JP4658576B2 - コンデンサとその製造方法 - Google Patents
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Description
誘電体層を挟んで対向した内部電極を複数積層させた電極積層部を備え、該内部電極の積層方向のビア電極で前記内部電極を導通するようにしたコンデンサでの製造方法であって、
前記電極積層部における前記内部電極間に介在する一層の誘電体層の肉厚よりも厚肉の誘電材料により、第1誘電体部を形成する工程(1)と、
前記内部電極を形成するよう、第1電極層と該電極層に対向する第2電極層となる内部電極形成材料を、前記誘電体層となる誘電材料を挟んで交互に積層しつつ、前記電極層積層部の一部となる一部積層体を形成すると共に、該一部積層体を前記第1誘電体部に重ねる工程(2)と、
誘電体層となる誘電材料を、第2誘電体部として前記一部積層体に積層する工程(3)と、
前記内部電極を形成するよう、第1電極層と該電極層に対向する第2電極層となる内部電極形成材料を、前記誘電体層となる誘電材料を挟んで交互に積層しつつ、前記電極層積層部の残部となる積層体を形成すると共に、該残部積層体を前記第2誘電体部に重ねる工程(4)と、
前記積層した前記第1誘電体部と前記一部積層体と前記第2誘電体部と前記残部積層体において、前記一部積層体と前記残部積層体における積層状の前記第1電極層同士と前記第2電極層同士をそれぞれ貫通するまでの貫通孔を形成し、各貫通孔に導電性ペーストを充填する工程(5)とを有することをその要旨とする。
誘電体層を挟んで対向した内部電極を複数積層させた電極積層部を備え、該内部電極の積層方向のビア電極で前記内部電極を導通するようにしたコンデンサでの製造方法であって、
前記電極積層部における前記内部電極間に介在する一層の誘電体層の肉厚よりも厚肉の誘電材料により、第1誘電体部を形成する工程(1)と、
前記内部電極を形成するよう、第1電極層と該電極層に対向する第2電極層となる内部電極形成材料を、前記誘電体層となる誘電材料を挟んで交互に積層しつつ、前記電極層積層部の全部となる積層体を形成すると共に、該積層体を前記第1誘電体部に重ねる工程(2)と、
誘電体層となる誘電材料を、第2誘電体部として前記積層体に積層する工程(3)と、
前記積層した前記第1誘電体部と前記積層体と前記第2誘電体部において、前記第1誘電体部から、前記積層体における積層状の前記第1電極層同士と前記第2電極層同士をそれぞれ貫通するまでの貫通孔を形成し、各貫通孔に導電性ペーストを充填する工程(4)とを有することをその要旨とする。
A.実施例:
A−1.積層セラミックコンデンサ10の構成:
A−2.積層セラミックコンデンサ10の製造工程:
A−3.作用効果:
B.変形例:
C.実施例(変形例)と比較例のインダクタンス値の比較:
A−1.積層セラミックコンデンサ10の構成:
図1は本発明の実施例である積層セラミックコンデンサ10の設置例を縦断面で示す説明図である。図1に示す設置例では、 ICチップ30とパッケージ50とが積層セラミックコンデンサ10を介して接続されている。
上記した構成の積層セラミックコンデンサ10は次の製造方法により製造可能である。図3は積層セラミックコンデンサ10の製造工程を示す工程図、図4は第2積層体12と第4積層体14についての図3の工程の様子を説明する説明図、図5は第3積層体13についての図3の工程の様子を説明する説明図である。積層セラミックコンデンサ10は、図3のステップS100〜S180の各工程を経て製造される。各工程の内容につき、以下、工程順に説明する。
まず、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等の長尺状のキャリアフィルムにチタン酸バリウム(BaTiO3)などから成るセラミックスラリを均一に薄く塗布して乾燥させる。これにより、キャリアフィルム上にセラミックグリーンシート22Aが形成される。このセラミックグリーンシート22Aは、焼成後に第2積層体12と第4積層体14における誘電体層としてのセラミック層17となり、本願における誘電材料となる。
次に、乾燥後のセラミックグリーンシート22A、22Bに、スクリーン印刷手法などによってAg−Pd製の電極パターンを印刷する。これにより、セラミックグリーンシート22A、22Bの表面には、電極パターンが印刷された部分に内部電極層24(24a,24b)が形成される(図4、図5参照)。また、セラミックグリーンシート22A、22Bの表面には、電極パターンが印刷されていない窓部25(25a,25b)がある。本実施例では、内部電極層24の厚みが2〜3μm、セラミックグリーンシート22Aが6μm、セラミックグリーンシート22Bが30μmとなるようにされている。
