JP2000225366A - カーテン塗布方法及びカーテン塗布装置 - Google Patents

カーテン塗布方法及びカーテン塗布装置

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JP2000225366A
JP2000225366A JP11026108A JP2610899A JP2000225366A JP 2000225366 A JP2000225366 A JP 2000225366A JP 11026108 A JP11026108 A JP 11026108A JP 2610899 A JP2610899 A JP 2610899A JP 2000225366 A JP2000225366 A JP 2000225366A
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JP
Japan
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coating
curtain
organic solvent
free
coating liquid
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JP11026108A
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English (en)
Inventor
Keiichi Aoki
圭一 青木
Akira Nishiwaki
彰 西脇
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶媒中に低沸点の有機溶剤を含む塗布液をカ
ーテン塗布方式により塗布するに際し、コーターのリッ
プ近傍やエッジガイドに、塗布液中の固形分が析出し、
塗膜にスジや端部乱れの欠陥が発生するという問題点
と、カーテン膜における溶剤蒸発に伴い、カーテン膜が
揺らぎ、塗膜に流れ模様の欠陥を生ずる問題点と、さら
には、今まで有機溶剤蒸気による爆発の危険性があっ
て、電気的作用を用いてカーテン膜を安定化させる技術
が適用できなかった点とを解消し、安定したなカーテン
塗布が行なえるようにすることを課題とする。 【解決手段】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有する
塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン膜
を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置におい
て、コーターダイス直前に塗布液温度を15〜23℃に
制御する制御装置及びコーターダイス雰囲気温度を15
〜23℃に制御する制御装置と自由落下カーテン膜に沿
ってその近傍にプレートを備えたことを特徴とするカー
テン塗布装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機溶剤系の塗布液
を塗布するカーテン塗布方法及びカーテン塗布装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】走行する支持体に塗布液を塗布する方式
として各種の方法が従来より提案されてきた。中でもカ
ーテン塗布方式は高速塗布に適した塗布方式として広く
利用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溶媒中に低沸点の有機
溶剤を含む塗布液をカーテン塗布方式により塗布するに
際し、コーターダイス周辺、特にリップ近傍やエッジガ
イド等に有機溶剤の蒸発に伴い、塗布液中の固形分が析
出してしまい、塗膜にスジや端部乱れの欠陥が発生する
という問題点があった。また、カーテン膜における溶剤
蒸発に伴い、カーテン膜が揺らぎ、塗膜に流れ模様の欠
陥を生じることもある。さらには、溶剤蒸気による爆発
の危険性の問題があり、電気的作用を用いてカーテン膜
を安定化させることも不可能であった。
【0004】本発明では、これら問題点を解決し、安定
したカーテン塗布が行なえるようにすることを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題の目的は次の技
術手段(1)〜(36)の何れかによって達成される。
【0006】(1) 沸点100℃以下の有機溶剤を含
有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カー
テン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法
において、塗布液温度を15〜23℃、コーターダイス
雰囲気温度を15〜23℃とし、かつコーターダイス雰
囲気温度が塗布液温度より5℃以上高くならないことを
特徴とするカーテン塗布方法。
【0007】(2) 沸点100℃以下の有機溶剤を含
有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カー
テン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置
において、コーターダイス直前に塗布液温度を15〜2
3℃に制御する制御装置及びコーターダイス雰囲気温度
を15〜23℃に制御する制御装置を備えたことを特徴
とするカーテン塗布装置。
【0008】(3) 沸点100℃以下の有機溶剤を含
有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カー
テン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置
において、自由落下カーテン膜の高さを30mm以下と
することを特徴とするカーテン塗布装置。
【0009】(4) 沸点100℃以下の有機溶剤を含
有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カー
テン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置
において、カーテン膜に沿ってその近傍にプレートを設
けたことを特徴とするカーテン塗布装置。
【0010】(5) 沸点100℃以下の有機溶剤を含
有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カー
テン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置
