JP5441660B2 - キャパシタの製造方法及びキャパシタ内蔵配線基板 - Google Patents

キャパシタの製造方法及びキャパシタ内蔵配線基板 Download PDF

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本発明は、キャパシタとキャパシタ内蔵配線基板に関するものである。
従来から、半導体チップを載置するパッケージとして、コア基板の上下にビルドアップ層を形成した配線基板が広く用いられている。配線基板において、外部基板から半導体チップに供給される電源を安定化させ、ノイズを除去するために、配線基板に内蔵したキャパシタを電源配線に接続する構造が提案されている。特に、積層セラミックを用いたキャパシタは、配線基板の中央に設けた収容部に収容して電源配線に接続するために適した構造を有している。一般に、キャパシタの製造工程においては、誘電体層となる誘電体シートと内部電極層となる導体材料層を交互に積層して多数個取り用の積層体を形成する。そして、積層体を貫く多数のビアホール内にビア材料を充填し、焼成後に個々のキャパシタに分離する。キャパシタは、正極と負極となる2種類の内部電極パターンを有し、一方の内部電極パターンに接続されるビア材料が、他方の内部電極パターンと接続されると、焼成後のキャパシタにおいて、内部電極層とビア導体が短絡することとなる。そのため、内部電極パターンにクリアランスホールを形成し、離間すべきビア材料が充填されるビアホールを正確な位置に形成する必要がある。このような目的で、多数個取り用の積層体の最上部又は最下部にアライメントマークを形成し、このアライメントマークを位置基準として複数のビアホールを開口する工程が必要となる。
特開2002−299835号公報 特開2007−234802号公報
上記キャパシタの製造工程においては、積層体の積層数が多くなると、多数のセラミックグリーンシートを積層するときの伸縮や押圧力による積層体の変形に起因して平面方向で位置ずれが生じる。この場合、セラミックグリーンシートを下層から上層に順次積層していくと変形量は積層順に大きくなっていくため、各導体材料層における上記クリアランスホールの位置が、積層体の積層方向に対して斜めにずれることになる(後述の図13及び図14参照)。従って、ビアホールの形成位置は、アライメントマークを設けた導体材料層ではクリアランスホールの中央位置に合致するのに対し、アライメントマークの積層方向の反対側の導体材料層ではクリアランスホールの中央位置からずれることが問題となる。例えば、積層体の最上部にアライメントマークを設けた場合は、最下層の導体材料層で位置ずれが最も大きくなる。そして、上記位置ずれがある程度大きくなる場合、本来、焼成後に絶縁すべきビア導体と内部電極層がクリアランスホールの一端で短絡する恐れがあり、キャパシタの歩留まりを低下させる要因となる。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、積層体を積層するときの伸縮や変形に起因する位置ずれが生じる場合であっても、適切な位置基準によりビアホールを開口して位置ずれの影響を半減し、ビア導体の短絡による不具合を防止可能なキャパシタの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のキャパシタの製造方法は、複数の誘電体層と、前記誘電体層間に配置された複数の内部電極層とを有し、前記内部電極層と接続される複数のビア導体が形成されたキャパシタの製造方法であって、前記誘電体層となる誘電体シートと前記内部電極層となる導体材料層とを交互に積層した中間積層体を形成する中間積層工程と、前記中間積層体の上層側の導体材料層に形成された複数のアライメントパターンを位置基準として、前記中間積層体を積層方向に貫く複数のアライメント用貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、前記中間積層体の上層に誘電体シートと導体材料層とを交互に積層した最終積層体を形成する最終積層工程と、前記複数のアライメント用貫通孔を位置基準として、前記最終積層体を積層方向に貫く複数のビアホールを形成し、当該複数のビアホール内に前記複数のビア導体となるビア材料を充填するビア形成工程と、前記ビア形成工程後に、焼成することにより焼成積層体を形成する積層体焼成工程と、前記焼成積層体を、複数の前記キャパシタの形成位置に対応する製品領域の区分に沿って、それぞれの前記キャパシタに分離する工程とを含んでいる。
