よりも前方に設けられていることを特徴とする。
請求項に係る発明は上記請求項において、前記自動2輪車は、後輪を制動する後輪ブレーキ装置(例えば実施例の後輪ブレーキ72)を備え、この後輪ブレーキ装置は運転者によって操作されるブレーキ操作子(例えば実施例のブレーキペダル27)と、このブレーキ操作子と前記後輪ブレーキ装置とを連結する伝達部材(例えば実施例のブレーキケーブル44)とを備え、前記ブレーキ操作子を操作して伝達部材を引っ張ることで前記後輪ブレーキ装置を作動させるとともに、
一端が前記伝達部材に係止され他端がリヤフォークに設けられた係止部に係止され、前記伝達部材を前記後輪ブレーキ装置の作動を解除する戻し方向に付勢するリターンスプリングを備え、
前記仮支持部は、前記リターンスプリングを前記係止部と係脱するとき、この係脱の支障にならない程度に前記係止部から後方に離れた位置に設けられることを特徴とする。
請求項に係る発明は上記請求項4又は5において、前記仮支持部は、車幅方向に貫通している筒状のカラー部材であり、このカラー部材が前記リヤフォークの下面に取付けられ、前記リヤクッションは、その下取付部に設けられた前記挿通孔(例えば実施例の挿通孔22a)とカラー部材を同軸上に重ねた状態で棒状の仮止め部材が挿入されることで、前記仮支持部に連結されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、リヤクッションがリヤクッション支持部に取付けられた状態で車軸と排気マフラーとが近接するような配置であった場合でも、リヤクッションをリヤフォークのリヤクッション支持部から一旦取り外した後、車軸が排気マフラーの上方となる位置にリヤフォークの位置を変更することができるように、リヤフォークにリヤクッションの下取付部を支持することができる仮支持部をリヤフォークに設けたので、車軸を抜く際、リヤクッションの下取付部を仮支持部に支持させれば車軸を抜く作業で排気マフラーが邪魔にならない。そのため、車軸の抜く方向を自由に選択することができ、設計の自由度を向上させることができる。また、車幅方向でリヤフォークと排気マフラーと近接配置することができるので、車幅の小型化を図ることができる。
さらに、車軸と仮支持部の側方を排気マフラーが通るので、排気マフラーによって車軸と仮支持部を外観されにくくすることができ、外観性を向上させることができる。
加えて、仮支持部をリヤフォークの下面に設け、仮支持部にリヤクッションの下取付部を支持させたとき、車軸が高い位置となるようにしたので、排気マフラーから車軸をより離すことができ、車軸を抜く作業がより行いやすくなる。
請求項に記載した発明によれば、仮支持部が車軸の前方にあるので、仮支持部にリヤクッションの下取付部を支持させ、後方より車軸を抜く作業を、リヤクッションに邪魔されないで行うことができ、車軸を抜く作業が行い易くなる。
請求項に記載した発明によれば、リヤクッションが略垂直な状態で仮支持部に支持されるような位置に仮支持部が設けられているので、リヤクッションの下取付部を仮支持部に支持させると車軸がより高い位置となり、排気マフラーから離れ、車軸を抜く作業がより行い易くなる。
請求項に記載した発明によれば、支持棒よりも前方に仮支持部があるので、支持棒に邪魔されることなく、リヤクッションの下取付部を仮支持部に支持させる作業を行うことができる。
請求項に記載した発明によれば、仮支持部を車軸と支持棒の前方にするとともに、リターンスプリングを係止部に係脱するとき係脱作業に支障がない程度に、前記リターンスプリング支持部から後方に離れた位置に設けたので、リヤクッションの下取付部を仮支持部に支持させる作業及び車軸を抜く作業が行いやすいだけでなく、リターンスプリングの取り外し作業も行い易くなる。
請求項に記載した発明によれば、棒状の仮止め部材を挿入するだけで、リヤクッションの下取付部が仮支持部に支持されるので、連結作業が行い易くなる。
