JP5433537B2 - 橋座構造体の施工方法 - Google Patents

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本発明は、橋梁を支承するための橋座構造体の施工方法に関する。更に詳しくは、橋梁等の上部構造体による自重による鉛直力が作用しない位置にある、コンクリート橋台部位のコンクリートの体力を増すために鉛直力を負荷するための、橋座構造体の施工方法に関する。
橋梁(橋)の橋座は、支承部を介して橋梁の上部構造体を支持し、橋梁をコンクリート橋台に固定させるものである。この橋座部は、橋梁の上部構造体を直接、或いは間接に支承している部位である。即ち、橋梁の橋座部は下部構造体に位置しており、この橋座は上部構造体の自重を鉛直方向に直接受けて支持する構成の橋座と、水平方向に弾性体を介して上部構造体を水平方向の動きを規制して離間(隙間)して支持する橋座や、アンカー構造で上部構造体を支持する橋座、鉛直方向に対しては上部構造体の自重を直接受けて支持しない構造の橋座部等がある。これらの橋梁の橋座は、種々の構造のものが提案され公知である(例えば特許文献1,2,3参照)。
特開平7−54407号公報 特開2007−332665号公報 特開平10−159022号公報
前述したように橋梁の橋座部の構成は従来から種々の構造のものが公知であるが、本発明の理解を容易にするため従来技術の構造との比較で説明する。例えば、図5に示す橋梁の例で説明すると、この図5の構成体は変位吸収構造付の水平ゴム支承形式の橋梁の橋50を示している。即ち、橋軸の直角方向の構成を示したものである。この橋50は、両端に2つの脚部50a,50bが配置され、コンクリート橋台51上に設置されている。コンクリート橋台51は、両端に配置された矩形の鋼板でできた橋座52により、橋50を直接的に鉛直方向の荷重を支承している。
即ち、橋50の両端は、鉛直方向の橋梁の自重をコンクリート橋台51で直接的に支承されている。このために、コンクリート橋台51に、橋座52を介して橋梁の自重が直接的に鉛直力Fとして作用していることになる。一方、橋50の中央部は、水平方向の変位吸収構造の支承装置が配置されており、この支承装置は構造的には、橋50がコンクリート橋台51上の橋座53上に離間して設置されている。橋50の中央部のこの支承装置は、水平方向(橋軸直角方向)にはゴム体54a,54bを介してその移動変位を吸収できる構成になっている。
ゴム体は、橋座53側に上下方向に取り付けられるゴム体54aと、水平方向の作用位置に設けられたゴム体54bで構成されている。水平方向の変位は、この2つのゴム体で吸収するようになっている。言い換えると、橋50の中央部では水平方向の動きは、前述のようにゴム体54a,54bの変位で吸収できることで規制されるものの、鉛直方向は図に示すようにこの支承部は上部構造体の支承部とは隙間Xを有しており、下部の支承部とは離間している。従って、橋50の本体の自重、言い換えると鉛直方向の荷重は、橋座53に負荷しない構造になっている。
これは地震等の災害時に発生する不慮の外力に対応した構成であり、両側の支承部には、鉛直力を受けて支持しつつ、中央部で水平方向の動きを規制することにより、橋梁の安全確保、損壊防止、橋の落下防止等のための構成としたものである。このような橋梁の支承形式においては、特に中央部分は、前述のようにコンクリート橋台51上に、橋50等の上部構造体の重量を直接支承しない構造になっている。一方、コンクリート橋台51は、屋外設置の構造物である関係上、常に劣悪な自然環境に晒されている。このため、むき出しになった橋座部は水がたまりやすく狭隘なため、この設計を行う際には橋座部に適切な排水のために勾配をつける等の配慮が求められる。
この橋座部は、支承により上部構造を支持する箇所であるため、地震時等に大きな水平力が作用し、橋座部のコンクリートが破壊した場合には、橋桁の沈下や落橋につながる可能性がある。国交通省の設計指針として、そのために橋座部の耐力の算定のための式が載荷実験により定められている。
bt=P + P …(1)
=0.32α√σck・A …(2)
ただし、Pbt:橋座部の耐力(N)、P:コンクリートの負担する耐力、P :補強筋の負担する耐力(N)、α:コンクリートの負担分を算出するための係数、σck:鉛直力による支承下面の支圧応力度(N/mm)。支承に作用する死荷重(橋梁自体の重量による荷重)反力を下鋼板の面積で除した値である。
実験により、αは、σn/√σckとほぼ正比例関係にあるので、死荷重に相当する圧力で橋座部を加圧したほうが橋座部の耐力(Pbt)が大きくなることが前式から理解できる。本実施の形態は、この死荷重に相当する圧力を橋座部に与えるための構造である。ただし、σ:鉛直力による支承下面の支圧応力度(N/mm)。支承に作用する死荷重反力を下鋼板の面積で徐した値とする。