本発明のキャパシタの製造方法によれば、全体の積層工程の途中段階における中間積層体の表面側の導体材料層に複数のアライメントパターンが形成され、これを位置基準として複数のアライメント用貫通孔が形成され、最終積層体を形成した時点でアライメント用貫通孔を位置基準として複数のビアホールが形成され、その内部に複数のビア導体となるビア材料が充填される。従って、積層工程において積層体の変形に起因する平面方向の位置ずれが生じたとしても、最上層又は最下層を位置基準として複数のビア導体を形成する場合と比べ、積層方向の途中の層を位置基準として複数のビア導体を形成するため、その分だけ位置ずれの影響度合を低減することができる。よって、絶縁すべきビア導体と内層電極層の短絡を有効に防止して接続信頼性が高いキャパシタを提供することができる。
本発明において、前記中間積層体の厚さは、前記最終積層体の厚さの略半分に設定することが望ましい。これにより、最上層又は最下層を位置基準として複数のビア材料を形成する場合と比べると、位置ずれの大きさを半減することが可能となる。また、前記中間積層体を積層形成する際、誘電体シートの変形を規制する拘束シートを用いてもよい。また、前記中間積層工程において、前記中間積層体の上層側に前記誘電体シートより厚い誘電体からなる中間層となる中間誘電体シートを積層してもよい。この場合、中間誘電体シートの上層側の導体材料層に形成された前記複数のアライメントパターンを位置基準として前記複数のアライメント用貫通孔を形成すればよい。なお、厚さの略半分とは中間積層体の厚みが最終積層体の厚みの25%〜75%の範囲内のことを言う。さらに、前記ビアホールは、前記拘束シートの複数の前記アライメント用貫通孔を位置基準として形成してもよい。
本発明において、前記キャパシタは、正極と負極の間に容量を形成し、前記複数のビア導体に、前記正極と電気的に接続される正極用のビア導体と、前記負極と電気的に接続される負極用のビア導体とを含め、前記複数の内部電極層には、前記正極用のビア導体と電気的に接続される正極用の内部電極層と、前記負極用のビア導体と電気的に接続される負極用の内部電極層を形成してもよい。この場合、正極と負極を互いに絶縁するため、ビア導体の周囲にクリアランスを適宜設けることが望ましい。また、前記キャパシタとして、複数の前記誘電体層となる複数のセラミックグリーンシートを同時焼成して形成される積層セラミックキャパシタを採用してもよい。
一方、上記課題を解決するために、本発明のキャパシタ内蔵配線基板は、凹部又は貫通孔として収容部が設けられた板状のコア基板と、上述した製造方法で作られ、前記収容部内に収容される前記キャパシタと、コア基板の少なくとも上面に導電層と絶縁層とを交互に積層することにより形成されるビルドアップ層とを備えて構成される。
本発明によれば、中間積層体を貫く複数のアライメント用貫通孔を形成し、これを位置基準として最終積層体に複数のビアホールを形成し、ビアホール内にビア導体となるビア材料を充填し、焼成後に個々のキャパシタに分離するようにしたので、積層時の変形に起因する平面方向の位置ずれが生じる場合であっても、積層方向の全体で想定される位置ずれの影響を低減することができる。よって、クリアランスホールを介して絶縁すべきビア導体と内部電極層とが、位置ずれによって短絡することを防止し、キャパシタの接続信頼性を高めるとともに、多数のキャパシタを製造する場合の歩留まりの向上を図ることができる。
本実施形態のキャパシタの製造方法を説明する第1の断面構造図である。 本実施形態のキャパシタの製造方法を説明する第2の断面構造図である。 本実施形態のキャパシタの製造方法を説明する第3の断面構造図である。 本実施形態のキャパシタの製造方法を説明する第4の断面構造図である。 図4のセラミックグリーンシート15上のアライメントパターンPaの配置例を表す平面図である。 本実施形態のキャパシタの製造方法を説明する第5の断面構造図である。 本実施形態のキャパシタの製造方法を説明する第6の断面構造図である。 本実施形態のキャパシタの製造方法を説明する第7の断面構造図である。 本実施形態のキャパシタの製造方法を説明する第8の断面構造図である。 本実施形態のキャパシタの製造方法を説明する第9の断面構造図である。 本実施形態のキャパシタの製造工程においてアライメント用貫通孔を用いる効果について説明する第1の図である。 本実施形態のキャパシタの製造工程においてアライメント用貫通孔を用いる効果について説明する第2の図である。 図11及び図12に対する第1の比較例を示す図である。 図11及び図12に対する第2の比較例を示す図である。 本実施形態のキャパシタの変形例を説明する図である。 本実施形態のキャパシタを収納した配線基板の概略の断面構造を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、以下に述べる実施形態は本発明の技術思想を適用した形態の一例であって、本発明が本実施形態の内容により限定されることはない。
