JP5439880B2 - カーテン塗布装置及びカーテン塗布方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カーテン塗布装置及びカーテン塗布方法に関し、カーテン膜の揺れ防止及びエッジガイド爪部に液粕が付着するのを抑制でき、カーテン膜の切れ上がりを抑制可能なカーテン塗布装置及びカーテン塗布方法に関する。
カーテン塗布方法は、写真フィルム等の写真感光材料等の製造によく用いられている塗布方法であり、図1に示すような、塗布液3をノズルスリットから吐出し、吐出された塗布液をカーテン状に案内するカーテンエッジガイド2で自由落下させ、連続走行するウェブ5上に衝突させながら塗布膜を形成させる方法や、図2に示すような、塗布液3をスリットから吐出し、吐出された塗布液をスライド面7上で移動させ、その塗布液をカーテン状に案内するカーテンエッジガイド2’で自由落下させ、連続走行するウェブ5上に衝突させながら塗布膜を形成させる方法がある。また、多層塗工においては、各々の機能の違う塗布液を各々のノズルスリットから吐出し、吐出された塗布液をカーテン状に案内するカーテンエッジガイドで自由落下させ、連続走行するウェブ上に衝突させながら塗布膜を形成させる方法や、各々の機能の違う塗布液をスリットから吐出し、該吐出された塗布液をスライド面上で積層し、その積層した塗布液をカーテン状に案内するカーテンエッジガイドで自由落下させ、連続走行するウェブ上に衝突させながら塗布膜を形成させる方法がある。なお、図1及び図2において、4は、バキュウム装置を示し、6は、バックアップロールを示す。
しかし、これらの方法では、図1及び図2のようにカーテン塗布液3のウェブ搬送と反対側にバキュウム装置4が有り、該バキュウム装置4で、塗布液ウェブ転液部での空気同伴現象(塗布液ウェブ転液部において、搬送ウェブ5に同伴してくる空気が塗布液に巻き込まれ、ウェブ5に塗布された塗膜液3中で気泡となる現象)抑制の目的でウェブ5に同伴してくる空気を吸引するため、図3に示す様に塗布液カーテン膜3a端部では、周りの空気をバキュウム装置4が吸引し(図3中、上方向実線矢印)、その一方で、ウェブ5の搬送により、周りの空気が巻き込まれる(図3中、下方向実線矢印)ことで、図3中の破線矢印方向の気流が生じて塗布液カーテンが不安定になり、揺れるという現象が発生する。そして、カーテンエッジガイド2から塗布液が外れ、塗布液カーテン膜3aが切れ上がり、塗布幅が不安定になるといった欠点や、切れ上がることで塗布幅方向の端部付着量が多くなるといった欠点がある。そのため、生産時に塗布幅均一で無いことより、製品ロスが大きくなる。また、塗布幅方向の端部付着量が多くなることにより、製造時に乾燥不良により、未乾燥部分が生じて、製造中にウェブの搬送ロールに塗布液が付着し、その後のウェブ塗膜表面を汚したり、製品巻き取り時にブロッキングが発生したり、端部が盛り上がることで巻き取り時にウェブが切れたりすることが起こり、生産効率が低下する。図3において、3b,4,6は、それぞれ、塗布液(ウェブ上)、バキュウム装置、バックアップロールを示す。
また、図4Aのようにカーテン塗布において、塗布液をカーテン状に案内するカーテンエッジガイド101は、カーテン膜102の安定化のために補助液103を流しながらカーテン膜端部の流速を中心部に近づけるようにしている。そして、その補助液103を回収するために、カーテンエッジガイド101下端で図4Bのように吸引し、回収している。しかし、この回収時に塗布液も少し回収されることで、図4Cのように、その爪部104、及び、吸引口105に液粕107が溜まる。これは、どうしても回収時に爪部104の塗布液接液面のカーテン膜102のウェブ進行方向側及びその反対側の気液界面で吸引により、空気の流れが速い部分ができることで、爪部104接触部分の流れが遅くなった塗布液が乾燥するためである。そして、そのカーテン膜102の揺れが大きいと、連続生産時にカーテンエッジガイド101の下端爪部で時間と共に液粕107の量も大きくなり、爪先端で保持していたカーテン膜102が液粕により保持部が移動し、その際に、補助液103部分より外れ、エッジガイドフレームに接触(カーテン膜端部流速が遅くなる)し、カーテン膜102が切れ上がる。