JP5440757B2 - 物品搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は物品搬送装置に関し、詳しくは物品を把持する複数のグリッパを円周方向等間隔に設けた回転ホイールを複数配置し、これら回転ホイールが相互に隣接する受け渡し位置で上流側の供給ホイールのグリッパから下流側の受取ホイールのグリッパに物品を受渡す物品搬送装置に関する。
従来、物品を把持する複数のグリッパを円周方向等間隔に設けた回転ホイールを複数配置し、これら回転ホイールが相互に隣接する受け渡し位置で上流側の供給ホイールのグリッパから下流側の受取ホイールのグリッパに物品を受渡す物品搬送装置が知られている。
このような物品搬送装置は、例えばペットボトルに飲料を充填する飲料製造ラインに用いられており、この飲料製造ラインはペットボトルをブロー成形するブロー成形ラインと、上記ペットボトルに飲料を充填する充填ラインとから構成され、ペットボトルを成形しながらペットボトルに充填を行うことが可能となっている(特許文献1)。
特開2008−222428号公報
ここで、例えば新たなペットボトル飲料を販売する際に、新たな形状のペットボトルを使用することがあり、この新たなペットボトルへの充填テストを上記飲料製造ラインで行う必要がある。
しかしながら、上記新たな形状のペットボトルを上記ブロー成形機によって成形せずに、予め成形したペットボトルを充填ラインに供給したいという要請がある。
この場合、隣接した供給ホイールから受取ホイールへと物品を受渡す物品搬送装置では、ブロー成形機からの搬送経路とは異なる別の搬送経路を設ける必要があり、搬送経路を切り替えるためには多大な工数が必要であるという問題があった。
本発明は、複数の搬送経路を効率的に切り替えることが可能な物品搬送装置を提供するものである。
すなわち、請求項1にかかる物品搬送装置は、物品を把持する複数のグリッパを円周方向等間隔に設けた回転ホイールを複数配置し、これら回転ホイールが相互に隣接する受け渡し位置で上流側の供給ホイールのグリッパから下流側の受取ホイールのグリッパに物品を受渡す物品搬送装置において、
上記供給ホイールとして、上記受取ホイールに隣接する第1供給ホイールと、該第1供給ホイールよりも上記受取ホイールにおける回転方向上流側に設けた第2供給ホイールとを備え、
さらに上記第1供給ホイールのグリッパを、上記受取ホイールのグリッパに物品を受渡す使用状態と、受取ホイールのグリッパに保持された物品に干渉しない退避状態とに切り替える切替手段を設け、
上記第1供給ホイールから受取ホイールに物品を受渡す第1搬送経路を使用する際には、上記切替手段は第1供給ホイールのグリッパを使用状態とし、
上記第2供給ホイールから受取ホイールに物品を受渡す第2搬送経路を使用する際には、上記切替手段は第1供給ホイールのグリッパを退避状態として、上記受取ホイールのグリッパに保持された第2供給ホイールからの物品に第1供給ホイールのグリッパが干渉しないようにすることを特徴としている。
また請求項2にかかる物品搬送装置は、上記第1供給ホイール、第2供給ホイール、受取ホイールを同期回転させるモータを備え
上記第1搬送経路を使用する際には上記第2供給ホイールは回転を継続し、上記第2搬送経路を使用する際には上記第2供給ホイールは回転を継続することを特徴としている。
請求項3にかかる物品搬送装置は、上記受取ホイールのグリッパは、開閉可能に設けられて物品を把持する一対の把持部材を備え、
該受取ホイールのグリッパを、上記第1供給ホイールとの物品の受け渡し位置で上記把持部材が開閉して物品を受け取る開閉状態と、上記把持部材が閉鎖した状態を維持する閉鎖状態とに切り替える第2切替手段を設け、
上記第1搬送経路を使用する際には、上記第2切替手段はグリッパを開閉状態とし、
上記第2搬送経路を使用する際には、第2切替手段はグリッパを閉鎖状態として、第2供給ホイールから受け取った物品を把持した状態を維持することを特徴としている。
請求項4にかかる物品搬送装置は、上記第1供給ホイールおよび第2供給ホイールのうち、いずれか一方は、ブロー成形機によって成形されたペットボトルを上記受取ホイールに受渡し、
他方はバルクデパレタイザからのペットボトルを上記受取ホイールに受渡すことを特徴としている。
上記請求項1の発明によれば、上記第1供給ホイールのグリッパを使用状態または退避状態とすることで、物品を第1搬送経路または第2搬送経路により搬送することができ、搬送経路の切り替えを速やかに行うことができる。
また、第1、第2供給ホイールを受取ホイールに隣接させた構成であるため、供給ホイールと受取ホイールとの間に搬送経路を切り替えるための合流コンベヤ等を設けずにすみ、省スペースとすることができる。
上記請求項2の発明によれば、上記第1、第2供給ホイールおよび受取ホイールをひとつのモータにより駆動することが可能となる。