本実施形態では、格子状に配置された複数のビア導体を有するキャパシタに対して本発明を適用する場合を説明する。まず、図1〜図10を参照して、本実施形態のキャパシタ10(図11〜図16)の製造方法について説明する。図1に示すように、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等からなる拘束シート11を配置する。そして、拘束シート11の表面に、誘電体シートとしてのセラミックグリーンシート12の底面(第一主面)が接する状態で積層する。拘束シート11の役割は、誘電体シートを多層に積層する際の変形を規制することにある。下方のセラミックグリーンシート12の表面には、予め、上方のセラミックグリーンシート12の表面に導体材料層13となるニッケルペーストをスクリーン印刷により形成した後、導体材料層13を下側に位置させて積層する。そのため、後述の製造工程において、常にセラミックグリーンシート12が最表面に位置する形態となる。また、後述するセラミックグリーンシート16、20についても同様である(不図示)。
図1に示す導体材料層13には、キャパシタ10の正極に対応する内部電極パターンP2となるニッケルペーストと、その周囲の複数のアライメントパターンPaとなるニッケルペーストが形成される。後述の工程において、キャパシタ10の内部電極層に対応する2種類の内部電極パターンP1(正極)、P2(負極)は、順次積層される導体材料層13に交互に形成されるとともに、導体材料層13を貫く別々のビア導体と接続されるが、詳細は後述する。なお、導体材料層13と内部電極パターンP1、P2は、内部電極層の焼成前のものであり、誘電体シートとしてのセラミックグリーンシート12は誘電体層の焼成前のものである。一方、複数のアライメントパターンPaを設ける目的は、導体材料層13への印刷時の位置ずれを防止することにある。さらに、本実施形態では、レーザ照射によって後述の貫通孔を形成する際の位置基準としてアライメントパターンPaを用いる点が特徴であるが、詳細は後述する。
次に図2に示すように、1層目のセラミックグリーンシート12の上部には、導体材料層13及びセラミックグリーンシート12が交互に積層されていく。積層の際には、各セラミックシート12に対して積層方向に押圧力が付与される。それぞれの導体材料層13には、上述したように2種類の内部電極パターンP1、P2が交互に形成されるとともに、その周囲に複数のアライメントパターンPaが形成されている。このような内部電極パターンP1、P2及び各アライメントパターンPaの配置は、複数のビア材料の配置に対応するものであるが、詳細は後述する。なお、ビア材料はビア導体の焼成前のものである。
次に図3に示すように、積層体の上部を覆う中間誘電体シート14(本発明の中間層)を積層する。この中間誘電体シート14は、下方の各セラミックグリーンシート12と同じ材料で形成されるが、下方のセラミックグリーンシート12より厚い誘電体シートより形成されるものとする。中間誘電体シート14は、後述の積層体10aの一部分として形成され、完成後には、キャパシタ10の厚さ方向のほぼ中間に位置する。なお、中間誘電体シート14についても、その表面に予め導体材料層13を形成した後、導体材料層13を下側に位置させて積層されるが、その役割については後述する。
次に図4に示すように、中間誘電体シート14の上部に、積層体10aにおける各導体材料層13と同様の工程により、導体材料層15を積層する。この導体材料層15には、複数のアライメントパターンPaとなるニッケルペーストと、内部電極パターンP1となるニッケルペーストがそれぞれスクリーン印刷により形成される。導体材料層15のアライメントパターンPaは、レーザ照射によって後述の貫通孔を形成する際の位置基準としての役割を有する。次いで、中間誘電体シート14の上部に、導体材料層15を挟んで、セラミックグリーンシート16を積層する。このセラミックグリーンシート16は、下層のセラミックグリーンシート12と同様の材料及び厚さで形成される。
ここで図5は、アライメントパターンPaの配置例を表す平面図である。図5の配置において、導体材料層15の側から見た中間誘電体シート14の平面内の中央が製品領域R1として設定され、最終的に多数個のキャパシタ10が製品領域R1に形成される。そして、製品領域R1の外部において4つの角部の近傍に4つのアライメントパターンPaが配置されている。さらに、4つのアライメントパターンPaの近傍の外周寄りに4つの形成位置PLが設定され、上述の貫通孔を形成する際のレーザ照射の目標位置となる。なお、図5の配置は一例であり、アライメントパターンPaの個数と貫通孔の形成位置PLの個数は4個に限られず、より多数であってもよい。