これにより、塗布幅方向の端部付着量が多くなるといった欠点がある。そのため、生産時に塗布幅均一で無いことより、製品ロスが大きくなる。また、塗布幅方向の端部付着量が多くなることにより、製造時に乾燥不良により、未乾燥部分が生じて、製造中にウェブの搬送ロールに塗布液が付着し、その後のウェブ塗膜表面を汚したり、製品巻き取り時にブロッキングが発生したり、端部が盛り上がることで巻き取り時にウェブが切れたりすることが起こり、生産効率が低下するという問題がある。
このような塗布液カーテン膜の揺れ防止、及び、切れ上り防止のために、特許文献1では、カーテンエッジガイドに多孔質材を使用し、カーテン塗布液との接液面に均等に補助液を流すカーテン塗布方法が提案されている。
また、特許文献2では、カーテンエッジガイドのカーテン塗布液との接液面に板ガラスを使用するカーテン塗布方法が提案されている。
また、特許文献3では、カーテン膜によって遮られた支持体搬送方向の上流側の空間の圧力を減ずるカーテン塗布方法が提案されている。
しかし、先行技術文献に記載のカーテン塗布方法では、依然としてカーテン膜塗布液端部での周りの空気が巻き込まれ、塗布液カーテンが不安定になり、揺れるという問題を解決するには充分ではない。また、エッジガイド爪部に液粕が付着し、カーテンエッジガイドから塗布液が外れ、塗布液カーテン膜が切れ上がり、塗布幅不安定や製品不良、生産効率の低下に繋がるという課題がある。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、カーテン膜塗布液端部の周りの空気による不安定な揺らぎを抑制し、また、エッジガイド爪部に液粕が付着するのを抑制し、カーテン膜の切れ上がりを抑制するカーテン塗布装置及びカーテン塗布方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 塗布液を吐出するスリットを有する吐出手段と、
前記スリットから吐出された塗布液をカーテン状で支持体上に案内する案内手段と、
前記支持体を搬送する搬送手段と、を備えてなり、
前記案内手段が、当該吐出されたカーテン状の塗布液における前記スリット開口方向両端部に設けられたカーテン端部案内部と、該カーテン端部案内部に接して配置された風防板とを有することを特徴とするカーテン塗布装置である。
<2> 案内手段が、スライド面を有し、
吐出手段が、前記塗布液を前記スライド面上に吐出する前記<1>に記載のカーテン塗布装置である。
<3> 案内手段が、スライド面におけるスリット開口方向両端部に設けられたスライド面カーテン端部案内部を有する前記<2>に記載のカーテン塗布装置である。
<4> 吐出手段が、複数のスリットを有する前記<1>から<3>のいずれかに記載のカーテン塗布装置である。
<5> 風防板が、カーテン端部案内部に対して、支持体の搬送方向反対側に設けられている前記<1>から<4>のいずれかに記載のカーテン塗布装置である。
<6> 風防板が、支持体の搬送方向に平行、かつ前記支持体に垂直に設けられている前記<5>に記載のカーテン塗布装置である。
<7> 風防板が、支持体の搬送方向に垂直、かつ前記支持体に垂直に設けられている前記<5>に記載のカーテン塗布装置である。
<8> 風防板が、支持体に対して平行方向に10mm以上の長さを有する前記<1>から<7>のいずれかに記載のカーテン塗布装置である。
<9> 風防板が、支持体に対して垂直方向に10mm以上の長さを有する前記<1>から<8>のいずれかに記載のカーテン塗布装置である。
<10> カーテン端部案内部が、支持体に対して、風防板よりも近接乃至同位置で設けられている前記<1>から<9>のいずれかに記載のカーテン塗布装置である。
<11> カーテン端部案内部が、支持体に対して、風防板よりも0mm以上10mm以下近接して設けられている前記<10>に記載のカーテン塗布装置である。