において、コーターダイスのリップ近傍に覆いを設けた
ことを特徴とするカーテン塗布装置。
【0011】(6) 沸点100℃以下の有機溶剤を含
有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カー
テン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法
において、リップ近傍に有機溶剤を供給することを特徴
とするカーテン塗布方法。
【0012】(7) 沸点100℃以下の有機溶剤を含
有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カー
テン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置
において、リップ近傍に有機溶剤供給機構を設けたこと
を特徴とするカーテン塗布装置。
【0013】(8) 沸点100℃以下の有機溶剤を含
有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カー
テン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置
において、エッジガイド近傍に覆いを設けたことを特徴
とするカーテン塗布装置。
【0014】(9) 沸点100℃以下の有機溶剤を含
有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カー
テン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法
において、エッジガイド近傍に有機溶剤を供給すること
を特徴とするカーテン塗布方法。
【0015】(10) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装
置において、エッジガイドに有機溶剤供給機構を設けた
ことを特徴とするカーテン塗布装置。
【0016】(11) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方
法において、カーテン膜から10mm以内の近傍での風
速を0.5m/sec以下にして塗布することを特徴と
するカーテン塗布方法。
【0017】(12) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方
法において、エクストルージョン型のコーターダイスへ
の塗布液の供給流量を0.6〜2cc/sec・cmと
することを特徴とするカーテン塗布方法。
【0018】(13) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方
法において、塗布液中にフッ素系界面活性剤を含有する
ことを特徴とするカーテン塗布方法。
【0019】(14) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから自由落下カーテン
膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
いて、塗布液の粘度を60mPa・sec以上とするこ
とを特徴とするカーテン塗布方法。
【0020】(15) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する複数の塗布液をコーターダイスから吐出し自由
落下カーテン膜を形成させて支持体に同時に重層塗布す
るカーテン塗布方法において、少なくとも最上層又は最
下層の塗布液中にフッ素系界面活性剤を含有することを
特徴とするカーテン塗布方法。
【0021】(16) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する複数の塗布液をコーターダイスから吐出し自由
落下カーテン膜を形成させて支持体に同時に重層塗布す
るカーテン塗布方法において、全ての塗布液の粘度を6
0mPa・sec以上にして塗布することを特徴とする
カーテン塗布方法。
【0022】(17) 複数のスリットを有するエクス
トルージョン型のコーターダイスから塗布液を吐出して
自由落下カーテン膜を形成することを特徴とする(1
5)又は(16)項に記載のカーテン塗布方法。
【0023】(18) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装
置において、バックロールが電圧印加機構を備え、コー
ター周辺に不活性ガスを導入する機構を備えたことを特
徴とするカーテン塗布装置。
【0024】(19) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方
法において、バックロールに2kV以下の電圧を印加し
ながら塗布することを特徴とするカーテン塗布方法。
【0025】(20) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装
置において、コーターダイス直前に塗布液温度を15〜
23℃に制御する制御装置及びコーターダイス雰囲気温
度を15〜23℃に制御する制御装置と自由落下カーテ
ン膜の高さが30mm以下になるエッジガイドとを備え
たことを特徴とするカーテン塗布装置。
【0026】(21) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装
置において、コーターダイス直前に塗布液温度を15〜
23℃に制御する制御装置及びコーターダイス雰囲気温
度を15〜23℃に制御する制御装置と自由落下カーテ
ン膜に沿ってその近傍にプレートを備えたことを特徴と
するカーテン塗布装置。
【0027】(22) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方
法において、塗布液温度を15〜23℃、コーターダイ
ス雰囲気温度を15〜23℃とし、かつコーターダイス
雰囲気温度が塗布液温度より5℃以上高くならないよう
にし、カーテン膜から10mm以内の近傍での風速を
0.5m/sec以下にして塗布することを特徴とする
カーテン塗布方法。
【0028】(23) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方
法において、塗布液温度を15〜23℃、コーターダイ
ス雰囲気温度を15〜23℃とし、かつコーターダイス
雰囲気温度が塗布液温度より5℃以上高くならないよう
にし、塗布液中にフッ素系界面活性剤を含有することを