本願発明が適用された自動2輪車の外観右側面図 車体後部の左側面図 図2の車体後部につきリヤキャリヤを取り去った状態の斜視図 後輪の車軸部分を中心に示す右側面図 図4の部分を斜め上方から示す斜視図 車体カバーを取り去った状態における車体後部の右側面図 図6の7−7線に沿うリヤフォーク排気マフラー及び後輪部分の断面図 車体左側における車軸と左アーム部との取付構造を示す斜視図 車体右側におけるアーム部とその車軸支持部及びこれらの近傍部の側面図 は図9における車軸部分を上方から示す斜視図 図10と反対の下方から示す斜視図 図9に示す部分の底面図 後輪の交換を説明するため図1における車体後部を拡大した図 後輪交換作業手順を概略的に説明する図 参考例に係る図14と同様の図 実施例に係る図14と同様の図 従来の車軸抜き取りを説明する図
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。なお、本願において、前後左右上下は車両の直立状態を基準にするものとする。
図1は本願発明が適用された自動2輪車の外観右側面図である。前輪1は左右一対のフロントフォーク2の下端部へ回転自在に支持されている。フロントフォーク2の上部はトップブリッジ3及びボトムブリッジ4によりヘッドパイプ5へ操舵自在に支持され、ハンドル6により操舵される。7はハンドル6の上方に配置されるメータ、8はフロントキャリヤであり、その一部である略水平の支持台部8aにかご8bを着脱自在に支持するとともに、先端部にヘッドライト9を支持している。
ヘッドパイプ5からは後述するメインフレームが後方へ延出し、その下部にエンジン10が車体中央で支持され、エンジン10の後方かつ上方にシート11が配置されている。シート11の後方には前端部が後述するメインフレームの後端部へ結合一体化されたリヤフレーム12の後部が略水平に後方へ延出し、その上にリヤキャリヤ13が着脱自在に取付けられて支持される。
リヤフレーム12の下方には後輪14が位置し、車軸15にてリヤフォーク16の後端部へ支持されている。リヤフォーク16の前端部は後述するピボット軸34により車体フレームへ揺動自在に支持されており、後端部に設けられたクッション支持ステー17とリヤフレーム12の側部に設けられたクッション支持部である支持棒18の間にリヤクッション20が、側面視で斜め下がり後方へ傾斜して取付けられている。
21はリヤクッション20の上取付部であり、リング状をなして支持棒18へ取付けられている。22はリヤクッション20の下取付部であり、同様にリング状をなしてクッション支持ステー17に設けられている支持棒19へ取付けられている。
23は排気マフラーであり、側面視で後輪14の側方を横切るように後方斜め上がりに若干傾斜して前後方向に配置され、車軸15と重なっている。排気マフラー23の前端部は排気管24を介してエンジン10のシリンダ部へ接続している。排気管24はエンジン10のシリンダ部に設けられた排気口(図示省略)から車体後方へ向かって延出している。
25は駐車時に使用するメインスタンドであり、一端が車体フレームへ起倒自在に取付けられており、これを立てた図示状態では、車体は地面26に対して直立した状態で支持され、後輪14は地面26から浮き上がった状態で支持される。
27はブレーキペダルであり、これを踏むと後述する後輪14にブレーキがかかるようになっている。28はリヤフェンダ、29はテールランプ等を一体化したリヤコンビネーションライトである。
図2は車体後部の左側面図であり、図3は図2の車体後部につき、リヤキャリヤ13を取り去った状態で斜め上方から示す斜視図である。これらの図にも明らかなように、リヤクッション20は左右一対で設けられる。リヤクッション20の上取付部21はブッシュ21aが嵌合されており、図3に示すように、このブッシュ21aの中心穴にリヤフレーム12から外側方へ突出する支持棒18を貫通させ、外側に締結される袋ナット51(図3)で軸方向を固定されるようになっている。支持棒18は左右一対で設けられ棒状をなしてリヤフレーム12の側方へ突出する部材であり、その先端部にネジ部が設けられている。
図2中の丸囲い部に示すように、リヤキャリヤ13の前部に形成されたフック30を支持棒18へ係合するようになっている。フック30の先端部には前方へ向かって開放された係合溝31が形成されており、これに支持棒18が入るようにリヤキャリヤ13は斜め後方から前方へ押し込み、リヤキャリヤ13の後部に設けられた左右2カ所の取付部32をリヤフレーム12の上に重ねてそれぞれボルト止めすることにより、リヤキャリヤ13がリヤフレーム12上へ着脱自在に取付けられる。また、フック30は上取付部21とリヤフレーム12の側面との間における支持棒18に係合された状態で、支持棒18の先端ネジ部へ袋状ナット51を締結することによって上取付部21とリヤフレーム12で挟持される。