上記請求項3の発明によれば、上記受取ホイールのグリッパを開閉動作を行う把持部材から構成しても、上記第2搬送経路により物品を搬送する際には上記第2切替手段によって、グリッパが閉鎖状態を維持するため、第1供給コンベヤと受取ホイールとの受け渡し位置で物品が脱落することはなく、第2搬送経路による物品の搬送を行うことができる。
上記請求項4の発明によれば、例えば新たな形状のペットボトルを予め成形してバルクデパレタイザに供給しておけば、この新たな形状のペットボトルをいずれかの搬送経路により搬送することが可能であり、通常運転時におけるブロー成形機が成形したペットボトルを搬送する搬送経路との切り替えを容易に行うことができる。
第1実施例にかかる飲料製造ラインの平面図。 第1実施例にかかる外観検査機の一部を示す平面図。 グリッパAについての断面図。 グリッパAについての正面図。 グリッパAについての平面図であって、グリッパAが使用状態において閉鎖した状態を示した図。 グリッパAについての平面図であって、Aグリッパが使用状態において開いた状態を示した図。 グリッパAについての平面図であって、グリッパAが退避状態において開放状態に保持された状態を示した図。 グリッパBについての平面図。 グリッパCについての平面図。 第2実施例にかかる外観検査機の一部を示す平面図。 第2実施例におけるグリッパBが退避状態に保持された状態を示した図。 第3実施例にかかる外観検査機の一部を示す平面図。 第4実施例におけるグリッパCが使用状態に保持された状態を示した図。
以下図示実施例について説明すると、図1は物品としてのペットボトル1の成形から飲料の充填までを行う飲料製造ライン2を示し、この飲料製造ライン2は、ペットボトル1をブロー成形するブロー成形装置3と、成形されたペットボトル1を供給するバルクデパレタイザ4と、上記ブロー成形装置3およびバルクデパレタイザ4から供給されたペットボトル1の外観検査を行う外観検査装置5と、この外観検査装置5の下流側に設けられて上記ペットボトル1に洗浄や飲料の充填などの処理を行う充填装置6とを備えている。
上記ブロー成形装置3、バルクデパレタイザ4、外観検査装置5および充填装置6はそれぞれ実線で囲まれた範囲で独立しており、これらはそれぞれ図示しない制御手段によって同期するように制御される。
また、上記ブロー成形装置3、外観検査装置5および充填装置6はそれぞれサーボモータによって駆動される物品搬送装置としての複数の回転ホイールHを備え、上流側に位置する回転ホイールHから下流側に位置する回転ホイールHへとペットボトル1を受渡し、ペットボトル1の搬送を行うようになっている。
そして本実施例の飲料製造ライン2では、ブロー成形装置3で成形したペットボトル1に飲料を充填する図示太線で示した第1搬送経路と、バルクデパレタイザ4から供給したペットボトル1に飲料を充填する図示太破線で示す第2搬送経路とを切り替えることが可能となっている。
上記ブロー成形装置3は、パリソンを供給するパリソン供給手段3aと、パリソンを予熱する予熱手段3bと、パリソンをペットボトル1へとブロー成形するブロー成形手段3cとを備えている。
上記パリソン供給手段3a、予熱手段3b、ブロー成形手段3cの間には上記パリソンや成形したペットボトル1を搬送する複数の回転ホイールHが設けられ、ブロー成形装置3の下流端に位置する回転ホイールHは外観検査装置5にペットボトル1を受渡す排出ホイールHaとなっている。
バルクデパレタイザ4は、複数の成形済みペットボトル1を収容した図示しないパレットからペットボトル1を取り出し、該バルクデパレタイザ4に隣接して設けられたネック搬送コンベヤ4aはペットボトル1のネックリング1aの下面を支持して1つずつ搬送するとともに、下流端に設けられたインフィードスクリュー4bによって外観検査装置5にペットボトル1を受渡すようになっている。
上記外観検査装置5は、ブロー成形装置3の上記排出ホイールHaに隣接して設けられた第1供給ホイール11と、バルクデパレタイザ4のインフィードスクリュー4bに隣接して設けられた第2供給ホイール12と、これら上記第1、第2供給ホイール11、12よりペットボトル1を受け取る受取ホイール13と、該受取ホイール13の下流側に設けられた3つの回転ホイールHと、これら回転ホイールHに沿って設けられた第1〜第3検査手段14〜16とを備えている。
上記第1〜第3検査手段14〜16は、それぞれペットボトル1の外観検査、ネックリング1a(図3参照)の検査、飲み口の検査、底部の検査を行うようになっており、これらは従来公知であるため詳細な説明は省略する。
上記充填装置6は複数の回転ホイールHを備え、ペットボトル1を洗浄するリンサ、飲料を充填するフィラ、キャップを装着するキャッパを備えている。
図2は、上記外観検査装置5における上記第1供給ホイール11、第2供給ホイール12および受取ホイール13の拡大図であり、これらは外観検査装置5が備える図示しない駆動手段を介して1つのサーボモータにより駆動するようになっている。