特徴とするカーテン塗布方法。
【0029】(24) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装
置において、コーターダイスのリップ近傍及びエッジガ
イド近傍に覆いを設け、且つ該エッジガイドは自由落下
カーテン膜の高さが30mm以下になるように設けられ
たことを特徴とするカーテン塗布装置。
【0030】(25) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装
置において、コーターダイスのリップ近傍及びエッジガ
イド近傍に覆いを設けると共に、自由落下カーテン膜に
沿ってその近傍にプレートを設けたことを特徴とするカ
ーテン塗布装置。
【0031】(26) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布すると共に、該コー
ターダイスのリップ近傍及びエッジガイド近傍に覆いを
設けたカーテン塗布装置を用いる塗布方法であって、カ
ーテン膜から10mm以内の近傍での風速を0.5m/
sec以下にして塗布することを特徴とするカーテン塗
布方法。
【0032】(27) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布すると共に、該コー
ターダイスのリップ近傍及びエッジガイド近傍に覆いを
設けたカーテン塗布装置を用いる塗布方法であって、塗
布液中にフッ素系界面活性剤を含有させて塗布すること
を特徴とするカーテン塗布方法。
【0033】(28) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装
置において、リップ近傍及びエッジガイド近傍に有機溶
剤供給機構を設け、且つ該エッジガイドは自由落下カー
テン膜の高さが30mm以下になるように設けられたこ
とを特徴とするカーテン塗布装置。
【0034】(29) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装
置において、リップ近傍及びエッジガイド近傍に有機溶
剤供給機構を設け、且つカーテン膜に沿ってその近傍に
プレートを設けたことを特徴とするカーテン塗布装置。
【0035】(30) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方
法において、リップ近傍及びエッジガイド近傍に有機溶
剤を供給し、且つカーテン膜から10mm以内の近傍で
の風速を0.5m/sec以下にして塗布することを特
徴とするカーテン塗布方法。
【0036】(31) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方
法において、リップ近傍及びエッジガイド近傍に有機溶
剤を供給し、且つ塗布液中にフッ素系界面活性剤を含有
させて塗布することを特徴とするカーテン塗布方法。
【0037】(32) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方
法において、塗布液温度を15〜23℃、コーターダイ
ス雰囲気温度を15〜23℃とし、かつコーターダイス
雰囲気温度が塗布液温度より5℃以上高くならないよう
にし、塗布液粘度を60mPa・sec以上にして塗布
することを特徴とするカーテン塗布方法。
【0038】(33) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布すると共に、該コー
ターダイスのリップ近傍及びエッジガイド近傍に覆いを
設けたカーテン塗布装置を用いる塗布方法であって、塗
布液粘度を60mPa/sec以上にして塗布すること
を特徴とするカーテン塗布方法。
【0039】(34) 沸点100℃以下の有機溶剤を
含有する塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
ーテン膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方
法において、リップ近傍及びエッジガイド近傍に有機溶
剤を供給し、且つ塗布液の粘度を60mPa・sec以
上にして塗布することを特徴とするカーテン塗布方法。
【0040】(35) 塗布液中に含まれる全有機溶剤
の重量比50%以上が沸点100℃以下の有機溶剤であ
ることを特徴とする(1)、(6)、(9)、(1
1)、(12)、(13)、(14)、(15)、(1
6)、(17)、(19)、(22)、(23)、(2
6)、(27)、(30)、(31)、(32)、(3
3)又は(34)項に記載のカーテン塗布方法。
【0041】(36) 塗布液中に含まれる全有機溶剤
の重量比50%以上が沸点100℃以下の有機溶剤であ
ることを特徴とする(2)、(3)、(4)、(5)、
(7)、(8)、(10)、(18)、(20)、(2
1)、(24)、(25)、(28)又は(29)項に
記載のカーテン塗布装置。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、具体例に基づいて本発明を
説明する。また、以下では低沸点有機溶剤を含む塗布液
を種々の支持体、例えばポリエチレンテレフタレート
(PET)やトリアセテート(TAC)やポリエチレン
ナフタレート(PEN)に塗布して塗布製品を製造する
場合について説明するが、例えば写真用フィルム、磁気
テープ等の磁気記録材料、感圧紙、感熱紙等の情報記録
紙などの単層又は重層塗布を伴う製造にあまねく適用可
能なものである。
【0043】図1に示すのは本願発明に関わるものでス
ライドコーター型のコーターダイス1を配置したカーテ
ン塗布装置100の斜視図であり、バックアップロール
Rによって搬送方向が反転される過程の支持体Bに、カ
ーテン塗布を行うものである。
【0044】支持体Bは図示しない搬送手段によって搬
送される。搬送される支持体Bは、前述のような紙、コ
ート紙、プラスティックフィルム、樹脂製フィルムの他
に、金属薄板等が用いられ、目的の被塗布物を得るため
に、適宜選択できる。また、バックアップロールRは、
支持体Bに接触するものであっても、接触しないもので
あってもよい。支持体に接触しないバックアップロール
である場合は、ロール表面に設けられた多数の小孔から
エア等の流体を吹き出し支持体を浮上搬送させる形態を
用いることができる。
【0045】カーテン塗布装置100の主要部を構成し
ているスライドコーター型のコーターダイス1は少なく
ともスライド面2と、その先端のダイリップ21と塗布