34はピボット軸であり、リヤフォーク16の前端を車体フレームの一部であるピボットフレーム35へ揺動自在に支持している。
リヤフレーム12は平面視で略U字状をなし、後部で左右が連結している。この後部近傍上面に取付部32を取付けるためのボス33が左右一対で設けられている。
図3中の36はチェーンケースであり(図2では省略してある)、この中に収容されているチェーン37(図7)により後輪14が駆動される。
図2中の38はチェーンアジャスタ、39はそのロックナットである。
図4は、車体右側において後輪14の車軸15部分を中心に示す右側面図、図5はこの部分を斜め上方から示す斜視図である。これらの図において、車軸15は長尺ボルトであり、その一端部に設けられた6角形状の頭部15aを車体右側にして車幅方向へ配置されている。車軸15はチェーンアジャスタ38及びリヤフォーク16の後端を貫通し、さらに後輪14のハブ40を貫通して、車体左側のリヤフォーク16の後端を貫通している。
42はハブ40の右側面を覆うブレーキパネルであり、ハブ40に内蔵される後輪ブレーキ(後述)を覆う蓋状部材である。43はブレーキパネル42の外方に設けられるブレーキレバーであり、その先端にブレーキケーブル44の後端が取付けられている。ブレーキケーブル44はリヤフォーク16に略沿って車体前方へ延び、前端をブレーキペダル27の後述するレバーへ連結している。
ブレーキケーブル44はブレーキペダル27(図1)を踏んだ制動時に前方へ引っ張られ、この引っ張り力が無くなるとリターンスプリング45にて戻される。リターンスプリング45はリヤフォーク16の下方へ前後方向に長く配置されるコイルスプリングであり、その後端はリヤフォーク16の下方へ突出する係止部46へ係止され、前端はブレーキケーブル44の中間部に設けられたバネ受け部47へ係止される。
48はトルクロッドであり、側面視でリヤフォーク16と交差して配置され、後端をブレーキパネル42から一体に突出するステー42aへ取付け、前端をリヤフォーク16の前部上面から上方へ突出しているステー49へ取付けられている。
リヤフォーク16の下面で車軸15及びリヤクッション20の下取付部22より前方に仮支持部の一例である仮止め用カラー50が溶接等で取付けられている。仮止め用カラー50は筒状をなし、車幅方向へ貫通する軸穴は挿通孔50aになっている。また、側面視で仮止め用カラー50は排気マフラー23に重なるので、通常時には排気マフラー23で隠されて外観されなくなるため、外観性を向上できる。
52は袋ナットであり、下取付部22を貫通するクッション支持ステー17に設けられた支持棒19(図10)の先端に形成されたネジ部19a(同)へ締結される。
図6は、車体カバーを取り去った状態における車体後部右側面を示す図である。車体フレームはヘッドパイプ5(図1)から斜め下がりに車体中心に沿って後方へ延出する一本のメインフレーム53と、この後端部から左右一対で斜め上がり後方へ延び、さらに後輪14の上方で略水平に曲がって後端部で左右が連続するリヤフレーム12と、メインフレーム53の後端部から左右一対で下方へ延出するピボットフレーム35とを備える。
ピボットフレーム35の上下方向中間部にはリヤフォーク16の前端部のピボット部54がピボット軸34により軸着されている。ピボットフレーム35の下端部には、ブレーキペダル27が前端に設けられたアーム部55の後端が軸56で揺動自在に支持されている。
アーム部55の後端部には軸56から略直角に延出するレバー57が設けられ、このレバー57の先端にブレーキケーブル44の前端部が連結されている。したがって、ブレーキペダル27を踏むと、レバー57が図の時計回りに揺動して、ブレーキケーブル44を前方へ引き、ブレーキレバー43を反時計回りに回動させることにより、後述する後輪ブレーキを作動させる。ブレーキペダル27から足を離すと、リターンスプリング45によりブレーキケーブル44が後方へ引き戻され、制動が解除されるとともに、ブレーキペダル27も元の位置に戻る。
リヤフレーム12は略傾斜する前部12aと略水平の後部12bを備え、前部12aから後部12bへ変化する屈曲部12c近傍に支持棒18が設けられている。