<12> 風防板の支持体側端部が、カーテン端部案内部との隣接部に近付くにつれて、支持体に近接するような傾斜を有する前記<1>から<11>のいずれかに記載のカーテン塗布装置である。
<13> 風防板下端の傾斜角が、0.1°以上40°以下である前記<12>に記載のカーテン塗布装置である。
<14> 塗布液をスリットから吐出する吐出工程と、
前記スリットから吐出された塗布液を案内手段によりカーテン状で支持体上に案内する案内工程と、
前記支持体を搬送する搬送工程と、を含み、
前記案内工程が、吐出されたカーテン状の塗布液における前記スリット開口方向両端部に設けられたカーテン端部案内部と、該カーテン端部案内部に接して配置された風防板とを有する案内手段を用いて行われることを特徴とするカーテン塗布方法である。
<15> 案内手段が、スライド面を有し、
吐出工程が、塗布液を前記スライド面上に吐出する前記<14>に記載のカーテン塗布方法である。
<16> 案内手段が、前記スライド面における前記スリット開口方向両端部に設けられたスライド面カーテン端部案内部を有する前記<15>に記載のカーテン塗布方法である。
<17> 吐出工程が、複数のスリットから吐出する前記<14>から<16>のいずれかに記載のカーテン塗布方法である。
<18> 風防板が、カーテン端部案内部に対して、支持体の搬送方向反対側に設けられている前記<14>から<17>のいずれかに記載のカーテン塗布方法である。
<19> 風防板が、支持体の搬送方向に平行、かつ前記支持体に垂直に設けられている前記<18>に記載のカーテン塗布方法である。
<20> 風防板が、支持体の搬送方向に垂直、かつ前記支持体に垂直に設けられている前記<18>に記載のカーテン塗布方法である。
<21> 風防板が、支持体に対して平行方向に10mm以上の長さを有する前記<14>から<20>のいずれかに記載のカーテン塗布方法である。
<22> 風防板が、支持体に対して垂直方向に10mm以上の長さを有する前記<14>から<21>のいずれかに記載のカーテン塗布方法である。
<23> カーテン端部案内部が、支持体に対して、風防板よりも近接乃至同位置で設けられている前記<14>から<22>のいずれかに記載のカーテン塗布方法である。
<24> カーテン端部案内部が、支持体に対して、風防板よりも0mm以上10mm以下近接して設けられている前記<23>に記載のカーテン塗布方法である。
<25> 風防板の支持体側端部が、カーテン端部案内部との隣接部に近付くにつれて、支持体に近接するような傾斜を有する前記<14>から<24>のいずれかに記載のカーテン塗布方法である。
<26> 風防板下端の傾斜角が、0.1°以上40°以下である前記<25>に記載のカーテン塗布方法である。
本発明によると、従来における諸問題を解決することができ、カーテン膜塗布液端部の周りの空気による不安定な揺らぎを抑制し、また、エッジガイド爪部に液粕が付着するのを抑制し、カーテン膜の切れ上がりを抑制するカーテン塗布装置及びカーテン塗布方法を提供することができる。
図1は、従来のカーテン塗布装置の構成例を示す断面斜視図である。 図2は、従来のカーテン塗布装置のその他の構成例を示す断面斜視図である。 図3は、従来のカーテン塗布装置における塗布液カーテン膜端部周辺の構成を示す上面概略図である。 図4Aは、従来のカーテン塗布装置を示す斜視図である。 図4Bは、図4Aの部分拡大図である。 図4Cは、カーテン塗布時に爪部に液粕が形成されるメカニズムを示す説明図である。 図5Aは、本発明に係るカーテン塗布装置の第1の実施の形態における構成を示す構成概略図である。 図5Bは、本発明に係るカーテン塗布装置の第1の実施の形態の動作時の構成概略図である。 図6Aは、本発明に係るカーテン塗布装置の第1の実施の形態におけるカーテン膜端部周辺の構成を示す概略斜視図である。 図6Bは、本発明に係るカーテン塗布装置の一実施の形態におけるカーテン膜端部周辺の構成を示す上面概略図である。 図7は、本発明に係るカーテン塗布装置の風防板の第2の変形例におけるカーテン膜端部周辺の構成を示す上面概略図である。 図8は、本発明に係るカーテン塗布装置の風防板の第1の変形例におけるカーテン膜端部周辺の構成を示す概略斜視図である。 図9は、製造時のカーテンガイドエッジ及び塗布液の移動を説明する説明図である。 図10Aは、本発明に係るカーテン塗布装置の第2の実施の形態における構成を示す構成概略図である。 図10Bは、本発明に係るカーテン塗布装置の第2の実施の形態の動作時の構成概略図である。 図11Aは、表1における「切れ上り:無し」を模式的に説明する説明図である。 図11Bは、表1における「切れ上り:有り」を模式的に説明する説明図である。
