JP5437385B2 - 回転調理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、ミキサー(ブレンダーともいう)若しくはミルなどの、カッター台と調理物収納用の容器部材とを分離可能な回転調理装置に関するものである。
従来、この種の回転調理装置としては、例えば、以下に説明するような装置がある(例えば、特開2004−254798号公報参照)。
従来の回転調理装置は、装置本体と、当該装置本体に着脱自在に取り付けられ、カッターを回転可能に支持するカッター台と、カッターが内部に位置するように前記カッター台に着脱自在に取り付けられ、調理物収納用の空間を形成する容器部材と、を備えている。
装置本体には、カッターを回転駆動するモータと、当該モータの駆動状態を切り換える安全スイッチとが内蔵されている。装置本体にカッター台が取り付けられたとき、モータの出力軸にカッターの回転軸が連結され、カッターがモータの駆動により回転可能になる。
カッター台には、容器部材の着脱動作に応動(連動)して上下動する上下動部材が設けられている。カッター台に容器部材が取り付けられていない状態では、上下動部材は、バネなどの弾性部材に付勢されて上昇位置に位置する。一方、カッター台に容器部材が取り付けられた状態では、上下動部材は、弾性部材の付勢力に抗して下降し、下降位置に位置する。
容器部材を取り付けたカッター台を装置本体に取り付けたとき、下降位置に位置する上下動部材により安全スイッチがONになる。これにより、モータが駆動してカッターが回転し、ミキシングなどの調理を行うことができる。
前記状態から容器部材を取り外した場合には、上下動部材が弾性部材の弾性力により上昇位置に上昇することにより、安全スイッチがOFFになる。これにより、容器部材を取り外したことにより外部に露出したカッターの回転が防止され、前記露出したカッターの不用意な回転による怪我などの発生を抑えることができる。
特開2004−254798号公報
しかしながら、前記従来の回転調理装置においては、前記容器部材を取り外した状態において、子供のいたずらや開梱時の不用意な組み付けなどの意図しない動作によって上下動部材が下降位置に押し下げられることがあり得る。この場合、外部に露出したカッターが不用意に回転しまうことになる。従って、従来の回転調理装置では、安全性が十分ではない。
従って、本発明の目的は、前記問題を解決することにあって、より一層安全性を高めた回転調理装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、モータを有する装置本体と、
前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、カッターを回転可能に支持するカッター台と、
前記カッターが内部に位置するように前記カッター台に着脱自在に取り付けられ、調理物収納用の空間を形成する容器部材と、
を備え、
前記装置本体に前記カッター台を取り付けたとき、前記モータの出力軸が前記カッターの回転軸に連結されて前記カッターが回転可能となる回転調理装置であって、
前記カッター台に上下動可能に設けられた上下動部材と、
少なくとも一部が前記上下動部材の移動経路内の前進位置と前記上下動部材の移動経路外の後退位置との間を進退移動可能に設けられたストッパーと、
をさらに備え、
前記装置本体に取り付けた前記カッター台に前記容器部材が取り付けられているとき、前記ストッパーの前記一部が前記後退位置に位置すると共に、前記上下動部材が前記モータを駆動可能にする下降位置に位置し、
前記装置本体に取り付けた前記カッター台に前記容器部材が取り付けられていないとき、前記上下動部材が前記モータを駆動不可能にする上昇位置に位置すると共に、前記ストッパーの前記一部が前記前進位置に位置して前記上下動部材の前記下降位置への移動を阻止する、回転調理装置を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記ストッパーは、弾性部を有し、前記弾性部の非弾性変形時は前記前進位置に位置するように設けられている、第1態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記カッター台は、回し動作を含む操作により前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、
前記回し動作に連動して前記上下動部材が前記上昇位置へ移動し、当該上下動部材の移動に連動して前記弾性部が弾性変形し、前記ストッパーが前記前進位置から前記後退位置に移動する、第2態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記カッター台は、前記回し動作とは逆方向の回し動作を含む操作により前記装置本体から取り外され、
前記逆方向の回し動作に連動して前記上下動部材が前記下降位置へ移動し、当該上下動部材の移動に連動して前記弾性部が弾性復帰し、前記ストッパーが前記後退位置から前記前進位置に移動する、第3態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記カッター台は、前記装置本体にバヨネット結合により着脱自在に取り付けられる、第3又は4態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記カッター台は、前記カッター台の筒状の側壁に沿って周方向に間欠的に設けられ、前記容器部材を螺着可能な上下複数段の螺条部を有し、
前記上下動部材は、上方に突出するように設けられ、前記カッター台の前記螺条部に連なることが可能な上下複数段の螺条部を有するレバーを有し、
前記カッター台に前記容器部材を螺着するとき、前記容器部材が前記レバーに当接して前記上下動部材を下降させる、第1〜5態様のいずれか1つに記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記上下動部材が前記上昇位置に位置するとき、前記カッター台の前記螺上部の頂部と前記レバーの前記螺条部の頂部とが同じ高さ位置に位置する、第6態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記ストッパーは、一部に屈曲部を有する板ばねを有している、第2態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第9態様によれば、前記装置本体は、前記上下動部材を受け入れ可能な受け部を有し、