液供給スリット3とエッジガイド4,4′とサイドプレ
ート5,5′とを具備している。
【0046】塗布液は塗布液供給スリット3から幅手方
向に均一に供給され、スライド面2を流下することによ
り、塗布液の薄膜が形成される。このスライド面2を流
下する薄膜は更に、スライド面下端部分の両端に設けら
れた一対のエッジガイド4,4′の間をカーテン膜状に
伝搬して流下し、搬送される支持体Bに衝突して塗布層
を形成する。
【0047】また、塗布液を均一に供給するスリット3
は必要に応じて所定数設けることが可能で、複数のスリ
ット3から塗布液を流下させることにより、複数の薄膜
状の塗布液を同時に積層させることができる。
【0048】また、図1に示すように、カーテン塗布装
置のスライドコーター型のコーターダイス1のスライド
面2の両側端部には、サイドプレート5,5′が設けら
れており、スリット3から供給される塗布液がスライド
面2の側端から流れ落ちないように、規制するようにな
っている。
【0049】また、カーテン塗布装置100に用いるコ
ーターダイスは上記のようなスライドコーター型のコー
ターダイス1の他に図2〜図7の斜視図に示すようなエ
クストルージョン型のコーターダイス10を用いること
ができる。このコーターダイス10はスライド面を持た
ず、リップ21にある吐出口から塗布液を吐出してエッ
ジガイド4,4′でカーテン膜を形成させるものであ
る。
【0050】このように、高速塗布に適した塗布方式と
してカーテン塗布方式が広く利用されてきた。このカー
テン塗布方式は有機溶剤を含む塗布液に対しても適用で
きるが、高速塗布となると乾燥ゾーンの長大化が必要と
なってしまう。そこで、揮発性の低沸点有機溶剤にて塗
布液を構成することにより、迅速な乾燥ができ、乾燥ゾ
ーンの小型化が可能となる。そしてこのような低沸点有
機溶剤を含有する塗布液を扱う塗布装置においてはスラ
イド面2での蒸発を避けるためスライドコーター型のコ
ーターダイス1よりもエクストルージョン型のコーター
ダイス10を用いたカーテン塗布装置の方がむしろ望ま
しい。
【0051】しかし、このようなどちらのコーターダイ
スを用いたとしても、溶媒中に低沸点の有機溶剤を含む
場合には、コーターダイス周辺、特にリップ21近傍や
エッジガイド4,4′等に有機溶剤の蒸発に伴い、塗布
液中の固形分が析出してしまい、塗膜に欠陥が発生する
という問題点があった。リップ21近傍に固形分が析出
すれば、スジ状の欠陥が発生し易く、またエッジガイド
4,4′に固形分が析出すれば、塗膜端部が乱れ易い。
【0052】また、カーテン膜における溶剤蒸発に伴う
気流の流れによりカーテン膜が揺らぎ、塗膜に流れ模様
のような欠陥を生じることもある。
【0053】その溶剤蒸発を抑制するためには、塗布液
温度、コーターダイス雰囲気温度を低く設定し、塗布液
温度とコーターダイス雰囲気温度の温度差として後者が
前者より高すぎないことが有効である。但し、温度が低
すぎると塗布液の粘度が上がり、塗布が困難になること
もあるので、温度範囲としては15〜23℃が好まし
い。
【0054】また、塗布液の露出を少なくする目的でカ
ーテン高さを低くすることも有効であり、カーテン高さ
30mm以下が好ましい。
【0055】図3の斜視図に示すように、カーテン膜に
沿ってプレート12を設け溶剤蒸発を抑制することも有
効である。当然、プレート12はカーテン膜に近いほう
が好ましく、カーテン膜から10mm以内の距離に配置
することが好ましい。
【0056】また、カーテン膜近傍の風を抑制すること
により溶剤蒸発を防ぐことも有効であり、カーテン膜か
ら10mm以内の近傍の風速を0.5m/sec以下と
することが好ましい。
【0057】図4、図5、図6の斜視図に示すように、
特に固形分が析出し易い、コーターダイス10のリップ
21の近傍やエッジガイド4,4′に覆い13,14,
16を設けることが有効である。また、図7の斜視図に
示すように、その部位に固形分を含まない溶剤を、注入
口17、ホース18等から成る有機溶剤供給機構19に
よって供給し、固形分の析出を防ぐことも有効である。
溶剤としては塗布液中に含まれる溶剤であれば、塗膜中
に残留し塗膜性能に影響を及ぼすこともないのでさらに
好ましい。
【0058】カーテン塗布方式の中でスライドコーター
型コーターダイス1よりそのスライド面2を塗布液が流
下した後に自由落下カーテン膜を形成するタイプと、エ
クストルージョン型コーターダイス10より直接塗布液
を吐出して自由落下カーテン膜を形成するタイプとが代
表的であるが、有機溶剤を含む塗布液については後者の
方が液の露出が少ないため好ましいが、その際供給流量
が多いとリップの部分の固形分析出が多いことが判明し
た。但し、供給流量が少な過ぎてもカーテン膜が形成で
きないので、供給流量は0.6〜2cc/sec・cm
が好ましい。
【0059】塗布液中に界面活性剤を添加すれば、図8
のカーテン膜の水平断面図に示すように、カーテン膜表
面にその界面活性剤が配向し、カーテン膜表面の粘性が
上がり、気流などの外乱に対する強度が増す。したがっ
てカーテン膜の揺らぎを防止するのに役立つ。界面活性
剤としては、フッ素系界面活性剤が特に良好なことが判
明した。また、塗布液粘度も高いほうが好ましく、粘度
60mPa・sec以上であればカーテン膜の揺らぎを
防止できる。また、カーテン塗布方式を用いて複数の塗
布液を同時に重層塗布する場合については、少なくとも
最上層又は最下層の塗布液中にフッ素系界面活性剤を添
加することが好ましい。
【0060】また、バックロールに電圧を印加すること
により、塗布の安定性が増すことが知られているが、低
沸点有機溶剤を適用している場合には爆発の危険性の問
題があり、適用が難かしくなってくる。そこで、印加電
圧として2kV以下と低く抑えることにより安全性が増
す。また、図9の側面図に示すように、コーター周辺に
不活性ガスを導入することにより、安全性がクリアされ
る。
【0061】上記発明に対しては、沸点100℃以下の
有機溶剤が塗布液中の全有機溶剤の重量比50%以上の
とき、大きな効果を発揮するがそれ以外の%のものを用
いても特に異常はなく有効に作用する。
【0062】
【実施例】<比較例1>500mm幅100μm厚のポ
リエチレンテレフタレート製支持体に対し、吐出幅48
0mmに設定したエクストルージョン型コーターダイス
10の吐出口を支持体Bからの高さ50mmの位置に配
置し、塗布速度100m/min、供給流量6400c
c/minの条件で塗布した。塗布液はメチルエチルケ