本発明のカーテン塗布装置は、塗布液を吐出するスリットを有する吐出手段と、
前記スリットから吐出された塗布液をカーテン状で支持体上に案内する案内手段と、
前記支持体を搬送する搬送手段とを備えてなり、更に必要に応じてその他の手段を備えてなる。
前記案内手段は、該吐出されたカーテン状の塗布液における前記スリット開口方向両端部に設けられたカーテン端部案内部と、該カーテン端部案内部に接して(隙間なく)配置された風防板とを有する。
前記風防板は、(1)支持体の搬送方向に平行、かつ前記支持体に垂直に設けられるか、又は(2)支持体の搬送方向に垂直、かつ前記支持体に垂直に設けられることが好ましい。
前記風防板の支持体に対する平行方向の長さ(幅)は、特に制限はなく、支持体の平行方向の全体にわたって設けてもよいが、10mm以上の長さが好ましく、10mm〜30mmがより好ましい。
前記風防板の支持体に対する垂直方向の長さ(高さ)は、特に制限はなく、支持体の垂直方向の全体にわたって設けてもよいが、10mm以上の長さが好ましく、10mm〜60mmがより好ましい。
以下、図面を参照しながら本発明のカーテン塗布装置について更に詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
<第1の実施の形態>
図5Aは、本発明に係るカーテン塗布装置の第1の実施の形態における構成を示す構成概略図、図5Bは、本発明に係るカーテン塗布装置の第1の実施の形態の動作時の構成概略図である。
本実施の形態では、塗布液を保持し、スリットを有する吐出手段であるカーテン塗工ヘッド1は、重力方向にカーテン状の塗布液3を吐出し(自由落下させ)、当該吐出された塗布液は、カーテン状の塗布液3の両端部に設けられたカーテン端部案内部であるカーテンエッジガイド2に案内されて、支持体であるウェブ5上に導かれる。ウェブ5は、バックアップロール6とその他の不図示の部材とからなる搬送手段により、一定速度で一方向に搬送される。このとき、ウェブ5の搬送方向においてカーテン状の塗布液3よりも上流部にバキュウム装置4が設けられ、カーテンエッジガイド2、カーテン状の塗布液3、ウェブ5等に囲まれる空間を減圧している。また風防板9は、カーテンエッジガイド2に隣接して配置され、ウェブ5の搬送やバキュウム装置4によって生じるカーテン状の塗布液3における端部周辺の気流の乱れを遮断する効果を奏する。なお、3aは塗布液(カーテン膜)を示し、3bは塗布液(ウェブ上)を示す。
カーテン塗工ヘッド1が有するスリットは、カーテン状に吐出することができればいかなる形状であってもよい。好ましくはスリット幅に対して充分な長さ(スリット開口方向)を有する矩形断面のスリットである。スリット幅及び長さは塗布液の粘度や吐出量、用いるウェブのサイズ等から任意で設計可能である。
また、スリットは複数あってもよい。複数のスリットを有する場合、夫々のスリットから異なる塗布液を吐出し、当該吐出された塗布液夫々を積層して支持体上に塗布することが好ましい。
本発明においてカーテンエッジガイド2は、カーテン膜を形成可能であればいかなるものであってもよく、従来公知のものをそのまま適用可能である。
また、本発明において塗布液3は、カーテン膜を形成可能であればいかなるものであってもよく、従来公知のものをそのまま適用可能である。
バキュウム装置4は、吸引減圧可能な装置であればよく、公知の装置を適用できる。また、バックアップロール6を含む搬送手段は、ウェブ5を搬送可能な構成であればよく、公知のものを適用できる。
ウェブ5は、紙、フィルム、薄膜金属等の塗布液を表面に塗布する基材であって、表面にコーティングが施されていてもよい。
