JP5441208B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体記憶装置、さらにはそれにおける高速動作と低レイテンシを実現するための技術に関する。
半導体記憶装置は、半導体素子を利用して電気的に記録を行うため、高速動作が可能とされる。このような半導体記憶装置において、クロック信号のタイミング調整を行うためのDLL(Delay Locked Loop)回路が設けられる場合がある。
特許文献1には、入力クロックの周波数が高まっても、DLLでタイミング調整されたクロック信号により、ライジング/ポーリングアウトイネーブル信号を生成することができる動作マージンを確保し、DRAM(Dynamic Random Access Memory)の動作周波数を高める遅延固定ループを提供する技術が記載されている。
特許文献2においてもDLL回路が記載されている。このDLL回路は、遅延クロック信号出力回路と、データラッチ回路を含む。遅延クロック信号出力回路は、入力端子に入力される基準クロック信号と、クロックツリーの末端よりフィードバックされてくる遅延された基準クロック信号との位相ずれに応じて段階的に特定される時間だけ遅延した基準クロック信号を出力する。データラッチ回路は、上記遅延クロック信号出力回路の出力する基準クロック信号の遅延時間が変更された場合に、一定の期間だけ作動する。
特開2007−97181号公報 特開2002−100980号公報
半導体記憶装置の一例とされるSRAM(Static Random Access Memory)の一般的な構成では、データ入力端子とデータ出力端子とが共通端子とされるが、QDR(Quad Data Rate)方式のSRAMでは、データ入力端子とデータ出力端子とを分離し、それぞれをDDR(Double Data Rate)動作させることで高速な動作が可能とされる。DDR動作では、クロック信号の立ち上がり/立ち下がりのそれぞれでデータのやり取りが行われる。本願発明者は、上記QDR方式の更なる高速動作と低レイテンシについて検討した。
QDR方式のSRAMにおいて、例えばクロック周波数が333MHz、アドレス入力からデータ出力までのレイテンシが1.5サイクルの場合、5nsでデータを出力する必要がある。SRAMの一般的なレイアウトでは、アドレス信号を取り込むためのアドレス入力回路や、書き込みデータを取り込むためのデータ入力バッファがチップ周辺に配置されているため、外部端子を介して入力されたクロック信号がクロックツリーを介して、上記アドレス入力回路や上記データ入力バッファに内蔵されるレジスタに伝達するまでに、少なくとも1nsはかかる。アドレスやデータなどの入力信号のクロック信号に対するセットアップ及びホールド時間は、クロックサイクルが2nsの場合で0.2ns必要とされるから、上記アドレス入力バッファや上記データ入力バッファに内蔵されるレジスタの前段で、アドレスやデータなどの入力信号を1ns以上遅延させる必要がある。このため、SRAMの更なる高速化のために当該SRAMに供給されるクロック信号の周波数を上げると、低レイテンシを維持することができなくなる。
尚、このような課題について特許文献1や特許文献2では考慮されていない。
本発明の目的は、QDR方式を採用した半導体記憶装置の高速動作と低レイテンシを実現するための技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、本発明にかかる半導体記憶装置は、メモリセルアレイ、第1バッファ、第2バッファ、第1回路、第2回路、第1DLL回路、及び第2DLL回路を含んで成る。上記第1DLL回路は、上記第1バッファを介して取り込まれた第1クロック信号と、上記第1回路に伝達された上記第1内部クロック信号との位相差が小さくなるように第1内部クロック信号を形成する。上記第2DLL回路は、上記第2バッファを介して取り込まれた上記第2クロック信号と、上記第2回路に伝達された上記第2内部クロック信号との位相差が小さくなるように上記第2内部クロック信号を形成する。上記第1内部クロック信号のタイミングが調整されることにより、入力セットアップ及びホールド時間を短くすることができ、低レイテンシを維持した状態でクロック信号の周波数を更に上げられるようにする。このことが、QDR方式を採用した半導体記憶装置の高速動作と低レイテンシの実現を達成する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、QDR方式を採用した半導体記憶装置の高速動作と低レイテンシを実現するための技術を提供することができる。
本発明にかかる半導体記憶装置の一例とされるSRAMの構成例ブロック図である。 上記SRAMにおけるチップレイアウト例の説明図である。 図1に示されるSRAMの比較対象とされるSRAMの構成例ブロック図である。 図1における主要部の動作タイミング図である。 本発明にかかる半導体記憶装置の一例とされるSRAMの別の構成例ブロック図である。 本発明にかかる半導体記憶装置の一例とされるSRAMの別の構成例ブロック図である。 図1に示されるSRAMにおける主要部の構成例回路図である。 図7における主要部の動作タイミング図である。 図1に示されるSRAMにおける主要部の構成例回路図である。 図9における主要部の動作タイミング図である。 図1に示されるSRAMにおける主要部の別の構成例回路図である。 図5に示されるSRAMにおける主要部の構成例回路図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態に係る半導体記憶装置は、メモリセルアレイ(MCA)、第1バッファ(RXK)、第2バッファ(RXC)、第1回路(101,102,103)、第2回路(104)、第1DLL回路(RXDLL)、及び第2DLL回路(TXDLL)を含む。上記メモリセルアレイは、複数のメモリセルが配列されて成る。上記第1バッファは、第1クロック信号を取り込む。
上記第2バッファは、上記第1クロック信号とは異なる第2クロック信号を取り込む。上記第1回路は、上記メモリセルアレイへのデータ書き込み又は読み出しに用いられる各種信号を第1内部クロック信号に同期して取り込む。上記第2回路は、上記メモリセルアレイからの読み出しデータを第2内部クロック信号に同期して出力する。上記第1DLL回路は、上記第1バッファを介して取り込まれた上記第1クロック信号と、上記第1回路に伝達された上記第1内部クロック信号との位相差が小さくなるように、上記第1クロック信号を遅延して上記第1内部クロック信号を形成する。上記第2DLL回路は、上記第2バッファを介して取り込まれた上記第2クロック信号と、上記第2回路に伝達された上記第2内部クロック信号との位相差が小さくなるように、上記第2クロック信号を遅延して上記第2内部クロック信号を形成する。