アライメントパターンPaは光学的に検知され、それぞれの位置の座標が得られる。形成位置PLは、アライメントパターンPaの座標に基づいて決定することができる。アライメントパターンPaのサイズや形状については、本実施例では直径1mmの円形状としているが、必要な検知精度を確保し得る範囲内で自在に設定することができる。
続いて図4に戻って、アライメントパターンPaを位置基準として、図5の形成位置PLの上方から下方にレーザを照射する。その結果、図6に示すように、下側の拘束シート11及び積層体10aを積層方向に貫く複数のアライメント用貫通孔17が形成される。これらのアライメント用貫通孔17は、後述するようにキャパシタ10にビアホールを開口する際の位置基準としての役割を有する。また、拘束シート11の開口部は、最終積層工程後にも変形する心配がないので、位置基準として高精度に認識することが可能となる。
ここで、形成位置PLへのレーザ照射時に、最表面のセラミックグリーンシート16を、例えばPETフィルムなどの樹脂フィルム(不図示)でカバーしておくことが望ましい。アライメントパターンPaは樹脂フィルムを介しても検知できるので、この状態でアライメント用貫通孔17を形成すれば、導体材料層15でレーザ照射時に発生するごみ等の飛散を防止することができる。このときの樹脂フィルムは、アライメント用貫通孔17を形成した後に除去される。
上述したように、製造工程において必要に応じて位置決めを行うため、それぞれの導体材料層13には、導体材料層15のアライメントパターンPaと同様の位置及び形状のアライメントパターンPaが形成されている。この場合、中間誘電体シート14の役割は、導体材料層15のアライメントパターンPaを検知する際、下方の導体材料層13で複数のアライメントパターンPaが重なって検知されることによる検知精度の劣化を防止することにある。なお、本実施形態では、例えば、セラミックグリーンシート12、16の厚みは7μm、中間誘電体シート14の厚みは30μmに設定されるが、この中間誘電体シート14の厚みは15μmから100μmの範囲で適宜変更することができる。ただし、このような検知精度の劣化が問題にならない場合は、中間誘電体シート14を積層しなくてもよい。
次に図7に示すように、積層体10aの上側の積層体10bを形成すべく、セラミックグリーンシート16の上部に、各導体材料層13、15と同様の工程により、導体材料層21を積層する。この導体材料層21には、複数のアライメントパターンPaとなるニッケルペーストと、内部電極パターンP2となるニッケルペーストがそれぞれスクリーン印刷により形成される。次いで、その上部にはセラミックグリーンシート20が積層され、上記と同様の工程により、導体材料層21が積層される。
次に図8に示すように、図7の最表面のセラミックグリーンシート20及びその上部の導体材料層21の上部に、上記と同様の工程により、セラミックグリーンシート20及び導体材料層21が交互に積層されていく。積層の際には、各セラミックグリーンシート20に対して積層方向に押圧力が付与される。所定数のセラミックグリーンシート20を積層して一体化することにより積層体10bが形成される。それぞれの導体材料層21には、積層体10aの導体材料層13、15の場合と同様、上述したような2種類の内部電極パターンP1、P2が交互に形成される。
このように、中間誘電体シート14を含む下側の積層体10aと上側の積層体10bが一体化された最終積層体10cが形成される。ここで、下側の積層体10aの厚さと上側の積層体10bの厚さを概ね等しくすることが望ましい。この場合、アライメント用貫通孔17は下側の積層体10aに形成される一方、上側の積層体10bには形成されないので、アライメント用貫通孔17は下方から上方に向かって積層体10bの底面で遮られることになり、その長さは最終積層体10cの厚さの略半分となる。
次に図9に示すように、複数のアライメント用貫通孔17を位置基準として、拘束シート11の底面側から、予め設定された所定の位置にレーザを照射し、下側(第一主面)から上側(第二主面)に向かって最終積層体10cを積層方向に貫く複数のビアホール30を形成する。なお、アライメント用貫通孔17は、上述のアライメントパターンPaと同様の手段で光学的に検知できる。すなわち、2値化した画像データには、アライメント用貫通孔17の開口部分が暗くなるので、それぞれの座標を特定することができる。
なお、ビアホール30の形成時には、拘束シート11の裏面におけるアライメント用貫通孔17が位置基準となっているので、ビアホール30を形成する際の位置精度の向上に効果がある。具体的には、最終積層体10cを形成するまでの各工程で加わる押圧力に起因して中間積層体10aにおけるアライメント用貫通孔17の形状が変形したとしても、剛性が高い拘束シート11におけるアライメント用貫通孔17の形状は変形の恐れがないため、ビアホール30の位置精度の向上を図ることができる。