図6Aは、本発明に係るカーテン塗布装置の第1の実施の形態におけるカーテン膜端部周辺の構成を示す正面概略図、図6Bは、本発明に係るカーテン塗布装置の一実施の形態におけるカーテン膜端部周辺の構成を示す上面概略図である。
図6A及び図6Bに示すように、カーテンエッジガイド2の下端に風防板9をカーテン状に流れる塗布液3aに対してウェブ5搬送方向の反対側に取り付けて塗布することにより、塗布液カーテン膜3a端部に作用するカーテンエッジガイド2よりもウェブ搬送方向反対側にできる気流の乱れを遮断することで、カーテン膜3aの不安定な揺らぎを抑制し、カーテンエッジガイド2でのカーテン膜3aの切れ上がりを抑制できる。
本実施の形態では、風防板9は、ウェブ5の搬送方向に対して垂直、かつ、ウェブ5に対して垂直に設けられている。この構成によれば、塗布液カーテン膜3a端部に作用するカーテンエッジガイド2よりもウェブ搬送方向反対側にできる気流の乱れを遮断することができ、カーテン膜3aの不安定な揺らぎを抑制し、カーテンエッジガイド2でのカーテン膜3aの切れ上がりを抑制できる。
風防板9の素材としては、鉄、ステンレス、アルミニウム等の金属やテフロン(登録商標)、PET等の樹脂等が挙げられるが、特に限定はない。
本発明の風防板9は、幅と高さと厚さとを有する板状の部材であることが好ましい。
また、風防板9は、ウェブ5に対して平行方向(風防板9の幅方向)に10mm以上の長さを有することが好ましい。風防板9の幅方向を10mm以上とすることにより、塗布液カーテン膜3a端部に作用するカーテンエッジガイド2よりもウェブ搬送方向反対側にできる気流の乱れを遮断でき、カーテン膜3aの不安定な揺らぎを抑制し、カーテンエッジガイド2でのカーテン膜3aの切れ上がりを抑制できる。
更に、風防板9は、ウェブ5に対して垂直方向(風防板9の高さ方向)に10mm以上の長さを有することが好ましい。風防板9の高さ方向10mm以上とすることにより、塗布液カーテン膜3a端部に作用するカーテンエッジガイド2よりもウェブ搬送方向反対側にできる気流の乱れを遮断でき、カーテン膜3aの不安定な揺らぎを抑制し、カーテンエッジガイド2でのカーテン膜3aの切れ上がりを抑制できる。
また、本発明のカーテンエッジガイド2の下端(ウェブ5側端部)は、風防板9の下端(ウェブ5側端部)よりも、ウェブ5に対して近接乃至同位置である構成が好ましい。かかる構成にすることにより、カーテンエッジガイド2下端とウェブ5のギャップを狭くでき、周りの空気の進入が小さくなり、カーテン膜3aの不安定な揺らぎを抑制し、カーテンエッジガイド2でのカーテン膜3aの切れ上がりを抑制できる。
更に、本発明のカーテンエッジガイド2は、ウェブ5に対して、風防板9よりも0mm以上10mm以下近接して設けられている構成が好ましい。風防板9よりも10mm以上離間すると、塗布液カーテン膜3a端部に作用するカーテンエッジガイド2よりもウェブ搬送方向反対側にできる気流の乱れを、カーテンエッジガイド2が遮断できず、カーテン膜3aが揺らぎ、カーテンエッジガイド2でのカーテン膜3aの切れ上がりが起きる。
<風防板の第1の変形例>
図8は、本発明に係るカーテン塗布装置の風防板の第1の変形例におけるカーテン膜端部周辺の構成を示す正面概略図である。
本実施の形態における風防板9’の下端(ウェブ5側端部)は、カーテンエッジガイド2の近傍になるに従ってウェブ5に近接するような傾斜を有している。
かかる構成によれば、例えば、図9のように、製造スタート時において、塗布液カーテン膜3aがバックアップロール6上のウェブ位置まで移動した時に、揺れて風防板9’に付着し、風防板9’に付着した塗布液3が下端まで流れるが、上記傾斜を有することで、その傾斜に沿ってカーテンエッジガイド2側に移動することで、ウェブ5上に風防板9’に付着した塗布液3が落ちるによる塗布欠陥(液が多く付着することでのブロッキング等)を防止できる。
このとき、風防板9’の傾斜角度を0.1°以上40°以下にすることが好ましい。傾斜角度が40°より大きいと、塗布液カーテン膜3a端部に作用するカーテンエッジガイド2よりもウェブ搬送方向反対側にできる気流の乱れを遮断できず、カーテン膜が揺らぎ、カーテンエッジガイドでのカーテン膜の切れ上がりが起きる。