上記第2DLL回路とは別に第1DLL回路が設けられ、この第1DLL回路により、上記第1バッファを介して取り込まれた上記第1クロック信号と、上記第1回路に伝達された上記第1内部クロック信号との位相差が小さくなるように、上記第1クロック信号を遅延して上記第1内部クロック信号が形成される。このように上記第1内部クロック信号のタイミングが調整されることにより、入力セットアップ及びホールド時間を短くすることができる。このことから、クロック信号の周波数を更に上げることができ、半導体記憶装置の高速動作と低レンシを実現することができる。
〔2〕上記〔1〕において、上記第1DLL回路で形成された上記第1内部クロック信号を上記第1回路に伝搬させるためのクロックツリー(105)を設けることができる。このとき、上記第1DLL回路は、上記クロックツリーを介してフィードバックされた上記第1内部クロック信号と、上記第1バッファを介して取り込まれた上記第1クロック信号との位相比較を行う。
〔3〕上記〔2〕において、上記第1バッファには、上記クロックツリーを介して伝達された上記第1内部クロック信号を遅延可能な遅延回路(701,702)と、上記遅延回路の出力信号と上記第1クロック信号(KBint、Kint)との位相比較を行う位相比較回路(PD)とを設けることができる。このとき、上記第1回路には、入力された上記第1内部クロック信号の位相を、上記位相比較回路での位相比較結果に基づいて微調整するための可変遅延回路(RXVDL)を設けることができる。
〔4〕上記〔3〕において、上記位相比較器での位相比較結果をコード化する論理回路(VDLLOGIC)を設けることができる。このとき、上記第1回路では、上記論理回路の出力信号によって、上記可変遅延回路の遅延時間が制御される。
〔5〕上記〔1〕において、上記第1回路には、アドレス信号を取り込むためのアドレス入力バッファ(101)と、コマンド信号を取り込むためのコマンド入力バッファ(102)と、上記メモリセルアレイへの書き込み用データを取り込むためのデータ入力バッファ(103)とを設けることができる。このとき、上記第2回路には、上記メモリセルアレイから読み出されたデータを出力可能なデータ出力バッファを設けることができる。
〔6〕上記〔5〕において、上記コマンド入力バッファを介して取り込まれたコマンド信号に基づいて、上記メモリセルアレイの動作を制御するコマンドコントロール回路(CCTL)と、上記データ入力バッファを介して取り込まれた書き込み用データを保持するためのライトデータレジスタ(WDR)とを設けることができる。このとき、上記コマンドコントロール回路及び上記ライトデータレジスタは、上記第1内部クロック信号に同期して動作させることができる。
〔7〕上記〔5〕において、上記第1DLL回路及び上記第2DLL回路と、上記第1回路及び上記第2回路との間に設けられ、上記第1内部クロック信号の遅延時間と、上記第2内部クロック信号の遅延時間とを、レイテンシ選択信号に応じて変更可能なクロックコントローラ(CLKCTL)を設けることができる。
〔8〕上記〔5〕において、上記コマンド入力バッファを介して取り込まれたコマンド信号に基づいて、上記メモリセルアレイの動作を制御するコマンドコントロール回路(CCTL)と、上記データインプットバッファを介して取り込まれた書き込み用データを保持するためのライトデータレジスタ(WDR)とを設けることができる。このとき、上記コマンドコントロール回路及び上記ライトデータレジスタは、上記第2内部クロック信号に同期して動作させることができる。
〔9〕上記〔1〕において、上記メモリセルアレイは、上記第1DLL回路の出力信号を所定時間遅延して得たメモリセルアレイ用クロック信号に同期して上記アドレスデコーダの出力信号を保持する第1レジスタ(115)と、上記メモリセルアレイ用クロック信号に同期して上記コマンドコントロール回路の出力信号を保持する第2レジスタ(116)とを設けることができる。さらに上記メモリセルアレイは、上記メモリセルアレイ用クロック信号に同期して上記ライトデータレジスタの出力信号を保持する第3レジスタ(117)を設けることができる。
〔10〕上記〔1〕において、上記第1DLL回路の動作用電源電圧を取り込むための第1電源パッド(P22,P23)と、上記第2DLL回路の動作用電源電圧を取り込むための第2電源パッド(P12,P13)とを設けることができる。このとき、上記第1DLL回路は、上記第1電源パッドの近傍に配置され、
上記第2DLL回路は、上記第2電源パッドの近傍に配置される。
2.実施の形態の詳細
実施の形態について更に詳述する。
<実施の形態1>
図1には、本発明にかかる半導体記憶装置の一例とされるSRAMが示される。
図1に示されるSRAMは、特に制限されないが、公知の半導体集積回路製造技術により、単結晶シリコン基板などのひとつの半導体基板に形成されている。
アドレス入力バッファ101が設けられ、このアドレス入力バッファ10は、外部端子を介して入力されたアドレス信号を内部クロック信号RCCに同期して取り込むための入力回路RXDを含む。コマンド入力バッファ102が設けられ、このコマンド入力バッファ102は、外部端子を介して入力された各種コマンド信号を内部クロック信号RCCに同期して取り込むための複数の入力回路RXDを含む。上記各種コマンド信号には、読み出しを指示するリード信号/R(/はローアクティブ信号であることを示す)、書き込みを指示するライト信号/W、バイト書き込みを指示するバイトライト信号/BWが含まれる。データ入力バッファ103が設けられ、このデータ入力バッファ103は、外部端子を介して入力されたデータD〔m:0〕を内部クロック信号RCCに同期して取り込むための入力回路RXDを含む。アドレスデコーダADECが設けられ、このアドレスデコーダADECは、上記アドレス入力バッファ101を介して伝達されたアドレス信号をデコードする。このアドレスデコーダADECでデコードされた信号は、後段のメモリセルアレイに伝達される。コマンドコントロール回路CCTLが設けられ、このコマンドコントロール回路CCTLは、上記コマンド入力バッファ102を介して伝達された各種コマンド信号を内部クロック信号に同期して取り込み、この各種コマンド信号に基づいて、メモリセルアレイMCAの動作を制御するための各種制御信号を生成する。ライトデータレジスタWDRが設けられ、このライトデータレジスタWDRは、上記データ入力バッファ103を介して伝達されたデータを内部クロック信号RCCに同期して一時的に保持する。メモリセルアレイMCAは、複数のスタティック型メモリセルがマトリクス状に配列されて成る複数のメモリブロックと、それぞれ内部クロック信号MCCの立ち下がりタイミングで信号を取り込むレジスタ115,116,117とを含む。レジスタ115は、上記アドレスデコーダADECの出力信号を内部クロック信号MCCに同期して取り込む。レジスタ116は、上記コマンドコントロール回路CCTLの出力信号を内部クロック信号MCCに同期して取り込む。レジスタ117は、上記ライトデータレジスタWDRの出力信号を内部クロック信号MCCに同期して取り込む。読み出し回路RBLが設けられ、この読み出し回路RBLは、上記メモリセルアレイMCAに記憶されているデータの読み出しに使用されるセンスアンプを含む。読み出し回路RBLの出力は、相補レベルのリードデータDATA0,DATA1とされる。データ出力バッファ104が設けられ、このデータ出力バッファ104は、上記読み出し回路RBLから出力された相補レベルのリードデータDATA0,DATA1を取り込んで、それを外部出力するための二つのバッファ部TXを含む。一方のバッファ部TXから出力データDQ〔m:0〕が出力され、他方のバッファ部TXから同期用のクロック信号CQが出力される。