トンを溶媒としたポリマー溶液であり、液粘度で50m
Pa・secである。塗布時の塗布液温度は19℃、コ
ーターダイス雰囲気温度は25℃で行った。また、カー
テン膜から10mmの距離での風速は1.2m/sec
であった。
【0063】<実施例1>塗布液温度を21℃、コータ
ーダイス10の雰囲気温度を21℃に制御した以外は比
較例1と同等の条件で塗布を行った。更に両温度を15
〜23℃に変化させ、且つ後者が前者よりも5℃以上高
くならないようにして塗布をおこなった。何れも後述す
る表1に示すように同じ結果が得られた。
【0064】<実施例2>エクストルージョン型コータ
ーダイス10の吐出口を支持体からの高さ30mm以下
の位置に変更した以外は比較例1と同等の条件で塗布を
行った。
【0065】<実施例3>カーテン膜に沿って平行にカ
ーテン膜から10mmの位置にプレート12を配置した
以外は、比較例1と同等の条件で塗布を行った。
【0066】<実施例4>リップ21近傍及びエッジガ
イド4,4′近傍に覆い16を設けて、それ以外は比較
例1と同等の条件で塗布を行った。
【0067】<実施例5>リップ21近傍及びエッジガ
イド4,4′近傍に有機溶剤供給機構19を設け、メチ
ルエチルケトンを供給しながら、それ以外は比較例1と
同等の条件で塗布を行った。
【0068】<実施例6>コーター周辺のエア流れを調
節し、カーテン膜から10mmの位置での風速を0.5
m/sec以下として、それ以外は比較例1と同等の条
件で塗布を行った。
【0069】<実施例7>塗布液の供給流量を5400
cc/minとした以外は比較例1と同等の条件で塗布
を行った。また、引き続き供給流量を1800〜600
0cc/minと変化させた以外は比較例1と同等の条
件で塗布を行い、何れも後述の表1に示すような同様の
結果を得た。
【0070】<実施例8>塗布液中にフッ素系界面活性
剤(3M社製Fluorad FC−431)を0.1
重量%添加した以外は、比較例1と同等の条件で塗布を
行った。
【0071】<実施例9>塗布液の粘度が60〜80m
Pa・secである以外は、比較例1と同等の条件で塗
布を行った。
【0072】<実施例10>リップ21近傍に覆い13
を設けて、それ以外は比較例1と同等の条件で塗布を行
った。
【0073】<実施例11>エッジガイド4,4′近傍
に覆い14を設けて、それ以外は比較例1と同等の条件
で塗布を行った。
【0074】<実施例12>リップ21近傍に有機溶剤
供給機構19を設け、メチルエチルケトンを供給しなが
ら、それ以外は比較例1と同等の条件で塗布を行った。
【0075】<実施例13>エッジガイド4,4′近傍
に有機溶剤供給機構19を設け、メチルエチルケトンを
供給しながら、それ以外は比較例1と同等の条件で塗布
を行った。
【0076】<実施例14>3層の重層塗布を行い、界
面活性剤を最下層と最上層の塗布液に添加して、それ以
外は比較例1と同等の条件で塗布を行った。
【0077】<実施例15>3層の重層塗布を行い、全
ての層の塗布液の粘度を60〜80mPa・secに設
定した上で、それ以外は比較例1と同等の条件で塗布を
行った。
【0078】<実施例16>実施例1と同様の条件で塗
布液温度とコーターダイス10の雰囲気温度とを制御
し、エクストルージョン型のコーターダイス10の吐出
口を支持体からの高さ30mm以下の位置にした以外は
比較例1と同等の条件で塗布を行った。
【0079】<実施例17>実施例1と同様の条件で塗
布液温度とコーターダイス10の雰囲気温度とを制御
し、カーテン膜に沿って平行にカーテン膜から10mm
の位置にプレート12を配置した以外は比較例1と同等
の条件で塗布を行った。
【0080】<実施例18>実施例1と同様の条件で塗
布液温度とコーターダイス10の雰囲気温度とを制御
し、コーターダイス10周辺のエア流れを調節し、カー
テン膜から10mmの位置での風速を0.5m/sec
以下とした以外は比較例1と同等の条件で塗布を行っ
た。
【0081】<実施例19>実施例1と同様の条件で塗
布液温度とコーターダイス10の雰囲気温度とを制御
し、塗布液中にフッ素系界面活性剤(3M社製Fluo
rad FC−431)を0.1重量%添加した以外
は、比較例1と同等の条件で塗布を行った。
【0082】<実施例20>リップ21近傍及びエッジ
ガイド4,4′近傍に覆い16を設けて、エクストルー
ジョン型コーターダイス10を支持体Bからの高さ30
mm以下の位置にした以外は比較例1と同等の条件で塗
布を行った。
【0083】<実施例21>リップ21近傍及びエッジ
ガイド4,4′近傍に覆い16を設けて、カーテン膜に
沿って平行にカーテン膜から10mmの位置にプレート
12を配置した以外は比較例1と同等の条件で塗布を行
った。
【0084】<実施例22>リップ21近傍及びエッジ
ガイド4,4′近傍に覆い16を設けて、コーターダイ
ス10周辺のエア流れを調節し、カーテン膜から10m
mの位置での風速を0.5m/sec以下とした以外は
比較例1と同等の条件で塗布を行った。
【0085】<実施例23>リップ21近傍及びエッジ
ガイド4,4′近傍に覆い16を設けて、塗布液中にフ
ッ素系界面活性剤(3M社製Fluorad FC−4
31)を0.1重量%添加した以外は、比較例1と同等
の条件で塗布を行った。
【0086】<実施例24>リップ21近傍及びエッジ
ガイド4,4′の近傍に有機溶剤供給機構19を設け、
メチルエチルケトンを供給しながら、エクストルージョ
ン型コーターダイス10を支持体Bからの高さ30mm
以下の位置に変更した以外は比較例1と同等の条件で塗
布を行った。
【0087】<実施例25>リップ21近傍及びエッジ
ガイド4,4′近傍に有機溶剤供給機構19を設け、メ
チルエチルケトンを供給しながら、カーテン膜に沿って
平行にカーテン膜から10mmの位置にプレート12を
配置した以外は比較例1と同等の条件で塗布を行った。
【0088】<実施例26>リップ21近傍及びエッジ
ガイド4,4′近傍に有機溶剤供給機構19を設け、メ
チルエチルケトンを供給しながら、コーター周辺のエア
流れを調節し、カーテン膜から10mmの位置での風速
を0.5m/sec以下とした以外は比較例1と同等の
条件で塗布を行った。
【0089】<実施例27>リップ21近傍及びエッジ
ガイド4,4′近傍に有機溶剤供給機構を設け、メチル
エチルケトンを供給しながら、塗布液中にフッ素系界面
活性剤(3M社製Fluorad FC−431)を
0.1重量%添加した以外は、比較例1と同等の条件で
塗布を行った。
【0090】<実施例28>実施例1と同様の条件で塗
