JP5439801B2 - エピタキシャルウェーハ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
(1)シリコン基板上に、シリコン及び炭素を含有するゲッタリングエピタキシャル膜を形成し、該ゲッタリングエピタキシャル膜の上に、キャッピングシリコン膜を形成し、該キャッピングシリコン膜の上に、主シリコンエピタキシャル膜を形成し、前記ゲッタリングエピタキシャル膜は、炭素原子濃度:5.0×1017atoms/cm3以上、1.0×1021atoms/cm3以下であり、炭素原子がシリコン格子間に存在することを特徴とするエピタキシャルウェーハ。
前記ゲッタリングエピタキシャル膜の炭素濃度を5.0×1017atoms/cm3以上、1.0×1021atoms/cm3以下とし炭素原子が格子間位置に存在することを特徴とするエピタキシャルウェーハの製造方法。
図1は、それぞれ本発明に従うエピタキシャルウェーハ及びその製造方法を説明するためのフローチャートである。
前記温度を750℃超えとすることで、炭素原子がシリコン格子間位置に取り込まれ、かつ格子間位置に存在する炭素も、主シリコンエピタキシャル膜60近傍にゲッタリングサイトとして作用させることができ、さらに、ゲッタリング作用を有するシリコン及び炭素原子からなる析出物を、前記エピタキシャル膜60に形成させることができるからである。それに加えて、従来方法より高温で膜成長ができるため、品質劣化のない、高品質な主シリコンエピタキシャル膜60の成長が可能となるからである。ここで、前記析出物とは、シリコン及び炭素からなり、そのサイズは特に限定せず、析出する場所についても、前記エピタキシャル膜60中であればよい。
なお、前記ゲッタリングエピタキシャル膜40の成長の方法は、特に限定はしないが、例えば、750〜850℃の温度範囲ではモノメチルシランガス等の有機系ガスとモノシランガス等のシリコン系ガスを炉内に導入して成膜させると同時に、濃度規定された酸素入り水素ガスボンベから別配管で炉内にガスを導入することによって、シリコン、炭素及び酸素を含有するエピタキシャル膜を成長させる事ができる。また、800〜1200℃の温度範囲では、ジルロルシランやトリクロロシランガスのシリコン系ガスとトリメチルシランガス等の有機系ガスを炉内に導入させる。
図1に示すように、CZ法により育成されたシリコンインゴットからスライスした直径:200mmのp型(100)、初期酸素濃度(7.0×1017atoms/cm3 :ASTM F−121,1979)シリコンウェーハを8枚(サンプル1〜8)用意した。該シリコンウェーハは、ゲッタリングエピタキシャル膜自体のゲッタリング評価の目的で極低酸素ウェーハを適用した(IGとしての酸素析出物形成ができない)。該シリコンウェーハはシリコン基板20とし(図1(a))、エピタキシャル成長炉に800℃で入れた後、該シリコン基板20上に水素ガスをベースにして1180℃まで昇温させた後に60秒保持させた。引き続き800℃まで降温させ更にモノシランガスを800cm3/分の流量を導入して下地膜を100nm厚み成長させ、その後モノメチルシランガスを導入し、流量を種々変更して炭素濃度がサンプルごとに所定の値(サンプル1:0、サンプル2:5.0×1017、サンプル3:5.0×1019、サンプル4:2.5×1020、サンプル5:6.5×1020、サンプル6:9.0×1020、サンプル7:1.0×10
21、サンプル8:1.4×1021(atoms/cm3))になるように膜厚100nmのゲッタリングエピタキシャル膜40を成長させた。最終的に800℃でモノメチルシランガスを停止させ、モノシランガスのみで膜厚50nmのキャッピングシリコン膜50を形成した。更に温度を1100℃まで昇温させ、ジクロロシランガスを導入して膜厚2μmの主シリコンエピタキシャル膜60を成長させることにより、サンプル1〜8のエピタキシャルウェーハ10を得た。
なお、得られたサンプルは、SIMS測定機によりゲッタリングエピタキシャル膜40中のカーボンドープ量を調査した。調査結果の一部を図2に示しているが、モノメチルシランガス流量の増加と共にゲッタリングエピタキシャル膜のカーボンドープ量が増加している事がわかる。また、図3は、モノメチルシランガス流量が12cm3/分でゲッタリング膜40及びキャッピング膜を形成させたサンプルについて、SIMS測定によりキャップ膜表面からの炭素の深さ方向の濃度を測定した結果を示したものであるが、ゲッタリング膜中の炭素濃度が1.8atoms%(9.0×1020 atoms/cm3)程度である事がわかる。
