JP5442374B2 - 自動2輪車 - Google Patents
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Description
前記リヤフォークに、前記リヤクッション支持部と別に前記リヤクッションの下取付部を仮止めするための仮支持部(例えば実施例の仮止め用カラー50)をリヤフォークの下面に設け、
前記リヤクッションの下取付部を前記リヤクッション支持部へ支持させたとき、側面視で、前記リヤクッションの下端部は前記マフラーと重ならないようにマフラーの上方に露出し、
前記排気マフラーは前記車軸と前記仮支持部と重なるように前記リヤフォークの側方を通るとともに、
前記リヤクッションの下取付部を前記リヤクッション支持部から一旦取り外した後、前記リヤフォークを揺動させて側面視で前記車軸が前記排気マフラーより上方となる位置に移動させ、この状態で前記リヤクッションの下取付部を前記仮支持部へ仮止めするようにしたことを特徴とする。
一端が前記伝達部材に係止され他端がリヤフォークに設けられた係止部に係止され、前記伝達部材を前記後輪ブレーキ装置の作動を解除する戻し方向に付勢するリターンスプリングを備え、
前記仮支持部は、前記リターンスプリングを前記係止部と係脱するとき、この係脱の支障にならない程度に前記係止部から後方に離れた位置に設けられることを特徴とする。
図1は本願発明が適用された自動2輪車の外観右側面図である。前輪1は左右一対のフロントフォーク2の下端部へ回転自在に支持されている。フロントフォーク2の上部はトップブリッジ3及びボトムブリッジ4によりヘッドパイプ5へ操舵自在に支持され、ハンドル6により操舵される。7はハンドル6の上方に配置されるメータ、8はフロントキャリヤであり、その一部である略水平の支持台部8aにかご8bを着脱自在に支持するとともに、先端部にヘッドライト9を支持している。
21はリヤクッション20の上取付部であり、リング状をなして支持棒18へ取付けられている。22はリヤクッション20の下取付部であり、同様にリング状をなしてクッション支持ステー17に設けられている支持棒19へ取付けられている。
27はブレーキペダルであり、これを踏むと後述する後輪14にブレーキがかかるようになっている。28はリヤフェンダ、29はテールランプ等を一体化したリヤコンビネーションライトである。
34はピボット軸であり、リヤフォーク16の前端を車体フレームの一部であるピボットフレーム35へ揺動自在に支持している。
図3中の36はチェーンケースであり(図2では省略してある)、この中に収容されているチェーン37(図7)により後輪14が駆動される。
図2中の38はチェーンアジャスタ、39はそのロックナットである。
52は袋ナットであり、下取付部22を貫通するクッション支持ステー17に設けられた支持棒19(図10)の先端に形成されたネジ部19a(同)へ締結される。
ピボットフレーム35の上下方向中間部にはリヤフォーク16の前端部のピボット部54がピボット軸34により軸着されている。ピボットフレーム35の下端部には、ブレーキペダル27が前端に設けられたアーム部55の後端が軸56で揺動自在に支持されている。
リヤフレーム12は略傾斜する前部12aと略水平の後部12bを備え、前部12aから後部12bへ変化する屈曲部12c近傍に支持棒18が設けられている。
なお、この例では排気マフラー23が車体右側に設けられているため、排気マフラー23側となる車体右側に頭部15a、反対側となる車体左側にアクスルナット64が配置され、車軸15を車体右側へ抜くようになっているが、排気マフラー23が車体左側に設けられる場合には、車軸15を逆向きに配置して車体左側へ抜くようにする。
駆動ディスク68にはスプロケット41が取付けられて一体化しており、スプロケット41をチェーン37で駆動することによりハブ40が回転し、ハブ40と一体の後輪14が回転駆動される。70は右アーム部60とブレーキパネル42の間に配置されるカラーであり、71は左アーム部61と駆動ディスク68の間に配置されるカラーである。
仮止め用カラー50はこの斜面部16d部分の下面16fに設けられる。また図12に示すように、仮止め用カラー50は斜面部16d部分の下面16fの幅よりも若干長く、仮止め用カラー50の外側先端が一般部16e部分の下面16fと同じになるような長さになっている。
図13は後輪14の交換を説明するため図1における車体後部を拡大した図である。本実施例の自動2輪車は、後輪14の交換に際して、リヤクッション20の下取付部22をリヤフォーク16に設けた仮止め用カラー50へ臨時に付け替えることができ、この場合は、仮想線で示すように、支持棒18を中心にリヤクッション20を反時計回り方向へ回動させ、かつピボット軸34を中心にリヤフォーク16を時計回り方向へ回動させてその後端部を上方へ移動させて、リヤクッション20の下取付部22を仮止め用カラー50へ重ねて後述するように支持させると、車軸15を介してリヤフォーク16の後端部へ支持されている後輪14は仮想線Aのように上方へ移動し、車軸15が側面視で排気マフラー23の上方へ出る。