図7は図6の7−7線に沿うリヤフォーク16及び後輪14の断面である。この図において、リヤフォーク16は左右一対で平行して前後方向へ延びる右アーム部60,左アーム部61と、それぞれの前部間を連結するクロス部62を備え、各アーム部の前端部はピボット部54になっている。
右アーム部60及び左アーム部61の間には後輪14が配置され、そのハブ40が右アーム部60及び左アーム部61の後端間に支持された車軸15に対して回転自在に支持される。車軸15の左側端部はネジ部63が設けられ、ここにアクスルナット64を締結することにより固定される。
なお、この例では排気マフラー23が車体右側に設けられているため、排気マフラー23側となる車体右側に頭部15a、反対側となる車体左側にアクスルナット64が配置され、車軸15を車体右側へ抜くようになっているが、排気マフラー23が車体左側に設けられる場合には、車軸15を逆向きに配置して車体左側へ抜くようにする。
ハブ40は中心部に車軸穴65が形成され、この車軸穴65の左右に配置されたベアリング66,67に車軸15が通されて軸受けされる。ハブ40の左側面には駆動ディスク68が一体回転するように取付けられ、かつベアリング69にて車軸15上を遊転するようになっている。
駆動ディスク68にはスプロケット41が取付けられて一体化しており、スプロケット41をチェーン37で駆動することによりハブ40が回転し、ハブ40と一体の後輪14が回転駆動される。70は右アーム部60とブレーキパネル42の間に配置されるカラーであり、71は左アーム部61と駆動ディスク68の間に配置されるカラーである。
ハブ40の右側内部は中空状をなし、この内部に後輪ブレーキ72が収容されている。後輪ブレーキ72はドラムブレーキであり、ブレーキパネル42を貫通する軸72aの先端に一体化されたブレーキレバー43を回動することにより軸72aが回転することでブレーキがかかる。後輪ブレーキ72を覆うブレーキパネル42はトルクロッド48を介してリヤフォーク16側に固定され、ハブ40とは一体に回転しない。
図8は車体左側における車軸15と左アーム部61との取付構造を示す斜視図であり、車軸15の先端ネジ部63は左アーム部61及びチェーンアジャスタ38を貫通して外側方へ突出し、ここにアクスルナット64を締結される。なお、左アーム部61の後端部16bは車幅方向が薄くなり、この側面に前後方向へ長い長穴16cが設けられ、この長穴16cを車軸15が貫通しているので、ロックナット39を緩めて、チェーンアジャスタ38の前後位置を前後へ移動させると、車軸15も前後に移動することにより、チェーン37の張りを適切に調整できる。右アーム部60についても同様となっている。
次に、車軸15の仮支持構造について詳細に説明する。図9は車体右側における車軸15の近傍部の側面図、図10は図9における車軸15部分を上方から示す斜視図、図11は下方から示す斜視図、図12は図9に示す部分の底面図である。これらの図に示すように、車軸15の頭部15aに対してその上方かつ若干前方に支持棒19が位置し、支持棒19より若干前方かつ頭部15aより下方に仮止め用カラー50が位置し、さらに仮止め用カラー50より前方に係止部46が位置する。
図9・12に示すように、頭部15aと支持棒19の各中心間の間隔をa、支持棒19と仮止め用カラー50の各中心間の間隔をb、仮止め用カラー50の中心と係止部46の後端間の間隔をcとすれば、a<b<cであり、かつ仮止め用カラー50は頭部15aと係止部46の略中間に位置する。
仮止め用カラー50の位置は、リヤクッション20の下取付部22を仮止め用カラー50に支持させるとき、クッション支持ステー17から外側方へ突出する支持棒19へリヤクッション20(下取付部22)が干渉しないような位置とする。また、係止部46は、リターンスプリング45の後側フック45a(図12)を係脱するとき、仮止め用カラー50と干渉して作業の支障が生じないよう、仮止め用カラー50から十分な距離cを隔てた前方に設けられる。
図11に明らかなように、後端部16bは角パイプ状をなす右アーム部60の後端部における外側面を車幅方向内方へ凹入させて形成され、後端部16bの外側面は斜面部16dを介して、後端部16b及び斜面部16dより前方部分であり、後端部16bよりも車幅方向の幅が厚い一般部16eへ連続する。