次に図10に示すように、複数のビアホール30内に複数のビア材料V1、V2となる導電性ペーストを充填する。この導電性ペーストとしては、例えば、主にニッケルや銅などの導電性金属が用いられる。2種類のビア材料V1、V2は交互に配置され、ビア材料V1はキャパシタ10の正極に対応し、ビア材料V2はキャパシタ10の負極に対応する。従って、ビア材料V1は各導体層の内部電極パターンP1と電気的に接続され、ビア材料V2は各導体層の内部電極パターンP2と電気的に接続される。
また、積層体10aの下側の拘束シート11が除去され、それぞれのビア材料V1、V2の下端の外部電極L1、L2となるニッケルペーストがスクリーン印刷により形成される。さらに、それぞれのビア材料V1、V2の上端の外部電極U1、U2となるニッケルペーストがスクリーン印刷により形成される。これにより、一方のビア材料V1は上下の外部電極U1、L1と積層方向に連結され、他方のビア材料V1は上下の外部電極U2、L2と積層方向に連結される。
その後、図10の最終積層体10cを乾燥させ、所定の条件で同時焼成することにより焼成積層体(以下、積層体10cと呼ぶ)を形成する。これにより、各々のセラミックグリーンシート12、16、20中のチタン酸バリウム等が焼結し、それぞれの内層電極パターンP1、P2、ビア材料V1、V2、外部電極L1、L2、U1、U2のペースト中のニッケル等の成分が焼結してセラミック焼結体となる。そして、このセラミック焼結体を、平面内の製品領域R1(図5)に設定された区分に沿って分離することにより、複数のキャパシタ10が形成される。
なお、図1〜図10は説明の便宜上、模式的な断面構造を示したものであるが、積層体10cはキャパシタ10の多数個取り用の積層体であるため、実際には、ビア材料V1、V2その他の構成要素はより多くの個数が設けられる。また、セラミックグリーンシート12、16、20についても、図1〜図10の構造に限られず、積層数をより増加させることができる。
以下、図11〜図14を参照して、本実施形態のキャパシタ10の製造工程においてアライメント用貫通孔17を用いる効果について説明する。図11及び図12は、本実施形態におけるキャパシタ10の2通りの断面構造を模式的に示すとともに、これらの各断面構造に対応するビア材料V1及びその近傍の平面構造の部分拡大図を示している。一方、図13及び図14は、図11及び図12に対する比較例を示している。理解の容易のため、図11〜図14において、各断面構造については、両端の2本のビア材料V1と5層分の内部電極パターンP2の位置関係のみを示す。なお、ビア材料V2と内部電極パターンP1については省略するが、両者の関係はビア材料V1と内部電極パターンP2の場合と同様に考えることができる。
まず、図11(A)の構造は、キャパシタ10の各層の積層時に横方向の位置ずれを生じない場合に対応する。各々のビア材料V1は、図示されない内部電極パターンP1と電気的に接続される一方、内部電極パターンP2とはクリアランスホール40を介して電気的に非接続であり、その位置関係は全ての導体層で共通になる。そのため、図11(A)の各導体層におけるビア材料V1と内部電極パターンP2を含む部分は、図11(B)に示す平面配置となる。すなわち、直径Daのビア材料V1を内包する同心円状に直径Dbのクリアランスホール40が形成されている。内部電極パターンP2は、クリアランスホール40の外側に形成されるので、ビア材料V1とは電気的に絶縁されている。クリアランスホール40の直径Dbは、ビア材料V1の直径Daよりも十分大きく設定される。例えば、Da=100μm、Db=350μmに設定することができる。
次に、図12(A)の構造は、キャパシタ10の各層の積層時に横方向の位置ずれが生じた場合に対応する。図12(A)からわかるように、キャパシタ10の上層にいくほど、導体層が外側に向かって変形している。まず、積層方向の中央の内部電極パターンP2aはほぼ位置基準であるため、上述の図11(B)と同様の平面配置となる。これは、本実施形態のビア材料V1が積層方向の略中央を位置基準(アライメント用貫通孔17)として形成されるためである。一方、最上層の内部電極パターンP2bについては、図12(B)に示す平面配置となる。すなわち、ビア材料V1に対してクリアランスホール40が同心円状ではなく、図12(B)の左側に距離Sだけシフトした位置関係になる。なお、図12(B)では、左側のビア材料V1の近傍のみを示し、右側のビア材料V1の近傍については図12(B)と左右対称の平面配置となる。さらに、積層方向の最下層の内部電極パターンP2cについては、最上層の内部電極パターンP2bと左右対称な平面配置となる。この例では、全ての導体層で、S<(Db−Da)/2の関係が満たされており、ビア材料V1は内部電極パターンP2とは絶縁した状態に保たれる。