外部から入力系のクロック信号K,KBと、出力系のクロック信号C,CBとが入力される。クロック信号K,KBは互いに位相が半サイクルずれた相補レベルとされ、クロック信号C,CBは互いに位相が半サイクルずれた相補レベルとされる。クロック信号K,Cは、互いに同一周波数であるが、位相が互いに異なっている。二つのクロック入力回路RXKが設けられ、この二つのクロック入力回路RXKを介してそれぞれクロック信号K,KBが取り込まれる。二つのクロック入力回路RXCが設けられ、この二つのクロック入力回路RXCを介してそれぞれクロック信号C,CBが取り込まれる。入力系DLL回路RXDLLが設けられ、この入力系DLL回路RXDLLは、上記クロック入力回路RXKを介して伝達されたクロック信号K,KBと、フィードバックパス112を介して伝達された内部クロック信号RCCとの位相差が小さくなるようにクロック信号K,KBを遅延することで内部クロック信号を形成する。出力系DLL回路TXDLLが設けられ、この出力系DLL回路TXDLLは、上記クロック入力回路RXCを介して伝達されたクロック信号C,CBと、フィードバックパス106及びレプリカ回路REPを介して取り込まれた内部クロック信号TXCLKとの位相差が小さくなるようにクロック信号C,CBを遅延することで内部クロック信号を形成する。クロックコントロール回路CLKCTLが設けられ、このクロックコントロール回路CLKCTLは、上記入力系DLL回路RXDLLや上記出力系DLL回路TXDLLの出力信号を適宜遅延することで、内部クロック信号RCC,TCC,RCCLOGIC,TXCLKのタイミング調整を行う遅延回路107,108,109,110,111を含む。この遅延回路107,108,109,110,111は、単数又は複数のバッファが直列接続されて成り、直列接続されたバッファの数が多いほど、そこでの遅延時間が長くなる。図1に示される構成例では、遅延回路108での遅延時間が最も長く、その次に長いのが遅延回路107,110での遅延時間で、一番短いのが遅延回路109,111での遅延時間とされる。上記入力系DLL回路RXDLLの出力信号が遅延回路107で遅延されてから、クロックツリー105を介して内部クロック信号RCCとして上記アドレス入力バッファ101、コマンド入力バッファ102、データ入力バッファ103、コマンドコントロール回路CCTL、及びライトデータレジスタWDRに伝達される。上記入力系DLL回路RXDLLの出力信号が遅延回路108で遅延されてから、クロックツリー105を介して内部クロック信号MCCとして上記メモリセルアレイMCAに伝達される。上記入力系DLL回路RXDLLの出力信号が遅延回路109で遅延されてから、クロックツリー105を介して内部クロック信号TCCとして上記データ出力バッファ104に伝達される。上記入力系DLL回路RXDLLの出力信号が遅延回路110で遅延されてから、クロックツリー105を介して内部クロック信号RCCLOGICとして自己診断回路BISTに伝達される。上記出力系DLL回路TXDLLの出力信号が遅延回路1111で遅延されてから、クロックツリー105を介して内部クロック信号TXCLKとして上記データ出力バッファ104に伝達される。
ここで、自己診断回路BISTは、テストパターンの発生,出力と期待値の比較といったテスタ機能をチップ上で実現する回路である。テストパターン発生器として疑似乱数発生器が用いられる。期待値との比較は被テスト回路出力の圧縮後に行われる。出力応答圧縮器としてMISR(multiple input signature register)を用いることができる。スキャン・チェーンの入り口にパターン発生器が接続され、ランダム・パターンをスキャン・チェーン経由で印加する。回路からの出力はMISRに入力される。このような自己診断回路BISTでは、テストパターンの発生やスキャン・チェーンにおいて、上記内部クロック信号RCCLOGICが使用される。
図2には、上記SRAMのチップレイアウト例が示される。
上記メモリセルアレイMCAは、四個のメモリブロックMCA−1,MCA−2,MCA−3,MCA−4を含む。メモリブロックMCA−1,MCA−2と、メモリブロックMCA−3,MCA−4との間隙には、各種周辺回路が配置される。上記各種周辺回路には、出力系DLL回路TXDLL、電源回路POWER、クロックコントロール回路CLKCTL、自己診断回路BIST、入力系DLL回路RXDLLが含まれる。メモリブロックMCA−1,MCA−2を包囲するようにクロックツリー105−1,105−2が配置される。クロックツリー105−1を包囲するようにアドレス入力バッファRXD−1,101−2、データ入力バッファ104−1、レプリカ回路REP、クロック入力回路RXC,RXKが配置される。メモリブロックMCA−3,MCA−4を包囲するようにクロックツリー105−3,105−4が配置される。クロックツリー105−3を包囲するようにアドレス入力バッファ101−3,101−4、データ入力バッファ104−2、レプリカ回路REP、クロック入力回路RXC,RXKが配置される。チップの縁辺部には、複数のパッドが配列される。この複数のパッドは、このチップが実装されるパッケージに設けられた端子に結合され、このパッドを介して各種信号の入力や出力、電源電圧の取り込みが行われる。パッドとそれが接続される回路との距離がなるべく短くなるようにパッドの割り当て、もしくは回路のレイアウトが行われる。例えば出力系DLL回路TXDLLの動作用電源電圧VSSDLL,VCCDLLを取り込むための電源パッドP12,P13が設けられ、この電源パッドP12,P13の近傍に出力系DLL回路TXDLLが配置される。同様に入力系DLL回路RXDLLの動作用電源電圧VSSDLL,VCCDLLを取り込むための電源パッドP22,P23が設けられ、この電源パッドP22,P23の近傍に入力系DLL回路RXDLLが配置される。このような配置により、出力系DLL回路TXDLLや入力系DLL回路RXDLLに動作用電源電圧VSSDLL,VCCDLLを供給するための電源ラインを短くすることができるので、電源ラインを介して不所望なノイズが出力系DLL回路TXDLLや入力系DLL回路RXDLLに回り込むのを抑えることができる。また、クロック信号CBを取り込むための入力パッドP11の近傍にはクロック入力回路RXCが配置され、クロック信号Cを取り込むための入力パッドP14の近傍にはクロック入力回路RXCが配置される。クロック信号KBを取り込むための入力パッドP21の近傍にはクロック入力回路RXKが配置され、クロック信号Kを取り込むための入力パッドP24の近傍にはクロック入力回路RXKが配置される。さらに、アドレス入力バッファ101,102,103,104の近傍のパッドは、アドレス入力用に割り当てられ、データ入力バッファ104−1,104−2の近傍のパッドは、データ入力用に割り当てられる。