仮止め用カラー50はこの斜面部16d部分の下面16fに設けられる。また図12に示すように、仮止め用カラー50は斜面部16d部分の下面16fの幅よりも若干長く、仮止め用カラー50の外側先端が一般部16e部分の下面16fと同じになるような長さになっている。
係止部46は下面16fの内側端より略L字形に下方へ突出し、略水平に屈曲した底部46aに前後方向の長穴46bが形成され、ここにリターンスプリング45の後端から延出するフック45aが係脱自在に係止されている。
次に、後輪14の交換方法を説明する。まず、図1及び図13に明らかなように、メインスタンド25を立て、車体を地面26上へ直立させて、後輪14を地面26より浮かせる。
図13は後輪14の交換を説明するため図1における車体後部を拡大した図である。本実施例の自動2輪車は、後輪14の交換に際して、リヤクッション20の下取付部22をリヤフォーク16に設けた仮止め用カラー50へ臨時に付け替えることができ、この場合は、仮想線で示すように、支持棒18を中心にリヤクッション20を反時計回り方向へ回動させ、かつピボット軸34を中心にリヤフォーク16を時計回り方向へ回動させてその後端部を上方へ移動させて、リヤクッション20の下取付部22を仮止め用カラー50へ重ねて後述するように支持させると、車軸15を介してリヤフォーク16の後端部へ支持されている後輪14は仮想線Aのように上方へ移動し、車軸15が側面視で排気マフラー23の上方へ出る。
そこで車軸15を排気マフラー23に邪魔されずに軸方向で右側へ抜き取ることが可能になり、車軸15を車体右側へ抜き取ると、後輪14がリヤフォーク16と分離されるので、仮想線Bのように、リヤフォーク16の右アーム部60と左アーム部61の間から後方へ抜き取って、新品と交換する等のメンテナンスが可能になる。このとき、車体はメインスタンド25により直立状態を維持し、リヤフォーク16もリヤクッション20により車体フレーム(リヤフレーム12)と連結されているので、揺動することはなく、リヤフォーク16を手で支持する必要がない。このため後輪14の交換作業をリヤフォーク16に対して手放しで作業することが可能になる。
図14がこの後輪交換作業手順を概略的に説明する図であり、Aはメインスタンド25により車体を直立させた段階(図13)であり、車軸15の外側方に排気マフラー23が重なっている。この状態で袋ナット52(図10)を外して下取付部22を支持棒19から外し、仮想線で示すように、前方へ回動させる。同時にリヤフォーク16の後端を上方へ回動させながら、下取付部22と仮止め用カラー50を接近させる。
図14のBは、リヤクッション20の下取付部22をクッション支持ステー17の支持棒19から外して仮止め用カラー50へ支持させた段階を示し、図14のCは同Bの状態の平面視を示す。リヤフォーク16の後端を上方へ回動させることにより、仮止め用カラー50を排気マフラー23の上方へ出し、ここで下取付部22の挿通孔22aを仮止め用カラー50の挿通孔50aに重ねて棒状の仮止め部材75(図14のC)を両挿通孔へ挿し込む。これにより、下取付部22が仮止め用カラー50に仮止め部材75を介して支持され、車軸15排気マフラー23の上方に出た状態でリヤフォーク16が支持される。
この状態では、リヤフォーク16はリヤクッション20を介してリヤフレーム12へ支持されているので、車軸15が排気マフラー23の上方へ出て、側面視で排気マフラー23と重ならない位置関係となる。しかも、以後手放ししてもこの状態を維持できる。
そこで、リヤフォーク16から手を放し、一方の手で工具により頭部15aを固定し、アクスルナット64(図7)を他方の手で別の工具により回転させて外す(図14のC参照)と、車軸15を排気マフラー23の上方にて車体右側へ抜き取ることが可能になる。
また、仮止め用カラー50をリヤフォーク16の下面16fへ設けることにより、仮止め時に車軸15を高い位置へ移動させることができるので抜き取りが容易になる。
このとき、車体左側のリヤフォーク16(左アーム部61)側のリヤクッション20も同様に支持棒19から外し、リヤフォークを上方へ回動しやすいようにしている。但し、本実施形態では右アーム部60側だけに仮止め用カラー50を設けているが、車体左側にも仮止め用カラー50を設けて車体右側と同様にリヤクッション20を支持するようにしてもよい。