<風防板の第2の変形例>
図7は、本発明に係るカーテン塗布装置の風防板の第2の変形例におけるカーテン膜端部周辺の構成を示す上面概略図である。
本実施の形態では、風防板9は、ウェブ5の搬送方向に対して平行、かつ、ウェブ5にして垂直に設けられている。この構成によれば、塗布液カーテン膜3a端部に作用するカーテンエッジガイド2よりもウェブ搬送方向反対側にできる気流の乱れを遮断することができ、カーテン膜3aの不安定な揺らぎを抑制し、カーテンエッジガイド2でのカーテン膜3aの切れ上がりを抑制できる。
<第2の実施の形態;カーテン塗布装置の変形例>
図10Aは、本発明に係るカーテン塗布装置の第2の実施の形態における構成を示す構成概略図、図10Bは、本発明に係るカーテン塗布装置の第2の実施の形態の動作時の構成概略図である。
本発明の案内手段は、スライド面7を有することが好ましく、該スライド面7におけるスリット開口方向両端部に設けられたスライド面カーテン端部案内部(スライド部エッジガイド)8を有することが更に好ましい。
スライド面7及びスライド面カーテン端部案内部8の構成については、図2に示す構成をそのまま適用することができる。スライド面7及びスライド面カーテン端部案内部8以外の構成については上述したカーテン塗布装置の第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
以下、図10A及び図10Bを参照しながら本発明に係るカーテン塗布装置の第2の実施の形態の構成について説明する。
かかる実施の形態では、塗布液を保持し、スリットを有する吐出手段であるスライドカーテン塗工ヘッド1’は、スライド面7上に塗布液3’を吐出し、スライド面7上において層状となる。当該吐出された塗布液3’は、層状の塗布液の両端部(図中のスリット長手方向端部)に設けられたカーテン端部案内部であるスライド部エッジガイド8に案内されて、スライド面7上をスライドし、スライド面スライド方向下流端部より重力方向に自由落下し、カーテン状となる。このとき、塗布液3’は、カーテン状の塗布液3’の両端部に設けられたカーテン端部案内部であるカーテンエッジガイド2に案内されて、支持体であるウェブ5上に導かれる。ウェブ5は、バックアップロール6とその他の不図示の部材とからなる搬送手段により、一定速度で一方向に搬送される。また、ウェブ5の搬送方向においてカーテン状の塗布液3’よりも上流部にバキュウム装置4が設けられ、カーテンエッジガイド2、カーテン状の塗布液3’、ウェブ5等に囲まれる空間を減圧している。更に風防板9が、カーテンエッジガイド2に隣接して配置され、ウェブ5の搬送やバキュウム装置4によって生じるカーテン状の塗布液3における端部周辺の気流の乱れを遮断する効果を奏する。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1)
図1のようなカーテン塗布装置のカーテンエッジガイド2の下端に、図6のように風防板9をカーテン状に流れる塗布液に対してウェブ搬送方向の反対側に平行(ウェブ5の搬送方向に対して垂直)、かつ、ウェブ5に対して垂直に取り付けて、ウェブ5(紙)に塗工速度400m/min、塗工幅250mm、ノズルスリット吐出塗布液流量3000g/minで塗工した。
この時、風防板9(材質:PETフィルム):幅30mm×高さ60mm×厚み175μm、風防板9のウェブ5に対する離間距離:カーテンエッジガイド2のウェブ5に対する離間距離と同等、バキュウム装置4吸引圧力:−3kPa、カーテンエッジガイド2に沿って流れる水量:30cc/minとした。
また、塗布液は粘度300mPa・s、静的表面張力35mN/mであって、下記組成のものを用いた。
(塗布液組成)
・ポリビニルアルコール・・・85質量部
・緑顔料・・・5質量部
・水・・・915質量部
そして、上記塗布条件でのカーテンエッジガイド2でのカーテン膜の切れ上がりの有無及び、エッジガイド爪部の液粕状態を評価した。結果を表1に示す。