図7には、上記クロック入力回路RXK、上記入力系DLL回路RXDLL、上記クロックコントロール回路CLKCTL、上記アドレス入力バッファ101、及び上記データ入力バッファ103の構成例が示される。
尚、図中において、上向き矢印(↑)が付された符号は、対象回路における入力信号の立ち上がりから出力信号の立ち上がりまでの遅延時間を示している。下向き矢印(↓)が付された符号は、対象回路における入力信号の立ち下がりから出力信号の立ち下がりまでの遅延時間を示している。また、太線矢印は、上記対象回路における信号の伝達方向を示している。
パッドを介して伝達されたクロック信号KBを取り込むためのクロック入力回路RXKは、クロック信号KBが入力されるバッファRXと、上記クロックツリー105を介して伝達された内部クロック信号RCCを取り込む遅延回路701とを含む。上記バッファRXの出力信号KBintは、信号ライン703を介して入力系DLL回路RXDLLに伝達される。上記遅延回路701の出力信号は、信号ライン703を介して入力系DLL回路RXDLLに伝達される。
パッドを介して伝達されたクロック信号Kを取り込むためのクロック入力回路RXKは、クロック信号Kが入力されるバッファRX、このバッファRXの出力信号Kintが伝達される遅延回路702、上記クロックツリー105を介して伝達された内部クロック信号RCCを取り込む可変遅延回路RXVDL、及び位相比較を行う位相比較回路PDを含む。上記バッファRXの出力信号Kintは、信号ライン705を介して入力系DLL回路RXDLLに伝達される。遅延回路702の出力信号は、信号ライン706を介して入力系DLL回路RXDLLに伝達される。上記位相比較回路PDは、上記可変遅延回路RXVDLの出力信号RCCintと上記バッファRXの出力信号Kintとの位相比較により、それらの位相差を求める。この位相比較結果は、論理回路VDLLOGICに伝達され、そこでコード化される。
上記入力系DLL回路RXDLLは、上記信号ライン703,705を介して伝達された信号を取り込むためのマルチプレクサ(MUX)713,714と、上記マルチプレクサ713の反転出力信号のタイミング調整を行う第1調整回路711、上記マルチプレクサ713の非反転出力信号のタイミング調整を行う第2調整回路712とを含む。上記マルチプレクサ713は反転出力端子と非反転出力端子とを有する。上記マルチプレクサ713の非反転出力端子の出力信号は、信号ライン705の信号の立ち上がりエッジに同期して立ち上がり、信号ライン703の信号の立ち上がりエッジに同期して立ち下がる。また、上記マルチプレクサ713の反転出力端子の出力信号は、信号ライン705の信号の立ち上がりエッジに同期して立ち下がり、信号ライン703の信号の立ち上がりエッジに同期して立ち上がる。上記第1調整回路711は、上記マルチプレクサ713の反転出力信号KBrefを遅延する可変遅延回路VDL、上記マルチプレクサ713の反転出力信号KBrefと上記信号ライン704の信号KBfbとの位相比較を行う位相比較回路PD、上記位相比較回路PDでの位相比較結果に基づいて上記可変遅延回路VDLでの遅延時間を制御するコントロール回路CNTを含む。上記コントロール回路CNTは、上記マルチプレクサ713の反転出力信号KBrefと上記信号ライン704の信号KBfbとの位相差が小さくなるように上記可変遅延回路VDLでの遅延時間を制御する。上記可変遅延回路VDLの出力信号はマルチプレクサ714を介して出力される。上記第2調整回路712は、上記マルチプレクサ713の非反転出力信号KTrefを遅延する可変遅延回路VDL、上記マルチプレクサ713の反転出力信号KTrefと上記信号ライン706の信号KTfbとの位相比較を行う位相比較回路PD、上記位相比較回路PDでの位相比較結果に基づいて上記可変遅延回路VDLでの遅延時間を制御するコントロール回路CNTを含む。上記コントロール回路CNTは、上記マルチプレクサ713の非反転出力信号KTrefと上記信号ライン706の信号KTfbとの位相差が小さくなるように上記可変遅延回路VDLでの遅延時間を制御する。上記可変遅延回路VDLの出力信号はマルチプレクサ714を介して出力される。上記マルチプレクサ714の出力信号は、第2調整回路712の出力信号の立ち上がりエッジに同期して立ち上がり、第1調整回路711の出力信号の立ち上がりエッジに同期して立ち下がる。
上記アドレス入力バッファ101は、入力されるアドレス信号のビット構成に対応する複数の入力回路RXDを含む。この複数の入力回路RXDは互いに同一構成とされ、図7にはそのうちのひとつが代表的に示される。入力回路RXDは、アドレス信号SAが入力されるバッファRX、上記クロックツリー105を介して伝達された内部クロック信号RCCを遅延する可変遅延回路RXVDL、この可変遅延回路RXVDLの出力信号RCCintに同期して、上記バッファRXの出力信号SAintを取り込むレジスタ721,722を含む。レジスタ721は、可変遅延回路RXVDLの出力信号RCCintの立ち上がりエッジに同期して上記バッファRXの出力信号SAintを取り込み、それをAdd0として出力する。レジスタ722は、可変遅延回路RXVDLの出力信号RCCintの立ち下がりエッジに同期して上記バッファRXの出力信号SAintを取り込み、それをAdd1として出力する。上記可変遅延回路RXVDLでの遅延時間は上記論理回路VDLLOGICの出力信号によって制御される。
上記コマンド入力バッファ102は、それぞれリード信号/R、ライト信号/W、バイトライト信号/BWに対応する入力回路RXDを含むが、それらは互いに同一構成とされるため、図7においてはそのうちのひとつが代表的に示される。リード信号/Rに対応する入力回路のみが代表的に示される。リード信号/Rを取り込むための入力回路RXDは、リード信号/Rが入力されるバッファRX、上記クロックツリー105を介して伝達された内部クロック信号RCCを遅延する可変遅延回路RXVDL、この可変遅延回路RXVDLの出力信号RCCintに同期して、上記バッファRXの出力信号CNintを取り込むレジスタ723,724を含む。レジスタ723は、可変遅延回路RXVDLの出力信号RCCintの立ち上がりエッジに同期して上記バッファRXの出力信号CNintを取り込み、それをCntとして出力する。レジスタ722は、可変遅延回路RXVDLの出力信号の立ち下がりエッジに同期して上記バッファRXの出力信号CNintを取り込むが、その出力は行われない。上記可変遅延回路RXVDLでの遅延時間は上記論理回路VDLLOGICの出力信号によって制御される。