上記第1、第2供給ホイール11、12は反時計回りに回転するとともに、受取ホイール13は時計回りに回転し、第2供給ホイール12は上記第1供給ホイール11よりも上記受取ホイール13における回転方向上流側に設けられている。
上記第1供給ホイール11には開閉機構を有する複数のグリッパAが円周方向等間隔に設けられており、各グリッパAの回転位置は第1供給ホイール11に設けられた図示しないエンコーダを介して制御手段によって認識される。
上記第2供給ホイール12には開閉機構を有する複数のグリッパBが円周方向等間隔に設けられ、上記受取ホイール13には開閉機構を有さない複数のグリッパCが円周方向等間隔に設けられている。
そして、本実施例の第1供給ホイール11には、オペレータが第1搬送経路または第2搬送経路を選択することで、上記制御手段の制御により上記グリッパAを退避状態または使用状態へと切替える切替手段17が設けられている。
上記第1搬送経路によりペットボトル1を搬送する際には、制御手段は上記切替手段17によりグリッパAを使用状態とし、第1供給ホイール11から上記受取ホイール13へとペットボトル1が受け渡されるようになっている。
一方、上記第2搬送経路によりペットボトル1を搬送する際には、第2供給ホイール12から上記受取ホイール13へとペットボトル1が受け渡され、このとき制御手段は切替手段17によりグリッパAを退避状態とすることで、該第1供給ホイール11のグリッパAが受取ホイール13のグリッパCに保持されたペットボトル1に干渉しないようになっている。
このように、上記切替手段17を用いることで、2つの搬送経路を切り替えてペットボトル1に飲料の充填を行うことが可能となっている。
次に、図3〜図7を用いて第1供給ホイール11に設けたグリッパAと、該グリッパAを使用状態および退避状態に切り替える切替手段17とについて説明する。
図5、図6はグリッパAが切替手段17によって使用状態とされた図を、図7は退避状態とされた図を示している。また図5〜図7においてグリッパAは図示左から右方向に移動するようになっている。
グリッパAは、上記サーボモータの駆動力によって回転する2枚のプレートPに回転可能に軸支された2本の第1、第2回転軸21,22と、第1回転軸21に固定された第1把持部材23と、第2回転軸22に固定された第2把持部材24と、第1回転軸21に固定された第1ギヤ部材25と、第2回転軸22に固定された第2ギヤ部材26と、第1、第2把持部材23、24を閉鎖方向に付勢する付勢手段27とを備えている。
上記第1、第2回転軸21,22の上端部は上方のプレートPに回転可能に軸支され、下端部は下方のプレートPを貫通して下方に突出し、その下端にはそれぞれ上記第1、第2把持部材23、24の基端部が固定されている。
上記第1、第2把持部材23、24は、ペットボトル1におけるネックリング1aの上部を左右から把持し、第1把持部材23の先端および第2把持部材24の先端はペットボトル1の受け渡しに好適な形状となっている。
上記第1ギヤ部材25は第1回転軸21に固定されて第1把持部材23と一体的に回転し、上記第2ギヤ部材26は第2回転軸22に固定されて第2把持部材24と一体的に回転するようになっている。
第1、第2ギヤ部材25、26にはギヤが形成されて相互に噛合しており、第1ギヤ部材25が第1回転軸21を中心に回転して第1把持部材23が揺動すると、第2ギヤ部材26がこれに連動して第2回転軸22を中心に回転し、第2把持部材24が揺動するようになっている。
上記付勢手段27は、第1回転軸21の上端に固定されたスリーブ27aと、上記第1ギヤ部材25の上部に第1回転軸21に回転可能に軸支された伝達部材27bと、これらスリーブ27aと伝達部材27bとの間に弾装されたばね部材27cとから構成されている。なお、図5〜図7ではスリーブ27aおよびばね部材27cの表示を省略している。
上記第1ギヤ部材25には上下に貫通する長穴25aが形成され、上記伝達部材27bには上下に貫通孔27dが形成されており、これら長穴25aおよび貫通孔27dには連結棒28が挿入されている。
連結棒28は長穴25aに沿って移動可能となっており、このため第1ギヤ部材25と伝達部材27bとは、この長穴25aの範囲内で第1回転軸21を中心に回転可能となっている。
上記ばね部材27cは上記第1ギヤ部材25を伝達部材27bに対して反時計回りに付勢し、その結果、図5に示すように第1把持部材23は閉鎖状態に保持され、これに連動して第2把持部材24も閉鎖状態に保持されることとなる。
また上記グリッパAは、上記第2ギヤ部材26に設けられたピン26aと、第2回転軸22に回転可能に軸支された係合部材29と、該係合部材29の一端に設けられたカムフォロア30とを備えている。
そして、第1供給ホイール11には、ブロー成形装置3の排出ホイールHaとによるペットボトル1の受け渡し位置と、受取ホイール13とによるペットボトル1の受け渡し位置とに、それぞれカム31が設けられている。