布液温度とコーターダイス10の雰囲気温度とを制御
し、塗布液の粘度を60〜80mPa・secとした以
外は比較例1と同等の条件で塗布を行った。
【0091】<実施例29>リップ21近傍及びエッジ
ガイド4,4′近傍に覆い16を設けて、塗布液の粘度
を60〜80mPa・secとした以外は、比較例1と
同等の条件で塗布を行った。
【0092】<実施例30>リップ21近傍及びエッジ
ガイド4,4′近傍に有機溶剤供給機構を設け、メチル
エチルケトンを供給しながら、且つ塗布液粘度を60〜
80mPa・secとした以外は、比較例1と同等の条
件で塗布を行った。
【0093】以上の比較例、実施例についてスジ状欠
陥、端部乱れ、流れ模様の塗膜外観評価を行ったとこ
ろ、次の表1のような結果が得られた。
【0094】
【表1】
【0095】ここに○は良好、△は稍劣るが実用上使用
可能、×は不良を示す。
【0096】<比較例2>塗布速度を150m/min
に上げた以外は比較例1と同等の条件で塗布を行うと塗
布が不可能であったためバックロールRに5kVの電圧
を印加したところ塗布が可能となった。但しスパーク発
生の確認があり爆発の危険性があり、溶剤を逃がす等の
処置を伴いながら実験が進められた。
【0097】<実施例31>比較例2よりも塗布速度や
印加電圧を下げ塗布速度を120m/min、バックロ
ールRの印加電圧2kVでの作動では良好な塗布が可能
でスパークの発生もなく爆発の危険性は避けられた。
【0098】<実施例32>図9の側面図に示すように
エクストルージョン型のコーターダイス10やバックロ
ールRの周りを不活性ガス充填室20で囲み不活性ガス
として窒素ガスを封入した。これにより比較例2と同じ
ように塗布速度150m/minで塗布を行った。そし
て低沸点溶媒を含む塗布液の爆発を気にすることなく塗
布性を格段に向上させることが可能になった。
【0099】なお、以上の各実施例では主としてコータ
ーダイス10を用いたカーテン塗布方法及びカーテン塗
布装置100について述べたが、本発明者はコーターダ
イス1を用いたカーテン塗布方法及びカーテン塗布装置
100のテストも行い、ほぼ前者と同等の結果が得られ
た。
【0100】
【発明の効果】溶媒中に低沸点の有機溶剤を含む塗布液
をカーテン塗布方式により塗布するに際し、コーターダ
イス周辺のリップやエッジガイドに有機溶剤の蒸発に伴
い、塗布液中の固形分が析出し、塗膜にスジや端部乱れ
の欠陥が発生するという問題点が解決されると共に、ま
た、カーテン膜における溶剤蒸発に伴い、カーテン膜が
揺らぎ、塗膜に流れ模様の欠陥を生ずるという問題点も
解消された。さらには、溶剤蒸気による爆発の危険性も
解消され、電気的作用を用いてカーテン膜を安定化させ
る手段が安全に行えるようになった。
【0101】また、塗布時にスジや端部乱れや流れ模様
の欠陥不良が避けられるので塗布乾燥後の不良選別排除
の手間が省かれると共に収率を格段に向上させることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドコーター型カーテン塗布装置の斜視
図。
【図2】エクストルージョン型カーテン塗布装置の斜視
図。
【図3】カーテン膜形成部の近傍にプレートを設けたカ
ーテン塗布装置の斜視図。
【図4】リップ部及びエッジガイド近傍に覆いを設けた
カーテン塗布装置の斜視図。
【図5】リップ部近傍に覆いを設けたカーテン塗布装置
の斜視図。
【図6】エッジガイド近傍に覆いを設けたカーテン塗布
装置の斜視図。
【図7】エッジガイドに有機溶剤供給機構を設けたカー
テン塗布装置の斜視図。
【図8】界面活性剤を添加した場合のカーテン膜の水平
断面図。
【図9】電圧印加機構を設けたバックロールとその周辺
を不活性ガス充填室にしたことを示すカーテン塗布装置
の側面図。
【符号の説明】
1,10 コーターダイス 2 スライド面 3 スリット 4,4′ エッジガイド 12 プレート 13,14,16 覆い 17 注入口 18 ホース 19 有機溶剤供給機構 20 不活性ガス充填室 21 リップ 23 電圧印加装置 100 カーテン塗布装置

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有する
    塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン膜
    を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法におい
    て、塗布液温度を15〜23℃、コーターダイス雰囲気
    温度を15〜23℃とし、かつコーターダイス雰囲気温
    度が塗布液温度より5℃以上高くならないことを特徴と
    するカーテン塗布方法。
  2. 【請求項2】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有する
    塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン膜
    を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置におい
    て、コーターダイス直前に塗布液温度を15〜23℃に
    制御する制御装置及びコーターダイス雰囲気温度を15
    〜23℃に制御する制御装置を備えたことを特徴とする
    カーテン塗布装置。
  3. 【請求項3】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有する
    塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン膜
    を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置におい
    て、自由落下カーテン膜の高さを30mm以下とするこ
    とを特徴とするカーテン塗布装置。
  4. 【請求項4】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有する
    塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン膜
    を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置におい
    て、カーテン膜に沿ってその近傍にプレートを設けたこ
    とを特徴とするカーテン塗布装置。