前記受け部と前記ストッパーとは、合成樹脂により一体成形されている、第2態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第10態様によれば、前記装置本体は、前記上下動部材を受け入れ可能な受け部を有し、
前記ストッパーは、前記受け部の側壁を移動可能に貫通するピンを有し、前記弾性部の非弾性変形時は前記ピンの一端部が前記前進位置に位置するように設けられている、第2態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第11態様によれば、前記ストッパーは、中間部を中心軸として回転可能に設けられたレバーを有し、前記弾性部の非弾性変形時は前記レバーの一端部が前記前進位置に位置し、前記弾性部の弾性変形時は前記レバーの他端部が前記前進位置に位置するように設けられている、第2態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第12態様によれば、少なくとも前記モータの駆動開始又は駆動停止を示す情報を入力可能な操作部と、
前記モータの駆動停止を示す情報が前記操作部に入力されたとき、前記カッター台の着脱を許容する一方、前記モータの駆動開始を示す情報が前記操作部に入力されたとき、前記カッター台の着脱を阻止するカッター台着脱阻止部と、
を有する、第1又は2態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第13態様によれば、前記操作部は、ロータリースイッチであり、
前記カッター台着脱阻止部は、前記ロータリースイッチの回転動作に機械的に連動して、前記カッター台の着脱を許容する着脱許容位置と前記カッター台の着脱を阻止する着脱阻止位置との間を移動する、第12態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第14態様によれば、前記カッター台は、回し動作を含む操作により前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、
前記カッター台着脱阻止部は、前記ロータリースイッチの回転動作に機械的に連動して、前記カッター台の移動経路内に前進して前記カッター台の前記回し動作を阻止する前記着脱阻止位置と、前記カッター台の移動経路外に後退して前記カッター台の前記回し動作を許容する前記着脱許容位置との間を移動する、第13態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の第15態様によれば、前記カッター台着脱阻止部は、
前記ロータリースイッチの回転軸の周囲に固定され、外周部の一部に凹部が設けられた略円形のカムと、
前記カムの前記外周部に当接するように設けられ、前記ロータリースイッチの回転動作によって前記カムが回転することにより、第1軸方向に移動する第1ロッドと、
前記第1ロッドに当接するように設けられ、前記第1軸方向への前記第1ロッドの移動に連動して第2軸方向に移動することにより、前記着脱阻止位置と前記着脱許容位置との間を進退移動する第2ロッドと、
を有する、第14態様に記載の回転調理装置を提供する。
本発明の回転調理装置によれば、装置本体に取り付けたカッター台に容器部材が取り付けられていないとき(すなわち、カッターが外部に露出しているとき)、上下動部材がモータを駆動不可能にする上昇位置に位置すると共に、ストッパーの一部が前進位置に位置して上下動部材の下降位置への移動を阻止するように構成されている。これにより、意図しない動作によって上下動部材が下方に押圧されても、ストッパーの一部が当該上下動部材の下降位置への移動を阻止するので、外部に露出したカッターが不用意に回転してしまうことを防止することができる。これにより、より高い安全性を確保することができる。
本発明のこれらと他の目的と特徴は、添付された図面についての好ましい実施の形態に関連した次の記述から明らかになる。この図面においては、
図1は、本発明の第1実施形態にかかる回転調理装置の全体構成を示す概念図であり、 図2は、図1の回転調理装置の一部拡大図であり、 図3は、図1の回転調理装置が備えるカッター台を上方から見た斜視図であり、 図4は、図1の回転調理装置が備えるカッター台を下方から見た斜視図であり、 図5は、図1の回転調理装置が備える装置本体の上部を上方から見た斜視図であり、 図6は、図1の回転調理装置が備えるストッパーの取り付け状態を示す断面図である 図7Aは、容器部材を螺着したカッター台を装置本体に取り付けた後における、上下動部材と上下動ピンとストッパーとの位置関係を示す展開図であり、 図7Bは、図7AのA1付近の縦断面図であり、 図7Cは、図7AのA1付近の横断面図であり、 図8Aは、容器部材を螺着したカッター台を装置本体に取り付ける途中の各部材の状態を模式的に示す一部切欠き側面図であり、 図8Bは、図8AのB1−B1線断面図であり、 図9Aは、容器部材を螺着したカッター台を装置本体に取り付けた後の各部材の状態を模式的に示す一部切欠き側面図であり、 図9Bは、図9AのB2−B2線断面図であり、 図10Aは、装置本体に取り付けたカッター台から容器部材を取り外したときの各部材の状態を模式的に示す一部切欠き側面図であり、 図10Bは、図10AのB3−B3線断面図であり、 図11Aは、装置本体に取り付けたカッター台から容器部材を取り外す前及び取り外した後における、上下動部材と上下動ピンとストッパーとの位置関係を模式的に示す側面図であり、 図11Bは、図11AのA2付近の横断面図であり、 図12Aは、上下動部材のレバーが有する螺条部の頂部がカッター台の互いに隣接する螺条部の中間に位置している状態を示す説明図であり、 図12Bは、図12Aに示す状態のカッター台に容器部材を螺着したときにおいて、上下動部材のレバーの下端部がストッパーに当接した状態を示す説明図であり、 