上記係合部材29の先端には上記ピン26aと係合する略かぎ状の係合部29aが形成され、係合部材29が第2回転軸22を中心に図示反時計方向に回転すると、係合部29aがピン26aに係合するようになっている。
一方係合部材29の他端には上記カムフォロア30が設けられ、このカムフォロア30が上記カム31に係合してプレートPの外周側に移動すると、係合部材29が図示反時計方向に回転し、係合部材29が係合部29aを介してピン26aを反時計方向に押圧することとなる。
その結果、第2ギヤ部材26は上記付勢手段27の付勢力に抗して回転し、図6に示すように第2把持部材24が開くとともに、これに連動して第1把持部材23も開くようになっている。
上記切替手段17は、上記プレートPを保持する図示しない回転テーブルに揺動可能に保持されたエアシリンダ32と、該エアシリンダ32のロッド32aの先端に設けられて上記連結棒28を保持する略コ字型の連結部材33(図3参照)とから構成されている。
上記エアシリンダ32は図示しないエアの供給源に接続されており、上記ロッド32aは上記制御手段の制御によって、グリッパAを使用状態とするときは図5、図6に示すように伸長し、退避状態とするときは図7に示すように収縮するようになっている。
上記連結棒28は上述したように第1ギヤ部材25の長穴25aに挿入されており、この連結棒28をエアシリンダ32によって使用状態から退避状態に移動させると、これに連動して第1ギヤ部材25が回転し、第1、第2把持部材23、24が開放状態となる。
また図5、図6に示すように、エアシリンダ32のロッド32aは使用状態では伸長して連結棒28を所定の位置に保持し、上記カムフォロア30がカム31に係合して上記第1、第2把持部材23、24が上記付勢手段27の付勢力に抗しながら開閉作動するのを許容するようになっている。
そして図6、図7に示すように、第1、第2把持部材23、24の使用状態における開度と、退避状態における開度とを比較すると、退避状態における開度のほうが大きく、第1、第2把持部材23、24の先端が使用状態のときよりも第1供給ホイール11の内周側に位置するようになっている。
なお、この退避状態では、図7に示すように係合部29aと上記ピン26aとは係合しないため、第1、第2把持部材23、24が大きく開いても、係合部材29が第1回転軸21など他の部材に干渉するのを防止している。
次に、図8を用いて第2供給ホイール12に設けられたグリッパBについて説明する。
グリッパBはプレートPに回転可能に軸支された第1、第2回転軸121、122と、第1回転軸121に固定された第1把持部材123と、第2回転軸122に固定された第2把持部材124と、第1回転軸121に固定された第1ギヤ部材125と、第2回転軸122に固定された第2ギヤ部材126と、第1、第2把持部材123、124を閉鎖方向に付勢する図示しない付勢手段とを備えている。
上記第1把持部材123および第2把持部材124は、上記グリッパAの第1、第2把持部材23、24と同様、ペットボトル1におけるネックリング1aの上部を左右から把持し、第1把持部材123の先端および第2把持部材124の先端はペットボトル1の受け渡しに好適な形状となっている。
また上記第2把持部材124には、プレートPの内周側に向けて腕部124aが延伸して設けられており、当該腕部124aの先端にはカムフォロア130が設けられている。
そして、第2供給ホイール12には、バルクデパレタイザ4のインフィードスクリュー4bとのペットボトル1の受け渡し位置と、受取ホイール13とのペットボトル1の受け渡し位置とに、それぞれカム131を備えている。
カム131の外周面に上記カムフォロア130が当接すると、該カム131の外周面に沿ってカムフォロア130がプレートPの外周側に移動し、上記第1、第2ギヤ部材125、126を介して第2把持部材124と第1把持部材123とが連動して開くようになっている。
上記カム131の外周面の形状は、上記受け渡し位置においてインフィードスクリュー4bからペットボトル1を受け取る際と、受取ホイール13のグリッパCにペットボトル1を受け渡す際に最適な形状となっている。
次に、図3、図9を用いて受取ホイール13におけるグリッパCについて説明する。
グリッパCは、プレートPに固定されたステー221と、ステー221の両脇に設けられた2枚の板ばね222と、各板ばね222の先端に設けられた把持部材223と、上記把持部材223を相互に接近させる方向に付勢するばね224と、両把持部材223の間に設けられたサポート部材225とから構成されている。
上記把持部材223は、上記グリッパAおよびグリッパBが把持しているペットボトル1のネックリング1aよりも下方の位置を把持するようになっており、脱落防止のため先端はカギ状部分を有している。
上記構成により、上記第1供給ホイール11のグリッパAは、以下のように受取ホイール13のグリッパCへとペットボトル1を受け渡すようになっている。