次に、上記のセラミックグリーンシート22A、22Bが形成された長尺状のキャリアフィルムを搬送させながら、セラミックグリーンシート22A、22Bをその表面の内部電極層24と共に一定形状で切り出す。切り出したセラミックグリーンシート22A、22Bは、キャリアフィルムの巻き取り等によりこのキャリアフィルムから剥離される。こうしたセラミックグリーンシート22A、22Bの切り出しに際しては、図4・図5の(A),(B)に示すように、内部電極層24および窓部25のレイアウトが異なる2種類のセラミックグリーンシート22A、22Bの切り出しが行なわれる。図4・図5の(A)が図2(A)の断面に、図4・図5の(B)が図2(B)の断面に対応する。
図6はシートの積層が完了したときの状況と後述するステップにおけるレーザー照射の様子を模式的に表す説明図である。次に、上記のように形成された複数枚のセラミックグリーンシート22A、22Bを以下に説明するように積層する。
次に、レーザー加工機を用いて、上記のシート積層体100に導電材料充填用の貫通孔26を次のようにして形成する。本実施例では、この貫通孔26に充填された導電材料(導電性ペースト)は、製品完成後に図1に示すビア電極18となる。
次に、シート積層体100の各貫通孔26に導電材料を充填する。充填に際しては、図示しない充填容器にシート積層体100をセットし、充填容器の内部にて、導電材料を貫通孔26に加圧注入する。こうして加圧注入された導電材料は、貫通孔26に充填されると共に、この貫通孔26内から内部電極層24の端面にまで達して固化する。このように固化した導電材料が、既述したビア電極18として機能する(図1参照)。
次に、導電材料充填済みのシート積層体100を圧着する工程を行なう。この圧着工程では、図示しない加圧容器にシート積層体100をセットし、高温・高圧プレスを施す。そうすると、シート積層体100の表面のうち内部電極層24のある凸部となっている窓部周辺領域25Bに大きな力が加わって、それぞれのセラミックグリーンシート22A、22Bは強固に圧着される。
次に、シート積層体100を加圧容器から取り出し、スクリーン印刷などにより別途表面電極(表面側端子19a、裏面側端子19b)を設ける。表面側端子19a、19bの端子間ピッチは、概ねビア電極の形成ピッチとされ、それぞれの端子は、接合済み積層体上下面(コンデンサ表裏面)から導電性ペーストが露出した部位(既述したビア電極18の上下端に相当する部位)に形成される。こうした端子形成に際しても、そのサイズや端子間ピッチは、後述する焼成による導電性ペーストの収縮率を加味して決定される。この場合、裏面側端子19bについては、その接続対象となるパッケージ50(詳しくはバンプ57)のピッチに適合したピッチで形成される。本実施例では、表面側端子19aと同一ピッチで裏面側端子19bを形成したが、その接続対象となるパッケージの形成位置によっては、同一になるとは限らない。
以上説明したように、本実施例の積層セラミックコンデンサ10では、図1に示すように、積層セラミックコンデンサ10の大部分を占める第4積層体14はもとより、第2積層体12と第4積層体14におけるセラミック層17より厚肉のセラミック層17を有する第3積層体13にあっても、それぞれセラミック層17を挟んで内部電極16a、16bを対向させ、これら内部電極をビア電極18で導通させている。しかも、この積層セラミックコンデンサ10は、第3積層体13については、厚肉のセラミック層17ごとに内部電極16bを備え付けてビア電極18と導通させている。
上記実施例では、パッケージ50とICチップ30との間に積層セラミックコンデンサ10を介装したが、他の電子デバイス間に積層セラミックコンデンサ10を介装してもよい。図8は積層セラミックコンデンサ10の変形例1を示す説明図である。
変形例3(図10)の積層セラミックコンデンサにおいて、積層方向と垂直な方向の外形寸法を5.2mm×5.2mmとして形成した。各内部電極16aの外形寸法を4.6mm×4.6mmとし、ビア電極は、合計196個(行方向14個×列方向14個)形成した。また、ビア電極18は第1ビア電極、第2ビア電極を交互に等ピッチ(330μm間隔)で形成した。第1ビア電極18(図中斜線ハッチング)は、電極積層部を貫通し、第1電極層16a(図中斜線ハッチング)と導通する一方、第2電極層16a(図中黒塗り)とは絶縁されている。第2ビア電極(図中黒塗り)は電極積層部を貫通し、第2電極層と導通する一方、第1電極層とは絶縁されている。残部積層体114(第4積層体14)は、内部電極としての第1電極層16aを26層と、内部電極としての第2電極層16aを25層とを厚み約5μmのセラミック層17を介して一層ずつ交互に形成した。よって、残部積層体114は、内部電極を挟んだセラミック層17を50層形成し、厚みを350μmとした。実施例1〜13の積層セラミックコンデンサとして、第1誘電体部111(第1積層体11)、一部積層体112(第2積層体12)、第2誘電体部113(第3積層体13N)を次の条件で形成した。残部積層体にコンデンサ裏面10bを含むセラミック層17(実施例1〜9では厚さ7μm)を形成したが、本実施例では第2誘電体部112が段差吸収機能を有するため、必ずしも厚く形成する必要はなく、第2誘電体部112には含めず残部積層体の一部とする。