図14のCに示すように、下取付部22の挿通孔22aと仮止め用カラー50の挿通孔50aを同軸にし、仮止め部材75を出入することにより、容易に下取付部22と仮止め用カラー50を連結でき、また分離もできる。そのうえ、仮止め部材75は剛性のある適当な棒状の部材であれば何でも良い。
また、仮止め用カラー50は車軸15より前方に設けられ、仮止め時にリヤクッション20が車軸15と干渉しない位置に設けられるので、車両後方からの車軸15の抜き取りあるいは挿入の作業の際、リヤクッション20が邪魔にならない。
さらに、クッション支持ステー17及び支持棒19より前方に仮止め用カラー50が位置するので、リヤクッション20及び下取付部22がクッション支持ステー17及び支持棒19と干渉することはない。しかも、係止部46が仮止め用カラー50よりも十分に前方にあるので、リターンスプリング45の係脱作業も行い易い。
車軸15を抜き取ると、後輪14はリヤフォーク16と分離され、図13に示すように地面26から浮いている後輪14をリヤフォーク16から抜き取ることができ、交換等することができる。この間における車軸15の抜き取り作業は、リヤフォーク16を片手で支持している必要がないので、手放しにすることができ、車軸15の抜き取り作業を両手で行うことが可能になる。このため、後輪14の着脱作業が容易・迅速になる。
後輪14の取付は逆手順で行い、車軸15の締結が終了すれば、仮止め部材75を抜き取り、下取付部22を再びクッション支持ステー17の支持棒19へ連結し、袋ナット52を締結すれば全作業を終了できる。
図15は参考例に係る図14と同様の図である。この例では、仮止め用カラー50がリヤフォーク16の後端上面に設けられている。但し、下取付部22がクッション支持ステー17の支持棒19へ取付けられている通常支持状態では、車両側面視で頭部15aが排気マフラー23と重なる位置にある。また、仮止め用カラー50は車軸15よりも後方にずれており、車軸15に対する工具の取付時に仮止め用カラー50及び下取付部22が工具と干渉しない位置にある。
車軸15を着脱する場合は、図15のBに示すように、下取付部22をクッション支持ステー17の支持棒19から外して、リヤフォーク16の後端を上方へ回動させ、排気マフラー23の上方へ出した状態で、下取付部22の挿通孔22aと仮止め用カラー50の挿通孔50aを同軸にし、仮止め部材75を挿入することにより、容易に下取付部22と仮止め用カラー50を連結して下取付部22を仮止め用カラー50へ支持させる。このようにしても、排気マフラー23に干渉せずに車軸15の右方向への着脱が可能になる。しかも、リヤクッション20でリヤフォーク16の後端を支持するので、車軸15が排気マフラー23の上へ出るまでのリヤフォーク16の回動量を最小にできるので、下取付部22を仮止め用カラー50に支持させる時にリヤフォーク16を回動させるために要する力を最小にでき、作業を容易にすることができる。
図16は別実施例に係る図15と同様の図である。この例では仮止め用カラー50を車軸15よりもかなり前方となる支持棒18のほぼ直下に位置する。
図16のAはリヤクッション20の下取付部22をクッション支持ステー17の支持棒19へ取付けた通常取付状態である。
図16のBは、リヤクッション20の下取付部22を仮止め用カラー50に支持させた状態を示し、下取付部22をクッション支持ステー17の支持棒19から外し、リヤフォーク16の後端を上方へ回動させながら、下取付部22の挿通孔22aと仮止め用カラー50の挿通孔50aを同軸にし、仮止め部材75を挿入することにより、容易に下取付部22と仮止め用カラー50を連結して下取付部22を仮止め用カラー50に支持させると、リヤクッション20は略垂直状態となり、これまで同様に排気マフラー23に邪魔されることなく車軸15を抜き取ることができる。このようにすると、リヤフォーク16の回動角が大きくなるので、車軸15の位置がより高くなり、排気マフラー23との間隔が大きくなるため、車軸15の着脱作業が容易になる。
1:前輪、2:フロントフォーク、3:トップブリッジ、4:ボトムブリッジ、5:ヘッドパイプ、6:ハンドル、10:エンジン、11:シート、12:リヤフレーム、13:リヤキャリヤ、14:後輪、15:車軸、16:リヤフォーク、17:クッション支持スー、18:クッション支持部、20:リヤクッション、21:上取付部、22:下取付部、23:排気マフラー、25:メインスタンド、26:地面、27:ブレーキペダル