〔カーテン膜の切れ上がり評価基準〕
◎:24時間カーテン膜の切れ上がりなし
○:2〜3時間後カーテン膜の切れ上がりあり
×:1時間後カーテン膜の切れ上がりあり
〔エッジガイド爪部の液粕状態の評価基準〕
○:爪部に液粕微量あり
△:爪部に液粕少量あり
×:爪部に液粕多量にあり
(実施例2)
図2のようなカーテン塗布装置のカーテンエッジガイド2’の下端に、図6のように風防板9をカーテン状に流れる塗布液に対してウェブ搬送方向の反対側に平行(ウェブ5の搬送方向に対して垂直)、かつウェブ5に対して垂直に取り付けた以外は、実施例1と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例3)
実施例2の風防板9を図7のように、カーテン状に流れる塗布液に対して、ウェブ搬送方向の反対側に垂直(ウェブ5の搬送方向に対して平行)、かつウェブ5に対して垂直に取り付けて、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例4)
実施例2の風防板9の水平方向長さ(幅)を10mmとして、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例5)
実施例2の風防板9の水平方向長さ(幅)を5mmとして、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例6)
実施例2の風防板9の垂直方向長さ(高さ)を10mmとして、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例7)
実施例2の風防板9の垂直方向長さ(高さ)を5mmとして、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例8)
実施例2の風防板9のウェブ5に対する離間距離をカーテンエッジガイド2のウェブ5に対する離間距離から5mm高くして、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例9)
実施例2の風防板9のウェブ5に対する離間距離をカーテンエッジガイド2のウェブ5に対する離間距離から10mm短くして、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例10)
実施例2の風防板9のウェブ5に対する離間距離をカーテンエッジガイド2のウェブ5に対する離間距離から15mm長くして、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例11)
実施例2の風防板9のウェブ5に対する離間距離をカーテンエッジガイド2のウェブ5に対する離間距離から2mm短くして、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例12)
実施例2の風防板9の下端を図8のように幅方向にカーテンエッジガイド2側に下るように40°傾斜させ、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例13)
実施例2の風防板9の下端を図8のように幅方向にカーテンエッジガイド2側に下るように45°傾斜させ、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(実施例14)
実施例2の風防板9の下端を図8のように幅方向にカーテンエッジガイド2側に下るように1°傾斜させ、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1の風防板9を外し、実施例1と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
(比較例2)
実施例2の風防板9を外し、実施例2と同様な塗工及び評価を行った。結果を表1に示す。
なお、表1中における「切れ上り:無し」と「切れ上り:有り」は、図11A及び図11Bに示すそれぞれの模式的な説明図を参照。