第1供給ホイール11と受取ホイール13とが回転して、ペットボトル1を保持したグリッパAとグリッパCとが接近すると、グリッパAが保持したペットボトル1はグリッパCにおける2つの把持部材223の間に位置するようになる。
続いてグリッパAとグリッパCとがさらに接近すると、ペットボトル1が上記把持部材223をばね224の付勢力に抗して強制的に押し開き、ペットボトル1が把持部材223のカギ状部分を通過する。
そして、グリッパAとグリッパCとが最も接近した位置では、把持部材223がばね224の付勢力によって閉鎖されてペットボトル1がグリッパCに把持され、瞬間的にグリッパAとグリッパCとが同時にペットボトル1を把持した状態となる。
その後、グリッパAとグリッパCとが離隔すると、グリッパAのカムフォロア30が上記カム31によって内周側に移動し、第1、第2把持部材23,24が開放状態となってペットボトル1が開放され、グリッパCへのペットボトル1の受渡しが完了する。
このように、ペットボトル1の受け渡しにはペットボトル1をグリッパAとグリッパBとで同時に把持する必要があるため、第1供給ホイール11によるグリッパAの軌跡と、受取ホイール13によるグリッパCの軌跡とは、受け渡し位置において上方から見て重なり合っている。
しかしながら、上記グリッパAの第1、第2把持部材22、23はペットボトル1のネックリング1aの上方を把持し、上記グリッパCの把持部材223はネックリング1aの下方を把持するため、受け渡し位置において第1供給ホイール11のグリッパAと受取ホイール12のグリッパCとが干渉することはない。
これと同様、第2供給ホイール12のグリッパBから受取ホイール13のグリッパCへとペットボトル1を受け渡す際の動作も略同様であり、第2供給ホイール12によるグリッパBの軌跡と、受取ホイール13によるグリッパCの軌跡とは、受け渡し位置において上方から見て重なり合っている。
しかしながら、上記グリッパBの第1、第2把持部材122、123はペットボトル1のネックリング1aの上方を把持し、上記グリッパCの把持部材223はネックリング1aの下方を把持するため、受け渡し位置において第2供給ホイール12のグリッパBと受取ホイール12のグリッパCとが干渉することはない。
なお、上記グリッパAおよびグリッパBがペットボトル1のネックリング1aの下方を把持し、受取ホイール13のグリッパCがネックリング1の上方を把持するような構成であってもよい。
以下、上記構成を有する飲料製造ライン2の動作について説明する。
最初に、上記第1搬送経路によりブロー成形装置3が成形したペットボトル1に飲料を充填する際の動作について説明する。
このとき、上記バルクデパレタイザ4は停止しており、バルクデパレタイザ4からのペットボトル1の供給は行われないようになっている。また上記第1供給ホイール11のグリッパAは上記切替手段17によって使用状態にされている。
まず、上記ブロー成形装置3でペットボトル1の成形が行われ、成形されたペットボトル1は排出ホイールHaから上記外観検査装置5の上記第1供給ホイール11へと受け渡される。
その後、ペットボトル1を保持したグリッパAは上記受取ホイール13との受け渡し位置まで移動し、グリッパAが保持したペットボトル1は受取ホイール13のグリッパCに受け渡される。
そして、このブロー成形装置3で成形されたペットボトル1はその後外観検査装置5の回転ホイールHによって搬送されながら上記第1〜第3検査手段14〜16によって外観検査が行われ、さらに充填装置6においてペットボトル1の洗浄や飲料の充填、キャップの装着等が行われるようになっている。
この第1搬送経路に沿ってペットボトル1を搬送する間、上記外観検査装置5はひとつのサーボモータで駆動されることから、上記第2供給ホイール12も回転を継続している。
しかしながら、第2供給ホイール12のグリッパBはペットボトル1を把持しておらず、受け渡し位置でグリッパBとグリッパCとは上下にすれ違うことから、これらが干渉することはない。
次に、上記第2搬送経路によりバルクデパレタイザ4からのペットボトル1に飲料を充填する際の動作について説明する。
このとき、上記ブロー成形装置3は停止しており、ブロー成形装置3からのペットボトル1の供給は行われないようになっている。
まず、バルクデパレタイザ4はパレットからペットボトル1を1つずつネック搬送コンベヤ4aに供給し、インフィードスクリュー4bはペットボトル1を1つずつ受け渡し位置に切り出し、外観検査装置5における第2供給ホイール12は該受け渡し位置に切り出された容器をグリッパBにより把持して受け取る。
その後、ペットボトル1を保持したグリッパBは上記受取ホイール13との受け渡し位置まで移動し、グリッパBが保持したペットボトル1は該受け渡し位置で受取ホイール13のグリッパCに受け渡される。