実施例1のサンプル(図10の積層セラミックコンデンサ)は次の条件で作製した。第1誘電体部111は、セラミック層17のみで形成し、厚みは10μmとした。一部積層体112は、厚み5μmのセラミック層17を1層挟んで第1電極層、第2電極層を各1層形成し、厚みを7μmとした。ここで厚みは、第1電極層の積層方向の中心と、第2電極層の積層方向の中心との距離を測定した。第2誘電体部113は、内部電極を設けず、セラミック層17のみで形成し、厚みを20μmとした。
実施例1のサンプル(積層セラミックコンデンサ)において、第2誘電体部113の厚みを40μm、70μmとしたサンプルを作製した。
実施例2〜3のサンプル(積層セラミックコンデンサ)において、一部積層体112が、セラミック層5層と、内部電極層6層とからなる、厚みを35μmとしたサンプルを作製した。つまり、内部電極としての第1電極層16aを3層と、内部電極としての第2電極層16aを3層とを、厚み約5μmのセラミック層17を介して一層ずつ交互に形成したものである。
実施例2〜3のサンプル(積層セラミックコンデンサ)において、一部積層体112が、セラミック層9層と、内部電極層10層とからなる、厚みを63μmとしたサンプルを作製した。つまり、内部電極としての第1電極層16aを5層と、内部電極としての第2電極層16aを5層とを、厚み約5μmのセラミック層17を介して一層ずつ交互に形成したものである。
実施例1のサンプル(積層セラミックコンデンサ)において、第2誘電体部113にセラミック層17を介して10μm間隔で第1電極層、第2電極層を各2層交互に形成し、厚みを約50μmとしたサンプルを作製した。
変形例2(図9)の積層セラミックコンデンサにおいて、積層方向と垂直な方向の外形寸法を5.2mm×5.2mmとして形成した。各内部電極16aの外形寸法を4.6mm×4.6mmとし、ビア電極は、合計196個(行方向14個×列方向14個)形成した。また、ビア電極18は第1ビア電極、第2ビア電極を交互に等ピッチ330μm間隔で形成した。第1ビア電極18(図中斜線ハッチング)は、電極積層部112Aを貫通し、第1電極層16a(図中斜線ハッチング)と導通する一方、第2電極層16a(図中黒塗り)とは絶縁されている。第2ビア電極(図中黒塗り)は、電極積層部112Aを貫通し、第2電極層と導通する一方、第1電極層とは絶縁されている。電極積層部112Aは、内部電極としての第1電極層16aを26層と、内部電極としての第2電極層16aを25層と、を厚み約5μmのセラミック層17を介して一層ずつ交互に形成した。よって、電極積層部112Aは、内部電極を挟んだセラミック層17を50層形成し、厚みを350μmとした。また、本実施例では、電極積層部間には第2誘電体部を形成せず、コンデンサ裏面10bより(電極積層部の第1誘電体部とは逆側)に、第2誘電体部113を厚み50μmで形成した。
比較例1〜7のサンプル(積層セラミックコンデンサ)は次の条件で作製した。第1誘電体部111を表1に示す厚みとし、電極積層部間に第2誘電体部を形成せず、一部積層体112を形成しない他は、実施例1のサンプルと同様に形成した。ここで、一部積層体を形成しない場合、実施例1のサンプルの残部積層体が電極積層部の全体となる。よって、比較例における表1の残部積層体の厚みは電極積層部の厚みを表すものである。また、コンデンサ裏面10bを含むセラミック層17(厚さ7μm)は本比較例においては第2誘電体部となる。図11はこれら比較例の積層セラミックコンデンサの積層の様子を示す説明図である。なお、第1誘電体部111は表1の厚みとなるようセラミック層17を積層した積層構成を有するが、図11においてはセラミック層17の積層の様子の描画を省略した。
10a...表面
10b...裏面
11...第1積層体(第1誘電体部)
12...第2積層体(一部積層体)
12A...第2積層体(電極積層部)
13、13N...第3積層体(第2誘電体部)
13A...第3積層体
14...第4積層体(残部積層体)
15...セラミック層
16a...内部電極
16b...内部電極
17...セラミック層
18...ビア電極
19a...表面側端子
19b...裏面側端子