実施例1〜14の本発明のカーテン塗布装置は、比較例1〜2に比べて、エッジガイド爪部に液粕が付着するのを抑制でき、カーテン膜塗布液端部の周りの空気による不安定な揺らぎを抑制して、カーテン膜の切れ上がりを抑制できることが分かった。
本発明のカーテン塗布装置及びカーテン塗布方法は、例えばハロゲン化銀写真感光材料、磁気記録材料、感圧・感熱記録紙、アート紙、コート紙、インクジェット記録シートなどの製造に好適に用いられる。
特開平11−188299号公報 特開2001−46939号公報 特開2003−71353号公報

Claims (14)

  1. 塗布液を吐出するスリットを有する吐出手段と、
    前記スリットから吐出された塗布液をカーテン状で支持体上に案内する案内手段と、
    前記支持体を搬送する搬送手段と、を備えてなり、
    前記案内手段が、当該吐出されたカーテン状の塗布液における前記スリット開口方向両端部に設けられたカーテン端部案内部と、該カーテン端部案内部に接して配置された風防板とを有し、
    前記風防板の支持体側端部が、前記カーテン端部案内部との隣接部に近付くにつれて、前記支持体に近接するような傾斜を有することを特徴とするカーテン塗布装置。
  2. 案内手段が、スライド面を有し、
    吐出手段が、前記塗布液を前記スライド面上に吐出する請求項1に記載のカーテン塗布装置。
  3. 案内手段が、スライド面におけるスリット開口方向両端部に設けられたスライド面カーテン端部案内部を有する請求項2に記載のカーテン塗布装置。
  4. 吐出手段が、複数のスリットを有する請求項1から3のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
  5. 風防板が、カーテン端部案内部に対して、支持体の搬送方向反対側に設けられている請求項1から4のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
  6. 風防板が、支持体の搬送方向に平行、かつ前記支持体に垂直に設けられている請求項5に記載のカーテン塗布装置。
  7. 風防板が、支持体の搬送方向に垂直、かつ前記支持体に垂直に設けられている請求項5に記載のカーテン塗布装置。
  8. 風防板の支持体側端部の傾斜が、製造スタート時において塗布液が風防板に付着したときに前記塗布液がカーテン端部案内部側に移動するような傾斜である請求項1から7のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
  9. 風防板が、支持体に対して垂直方向に10mm以上の長さを有する請求項1から8のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
  10. カーテン端部案内部が、支持体に対して、風防板よりも近接乃至同位置で設けられている請求項1から9のいずれかに記載のカーテン塗布装置。
  11. カーテン端部案内部が、支持体に対して、風防板よりも0mm以上10mm以下近接して設けられている請求項10に記載のカーテン塗布装置。
  12. 風防板下端の傾斜角が、0.1°以上40°以下である請求項11に記載のカーテン塗布装置。
  13. 塗布液をスリットから吐出する吐出工程と、
    前記スリットから吐出された塗布液を案内手段によりカーテン状で支持体上に案内する案内工程と、
    前記支持体を搬送する搬送工程と、を含み、
    前記案内工程が、吐出されたカーテン状の塗布液における前記スリット開口方向両端部に設けられたカーテン端部案内部と、該カーテン端部案内部に接して配置された風防板とを有する案内手段を用いて行われ、
    前記風防板の支持体側端部が、前記カーテン端部案内部との隣接部に近付くにつれて、前記支持体に近接するような傾斜を有することを特徴とするカーテン塗布方法。
  14. 製造スタート時において塗布液が風防板に付着したときに前記塗布液がカーテン端部案内部側に移動する請求項13に記載のカーテン塗布方法。
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