そして、このバルクデパレタイザ4から供給されたペットボトル1はその後外観検査装置5の回転ホイールHによって搬送されながら上記第1〜第3検査手段14〜16によって外観検査が行われ、さらに充填装置6においてペットボトル1の洗浄や飲料の充填、キャップの装着等が行われるようになっている。
ここで、上記第2搬送経路によってペットボトル1を搬送する場合、上記第2供給ホイール12は上記第1供給ホイール11よりも上記受取ホイール13における回転方向上流側に設けられていることから、ペットボトル1を保持した受取ホイール13のグリッパCは、上記第1供給ホイール11との受け渡し位置を通過するようになっている。
さらに、上記外観検査装置5はひとつのサーボモータで駆動され、上記第1供給ホイール11も回転を継続していることから、第1供給ホイール11と受取ホイール13との受渡し位置ではグリッパAとグリッパCとが相互に接近することとなる。
そこで本実施例では、第1供給ホイール11のグリッパAが受取ホイール13のグリッパCに保持されたペットボトル1に干渉しないよう、上記制御手段は第1供給ホイール11におけるすべてのグリッパAを上記切替手段17によって退避状態とするようになっている。
その結果、上記受け渡し位置を通過するグリッパAは図7に示す開放状態となり、第1、第2把持部材23,24の先端は上記受取ホイール13のグリッパCに保持されたペットボトル1に干渉しない位置まで開放される。
このため、グリッパCに保持されたペットボトル1は、第1供給コンベヤ11のグリッパAと干渉することなく上記第1供給ホイール11との受け渡し位置を通過することができる。
なお、上記第2搬送経路によりペットボトル1を搬送する際には、上記制御手段がエンコーダを介して第1供給ホイール11の各グリッパAの位置を認識し、上記受取ホイール13との受け渡し位置を通過するグリッパAだけを、上記切替手段17により使用状態から退避状態へと切り替え、受渡し位置において受取ホイール13のグリッパCに保持されたペットボトル1に干渉しないようにしてもよい。
上記構成による飲料製造ライン2によれば、上記第1供給ホイール11のグリッパを切替手段17によって使用状態または退避状態に切り替えることで、2つの異なる搬送経路を用いてペットボトル1を搬送することができる。
このため、例えば新製品開発のためのテストを行う際には、新たな形状を有するペットボトル1を予め形成して、このペットボトル1をバルクデパレタイザ4から第2搬送経路によって供給することができる。
このとき、通常の飲料充填に使用するブロー成形装置3を停止させるとともに、上記外観検査装置5の第1供給ホイール11のグリッパAを退避状態とするだけでよいため、搬送経路の切り替えを容易に行うことができ、上記新製品開発テストを容易に行うことができる。
また、例えば上記バルクデパレタイザの代わりに別途ブロー成形装置を設置することで、一方のブロー成形装置を使用する間に他方のブロー成形装置の型替えを行うことができ、多品種の飲料を製造する場合であっても、型替えを効率的に行うことが可能となる。
さらに、第1、第2供給ホイール11、12を受取ホイール13に隣接させた構成であるため、供給ホイールと受取ホイールとの間に搬送経路を切り替えるための合流コンベヤ等を設けずにすむことから、飲料製造ライン2を省スペースに設置することができる。
次に、図10、図11を用いて本発明にかかる第2実施例について説明する。
上記第1実施例では第1供給ホイール11にグリッパAを設け、各グリッパAに切替手段17を設けているが、この第2実施例における第1供給ホイール11には、上記第2供給ホイール12と同じグリッパBが円周方向等間隔に設けられている。
そして本実施例における切替手段17は、上記受取ホイール13との受け渡し位置に設けられた上記カム131を第1供給ホイール11の内周側および外周側に往復動させるエアシリンダ等の駆動手段となっている。
上記切替手段17は、第1供給ホイール11のグリッパBを使用状態とする際には、上記カム131を図8に示す内周側に位置させ、これによりグリッパBは受渡し位置で開閉動作を行い、受取ホイール13のグリッパCにペットボトル1を受け渡すことが可能となっている。
一方、第1供給ホイール11のグリッパBを退避状態とする際には、切替手段17は上記カム131を図11に示す外周側に位置させ、これによりグリッパBのカムフォロア130は図8に比べてさらに外周側に移動することとなる。
その結果、グリッパBの第1、第2把持部材123,124の先端は使用状態のときよりも第1供給ホイール11の内周側に位置して、上記第1実施例においてグリッパAが退避状態とされた際と同じ程度まで開いた開放状態となる。
以上のことから、本実施例の飲料製造ライン2も、上記第1実施例と同様、第2搬送経路によってバルクデパレタイザ4からのペットボトル1に飲料を充填する際に、第1供給ホイール11のグリッパBが受取ホイール13のグリッパCに保持されたペットボトル1に干渉しないようにすることができる。
