JP5900479B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
液体噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5900479B2 JP5900479B2 JP2013266649A JP2013266649A JP5900479B2 JP 5900479 B2 JP5900479 B2 JP 5900479B2 JP 2013266649 A JP2013266649 A JP 2013266649A JP 2013266649 A JP2013266649 A JP 2013266649A JP 5900479 B2 JP5900479 B2 JP 5900479B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- exhaust duct
- opening
- liquid ejecting
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
また、本発明の一実施形態に係る液体噴射装置において、前記第2開口部は、重力方向において前記第1開口部よりも上方に位置することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る液体噴射装置において、前記ダクトは、第4開口部を有し、前記吸気部の前記第2開口部側の端部は、前記第4開口部から前記ダクトの内部へ貫入されていることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る液体噴射装置において、前記第1開口部は、前記液体噴射ヘッドと前記媒体との相対移動方向において前記液体噴射ヘッドの下流に位置することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る液体噴射装置において、前記第1開口部の面積は、前記第2開口部の面積よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る液体噴射装置において、特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る液体噴射装置において、前記吸気部の前記第1開口部が形成されている側の端部は、前記相対移動方向において上流側よりも下流側の方が前記媒体に近いことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る液体噴射装置において、前記吸気部の内壁には、撥液処理が施されていることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るミスト回収装置は、液体の噴射に伴って生じたミストを吸引して回収するミスト回収装置であって、外気を吸引するための吸気部が下方に向けて延設された排気ダクトを備え、前記吸気部には上下方向に延びる吸気孔が形成されているとともに、前記排気ダクト内に連通する前記吸気部の上端部が前記排気ダクトの内底部から環状に突設されている。
この構成によれば、吸気部に形成される吸気孔は開口面積が下端側から上端側に向けて小さくなるテーパ形状をなすので、吸気孔内を流れる気流の風速は、下端側から上端側にいくにつれて速くなる。そして、吸気部に付着した液滴は、気流によって上方に押し上げられる過程で合体して大きくなるが、上端側ほど風速が速いので、大きくなった液滴を落下させることなく排気ダクト内に回収することができる。
この構成によれば、吸気部に撥液処理が施されているので、付着した液体の移動を促し、効率よく排気ダクト内に回収することができる。
この構成によれば、液体の噴射に伴って生じたミストを、ミスト回収装置によって回収することができる。そして、ミスト回収装置において排気ダクトからの液だれを抑制することで、たれ落ちた液体による媒体の汚染を抑制することができる。
図3に示すように、プリンター11は、制御手段としての制御装置50を備えている。制御装置50は、CPU51、RAM52、ROM53、ヘッド駆動回路54及びタイマー55を有している。
図1に示すように、プリンター11においては、用紙Pの搬送に伴って、搬送方向Xが流れ方向となる気流Fm(搬送気流)が生じる。また、各液体噴射ヘッド12からのインクの噴射に伴って各ノズル14の周辺にインクのミストが発生すると、そのミストは気流Fmにのって搬送方向Xの下流側に向けて運ばれる。
図4に示すように、制御装置50は、図示しないホストコンピューター等からの印刷指令を受信すると、ステップS11として排気ファン17の駆動を開始させる。また、続くステップS12として、制御装置50は液体噴射ヘッド12を制御して印刷を開始させる。すなわち、排気ダクト15の内底部から吸気孔19を囲むように突設された環状の突設部20で排気ダクト15内に回収されたインクの流出を抑制した状態で、排気ファン17を駆動させてミストを含む外気を排気ダクト15内に吸引させる(ミスト回収ステップ)。
続いて、ステップS16として、制御装置50はタイマー55による計時時間Tが閾値Taを超えたか否かを判定する。そして、計時時間Tが閾値Ta以下であった場合には、再度ステップS16の判定を繰り返す。
(1)インクの噴射に伴って生じたミストを、吸気部16を介して排気ダクト15内に回収することができる。このとき、吸気部16に形成された吸気孔19は上下方向に延びる態様となっているので、排気ダクト15内に吸引される気体の流れを乱したり妨げたりすることがない。すなわち、吸気孔19が屈曲していたり吸気部16に段差があったりすると、そこにミストがぶつかって液滴が付着してしまう。特に、空間中に拡散したミストではなく、延設された吸気部16で噴射によって生じたばかりの濃いミストを吸引する場合には、屈曲部などに液滴が付着しやすい。その点、吸気孔19内で気流Fiの流れを乱さないようにすることで、液だれを招く液滴の付着を抑制することができる。
(5)吸気部16は排気ダクト15の底部から下方に延設されるが、排気ファン17は排気ダクト15の水平方向(排気方向Y)における一端側に設けられるので、吸気部16を通じて排気ダクト15内に回収されたミストは水平方向(排気方向Y)に運ばれる。そして、吸気部16のZ軸方向における長さは、排気ダクト15の排気方向Yにおける長さよりも短くなっているので、液だれを抑制することができる。
・液体噴射ヘッド12は、重力方向Zと一致する真下にインクを噴射するものに限らず、例えば傾斜しつつ搬送される用紙Pに向けて斜め下方向にインクを噴射するようにしてもよい。また、各図中において、搬送方向X、排気方向Y及び重力方向Zは互いに直交する態様で図示されているが、各方向の交差角度は90度でなくてもよい。
・吸気部16を円筒形状にしてもよいし、吸気部16の下端部が用紙P又は用紙Pの搬送経路と平行をなすようにしてもよい。また、撥液処理を施さない吸気部16としてもよい。
・吸気部16は、排気ダクト15と一体的に成形してもよいし、排気ダクト15の内底部から上方に突設する突設部20と、排気ダクト15から下方に延びる部分とを、それぞれ別個の部材から構成してもよい。
・排気ファン17の制御は、制御装置50によって自動的に行わず、手動で行ってもよい。
・プリンターはラインヘッド式プリンターに限らない。例えば、媒体の搬送方向Xと交差する走査方向(用紙Pの幅方向となるY軸方向)に沿って往復移動するキャリッジと、該キャリッジに支持された液体噴射ヘッドとを備えたシリアル式プリンターとしてもよい。そして、シリアル式プリンターでは、キャリッジの搬送方向Xにおける下流側に、Y軸方向に延びる排気ダクト及び吸気部を有するミスト回収装置を配置することで、効率よくミストを回収することができる。あるいは、液体噴射ヘッドの走査方向における一方又は両方に吸気部を配置してもよい。この場合には、可撓性を有する管路によって排気ダクトを構成すれば、排気ファン等をキャリッジに搭載しなくてもよい。
Claims (5)
- 媒体に液体を噴射可能な液体噴射ヘッドと、
第1開口部と前記第1開口部よりも重力方向において上方に設けられた第2開口部とを有する吸気部と、
底部に形成された第3開口部と、前記底部とは異なる位置に形成された第4開口部とを有するダクトと、
前記吸気部および前記ダクトを流れる気流を生成するファンと、
を備え、