図12Cは、上下動部材のレバーの下端部に押されてストッパーが破壊した状態を示す説明図であり、 図13Aは、上下動部材のレバーが有する螺条部の頂部がカッター台の螺条部の頂部に位置している状態を示す説明図であり、 図13Bは、図13Aに示す状態のカッター台に容器部材を螺着したときにおいて、上下動部材のレバーの下端部がストッパーに当接した状態を示す説明図であり、 図14Aは、上下動部材のレバーが有する螺条部の頂部がカッター台の螺条部の頂部に位置している状態を示す説明図であり、 図14Bは、図14Aに示す状態のカッター台に容器部材を螺着したときにおいて、上下動部材のレバーの下端部がストッパーに当接した状態を示す説明図であり、 図15は、ストッパーの第1変形例を示す横断面図であり、 図16は、ストッパーの第2変形例を示す横断面図であり、 図17は、ストッパーの第3変形例を示す横断面図であり、 図18Aは、ロータリースイッチがONの状態における、本発明の第2実施形態にかかる回転調理装置の全体構成を示す概念図であり 図18Bは、図18Aの回転調理装置におけるカムと第1ロッドの位置関係を示す平面図であり、 図19Aは、ロータリースイッチがOFFの状態における、本発明の第2実施形態にかかる回転調理装置の全体構成を示す概念図であり、 図19Bは、図19Aの回転調理装置におけるカムと第1ロッドの位置関係を示す平面図である。
本発明の記述を続ける前に、添付図面において同じ部品については同じ参照符号を付している。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
《第1実施形態》
図1〜図6を用いて、本発明の第1実施形態にかかる回転調理装置の全体構成を説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる回転調理装置の全体構成を示す概念図であり、図2は、その一部拡大図である。図3は、図1の回転調理装置が備えるカッター台を上方から見た斜視図であり、図4は、図1の回転調理装置が備えるカッター台を下方から見た斜視図である。図5は、図1の回転調理装置が備える装置本体の上部を上方から見た斜視図である。図6は、図1の回転調理装置が備えるストッパーの取り付け状態を示す断面図である。なお、ここでは、一例として、回転調理装置がブレンダーである場合について説明する。
本第1実施形態にかかる回転調理装置は、装置本体1と、当該装置本体1に着脱自在に取り付けられ、カッター15を回転可能に支持するカッター台10と、カッター15が内部に位置するようにカッター台10に着脱自在に取り付けられ、調理物収納用の空間を形成する容器部材19と、を備えている。
装置本体1には、調理物を粉砕するカッター15を回転駆動するモータ2と、当該モータ2の駆動状態(駆動可能状態及び駆動不可能状態)を切り換える安全スイッチ6とが内蔵されている。モータ2の出力軸3は、装置本体1の筐体の上壁に設けられた貫通穴1aを通じて上方へ突出しており、当該突出部分に、駆動側コネクタ4が固定されている。安全スイッチ6は、モータ2の電源回路に接続された常開タイプのスイッチである。安全スイッチ6は、装置本体1に上下動可能に保持されたレバー状の応動体である上下動ピン7によって押圧されることにより、ONになる。
上下動ピン7は、弾性部材の一例であるスプリング8により上方へ(安全スイッチ6から離れる側へ)付勢されている。従って、安全スイッチ6は、通常、OFFになっている。
装置本体1の前部には、モータ2の駆動開始又は駆動停止、若しくはカッター15の回転速度の切り換えなどのユーザの指示を入力可能な操作部5が配置されている。装置本体1の上部には、図5に示すように、カッター台10を取り付ける(嵌合支持する)ための3つの受け部9が設けられている。3つの受け部9は、モータ2の出力軸3が貫通する貫通穴1aの中心を中心とした円周上に等間隔(約120度の間隔)で配置されている。なお、受け部9を3つ配置した理由は、カッター台10の支持(いわゆる3点支持)が最も安定するためである。
各受け部9には、それぞれ、断面U字状の溝11が形成されている。3つの受け部9のうちの1つの受け部9には、貫通穴9aが設けられている。上下動ピン7は、当該貫通穴9aを通じて上下動する。
また、3つの受け部9のうちの1つの受け部9には、ストッパー12が設けられている。ストッパー12は、溝11の内側の前進位置と溝11の外側の後退位置との間で進退移動することができるように設けられている。具体的には、ストッパー12は、図6に示すように、一端部が溝11の内側の側壁11aの外面に固定され、他端部が自由端とされた板バネで構成されている。ストッパー12は、非弾性変形時において、溝11の内側の側壁11aに形成された貫通穴11bを通過して溝11内に位置するように湾曲する湾曲部12aを有している。ここでは、図6の実線で示すストッパー12の位置を前進位置という。ストッパー12は、湾曲部12aが溝11の外側に押されることにより、図6の点線で示す溝11の外側の後退位置に弾性変形可能に構成されている。
各受け部9の外側の側壁11aの外面には、図5に示すように、バヨネット機構の一方の機能を発揮する凸部11cが設けられている。
カッター台10は、カッター15の回転軸(従動軸)13を回転可能に保持する保持部である隔壁24と、隔壁24の周囲に配置された円筒状部とを備えている。ここでは、図3に示すように、隔壁24より下方に位置する円筒状部を下方円筒状部16といい、隔壁24より上方に位置する円筒状部と上方円筒状部18という。
カッター15の回転軸13の下端部には、駆動側コネクタ4と連結可能な従動側コネクタ14が固定されている。装置本体1にカッター台10が取り付けられたとき、モータ2の出力軸3にカッター15の回転軸13が駆動側コネクタ4及び従動側コネクタ14を介して連結され、カッター15がモータ2の駆動により回転可能になる。