次に、図12を用いて第3実施例について説明する。
上記第1実施例では、受取ホイール13に開閉機構を有さないグリッパCを備えているが、この第3実施例における受取ホイール13には上記第2供給ホイール12と同じグリッパBが円周方向等間隔に設けられている。
この受取ホイール13には、上記第1供給ホイール11との受け渡し位置、第2供給ホイール12との受け渡し位置、上記第1回転ホイールHとの受け渡し位置の計3ヶ所にカム131が設けられ、これらのカム131によってペットボトル1の受渡しに最適なタイミングでグリッパBが開閉するようになっている。
そして、上記第1供給ホイール11との受け渡し位置に設けたカム131は、エアシリンダ等からなる第2切替手段116によって受取ホイール13の内周側および外周側に往復動するようになっている。
上記第2切替手段116は、カム131を受取ホイール13の外周側に位置させた際に、図8に示すようなグリッパBを開閉状態とし、これにより受取ホイール13のグリッパBは第1供給ホイール11との受け渡し位置において開閉し、ペットボトル1を受け取ることが可能となっている。
一方、第2切替手段116はカム131を受取ホイール13の図8の状態からさらに内周側に位置させて、グリッパBのカムフォロア130がカム131に接触しないようにする。
その結果、グリッパBの第1、第2把持部材123、124は上記付勢部材により閉鎖した状態を維持することから、グリッパBは第1供給ホイール11との受け渡し位置において閉鎖状態を維持するようになっている。
このような構成により、第1搬送経路によってブロー成形装置3からのペットボトル1に飲料を充填する場合には、上記第1供給ホイール11のグリッパAは切替手段17によって使用状態とされ、受取ホイール13の第2切替手段116はカム131を外周側に位置させてグリッパBを開閉状態とする。
その結果、第1供給ホイール11のグリッパAに保持されたペットボトル1は受取ホイール13との受け渡し位置で該受取ホイール13のグリッパBの開閉動作によりペットボトル1の受渡しが行われるようになっている。
これに対し、第2搬送経路によってバルクデパレタイザ4からのペットボトル1に飲料を充填する場合には、上記第1供給ホイール11のグリッパAは切替手段17によって退避状態とされ、受取ホイール13のグリッパBは第2切替手段116がカム131を内周側に位置させて閉鎖状態とされる。
これにより、まず第2供給ホイール12のグリッパBに保持されたペットボトル1は受取ホイール13との受け渡し位置で該受取ホイール13のグリッパBの開閉動作によってペットボトル1の受渡しが行われる。
その後、受取ホイール13のグリッパBが上記第1供給ホイール11との受け渡し位置まで移動すると、受取ホイール13のグリッパBは第2切替手段116によって閉鎖状態が維持され、ペットボトル1が脱落しないようになっている。
一方、第1供給ホイール11のグリッパAは切替手段17によって退避状態とされているため、該グリッパAが受取ホイール13のグリッパBに保持されたペットボトル1に干渉することはない。
以上のことから、本実施例の飲料製造ライン2も、上記第1、第2実施例と同様、第2搬送経路によってバルクデパレタイザ4からのペットボトル1に飲料を充填する際に、第1供給ホイール11のグリッパBが受取ホイール13のグリッパBに保持されたペットボトル1に干渉することはない。
なお、上記第3実施例において、上記第1供給ホイール11におけるグリッパAを、第2実施例と同様グリッパBとし、上記切替手段17を第1供給ホイール11のカム131を移動させる駆動手段としてもよい。
次に、図13を用いて第4実施例について説明する。
上記第1実施例では、第1供給ホイール11および第2供給ホイール12に開閉機構を有するグリッパAおよびグリッパBを設け、受取ホイール13に開閉機構を有さないグリッパCを設けているが、この第4実施例では、第1供給ホイール11および第2供給ホイール12に開閉機構を有さないグリッパCを設けるとともに、受取ホイール13に開閉機構を有するグリッパBを設けている。
上記第1供給ホイール11における各グリッパCは、切替手段17としてのエアシリンダ216によって外周側に位置した使用状態と、内周側に位置した退避状態とに切り替えられるようになっている。
上記受取ホイール13における上記第1供給ホイール11との受け渡し位置および上記第2供給ホイール12との受け渡し位置には、それぞれグリッパBが開閉動作を行いながらグリッパCよりペットボトル1を受け取るよう、カム131が設けられている。
さらに、該受取ホイール13における上記第1供給ホイール11との受け渡し位置に設けたカム131は、上記第3実施例と同様、第2切替手段116によって内周側および外周側に移動可能となっている。
このような構成により、第1搬送経路によってブロー成形装置3からのペットボトル1に飲料を充填する場合には、上記第1供給ホイール11のグリッパCは切替手段17によって使用状態とされ、該第1供給ホイール11の外周側に位置している。