この中央部の水平ゴム支承部は、図5に示すように支承部に設置されたゴム体54a,54bに対し、上部構造体側が下部構造体と水平方向の相対変位が可能にその範囲を規制し取り付けられ、変位吸収構造体として構成されている。又、上部構造体は前述したように、所定寸法離間して設置されている。詳述すると、地震等の災害でこの橋梁に外部力が加わった場合には、上部構造体はコンクリート橋台51に対し水平方向にはゴム体54a,54bが弾性力に抗して変位し、上部構造体の顎部55でその水平方向の移動範囲が規制される。
従って、上部構造体は、この変位吸収構造付水平ゴム支承により、水平方向の動きが規制され、コンクリート橋台51から外れ落下する等の事故のおそれはない。この中央部の構成の上部構造体と下部構造体とは、相対的に水平方向の動きを制限する形で設置されている。この構造であると、ゴム体54a,54bを支承している中央部の橋座53は、ゴム体54a,54bを支承しているのみで、コンクリート橋台51にはゴム体54aと取り付け部の重量のみが付加しており、上部構造体から死荷重である圧縮力は作用していない。
前述した理由により、コンクリート橋台51に死荷重程度の圧縮力を加えると、橋座部の耐力(Pbt)を設計上大きくとることができる。図5に示した橋のように、鉛直力を直接受けている両側の脚部はコンクリートに対し、ゴム体を介して直接鉛直力を付加している構成であり、従来から橋台の種々の制約条件に対し設計上の問題点を解決し構成されている。しかし、中央部は、前述のように、上部構造体の自重は受けておらず、コンクリート橋台に対しては鉛直力としての圧縮力は作用していない。このために前述した理由により、橋座部の耐力(Pbt)を大きく取ることはできない。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたもので、下記の目的を達成する。本発明の目的は、橋梁の上部構造体の鉛直力が作用しないコンクリート橋台部位に、常時鉛直力としての圧縮力を作用させる構成にし、橋座部の耐力を大きく取ることできる橋座構造体の施工方法を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために次の手段をとる。
本発明1の橋座構造体の施工方法は、
コンクリート橋台(7)に取り付けられ、鉛直方向に橋梁の死荷重である鉛直力が前記コンクリート橋台に作用しない部位の橋座構造体であって、前記コンクリート橋台に埋設固定される支持部材(6,21)と、この支持部材に固定される上側パネル(2,20)と、前記上側パネルに対向し前記コンクリート橋台に接触設置される下側パネル(4,23)と、前記上側パネルと前記下側パネルとの間に挟持され弾性力を有する弾性体(3,22)となる橋座構造体の施工方法であって
前記上側パネルと前記下側パネルとに跨って設けられ、前記弾性体を弾性力に抗して圧縮方向に力を作用させて圧縮させるとともに、前記下側パネルを前記コンクリート橋台に設置後は圧縮を解除するように構成される圧縮部材(5)を用いて施工を行うことを特徴とする
本発明2の橋座構造体の施工方法は、本発明1において、前記弾性体は弾性ゴムであることを特徴とする。
本発明3の橋座構造体の施工方法は、本発明1において、前記支持部材はアンカーであることを特徴とする。
本発明4の橋座構造体の施工方法は、本発明3において、前記上側パネルは、前記アンカーに固定部材を介して固定されていることを特徴とする。
本発明の橋座構造体の施工方法は、本発明1ないし4の橋座構造体の施工方法において、前記圧縮部材はボルトであることを特徴とする。
本発明の橋座構造体の施工方法は、橋梁の上部構造体の鉛直力が作用しないコンクリート橋台部位に、常時密着状態で鉛直方向に圧縮力を作用させる構成のものを設置できるようにした。このためこのコンクリート橋台には、常に長期間に亘って圧縮力が作用し、コンクリートの耐力を大きくとる設計が可能になった。
図1は、本発明の橋座構造体の実施の形態を示し、コンクリート橋台に設置した構成の断面図である。 図2は、コンクリート橋台に設置する前の仮組構造体の断面図である。 図3は、他の実施の形態の橋座構造体を示し、コンクリート橋台に設置した構成の断面図である。 図4は、図3の構体の部品展開図である。 図5は、従来構成による橋梁の支持構成を示す正面図である。 図6は、他の実施の形態の橋座構造体を示し、コンクリート橋台に設置した構成の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。本発明の基本構成は、橋梁の上部構造体による鉛直力が作用していない部位の橋座に、鉛直力を発生させて、コンクリート橋台に常時圧縮力を作用させる橋座にしたことにある。具体的には、前述の図5に示すコンクリート橋台上の中央部位の橋座53を、コンクリートの耐力を維持させる構造になるように開発し創案したものである。