カッター台10の下方円筒状部16の内周面には、図4に示すように、バヨネット機構の他方の機能を発揮する略L字状の6つの案内溝17が等間隔(約60度の間隔)で形成されている。装置本体1へのカッター台10の取り付けは、案内溝17のうちの3つの案内溝17内に凸部11cを挿入した後、カッター台10を周方向に所定の角度回して凸部11cを案内溝17に沿って移動させる、すなわちバヨネット結合させることで行うことができる。なお、案内溝17を凸部11cの2倍の個数(6つ)設けた理由は、カッター台10の取り付けの方向性をできる限り少なくして、取り付け作業の効率化を図るためである。また、パッキン22が劣化してきた場合、把手30の位置が変わってくるため、容器部材19の把手30を左右手前など使用者が使いやすい位置に配置できるようにするためである。
カッター台10の上方円筒状部18の内周面には、略円筒形状の容器部材19を着脱自在に取り付けるための螺条部20が間欠的に形成されている。また、容器部材19の下方の外周面にも螺条部20と対応する螺条部21が形成されている。図2に示すように、カッター台10と容器部材19との間にパッキング22を配置した状態で、螺条部20と螺条部21とを螺合することによって、カッター台10と容器部材19との結合部の液密状態が保たれると共に、容器部材19の内部にカッター15が位置することになる。
また、カッター台10の下方円筒状部16の内周部には、図4に示すように、略円筒状の上下動部材(安全応動体ともいう)23が上下動可能に設けられている。上下動部材23は、上下動ピン7の上端部と対向する方向に配置されている。また、カッター台10の隔壁24には、図4に示すように、下方へ突出するガイドピン25が等間隔(約120度の間隔)で3本設けられている。これらのガイドピン25は、上下動部材23に上下方向に貫通するように設けられた貫通穴23aを貫通している。上下動部材23は、これらの3本のガイドピン25によって、上下方向の移動が案内され、かつ、周方向には移動しないように構成されている。
また、上下動部材23は、図1及び図2に示すように、隔壁24との間に介在させた弾性部材の一例であるスプリング23aにより下方に付勢されている。すなわち、カッター台10を容器部材19に取り付ける際、カッター台10をどのように傾けても、カッター10に対して一定位置に位置するように上下動部材23がスプリング23aにより付勢されている。なお、スプリング23aの弾性力は、スプリング8の弾性力よりも弱く設定されている。
上下動部材23の下端部には、受け部9の溝11内に嵌り込むことが可能なカム部26が等間隔に6箇所形成されている。なお、前述したストッパー12は、上下動部材23の移動方向(上下方向)に対して交差方向(横方向)に進退移動するように構成されている。各カム部26は、図4に示すように、1つの傾斜面26aを有する台形状に形成されている。なお、カム部26を受け部9の2倍の個数(6つ)設けた理由は、カッター台10の取り付けの方向性をできる限り少なくして、取り付け作業の効率化を図るためである。また、パッキン22が劣化してきた場合、把手30の位置が変わってくるため、容器部材19の把手30を左右手前など使用者が使いやすい位置に配置できるようにするためである。
上下動部材23の上部には、円筒状の本体から上方へ突出するレバー27が設けられている。レバー27は、図3に示すように、カッター台10の隔壁24を貫通して、上方円筒状部18の螺条部20の切欠部分を移動可能に形成されている。レバー27には、螺条部20と連なるような螺条部28が設けられている。カッター台10に容器部材19を螺着すると、図1及び図2に示すように、容器部材19の螺条部20がレバー27の上端部に当接して、上下動部材23を下方に突出した状態でロックすることになる。
容器部材19は、ガラスなどで形成された略円筒状の部材であり、上方開放部に蓋29を着脱自在に取り付け可能に構成されている。容器部材19の外周面の一部には、把手30が取り付けられている。なお、容器部材19は、この構成に限定されるものではなく、例えば、有天筒状の部材であってもよい。この場合、容器部材への調理物の出し入れは、カッター台10から外した容器部材の上下を逆にし、下方開放部から行うようにすればよい。また、カッター台10への容器部材の取り付けは、容器部材とカッター台とを上下逆にした状態で行えばよい。
次に、図1、図2、図4、図5、図7A〜図9Bを参照しつつ、容器部材19を螺着したカッター台10を装置本体1に取り付けるときの動作について説明する。図7Aは、容器部材19を螺着したカッター台10を装置本体1に取り付けた後における、上下動部材23と上下動ピン7とストッパー12との位置関係を示す展開図である。図7Bは、図7AのA1付近の縦断面図であり、図7Cは、図7AのA1付近の横断面図である。図8Aは、容器部材19を螺着したカッター台10を装置本体1に取り付ける途中の各部材の状態を模式的に示す一部切欠き側面図であり、図8Bは、図8AのB1−B1線断面図である。図9Aは、容器部材19を螺着したカッター台10を装置本体1に取り付けた後の各部材の状態を模式的に示す一部切欠き側面図であり、図9Bは、図9AのB2−B2線断面図である。
まず、容器部材19を螺着したカッター台10(図4参照)の下方円筒状部16を3つの受け部9(図5参照)の側壁11aの外面に嵌合させる。これにより、6つの案内溝17のうちの3つの案内溝17内に、いずれかの受け部9の凸部11cを位置させる。このとき、上下動ピン7は、図7Aの点線で示すように、互いに隣接するカム部26,26間に位置し、スプリング8の弾性力により上昇した状態にある。図8Aは、この状態における各部材の位置関係を示している。このとき、ストッパー12は、図8Bに示すように、前進位置に位置している。
次いで、カッター台10を周方向(図7Aでは左方向、図8Aでは右方向)に所定の角度回して凸部11cを案内溝17に沿って移動させる。このカッター台10の周方向への回し動作により、上下動ピン7が、上下動部材23のカム部26の傾斜面26aに沿って移動する。このとき、容器部材19の螺条部21がカッター台10のレバー27の上端部に当接しているので、図7A及び図9Aに示すように、上下動ピン7は、スプリング8(図1又は図2参照)の弾性力に抗して下方へ押し下げられる。これにより、図7Aの実線で示すように下方に移動した上下動ピン7が、その下端部で安全スイッチ6に当接し、安全スイッチ6がOFFからONに切り換わる。従って、モータ2が駆動可能になる。なお、このときの上下動部材23の位置を、ここでは下降位置という。この状態で、操作部5にてユーザの調理開始の指示が入力されると、モータ2が駆動してカッター15が回転し、容器部材19の内部に収納した調理物が粉砕調理されることになる。