上記データ入力バッファ103は、入力されるデータのビット構成に対応する複数の入力回路RXDを含む。この複数の入力回路RXDは互いに同一構成とされ、図7にはそのうちのひとつが代表的に示される。入力回路RXDは、データDが入力されるバッファRX、上記クロックツリー105を介して伝達された内部クロック信号RCCを遅延する可変遅延回路RXVDL、この可変遅延回路RXVDLの出力信号RCCintに同期して、上記バッファRXの出力信号Dintを取り込むレジスタ725,726を含む。レジスタ725は、可変遅延回路RXVDLの出力信号RCCintの立ち上がりエッジに同期して上記バッファRXの出力信号Dintを取り込み、それをDATA0として出力する。レジスタ726は、可変遅延回路RXVDLの出力信号RCCintの立ち下がりエッジに同期して上記バッファRXの出力信号Dintを取り込み、それをDATA1として出力する。上記可変遅延回路RXVDLでの遅延時間は上記論理回路VDLLOGICの出力信号によって制御される。
図8には、図7における主要部の動作タイミングが示される。
クロック信号Kの入力パッドP24から入力されたクロック信号は、次のように遅延されてから入力系DLL回路RXDLL内の位相比較回路PDに到達する。
すなわち、バッファRXで↑tgだけ遅延され、信号ライン705で↑tfだけ遅延され、入力系DLL回路RXDLLの可変遅延回路VDLで↑taだけ遅延され、入力系DLL回路RXDLLとクロックコントロール回路CLKCTLとの間の信号ライン708で↑tbだけ遅延される。そして、クロックコントロール回路CLKCTLで↑tcだけ遅延され、クロックツリー105におけるRCCラインで↑tdだけ遅延され、遅延回路702で↑teだけ遅延され、信号ライン706で↑tfだけ遅延されてからKTfbとして第2調整回路712における位相比較回路PDに到達する。
一方、第2調整回路712における位相比較回路PDのリファレンス側の入力端子には、可変遅延回路VDLの入力前の信号KTrefが入力される。この位相比較回路PDでは、図8に図示されるように、KTfbと、その2サイクル(CYCLE)後のクロック信号の波形エッジから到達したKTrefとの位相差が比較され、この位相比較結果がコントロール回路CNTに伝達され、それに基づいて可変遅延回路VDLでの遅延時間↑taが調整される。この結果、↑tg+↑tf+↑ta+↑tb+↑tc+↑td+↑te+↑tf=↑g+↑f+2CYCLEが成立する。
また、遅延回路702での遅延時間↑teは↑te≒↑tgが成立するように設計されている。従って、↑tg+↑tf+↑ta+↑tb+↑tc+↑td=2CYCとなり、内部クロック信号RCCの立ち上がりタイミングは、クロック信号Kの入力パッド24での立ち上がりタイミングとほぼ同一になる。
さらに、クロック入力回路RXK内部の位相比較回路PDにおいて、クロック入力回路RXKの出力と、内部クロック信号RCCをクロック入力回路RXK内部の可変遅延回路RXVDLの出力RCCintとの位相が比較され、それらが一致するように可変遅延RXVDLでの遅延時間が論理回路VDLLOGICで調整される。そして、その場合の可変遅延RXVDLの遅延時間調整コードが、論理回路VDLLOGICからアドレス入力バッファ101、コマンド入力バッファ102、データ入力バッファ103内の可変遅延回路RXVDLに伝達され、クロックツリー105を介して伝達された内部クロック信号RCCの微調整が行われる。
尚、入力パッドP21を介して入力されたクロック信号KBに対しても、上記の場合と同様にして内部クロック信号RCCの立下りタイミングを、上記入力パッドP21を介して入力されたクロック信号KBと同一とすることが可能となる。ただし、クロックバッファの立ち上がり遷移時間と立ち下がり遷移時間はプロセス条件等によって異なることから、↑tbと↓tb、↑tcと↓tc、↑tdと↓tdは必ずしも一致しないため、↑ta≠↑ta'となる。
図9には、上記入力回路RXC、出力系DLL回路TXDLL、データ出力バッファ104、レプリカ回路REPの構成例が示される。
パッドP11を介して伝達されたクロック信号CBが入力されるクロック入力回路RXCは、上記クロック信号CBを取り込むバッファRXを含む。このバッファRXの出力信号はCBintとされる。パッドP14を介して伝達されたクロック信号Cが入力されるクロック入力回路RXCは、上記クロック信号Cを取り込むバッファRXを含む。このバッファRXの出力信号はCintとされる。上記クロック入力回路RXCの出力信号CBintは、信号ライン902を介して入力系DLL回路RXDLLに伝達され、上記クロック入力回路RXCの出力信号Cintは、信号ライン903を介して入力系DLL回路RXDLLに伝達される。
上記出力系DLL回路TXDLLは、マルチプレクサ905,906、第1調整回路911、第2調整回路912を含み、基本的な構成は、図7に示される入力系DLL回路RXDLLと同等とされる。第1調整回路911は、上記マルチプレクサ905の反転出力端子の出力信号CBrefのタイミング調整を行う。第2調整回路912は、上記マルチプレクサ905の非反転出力端子の出力信号CTrefタイミング調整を行う。
上記第1調整回路911は、上記マルチプレクサ905の反転出力信号CBrefを遅延する可変遅延回路VDL、上記マルチプレクサ713の反転出力信号CBrefとレプリカ回路REPから上記信号ライン901を介して伝達された信号CBfbとの位相比較を行う位相比較回路PD、上記位相比較回路PDでの位相比較結果に基づいて上記可変遅延回路VDLでの遅延時間を制御するコントロール回路CNTを含む。上記コントロール回路CNTは、上記マルチプレクサ713の反転出力信号CBrefと上記信号ライン901の信号CBfbとの位相差が小さくなるように上記可変遅延回路VDLでの遅延時間を制御する。上記可変遅延回路VDLの出力信号はマルチプレクサ906を介して出力される。
上記第2調整回路912は、上記マルチプレクサ905の非反転出力信号CTrefを遅延する可変遅延回路VDL、上記マルチプレクサ713の反転出力信号CTrefと上記レプリカ回路REPから上記信号ライン706を介して伝達された信号CTfbとの位相比較を行う位相比較回路PD、上記位相比較回路PDでの位相比較結果に基づいて上記可変遅延回路VDLでの遅延時間を制御するコントロール回路CNTを含む。上記コントロール回路CNTは、上記マルチプレクサ905の非反転出力信号CTrefと上記信号ライン904の信号CTfbとの位相差が小さくなるように上記可変遅延回路VDLでの遅延時間を制御する。上記可変遅延回路VDLの出力信号はマルチプレクサ906を介して出力される。