図1の橋座構体1は、本発明の基本形態をなすもので、アンカー6が設置されているコンクリート橋台7上に、本実施の形態である構体を設けた橋座部分の断面図である。この構体の基本部分は、上部の上側パネル2に対し弾性ゴム3を下側パネル4で固定ボルト5により挟持し圧縮変形させた構成である。上側パネル2と下側パネル4は、弾性ゴム3を圧縮させるための圧縮パネルである。2つのパネルで弾性ゴム3を挟持し、弾性力に抗して固定ボルト5により圧縮させたままの構体であるが、これは図2に示すように設置前の仮の構体である。以下、「仮組構体S」と称す。
コンクリート橋台7にはアンカー6が埋設されていて、コンクリートと一体化されている。図1は、アンカー6がコンクリート橋台7に埋設し固定された状態の構成を表示している。この仮組構体Sは、図1に示すような状態で施工される。仮組構体Sのアンカー6と固定板8は、予め溶接により工場、現場等で固定されている。また、仮組構体Sは、図2に示すように、コンクリート橋台7に設置される前に、工場等で圧縮部材である固定ボルト5により上側パネル2と下側パネル4の間で挟持して弾性ゴム3を圧縮させ固定されている。
この状態の仮組構造体Sをコンクリート橋台7上に設置することになるが、このとき下側パネル4はコンクリート橋台7表面に接触し密着して配置する。アンカー6が既に埋設されコンクリートと固化し一体となっているので、上側パネル2をこのアンカー6に穴を通してはめ込み、位置決めした後に固定板8を介して上側パネル2とアンカー6が一体となるように溶接して固定する。又は、予め固定板8とアンカー6が一体に溶接されているものを、コンクリート橋台7に埋め込み固定する施工方法であっても良い。
以上説明した構成は、アンカー6と仮組構造体Sを個別に取り付けることで説明したが、アンカー6をコンクリート橋台7に取り付けるときに、仮組構造体Sを含めて一体化した状態で取り付けるようにしてもよい。この場合は、固定板8を予めアンカー6に溶接しておき、さらに固定板8を仮組構造体Sにも溶接し一体化させておく。この一体化は工場等で予め行っておくことができる。この結果、取り付け前にアンカー6と仮組構造体Sとは位置調整の必要がなくコンクリート橋台7に取り付けることができ、能率のよい作業ができる。
他の実施の形態として、図6に示すようにアンカー側にオネジ31を設け、固定板側にメネジを設けて噛み合わせる構成も可能である。この場合、固定板側は2つの部材のナット体32とし、いわゆるダブルナット締めによる固定構成となる。この構成であると、アンカー6をコンクリート橋台7に取り付けた後であっても、仮組構造体Sの高さ位置調整は可能となる。
又、以上説明した本実施の形態では、弾性体を弾性ゴム3として説明したが、弾性体は皿バネ等のバネ体であってもよい。この場合には、2つのパネル2,4の間にバネ体を設けることになる。例えば図示していないが、弾性力の強い1枚の皿バネであってもよく、複数の皿バネの組み合わせの構造体であってもよい。
又、予め上側パネル2に前述のアンカー6に相当する埋設部材が固定されている場合は、コンクリートに予め設けられた挿入穴に、埋設部材の設けられた仮組構造体Sの埋設部材を挿入し、コンクリートで固化させ固定する。このようにすることで、仮組構造体Sはコンクリート橋台7に密着状態で取り付けられる。このようにして上側パネル2が固定化され、コンクリート橋台7と位置決めし相対関係を維持して固定されると、次にボルトを緩め仮組構造体Sから外す。
この固定ボルト5を外すことにより、弾性ゴム3は開放され、弾性ゴム3の弾性力により、上側パネル2に対し反発し下側パネル4を離す方向に、即ち、下側パネル4をコンクリート橋台7に押し付ける方向に弾性力が作用する。このことにより、コンクリート橋台7には常に弾性ゴム3の弾性力が作用する。このように仮組構造体Sを取り付け固定ボルト5を外した後であっても、仮組構造体Sの外形上の形状変化はない。
しかし、この時点でコンクリート橋台7の表面には鉛直方向に鉛直力Gが作用し、コンクリート橋台7を押圧し圧縮している。図1の構成は、固定ボルト5が取り付けられたままの状態を示しているが、上方に支承体が設けられる等の実施形態においては取り外される。又、アンカー6は上方に突き出た構成になっているが、上方の構造物に係合させ水平方向の移動規制に利用は可能であり、もし不要の場合には上部を切断してもよい。