また、カッター台10の周方向への前記回し動作により、図7B、図7C、及び図9Bに示すように、ストッパー12が、上下動部材23のカム部26の傾斜面26aに押されて後退位置に移動(弾性変形)する。
調理済みの調理物は、前記と逆の回し動作を行うことによって容器部材19を螺着したカッター台10を装置本体1から取り外し、蓋29を開くことで、コップなどに抽出することができる。本第1実施形態においては、カッター台10と容器部材19とを分離することができるので、それらの清掃を簡単に行うことができる。また、容器部材19を螺着したカッター台10を装置本体1から取り外すことによって、上下動ピン7がスプリング8の弾性力により上昇し、安全スイッチ6がONからOFFに切り換わる。従って、操作部5にてユーザによる運転停止の指示が入力されなくても、モータ2が駆動不可能になり、カッター15は回転を停止する。
次に、図10A〜図11Bを参照しつつ、装置本体1に取り付けたカッター台10から容器部材19を取り外したときの安全機能について説明する。図10Aは、装置本体1に取り付けたカッター台10から容器部材19を取り外したときの各部材の状態を模式的に示す一部切欠き側面図であり、図10Bは、図10AのB3−B3線断面図である。図11Aは、装置本体1に取り付けたカッター台10から容器部材19を取り外す前及び取り外した後における、上下動部材23と上下動ピン7とストッパー12との位置関係を模式的に示す側面図である。図11Bは、図11AのA2付近の横断面図である。
装置本体1に取り付けたカッター台10から容器部材19を取り外した場合、カッター15が外部に露出した状態になるので、この状態でカッター15が回転すると危険である。
これに対して、本第1実施形態においては、容器部材19をカッター台10から取り外すことにより、上下動部材23の上方への移動をロックするものがなくなるので、スプリング23aよりも強い弾性力を有するスプリング8(図1又は図2参照)により、図10A及び図11Aに示すように、上下動ピン7及び上下動部材23が上方に押し上げられる。なお、このときの上下動部材23の位置を、ここでは上昇位置という。これにより、上下動ピン7が安全スイッチ6から離れるので、安全スイッチ6はONからOFFに切り換わる。従って、操作部5にてユーザによる運転停止の指示が入力されなかったとしても、モータ2が駆動不可能になり、カッター15は回転を停止する。
また、上下動部材23の上昇により、図11Aに示すように、カム部26がHだけ上方へ変位する。これにより、後退位置に位置していたストッパー12が、図10B及び図11Bに示すように前進位置に移動し、カム部26の下方、すなわちカム部26の下降軌跡内に位置することになる。
従って、子供のいたずらなどの意図しない動作によってレバー27が下方に押されたとしても、ストッパー12が上下動部材23の下降(下降位置への移動)を阻止するので、不用意に安全スイッチ6がONすることがない。よって、本第1実施形態にかかる回転調理装置によれば、外部に露出したカッター15が不用意に回転することを防ぐことができ、より高い安全性を確保することができる。
なお、前記では、装置本体1に取り付けたカッター台10から容器部材19を取り外したときの安全機能について説明したが、装置本体1にカッター台10のみを取り付けたときの安全機能も同様である。すなわち、装置本体1にカッター台10のみを取り付けた場合においても、上下動部材23の上方への移動をロックするものがないので、スプリング8により上下動ピン7及び上下動部材23が上方に押し上げられる。これにより、ストッパー12が前進位置に移動し、上下動部材23の下降を阻止する。従って、不用意に安全スイッチ6がONすることがなく、外部に露出したカッター15が不用意に回転することを防ぐことができ、より高い安全性を確保することができる。
すなわち、本第1実施形態によれば、カッター15が外部に露出した状態において不用意にレバー27が下方に押されたとしても、ストッパー12により上下動部材23の下降を阻止して、カッター15が回転しないようにすることができる。これにより、より高い安全性を確保することができる。
なお、本第1実施形態においては、装置本体1にカッター台10のみを取り付けたとき、ストッパー12が前進位置に位置して上下動部材23の下降を阻止するので、上下動部材23は上昇位置(図11Aの右図参照)でロックされる。このため、装置本体1に取り付けたカッター台10には、容器部材19を取り付けることができないようになっている。なお、カッター台10への容器部材19の取り付けは、カッター台10を装置本体1から取り外した後に行うことができる。
なお、上下動部材23が上昇した状態(図11Aの右図参照)において、図12Aに示すように、レバー27の螺条部28の頂部28aがカッター台10の互いに隣接する螺条部20,20の中間に位置している場合には、次のような課題がある。すなわち、前記の場合に、容器部材19をカッター台10に取り付けようとすると、容器部材19の螺条部21が、レバー27の螺条部28の頂部28aとカッター台10の上方円筒状部18に形成された螺条部20の頂部20aとが連なるように、上下動部材23を下方に押す。その結果、図12Bに示すように上下動部材23のカム部26に当接するストッパー12に過度な力が加わり、図12Cに示すようにストッパー12が破壊することが有り得る。
このため、図13A及び図13B、又は図14A及び図14Bに示すように、レバー27の螺条部28の頂部28aは、上下動部材23が上昇した状態において、カッター台10の螺条部20の頂部(最上位ともいう)20aに連なっていることが好ましい。これにより、カッター台10の螺条部20と容器部材19の螺条部21とを螺合したときに、ストッパー12が破壊することを防止することができる。
なお、上下動部材23をスプリング23aにより下方へ付勢した理由は、装置本体1からカッター台10を取り外した状態、すなわち自由状態において、レバー27の螺条部28をカッター台10の互いに隣接する螺条部20,20の中間に位置させないためである。これにより、容器部材19をカッター台10に取り付ける際、レバー27の螺条部28の上端部が容器部材19の螺条部21に当接するようになるので、容器部材19の螺条部21により、レバー28を確実に押し下げることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、外部に露出したカッター15が回転しないようにするために、上下動部材23の上下動に連動して安全スイッチ6をON/OFFすることにより、モータ2の駆動状態を切り変えるようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、上下動部材23の上下動に連動して装置本体1の操作部5をロック又はロック解除するように構成してもよい。操作部5をロックすることによりモータ2を駆動させないようにすることができるので、結果として外部に露出したカッター15が回転することを防ぐことができる。
また、前記では、上下動部材23の上下動に連動して安全スイッチ6のON/OFFを切り換えるためにピン上下動ピン7を設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、上下動部材23が直接、安全スイッチ6のON/OFFを切り換えるように構成してもよい。
また、前記では、ストッパー12を図6に示すような一部に屈曲部を有する板バネで構成したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、図15に示すように、ストッパー12Aと受け部9Aとを合成樹脂によって一体的に成形してもよい。これにより、組み立て性を向上させることができる。
また、図16に示すように、受け部9の溝11の側壁11aの外面に取り付けられた板バネ31と、溝11内に進退移動可能に側壁11aを貫通するピン32とにより、ストッパー12Bを構成してもよい。この場合、ピン32は、通常、一端部が溝11内に位置するように(すなわち、前進位置に位置するように)板バネ31に付勢される。前記構成によれば、ピン32として剛性の高い部材を用いることができるので、確実なストッパー機能(すなわち、安全機能)を発揮させることができる。
さらに、図17に示すように、受け部9の溝11の側壁11aの外面に取り付けられた板バネ33と、中間部を軸として回転可能に取り付けられた略L字型のレバー34とにより、ストッパー12Cを構成してもよい。この場合、レバー34は、通常、一端部が溝11内に位置するように(すなわち、前進位置に位置するように)板バネ33に付勢される。
前記構成によれば、装置本体1にカッター台10を取り付けるためにカム部26を受け部9の溝11に沿って移動させると、カム部26がストッパー12Cの一端部を溝11の外側に移動させる。これにより、レバー34が中間部を軸に回転し、レバー34の他端部が溝部11の内側で且つカム部26の後方に位置することができる。この状態で、装置本体1からカッター台10を取り外すためにカム部26を受け部9の溝11に沿って逆方向に移動させると、カム部26が、レバー34の他端部を溝11の外側に移動させる。これにより、レバー34が中間部を軸に回転し、レバー34の一端部が溝部11の内側で且つカム部26の前方に位置することができる。すなわち、前記構成によれば、カッター台10を装置本体1に着脱するときに、必ずレバー34を回転させることができるので、ジュースなどの付着によりレバー34が固着してストッパーとして機能しないようなことを防ぐことができる。
また、前記構成によれば、レバー34として剛性の高い部材を用いることができるので、確実なストッパー機能(すなわち、安全機能)を発揮させることができる。
また、前記では、ストッパー12を、溝11の内側の前進位置と溝11の外側の後退位置との間で進退移動することができるように構成したが、本発明はこれに限定されない。ストッパー12は、上下動部材23の移動を許容又は阻止するものであるので、上下動部材23の移動経路内の前進位置と上下動部材23の移動経路外の後退位置との間で進退移動することができるように構成されていればよい。
《第2実施形態》
図18A〜図19Bを用いて、本発明の第2実施形態にかかる回転調理装置の構成を説明する。本第2実施形態にかかる回転調理装置が、前記第1実施形態にかかる回転調理装置と異なる点は、操作部5がロータリースイッチ33で構成され、当該ロータリースイッチ33がONのとき、カッター台10の着脱を阻止するように構成されている点である。図18Aは、ロータリースイッチ33がOFFの状態における、本発明の第2実施形態にかかる回転調理装置の全体構成を示す概念図である。図18Bは、図18Aの回転調理装置におけるカム部34と第1ロッド35の位置関係を示す平面図である。図19Aは、ロータリースイッチ33がONの状態における、本発明の第2実施形態にかかる回転調理装置の全体構成を示す概念図である。図19Bは、図19Aの回転調理装置におけるカム部34と第1ロッド35の位置関係を示す平面図である。
図18A及び図18Bにおいて、本第2実施形態にかかる回転調理装置は、回転つまみ33aを有するロータリースイッチ33を備えている。回転つまみ33aが回転されることにより、少なくともモータ2の駆動開始(ON)又は駆動停止(OFF)を切り換えることができる。
ロータリースイッチ33の回転軸33bの周囲には、カム34が固定されている。カム34は、図18B及び図19Bに示すように、外周部の一部に凹部34aが設けられた略円形の部材である。カム34の外周部には、第1ロッド35が当接している。第1ロッド35は、カム34と第1ロッド35との当接状態が維持されるように、弾性部材の一例であるスプリング35aによりカム34の外周部に対して付勢されている。ロータリースイッチ33の回転動作によってカム34が回転したとき、カム34に凹部34aが設けられているために、第1ロッド35は第1軸方向の一例である横方向に移動する。
第1ロッド35の中間部には、上方向に突出する分岐部35bが形成されている。分岐部35bの上端部には、上下方向及び横方向に対して交差するように傾斜する傾斜面35cが形成されている。
分岐部35bの上方には、第2ロッド36が上下動可能に設けられている。第2ロッド36は、2本のロッドの端部同士を弾性部材の一例であるスプリング36aにより連結した構造を有している。第2ロッド36の下端部36bには、第1ロッド35の傾斜面35cに沿うように傾斜する傾斜面36cが形成されている。第1ロッド35の傾斜面35cに沿って第2ロッド36の傾斜面36cが移動することにより、第2ロッド36が第2軸方向の一例である上下方向に移動する。すなわち、ロータリースイッチ33がOFFからONに切り換えられたとき、図18Aに示すように第2ロッド36は上昇する。また、ロータリースイッチ33がONからOFFに切り換えられたとき、図19Aに示すように第2ロッド36は下降する。
第2ロッド36の上端部36dは、受け部9に設けられた貫通穴9bを通過可能に構成されている。第2ロッド36の上端部36dは、第2ロッド36が上昇することにより受け部9の溝11内に前進し、第2ロッド36が下降することにより受け部9の溝11外に後退する。すなわち、第2ロッド36の上端部36dは、ロータリースイッチ33がONのとき、受け部9の溝11内に前進し、ロータリースイッチ33がOFFのとき、受け部9の溝11外に後退する。第2ロッド36の上端部36dは、容器部材19が螺着されたカッター台10を装置本体1に取り付けた状態でロータリースイッチ33をONにしたとき、受け部9の溝11内に前進して互いに隣接するカム部26,26間に位置するように設けられている。
ここで、カッター台10は、前述したように装置本体1にバヨネット結合させることにより取り付けることができる。この際、カッター台10を回転させる動作(回し動作ともいう)が必要である。しかしながら、第2ロッド36の上端部36dが受け部9の溝11内に前進した状態では、カッター台10を回転させることができないので、装置本体1にカッター台10を取り付けることができない。一方、容器部材19が螺着されたカッター台10を装置本体1に取り付けた状態でロータリースイッチ33をONにすると、第2ロッド36の上端部36dは、互いに隣接するカム部26,26間に位置するように受け部9の溝11内に前進する。この状態でカッター台10を回そうとすると、第2ロッド36の上端部36dがカム部26に当接してカッター台10の回転を阻止する。従って、装置本体1からカッター台10を取り外すことができない。
すなわち、前記のように構成することにより、ロータリースイッチ33がONのとき、カッター台10の着脱を阻止することができる。一方、第2ロッド36の上端部36dが受け部9の溝11外に後退した状態では、カッター台10の回し動作が許容されるので、カッター台10の着脱が許容される。
なお、本第2実施形態においては、カム部34、第1ロッド35、及び第2ロッド36により、カッター台10の着脱を阻止するカッター台着脱阻止部37が構成されている。また、ここでは、第2ロッド36の上端部36dが受け部9の溝11内に前進した位置を着脱阻止位置(図19Aに示す位置)といい、第2ロッド36の上端部36dが受け部9の溝11外に後退した位置を着脱許容位置(図18Aに示す位置)という。
なお、ここでは、第2ロッド36が溝11の内側の着脱阻止位置と溝11の外側の着脱許容位置との間で進退移動することができるように、カッター台着脱阻止部37を構成したが、本発明はこれに限定されない。カッター台着脱阻止部37は、カッター台10の着脱を許容又は阻止するものであるので、カッター台10の移動経路内の着脱阻止位置と上下動部材23の移動経路外の着脱許容位置との間で進退移動することができるように構成されていればよい。
次に、前記構成を有する本第2実施形態にかかる回転調理装置の作用効果について説明する。
ロータリースイッチ33は、一般に、回転つまみ33aを回転させない限り、ON又はOFFの状態を維持するものである。このため、例えば、カッター台10及び容器部材19を装置本体1から取り外した状態で、ロータリースイッチ33がONである場合がある。この状態で装置本体1にカッター台10を取り付けると、カッター15が不用意に回転してしまうことがあり得る。すなわち、手で上下動部材23を押し下げるなどして上下動部材23を下降させた状態で装置本体1にカッター台10を取り付けると、前記下降した上下動部材23に上下動ピン7が押し下げられて安全スイッチ6がONし、カッター15が回転することになる。
一方、容器部材19が螺着されたカッター台10を装置本体1に取り付けた状態でロータリースイッチ33をONにすると、モータ2の駆動力が駆動側コネクタ4及び従動側コネクタ14を介してカッター15の回転軸13に伝達され、カッター15は回転する。この状態で、ロータリースイッチ33をOFFにすることなく、容器部材19が螺着されたカッター台10を装置本体1から取り外すと、その取り外し動作の直後はカッター15の回転が停止していないので、駆動側コネクタ4及び従動側コネクタ14が摩耗若しくは破損するおそれがある。
これに対して、本第2実施形態では、ロータリースイッチ33がONのとき、カッター台10の着脱を阻止するようにしているので、前述の課題を無くすことができる。従って、より高い安全性を確保することができる。
なお、前記では、ロータリースイッチ33の回転動作(ON/OFFの切り換え動作)に機械的に連動して、容器部材19の着脱を阻止するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ロータリースイッチ33に代えて押しボタン式のスイッチを用い、当該スイッチを押す動作に機械的に連動してカッター台10の着脱を阻止するように構成してもよい。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明にかかる回転調理装置は、外部に露出したカッターの不用意な回転を防止して、より高い安全性を確保することができるので、ブレンダー若しくはミルなどの各種回転調理装置に有用である。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
2009年9月28日に出願された日本国特許出願No.2009−222230号の明細書、図面、および特許請求の範囲の開示内容は、全体として参照されて本明細書の中に取り入れられるものである。

Claims (15)

  1. モータを有する装置本体と、
    前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、カッターを回転可能に支持するカッター台と、
    前記カッターが内部に位置するように前記カッター台に着脱自在に取り付けられ、調理物収納用の空間を形成する容器部材と、
    を備え、
    前記装置本体に前記カッター台を取り付けたとき、前記モータの出力軸が前記カッターの回転軸に連結されて前記カッターが回転可能となる回転調理装置であって、
    前記カッター台に上下動可能に設けられた上下動部材と、
    少なくとも一部が前記上下動部材の移動経路内の前進位置と前記上下動部材の移動経路外の後退位置との間を進退移動可能に設けられたストッパーと、
    をさらに備え、
    前記装置本体に取り付けた前記カッター台に前記容器部材が取り付けられているとき、前記ストッパーの前記一部が前記後退位置に位置すると共に、前記上下動部材が前記モータを駆動可能にする下降位置に位置し、
    前記装置本体に取り付けた前記カッター台に前記容器部材が取り付けられていないとき、前記上下動部材が前記モータを駆動不可能にする上昇位置に位置すると共に、前記ストッパーの前記一部が前記前進位置に位置して前記上下動部材の前記下降位置への移動を阻止する、回転調理装置。
  2. 前記ストッパーは、弾性部を有し、前記弾性部の非弾性変形時は前記前進位置に位置するように設けられている、請求項1に記載の回転調理装置。
  3. 前記カッター台は、回し動作を含む操作により前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、
    前記回し動作に連動して前記上下動部材が前記上昇位置へ移動し、当該上下動部材の移動に連動して前記弾性部が弾性変形し、前記ストッパーが前記前進位置から前記後退位置に移動する、請求項2に記載の回転調理装置。
  4. 前記カッター台は、前記回し動作とは逆方向の回し動作を含む操作により前記装置本体から取り外され、
    前記逆方向の回し動作に連動して前記上下動部材が前記下降位置へ移動し、当該上下動部材の移動に連動して前記弾性部が弾性復帰し、前記ストッパーが前記後退位置から前記前進位置に移動する、請求項3に記載の回転調理装置。
  5. 前記カッター台は、前記装置本体にバヨネット結合により着脱自在に取り付けられる、請求項3又は4に記載の回転調理装置。
  6. 前記カッター台は、前記カッター台の筒状の側壁に沿って周方向に間欠的に設けられ、前記容器部材を螺着可能な上下複数段の螺条部を有し、
    前記上下動部材は、上方に突出するように設けられ、前記カッター台の前記螺条部に連なることが可能な上下複数段の螺条部を有するレバーを有し、
    前記カッター台に前記容器部材を螺着するとき、前記容器部材が前記レバーに当接して前記上下動部材を下降させる、請求項1又は2に記載の回転調理装置。
  7. 前記上下動部材が前記上昇位置に位置するとき、前記カッター台の前記螺上部の頂部と前記レバーの前記螺条部の頂部とが同じ高さ位置に位置する、請求項6に記載の回転調理装置。
  8. 前記ストッパーは、一部に屈曲部を有する板ばねを有している、請求項2に記載の回転調理装置。
  9. 前記装置本体は、前記上下動部材を受け入れ可能な受け部を有し、
    前記受け部と前記ストッパーとは、合成樹脂により一体成形されている、請求項2に記載の回転調理装置。
  10. 前記装置本体は、前記上下動部材を受け入れ可能な受け部を有し、
    前記ストッパーは、前記受け部の側壁を移動可能に貫通するピンを有し、前記弾性部の非弾性変形時は前記ピンの一端部が前記前進位置に位置するように設けられている、請求項2に記載の回転調理装置。
  11. 前記ストッパーは、中間部を中心軸として回転可能に設けられたレバーを有し、前記弾性部の非弾性変形時は前記レバーの一端部が前記前進位置に位置し、前記弾性部の弾性変形時は前記レバーの他端部が前記前進位置に位置するように設けられている、請求項2に記載の回転調理装置。
  12. 少なくとも前記モータの駆動開始又は駆動停止を示す情報を入力可能な操作部と、
    前記モータの駆動停止を示す情報が前記操作部に入力されたとき、前記カッター台の着脱を許容する一方、前記モータの駆動開始を示す情報が前記操作部に入力されたとき、前記カッター台の着脱を阻止するカッター台着脱阻止部と、
    を有する、請求項1又は2に記載の回転調理装置。
  13. 前記操作部は、ロータリースイッチであり、
    前記カッター台着脱阻止部は、前記ロータリースイッチの回転動作に機械的に連動して、前記カッター台の着脱を許容する着脱許容位置と前記カッター台の着脱を阻止する着脱阻止位置との間を移動する、請求項12に記載の回転調理装置。
  14. 前記カッター台は、回し動作を含む操作により前記装置本体に着脱自在に取り付けられ、
    前記カッター台着脱阻止部は、前記ロータリースイッチの回転動作に機械的に連動して、前記カッター台の移動経路内に前進して前記カッター台の前記回し動作を阻止する前記着脱阻止位置と、前記カッター台の移動経路外に後退して前記カッター台の前記回し動作を許容する前記着脱許容位置との間を移動する、請求項13に記載の回転調理装置。
  15. 前記カッター台着脱阻止部は、
    前記ロータリースイッチの回転軸の周囲に固定され、外周部の一部に凹部が設けられた略円形のカムと、
    前記カムの前記外周部に当接するように設けられ、前記ロータリースイッチの回転動作によって前記カムが回転することにより、第1軸方向に移動する第1ロッドと、
    前記第1ロッドに当接するように設けられ、前記第1軸方向への前記第1ロッドの移動に連動して第2軸方向に移動することにより、前記着脱阻止位置と前記着脱許容位置との間を進退移動する第2ロッドと、
    を有する、請求項14に記載の回転調理装置。
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