そこで、リヤフォーク16から手を放し、一方の手で工具により頭部15aを固定し、アクスルナット64(図7)を他方の手で別の工具により回転させて外す(図14のC参照)と、車軸15を排気マフラー23の上方にて車体右側へ抜き取ることが可能になる。
また、仮止め用カラー50をリヤフォーク16の下面16fへ設けることにより、仮止め時に車軸15を高い位置へ移動させることができるので抜き取りが容易になる。
また、仮止め用カラー50は車軸15より前方に設けられ、仮止め時にリヤクッション20が車軸15と干渉しない位置に設けられるので、車両後方からの車軸15の抜き取りあるいは挿入の作業の際、リヤクッション20が邪魔にならない。
図16のAはリヤクッション20の下取付部22をクッション支持ステー17の支持棒19へ取付けた通常取付状態である。
Claims (6)
- エンジン(10)を支持する車体フレーム(53)と、この車体フレームへ前端部を揺動自在に支持されるリヤフォーク(16)と、このリヤフォークの後端部(16b)へ車軸(15)を介して支持される後輪(14)と、リヤフォークと車体フレームとの間に設けられたリヤクッション(20)と、エンジンから車体後方へ向けて延出した排気マフラー(23)とを備え、リヤクッションの下端部に設けられた下取付部(22)を支持するリヤクッション支持部(17)をリヤフォークに設けた自動2輪車において、
前記リヤフォーク(16)に、前記リヤクッション支持部(17)と別に前記リヤクッションの下取付部(22)を支持するための仮支持部(50)をリヤフォーク(16)の下面に設け、
前記リヤクッションの下取付部(22)を前記リヤクッション支持部(17)へ支持させたとき、側面視で、前記リヤクッションの下取付部(22)は前記排気マフラー(23)と重ならないようその上方に露出し、
前記排気マフラー(23)は、前記車軸(15)と前記仮支持部(50)と重なるように前記リヤフォーク(16)の側方を通るとともに、
前記リヤクッションの下取付部(22)を前記リヤクッション支持部(17)から一旦取り外した後、前記リヤフォークを揺動させて側面視で前記車軸(15)が前記排気マフラー(23)より上方となる位置に移動させ、
この状態で前記リヤクッションの下取付部(22)を前記仮支持部(50)に支持させるようにしたことを特徴とする自動2輪車。 - 前記仮支持部(50)は前記リヤクッションの下取付部(22)を前記仮支持部(50)に支持させたとき、車軸(15)とリヤクッション(20)が重ならないように車軸(15)よりも前方の位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車。
- 前記リヤクッション(20)が略垂直な状態で前記仮支持部(50)に支持される位置に前記仮支持部(50)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車。
- 前記リヤクッション支持部(17)は、前記リヤフォーク(16)の上面に設けられるとともに、車幅方向に突出する支持棒(19)を有し、
前記リヤクッションの下取付部(22)には前記支持棒(19)を挿通する挿通孔(22a)が設けられ、
前記仮支持部(50)は前記リヤクッション支持部の支持棒(19)よりも前方に設けられていることを特徴とする請求項3に記載した自動2輪車。 - 前記自動2輪車は、後輪を制動する後輪ブレーキ装置(72)と、運転者によって操作されるブレーキ操作子(27)と、
このブレーキ操作子と前記後輪ブレーキ装置とを連結する伝達部材(44)とを備え、
前記ブレーキ操作子を操作して伝達部材を引っ張ることで前記後輪ブレーキ装置を作動させるとともに、
一端が前記伝達部材(44)に係止され他端がリヤフォーク(16)に設けられた係止部(46)に係止され、前記伝達部材を前記後輪ブレーキ装置の作動を解除する戻し方向に付勢するリターンスプリング(45)を備え、
前記仮支持部(50)は、前記リターンスプリング(45)を前記係止部(46)と係脱するとき、この係脱の支障にならない程度に前記係止部(46)から後方に離れた位置に設けられることを特徴とする請求項4に記載した自動2輪車。 - 前記仮支持部(50)は、車幅方向に貫通している筒状のカラー部材であり、
このカラー部材(50)が前記リヤフォーク(16)の下面に取付けられ、
前記リヤクッション(20)は、その下取付部(22)に設けられた前記挿通孔(22a)と前記カラー部材(50)を同軸上に重ねた状態で棒状の仮止め部材(75)が前記挿通孔(22a)と前記カラー部材(50)とに挿入されることを特徴とする請求項4又は5に記載した自動2輪車。
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