これに対し、図13(A)の構造は、キャパシタ10に図12(A)と同様の位置ずれが生じた場合において、積層方向の最上部に位置する所定のアライメントマークを用いてビア材料V1を形成したことを仮定した比較例である。この場合、位置基準の最上層は上述の図11(B)と同様の平面配置が想定されるが、最下層の内部電極パターンP2dについては、図13(B)に示す平面配置となる。すなわち、ビア材料V1に対してクリアランスホール40が図13(B)の右側に距離S´だけシフトした位置関係になり、ビア材料V1が内部電極パターンP2と接続した状態になる。このとき、距離S´は図12(B)の距離Sの略2倍となり、S´>(Db−Da)/2の関係になる。
さらに、図14(A)の構造は、キャパシタ10に図12(A)及び図13(A)と同様の位置ずれが生じた場合において、積層方向の最下部に位置する所定のアライメントマークを用いてビア材料V1を形成したことを仮定した比較例である。この場合、位置基準の最下層は上述の図11(B)と同様の平面配置が想定されるが、最上層の内部電極パターンP2eについては、図14(B)に示す平面配置となる。すなわち、ビア材料V1に対してクリアランスホール40が図14(B)の左側に上述の距離S´だけシフトした位置関係になり、ビア材料V1が内部電極パターンP2と接続した状態になる。このとき、距離S´は、図13(B)の場合と同様、S´>(Db−Da)/2の関係になる。
以上のように、キャパシタ10の横方向の位置ずれの条件が同じであったとしても、図12に示す本実施形態の構造によればビア材料V1と内部電極パターンP2の接続を防止できるのに対し、図13及び図14に示す比較例の構造によればビア材料V1と内部電極パターンP2とが接続されることがわかる。一般に、積層体10aの横方向の位置ずれは、セラミックグリーンシート12、16、20を下層から順次積層する際の押圧力の印加や伸縮による積層体10cの変形に起因して生じるものであり、積層体10cの積層方向に沿って位置ずれが連続的に大きくなる。そのため、積層体10の積層方向の略中央を位置基準としてビア材料V1、V2を形成すれば、最上層又は最下層を位置基準とする場合に比べて、位置ずれの大きさを略半分にすることができる。従って、ビア材料V1と内部電極パターンP2の接続、あるいはビア材料V2と内部電極パターンP1の接続の可能性を低減する。そして、結果として、焼成した後の内部電極層とビア導体の短絡を防止することができるため、キャパシタ10の接続信頼性が向上し、製造工程における歩留まりも向上させる効果がある。
ここで、本実施形態のキャパシタ10の製造方法には多様な変形例がある。図15は、本実施形態のキャパシタ10において、図6におけるレーザ照射後の構造が異なる変形例を示している。図15の変形例においては、複数のアライメント用貫通孔17を形成した後、積層体10aの上部に厚い誘電体シート20aを積層する。このとき、誘電体シート20aと直下のセラミックグリーンシート16の間の導体材料層15は形成しない。誘電体シート20aは、他のセラミックグリーンシート12、16、20より十分厚く、例えば、50μm程度である。かかる変形例は、レーザ照射時にセラミックグリーンシート16の表面に付着したごみが誘電体シート20aを上方に貫通すること防止することを目的としている。この場合、誘電体シート20aの厚みがごみのサイズに比べて十分に大きいため、確実にごみによる不具合を防止可能となる。なお、図15の誘電体シート20aの上部には、図7と同様の導体材料層21が積層される。それ以降は、セラミックグリーンシート20と導体材料層21を交互に積層し、図8〜図10と同様の工程となる。
次に、本実施形態のキャパシタ10の適用例について説明する。図16は、本実施形態のキャパシタ10を収納した配線基板50(キャパシタ内蔵配線基板)の概略の断面構造を示す図である。この配線基板50は、半導体チップ100を搭載するパッケージとして機能する。キャパシタ10は、半導体チップ100に供給される電源電圧を安定化させて良好な特性を確保する目的で配線基板50に内蔵され、正極には電源電圧が接続され、負極にはグランドが接続される。図16に示す配線基板50は、コア基板51と、コア基板51の上面側の第1ビルドアップ層52と、コア基板51の下面側の第2ビルドアップ層53とを含んで構成されるとともに、内部に収納されたキャパシタ10と、上部に搭載される半導体チップ100がそれぞれ示されている。