図3は他の実施の形態を示したものであり、上側パネル20にアンカーに相当し、コンクリート内に埋設される引っ張りボルト21を固定した構成の橋座構造体の断面図である。この構成は、前述したものと同様の仮組構体Sをコンクリート橋台7上に設置し、引っ張りボルト21を予め空けられているコンクリート穴に埋設し、位置が定まったときにコンクリートを流し込み、この引っ張りボルト21とコンクリートとを一体化させる。引っ張りボルト21とコンクリートとが固化し一体化された後に固定ボルト5を外す。
この場合も仮組構造体Sは、図4の部品展開図に示すように、上側パネル20に弾性ゴム22を下側パネル23で挟持し、固定ボルト5により圧縮固定したものである。本実施の形態では、上側パネル20と引っ張りボルト21、及び下側パネル23とアンカーボルト24は、工場で溶接により予め一体に固定されている。固定ボルト5を外すことで前述したものと同様に、上側パネル20に反発し、弾性ゴム22の弾性力で下側パネル23を押圧し、コンクリート橋台7に鉛直力Gが作用する。アンカーボルト24は下側パネル23に挿入され、下側パネル23の水平方向の移動を規制している。
固定ボルト5が外され下側パネル23が弾性ゴム22の弾性力でコンクリート橋台7へ押圧されるとき、引っ張りボルト21には引っ張り力が働く。これが上側パネル20を上方へ持ち上げようとする力になり反発力として作用する。前述したように上側パネル20はこの引っ張りボルト21を介してコンクリート橋台7と一体になっているので、弾性力は反発を受けて下側パネル23をコンクリート橋台7へ押し付ける鉛直力Gとなる。図3の構成も固定ボルト5の取り付けられた構成となっているが、使用状態においては取り外される。
このような構成により、橋梁の鉛直支持部でない部位に対してもコンクリート橋台の表面に圧縮力を加えることができ、コンクリートが負担する耐力(Pc)を大きくできる。この実施の形態の構成は、橋梁の上部構造体による鉛直力の生じていない部位の橋座として、変位吸収構造付水平ゴム支承部に適用して説明したが、圧縮力を加える必要がある場合には、コンクリート橋台上のどの部位であっても本構体の設置は可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこの形態に限定されることはなく、本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能なことはいうまでもない。例えば、固定ボルト5は、ネジにより上側パネルと下側パネルの固定であったが、ネジではなく、クリップ、万力等による圧縮手段であっても良い。
1…橋座構
2、20…上側パネル
3、22…弾性ゴム
4、23…下側パネル
5…固定ボルト
6、24…アンカー
7…コンクリート橋台
8…固定板
21…引っ張りボルト
S…仮組構

Claims (5)

  1. コンクリート橋台(7)に取り付けられ、鉛直方向に橋梁の死荷重である鉛直力が前記コンクリート橋台に作用しない部位の橋座構造体であって、前記コンクリート橋台に埋設固定される支持部材(6,21)と、この支持部材に固定される上側パネル(2,20)と、前記上側パネルに対向し前記コンクリート橋台に接触設置される下側パネル(4,23)と、前記上側パネルと前記下側パネルとの間に挟持され弾性力を有する弾性体(3,22)とからなる橋座構造体の施工方法であって
    前記上側パネルと前記下側パネルとに跨って設けられ、前記弾性体を弾性力に抗して圧縮方向に力を作用させて圧縮させるとともに、前記下側パネルを前記コンクリート橋台に設置後は圧縮を解除するように構成される圧縮部材(5)を用いて施工を行う
    ことを特徴とする橋座構造体の施工方法。
  2. 請求項1に記載された橋座構造体の施工方法において、前記弾性体は弾性ゴムである
    ことを特徴とする橋座構造体の施工方法
  3. 請求項1に記載された橋座構造体の施工方法において、前記支持部材はアンカーである
    ことを特徴とする橋座構造体の施工方法
  4. 請求項3に記載された橋座構造体の施工方法において、前記上側パネルは、前記アンカーに固定部材を介して固定されている
    ことを特徴とする橋座構造体の施工方法
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載された橋座構造体の施工方法において前記圧縮部材はボルトである
    ことを特徴とする橋座構造体の施工方法。
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