  5. 【請求項5】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有する
    塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン膜
    を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置におい
    て、コーターダイスのリップ近傍に覆いを設けたことを
    特徴とするカーテン塗布装置。
  6. 【請求項6】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有する
    塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン膜
    を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法におい
    て、リップ近傍に有機溶剤を供給することを特徴とする
    カーテン塗布方法。
  7. 【請求項7】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有する
    塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン膜
    を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置におい
    て、リップ近傍に有機溶剤供給機構を設けたことを特徴
    とするカーテン塗布装置。
  8. 【請求項8】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有する
    塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン膜
    を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置におい
    て、エッジガイド近傍に覆いを設けたことを特徴とする
    カーテン塗布装置。
  9. 【請求項9】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有する
    塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン膜
    を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法におい
    て、エッジガイド近傍に有機溶剤を供給することを特徴
    とするカーテン塗布方法。
  10. 【請求項10】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置にお
    いて、エッジガイドに有機溶剤供給機構を設けたことを
    特徴とするカーテン塗布装置。
  11. 【請求項11】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、カーテン膜から10mm以内の近傍での風速を
    0.5m/sec以下にして塗布することを特徴とする
    カーテン塗布方法。
  12. 【請求項12】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、エクストルージョン型のコーターダイスへの塗布
    液の供給流量を0.6〜2cc/sec・cmとするこ
    とを特徴とするカーテン塗布方法。
  13. 【請求項13】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、塗布液中にフッ素系界面活性剤を含有することを
    特徴とするカーテン塗布方法。
  14. 【請求項14】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、塗布液の粘度を60mPa・sec以上とするこ
    とを特徴とするカーテン塗布方法。
  15. 【請求項15】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る複数の塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
    ーテン膜を形成させて支持体に同時に重層塗布するカー
    テン塗布方法において、少なくとも最上層又は最下層の
    塗布液中にフッ素系界面活性剤を含有することを特徴と
    するカーテン塗布方法。
  16. 【請求項16】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る複数の塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カ
    ーテン膜を形成させて支持体に同時に重層塗布するカー
    テン塗布方法において、全ての塗布液の粘度を60mP
    a・sec以上にして塗布することを特徴とするカーテ
    ン塗布方法。
  17. 【請求項17】 複数のスリットを有するエクストルー
    ジョン型のコーターダイスから塗布液を吐出して自由落
    下カーテン膜を形成することを特徴とする請求項15又
    は16に記載のカーテン塗布方法。
  18. 【請求項18】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置にお
    いて、バックロールが電圧印加機構を備え、コーター周
    辺に不活性ガスを導入する機構を備えたことを特徴とす
    るカーテン塗布装置。
  19. 【請求項19】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、バックロールに2kV以下の電圧を印加しながら
    塗布することを特徴とするカーテン塗布方法。
  20. 【請求項20】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置にお
    いて、コーターダイス直前に塗布液温度を15〜23℃
    に制御する制御装置及びコーターダイス雰囲気温度を1
    5〜23℃に制御する制御装置と自由落下カーテン膜の
    高さが30mm以下になるエッジガイドとを備えたこと
    を特徴とするカーテン塗布装置。
  21. 【請求項21】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置にお