また、得られたサンプルはパーティクルカウンターを用いてウェーハ面内での0.13μm以上のサイズでのLPDを測定したが、モノメチルシランガスを20cm3/分流したサンプル8(炭素濃度:1.4×1021 atoms/cm3)のみLPD数が100個以上だったが他のサンプル1〜7では約50個以下であった。
シリコンエピタキシャル下地膜形成工程(図1(b))でホスフィンガスを高濃度に導入させた状態でシリコンエピタキシャル下地膜30を成長させたこと以外は、実施例1と同条件でサンプル1〜8を作製した。得られたサンプルのシリコンエピタキシャル下地膜30の評価を行った結果、比抵抗0.1Ω・cmで膜厚100nmであることを確認した。
また、得られたサンプル1〜8はパーティクルカウンターにて0.13μm以上のサイズでのLPDを測定したがモノメチルシランガスを20cm3/分流したサンプル8(炭素濃度:1.4×1021 atoms/cm3)のみLPD数が100個以上だったが他のサンプル1〜7では約50個以下と良好な結果であった。
実施例3は、エピタキシャル下地膜30の形成工程(図1(b))を行わないこと以外は、実施例1と同様の工程を行うことにより、サンプル1〜8のエピタキシャルウェーハ10を得た。ゲッタリングエピタキシャル膜のカーボン量を測定したが実施例1と変化ない事を確認した。
また、得られたサンプル全数はパーティクルカウンターにてウェーハ面内での0.13μm以上のサイズでのLPDを測定したがモノメチルシランガスを20cm3/分流したサンプル8(炭素濃度:1.4×1021 atoms/cm3)のみLPD数が100個以上だったが他のサンプル1〜7では約50個以下と良好な結果であった。
参考例4は、キャッピングシリコン膜50の形成工程(図1(d))を行わないこと以外は、実施例1と同様の工程を行うことにより、サンプル1〜8のエピタキシャルウェーハ10を得た。実施例3と同様にゲッタリングエピタキシャル膜のカーボン量を測定したが実施例1と変化ない事を確認した。
また、得られたサンプル全数はパーティクルカウンターにてウェーハ面内での0.13μm以上のサイズでのLPDを測定したがモノメチルシランガスを20cm3/分流したサンプル8(炭素濃度:1.4×1021 atoms/cm3)のみLPD数が100個以上だったが他のサンプル1〜7では約50個以下と良好な結果であった。
参考例5は、エピタキシャル下地膜30の形成工程(図1(b))及びキャッピングシリコン膜50の形成工程(図1(d))を行わないこと以外は、実施例1と同様の工程を行うことにより、サンプル1〜8のエピタキシャルウェーハ10を得た。実施例3と同様にゲッタリングエピタキシャル膜のカーボン量を測定したが実施例1と変化ない事を確認した。
また、得られたサンプル全数はパーティクルカウンターにてウェーハ面内での0.13μm以上のサイズでのLPDを測定したがモノメチルシランガスを20cm3/分流したサンプル8(炭素濃度;1.4×1021 atoms/cm3)のみLPD数が100個以上だったが他のサンプル1〜7では約50個以下と良好な結果であった。
実施例6は、ゲッタリングエピタキシャル膜中の炭素濃度が5.0×1019 atoms/cm3になる条件で成膜を行い、膜の厚みを0.001μm、0.025μm、0.05μm、0.1μm、0.5μm、1μm、2μmと変化させた以外は実施例1と同じ条件である。
比較例1は、実施例1のゲッタリングエピタキシャル膜40成長工程(図1(c))を形成していないこと以外は全て同条件でサンプルのエピタキシャルウェーハ10を得た。また、得られたサンプルはパーティクルカウンターを用いてウェーハ面内での0.13μm以上のサイズでのLPDを測定したが、LPD数が50個以下だった。
比較例2は、ゲッタリングエピタキシャル膜40の形成工程(図1(c))において、750℃でゲッタリングエピタキシャル膜40を成長させたこと以外は、実施例1と同様の方法により、サンプル1〜8のエピタキシャルウェーハ10を作製した。
また、得られたサンプルはパーティクルカウンターを用いてウェーハ面内での0.13μm以上のサイズでのLPDを測定したが、サンプル1〜8すべてLPD数が100個以上だった。
各実施例及び比較例で得られたサンプルについて、以下の評価項目(1)、(2)に従って評価を行った。
実施例1及び3、参考例4及び5、並びに、比較例1及び2で得られたサンプルについて、スピンコート汚染法を用いてニッケル1×1012atoms/cm2表面汚染を行った。更に1000℃、1時間の熱処理を行った後に選択エッチング(Wright ET溶液)を行う事でサンプル表面欠陥密度を測定した。
評価結果を表1に示す。
○:1000個/cm2以下
△:1000個/cm2超え、10000個/cm2以下
×:10000個/cm2超え
実施例6で得られたサンプルについて、上記同様にスピンコート汚染法を用いてニッケル1×1012atoms/cm2表面汚染を行った後に1000℃、1時間の熱処理を行い選択エッチング(Wright ET溶液)を行う事でサンプル表面欠陥密度を測定した。評価結果を表2に示す。
各実施例および比較例で得られたサンプルのLPD数を測定した。
評価結果を表3に示す。
ウェーハ面内の0.13μm以上のサイズのLPD数が、
○:50個以下
×:50個以上
また、比較例2サンプルは実施例のサンプルと同等のゲッタリング効果を有しているものの、表3結果から、比較例2のサンプルは実施例のものと比べてLPD数が多いことがわかった。そのため、更にLPDを原子間力顕微鏡で実態観察した結果、実施例のサンプルについてのLPDはエピ表面上にパーティクルである一方、比較例2のサンプルについてのLPDは大半がピット状の欠陥やスタッキング・フォルトと呼ばれるエピ欠陥であり、デバイス特性劣化を引き起す欠陥であり、比較例2のサンプルは、実施例のサンプルに比べて結晶性が劣ることがわかった。このことは、比較例2も主シリコンエピタキシャル膜60の形成工程において、1100℃エピ成長は行っているが、ゲッタリングエピタキシャル膜40成長時の温度が750℃のため結晶性が悪く、更に1100℃でのエピ成長を実施しても結晶品質の向上がないためであると考えられる。
20 シリコン基板
30 シリコンエピタキシャル下地膜
40 ゲッタリングエピタキシャル膜
50 キャッピングシリコン膜
60 主シリコンエピタキシャル膜
Claims (8)
- シリコン基板上に、シリコン及び炭素を含有するゲッタリングエピタキシャル膜を形成し、該ゲッタリングエピタキシャル膜の上に、キャッピングシリコン膜を形成し、該キャッピングシリコン膜の上に、主シリコンエピタキシャル膜を形成し、前記ゲッタリングエピタキシャル膜は、炭素原子濃度:5.0×1017atoms/cm3以上、1.0×1021atoms/cm3以下であり、炭素原子がシリコン格子間に存在することを特徴とするエピタキシャルウェーハ。
- 前記ゲッタリングエピタキシャル膜は、その膜厚が0.025μm〜5μmであることを特徴とする請求項1記載のエピタキシャルウェーハ。
- 前記シリコン基板上にはシリコンエピタキシャル下地膜が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のエピタキシャルウェーハ。
- 前記シリコンエピタキシャル下地膜、ゲッタリングエピタキシャル膜及びキャッピングシリコン膜のうちの少なくとも1つは、比抵抗が1Ω・cm以下の低抵抗膜であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のエピタキシャルウェーハ。
- シリコン基板上に、シリコン及び炭素を含有する混合ガス雰囲気にて、750℃を超える温度でシリコン及び炭素からなるゲッタリングエピタキシャル膜を成長させる工程と、該ゲッタリングエピタキシャル膜上に、キャッピングシリコン膜を成長させる工程と、該キャッピングシリコン膜の上に、主シリコンエピタキシャル膜を形成させる工程とを有し、
前記ゲッタリングエピタキシャル膜の炭素濃度を5.0×1017atoms/cm3以上、1.0×1021atoms/cm3以下とし炭素原子が格子間位置に存在することを特徴とするエピタキシャルウェーハの製造方法。 - 前記ゲッタリングエピタキシャル膜は、その膜厚が0.025μm〜5μmであることを特徴と
する請求項5記載のエピタキシャルウェーハの製造方法。 - 前記ゲッタリングエピタキシャル膜を成長させる工程の前にシリコンエピタキシャル下地膜を成長させる工程をさらに有することを特徴とする請求項5又は6記載のエピタキシャルウェーハの製造方法。
- 前記シリコンエピタキシャル下地膜、ゲッタリングエピタキシャル膜及びキャッピングシリコン膜のうちの少なくとも1つは、キャッピングシリコン膜は、比抵抗が1Ω・cm以下の低抵抗膜であることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項記載のエピタキシャルウェーハの製造方法。
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