その結果、第1供給ホイール11のグリッパAに保持されたペットボトル1は受取ホイール13との受け渡し位置で該受取ホイール13のグリッパBの開閉動作によってペットボトル1の受渡しが行われるようになっている。
これに対し、第2搬送経路によってバルクデパレタイザ4からのペットボトル1に飲料を充填する場合には、制御手段は第1供給ホイール11に設けた全てのグリッパCを上記切替手段17によって退避状態とし、全てのグリッパCを内周側に位置させるようになっている。
また、上記受取ホイール13では、上記第2切替手段116がカム131を内周側に移動させて、第1供給ホイール11との受渡し位置でグリッパBの閉鎖状態を維持するようになっている。
その結果、第2供給ホイール12との受け渡し位置で受取ホイール13のグリッパBに保持されたペットボトル1は、第1供給ホイール11との受け渡し位置において、グリッパBから脱落することはなく、また第1供給ホイール11のグリッパCと干渉することはない。
以上のことから、本実施例の飲料製造ライン2も、上記第1〜第3実施例と同様、第2搬送経路によってバルクデパレタイザ4からのペットボトル1に飲料を充填する際に、第1供給ホイール11のグリッパBは受取ホイール13に保持されたペットボトル1に干渉することはない。
なお、上記第4実施例において、第2搬送経路によってバルクデパレタイザ4からのペットボトル1に飲料を充填する場合には、制御手段は第1供給ホイール11に設けたエンコーダを介して各グリッパCの位置を認識し、上記グリッパCが受け渡し位置を通過する際には切替手段17によって該グリッパCを退避状態として、該グリッパCが受取ホイール13のグリッパBに保持されたペットボトル1に干渉しないようにしてもよい。
1 ペットボトル 2 飲料製造ライン
3 ブロー成形装置 4 バルクデパレタイザ
5 外観検査装置 6 充填装置
11 第1供給ホイール 12 第2供給ホイール
13 受取ホイール 16 切替手段

Claims (4)

  1. 物品を把持する複数のグリッパを円周方向等間隔に設けた回転ホイールを複数配置し、これら回転ホイールが相互に隣接する受け渡し位置で上流側の供給ホイールのグリッパから下流側の受取ホイールのグリッパに物品を受渡す物品搬送装置において、
    上記供給ホイールとして、上記受取ホイールに隣接する第1供給ホイールと、該第1供給ホイールよりも上記受取ホイールにおける回転方向上流側に設けた第2供給ホイールとを備え、
    さらに上記第1供給ホイールのグリッパを、上記受取ホイールのグリッパに物品を受渡す使用状態と、受取ホイールのグリッパに保持された物品に干渉しない退避状態とに切り替える切替手段を設け、
    上記第1供給ホイールから受取ホイールに物品を受渡す第1搬送経路を使用する際には、上記切替手段は第1供給ホイールのグリッパを使用状態とし、
    上記第2供給ホイールから受取ホイールに物品を受渡す第2搬送経路を使用する際には、上記切替手段は第1供給ホイールのグリッパを退避状態として、上記受取ホイールのグリッパに保持された第2供給ホイールからの物品に第1供給ホイールのグリッパが干渉しないようにすることを特徴とする物品搬送装置。
  2. 上記第1供給ホイール、第2供給ホイール、受取ホイールを同期回転させるモータを備え
    上記第1搬送経路を使用する際には上記第2供給ホイールは回転を継続し、上記第2搬送経路を使用する際には上記第2供給ホイールは回転を継続することを特徴とする請求項1に記載の物品搬送装置。
  3. 上記受取ホイールのグリッパは、開閉可能に設けられて物品を把持する一対の把持部材を備え、
    該受取ホイールのグリッパを、上記第1供給ホイールとの物品の受け渡し位置で上記把持部材が開閉して物品を受け取る開閉状態と、上記把持部材が閉鎖した状態を維持する閉鎖状態とに切り替える第2切替手段を設け、
    上記第1搬送経路を使用する際には、上記第2切替手段はグリッパを開閉状態とし、
    上記第2搬送経路を使用する際には、第2切替手段はグリッパを閉鎖状態として、第2供給ホイールから受け取った物品を把持した状態を維持することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の物品搬送装置。
  4. 上記第1供給ホイールおよび第2供給ホイールのうち、いずれか一方は、ブロー成形機によって成形されたペットボトルを上記受取ホイールに受渡し、
    他方はバルクデパレタイザからのペットボトルを上記受取ホイールに受渡すことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の物品搬送装置。
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