上記マルチプレクサ906の出力信号は、信号ライン913を介してクロックコントロール回路CLKCTLに伝達される。そしてこのクロックコントロール回路CLKCTLの出力信号は、クロックツリー105を介して、データ出力バッファ104内の二つのバッファ部TXに伝達される。DQ〔m:0〕を出力するバッファ部TXは、レジスタ921,922,923、セレクタSEL、レベルシフタLVC、バッファBUFを含む。レジスタ921は、内部クロック信号TCCの立ち上がりエッジのタイミングでデータDATA0を取り込む。レジスタ922は、内部クロック信号TCCの立ち上がりエッジのタイミングでデータDATA1を取り込む。レジスタ923は、内部クロック信号TCCの立ち下がりエッジのタイミングで上記レジスタ922の出力信号を取り込む。セレクタSELは、内部クロック信号TXCLKに同期して、上記レジスタ921の出力信号と、上記レジスタ923の出力信号とを選択的に後段のレベルシフタLVCに伝達する。レベルシフタLVCで所定のレベルにシフトされた出力信号は、バッファBUFを介して出力される。
二つのレプリカ回路REPは、TXとRXCの遅延時間を模擬するもので、上記データ出力バッファ104におけるバッファ部TXと同一構成とされる部分と、その出力信号が伝達されるバッファRXとを含み、このバッファRXの出力信号が信号ライン901又は904を介して、上記出力系DLL回路TXDLLに伝達される。
パッドP14を介して入力されたクロック信号Cは、クロック入力回路RXCで↑tmだけ遅延され、信号ライン903で↑tnだけ遅延され、出力系DLL回路TXDLLにおける第2調整回路912内の可変遅延回路VDLで↑thだけ遅延され、信号ライン913で↑tiだけ遅延される。そして、クロックコントロール回路CLKCTLで↑tjだけ遅延され、クロックツリー105で↑tkだけ遅延され、レプリカ回路REPで↑tl+↑tmだけ遅延され、信号ライン904で↑tnだけ遅延され、第2調整回路912における位相比較回路PDのフードバック側の入力端子に伝達される。一方、第2調整回路912における位相比較回路PDのレファレンス側の入力端子には、可変遅延回路VDLに入力される前の信号が伝達される。第2調整回路912における位相比較回路PDでは、図10に示されるように、信号CTfbと、この信号CTfbの2サイクル後のクロックエッジから到達した信号CTrefとの位相差を比較する。この比較結果はコントロール回路CNTに伝達される。このコントロール回路は、信号CTfbと、信号CTrefとの位相差が小さくなるように可変遅延回路VDLでの遅延時間↑thを調整する。この結果、↑tm+↑tn+↑th+↑ti+↑tj+↑tk+↑tl+↑tm+↑tn=↑tm+↑n+2CYCLEが成立する。これを整理すると、↑tm+↑tn+↑th+↑ti+↑tj+↑tk+↑tl=2CYCLEとなる。内部クロック信号TXCLKのクロック信号Cに対する遅延時間は、↑tm+↑tn+↑th+↑ti+↑tj+↑tkであるから、前式より2CYCEL−↑tlとなる。出力信号DQのクロック信号Cに対する遅延時間は、C〜TXCLKの遅延時間2CYCEL−↑tl+TX遅延時間↑tl=2CYCELとなる。従って出力信号DQの遷移時間タイミングは、クロック信号Cの2サイクル後の立ち上がりタイミングと等しくなるため、適切なタイミングでデータ出力を行うことができる。
図3には、図1に示されるSRAMの比較対象とされるSRAMが示される。また、図4には、図3における主要部の動作タイミングが示される。
図3に示されるSRAMが図1に示されるのと大きく相違するのは、クロック信号K,KBが、それぞれ対応するクロック入力回路RXKを介してマルチプレクサMUXに伝達され、このマルチプレクサMUXの出力信号KCLKがクロックツリー112を介して各部に伝達される点である。つまり、上記マルチプレクサMUXの出力信号KCLKがクロックツリー112を介して、クロックツリー112を介して、アドレス入力バッファ101、コマンド入力バッファ102、データ入力バッファ103、コマンドコントロール回路CCTL、ライトデータレジスタWDR、データ出力バッファ104に伝達される。上記マルチプレクサMUXは、クロック信号Kの立ち上がりをKCLKの立ち上がりに変換し、クロック信号KBの立ち上がりをクロック信号内部クロック信号LCLKの立下りに変換する。
QDR方式のSRAMにおいて、例えばクロック周波数が333MHz、アドレス入力からデータ出力までのレイテンシが1.5サイクルの場合、5nsでデータを出力する必要がある。一般的なレイアウトでは、アドレス信号を取り込むためのアドレス入力バッファや、書き込みデータを取り込むためのデータ入力バッファがチップ周辺に配置されているため、外部端子を介して入力されたクロック信号がクロックツリーを介して、上記アドレス入力バッファや上記データ入力バッファに内蔵されるレジスタに伝達するまでに、少なくとも1nsはかかる。アドレスやデータなどの入力信号のクロック信号に対するセットアップ及びホールド時間のマージンは、クロックサイクルが2nsの場合で0.2ns必要であるから、図3に示される構成の場合、アドレス入力バッファや上記データ入力バッファに内蔵されるレジスタの前段で、アドレスやデータなどの入力信号を1ns以上遅延させる必要がある。このため、図3に示される構成の場合、SRAMの更なる高速化のために当該SRAMに供給されるクロック信号の周波数を上げることができない。
これに対して図1に示される構成によれば、入力系DLL回路RXDLLが設けられ、この入力系DLL回路RXDLLでタイミング調整されたクロック信号を内部クロック信号として、各部に分配するようにしているため、内部クロック信号RCCの立ち上がりタイミングは、クロック信号Kの入力パッド24での立ち上がりタイミングとほぼ同一になる。また、論理回路VDLLOGICの出力コードに基づいて内部クロック信号RCCの微調整が行われることで、アドレス信号SA〔n:0〕、コマンド信号/R,/W,/BW、データD〔m:0〕が対応するレジスタ721〜726に到達するタイミングと、内部クロック信号RCCが対応するレジスタ721〜726に到着するタイミングとを一致させることができる。
上記の実施の形態1によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)入力系DLL回路RXDLLが設けられ、この入力系DLL回路RXDLLでタイミング調整されたクロック信号を内部クロック信号として各部に分配するようにしているため、内部クロック信号RCCの立ち上がりタイミングは、クロック信号Kの入力パッド24での立ち上がりタイミングとほぼ同一になる。このように内部クロック信号のタイミングが調整されることにより、セットアップ及びホールド時間を短くすることができるので、SRAMに供給されるクロック信号の周波数を更に上げることができる。これによって、SRAMの高速動作と低レンシを実現することができる。
(2)上記のようにアドレス入力バッファ101、コマンド入力バッファ102、データ入力バッファ103において内部クロック信号RCCの微調整が行われることで、アドレス入力バッファ101、コマンド入力バッファ102、データ入力バッファ103内の可変遅延回路RXVDLにおける出力信号RCCintのタイミング精度を向上させることができる。換言すれば、アドレス信号SA〔n:0〕、コマンド信号/R,/W,/BW、データD〔m:0〕が、該当するパッドP31,P32,P33を介して入力され、バッファRXを介して対応するレジスタ721〜726に到達するタイミングと、内部クロック信号RCCが遅延回路RXVDLを介して対応するレジスタ721〜726に到着するタイミングとを正確に一致させることができる。