    いて、コーターダイス直前に塗布液温度を15〜23℃
    に制御する制御装置及びコーターダイス雰囲気温度を1
    5〜23℃に制御する制御装置と自由落下カーテン膜に
    沿ってその近傍にプレートを備えたことを特徴とするカ
    ーテン塗布装置。
  22. 【請求項22】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、塗布液温度を15〜23℃、コーターダイス雰囲
    気温度を15〜23℃とし、かつコーターダイス雰囲気
    温度が塗布液温度より5℃以上高くならないようにし、
    カーテン膜から10mm以内の近傍での風速を0.5m
    /sec以下にして塗布することを特徴とするカーテン
    塗布方法。
  23. 【請求項23】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、塗布液温度を15〜23℃、コーターダイス雰囲
    気温度を15〜23℃とし、かつコーターダイス雰囲気
    温度が塗布液温度より5℃以上高くならないようにし、
    塗布液中にフッ素系界面活性剤を含有することを特徴と
    するカーテン塗布方法。
  24. 【請求項24】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置にお
    いて、コーターダイスのリップ近傍及びエッジガイド近
    傍に覆いを設け、且つ該エッジガイドは自由落下カーテ
    ン膜の高さが30mm以下になるように設けられたこと
    を特徴とするカーテン塗布装置。
  25. 【請求項25】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置にお
    いて、コーターダイスのリップ近傍及びエッジガイド近
    傍に覆いを設けると共に、自由落下カーテン膜に沿って
    その近傍にプレートを設けたことを特徴とするカーテン
    塗布装置。
  26. 【請求項26】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布すると共に、該コーターダ
    イスのリップ近傍及びエッジガイド近傍に覆いを設けた
    カーテン塗布装置を用いる塗布方法であって、カーテン
    膜から10mm以内の近傍での風速を0.5m/sec
    以下にして塗布することを特徴とするカーテン塗布方
    法。
  27. 【請求項27】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布すると共に、該コーターダ
    イスのリップ近傍及びエッジガイド近傍に覆いを設けた
    カーテン塗布装置を用いる塗布方法であって、塗布液中
    にフッ素系界面活性剤を含有させて塗布することを特徴
    とするカーテン塗布方法。
  28. 【請求項28】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置にお
    いて、リップ近傍及びエッジガイド近傍に有機溶剤供給
    機構を設け、且つ該エッジガイドは自由落下カーテン膜
    の高さが30mm以下になるように設けられたことを特
    徴とするカーテン塗布装置。
  29. 【請求項29】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布装置にお
    いて、リップ近傍及びエッジガイド近傍に有機溶剤供給
    機構を設け、且つカーテン膜に沿ってその近傍にプレー
    トを設けたことを特徴とするカーテン塗布装置。
  30. 【請求項30】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、リップ近傍及びエッジガイド近傍に有機溶剤を供
    給し、且つカーテン膜から10mm以内の近傍での風速
    を0.5m/sec以下にして塗布することを特徴とす
    るカーテン塗布方法。
  31. 【請求項31】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、リップ近傍及びエッジガイド近傍に有機溶剤を供
    給し、且つ塗布液中にフッ素系界面活性剤を含有させて
    塗布することを特徴とするカーテン塗布方法。
  32. 【請求項32】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、塗布液温度を15〜23℃、コーターダイス雰囲
    気温度を15〜23℃とし、かつコーターダイス雰囲気
    温度が塗布液温度より5℃以上高くならないようにし、
    塗布液粘度を60mPa・sec以上にして塗布するこ
    とを特徴とするカーテン塗布方法。
  33. 【請求項33】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布すると共に、該コーターダ
    イスのリップ近傍及びエッジガイド近傍に覆いを設けた
    カーテン塗布装置を用いる塗布方法であって、塗布液粘
    度を60mPa/sec以上にして塗布することを特徴
    とするカーテン塗布方法。
  34. 【請求項34】 沸点100℃以下の有機溶剤を含有す
    る塗布液をコーターダイスから吐出し自由落下カーテン
    膜を形成させて支持体に塗布するカーテン塗布方法にお
    いて、リップ近傍及びエッジガイド近傍に有機溶剤を供
    給し、且つ塗布液の粘度を60mPa・sec以上にし
    て塗布することを特徴とするカーテン塗布方法。
  35. 【請求項35】 塗布液中に含まれる全有機溶剤の重量
    比50%以上が沸点100℃以下の有機溶剤であること
    を特徴とする請求項1、6、9、11、12、13、1
    4、15、16、17、19、22、23、26、2
    7、30、31、32、33又は34に記載のカーテン
    塗布方法。
  36. 【請求項36】 塗布液中に含まれる全有機溶剤の重量
    比50%以上が沸点100℃以下の有機溶剤であること
    を特徴とする請求項2、3、4、5、7、8、10、1
    8、20、21、24、25、28又は29に記載のカ
    ーテン塗布装置。
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