コア基板51は、例えばガラスエポキシからなり、上面に導体層70が形成され、下面には導体層80が形成されている。コア基板51には、中央を矩形状に貫通する収容穴部51aが形成され、この収容穴部51aにキャパシタ10が埋め込まれた状態で収容されている。収容穴部51aとキャパシタ10の側面との間隙部には、例えば熱硬化性樹脂からなる樹脂充填材60が充填されている。この樹脂充填材60はキャパシタ10を固定する役割を有している。コア基板51には、積層方向に貫通する複数のスルーホール導体61が形成され、それぞれのスルーホール導体61の内部は、例えばガラスエポキシ等からなる閉塞体62で埋められている。スルーホール導体61は、各導体層70、80の配線パターンを積層方向に接続導通する役割を有する。
第1ビルドアップ層52は、コア基板51の上面側に積層形成された樹脂絶縁層54、55と、樹脂絶縁層54の上面に形成された導体層72と、樹脂絶縁層55の上面に形成された複数の端子パッド74と、樹脂絶縁層55の上面を覆うソルダーレジスト層56とから構成される。樹脂絶縁層54の所定位置には、各導体層70、72を積層方向に接続導通する複数のビア導体71が設けられ、樹脂絶縁層55の所定位置には、導体層72と端子パッド74を積層方向に接続導通する複数のビア導体73が設けられている。ソルダーレジスト層56は、複数箇所が開口されて複数の端子パッド74が露出し、そこに複数の半田バンプ75が形成されている。各々の半田バンプ75は、配線基板50に載置される半導体チップ100の各パッド101に接続される。
第2ビルドアップ層53は、コア基板51の下面側に積層形成された樹脂絶縁層57、58と、樹脂絶縁層57の下面に形成された導体層82と、樹脂絶縁層58の下面に形成された複数のBGA用パッド84と、樹脂絶縁層58の下面を覆うソルダーレジスト層59とからなる構造を有する。樹脂絶縁層57の所定位置には、各導体層80、82を積層方向に接続導通する複数のビア導体81が設けられ、樹脂絶縁層58の所定位置には、導体層82とBGA用パッド84を積層方向に接続導通する複数のビア導体83が設けられている。ソルダーレジスト層59は、複数箇所が開口されて複数のBGA用パッド84が露出し、そこに複数の半田ボール85が接続される。配線基板50をBGAパッケージとして用いる場合は、複数の半田ボール85を介して、外部基材(不図示)と配線基板50の各部との電気的接続が可能となる。
図16において、キャパシタ10は、ビア材料V1、V2の上端の外部電極U1、U2(図10)が第1ビルドアップ層52のビア導体71に接続され、ビア材料V1、V2の下端の外部電極L1、L2(図10)が第2ビルドアップ層53のビア導体81に接続される。このように接続することで、半導体チップ100に供給される電源電圧及びグランドのうち、一方をキャパシタ10の正極に接続し、他方をキャパシタ10の負極に接続することができ、半導体チップ100の電源電圧の安定化及びノイズ除去の効果を得ることができる。
なお、図16に示す配線基板50は、収容穴部51aがコア基板51を貫く貫通孔になっているが、コア基板51の上部に形成した凹部からなる収容部を形成してもよい。また、配線基板50に、第1ビルドアップ層52のみを形成し、第2ビルドアップ層53を形成せずに、キャパシタ10の下側の外部電極L1、L2をBGA用パッド84に接続する構造としてもよい。
以上、本実施形態に基づき本発明の内容を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で多様な変更を施すことができる。すなわち、キャパシタ10の構造や材料あるいは具体的な製造工程については、本実施形態の内容に限定されることなく多様な変形例がある。
10…キャパシタ
10a、10b…積層体
10c…最終積層体(積層体)
11…拘束シート
12、16、20…セラミックグリーンシート
20a…誘電体シート
13、15、21…導体材料層
14…中間誘電体シート
17…アライメント用貫通孔
30…ビアホール
40…クリアランスホール
50…配線基板
51…コア基板
51a…収容穴部
52…第1ビルドアップ層
53…第2ビルドアップ層
54、55、57、58…樹脂絶縁層
56、59…ソルダーレジスト層
60…樹脂充填材
61…スルーホール導体
62…閉塞体
70、72、80、82…導体層
71、73、81、83…ビア導体
74…端子パッド
75…半田バンプ
84…BGA用パッド
85…半田ボール
100…半導体チップ
101…パッド
P1、P2…内部電極パターン
Pa…アライメントパターン
V1、V2…ビア材料
L1、L2、U1、U2…外部電極

Claims (11)

  1. 複数の誘電体層と、前記誘電体層間に配置された複数の内部電極層とを有し、前記内部電極層と接続される複数のビア導体が形成されたキャパシタの製造方法であって、