(3)メモリセルアレイMCA内のレジスタ115,116,117では、内部クロック信号MCCの立ち下がりエッジに同期して入力信号が取り込まれるようになっているため、アドレス信号はアドレス入力バッファ101からメモリセルアレイMCAまで0.5サイクル(CYCLE)で伝達される。また、メモリセルアレイMCAの出力データは1サイクルでデータ出力バッファ104に伝達される。このようにメモリセルアレイMCA内のレジスタ115,116,117では、内部クロック信号MCCが論理反転された信号に同期して入力信号が取り込まれるようになっているため、0.5サイクルのレイテンシ領域と1サイクルのレイテンシ領域とに分けてタイミング設計を行うことができる。このため、タイミング設計が比較的容易となり、回路設計の効率向上を図ることができる。
(4)電源パッドP12,P13の近傍に出力系DLL回路TXDLLが配置され、電源パッドP22,P23の近傍に入力系DLL回路RXDLLが配置される。このような配置により、出力系DLL回路TXDLLや入力系DLL回路RXDLLに動作用電源電圧VSSDLL,VCCDLLを供給するための電源ラインを短くすることができるので、電源ラインを介して不所望なノイズが出力系DLL回路TXDLLや入力系DLL回路RXDLLに回り込むのを抑えることができる。
<実施の形態2>
図5には、本発明にかかる半導体記憶装置の一例とされるSRAMの別の構成例が示される。
図5に示される構成が、図1に示されるのと大きく相違するのは、レイテンシの切り替えを可能にした点である。クロックコントロール回路CLKCTLは、レイテンシ選択信号SELに応じて内部の遅延回路における遅延時間を変更することで、レイテンシを変更する。
図12には、図5におけるクロックコントロール回路CLKCTLの構成例が示される。
図12に示されるように、クロックコントロール回路CLKCTLは、複数の遅延回路131〜140と、セレクタ121〜125とを含む。遅延回路131は2個のバッファで構成され、遅延回路132は4個のバッファで構成される。遅延回路133は5個のバッファで構成され、遅延回路134は1個のインバータで構成される。遅延回路135は1個のバッファで構成され、遅延回路136は3個のバッファと1個のインバータで構成される。遅延回路137は2個のバッファで構成され、遅延回路138は5個のバッファで構成される。遅延回路139は1個のバッファで構成され、遅延回路140は1個のインバータで構成される。セレクタ121〜125は、レイテンシ選択信号SELがL(論理値“0”)の場合には、L15を選択し、レイテンシ選択信号SELがH(論理値“1”)の場合には、L20を選択する。
レイテンシ選択信号SEL=Lの場合にはデータ出力までのレイテンシが1.5、SEL=Hの場合にはレイテンシが2.0となる。これは、クロックコントロール回路CLKCTLにおいて、SEL=Hのときには図12のL20のパスがセレクタによって選択され、内部クロック信号MCC、TCC、TXCLKの位相が反転することで実現される。すなわち、レイテンシ1.5の場合にはアドレス信号の入力パッドからメモリセルアレイMCAまで0.5サイクルでアドレス信号を転送していたが、レイテンシ2.0では、アドレス信号の入力パッドからメモリセルアレイMCAまで1.0サイクルでアドレス信号を転送することになる。このため、レイテンシ2.0ではアドレス信号の入力パッドからメモリセルアレイMCA間の転送におけるクロック周波数マージンが向上する。メモリセルアレイからデータ出力バッファ104までは1.0サイクルでデータ転送することに変わりがない。しかし、クロックコントロール回路CLKCTLにおいてレイテンシ2.0の場合には内部クロック信号RCCのタイミングが遅くなり、内部クロック信号MCCのタイミングが早くなり、内部クロック信号TCCのタイミングが遅くなるため、メモリセルアレイMCAからデータ出力バッファ104間の転送における周波数マージンが改善される。
<実施の形態3>
図6には、本発明にかかる半導体記憶装置の一例とされるSRAMの別の構成例が示される。
図6に示されるDRAMが、図1に示されるのと大きく相違するのは、出力系DLL回路TXDLLの出力信号を利用して、内部クロック信号MCCを形成している点である。内部クロック信号MCCは、遅延回路601で遅延されてからクロックツリー105を介してコマンドコントロール回路CCTL、ライトデータレジスタWDR、メモリセルアレイMCAに伝達される。遅延回路601は1個のインバータで形成される。内部クロック信号RCCLOGICは、遅延回路602で遅延されてからクロックツリー105を介して自己診断回路BISTに伝達される。遅延回路602は2個のバッファで形成される。内部クロック信号TXCLKは、遅延回路603で遅延されてからクロックツリー105を介してデータ出力バッファ104に伝達される。遅延回路603は3個のバッファで形成される。
図6に示される構成によれば、クロック信号Kと、クロック信号Cとの入力タイミングスキューは、クロック入力回路RXKと、メモリセルアレイMCAとの間で吸収される。この場合、クロック信号Kと、クロック信号Cとの入力タイミングスキューをデータ出力バッファ104で考慮する必要がないので、データ出力バッファ104に内部クロック信号TCCを供給する必要がない。従って、内部クロック信号TCCの形成は不要とされる。
<実施の形態4>
図11には、本発明にかかる半導体記憶装置の一例とされるSRAMの主要部における別の構成例が示される。
図11に示される構成が、図7に示されるのと大きく相違するのは、入力バッファ401,402,403がグループ化されており、それぞれ異なる入力系クロック信号Ka,Kq1,Kq2に同期して信号の取り込みが行われるようになっている点である。入力バッファ401では、クロック信号Kaと可変遅延回路RXVDLの出力信号RCCintとの位相比較結果に基づいて、アドレス信号がレジスタ721,722に取り込まれるタイミングや、コマンド信号がレジスタ723に取り込まれるタイミングが微調整される。そして、入力バッファ402,403では、それぞれ専用の論理回路VDLLOGICが設けられ、この専用の論理回路VDLLOGICによって、クロック信号の再調整が行われるので、レジスタ751,752や、レジスタ761,762でのデータ取り込みの調整をグループ毎に行うことができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
上記の実施形態では、半導体記憶装置をSRAMとしたが、本発明は、その他の半導体記憶装置、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)にも適用することができる。