20a...窓部
20b...窓部
22A...セラミックグリーンシート
22B...セラミックグリーンシート
24(24a,24b)...内部電極層
25(25a,25b)...窓部
25A...窓部上下領域
25B...窓部周辺領域
26...貫通孔
27...剥離シート
28...カバー層
29...カバーシート
32...パッド
50...パッケージ
52...上部層
54...下部層
56...リード
57...バンプ
58...端子
60...配線基板
66,端子67...リード
66...リード
67...端子
100...シート積層体
150...レーザービーム
Claims (8)
- 誘電体層を挟んで対向した内部電極を複数積層させた電極積層部を備え、該内部電極の積層方向に形成されたビア電極で前記内部電極を導通するようにしたコンデンサであって、
誘電体層を有する第1誘電体部と、第2誘電体部とを備え、
前記電極積層部は、
前記内部電極としての第1電極層と第2電極層と、該第1、第2電極層間の前記誘電体層としての電極間誘電体層とを積層して有し、
前記第1誘電体部は、コンデンサ表層側で、前記電極積層部に重なり、かつ、前記電極積層部における一層の前記電極間誘電体層の肉厚よりも厚肉で、該一層の前記電極間誘電体層の肉厚の20倍より薄くされてなり、
前記第2誘電体部は、
コンデンサ表層側で、前記電極積層部間に介在され、
前記電極積層部は、前記第2誘電体部よりもコンデンサ表層側に位置する一部積層体と、前記第2誘電体部よりもコンデンサ裏側よりの残部積層体とからなり、前記一部積層体の静電容量を前記残部積層体の静電容量より小さくし、前記第2誘電体部の厚みを前記一部積層体の厚みより大きくし、
前記ビア電極は、第1ビア電極と第2ビア電極とからなり
前記第1誘電体部の側から、前記電極積層部における前記内部電極の前記第1電極層と前記第2電極層をそれぞれ貫通するよう形成されている
コンデンサ。 - 請求項1に記載のコンデンサであって、
前記第2誘電体部は、
前記電極積層部の全体の肉厚に比して少なくとも5%の肉厚を有する
コンデンサ。 - 請求項1または請求項2に記載のコンデンサであって、
前記第2誘電体部の厚みは、コンデンサ全体の厚みの1/3以下とされている
コンデンサ。 - 請求項1ないし請求項3いずれか記載のコンデンサであって、
前記第2誘電体部は、内部電極により挟まれた誘電体層が複数積層されている
コンデンサ。 - 請求項1ないし請求項4いずれか記載のコンデンサの前記ビア電極に導通するように、前記第1誘電体部の側で半導体素子を接続して備える半導体素子付きコンデンサ。
- 請求項1ないし請求項5いずれか記載のコンデンサの前記ビア電極に導通するように、前記第1誘電体部の側で電源線およびグランド線を含む配線を備えた配線基板を接続して備える配線基板一体型コンデンサ。
- 請求項1ないし請求項6いずれか記載のコンデンサの前記ビア電極に導通するように、前記第1誘電体部と反対側のコンデンサ表面で、電源線およびグランド線を含む配線を備えた基板が接続された基板一体型コンデンサ。
- 誘電体層を挟んで対向した内部電極を複数積層させた電極積層部を備え、該内部電極の積層方向のビア電極で前記内部電極を導通するようにしたコンデンサの製造方法であって、
前記電極積層部における前記内部電極間に介在する一層の誘電体層の肉厚よりも厚肉の誘電材料により、第1誘電体部を形成する工程(1)と、
前記内部電極を形成するよう、第1電極層と該電極層に対向する第2電極層となる内部電極形成材料を、前記誘電体層となる誘電材料を挟んで交互に積層しつつ、前記電極層積層部の一部となる一部積層体を形成すると共に、該一部積層体を前記第1誘電体部に重ねる工程(2)と、
誘電体層となる誘電材料を、第2誘電体部として前記一部積層体に積層する工程(3)と、
前記内部電極を形成するよう、第1電極層と該電極層に対向する第2電極層となる内部電極形成材料を、前記誘電体層となる誘電材料を挟んで交互に積層しつつ、前記電極層積層部の残部となる積層体を形成すると共に、該残部積層体を前記第2誘電体部に重ねる工程(4)と、
前記積層した前記第1誘電体部と前記一部積層体と前記第2誘電体部と前記残部積層体において、前記一部積層体と前記残部積層体における積層状の前記第1電極層同士と前記第2電極層同士をそれぞれ貫通するまでの貫通孔を形成し、各貫通孔に導電性ペーストを充填する工程(5)とを有し、
前記工程(2)〜(4)では、前記一部積層体の静電容量を前記残部積層体の静電容量より小さくし、前記第2誘電体部の厚みを前記一部積層体の厚みより大きくするようにされている
コンデンサの製造方法。
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