    前記誘電体層となる誘電体シートと前記内部電極層となる導体材料層とを交互に積層した中間積層体を形成する中間積層工程と、
    前記中間積層体の上層側の導体材料層に形成された複数のアライメントパターンを位置基準として、前記中間積層体を積層方向に貫く複数のアライメント用貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
    前記中間積層体の上層に誘電体シートと導体材料層とを交互に積層した最終積層体を形成する最終積層工程と、
    前記複数のアライメント用貫通孔を位置基準として、前記最終積層体を積層方向に貫く複数のビアホールを形成し、当該複数のビアホール内に前記複数のビア導体となるビア材料を充填するビア形成工程と、
    前記ビア形成工程後に、焼成することにより焼成積層体を形成する積層体焼成工程と、
    前記焼成積層体を、複数の前記キャパシタの形成位置に対応する製品領域の区分に沿って、それぞれの前記キャパシタに分離する工程と、
    を含むことを特徴とするキャパシタの製造方法。
  2. 前記中間積層体の厚さは、前記最終積層体の厚さの略半分であることを特徴とする請求項1に記載のキャパシタの製造方法。
  3. 前記中間積層体は、誘電体シートを、拘束シートの表面に隣接した状態で積層形成され、
    前記複数のアライメント用貫通孔は、前記中間積層体と前記拘束シートとを積層方向に貫いて形成され、
    前記複数のビアホールは、前記拘束シートと前記最終積層体とを積層方向に貫いて形成され、
    前記最終積層体を前記拘束シートから取り外した状態で、複数の前記キャパシタが分離される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のキャパシタの製造方法。
  4. 前記ビアホールは、前記拘束シートの複数の前記アライメント用貫通孔を位置基準として形成されることを特徴とする請求項3に記載のキャパシタの製造方法。
  5. 前記最終積層体の平面方向における前記複数のアライメントパターンの形成位置と前記複数のアライメント用貫通孔の形成位置は、前記製品領域の外部に設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のキャパシタの製造方法。
  6. 前記複数のアライメント用貫通孔は、最表面に位置する前記誘電体シートの上部を樹脂フィルムで覆った状態で、当該樹脂フィルムの上方からレーザを照射することにより形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のキャパシタの製造方法。
  7. 前記中間積層工程において、前記中間積層体の上層側に、前記誘電体シートより厚い誘電体からなる中間層を積層する工程をさらに含み、当該中間層の上層側の導体層に形成された前記複数のアライメントパターンを位置基準として前記複数のアライメント用貫通孔を形成することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のキャパシタの製造方法。
  8. 前記キャパシタは、正極と負極の間に容量を形成するキャパシタであり、
    前記複数のビア導体は、前記正極と電気的に接続される正極用のビア導体と、前記負極と電気的に接続される負極用のビア導体とを含み、
    前記複数の内部電極層には、前記正極用のビア導体と電気的に接続される正極用の導体パターンと、前記負極用のビア導体と電気的に接続される負極用の導体パターンが形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のキャパシタの製造方法。
  9. 前記正極用の導体パターンは、前記負極用のビア導体の周囲にクリアランスを設けることにより前記負極用のビア導体と絶縁され、前記負極用の導体パターンは、前記正極用のビア導体の周囲にクリアランスを設けることにより前記正極用のビア導体と絶縁されることを特徴とする請求項8に記載のキャパシタの製造方法。
  10. 前記キャパシタは、複数の前記誘電体シートとしての複数のセラミックグリーンシートを同時焼成して形成される積層セラミックキャパシタであることを特徴とする請求項9に記載のキャパシタの製造方法。
  11. 凹部又は貫通孔として収容部が設けられた板状のコア基板と、
    請求項1から10のいずれかに記載の製造方法で作られ、前記収容部内に収容される前記キャパシタと、
    コア基板の少なくとも上面に導電層と絶縁層とを交互に積層することにより形成されるビルドアップ層と、
    を備えることを特徴とするキャパシタ内蔵配線基板。
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