101 アドレス入力バッファ
102 コマンド入力バッファ
103 データ入力バッファ
104 データ出力バッファ
105,112 クロックツリー
115〜117 レジスタ
ADC アドレスデコーダ
CLKCTL クロックコントロール回路
CNT コントロール回路
MCA メモリセルアレイ
PD 位相比較回路
RXDLL 入力系DLL回路
RXK クロック入力回路
RXC クロック入力回路
RXD 入力回路
RXVDL 可変遅延回路
TXDLL 出力系DLL回路
VDLLOGIC 論理回路
VDL 可変遅延回路
WDR ライトデータレジスタ

Claims (6)

  1. 複数のメモリセルが配列されて成るメモリセルアレイと、
    第1クロック信号を取り込むための第1バッファと、
    上記第1クロック信号とは異なる第2クロック信号を取り込むための第2バッファと、
    上記メモリセルアレイへのデータ書き込み又は読み出しに用いられる各種信号を第1内部クロック信号に同期して取り込む第1回路と、
    上記メモリセルアレイからの読み出しデータを第2内部クロック信号に同期して出力する第2回路と、
    上記第1バッファを介して取り込まれた上記第1クロック信号と、上記第1回路に伝達された上記第1内部クロック信号との位相差が小さくなるように、上記第1クロック信号を遅延して上記第1内部クロック信号を形成する第1DLL回路と、
    上記第2バッファを介して取り込まれた上記第2クロック信号と、上記第2回路に伝達された上記第2内部クロック信号との位相差が小さくなるように、上記第2クロック信号を遅延して上記第2内部クロック信号を形成する第2DLL回路と、
    上記第1DLL回路の動作用電源電圧を取り込むための第1電源パッドと、
    上記第2DLL回路の動作用電源電圧を取り込むための第2電源パッドと、を含む半導体記憶装置であって、
    上記第1DLL回路は、上記第1電源パッドの近傍に配置され、
    上記第2DLL回路は、上記第2電源パッドの近傍に配置され
    更に、上記第1DLL回路で形成された上記第1内部クロック信号を上記第1回路に伝搬させるためのクロックツリーを含み、
    上記第1DLL回路は、上記クロックツリーを介してフィードバックされた上記第1内部クロック信号と、上記第1バッファを介して取り込まれた上記第1クロック信号との位相比較を行い、
    上記第1バッファは、上記クロックツリーを介して伝達された上記第1内部クロック信号を遅延可能な遅延回路と、
    上記遅延回路の出力信号と上記第1クロック信号との位相比較を行う位相比較回路と、を含み、
    上記第1回路は、入力された上記第1内部クロック信号の位相を、上記位相比較回路での位相比較結果に基づいて微調整するための可変遅延回路を含む、半導体記憶装置。
  2. 上記位相比較器での位相比較結果をコード化する論理回路を含み、
    上記第1回路では、上記論理回路の出力信号によって、上記可変遅延回路の遅延時間が制御される請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 上記メモリセルアレイは、上記第1DLL回路の出力信号を所定時間遅延して得たメモリセルアレイ用クロック信号に同期して上記アドレスデコーダの出力信号を保持する第1レジスタと、
    上記メモリセルアレイ用クロック信号に同期して上記コマンドコントロール回路の出力信号を保持する第2レジスタと、
    上記メモリセルアレイ用クロック信号に同期して上記ライトデータレジスタの出力信号を保持する第3レジスタとを含む請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 複数のメモリセルが配列されて成るメモリセルアレイと、
    第1クロック信号を取り込むための第1バッファと、
    上記第1クロック信号とは異なる第2クロック信号を取り込むための第2バッファと、
    上記メモリセルアレイへのデータ書き込み又は読み出しに用いられる各種信号を第1内部クロック信号に同期して取り込む第1回路と、
    上記メモリセルアレイからの読み出しデータを第2内部クロック信号に同期して出力する第2回路と、
    上記第1バッファを介して取り込まれた上記第1クロック信号と、上記第1回路に伝達された上記第1内部クロック信号との位相差が小さくなるように、上記第1クロック信号を遅延して上記第1内部クロック信号を形成する第1DLL回路と、
    上記第2バッファを介して取り込まれた上記第2クロック信号と、上記第2回路に伝達された上記第2内部クロック信号との位相差が小さくなるように、上記第2クロック信号を遅延して上記第2内部クロック信号を形成する第2DLL回路と、
    上記第1DLL回路の動作用電源電圧を取り込むための第1電源パッドと、
    上記第2DLL回路の動作用電源電圧を取り込むための第2電源パッドと、を含む半導体記憶装置であって、
    上記第1DLL回路は、上記第1電源パッドの近傍に配置され、
    上記第2DLL回路は、上記第2電源パッドの近傍に配置され、
    上記第1回路は、アドレス信号を取り込むためのアドレス入力バッファと、
    コマンド信号を取り込むためのコマンド入力バッファと、
    上記メモリセルアレイへの書き込み用データを取り込むためのデータ入力バッファとを含み、
    上記第2回路は、上記メモリセルアレイから読み出されたデータを出力可能なデータ出力バッファを含み、
    上記第1DLL回路及び上記第2DLL回路と、上記第1回路及び上記第2回路との間に設けられ、上記第1内部クロック信号の遅延時間と、上記第2内部クロック信号の遅延時間とを、レイテンシ選択信号に応じて変更可能なクロックコントローラを更に含む、半導体記憶装置。
  5. 上記コマンド入力バッファを介して取り込まれたコマンド信号に基づいて、上記メモリセルアレイの動作を制御するコマンドコントロール回路と、
    上記データ入力バッファを介して取り込まれた書き込み用データを保持するためのライトデータレジスタとを含み、
    上記コマンドコントロール回路及び上記ライトデータレジスタは、上記第1内部クロック信号に同期して動作される請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 上記コマンド入力バッファを介して取り込まれたコマンド信号に基づいて、上記メモリセルアレイの動作を制御するコマンドコントロール回路と、
    上記データインプットバッファを介して取り込まれた書き込み用データを保持するためのライトデータレジスタとを含み、
    上記コマンドコントロール回路及び上記ライトデータレジスタは、上記第2内部クロック信号に同期して動作される請求項4記載の半導体記憶装置。
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