前記吸気部の前記第2開口部側の端部は、前記第3開口部から前記ダクトの内部へ突設されるように貫入されて前記ダクトの内部に位置し、前記気流は、前記第1開口部から前記第4開口部へ向かって流れることで、前記液体吐出ヘッドによる前記液体の噴射に伴って生じたミストを前記第1開口部から吸引し前記ダクト内に導くことを特徴とする液体噴射装置。 - 前記第1開口部は、前記液体噴射ヘッドと前記媒体との相対移動方向において前記液体噴射ヘッドの下流に位置することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 前記第1開口部の面積は、前記第2開口部の面積よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の液体噴射装置。
- 前記吸気部の前記第1開口部が形成されている側の端部は、前記相対移動方向において上流側よりも下流側の方が前記媒体に近いことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記吸気部の内壁には、撥液処理が施されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013266649A JP5900479B2 (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013266649A JP5900479B2 (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 液体噴射装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010155492A Division JP5445362B2 (ja) | 2010-07-08 | 2010-07-08 | ミスト回収装置、液体噴射装置及びミスト回収装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014076666A JP2014076666A (ja) | 2014-05-01 |
JP5900479B2 true JP5900479B2 (ja) | 2016-04-06 |
Family
ID=50782377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013266649A Active JP5900479B2 (ja) | 2013-12-25 | 2013-12-25 | 液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5900479B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7434817B2 (ja) | 2019-11-11 | 2024-02-21 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | インクジェット記録装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2530382Y2 (ja) * | 1992-07-31 | 1997-03-26 | リンナイ株式会社 | 給湯器の排気ダクト |
JP3064004U (ja) * | 1999-05-19 | 1999-12-14 | 株式会社フカガワ | ダクトまたは外装材組立用シ―ムの形状 |
JP2001080094A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-03-27 | Canon Inc | 現像装置及び画像形成装置 |
JP3781284B2 (ja) * | 2001-11-30 | 2006-05-31 | リコープリンティングシステムズ株式会社 | インクジェット式記録ヘッドとその記録装置 |
JP2004181704A (ja) * | 2002-12-02 | 2004-07-02 | Canon Inc | シリアル記録装置 |
JP2005271314A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Canon Inc | 雰囲気調整システムおよびインクジェット記録装置 |
JP2005271316A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JP2006346932A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JP5445362B2 (ja) * | 2010-07-08 | 2014-03-19 | セイコーエプソン株式会社 | ミスト回収装置、液体噴射装置及びミスト回収装置の制御方法 |
-
2013
- 2013-12-25 JP JP2013266649A patent/JP5900479B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014076666A (ja) | 2014-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5445362B2 (ja) | ミスト回収装置、液体噴射装置及びミスト回収装置の制御方法 | |
JP5482517B2 (ja) | ミスト回収装置、液体噴射装置及びミスト回収装置の制御方法 | |
JP2014162090A (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP2010099864A (ja) | ミスト回収装置、液体噴射装置 | |
JP2019155597A (ja) | 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法 | |
JP5929285B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP6652282B2 (ja) | プリント装置 | |
JP5900479B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2011067964A (ja) | 液体噴射装置、液体噴射方法 | |
JP2012000833A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2010105310A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2004237691A (ja) | 液体ミストの排除装置及び液体ミストの排除方法 | |
JP7243209B2 (ja) | 液体吐出装置の制御方法、液体吐出装置 | |
JP5857748B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2012192567A (ja) | メンテナンス装置、メンテナンス方法、及び液体噴射装置 | |
JP2018140502A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5728915B2 (ja) | 液体噴射装置及び液体供給方法 | |
JP6930206B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2022139819A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5668383B2 (ja) | 流体噴射装置におけるクリーニング装置、流体噴射装置、及び流体噴射装置におけるクリーニング方法 | |
JP2014076594A (ja) | 液体噴射装置及びそのメンテナンス方法 | |
JP2013001062A (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
JP2010228216A (ja) | 流体噴射装置 | |
JP2012086368A (ja) | ワイピング方法、ワイピング制御装置及び液体噴射装置 | |
JP2011136449A (ja) | 流体噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140122 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140122 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150908 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160222 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5900479 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |