JP5433975B2 - サイドノック式筆記具 - Google Patents
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Description
その一例が、特開平9−234989号公報に記載の筆記具である。以下、詳述する。筆記具本体の前軸部には、シャープペンシルの芯を繰り出す芯繰り出し機構が配置されている。また、前軸部の側面には開口部が形成されており、その開口部には前記芯繰り出し機構を作動せしめるサイドボタンが突出した状態で配置されている。前記芯繰り出し機構の中間部には、傾斜したカム部材が設けられており、前記サイドボタンが当接し、摺動し得るようになっている。一方、前記後軸部には消しゴム繰出し機構が配置されており、その消しゴム繰り出し機構の操作ボタンを移動させることによって消しゴムが出没するようになっている。
次に、使用方法について説明する。サイドボタンを押圧すると、そのサイドボタンが前記傾斜したカム部材を押圧前進させる。このカム部材の前進によって芯を把持していたチャックも前進し、やがてチャックが拡開する。これによって芯が繰り出される。尚、突出した状態にある芯を没入させたい場合には、再びサイドボタンを押圧してチャックを拡開させる。そして、その拡開動作を維持した状態で、芯を指などによって没入させる。勿論、チャックを拡開させた状態で紙面や机などに芯を押し当て没入させても良い。
また、芯で描いた文字を消去する場合には、消しゴム繰り出し機構の操作ボタンを後方に向けてスライドさせる。これによって、消しゴムが突出する。使用後、消しゴムを格納したい場合には、操作ボタンを逆の方向に移動させればよい。
そして、後方に位置してしまうと、芯繰り出し機構に設けられている前記傾斜したカム面も後方に位置してしまうことになり、その結果、サイドボタンが傾斜したカム面の頂部に位置してしまう危険性があった。即ち、サイドボタンがカム面の頂部に位置してしまうと押圧することができなくなり、芯の繰り出しができなくなってしまうのである。
そこで、芯を把持していない場合であっても、芯繰り出し機構の後退を極力抑えようと、弾撥部材の弾発力を軽減させることも試みられたが、チャックの芯に対する把持力が弱まってしまい、その結果、筆記時の筆圧により芯が没入してしまうといった不具合が発生してしまった。
これらの問題の発生を恐れ、使用者は、シャープペンシルの押圧動作の状態や、芯の有無などを常に意識し注意を図らなければならなかった。
先金部1はステンパイプ4、戻り止め5、先金6の計3部品から構成されている。前軸部2は前軸7、チャック8、リング9、テーパースライド10、スプリング11、ノックボタン12、シャープペンシル芯13の計7部品から構成されている。後軸部3は後軸14、クリップ15、回転軸16、消しゴム受け17、消しゴム18の計5部品から構成されている。
前記前軸部2の前記前軸7の中間部の側面には、開口部7bが設けられ、その開口部7bにはノックボタン12が軸線方向に対して垂直な方向に移動可能に配置されている。前記ノックボタン12は、その横断面形状がほぼコ字型をしており、また、ノックボタン12の側面にはツバ部12aが形成されている、そのツバ部12aは、前記開口部7bの幅より大きく形成されており、前記前軸7の開口部7bからは外れないようになっている。前記ノックボタン12の内側面にはテーパー状の突部からなるカム面12bが前後の位置に施されており、前記前軸7内に摺動自在に配置されたテーパースライド10の前後に設けられたテーパー状のカム面10aと摺動可能に当接されている。また、前記ノックボタン12は組立性を考慮して前後対称となっているが、デザイン上の制約により前後非対称でも良い。即ち、ノックボタン12を前後対称にすることによって、ノックボタン12の前後の方向を気にすることなく、前軸7に組み付けることが可能になるのである。
前記テーパースライド10のカム面10aについて説明する。前記カム面10aは平面状の斜面で構成されており、その斜面の角度は軸線に対して25〜65度の範囲で形成されている。平面上の斜面で構成している理由としては、前記ノックボタン12を押圧する力を面で受け、チャックの拡開に必要な力と押圧した距離(ノックストローク)を一定(比例)に伝えるためである。仮にカム面10a、10cが曲面だった場合、ノックボタン12を押圧した時、常に押圧した力を点で受けてしまうので、時間の経過で変形などを起こし、摺動に影響を及ぼしてしまう恐れが出てくる。またノックボタンを押圧し、ノックボタンが進んでいる距離に対して曲面では一定(比例)に伝えられず、ノックボタンが進んでいる距離とチャックの拡開に必要な軸線方向に進んでいる距離が食い違ってしまい、ノック動作に違和感を与えてしまう。
更に斜面の角度については軸線に対して45°であれば、ノックボタンを押圧して進む距離1に対してチャックが軸線方向に進む距離も1となり、後端でノックする感覚に近い感覚が得られる。製品の軸径やノックボタンの出っ張り、チャックの拡開に必要なノックストロークによりその角度は前後する。
前記カム面10cは前方に配置している前記カム面10aの上方に配置している。前記カム面10cは前記カム面10aと同様に平面上の斜面で構成されていて、斜面の角度も軸線に対して25〜65度の範囲で形成されているが、前記カム面10aよりは小さく形成されている。例えば、カム面10aを45度に形成した場合には、カム面10cを40度に形成する。
前記リング9は、前軸7の端面部よりも前方に位置しており、そのリング9の後端部は、前軸7の前端開口部よりも大径なツバ部9aが形成されている。そして、そのツバ部9aは、前軸7の先端面7dと当接し、且つ、前記チャック8のテーパー面8aと前記リング9の内径部9bと当接しているため、前記チャック8やテーパースライド10の前軸7から後方へ向けての脱落が防止されている。
この時、前記スプリング11は、圧入固定されて一体となったチャック8とテーパースライド10を常に後方へ向けて付勢している。これによって、前記前軸7とテーパースライド10の間にスプリング11が配置されているので前方へも脱落しないようになっている。
前記芯13はテーパースライド10の内径部10bに複数本内蔵されている。つまり、テーパースライド10の内径部が、芯の収納部となっている。その芯13は前記内径部10bの前方部を経てチャック8の内径部8bに達している。そして、そのチャック8が芯13の外周面13aを把持しているが、その把持動作は前記スプリング11がチャック8を後方に付勢することにより、チャック8がリング9によって閉鎖せしめられることによってなされる。
それと同時に前記テーパースライド10のカム面10aと当接しているノックボタン12のカム面12bによって前軸7の開口部7aに沿ってノックボタン12が軸線方向から垂直方向へ移動する。
この時、カム面10cを配置したことにより、芯を把持していない場合であっても、ノックボタン12が傾斜したカム面10aの頂部に位置してしまう危険性がなくなり、即ち、ノックボタン12がカム面10aの頂部に位置してしまうと押圧することができなくなり、芯の繰り出しができなくなってしまうことが防げるのである。これにより、芯がない状態でも軽快にノック動作が行える。
さらに、前記回転軸16の下方には、凸部16cが形成されており、その凸部16cは後軸14の内径部14dに対して軽く圧入されている。つまり、回転軸16と後軸14との相対的な回転は、前記凸部16cの内径部14dに対する軽圧入により摩擦抵抗が付与された状態での回転動作となるのである。この摩擦抵抗が付与されることによって、字消し時、消しゴム18が容易には没入しないようになっている。前記消しゴム受け17は回転軸16に内包され、且つ、前記回転軸16の案内溝16dには消しゴム受け17の凸部17aが摺動可能に嵌り込んでいる。
そして、前記前軸7と前記回転軸16とを相対的に回転させることによって、消しゴム受け17は螺旋状に回転しながら軸線方向を摺動し、前記消しゴム18が出没することが可能となる。
その角度差をつけている理由としては、芯を把持していない場合であっても、ノックボタン12が傾斜したカム面10aの頂部に位置してしまう危険性がなくなり、即ち、ノックボタン12がカム面10aの頂部に位置してしまうと押圧することができなくなってしまうが、本発明の構成を採れば芯の繰り出しが行えなくなってしまう状態を防止できるのである。これにより、芯がない状態でも軽快にノック動作が行える。
また、部品の寸法上のばらつきや組立上のばらつきによりテーパースライド位置が軸線方向の前後にばらついてしまう可能性もある。これらのばらつきを吸収するためも角度差を設けている。本実施例では2つの異なるカム面を設けているが、3つ以上形成しても良い。
さらに、本実施例では、カム面10cを前方に位置するカム面10aのみに設けているが、後方のカム面10aに、或いは、双方のカム面10aに設けても良い。尚、前方のカム面10aに設ける理由としては、前軸7を把持した状態でノックボタン12を押圧する際、後方のカム面10aに作用する力よりも前方のカム面10aにより多くの力が作用するからである。
さらに、テーパースライド21の前方には、デビットカム機構23などの出没機構が配置されている。そのデビットカム機構23は、摺動子23aやその摺動子23aの前方に噛合した回転子23bなどから構成されている。そして、その回転子23aの前端面は、前記ボールペン体20の前方に形成された膨出部20aに当接している。その膨出部20aの前方には、ボールペン体2などを後方に向けて付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材24が配置されている。
本例においても、カム面21aの頂部にそのカム面21aよりも小さな角度のカム面21bが形成されているため、仮に、テーパースライド21などに寸法上のばらつきが発生したとしてしまってもスムーズにノックボタンの押圧操作を行うことができる。
2 前軸部
3 後軸部
4 ステンパイプ
5 戻り止め
6 先金
6a 雌ねじ部
7 前軸
7a 雄ねじ部
7b 開口部
7c 平面部
7d 先端面
7e 4点リブ
8 チャック
8a テーパー面
8b 内径部
9 リング
9a ツバ部
9b 内径面
10 テーパースライド
10a カム面
10b 内径部
10c カム面
11 スプリング
12 ノックボタン
12a ツバ部
12b カム面
12c 角部
13 シャープペンシル芯
13a 外周面
14 後軸
14a クリップ受け部
14b 後端面
14c 係止部
14d 内径部
14e 螺旋溝部
14f 全周凹部
15 クリップ
16 回転軸
16a 段部
16b 凹部
16c 凸部
16d 案内溝
17 消しゴム受け
17a 凸部
17b 突起部
17c 係止部
18 消しゴム
18a 係止部
19 軸筒
20 ボールペン体
21 テーパースライド
21a カム面
21b カム面
22 ノックボタン
23 デビットカム機構
23a 摺動子
23b 回転子
24 弾撥部材
Claims (4)
- 軸筒の側面に開口部が形成され、その開口部にノックボタンが突出した状態で配置されると共に、前記軸筒の内部に筆記体繰り出し機構が配置され、その筆記体繰り出し機構の作動を前記ノックボタンの押圧操作によってなしたサイドノック式筆記具であって、前記筆記体繰り出し機構に傾斜したカム面を設けると共に、そのカム面に係合する前記ノックボタンに係合部を設けたサイドノック式筆記具において、前記カム面を異なる傾斜角度を有する複数のカム面から構成すると共に、その複数のカム面のうち、頂部側のカム面の傾斜角度をその頂部側のカム面に連続するカム面の傾斜角度よりも小さく形成し、また、前記頂部側のカム面の長さをその頂部側のカム面に連続するカム面の長さよりも短くしたことを特徴とするサイドノック式筆記具。
- 前記ノックボタンの係合部を傾斜面としたことを特徴とする請求項1記載のサイドノック式筆記具。
- 前記筆記体繰り出し機構にシャープペンシルの芯を収納すると共に、その鉛筆芯を筆記体繰出し機構によって繰り出したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載のサイドノック式筆記具。
- 前記軸筒の後部に消去具を配置したことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のサイドノック式筆記具
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