JP5438200B1 - リード固定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 マウスピース1に沿って接して配置されるリード3の外面に、第1リード片11を接して配置する。マウスピースの外面で周方向の2箇所に第2および第3リード片13,15を配置する。このように周方向に略等間隔に配置される3つのリード片9を介して、バンド7を、マウスピースの外周に巻いて取付ける。バンド7の両端に連結して回転可能に設けられる回転軸21と一体に、押圧ネジ27を設け、この押圧ネジ27の先端に押圧プレート35を設け、第1リード片11を押圧する。前記3つのリード片9は、マウスピース1に配置されていた古いリードをカットして形成する。
【選択図】図1
Description
このリードは、楽器のマウスピースの部分に、金属製などのリガチャーと呼ばれる器具で、巻いて取付けられる。この取付の善し悪しも、また、音質に影響を与える。器具の価格も高価である。
従来の金属製のリガチャー101は、たとえば図4に示すように、マウスピース103に沿って接して配置されるリード105の外面に、このリード105を押さえるプレート107が配置される。そして、マウスピース105の外周を巻いてバンド109が取付けられる。この金属製のバンド109の両端は、溶接片111を介して溶接により連結される。この溶接片111には、押圧ネジ113が、貫通し、螺合して設けられ、押圧ネジ113の先端が前記プレート107の外面を押圧する。この押圧ネジ113の押圧により、リード105の固定が行われる。押圧ネジ113の後端には、図示しないドライバー溝が形成され、ドライバーという道具で、押圧ネジ113を回転させ、押圧を行う。
特許文献1には、リガチャーとマウスピースが、あまり接触にないように、マウスピースの周方向の3箇所にスペーサー部材を設けることで、リガチャーのベルト相当部分である細いバネ部材が、3箇所だけで、しかもスペーサー部材を介して、マウスピースに接する構造が提案される。
また、従来のベルトを有するリガチャーは、より強い力で固定できるものの、マウスピースの形状の違いに対応できない。すなわち、リードのみならずマウスピースも言わば消耗品であり、交換しなければならないが、同じ楽器用であってもメーカーによって形状がかなり異なる。また、同じメーカーの同じ型番のマウスピースであっても、微妙に形状が異なることがある。そのように形状が異なる場合にリガチャーがうまく対応できないことがある。その場合には、対応できる別のリガチャーを購入しなければならない。リード、マウスピース、リガチャーはそれぞれ高価であり、互いに互換性があることが望ましい。
第三発明は、さらに、前記押圧ネジは、後端に設けられ指で回転できるツマミと、前記回転軸の中央にこの軸と直交して形成される雌ネジ孔に、螺合する雄ネジと、を有してなることを特徴とするリード固定装置である。
さらに、各リード片は、リードの湾曲した面でマウスピースと接触するので、接触点が小さくなり、優れた音響を得られる。
第三発明によれば、さらに、押圧ネジは、後端に設けられ指で回転できるツマミで操作でき、道具を必要とせずに、リードの交換が行える。また、押圧ネジは、回転軸の中央に直交して設けられることになり、押圧ネジの押圧力を損なわずに、回転軸回りの回転が行われ、よって、形状が異なるマウスピースにも対応して、より、しっかりと強い力でリードの固定を行うことができる。
この実施形態の装置は、吹奏楽器であるサクソフォンのマウスピース1にリード3を固定する固定装置5である。
図1に示すように、マウスピース1は、おおよそ円筒状の断面を有するが、息を吹き込む部分のみが、扁平な空間を有する。その扁平空間の一面が、図示しないものの開放された形状になっており、この開放部分に沿って、リード3が接して配置される。これによりリード3は扁平空間の一面を構成する。
まず、リード3の外面(図1中下側)に接して第1リード片11が配置される。次に、マウスピース1の外面で、周方向の2箇所に、第2および第3リード片13,15が配置される。
これら3つのリード片9は、マウスピースの周方向に略等間隔に、すなわち略120度の間隔で配置される。
図3に示すように、これら3つのリード片9は、過去にマウスピース1に配置されていた古いリード17をカットして形成できる大きさを有する。
すなわち、図(A)(B)に示すように、リード3は、細長く薄い舌状をなし、先端がより薄く、よって、振動しやすくなっている。断面は、薄いカマボコ状で、一方の面は湾曲し、他方の面は平面である。湾曲した面19が外側となった状態でマウスピース1に取付けられる。
図(C)〜(F)に示すように、うち2つは第2および第3リード片13,15とし、湾曲した面19を内側にし、マウスピース1との接触面をより小さくする。
図(G)〜(I)に示すように、他のリード片9は、第1リード片11とし、さらに幅方向に2つに分割するようにカットする。そして、湾曲した面19を内側にし、並べ替えカット面を外側にして、隣り合わせる(図(I))。この並べ替えにより、リード3の湾曲した外側の面と安定して、接触できる。
押圧プレート35の外側には、取付雄ネジ37が突設され、押圧ネジ27の先端の穴に形成される取付雌ネジ39に螺合して、取付が行われる。
この実施形態によれば、3箇所にスペーサー部材として、3つのリード片9を用いることになる。よって、本来的に、マウスピース1やその吹奏楽器と相性のよい材質のスペーサー部材となる。よって、異質な材質の振動により、楽器の音質に悪影響を与えるということが、ない。このことは発明者の実際の演奏などで確認された。ナチュラルな音響を確認できた。
また、押圧ネジ27、回転軸21、および第1リード片11は、一群として概略同じ姿勢を保つ。そしてこの一群に対する他の群として、バンド7、第2および第3リード片13,15が、概略同じ姿勢を保つ。そして、前記一群に対して、回転軸21回りに、他の群が、微妙に回転する。この回転のため、形状が異なるマウスピース1にも対応して、各リード片9がフィットし、しっかりと強い力で、リード3のマウスピース1への固定を行うことができる。
さらに、押圧ネジ27は、後端に設けられ指で回転できるツマミ29で操作でき、操作のための道具を必要とせずに、リード3の交換が行える。また、押圧ネジ27は、回転軸21の中央に直交して設けられることになり、押圧ネジ27の押圧力を損なわずに、回転軸回りの回転が行われる。よって、形状が異なるマウスピース1にも対応して、より、しっかりと強い力でリード3の固定を行うことができる。
以上の実施形態では、サクソフォンのマウスピース1にリード3を固定する固定装置5として説明したが、他の実施形態では、サクソフォン以外のクラリネット等の他の吹奏楽器のマウスピースにリードを固定する固定装置としても本発明は実施できる。
Claims (2)
- 吹奏楽器のマウスピースにリードを固定する固定装置であって、マウスピースに沿って接して下側に配置されるリードと、このリードの下側の外面に接して配置される第1リード片と、前記マウスピースの外面で周方向の2箇所に配置される第2および第3リード片と、前記周方向に略等間隔に配置される前記3つのリード片を介して、前記マウスピースの外周に巻いて取付けられるバンドと、このバンドの両端に連結して回転可能に、左右方向に設けられる回転軸と、前記マウスピースと直角で、前記回転軸と直交して一体に設けられ前記第1リード片を押圧する押圧ネジと、この押圧ネジの先端に設けられ前記第1リード片に押圧される押圧プレートと、を有し、前記3つのリード片は、マウスピースに配置されていた古いリードをカットして形成できる大きさを有し、リードの湾曲した外側の面でマウスピースと接触することを特徴とするリード固定装置。
- 前記押圧ネジは、後端に設けられ指で回転できるツマミと、前記回転軸の中央にこの軸と直交して形成される雌ネジ孔に、螺合する雄ネジと、を有してなることを特徴とする請求項1に記載のリード固定装置。
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