Claims (6)

  1. エンジン(10)を支持する車体フレーム(53)と、この車体フレームへ前端部を揺動自在に支持されるリヤフォーク(16)と、このリヤフォークの後端部(16b)へ車軸(15)を介して支持される後輪(14)と、リヤフォークと車体フレームとの間に設けられたリヤクッション(20)と、エンジンから車体後方へ向けて延出した排気マフラー(23)とを備え、リヤクッションの下端部に設けられた下取付部(22)を支持するリヤクッション支持部(17)をリヤフォークに設けた自動2輪車において、
    前記リヤフォーク(16)に、前記リヤクッション支持部(17)と別に前記リヤクッションの下取付部(22)を支持するための仮支持部(50)をリヤフォーク(16)の下面に設け、
    前記リヤクッションの下取付部(22)を前記リヤクッション支持部(17)へ支持させたとき、側面視で、前記リヤクッションの下取付部(22)は前記排気マフラー(23)と重ならないようその上方に露出し、
    前記排気マフラー(23)は、前記車軸(15)と前記仮支持部(50)と重なるように前記リヤフォーク(16)の側方を通るとともに
    記リヤクッションの下取付部(22)を前記リヤクッション支持部(17)から一旦取り外した後、前記リヤフォークを揺動させて側面視で前記車軸(15)が前記排気マフラー(23)より上方となる位置に移動させ、
    この状態で前記リヤクッションの下取付部(22)を前記仮支持部(50)に支持させるようにしたことを特徴とする自動2輪車。
  2. 前記仮支持部(50)は前記リヤクッションの下取付部(22)を前記仮支持部(50)に支持させたとき、車軸(15)とリヤクッション(20)が重ならないように車軸(15)よりも前方の位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車。
  3. 前記リヤクッション(20)が略垂直な状態で前記仮支持部(50)に支持される位置に前記仮支持部(50)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車。
  4. 前記リヤクッション支持部(17)は、前記リヤフォーク(16)の上面に設けられるとともに、車幅方向に突出する支持棒(19)を有し、
    前記リヤクッションの下取付部(22)には前記支持棒(19)を挿通する挿通孔(22a)が設けられ、
    前記仮支持部(50)は前記リヤクッション支持部の支持棒(19)よりも前方に設けられていることを特徴とする請求項3に記載した自動2輪車。
  5. 前記自動2輪車は、後輪を制動する後輪ブレーキ装置(72)と、運転者によって操作されるブレーキ操作子(27)と、
    このブレーキ操作子と前記後輪ブレーキ装置とを連結する伝達部材(44)とを備え、
    前記ブレーキ操作子を操作して伝達部材を引っ張ることで前記後輪ブレーキ装置を作動させるとともに、
    一端が前記伝達部材(44)に係止され他端がリヤフォーク(16)に設けられた係止部(46)に係止され、前記伝達部材を前記後輪ブレーキ装置の作動を解除する戻し方向に付勢するリターンスプリング(45)を備え、
    前記仮支持部(50)は、前記リターンスプリング(45)を前記係止部(46)と係脱するとき、この係脱の支障にならない程度に前記係止部(46)から後方に離れた位置に設けられることを特徴とする請求項4に記載した自動2輪車。
  6. 前記仮支持部(50)は、車幅方向に貫通している筒状のカラー部材であり、
    このカラー部材(50)が前記リヤフォーク(16)の下面に取付けられ、
    前記リヤクッション(20)は、その下取付部(22)に設けられた前記挿通孔(22a)と前記カラー部材(50)を同軸上に重ねた状態で棒状の仮止め部材(75)が前記挿通孔(22a)と前記カラー部材(50)とに挿入されることを特徴とする請求項4又は5に記載した自動2輪車。
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